JPH08129890A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH08129890A
JPH08129890A JP6268925A JP26892594A JPH08129890A JP H08129890 A JPH08129890 A JP H08129890A JP 6268925 A JP6268925 A JP 6268925A JP 26892594 A JP26892594 A JP 26892594A JP H08129890 A JPH08129890 A JP H08129890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
input
register
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6268925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3577119B2 (ja
Inventor
Tomohisa Wada
知久 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26892594A priority Critical patent/JP3577119B2/ja
Publication of JPH08129890A publication Critical patent/JPH08129890A/ja
Priority to US08/833,178 priority patent/US6115280A/en
Priority to US09/213,279 priority patent/US6181612B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3577119B2 publication Critical patent/JP3577119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1006Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/1018Serial bit line access mode, e.g. using bit line address shift registers, bit line address counters, bit line burst counters

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バースト動作を行なう半導体記憶装置におい
て、メモリセルアレイ部の動作速度と無関係に読出動作
を高速化することである。 【構成】 メモリセルアレイ1が複数のメモリブロック
M0〜M3に分割されている。各々がそれらの複数のメ
モリブロックM0〜M3のそれぞれに対応する複数の出
力データ保持ブロックA0〜A3またはB0〜B3を有
する複数の出力レジスタ5Aおよび5Bが設けられる。
出力レジスタ5Aまたは5Bには、メモリセルアレイ1
から交互にデータが転送される。そして、バーストカウ
ンタ部8のカウント結果に基づいて、複数の出力レジス
タ5Aおよび5Bにおいて保持されたデータが交互にバ
ースト出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バースト動作するこ
とが可能な半導体記憶装置に関し、特に、たとえば、キ
ャッシュメモリ等に使用される高速の半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】クロック入力を受けて動作するアドレス
カウンタを有し、メモリセルアレイのメモリセルから読
出されたデータをそのアドレスカウンタのカウント結果
に従って出力する、いわゆるバースト出力が可能な半導
体記憶装置が従来から用いられている。
【0003】図12は、バースト動作が可能な従来のS
RAMの構成を示すブロック図である。図12を参照し
て、このSRAMは、メモリセルアレイ1、デコーダ
2、ビット線プリチャージ回路3、センスアンプ・ライ
トドライバ4、レジスタ21,23、リード・ライト制
御回路22およびバーストカウンタ部80を含む。
【0004】メモリセルアレイ1は、複数のメモリセル
MC,MC,…、複数のワード線11,11,…および
複数のビット線対12,12,…を含む。複数のメモリ
セルMC,MC,…は複数行および複数列に配置され、
各々がデータを記憶する。
【0005】各メモリセルMCは、2つのアクセストラ
ンジスタ13および14、2つのドライバトランジスタ
15および16ならびに2つの負荷抵抗17および18
を含む。アクセストランジスタ13,14およびドライ
バトランジスタ15,16の各々のトランジスタは、N
チャネルMOSトランジスタよりなる。負荷抵抗17お
よび18の各々は、抵抗素子、PチャネルMOSトラン
ジスタまたは薄膜トランジスタよりなる。
【0006】電源電位を受ける電源ノードN1と、接地
電位を受ける接地ノードN2との間には、負荷抵抗17
およびドライバトランジスタ15が直列に接続され、負
荷抵抗18およびドライバトランジスタ16も直列に接
続される。ドライバトランジスタ15および16は、ゲ
ート電極と、ドレイン電極とが交差接続される。
【0007】アクセストランジスタ13は、ワード線1
1に接続されたゲート電極を有し、1組のビット線対1
2,12の一方と、負荷抵抗17およびドライバトラン
ジスタ15の間の接続ノード(記憶ノード)との間に接
続される。
【0008】アクセストランジスタ14は、ワード線1
1に接続されたゲート電極を有し、前述の1組のビット
線対12,12の他方と、負荷抵抗18およびドライバ
トランジスタ16の間の接続ノード(記憶ノード)との
間に接続される。
【0009】ワード線11,11,…は、1行に並んだ
メモリセルを選択するためのものである。ビット線対1
2,12,…は、ワード線11によって選択されたメモ
リセルMCの読出データおよび書込データを転送するた
めのものである。
【0010】入力ピン91は、外部からクロック信号C
LKを受ける。入力ピン93は、外部からアドバンス信
号ADVを受ける。入力ピン94は、外部からアドレス
ストローブ信号ADSを受ける。入力ピン100は外部
から外部アドレス信号EXT.ADDを受ける。入力ピ
ン101は、外部から読出・書込制御信号/WEを受け
る。
【0011】バーストカウンタ部80は、ANDゲート
81および82、レジスタ83ならびにバーストカウン
タ84を含む。ANDゲート81は、アドバンス信号A
DVおよびクロック信号CLKを受け、それらの信号の
論理和を示す信号を出力する。ANDゲート82は、ア
ドレスストローブ信号ADSおよびクロック信号CLK
を受け、それらの信号の論理和を示す信号を出力する。
【0012】レジスタ83は、ANDゲート82の出力
信号および外部アドレス信号EXT.ADDを受ける。
そして、レジスタ83は、ANDゲート82の出力信号
に応答して、外部アドレス信号EXT.ADDをバース
トカウンタ部80内に取込む。レジスタ83に取込まれ
たnビットのアドレスは、kビットのアドレスと、(n
−k)ビットのアドレスとに分離される。
【0013】バーストカウンタ84は、2進カウンタで
あり、ANDゲート81および82のそれぞれの出力信
号と、分離されたkビットのアドレスとを受ける。そし
て、バーストカウンタ84は、ANDゲート82の出力
信号に応答してkビットのアドレスをロードし、AND
ゲート81の出力信号に応答して、kビットのアドレス
の値をインクリメントする。
【0014】バーストカウンタ84のカウント結果を示
すkビットのアドレスは、分割された(n−k)ビット
のアドレスと合流され、その結果としてnビットの内部
アドレス信号になってデコーダ2に供給される。デコー
ダ2は、供給されたnビットの内部アドレス信号IN
T.ADDに応答して1つのワード線11を選択する。
【0015】レジスタ21は、クロック信号CLKおよ
び読出・書込制御信号/WEを受ける。レジスタ21
は、クロック信号CLKの立上りエッジに応答して読出
・書込制御信号/WEを取込む。読出・書込制御信号/
WEは、Lレベルの場合に書込状態を示し、Hレベルの
場合に読出状態を示す。リード・ライト制御回路22
は、レジスタ21によって取込まれた読出・書込制御信
号/WEに応答して、ビット線プリチャージ回路3およ
びセンスアンプ・ライトドライバ4を制御するための制
御信号を出力する。
【0016】ビット線プリチャージ回路3は、リード・
ライト制御回路22からの制御信号に応答して、読出動
作に先立ってビット線対12,12を所定のHレベルに
プリチャージする。センスアンプ・ライトドライバ4
は、リード・ライト制御回路22からの制御信号に応答
して、次のような動作を行う。
【0017】すなわち、読出動作時においてセンスアン
プ・ライトドライバ4は、外部からデータ入出力ピン9
を介してレジスタ23に取込まれた入力データDIを、
ビット線対12,12に転送する。
【0018】このような構成の従来のSRAMの特徴的
な動作は次のとおりである。すなわち、アドバンス信号
ADVがHレベルになると、クロック信号CLKの立上
りエッジごとにバーストカウンタ84におけるアドレス
がインクリメントされる。それにより、内部アドレス信
号INT.ADDがインクリメントされるので、デコー
ダ2によって、異なるワード線11が順次選択される。
【0019】次に、図12のSRAMにおける読出動作
を説明する。図13は、図12のSRAMの読出動作時
における各部の動作波形を示すタイミングチャートであ
る。
【0020】図12および図13を参照して、読出動作
時においては、読出・書込制御信号/WEがHレベルに
固定される。クロック信号CLKが立上りエッジになっ
たときに、アドレスストローブ信号ADSがHレベルに
なると、外部アドレス入力信号EXT.ADDがレジス
タ83に取込まれる。
【0021】そして、クロック信号CLKが立上りエッ
ジであり、かつ、アドバンス信号ADVがHレベルにな
るごとに、外部アドレス信号EXT.ADDが示すアド
レスAnに基づく内部アドレス信号INT.ADDが示
すアドレスが、バーストカウンタ84によってAn,A
n+1,An+1,…のようにインクリメントされる。
【0022】それによって、クロック信号CLKの各サ
イクルごとに異なるワード線11が選択される。このた
め、出力データDOは、Qn,Qn+1,Qn+2,…
の順に変化する。これにより、メモリセルアレイ1のメ
モリセルMC,MC,…に記憶されたデータがバースト
出力される。
【0023】次に、図12のSRAMにおける書込動作
を説明する。図14は、図12のSRAMの書込動作時
における各部の動作波形を示すタイミングチャートであ
る。
【0024】図12および図14を参照して、書込時に
おいては、読出・書込制御信号/WEが、読出時と異な
り、パルス信号になる。さらに、入力データDI(D
n,Dn+1,Dn+2,…)が、パルス信号である読
出・書込制御信号/WEに同期して入力される。
【0025】外部アドレス信号EXT.ADDが示すア
ドレスAnに基づく内部アドレスInt.ADDは、読
出動作の場合と同様に変化する。このため、入力データ
DIが、Dn,Dn+1,Dn+2,…の順に、メモリ
セルアレイ1におけるメモリセルMC,MC,…に書込
まれる。
【0026】次に、バースト動作を行なうことが可能な
従来のその他の半導体記憶装置について説明する。ここ
では、特に、その従来の半導体記憶装置のうちの読出回
路の部分について説明する。
【0027】図15は、バースト動作が可能なその他の
従来のSRAMの構成を示すブロック図である。この図
15において、図12と共通する部分には同一の参照符
号を付し、その説明を省略する。
【0028】図15の半導体記憶装置が図12のものと
異なるのは、バーストカウンタ部80が設けられていな
いこと、出力レジスタ5、マルチプレクサ7、バースト
カウンタ部8および内部レジスタ20が設けられている
こと、ならびにメモリセルアレイ1が複数のメモリブロ
ックM0〜M3に分割されていることである。
【0029】メモリセルアレイ1は、複数のメモリセル
(図12のメモリセルMC,MC,…参照)が複数列単
位の複数(ここでは4つ)のメモリブロックM0〜M3
に分割されている。この場合は、たとえばメモリセルア
レイ1が72ビット単位で4つのメモリブロックM0〜
M3に分割されている。したがって、この図15におい
ては、72ビットのデータが1塊で示される。
【0030】データ入出力ピン9は、メモリセルアレイ
1内の1本のワード線11を選択するためのメモリアド
レス入力信号MADDを受ける。内部レジスタ20は、
メモリアドレス信号MADDを所定のタイミング(たと
えばアドレスストローブ信号ADSに同期するタイミン
グ)で取込み、その取込んだアドレスを内部アドレス信
号INT.ADDとしてデコーダ2に供給する。
【0031】デコーダ2は、内部アドレス信号INT.
