JPH08129146A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH08129146A
JPH08129146A JP7157885A JP15788595A JPH08129146A JP H08129146 A JPH08129146 A JP H08129146A JP 7157885 A JP7157885 A JP 7157885A JP 15788595 A JP15788595 A JP 15788595A JP H08129146 A JPH08129146 A JP H08129146A
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prism
prism array
display device
pupil
light
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JP7157885A
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Kazunari Hanano
花野和成
Seiichiro Tabata
田端誠一郎
Yoichi Iba
井場陽一
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトな光学系を使用しながら収差の発
生が少なく、大きな射出瞳径を持つ頭部装着式映像表示
装置等の映像表示装置。 【構成】 液晶表示素子2に表示された映像は凸レンズ
3で拡大像として使用者の眼球に投影される。凸レンズ
3とその射出瞳6の間に同じ頂角を持つプリズムアレイ
13、14が平行にアレイ方向が一致するように配置さ
れる。凸レンズ3を透過した平行光は照明系1の開口数
で決まる瞳径aを持っているが、その平行光はまずプリ
ズムアレイ13に入射し、そのプリズムにより屈折して
4つの方向の光に分かれ、次に同じ頂角を持つプリズム
アレイ14に入射する。これらの光は再び屈折して相互
に平行な光となる。その結果、プリズムアレイ13入射
前の光束径aは射出後光束径bと拡がる。そのため、実
効的な瞳径が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像表示装置に関し、
特に、コンパクトな光学系を使用しながら大きな射出瞳
径を持つ頭部装着式映像表示装置等の映像表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】バーチュアルリアリティ用、あるいは、
一人で大画面の映像を楽しむことができるようにするこ
と等を目的として、ヘルメット型、ゴーグル型の頭部装
着式映像表示装置の開発が進められている。
【0003】このような頭部装着式映像表示装置は、液
晶表示素子等の2次元表示素子上に表示された映像を接
眼光学系を用いて使用者の網膜上に拡大投影するものが
一般的である(例えば、特開平4−170512号)。
しかし、接眼光学系の開口数が大きいと収差が発生しや
すく、これを防止するためには構成が複雑で大型レンズ
になるという問題がある。そこで、この開口数を照明系
側で制限する頭部装着式映像表示装置も提案されている
(特開平3−214872号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接眼レンズの
開口数が小さいと、使用者の眼の瞳孔で光線がケラレや
すくなる問題が生じる。この問題を図54を用い説明す
る。図54(a)は従来の頭部装着式映像表示装置の要
部を示している。照明系1により液晶表示素子2を背後
から照明し、この液晶表示素子2が表示する映像の拡大
像を接眼光学系である凸レンズ3で使用者の眼球4の網
膜5上に投影する。照明系1は凸レンズ3の収差を小さ
く抑えるために、小さな開口数で液晶表示素子2を照明
している。そのため、この頭部装着式映像表示装置の射
出瞳6の径は図示の通り小さい。この射出瞳6と使用者
の瞳孔位置7が厳密に一致するように頭部装着式映像表
示装置を装着すれば、少なくとも使用者が映像の中心を
注視している場合には、図示の通り、液晶表示素子2の
中心映像P1 、周辺映像P2 を射出する光線が瞳孔7を