ADDに応答して、メモリセルアレイ1内の1本のワー
ド線11を選択する。センスアンプ41は、いわゆるラ
ッチ型のセンスアンプであり、図12におけるセンスア
ンプ・ライトドライバ4の一部を構成するものである。
【0032】センスアンプ41には、ワード線11の選
択によってメモリブロックM0〜M3のそれぞれから同
時に読出されたデータがビット線(図2参照)上を一括
して伝達される。センスアンプ41は、伝達されたデー
タをそれぞれ増幅する。
【0033】出力レジスタ5は、センスアンプ41によ
って増幅された複数のデータをそれぞれ記憶保持する複
数のDフリップフロップによって構成される。この出力
レジスタ5においては、複数のDフリップフロップがメ
モリセルアレイ1のメモリブロックM0〜M3のそれぞ
れに対応して4つのデータ保持ブロック50〜53に分
割されている。出力レジスタ5のデータ保持プロセス5
0〜53の各々は、転送信号TRを受け、その信号TR
に応答してデータを記憶保持する。
【0034】入力ピン92は、出力レジスタ5における
データ保持ブロック50〜53のうちの1つを選択する
ための外部チャンクアドレス信号EXT.CHAを受け
る。
【0035】バーストカウンタ部8は、外部チャンクア
ドレス信号EXT.CHAを図12の外部アドレス信号
EXT.ADDの代わりに受ける他は、図12のバース
トカウンタ部80と同様の構成を有する。したがって、
ここでは、バーストカウンタ部8の詳細な構成について
の説明を省略する。
【0036】バーストカウンタ部8は、外部チャンクア
ドレス信号EXT.CHAにより指定された値をクロッ
ク信号CLKに応答してインクリメントする。そのイン
クリメントされたカウント結果が内部チャンクアドレス
信号INT.CHAである。
【0037】マルチプレクサ7は、出力レジスタ5に保
持された4組の72ビットのデータのうちの1組の72
ビットのデータを、内部チャンクアドレス信号INT.
CHAに応答して選択して出力する。すなわち、マルチ
プレクサ7は、バーストカウンタ部8のカウント結果に
応答して、出力レジスタ5におけるデータ保持ブロック
50〜53のうちの1つのデータ保持ブロックを選択す
る。
【0038】これにより、マルチプレクサ7は、内部チ
ャンクアドレス信号INT.CHAに応答して、データ
保持プロセス50〜53にそれぞれ保持された4組の7
2ビットのデータを順次データ入出力ピン9に転送す
る。
【0039】このような構成により、図15のSRAM
では、読出時においてバースト動作が実行される。
【0040】次に、図15のSRAMの読出動作を詳細
に説明する。図16は、図15のSRAMの読出動作時
における各部の動作波形を示すタイミングチャートであ
る。この図16のタイミングチャートにおいては、クロ
ック信号CLKの1サイクルごとにサイクル番号1,
2,3,…が付される。
【0041】図16を参照して、メモリアドレス信号M
ADDが示すアドレスAnは、クロック信号CLKの第
2サイクルにおける最初の立上りエッジに応答して内部
レジスタ20に取込まれる。そのデータの取込みに応答
して、ワード線11(WL)が第2〜第4サイクルの間
において選択状態になる。それに応答して、メモリセル
アレイ1からデータが読出され、その読出されたデータ
がセンスアンプ41で増幅される。
【0042】そして、第4サイクルにおいては、転送信
号TRが所定期間Hレベルに立上がる。それに応答し
て、第4サイクルにおいて、出力レジスタ5におけるデ
ータ保持ブロック50〜53のそれぞれにセンスアンプ
41からデータが同時に転送される。
【0043】さらに、第5サイクルにおいて、外部チャ
ンクアドレス信号EXT.CHAであるアドレスACが
バーストカウンタ部8に取込まれる。そして、バースト
カウンタ部8において、第5サイクルからカウントが開
始される。これにより、第5〜第8サイクルにわたって
内部チャンクアドレス信号INT.CHAが、Ac,A
c+1,Ac+2,…と変化する。
【0044】その結果、出力レジスタ5のデータ保持ブ
ロック50〜53にそれぞれ保持されたデータが、順
次、マルチプレクサ7からデータ入出力ピン9を介して
外部に出力される。
【0045】したがって、出力データDOは、D(A
n),D(An+1),…として示されるように、第5
サイクル〜第8サイクルにわたってバースト出力され
る。
【0046】また、メモリアドレス信号MADDとして
アドレスAnの次に入力されるアドレスAmに対応する
データの読出動作も、アドレスAnの読出動作の場合と
同様に実行される。
【0047】しかし、前のアドレスAnに関連するデー
タのバースト出力が実行されている際には、出力レジス
タ5におけるデータ保持ブロック50〜53のそれぞれ
に、前のアドレスAnに関連するデータを保持しておく
必要がある。このため、次のアドレスAmに関連するデ
ータを読出すための転送信号TRは、前のアドレスAn
に関連するデータのバースト出力が終了した後の第9サ
イクルにおいてHレベルになる。
【0048】したがって、次のアドレスAmに関連する
出力データDOのバースト出力は、D(Am),D(A
m+1),…として示されるように、前のアドレスAn
に関連するバースト出力の終了後に1サイクル待って実
行される。このように、図15に示されるSRAMにお
いても、データの読出に関するバースト動作を実行する
ことができる。
【0049】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
なバースト動作を行なう従来のSRAMにおいては、次
のような問題があった。
【0050】図12に示された従来のSRAMにおいて
は、クロック信号CLKの各サイクルごとに、ワード線
11が選択されてメモリセルアレイ1の各部が動作す
る。このため、データの出力を繰り返す周期(以下、デ
ータ転送周期と呼ぶ)を規定するクロックのサイクル時
間は、メモリセルアレイ1におけるワード線11,1
1,…、ビット線対12,12,…およびメモリセルア
レイMC,MC,…のそれぞれの動作の遅延時間によっ
て決定される。
【0051】したがって、図12のSRAMにおいて
は、動作の高速化を図るためにクロック信号CLKのサ
イクル時間を短くしようとしても、前述したメモリセル
アレイ1の各部で生じる遅延の合計時間よりもサイクル
時間を短くできない。このため、図12のSRAMで
は、メモリセルアレイ1の各部で生じる動作の遅延が動
作の高速化を阻害するという問題があった。
【0052】また、図15に示されたSRAMにおいて
は、データのバースト出力のタイミングが、メモリセル
アレイ1の各部の遅延時間とは無関係になる。このた
め、メモリセルアレイ1の各部の動作遅延がメモリ全体
の動作の高速化を阻害することはない。しかし、図15
のSRAMにおいては、前述したように、メモリセルア
レイ1から読出されたデータをバースト出力する場合
に、次のような問題が生じる。
【0053】すなわち、先のメモリアドレスAnに関連
する一連のバースト出力と、その次のメモリアドレスA
mに関連する一連のバースト出力との間に、データが出
力されない期間(データ出力の切れ目)が生じる。
【0054】このため、たとえば、4サイクルにわたる
一連のバースト出力ごとに、1サイクル期間のデータ出
力の切れ目が生じると仮定した場合には、一連のバース
ト出力を1周期とした場合のデータの転送周期が20%
長くなる。すなわち、この場合には、データの転送レイ
トが20%低下する。
【0055】このように、図15に示されたSRAMで
は、メモリセルアレイ1の各部の動作遅延による動作の
高速化の阻害は避けられるが、データの転送周期を十分
に短くすることができない。したがって、図15のSR
AMでは、結果として、動作の高速化が十分に実現でき
ないという問題があった。
【0056】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、次のような目的を有する。こ
の発明の目的は、バースト動作を行なう半導体記憶装置
において、メモリセルアレイの動作速度と無関係に動作
を十分に高速化することである。
【0057】この発明の他の目的は、バースト動作を行
なう半導体記憶装置において、メモリセルアレイの動作
速度と無関係に読出動作を高速化し、かつ、データ出力
の切れ目をなくすことである。
【0058】この発明のその他の目的は、バースト動作
を行なう半導体記憶装置において、メモリセルアレイの
動作速度と無関係に書込動作を高速化することである。
【0059】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、半導体記憶装置であって、メモリセルアレイ、複数
の出力レジスタ、出力レジスタ選択手段、カウンタ手
段、データ出力ピンおよび出力データ転送手段を備え、
その複数の出力レジスタの各々が、複数の出力データ保
持ブロックを含む。
【0060】メモリセルアレイは、複数行および複数列
に配置され、データを記憶する複数のメモリセルを有
し、それらのメモリセルが複数列単位の複数のブロック
に分割される。
【0061】複数の出力レジスタは、各々がメモリセル
アレイにおける複数のブロックから読出されたデータを
保持する。複数の出力レジスタの各々に含まれる複数の
出力データ保持ブロックは、メモリセルアレイにおける
複数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、対応す
るブロックから読出されたデータを保持する。
【0062】出力レジスタ選択手段は、複数の出力レジ
スタのうちの1つの出力レジスタを選択する。カウンタ
手段は、外部からのクロック信号を受け、そのクロック
信号に同期してカウントを行なう。データ出力ピンは、
データを外部に出力するためのものである。
【0063】出力データ転送手段は、クロック信号の複
数のサイクルにわたってデータを出力するために、出力
レジスタ選択手段により選択された出力レジスタにおけ
る複数の出力データ保持ブロックをカウンタ手段のカウ
ント結果に基づいて順次選択し、選択された出力データ
保持ブロックに保持されたデータを順次データ出力ピン
に転送する。
【0064】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の半導体記憶装置において、出力レジスタ選択手段
が、選択する出力レジスタを示すアドレス入力信号を外
部から受け、そのアドレス入力信号に応答して1つの出
力レジスタを選択する。
【0065】請求項3に記載の本発明は、半導体記憶装
置であって、メモリセルアレイ、複数の出力レジスタ、
書込レジスタ選択手段、読出レジスタ選択手段、カウン
タ手段、データ出力ピンおよび出力データ転送手段を備
え、その複数の出力レジスタの各々が、複数の出力デー
タ保持ブロックを含む。
【0066】メモリセルアレイは、複数行および複数列
に配置され、データを記憶する複数のメモリセルを有
し、それらのメモリセルが複数列単位の複数のブロック
に分割される。
【0067】複数の出力レジスタは、各々がメモリセル
アレイにおける複数のブロックから読出されたデータが
書込まれ、書込まれたデータを保持する。複数の出力レ
ジスタの各々に含まれる複数の出力データ保持ブロック
は、メモリセルアレイにおける複数のブロックのそれぞ
れに対応して設けられ、対応するブロックから読出され
たデータを保持する。
【0068】書込レジスタ選択手段は、メモリセルアレ
イから複数の出力レジスタにデータを書込む際に、その
データが書込まれる1つの出力レジスタを選択する。読
出レジスタ選択手段は、複数の出力レジスタに保持され
たデータを読出す際に、データが読出される1つの出力
レジスタを選択する。
【0069】カウンタ手段は、外部からのクロック信号
を受け、そのクロック信号に同期してカウントを行な
う。データ出力ピンは、データを外部に出力するための
ものである。
【0070】出力データ転送手段は、クロック信号の複
数のサイクルにわたってデータを出力するために、読出
レジスタ選択手段により選択された出力レジスタにおけ
る複数の出力データ保持ブロックをカウンタ手段のカウ
ント結果に応答して順次選択し、選択された出力データ
保持ブロックに保持されたデータを順次データ出力ピン
に転送する。
【0071】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の半導体記憶装置において、書込レジスタ選択手段
が、選択する出力レジスタを示す第1のアドレス入力信
号を外部から受け、その第1のアドレス入力信号に応答
して1つの出力レジスタを選択する。そして、読出レジ
スタ選択手段が、選択する出力レジスタを示す第2のア
ドレス入力信号を外部から受け、その第2のアドレス入
力信号に応答して1つの出力レジスタを選択する。
【0072】請求項5に記載の本発明は、請求項3に記
載の半導体記憶装置において、複数の出力レジスタが、
少なくとも3つ設けられ、それらのうちの1つの出力レ
ジスタに、メモリセルアレイにおけるメモリセルのデー
タが固定的に保持される。
【0073】請求項6に記載の本発明は、半導体記憶装
置であって、メモリセルアレイ、行選択手段、データ入
力ピン、入力レジスタおよび入力データ転送手段を備
え、その入力レジスタが、複数の入力データ保持ブロッ
クを含む。
【0074】メモリセルアレイは、複数行および複数列
に配置され、データを記憶する複数のメモリセルを有
し、それらのメモリセルが複数列単位の複数のブロック
に分割される。行選択手段は、メモリアドレス入力信号
を受け、そのメモリアドレス入力信号に応答して、メモ
リセルアレイにおいてアクセスするメモリセルの行を選
択する。データ入力ピンは、複数の動作サイクルにわた
って外部から入力されるデータを受ける。
【0075】入力レジスタは、データ入力ピンを介して
入力され、メモリセルアレイに書込まれるデータを保持
する。その入力レジスタに含まれる複数の入力データ保
持ブロックは、メモリセルアレイにおける複数のブロッ
クのそれぞれに対応して設けられ、各々が対応するブロ
ックに書込むためのデータを保持する。
【0076】入力データ転送手段は、制御信号を受け、
その制御信号に応答して、入力レジスタの各入力データ
保持ブロックに保持されたデータを、メモリセルアレイ
において行選択手段によって選択されたメモリセルに転
送する。
【0077】請求項7に記載の本発明は、請求項6に記
載の半導体記憶装置において、動作サイクルを規定する
クロック信号を外部から受け、そのクロック信号に同期
してカウントを行なうカウンタ手段をさらに備え、入力
レジスタが、カウンタ手段のカウント結果と、データを
保持する複数の入力データ保持ブロックとの予め定めら
れた関係に基づき、入力されるデータをカウント結果に
対応する入力データ保持ブロックに保持する。
【0078】請求項8に記載の本発明は、請求項6に記
載の半導体記憶装置において、入力レジスタが、複数の
動作サイクルの各動作サイクルにおいて入力されるデー
タを保持する入力データ保持ブロックを示すチャンクア
ドレス入力信号を外部から受け、そのチャンクアドレス
入力信号が示す入力データ保持ブロックにデータを保持
する。
【0079】請求項9に記載の本発明は、請求項6に記
載の半導体記憶装置において、複数の出力レジスタ、デ
ータ選択手段、カウンタ手段、データ出力ピンおよび出
力データ転送手段をさらに備え、その複数の出力レジス
タの各々が複数の出力データ保持ブロックを含む。
【0080】複数の出力レジスタは、各々がメモリセル
アレイにおける複数のブロックから読出されたデータを
保持する。その複数の出力レジスタの各々に含まれる複
数の出力データ保持ブロックは、メモリセルアレイにお
ける複数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、対
応するブロックから読出されたデータを保持する。
【0081】データ選択手段は、複数の出力レジスタの
各々における複数の出力データ保持ブロックに保持され
たデータおよび入力レジスタにおける複数の入力データ
保持ブロックに保持されたデータを受け、それらのうち
の1つの出力レジスタまたは入力レジスタからのデータ
を、外部から供給される読出アドレス入力信号に応答し
て選択する。
【0082】カウンタ手段は、外部からのクロック信号
を受け、そのクロック信号に同期してカウントを行な
う。データ出力ピンは、データを外部に出力するための
ものである。
【0083】出力データ転送手段は、クロック信号の複
数のサイクルにわたってデータを出力するために、デー
タ選択手段により選択されたデータを順次データ出力ピ
ンに転送する。
【0084】請求項10に記載の本発明は、半導体記憶
装置であって、メモリセルアレイ、データ入力ピン、入
力レジスタ、複数の出力レジスタ、データ出力ピン、第
1の転送手段、第2の転送手段、第3の転送手段および
第4の転送手段を備え、入力レジスタが複数の入力デー
タ保持ブロックを含み、複数の出力レジスタの各々が複
数の出力データ保持ブロックを含む。
【0085】メモリセルアレイは、複数行および複数列
に配置され、データを記憶する複数のメモリセルを有
し、それらのメモリセルが複数列単位の複数のブロック
に分割される。データ入力ピンは、複数の動作サイクル
にわたって外部から入力されるデータを受ける。
【0086】入力レジスタは、データ入力ピンを介して
入力され、メモリセルアレイのメモリセルに書込まれる
データを保持する。その入力レジスタに含まれる複数の
入力データ保持ブロックは、メモリセルアレイにおける
複数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、各々が
対応するブロックに書込むためのデータを保持する。
【0087】複数の出力レジスタは、各々がメモリセル
アレイにおける複数のブロックから読出されたデータを
保持する。その複数の出力レジスタの各々に含まれる複
数の出力データ保持ブロックは、メモリセルアレイにお
ける複数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、各
々が対応するブロックから読出されたデータを保持す
る。データ出力ピンは、データを外部に出力するための
ものである。
【0088】第1の転送手段は、データ入力ピンを介し
て入力されたデータを入力レジスタに転送する。第2の
転送手段は、入力レジスタに保持されたデータをメモリ
セルアレイの複数のブロックに転送する。第3の転送手
段は、メモリセルアレイの複数のブロックから読出され
たデータを複数の出力レジスタに転送する。第4の転送
手段は、複数の出力レジスタに保持されたデータをデー
タ出力ピンに転送する。
【0089】請求項11に記載の本発明は、請求項10
に記載の半導体記憶装置において、第2の転送手段によ
るデータの転送動作または第3の転送手段によるデータ
の転送動作と、第1の転送手段によるデータの転送動作
または第4の転送手段によるデータの転送動作とが同時
に行なわれる。
【0090】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、メモリセル
アレイにおける複数のブロックから読出されたデータ
が、複数の出力レジスタの各々における対応するデータ
保持ブロックに保持される。
【0091】出力レジスタ選択手段によって1つの出力
レジスタが選択される。選択された出力レジスタにおけ
る複数のデータ保持ブロックに保持されたデータは、出
力データ転送手段によってデータ出力ピンに転送され
る。そのデータの転送は、出力データ転送手段が、カウ
ンタ手段のカウント結果に応答して複数のデータ保持ブ
ロックのデータを順次選択することにより行なわれる。
【0092】これにより、メモリセルアレイにおける複
数のブロックから読出されたデータが、バースト出力さ
れる。
【0093】請求項2に記載の本発明によれば、出力レ
ジスタ選択手段が、外部から供給されるアドレス入力信
号に応答して1つの出力レジスタを選択する。これによ
り、出力レジスタの選択を外部から自由に行なえる。
【0094】請求項3に記載の本発明によれば、メモリ
セルアレイにおける複数のブロックから読出されたデー
タが、複数の出力レジスタの各々における対応するデー
タ保持ブロックに保持される。
【0095】複数の出力レジスタのうち、メモリセルア
レイの複数のブロックから読出されたデータが書込まれ
る1つの出力レジスタが、書込レジスタ選択手段によっ
て選択される。そして、複数の出力レジスタのうち、保
持したデータを読出す1つの出力レジスタが、読出レジ
スタ選択手段によって選択される。このように、データ
が書込まれる出力レジスタと、保持したデータを読出す
出力レジスタとが異なる選択手段によって選択される。
【0096】選択された出力レジスタにおける複数のデ
ータ保持ブロックに保持されたデータは、出力データ転
送手段によってデータ出力ピンに転送される。そのデー
タの転送は、出力データ転送手段が、カウンタ手段のカ
ウント結果に応答して複数のデータ保持ブロックのデー
タを順次選択することにより行なわれる。
【0097】これにより、メモリセルアレイにおける複
数のブロックから読出されたデータが、バースト出力さ
れる。
【0098】請求項4に記載の本発明によれば、メモリ
セルアレイの複数のブロックから読出されたデータを出
力レジスタに書込む際に、書込レジスタ選択手段が、外
部から供給される第1のアドレス入力信号に応答して1
つの出力レジスタを選択する。
【0099】出力レジスタに書込まれて保持されたデー
タを出力データから読出す際に、読出レジスタ選択手段
が、外部から供給される第2のアドレス入力信号に応答
して1つの出力レジスタを選択する。このように、デー
タが書込まれる出力レジスタと、保持したデータを読出
す出力レジスタとが、ともに外部から自由に選択され
る。
【0100】請求項5に記載の本発明によれば、少なく
とも3つの出力レジスタのうちの1つの出力レジスタに
は、メモリセルアレイの複数のメモリセルに記憶されて
いるデータが固定的に保持される。したがって、よく使
用されるデータをそのように固定的に保持しておけば、
その1つの出力レジスタをキャッシュメモリのような使
用方式で使用することが可能である。
【0101】請求項6に記載の本発明によれば、複数の
ブロックに分割されたメモリセルアレイのメモリセルの
行が行選択手段によって選択される。入力レジスタにお
いては、複数の動作サイクルにわたってデータ入力ピン
を介して入力されるデータが、複数のデータ保持ブロッ
クにそれぞれ書込まれて保持される。
【0102】入力レジスタにおける複数のデータ保持ブ
ロックにそれぞれ保持されたデータは、入力データ転送
手段によって、メモリセルアレイにおける選択された行
の複数のメモリセルに転送される。
【0103】請求項7に記載の本発明によれば、入力レ
ジスタにおいては、外部からのクロック信号に同期した
カウンタ手段のカウント結果と、データ保持ブロックと
の予め定められた関係に基づいて、入力されるデータ
が、カウント結果に対応するデータ保持ブロックに保持
される。このように、メモリセルアレイのメモリセルへ
のデータの書込時にバースト動作が行なわれる。
【0104】請求項8に記載の本発明によれば、入力レ
ジスタにおいては、入力されるデータが、外部からのチ
ャンクアドレス入力信号に基づいて、対応するデータ保
持ブロックに保持される。
【0105】請求項9に記載の本発明によれば、入力レ
ジスタからメモリセルアレイの複数のメモリセルに転送
されるデータが、データ選択手段にも供給される。デー
タ選択手段には、メモリセルアレイの複数のブロックか
ら読出されて出力レジスタに保持されたデータも供給さ
れる。
【0106】データ選択手段によって、出力レジスタに
保持されたデータが選択された場合には、出力データ転
送手段により、出力レジスタに保持されたデータがデー
タ出力ピンに転送される。これにより、メモリセルアレ
イにおける複数のブロックから読出されたデータがバー
スト出力される。
【0107】一方、データ選択手段により、入力レジス
タに保持されたデータが選択された場合には、出力デー
タ転送手段によって、入力レジスタに保持されたデータ
がデータ出力ピンに転送される。これにより、入力ピン
から転送されたデータが、メモリセルアレイをバイパス
してバースト出力される。
【0108】請求項10に記載の本発明によれば、複数
の入力データ保持ブロックを有する入力レジスタには、
データ入力ピンを介して外部から入力されたデータが第
1の転送手段によって転送される。これにより、入力レ
ジスタにデータが書込まれて保持される。
【0109】複数のブロックに分割されたメモリセルア
レイのメモリセルには、入力レジスタに保持されたデー
タが第2の転送手段によって転送される。これにより、
メモリセルアレイのメモリセルにデータが書込まれる。
【0110】複数の出力データ保持ブロックを有する出
力レジスタには、メモリセルアレイの複数のブロックか
ら読出されたデータが、第3の転送手段によって転送さ
れる。これにより、出力レジスタにデータが書込まれて
保持される。
【0111】データ出力ピンには、出力レジスタに保持
されたデータが、第4の転送手段によって転送される。
これにより、データがデータ出力ピンから外部に出力さ
れる。
【0112】請求項11に記載の本発明によれば、第2
の転送手段によるデータの転送動作または第3の転送手
段によるデータの転送動作が、第1の転送手段によるデ
ータの転送動作または第4の転送手段によるデータの転
送動作と同時に行なわれることにより、データの転送動
作がオーバーラップして実行される。
【0113】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0114】第1実施例 まず、第1実施例について説明する。この第1実施例に
おいては、出力レジスタを2つ設けた例について説明す
る。
【0115】図1は、第1実施例によるバースト動作が
可能なSRAMの構成を示すブロック図である。この図
1において図15と共通する部分には同一の参照符号を
付しその説明を省略する。
【0116】図1のSRAMが図15のものと異なるの
は、2つの出力レジスタ5Aおよび5B、マルチプレク
サ60〜63、制御回路71ならびにデコーダ72が設
けられていることである。
【0117】出力レジスタ5Aおよび5Bの各々は、図
15の出力レジスタ5と同様の構成を有するものであ
る。出力レジスタ5Aは、メモリセルアレイ1における
メモリブロックM0〜M3のそれぞれに対応する4つの
データ保持ブロックA0〜A3に分割されている。出力
レジスタ5Bも、メモリセルアレイ1におけるメモリブ
ロックM0〜M3のそれぞれに対応する4つのデータ保
持ブロックB0〜B3に分割されている。
【0118】メモリブロックM0から読出され、センス