通過するので、使用者には液晶表示素子2が映し出す映
像を中心から周辺まで観察することができる。なお、図
中、網膜5上のP1 ′、P2 ′はそれぞれ映像P1 、P
2 の像である。
【0005】しかし、射出瞳6と使用者の瞳孔位置7が
厳密に一致していないと、光線が瞳孔7で蹴られ、映像
に陰りが生じる。さらに、図54(b)に示すように、
使用者が周辺映像P2 に視線を向けた場合には、眼球4
は眼球中央部付近にある回旋点を中心に回転するため、
瞳孔7位置が変移し、中心映像P1 、周辺映像P2 を射
出する光線が瞳孔7を益々通過し難くなる。そして、極
端な場合、映像が観察不能になってしまう。
【0006】上記のような問題点を解決する方法とし
て、図55に示すように、回折格子11、12を2枚平
行に配置して瞳径を拡大する方法がある(特願平6−4
1166号)。この頭部装着式映像表示装置は、液晶表
示素子2に表示された映像を接眼光学系の凸レンズ3で
拡大像として使用者の眼球に投影するもので、液晶表示
素子2はその背後に配置された照明系1により照明さ
れ、その表示映像が映し出されるようになっている。そ
して、接眼光学系の凸レンズ3とその射出瞳6の間に同
じ格子間隔を持つ回折格子11、12を2枚平行に格子
方向が一致するように配置される。このように、2枚の
回折格子11、12を配置すると、凸レンズ3を透過し
た平行光は、まず回折格子11に入射し、0次光、1次
光、−1次光と分かれる。これらの光は、次に同じ格子
間隔を持つ回折格子12に入射する。これらの光は再び
回折して一部は平行光となる。結果として、回折格子1
1入射前の光束径aは、射出後光束径bと拡がる。その
ため、実効的な瞳径が大きくなる。
【0007】この方法によれば、接眼光学系と眼の間で
瞳径を拡大できるので、接眼光学系は小型にできるとい
うメリットを持つ。しかしながら、回折格子11、12
の回折角は波長依存性が大きく、射出瞳6の位置での色
収差が大きい。このため、眼を動かすと像の色が変化し
て見えるという欠点を持つ。
【0008】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな光
学系を使用しながら収差の発生が少なく、大きな射出瞳
径を持つ頭部装着式映像表示装置等の映像表示装置を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の映像表示装置は、映像を表示する映像表示素子と、
前記映像表示素子から射出された光束を用いて射出瞳を
形成する接眼光学系とを備えた映像表示装置において、
前記映像表示素子と前記射出瞳との間に設けられ前記映
像表示素子から射出する光束を分離する第1プリズムア
レイと、前記第1プリズムアレイにより分離された光束
の少なくとも一部を同一方向に向ける第2プリズムアレ
イとを備えたことを特徴とするものである。
【0010】もう1つの本発明の映像表示装置は、映像
を表示する映像表示素子と、前記映像表示素子から射出
された光束を用いて射出瞳を形成する接眼光学系と、前
記映像表示素子及び前記接眼光学系を観察者頭部に保持
するための支持手段とを備えた映像表示装置において、
前記映像表示素子と前記射出瞳との間に設けられ前記映
像表示素子から射出する光束を分離する第1プリズムア
レイと、前記第1プリズムアレイにより分離された光束
の少なくとも一部を同一方向に向ける第2プリズムアレ
イとを備えたことを特徴とするものである。
【0011】これらの場合、第1及び第2プリズムアレ
イは、透明基板表面に四角錐が2次元状に規則的に配置
された形状のものから構成することもできる。また、第
1及び第2プリズムアレイそれぞれは、周期方向が相互
に異なる2以上の1次元プリズムアレイ面を重畳してな
るものから構成することもできる。
【0012】
【作用】本発明においては、映像表示素子と射出瞳との
間に設けられ映像表示素子から射出する光束を分離する
第1プリズムアレイと、第1プリズムアレイにより分離
された光束の少なくとも一部を同一方向に向ける第2プ
リズムアレイとを備えているので、第1プリズムアレイ
により分離された光束は第2プリズムアレイにより同一
方向に射出することになり、結果として光束が拡がって
射出瞳径が拡大し、コンパクトな光学系を使用しながら