アンプ41で増幅された72ビットのデータは、データ
保持ブロックA0およびB0に選択的に転送される。メ
モリブロックM1から読出され、センスアンプ41で増
幅された72ビットのデータは、データ保持ブロックA
1およびB1に選択的に転送される。
【0119】メモリブロックM2から読出され、センス
アンプ41で増幅された72ビットのデータは、データ
保持ブロックA2およびB2に選択的に転送される。メ
モリブロックM3から読出され、センスアンプ41で増
幅された72ビットのデータは、データ保持ブロックA
3およびB3に選択的に転送される。
【0120】出力レジスタ5Aの各データ保持ブロック
は、後述する転送信号TRAを受け、その転送信号TR
Aが活性化された場合に、センスアンプ41から供給さ
れるデータを保持する。すなわち、転送信号TRAが活
性化された場合に出力レジスタ5Aへのデータの転送が
行なわれる。
【0121】出力レジスタ5Bの各データ保持ブロック
は、後述する転送信号TRBを受け、その転送信号TR
Bが活性化された場合に、センスアンプ41から供給さ
れるデータを保持する。すなわち、転送信号TRBが活
性化された場合に出力レジスタ5Bへのデータの転送が
行なわれる。
【0122】マルチプレクサ60〜63は、出力レジス
タ5Aにおけるデータ保持ブロックA0〜A3のそれぞ
れおよび出力レジスタ5Bにおけるデータ保持ブロック
B0〜B3のそれぞれに対応して設けられる。
【0123】マルチプレクサ60〜63の各々は、出力
レジスタ5Aおよび5Bにおける対応するデータ保持ブ
ロックのそれぞれに保持されたデータを受け、後述する
選択信号SELAおよびSELBに応答して、それらの
データを選択的にマルチプレクサ7に供給する。
【0124】制御回路71は、出力レジスタ5Aおよび
5Bを交互に選択するためにそれらの出力レジスタを区
別する内部状態を有する順序回路である。制御回路71
は、クロック信号CLKを受ける。制御回路71は、ク
ロック信号CLKに応答して、デコーダ72を制御する
ための制御信号をデコーダ72に供給し、マルチプレク
サ60〜63を制御するための選択信号SELAおよび
SELBをマルチプレクサ60〜63の各々に供給す
る。
【0125】ここで、選択信号SELAは、マルチプレ
クサ60〜63の各々において、対応する出力レジスタ
5Aのデータ保持ブロックからのデータを選択的に出力
させるための信号である。
【0126】一方、選択信号SELBは、マルチプレク
サ60〜63の各々において、対応する出力レジスタ5
Bのデータ保持ブロックからのデータを選択的に出力さ
せるための信号である。
【0127】デコーダ72は、制御回路71からの制御
信号を受ける。デコーダ72は、その制御信号に応答し
て、センスアンプ41から出力レジスタ5Aにデータを
転送させることを指示する転送信号TRAを出力レジス
タ5Aに供給し、センスアンプ41から出力レジスタ5
Bにデータを転送させることを指示する転送信号TRB
を出力レジスタ5Bに供給する。
【0128】このように構成されたSRAMでは、出力
レジスタ5Aと、出力レジスタ5Bとに交互にデータが
転送される。したがって、一方の出力レジスタからデー
タの出力が実行されている際に、他方の出力レジスタに
データを転送することが可能である。
【0129】次に、図1のSRAMの読出動作について
説明する。図2は、図1のSRAMの読出動作時におけ
る各部の動作波形を示すタイミングチャートである。以
下の説明においては、図16のタイミングチャートにお
ける動作と同様の動作の説明は適宜省略する。
【0130】図2を参照して、第1〜第3サイクルにお
いては、図16の第1〜第3サイクルと同様の動作が行
なわれる。そして、第4サイクルにおいて、転送信号T
RAがHレベルになる。それに応答して、出力レジスタ
5Aのデータ保持ブロックA0〜A3にそれぞれデータ
が転送されて保持される。
【0131】そして、第5〜第8サイクルでは、選択信
号SELAがHレベルになる。それに応答して、出力レ
ジスタ5Aのデータ保持ブロックA0〜A3にそれぞれ
保持されたデータが、マルチプレクサ60〜63でそれ
ぞれ選択されて、マルチプレクサ7に供給される。
【0132】マルチプレクサ7では、マルチプレクサ6
0〜63のそれぞれから供給されたデータを、外部チャ
ンクアドレス信号EXT.CHAのアドレスAcに基づ
く内部チャンクアドレス信号INT.CHAに応答し
て、第5〜第8サイクルにおいてバースト出力する。
【0133】さらに、そのようなバースト出力の動作と
オーバーラップして、第8サイクルで転送信号TRBが
Hレベルになる。それに応答して、次にバースト出力す
べきデータが、出メモリセルアレイ1から力レジスタ5
Bのデータ保持ブロックB0〜B3にそれぞれ転送され
て保持される。
【0134】このようなデータの転送を行なうために、
メモリアドレス信号MADDに示される次のアドレスA
mが、図16の場合よりも1サイクル前に入力される。
それに従って、内部アドレス信号INT.ADDおよび
ワード線11(WL)も、図16の場合よりも1サイク
ル早く変化する。
【0135】そして、第9〜第12サイクルでは、選択
信号SELBがHレベルになる。それに応答して、出力
レジスタ5Bのデータ保持ブロックB0〜B3にそれぞ
れ保持されたデータが、マルチプレクサ60〜63でそ
れぞれ選択されて、マルチプレクサ7に供給される。
【0136】マルチプレクサ7では、マルチプレクサ6
0〜63のそれぞれから供給されたデータを、外部チャ
ンクアドレス信号EXT.CHAのアドレスAdに基づ
く内部チャンクアドレス信号INT.CHAに応答し
て、第9サイクル〜第12サイクルにおいてバースト出
力する。
【0137】その後の読出動作においても、出力レジス
タ5Aおよび5Bに交互にデータが転送される。これよ
り、一方の出力レジスタに保持されたデータのバースト
出力が行なわれている際に、他方の出力レジスタにデー
タが転送される動作が繰り返し行なわれる。
【0138】このように、第1実施例によるSRAMに
おいては、出力レジスタを2つ設け、それらの出力レジ
スタを、データのバースト出力用と、メモリセルアレイ
1からのデータ転送用とに交互に用いることにより、切
れ目がないデータのバースト出力を実現することができ
る。そのような効果に加えて、第1実施例によるSRA
Mにおいては、次のような効果を得ることができる。
【0139】すなわち、メモリアドレス信号MADDの
アドレスが入力されてから、メモリセルアレイ1で読出
されたデータがセンスアンプ41で十分に増幅されるま
でに要する時間と、クロック信号CLKのサイクル時間
との関係を分離することができる。
【0140】このため、データの転送周期をできる限り
短くすることができ、その結果として、読出動作を高速
化することができる。さらに、メモリセルアレイ1の動
作速度が遅くても、高速の読出動作を実現することがで
きるため、たとえば、メモリセルアレイ1の動作速度を
向上させるために利用される高価なプロセス技術である
BiCMOS技術を用いる必要がない。その結果とし
て、低コストのプロセス技術を用いた半導体記憶装置に
おいて高速の読出動作を実現することができる。
【0141】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。この第2実施例に
おいては、出力レジスタを3つ以上設けた例について説
明する。
【0142】図3は、第2実施例によるバースト動作が
可能なSRAMの構成を示すブロック図である。この図
3において図1と共通する部分には同一の参照符号を付
しその説明を省略する。
【0143】図3のSRAMが図1のものと異なるのは
次の点である。出力レジスタ5Aおよび5Bの代わりに
3つ以上の出力レジスタ5A〜5Kが設けられる。マル
チプレクサ60〜63の代わりに、選択する対象の出力
レジスタの数が異なるマルチプレクサ60a〜63aが
設けられる。制御回路71が設けられていない。デコー
ダ72の代わりに、デコーダ73が設けられる。マルチ
プレクサ60a〜63aを制御する選択信号SELを発
生するデコーダ74が設けられる。以上が図1のSRA
Mとの相違点である。
【0144】出力レジスタ5A〜5Kの各々は、図1の
出力レジスタ5Aおよび5Bと同様の構成を有する。デ
コーダ73は、外部から入力ピン95を介して書込レジ
スタアドレス信号WRAを受ける。
【0145】この書込レジスタアドレス信号WRAは、
出力レジスタ5A〜5Kのうち、データを書込む対象の
出力レジスタを指定するためのものである。デコーダ7
3は、書込レジスタアドレス信号WRAに応答して、出
力レジスタ5A〜5Kにそれぞれ転送信号TRを供給す
る。
【0146】デコーダ74は、外部から入力ピン96を
介して読出レジスタアドレス信号RRAを受ける。この
読出レジスタアドレス信号RRAは、マルチプレクサ6
0a〜63aの各々において、データを読出す対象の出
力レジスタを指定するためのものである。デコーダ74
は、読出レジスタアドレス信号RRAに応答して、出力
レジスタ5A〜5Kのうちの1つを選択する選択信号S
ELをマルチプレクサ60a〜63aのそれぞれに供給
する。
【0147】マルチプレクサ60a〜63aの各々は、
出力レジスタ5A〜5Kのそれぞれにおいて対応するデ
ータ保持ブロックに保持されたデータを受ける。そし
て、マルチプレクサ60a〜63aの各々は、選択信号
SELに応答して、データを出力するための選択する1
つの出力レジスタを選択し、その選択レジスタでの対応
するデータ保持ブロックに保持されたデータをマルチプ
レクサ7へ供給する。
【0148】次に、図3のSRAMの読出動作について
説明する。図4は、図3のSRAMの読出動作時におけ
る各部の動作波形を示すタイミングチャートである。以
下の説明において、図2のタイミングチャートに示され
る動作と共通する部分の説明は省略する。
【0149】図4を参照して、クロック信号CLKの第
2サイクルの最初の立上りエッジで、メモリアドレス信
号MADDが示すアドレスAnが、内部レジスタ20に
取込まれ、かつ、書込レジスタアドレス信号WRAが示
すアドレスAxがデコーダ73に取込まれる。そのアド
レスAxは、出力レジスタ5A〜5Kのうちの1つの出
力レジスタを指定するアドレスである。
【0150】そして、第4サイクルにおいて、書込レジ
スタアドレス信号WRAのアドレスAxで指定された1
つの出力レジスタにセンスアンプ41で増幅されたデー
タが次のように転送される。すなわち、転送信号TR
(x)がHレベルになる。それに応答して、出力レジス
タ5A〜5Kのうちの1つの出力レジスタにデータが転
送され、その出力レジスタにデータが保持される。
【0151】そして、データ入出力ピン9にデータを転
送する出力レジスタを選択するために、読出レジスタア
ドレス信号RRAがデコーダ74に入力される。デコー
ダ74では、読出レジスタアドレス信号RRAが示すア
ドレスAxに対応する出力レジスタを選択する選択信号
SEL(x)をマルチプレクサ60a〜63aにそれぞ
れ供給する。
【0152】この場合の読出レジスタアドレス信号RR
AにおけるアドレスAxは、出力レジスタ5A〜5Kの
うちの保持したデータを読出す1つの出力レジスタを指
定するアドレスである。
【0153】そして、選択信号SEL(x)に応答し
て、マルチプレクサ60a〜63aが、1つの出力レジ
スタにおいて対応するデータ保持ブロックに保持された
データを選択し、選択したデータそれぞれマルチプレク
サ7に供給する。
【0154】そして、マルチプレクサ7は、バーストカ
ウンタ部8から供給される内部チャンクアドレス信号I
NT.CHAに応答して、マルチプレクサ60a〜63
aから供給されたデータを順次データ入出力ピン9へ転
送する。これにより、データ入出力ピン9を介してデー
タがバースト出力される。
【0155】そして、第6サイクルにおいてメモリアド
レス信号MADDが示すアドレスAmおよび書込レジス
タアドレス信号WRAが示すアドレスAyが取込まれ、
それらのアドレスに対応して、前述した動作と同様の動
作が引続き行なわれることにより、アドレスAmに対応
するデータが切れ目なくバースト出力される。
【0156】この第2実施例によるSRAMでは、3つ
以上の出力レジスタが設けられているため、データのバ
ースト出力を切れ目なく実行することができる等の第1
実施例で得られる効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0157】さらに、このように3つ以上の出力レジス
タを設けた場合、次のような制御を行なうことによりさ
らにその他の特徴的な効果を得ることができる。その制
御の詳細を、出力レジスタを3つ設けた場合を代表例と
して以下に説明する。
【0158】3つの出力レジスタのうち、1つの第1の
出力レジスタに、メモリセルアレイ1において頻繁に読
出される行のデータを固定的に保持させる。そして、残
りの2つの第2および第3の出力レジスタを用いて、前
述した第1実施例で説明したような切れ目がないバース
ト出力の動作を実行させる。
【0159】そして、第1の出力レジスタに保持された
データに対応するアドレスをアクセスする場合に、メモ
リセルアレイ1のメモリセルをアクセスせずに、その第
1の出力レジスタから、保持されたデータを出力させ
る。
【0160】このような制御を実行すれば、その第1の
出力レジスタからデータの読出を実行する期間中は、メ
モリセルアレイ1が使用されない。このため、その期間
中に、第1の出力レジスタの読出動作にオーバーラップ
して、メモリセルアレイ1のメモリセルへのデータの書
込動作またはメモリセルアレイ1のメモリセルから他の
出力レジスタへのデータの転送動作を実行することがで
きる。
【0161】このように、3つ以上の出力レジスタを設
けた場合には、頻繁に使用されるデータを、メモリセル
アレイ1のメモリセルをアクセスすることなく、出力レ
ジスタから取出せるため、読出動作をさらに高速化する
ことができる。その結果、半導体記憶装置の全体の性能
を向上させることができる。
【0162】このような動作を実行することができるの
は、書込レジスタアドレス信号WRAおよび読出レジス
タアドレス信号RRAをそれぞれ外部から供給するよう
にしたために、複雑な制御が外部から自由に実行させる
ことが可能であるからである。
【0163】コンピュータシステムを考えた場合、その
ような書込レジスタアドレス信号WRAおよび読出レジ
スタアドレス信号RRAは、たとえば、ホストMPU等
の外部のシステムから供給すればよい。
【0164】第3実施例 次に、第3実施例について説明する。この第3実施例で
は、複数の動作サイクルにわたって入力される一連のデ
ータを一括してメモリセルに書込むことを可能にする例
について説明する。
【0165】図5は、第3実施例によるバースト動作が
可能なSRAMの構成を示すブロック図である。この図
5において図1と共通する部分には同一の参照符号を付
しその説明を省略する。また、図5においては、図1に
示されたようなデータの読出に関する回路の図示を省略
し、データの書込に関する回路を図示する。
【0166】図5を参照して、この図5のSRAMが図
1と異なるのは次の点である。図1に示された出力レジ
スタ5Aおよび5B、マルチプレクサ60〜63、制御
回路71およびデコーダ72等のデータの読出に関連す
る回路が図示されていない。そして、データの書込に関
連する回路として、入力レジスタ5L、ライトドライバ
42および制御回路75が設けられる。
【0167】入力レジスタ5Lは、図1の出力レジスタ
5Aまたは5Bと同様の構成を有する。すなわち、メモ
リセルアレイ1のメモリブロックM0〜M3のそれぞれ
に対応する4つのデータ保持ブロックL0〜L3に分割
されている。
【0168】入力レジスタ5Lは、複数のサイクルにわ
たって入力される入力データDIを、データ入出力ピン
9を介して受ける。さらに、入力レジスタ5Lは、制御
信号として、バーストカウンタ部8からの内部チャンク
アドレス信号INT.CHAと、入力ピン97を介して
入力されるレジスタ読出/書込制御信号R/WRCとを
受ける。
【0169】ここで、レジスタ読出/書込制御信号R/
WRCは、入力データDIを入力レジスタ5Lに書込む
か否かを制御するための信号である。入力レジスタ5L
は、レジスタ読出/書込制御信号R/WRCに応答して
入力データDIを書込むか否かが制御される。入力レジ
スタ5Lにおいて入力データDIを書込む場合には、内
部チャンクアドレス信号INT.CHAに応答して、複
数の動作サイクルにわたって入力データDIをデータ保
持ブロックL0〜L3に順次書込む。
【0170】入力レジスタ5Lでは、書込まれたデータ
を各データ保持ブロックに保持する。なお、図5におい
ては、入力レジスタ5Lの各データ保持ブロックが、7
2ビットのデータを保持する例を示してある。
【0171】入力レジスタ5Lのデータ保持ブロックL
0〜L3にそれぞれ保持されたデータは、所定のタイミ
ングで、ワードドライバ42を介して対応するメモリブ
ロックM0〜M3に転送される。そして、それらの転送
されたデータは、メモリブロックM0〜M3内のメモリ
セルに書込まれる。
【0172】その場合のデータの転送動作は、制御回路
75によって制御される。制御回路75は、外部から入
力ピン98を介してアレイ読出/書込制御信号R/WA
Cを受ける。そして、制御回路75は、アレイ読出/書
込制御信号R/WACに応答して、ライトドライバ制御
信号WDをライトドライバ42に供給する。
【0173】ライトドライバ42は、ライトドライバ制
御信号WDに応答して、入力レジスタ5Lのデータ保持
ブロックL0〜L3に保持されたデータをメモリセルア
レイ1のメモリブロックM0〜M3に同時に一括して転
送する。そして、メモリブロックM0〜M3に転送され
たデータは、デコーダ11によって選択されたワード線
11に接続された1行のメモリセルに書込まれる。
【0174】次に、図5のSRAMの書込動作を説明す
る。図6は、図5のSRAMの書込動作時における各部
の動作波形を示すタイミングチャートである。
【0175】図6を参照して、第2〜第5サイクルにお
いて、入力レジスタ5Lへのデータの書込が行なわれ
る。まず、第2サイクルにおける最初のクロック信号C
LKの立上がりエッジで、外部チャンクアドレス信号E
XT.CHAが示すアドレスAnがバーストカウンタ部
8に取込まれる。そのアドレスAnは、nの値が入力レ
ジスタのL0〜L3の数字の部分に対応することを示し
ている。
【0176】したがって、外部チャンクアドレス信号E
XT.CHAに基づいてバーストカウンタ部8から出力
される内部チャンクアドレス信号INT.CHAが示す
アドレスAn,An+1,An+2,An+3は、入力
レジスタ5Lにおけるデータ保持ブロックL0,L1,
L2,L3をそれぞれ指定する情報である。
【0177】アドレスAnが入力された後、レジスタ読
出/書込制御信号R/WRCがLアクティブのパルスに
なる。このパルスは、内部チャンクアドレス信号IN
T.CHAが変化するごとにLレベルになる。
【0178】入力レジスタ5Lでは、レジスタ読出/書
込制御信号R/WRCがLレベルになるごとに、内部チ
ャンクアドレス信号INT.CHAが示すアドレスに対
応するデータ保持ブロックに入力データDIが順次書込
まれる。
【0179】そして、第6サイクルで、アレイ読出/書
込制御信号R/WACが所定期間Lレベルになり、ワー
ド線制御信号WDが第6〜第8サイクルにわたってHレ
ベルになる。ライトドライバ制御信号WDがHレベルに
なると、入力レジスタ5Lに記憶されたデータが、ライ
トドライバ42によって一括してメモリセルアレイ1に
おけるメモリブロックM0〜M3にそれぞれ転送され
る。
【0180】また、第6サイクルで、アレイ読出/書込
制御信号R/WACがLレベルになると同時に、メモリ
アドレス信号MADDに示されるアドレスAnが内部レ
ジスタ20に取込まれる。
【0181】そして、そのアドレスAnに応答して、内
部アドレス信号INT.ADDに示されるアドレスAn
がデコーダ2に供給される。それに応答して、第6〜第
8サイクルにわたって、ワード線11(WL)がHレベ
ルになる。このため、第6〜第8サイクルにおいて、メ
モリセルアレイ1に転送されたデータが、各メモリブロ
ックのメモリセルに書込まれる。
【0182】なお、図6においては、入力レジスタ5L
へのデータの書込終了直後の第6サイクルにおいて、メ
モリセルアレイ1へのデータの転送動作を開始させる制
御方法が示されている。
【0183】しかし、これに限らず、メモリセルアレイ
1へのデータの転送動作の開始時期は、第6サイクルよ
りも遅らせてもよい。その理由は、第6サイクル以降、
入力レジスタ5Lにはデータが保持されているため、い
つでもデータの転送が実行できるからである。
【0184】さらに、たとえば、メモリセルアレイ1の
メモリセルに書込むデータを遅くとも第8サイクルの始
まりまでに用意する必要がある場合は、メモリセルアレ
イへの書込動作の開始を、図6に示されている場合より
も2サイクル前に開始させることも可能である。
【0185】この第3実施例では、SRAMにおいて、
入力レジスタ5Lをを設けたことにより、データの書込
においてバースト動作を実行することができる。このた
め、書込動作の速度を高速化することができる。さら
に、読出においてバースト出力を行なうSRAMに、こ
の実施例のような入力レジスタ5Lを設けた場合には、
データの書込速度を、データの読出速度と同じ速度まで
高速化することができる。
【0186】第4実施例 次に、第4実施例について説明する。この第4実施例に
おいては、第3実施例の変形例について説明する。
【0187】図7は、第4実施例によるバースト動作が
可能なSRAMの構成を示すブロック図である。この図
7において図5と共通する部分には同一の参照符号を付
し、その説明を省略する。
【0188】図7のSRAMが図5のものと異なるの
は、バーストカウンタ部8が設けられていないことおよ
び書込外部チャンクアドレス信号EXT.CHAWが入
力レジスタ5Lの制御信号として用いられることであ
る。
【0189】外部書込チャンクアドレス信号EXT.C
HAWは、図6に示された内部チャンクアドレス信号I
NT.CHAと同様にクロック信号CLKの1サイクル
ごとにアドレスが変化する信号である。すなわち、外部
書込チャンクアドレス信号EXT.CHAWは、SRA
Mの動作サイクルを規定するクロック信号CLKと同期
する信号である。この外部書込チャンクアドレス信号E
XT.CHAWは、外部から入力ピン99を介して入力
レジスタ5Lに供給される。
【0190】入力レジスタ5Lでは、外部書込チャンク
アドレス信号EXT.CHAWに応答して、データを書
込むデータ保持ブロックが順次変更される。
【0191】次に、図7のSRAMの読出動作を説明す
る。図8は、図7のSRAMの書込動作時における各部
の動作波形を示すタイミングチャートである。以下の説
明においては、図6に示されたタイミングチャートと同
様の動作の説明を省略する。
【0192】図8に示されるタイミングチャートが、図
6に示されるタイミングチャートと異なるのは、外部書
込チャンクアドレス信号EXT.CHAWである。図8
に示されるように、外部書込チャンクアドレス信号WX
T.CHAWは、図6に示される内部チャンクアドレス
信号INT.CHAと同様にアドレスがクロック信号C
LKに同期して変化する。
【0193】これにより、図7のSRAMでは、図5の
SRAMと同様に、データの書込時においてバースト動
作を実行することができる。
【0194】このように、第4実施例によるSRAMで
は、第3実施例の場合と同様に、書込時に、バースト動
作をすることができる。したがって、第4実施例による
SRAMでは、第3実施例の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0195】それに加えて、第4実施例によるSRAM
では、次のような特徴的な効果を得ることができる。メ
モリセルアレイ1におけるメモリセルへのデータの書込
動作は、必ずしも、バーストカウンタ部のカウント結果
に基づくバーストシーケンスに従って実行されるとは限
らない。
【0196】したがって、このように、外部から外部書
込チャンクアドレス信号EXT.CHAWを供給するこ
とにより、外部装置から書込時のバースト動作を自由に
制御することができる。
【0197】第5実施例 次に、第5実施例について説明する。この第5実施例で
は、以上に説明した実施例を組合せた例について説明す
る。詳しくは、この実施例5では、書込動作および読出
動作をオーバーラップさせて実行するSRAMの例につ
いて説明する。
【0198】図9は、第5実施例によるバースト動作が
可能なSRAMの構成を示すブロック図である。この図
9に示されるSRAMは、図3の出力レジスタ5A〜5
Kを2つ(5Aおよび5B)に変更したSRAMにおけ
るメモリセルアレイ1からのデータの読出動作に関連す
る回路(読出回路)と、図7のSRAMにおいてメモリ
セルアレイ1へのデータの書込動作に関連する回路(書
込回路)とを組合せたものである。ただし、これらの読
出回路および書込回路を組合せたことに対応して、制御
回路76が新たに設けられている。
【0199】したがって、図9のSRAMにおいては、
図3および図7のそれぞれと共通する部分に同一の参照
符号を付してある。そして、以下の説明においては、そ
のような共通する部分の説明を省略する。
【0200】図9を参照して、制御回路76は、外部か
らアレイ読出/書込制御信号R/WACを受け、その信
号に応答して、センスアンプ41と、ライトドライバ4
2とを選択的に動作させる。センスアンプ41は読出時
に選択され、ライトドライバ42は書込時に選択され
る。ここで、アレイ読出/書込制御信号R/WACは、
センスアンプ41と、ライトドライバ42とを選択する
ための信号である。
【0201】このように構成された図9のSRAMにお
いては、メモリセルアレイ1からのデータの読出時およ
びメモリセルアレイ1へのデータの書込時のそれぞれに
おいてバースト動作が実行される。
【0202】次に、図9のSRAMにおけるデータの書
込動作および読出動作について説明する。図10は、図
9のSRAMの書込動作時および読出動作時における各
部の動作波形を示すタイミングチャートである。以下の
説明においては、これまでに示した実施例と共通する動
作の説明を省略する。
【0203】図10のタイミングチャートには、大きく
分けて次の3つの動作が示される。すなわち、メモリセ
ルアレイ1におけるアドレスAzへのデータの書込動
作、メモリセルアレイ1におけるアドレスAnからのデ
ータの読出動作およびメモリセルアレイ1におけるアド
レスAmからのデータの読出動作の3つの動作である。