収差の発生が少ない映像表示装置が得られる。
【0013】なお、第1及び第2プリズムアレイを、透
明基板表面に四角錐が2次元状に規則的に配置された形
状のものから構成する場合、射出瞳径拡大のために4つ
の光束を作り出すことができ、広画角の光学系に必要な
瞳径を効率良く生成することができる。
【0014】また、第1及び第2プリズムアレイそれぞ
れを、周期方向が相互に異なる2以上の1次元プリズム
アレイ面を重畳してなるものから構成する場合、射出瞳
径拡大のための4つの光束を作り出すプリズムアレイの
製作が容易になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の映像表示装置をいくつかの実
施例に基づいて説明する。 第1実施例 図1は、実施例1の頭部装着式映像表示装置の要部を示
す図であり、この映像表示装置は、液晶表示素子2に表
示された映像を接眼光学系の凸レンズ3で拡大像として
使用者の眼球に投影するもので、液晶表示素子2はその
背後に配置された開口数を制限した照明系1により照明
され、その表示映像が映し出されるようになっている。
そして、本発明に基づいて、接眼光学系の凸レンズ3と
その射出瞳6の間に同じ頂角を持つプリズムアレイ1
3、14を2枚平行にアレイ方向が一致するように配置
する。
【0016】このように、2枚のプリズムアレイ13、
14を配置すると、凸レンズ3を透過した平行光は照明
系1の開口数で決まる瞳径aを持っているが、その平行
光はまずプリズムアレイ13に入射し、そのプリズムに
より屈折して4つの方向の光に分かれる。これらの光
は、次に同じ頂角を持つプリズムアレイ14に入射す
る。これらの光は再び屈折して相互に平行な光となる。
結果として、プリズムアレイ13入射前の光束径aは、
射出後光束径bと拡がる。そのため、実効的な瞳径が大
きくなる。
【0017】このように瞳径が拡大されると、図2に示
すように、使用者が周辺映像P2 に視線を向けて瞳孔7
位置が変移しても、中心映像P1 、周辺映像P2 を射出
する光線は眼球4の瞳孔7を通過するので、中心映像P
1 、周辺映像P2 からの光は眼球4内に取り込まれ、網
膜5上にP1 ′、P2 ′と結像される。
【0018】このような2枚のプリズムアレイ13、1
4によって瞳が拡大される原理を説明する。プリズムア
レイ13、14としては、図3(a)に斜視図を示すよ
うに、四角錐15が透明板16表面に規則正しく並んだ
ものを用いる。この断面形状は、図3(b)に示すよう
に、頂角θのV字形の繰り返しになっている。このプリ
ズムアレイ13、14の第1のプリズムアレイ13に光
が入射すると、図4に示すように、四角錐15のV字の
斜面で屈折し、入射光が図3の断面内で2つの方向(全
体では4つの方向)へ分離する。これら分離した光は、
第2のプリズムアレイ14によって再び屈折し、相互に
平行な方向で入射光の方向へ戻る。この一旦分離し、次
いで並列する光束が射出瞳を作るので、全体の光束は拡
がり、瞳径は大きくなるのである。
【0019】ところで、2枚のプリズムアレイ13、1
4の配置は、図4のように、プリズムアレイ面17が2
枚共眼4の方に向いているタイプの他にも、図5に示す
ように、プリズムアレイ面17が相互に向かい合うタイ
プ(a)、プリズムアレイ面17が共に眼4と反対の方
向に向いているタイプ(b)、プリズムアレイ面17が
互いに反対に向いているタイプ(c)でもよい。
【0020】また、個々のプリズムアレイ13、14を
透明板16表面に四角錐15(図3)を規則的に配置し
て構成する代わりに、図6(a)に示すように、透明板
16の表と裏に異なる方向(図の場合は90°)に周期
を持つ屋根型プリズムアレイ面18、18’を設けたも
のを用いてもよい。このプリズムアレイ13、14に入
射した光線は、表面18で2つの光線に分離し、それぞ
れの光線は裏のプリズム面18’で2つに分離するの
で、四角錐15と同じ作用をする。また、図6(b)に
示すように、2枚の基板16’、16”に分けて、それ
ぞれの一方の面に異なる方向(図の場合は90°)に周
期を持つ屋根型プリズムアレイ面18、18’を設けて
もよい。このような1次元プリズムアレイ面18、1