【0204】これらの3つの動作は、各々が次のような
動作に分けられる。アドレスAzへのデータの書込動作
は、次の2つの動作に分けられる。すなわち、その2つ
の動作とは、第2〜第5サイクルにわたって実行され
る、入力レジスタ5Lへのデータの書込の動作a1と、
第11〜第13サイクルにわたって実行される、入力レ
ジスタ5Lからメモリセルアレイ1へのデータの転送の
動作a2とである。
【0205】アドレスAnからのデータの読出動作は、
次の2つの動作に分けられる。すなわち、その2つの動
作とは、第3〜第5サイクルにわたって実行される、メ
モリセルアレイ1から出力レジスタ5Aまたは5Bへの
データの転送の動作b1と、第6〜第9サイクルにわた
って実行される、出力レジスタ5Aまたは5Bからデー
タ入出力ピン9へのデータの転送の動作b2とである。
【0206】アドレスAmからのデータの読出動作は、
次の2つの動作に分けられる。すなわち、その2つの動
作とは、第7〜第9サイクルにわたって実行されるメモ
リセルアレイ1から出力レジスタ5Aまたは5Bへのデ
ータの転送の動作c1と、第10〜第13サイクルにわ
たって実行される出力レジスタ5Aまたは5Bからデー
タ入出力ピン9へのデータの転送の動作c2とである。
【0207】図10に示された動作のうち、データの書
込動作および読出動作の各々は、これまでに示した実施
例と同様であるため、次の点を除いて詳細な説明を省略
する。
【0208】図9のSRAMでは、メモリセルアレイ1
に対する読出動作および書込動作において、センスアン
プ41と、ライトドライバ42とを選択的に動作させる
必要がある。アレイ読出/書込制御信号R/WACがH
レベルの場合は、センスアンプ41が選択的に動作し、
アレイ読出/書込制御信号R/WACがLレベルの場合
は、ライトドライバ42が選択的に動作する。
【0209】このように構成された図9のSRAMにお
いては、データの書込時およびデータの読出時におい
て、ともにバースト動作を実行することができる。
【0210】さらに、図9のSRAMにおいて特徴的な
ことは次の点である。すなわち、メモリセルアレイ1か
ら出力レジスタ5Aまたは5Bへのデータの転送動作
(b1,c1)または入力レジスタ5Lからメモリセル
アレイ1へのデータの転送動作(a2)と、出力レジス
タ5Aまたは5Bからデータ入出力ピン9へのデータの
転送動作(b2,c2)またはデータ入出力ピン9から
入力レジスタ5Lへのデータの転送動作(a1)とをオ
ーバーラップして実行させることができる。
【0211】このように図9のSRAMでは、このよう
なオーバーラップ動作が実行できるため、メモリセルア
レイ1の使用効率を向上することができ、その結果、S
RAMのシステムの高性能化を図ることができる。
【0212】第6実施例 次に、第6実施例について説明する。この第6実施例に
おいては、入力レジスタに保持されており、まだメモリ
セルアレイに書込まれていないデータを高速で読出すこ
とが可能な例について説明する。
【0213】図11は、第6実施例によるバースト動作
が可能なSRAMの構成を示すブロック図である。図1
1において図9と共通する部分には同一の参照符号を付
しその説明を適宜省略する。
【0214】図11のSRAMが図9のものと異なるの
は、次の点である。デコーダ73の代わりにデコーダ7
7が設けられている。マルチプレクサ60〜63の代わ
りにマルチプレクサ64〜67が設けられている。デコ
ーダ74の代わりにデコーダ78が設けられている。入
力レジスタ5Lに保持されたデータの転送先が、ライト
ドライバ42と、マルチプレクサ64〜67とであるこ
とである。以上が主な相違点である。
【0215】読出レジスタアドレス信号RRAに基づい
て、デコーダ78は、マルチプレクサ64〜67の各々
が、入力される3つのデータのうちの1つを選択するた
めの選択信号を出力する。マルチプレクサ64〜67
は、それぞれ図9のマルチプレクサ60〜63に対応す
るものである。
【0216】入力レジスタ5Lのデータ保持ブロックL
0〜L3に保持されたデータは、ライトドライバ42に
供給される他、マルチプレクサ64〜67にそれぞれ供
給される。
【0217】マルチプレクサ64は、データ保持ブロッ
クA0,B0およびL0に保持されたデータをそれぞれ
受ける。マルチプレクサ65は、データ保持ブロックA
1,B1およびL1に保持されたデータをそれぞれ受け
る。マルチプレクサ66は、データ保持ブロックA2,
B2およびL2に保持されたデータをそれぞれ受ける。
マルチプレクサ67は、データ保持ブロックA3,B3
およびL3に保持されたデータをそれぞれ受ける。
【0218】マルチプレクサ64〜67の各々は、出力
レジスタ5Aおよび5Bならびに入力レジスタ5Lのう
ち1つのレジスタからのデータを、デコーダ78からの
選択信号に応答して選択的にマルチプレクサ7へ供給す
る。
【0219】このような構成により、図11のSRAM
においては、入力レジスタ5Lに保持されており、まだ
メモリセルアレイ1のメモリセルに書込まれていないデ
ータを、データ入出力ピン9から外部へ出力することが
できる。したがって、入力されたデータを高速で外部に
取出すことができる。
【0220】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、複数
のブロックに分割されたメモリセルアレイから読出され
たデータが、各々が複数の出力データ保持ブロックを有
する複数の出力レジスタに保持される。このため、各出
力レジスタに異なるデータを保持させることができる。
【0221】そして、1つの出力レジスタが選択され、
その出力レジスタにおける複数の出力データ保持ブロッ
クに保持されたデータが、カウンタ手段のカウント結果
に応答して順次データ出力ピンに転送される。これによ
り、データがバースト出力される。
【0222】1つの出力レジスタに保持されたデータを
バースト出力する際には、メモリセルアレイのメモリセ
ルから読出されたデータをその他の出力レジスタに転送
する動作を実行させることができる。したがって、バー
スト出力すべき複数組のデータのバースト出力を順次切
れ目なく実行することができる。
【0223】このようなバースト出力を行なう結果、メ
モリセルアレイから外部へのデータの読出動作をメモリ
セルアレイの動作速度と無関係に高速化することができ
る。
【0224】請求項2に記載の本発明によれば、出力レ
ジスタ選択手段は、外部から供給されるアドレス入力信
号に応答して1つの出力レジスタを選択する。したがっ
て、外部から自由に出力レジスタを選択する制御を行な
うことができる。
【0225】請求項3に記載の本発明によれば、複数の
ブロックに分割されたメモリセルアレイから読出された
データが、各々が複数の出力データ保持ブロックを有す
る複数の出力レジスタのうち、書込のために選択された
1つの出力レジスタに保持される。このため、各出力レ
ジスタに異なるデータを保持させることができる。
【0226】そして、複数の出力レジスタのうち、読出
のために選択された1つの出力レジスタにおける複数の
出力データ保持ブロックに保持されたデータが、カウン
タ手段のカウント結果に応答して順次データ出力ピンに
転送される。
【0227】これにより、データがバースト出力され
る。1つの出力レジスタに保持されたデータのバースト
出力の際には、メモリセルアレイから読出されたデータ
をその他の出力レジスタに転送する動作を実行させるこ
とができる。したがって、バースト出力すべき複数組の
データのバースト出力を順次切れ目なく実行することが
できる。
【0228】このようなバースト出力を行なう結果、メ
モリセルアレイから外部へのデータの読出動作を、メモ
リセルアレイの動作速度と無関係に高速化することがで
きる。
【0229】請求項4に記載の本発明によれば、書込レ
ジスタ選択手段が、外部から供給される第1のアドレス
入力信号に応答して1つの出力レジスタを選択し、読出
レジスタ選択手段が、外部から供給される第2のアドレ
ス入力信号に応答して1つの出力レジスタを選択する。
【0230】このように、出力レジスタについてのデー
タの書込およびデータの読出における出力レジスタの選
択を、外部からのアドレス入力信号に基づいて制御でき
る。このため、外部から自由に半導体記憶装置内の制御
を行なうことができる。
【0231】請求項5に記載の本発明によれば、少なく
とも3つの出力レジスタのうちの1つの出力レジスタ
に、メモリセルアレイにおけるメモリセルのデータが固
定的に保持される。これにより、頻繁に読出されるデー
タを出力レジスタに固定的に保持しておけば、その1つ
の出力レジスタをキャッシュメモリのように使用するこ
とができる。このため、メモリセルアレイから外部への
データの読出動作を高速化することができる。
【0232】請求項6に記載の本発明によれば、複数の
入力レジスタにおいて、複数の動作サイクルにわたって
データ入力ピンを介して入力されるデータが、複数の入
力データ保持ブロックにそれぞれ書込まれて保持され
る。そして、そのように保持されたデータは、メモリセ
ルアレイの各ブロックのメモリセルに一括転送される。
【0233】このように入力レジスタを設け、メモリセ
ルアレイの各ブロックのメモリセルにデータを一括転送
することにより、外部からメモリセルアレイのメモリセ
ルへのデータの書込動作をメモリセルアレイの動作速度
と無関係に高速化することができる。
【0234】請求項7に記載の本発明によれば、入力レ
ジスタにおいて、外部からのクロック信号に同期して、
カウンタ手段のカウント結果と、入力データ保持ブロッ
クとの予め定められた関係に基づいて、入力されるデー
タがそのカウント結果に対応する入力データ保持ブロッ
クに保持される。
【0235】したがって、書込動作において、データを
バースト入力することができる。このため、外部からメ
モリセルアレイのメモリセルへのデータの書込動作をメ
モリセルアレイの動作速度と無関係に高速化することが
できる。
【0236】請求項8に記載の本発明によれば、入力レ
ジスタにおいては、外部から入力されるデータが、外部
からのチャンクアドレス入力信号に対応するデータ保持
ブロックに保持される。その結果、外部からデータをバ
ースト入力する際のタイミングを外部から自由に制御す
ることができる。
【0237】請求項9に記載の本発明によれば、出力レ
ジスタに保持されたデータの他に、メモリセルアレイの
メモリセルに転送されるデータと同じデータが、データ
選択手段に供給される。
【0238】したがって、メモリセルアレイのメモリセ
ルに記憶されたデータを読出す場合は、出力レジスタに
保持されたデータを選択的にバースト出力できる。一
方、入力レジスタに保持された状態でまだメモリセルア
レイに書込まれていないデータを読出す場合は、入力レ
ジスタに保持されたデータを選択的にバースト出力でき
る。
【0239】このように、入力レジスタに保持された状
態でまだメモリセルアレイに書込まれていないデータを
バースト出力できるので、データを高速で外部へ取出す
ことができる。
【0240】請求項10に記載の本発明によれば、デー
タ入出力ピンから入力レジスタのデータの転送、入力レ
ジスタからメモリセルアレイの複数のブロックへのデー
タの転送、メモリセルアレイの複数のブロックから複数
の出力レジスタへのデータの転送、および複数の出力レ
ジスタからデータ出力ピンへのデータの転送が実行され
る。
【0241】このため、メモリセルアレイから外部への
データの読出を複数の出力レジスタを介して行なうこと
ができ、かつ、外部からメモリセルアレイへのデータの
書込を入力レジスタを介して行なうことができる。その
結果、データの読出動作およびデータの書込動作をとも
にメモリセルアレイの動作速度と無関係に高速化するこ
とができる。
【0242】請求項11に記載の本発明によれば、入力
レジスタからメモリセルアレイの複数のブロックへのデ
ータの転送動作またはメモリセルアレイの複数のブロッ
クから複数の出力レジスタへのデータの転送動作と、デ
ータ入力ピンから入力レジスタへのデータの転送動作ま
たは複数の出力レジスタからデータ出力ピンへのデータ
の転送動作とが、同時に実行される。
【0243】このように半導体記憶装置内におけるデー
タの転送動作をオーバーラップてし行なうことができる
ため、メモリセルアレイの使用効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例によるバースト動作が可能なSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のSRAMの読出動作時における各部の
動作波形を示すタイミングチャートである。
【図3】 第2実施例によるバースト動作が可能なSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図4】 図3のSRAMの読出動作時における各部の
動作波形を示すタイミングチャートである。
【図5】 第3実施例によるバースト動作が可能なSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図6】 図5のSRAMの書込動作時における各部の
動作波形を示すタイミングチャートである。
【図7】 第4実施例によるバースト動作が可能なSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図8】 図7のSRAMの書込動作時における各部の
動作波形を示すタイミングチャートである。
【図9】 第5実施例によるバースト動作が可能なSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図10】 図9のSRAMの書込動作および読出動作
時における各部の動作波形を示すタイミングチャートで
ある。
【図11】 第6実施例によるバースト動作が可能なS
RAMの構成を示すブロック図である。
【図12】 バースト動作が可能な従来のSRAMの構
成を示すブロック図である。
【図13】 図12のSRAMの読出動作時における各
部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図14】 図12のSRAMの書込動作時における各
部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図15】 バースト動作が可能なその他の従来のSR
AMの構成を示すブロック図である。
【図16】 図15のSRAMの読出動作時における各
部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ、2,72〜74 デコーダ、
7,60〜67,60a〜63a マルチプレクサ、8
バーストカウンタ部、5A〜5K 出力レジスタ、5
L 入力レジスタ、A0〜A3,B0〜B3,K0〜K
3,L0〜L3データ保持ブロック、M0〜M3 メモ
リブロック。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行および複数列に配置され、データ
    を記憶する複数のメモリセルを有し、それらのメモリセ
    ルが複数列単位の複数のブロックに分割されたメモリセ
    ルアレイと、 各々が前記メモリセルアレイにおける前記複数のブロッ
    クから読出されたデータを保持する複数の出力レジスタ
    とを備え、 前記複数の出力レジスタの各々は、前記メモリセルアレ
    イにおける前記複数のブロックのそれぞれに対応して設
    けられ、対応する前記ブロックから読出されたデータを
    保持する複数の出力データ保持ブロックを含み、 前記複数の出力レジスタのうちの1つの出力レジスタを
    選択する出力レジスタ選択手段と、 外部からのクロック信号を受け、そのクロック信号に同
    期してカウントを行なうカウンタ手段と、 前記データを外部に出力するためのデータ出力ピンと、 前記クロック信号の複数のサイクルにわたって前記デー
    タを出力するために、前記出力レジスタ選択手段により
    選択された出力レジスタにおける前記複数の出力データ
    保持ブロックを前記カウンタ手段のカウント結果に基づ
    いて順次選択し、選択された出力データ保持ブロックに
    保持されたデータを順次前記データ出力ピンに転送する
    出力データ転送手段とをさらに備えた、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記出力レジスタ選択手段は、選択する
    前記出力レジスタを示すアドレス入力信号を外部から受
    け、そのアドレス入力信号に応答して1つの前記出力レ
    ジスタを選択する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数行および複数列に配置され、データ
    を記憶する複数のメモリセルを有し、それらのメモリセ
    ルが複数列単位の複数のブロックに分割されたメモリセ
    ルアレイと、 各々が、前記メモリセルアレイにおける前記複数のブロ
    ックから読出されたデータが書込まれ、書込まれたデー
    タを保持する複数の出力レジスタとを備え、 前記複数の出力レジスタの各々は、前記メモリセルアレ
    イにおける前記複数のブロックのそれぞれに対応して設
    けられ、対応する前記ブロックから読出されたデータを
    保持する複数の出力データ保持ブロックを含み、 前記メモリセルアレイから前記複数の出力レジスタにデ
    ータを書込む際に、そのデータが書込まれる1つの前記
    出力レジスタを選択する書込レジスタ選択手段と、 前記複数の出力レジスタに保持されたデータを読出す際
    に、データが読出される1つの前記出力レジスタを選択
    する読出レジスタ選択手段と、 外部からのクロック信号を受け、そのクロック信号に同
    期してカウントを行なうカウンタ手段と、 データを外部に出力するためのデータ出力ピンと、 前記クロック信号の複数のサイクルにわたって前記デー
    タを出力するために、前記読出レジスタ選択手段により
    選択された出力レジスタにおける前記複数の出力データ
    保持ブロックを前記カウンタ手段のカウント結果に応答
    して順次選択し、選択された出力データ保持ブロックに
    保持されたデータを順次前記データ出力ピンに転送する
    出力データ転送手段とをさらに備えた、半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記書込レジスタ選択手段は、選択する
    前記出力レジスタを示す第1のアドレス入力信号を外部
    から受け、その第1のアドレス入力信号に応答して1つ
    の前記出力レジスタを選択し、 前記読出レジスタ選択手段は、選択する前記出力レジス
    タを示す第2のアドレス入力信号を外部から受け、その
    第2のアドレス入力信号に応答して1つの前記出力レジ
    スタを選択する、請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の出力レジスタは、少なくとも
    3つ設けられ、それらのうちの1つの出力レジスタに前
    記メモリセルアレイにおけるメモリセルのデータが固定
    的に保持される、請求項3記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数行および複数列に配置され、データ
    を記憶する複数のメモリセルを有し、それらのメモリセ
    ルが複数列単位の複数のブロックに分割されたメモリセ
    ルアレイと、 メモリアドレス入力信号を受け、そのメモリアドレス入
    力信号に応答して前記メモリセルアレイにおいてアクセ
    スするメモリセルの行を選択する行選択手段と、 複数の動作サイクルにわたって外部から入力されるデー
    タを受けるデータ入力ピンと、 前記データ入力ピンを介して入力され、前記メモリセル
    アレイのメモリセルに書込まれるデータを保持する入力
    レジスタとを備え、 前記入力レジスタは、前記メモリセルアレイにおける複
    数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、各々が対
    応する前記ブロックに書込むためのデータを保持する複
    数の入力データ保持ブロックを含み、 制御信号を受け、その制御信号に応答して、前記入力レ
    ジスタの各入力データ保持ブロックに保持されたデータ
    を、前記メモリセルアレイにおいて前記行選択手段によ
    って選択されたメモリセルに転送する入力データ転送手
    段をさらに備えた、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記動作サイクルを規定するクロック信
    号を外部から受け、そのクロック信号に同期してカウン
    トを行なうカウンタ手段をさらに備え、 前記入力レジスタは、前記カウンタ手段のカウント結果
    と、前記データを保持する前記複数の入力データ保持ブ
    ロックとの予め定められた関係に基づき、入力されるデ
    ータを前記カウント結果に対応する入力データ保持ブロ
    ックに保持する、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記入力レジスタは、前記複数の動作サ
    イクルの各動作サイクルにおいて入力されるデータを保
    持する入力データ保持ブロックを示すチャンクアドレス
    入力信号を外部から受け、そのチャンクアドレス入力信
    号が示す入力データ保持ブロックに前記データを保持す
    る、請求項6記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 各々が前記メモリセルアレイにおける前
    記複数のブロックから読出されたデータを保持する複数
    の出力レジスタをさらに備え、 前記複数の出力レジスタの各々は、前記メモリセルアレ
    イにおける前記複数のブロックのそれぞれに対応して設
    けられ、対応する前記ブロックから読出されたデータを
    保持する複数の出力データ保持ブロックを含み、 前記複数の出力レジスタの各々における複数の出力デー
    タ保持ブロックに保持されたデータおよび前記入力レジ
    スタにおける複数の入力データ保持ブロックに保持され
    たデータを受け、それらのうちの1つの出力レジスタま
    たは入力レジスタからのデータを、外部から供給される
    読出アドレス入力信号に応答して選択するデータ選択手
    段と、 外部からのクロック信号を受け、そのクロック信号に同
    期してカウントを行なうカウンタ手段と、 データを外部に出力するためのデータ出力ピンと、 前記クロック信号の複数のサイクルにわたって前記デー
    タを出力するために、前記データ選択手段により選択さ
    れたデータを順次前記データ出力ピンに転送する出力デ
    ータ転送手段とをさらに備えた、請求項6記載の半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】 複数行および複数列に配置され、デー
    タを記憶する複数のメモリセルを有し、それらのメモリ
    セルが複数列単位の複数のブロックに分割されたメモリ
    セルアレイと、 複数の動作サイクルにわたって外部から入力されるデー
    タを受けるデータ入力ピンと、 前記データ入力ピンを介して入力され、前記メモリセル
    アレイのメモリセルに書込まれるデータを保持する入力
    レジスタとを備え、 前記入力レジスタは、前記メモリセルアレイにおける前
    記複数のブロックのそれぞれに対応して設けられ、各々
    が対応する前記ブロックに書込むためのデータを保持す
    る複数の入力データ保持ブロックを含み、 前記メモリセルアレイにおける前記複数のブロックから
    読出されたデータを保持する複数の出力レジスタをさら
    に備え、 前記複数の出力レジスタの各々は、前記メモリセルアレ
    イにおける前記複数のブロックのそれぞれに対応して設
    けられ、各々が対応する前記ブロックから読出されたデ
    ータを保持する複数の出力データ保持ブロックを含み、 データを外部に出力するためのデータ出力ピンと、 前記データ入力ピンを介して入力されたデータを前記入
    力レジスタに転送する第1の転送手段と、 前記入力レジスタに保持されたデータをメモリセルアレ
    イの複数のブロックに転送する第2の転送手段と、 前記メモリセルアレイの複数のブロックから読出された
    データを前記複数の出力レジスタに転送する第3の転送
    手段と、 前記複数の出力レジスタに保持されたデータを前記デー
    タ出力ピンに転送する第4の転送手段とをさらに備え
    た、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の転送手段によるデータの転
    送動作または前記第3の転送手段によるデータの転送動
    作と、前記第1の転送手段によるデータの転送動作また
    は前記第4の転送手段によるデータの転送動作とが同時
    に行なわれる、請求項10記載の半導体記憶装置。
JP26892594A 1994-11-01 1994-11-01 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3577119B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26892594A JP3577119B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 半導体記憶装置
US08/833,178 US6115280A (en) 1994-11-01 1997-04-04 Semiconductor memory capable of burst operation
US09/213,279 US6181612B1 (en) 1994-11-01 1998-12-17 Semiconductor memory capable of burst operation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26892594A JP3577119B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08129890A true JPH08129890A (ja) 1996-05-21