8’を用いてプリズムアレイ13、14を構成する方が
製作が容易であるメリットがある。
【0021】さて、以上のように、四角錐15又は異な
る方向に周期を持つ屋根型プリズムアレイ面18、1
8’を設けたプリズムアレイ13、14を接眼光学系の
凸レンズ3とその射出瞳6の間に配置すると、光は縦・
横に2つずつ分離するので、射出瞳は、図7に示すよう
に、4つの光束が重なって全体の大きな瞳を作ることに
なる。すなわち、図8に示すように、プリズムアレイ1
3入射前の瞳径aを4つ重ね合わせることで、より大き
な瞳径bにすることができる。例えば、プリズムアレイ
13前の瞳径a=4mmを拡大してb=7mmにするこ
とができる。瞳径が7mmあれば、画角45°の拡大映
像の周辺を見るよう眼球4を傾けても、ケラレなくその
拡大映像の周辺までも見ることができる。
【0022】第2実施例 第1実施例のプリズムアレイ13、14の代わりに、図
9に示すように、1次元方向に周期的に屋根型プリズム
アレイ面(V字状の溝)19を設けてなるプリズムアレ
イ13’、14’を用いてもよい。この場合は、図10
に示すように、入射光束は2つに分離されて瞳が拡大さ
れる。例えば図11のように、プリズムアレイ13’前
の瞳径a=4mmを、横方向に拡大してb=8mm、縦
方向には元のままのa=4mmの射出瞳を作ることがで
きる。この瞳では、画角30°の拡大映像の周辺を見る
よう眼球4を傾けても、ケラレなくその拡大映像の周辺
までも見ることができる。
【0023】第3実施例 本実施例は、プリズムアレイ13、14(13’、1
4’)によって生じる不要光に対して対策をとった例で
ある。図12に示すように、プリズムアレイ13(1
3’)に入射した光は2つもしくは4つの光に分かれて
プリズムアレイ14(14’)に入射し、ここでもそれ
ぞれの光が2つもしくは4つの光に分かれる。これら光
の中、元の入射角で出射する光(正規光)は、図13に
示すように、正規像を生成するが、その他の光は図13
のゴースト像を生成する不要光(ゴースト光)である。
このゴースト像が正規像と重ならないようすべきであ
る。このためには、不要光の射出角φが正規像を生成す
る光束の最大両画角2θよりも大きくなくてはいけな
い。このように、正規像を生成する光束とゴースト像を
生成する不要光束の発生画角が異なれば、図14に示す
ように、プリズムアレイ14と眼球4との間にルーバー
フィルター20を配置してゴースト像だけをカットする
ことができる。ルーバーフィルター20とは、図15に
斜視図を示すように、光を吸収する遮光壁22が透明部
材21を挟んで等間隔に並べられたものであり、ある角
度以上の入射光は遮光壁22に当たって吸収されて射出
できない。このルーバーフィルター20の代わりに、日
本板硝子(株)製の「アングル21」(商品名)に代表
される視野選択ガラスを用いてもよい。この視野選択ガ
ラスは、ある入射角以上の入射光はガラス内で散乱され
て透過できなくなるものである。このように視野選択性
の部材を用いることで、眼球4を大きく動かしてもゴー
スト像が見えないようにすることができる。
【0024】第4実施例 ゴースト光の影響を回避する別の実施例について述べ
る。図16に示すように、表示装置のアイレリーフを長
くして、プリズムアレイ14から眼球4までの距離を長
くする。この距離としては、例えば20mm程度にす
る。このようにアイリリーフが長くなることにより、不
要光の瞳位置6’と正規光の瞳位置6が大きく離れ(例
えば10mm)、眼球4の中に不要光が入らなくなる。
【0025】第5実施例 プリズムアレイ13、14、13’、14’は屈折体で
あるので、その光の屈折角は光の波長によって異なる。
図17に模式的に示すように、波長が短くなるに従って
より大きく屈折する。このような屈折角の波長依存性に
より、瞳位置が波長によって変化してしまい、眼球4を
動かすと画像の色が変化してしまう。
【0026】これを防ぐには、プリズムアレイ13、1
4、13’、14’を構成するガラスとして、低分散ガ
ラスを用いる。例えばアッベ数70以上のガラスを用い
るのが好ましい。
【0027】第6実施例 次に、実際の頭部装着式映像表示装置に第1実施例の瞳
径拡大光学系を組み込んだ実施例を示す。図18はこの
頭部装着式映像表示装置の光学系の1例を示すものであ
り、右眼4R、左眼4Lに対称な光学系が配置されてい
る。豆電球等の点光源23からの光の開口数をレンズ2
4で制限して液晶表示素子25を照明する。液晶表示素
子25上のある1点からの光は、接眼光学系を構成する
凹面鏡26で反射され平行光となるのと同時に眼4R、
4L方向へ曲げられる。この光束は、プリズムアレイ1
3と14により瞳径が拡大されて眼4R、4Lに入射す
る。このような光学配置により、瞳径が拡大され、眼球
を回転させてもケラレのない広画角の拡大映像を観察す
ることができる。
【0028】これら光学系と液晶表示素子25や光源2
3を駆動する回路を一体に組み込んで頭部装着式映像表
示装置本体27とし、この表示装置本体27を観察者頭
部にヘッドバンド28により装着した様子を図19に示
す。なお、図中、29はイアホンを示し、液晶表示素子
25に供給する映像情報、及び、イアホン29に供給す
音声情報は、コード30を経てビデオレコーダ等の映像
再生装置から表示装置本体27へ送られる。
【0029】第7実施例 ところで、本発明による瞳径拡大光学系はプリズムアレ
イ13、14を2枚並べるため、図20に示すプリズム
アレイ13の周期ピッチp1 とプリズムアレイ14の周
期ピッチp2 が等しい場合、それらの微妙な製作誤差や
取り付け角度誤差により、射出瞳6上にモアレ縞が生じ
る。このモアレ縞は映像と重なり映像を劣化させる。そ
れを防止するには、 p2 =(n+1/2)p1 又は、 p1 =(n+1/2)p2 (nは整数) を満たせば、モアレ縞が生じない。例えば、p1 =50
μmであれば、p2 =75μm、125μm、175μ
m、…となる。
【0030】なお、 (n+1/2−1/4)p2 <p1 <(n+1/2+1
/4)p2 又は、 (n+1/2−1/4)p1 <p2 <(n+1/2+1
/4)p1 (nは整数) の範囲内にあれば、モアレ縞が発生し難くいので、好ま
しい。
【0031】また、モアレ縞が射出瞳6に発生したとし
ても、モアレ縞のピッチが細かければ問題はない。許容
できる最大のモアレ縞ピッチは、図21に示すように、
観察者の瞳孔径の半分と等しいときである。このとき、
観察者が眼を動かしても瞳孔7内の光の量は変わらな
い。眼の瞳孔径の最大は約6mmであるから、モアレ縞
のピッチは、 |p1 ・p2 /(p1 −p2 )|≦3(mm) を満たせばよい。例えば、p1 =0.05mmであるな
ら、p2 は0.049mm以下もしくは0.051mm
以上であればよい。
【0032】第8実施例 図22は、2枚のプリズムアレイ13、14に光が入射
し、2つに分離した結果、射出瞳が拡大する様子を示し
ている。このとき、2枚のプリズムアレイ13、14の
プリズムの頂角(図中に拡大して示した角A,B)が等
しく(A=B)ないと、第1のプリズムアレイ13に入
射する角度と、第2のプリズムアレイ14から射出する
角度が異なることになってしまい、その結果、映像が歪
んでしまう。このプリズムの頂角A(=B)と、2枚の
プリズムアレイ13、14の間隔Lと光線の分離間隔D
との間には、次の関係がある。
【0033】D=2L・tan〔(A/2)−cos-1
{n・cos(A/2)}〕 ここで、nはプリズムアレイ13、14の材質の屈折率
である。ただし、この式は、図22のように、プリズム
面が向き合った状態におけるA,D,Lの関係式であ
る。例として、材質がアクリル樹脂で、分離間隔Dを
3.2mm、プリズム頂角Aを140°とすると、間隔
Lは8.47mmとなる。
【0034】所定の分離間隔Dを得るには、言い換えれ
ば、どの程度射出瞳を分離拡大できるかは、第1プリズ
ムアレイ13の射出角に依存する。すなわち、図22中
において、Dが一定の場合、第1プリズムアレイ13の
射出角θが大きい程、Lが短くできる。そして、このθ
はプリズムアレイの頂角Aに依存しており、頂角Aが小
さければθは大きくなる。つまり、頂角Aが小さい程、
Lは短くでき、この瞳拡大光学系をコンパクトにするこ
とができる。
【0035】しかし、屈折率n=1.5程度のガラスや
アクリル樹脂等の場合、頂角Aが120°以下になる
と、図23に示すように、映像周辺の光線は第1プリズ
ムアレイ13で全反射してしまう。n=1.85