JP3577119B2 JP3577119B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=17465189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26892594A Expired - Fee Related JP3577119B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6115280A (ja)
JP (1) JP3577119B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396747B2 (en) 1999-04-16 2002-05-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of high speed input/output of wide bandwidth data by improving usage efficiency of external data bus
KR100694978B1 (ko) * 2006-05-12 2007-03-14 주식회사 하이닉스반도체 데이터 입출력 속도를 증가시키는 구조를 가지는 플래시메모리 장치 및 그 데이터 입출력 동작 방법
US7212464B2 (en) 2004-09-17 2007-05-01 Seiko Epson Corporation Semiconductor memory device having a plurality of latch circuits coupled to each read amplifier
JP2008181663A (ja) * 2008-04-17 2008-08-07 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2008226458A (ja) * 1999-12-20 2008-09-25 Fujitsu Ltd フラッシュメモリ装置のデコーダカウンタセレクタ
JP2012181906A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sk Hynix Inc 集積回路

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8489861B2 (en) * 1997-12-23 2013-07-16 Round Rock Research, Llc Split embedded DRAM processor
JP2000076853A (ja) 1998-06-17 2000-03-14 Mitsubishi Electric Corp 同期型半導体記憶装置
US6011727A (en) * 1998-08-26 2000-01-04 Micron Technology, Inc. Block write circuit and method for wide data path memory devices
US7089360B1 (en) 2000-03-22 2006-08-08 Intel Corporation Shared cache wordline decoder for redundant and regular addresses
US6507531B1 (en) * 2000-03-29 2003-01-14 Intel Corporation Cache column multiplexing using redundant form addresses
US6373751B1 (en) 2000-05-15 2002-04-16 Enhanced Memory Systems, Inc. Packet-based integrated circuit dynamic random access memory device incorporating an on-chip row register cache to reduce data access latencies
JP2002304886A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Nec Corp 半導体記憶装置
US6707752B2 (en) 2001-06-22 2004-03-16 Intel Corporation Tag design for cache access with redundant-form address
US6754135B2 (en) * 2002-09-13 2004-06-22 International Business Machines Corporation Reduced latency wide-I/O burst architecture
US7400548B2 (en) * 2005-02-09 2008-07-15 International Business Machines Corporation Method for providing multiple reads/writes using a 2read/2write register file array
US9384826B2 (en) * 2014-12-05 2016-07-05 Texas Instruments Incorporated Circuits and methods for performance optimization of SRAM memory
KR20210049619A (ko) * 2019-10-25 2021-05-06 에스케이하이닉스 주식회사 분산 저장 시스템의 스토리지 노드 및 그 동작 방법

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0760594B2 (ja) * 1987-06-25 1995-06-28 富士通株式会社 半導体記憶装置
US5200925A (en) * 1988-07-29 1993-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Serial access semiconductor memory device and operating method therefor
JPH0358386A (ja) * 1989-07-26 1991-03-13 Hitachi Ltd 記憶回路
JPH0376094A (ja) * 1989-08-16 1991-04-02 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
US5220529A (en) * 1990-08-20 1993-06-15 Fujitsu Limited One-chip first-in first-out memory device having matched write and read operations
JPH04184791A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Nec Corp 半導体メモリ
JPH05144269A (ja) * 1991-11-19 1993-06-11 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP2500740B2 (ja) * 1993-04-06 1996-05-29 日本電気株式会社 デュアルポ―トメモリ
JPH0798979A (ja) * 1993-09-29 1995-04-11 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US5535172A (en) * 1995-02-28 1996-07-09 Alliance Semiconductor Corporation Dual-port random access memory having reduced architecture

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396747B2 (en) 1999-04-16 2002-05-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of high speed input/output of wide bandwidth data by improving usage efficiency of external data bus
JP2008226458A (ja) * 1999-12-20 2008-09-25 Fujitsu Ltd フラッシュメモリ装置のデコーダカウンタセレクタ
US7212464B2 (en) 2004-09-17 2007-05-01 Seiko Epson Corporation Semiconductor memory device having a plurality of latch circuits coupled to each read amplifier
KR100694978B1 (ko) * 2006-05-12 2007-03-14 주식회사 하이닉스반도체 데이터 입출력 속도를 증가시키는 구조를 가지는 플래시메모리 장치 및 그 데이터 입출력 동작 방법
US7499323B2 (en) 2006-05-12 2009-03-03 Hynix Semiconductor Inc. Flash memory device and data I/O operation method thereof
US7843734B2 (en) 2006-05-12 2010-11-30 Hynix Semiconductor Inc. Flash memory device and data I/O operation method thereof
JP2008181663A (ja) * 2008-04-17 2008-08-07 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2012181906A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sk Hynix Inc 集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6181612B1 (en) 2001-01-30
JP3577119B2 (ja) 2004-10-13
US6115280A (en) 2000-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2740063B2 (ja) 半導体記憶装置
US4394753A (en) Integrated memory module having selectable operating functions
JPH08129890A (ja) 半導体記憶装置
US7340584B2 (en) Sequential nibble burst ordering for data
EP0199134B1 (en) High performance memory system
JP3099931B2 (ja) 半導体装置
JP2740097B2 (ja) クロック同期型半導体記憶装置およびそのアクセス方法
TW201732830A (zh) 用於同時存取非揮發性記憶體之多個分區之裝置及方法
JPH06195967A (ja) 高速データアクセスのために交互式読みだし/書き込みを用いた複数アレイ式メモリデバイス
JP2591010B2 (ja) シリアルアクセスメモリ装置
US4811305A (en) Semiconductor memory having high-speed serial access scheme
US7719922B2 (en) Address counter, semiconductor memory device having the same, and data processing system
JPH05274862A (ja) 半導体メモリ装置
JPH04219841A (ja) ランダム・アクセス・メモリ装置
US7668039B2 (en) Address counter, semiconductor memory device having the same, and data processing system
US20020085417A1 (en) Burst access memory with zero wait states
US6115294A (en) Method and apparatus for multi-bit register cell
KR100571435B1 (ko) 메모리 디바이스 및 그 어드레스 지정 방법
JPS61289596A (ja) 半導体記憶装置
KR920005121B1 (ko) 반도체 기억장치
JP2950427B2 (ja) レジスタバンク回路
CN105468535A (zh) 一种NAND Flash的数据处理方法及装置
JP2694938B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3677187B2 (ja) 半導体装置
JPH0628869A (ja) メモリデバイス

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees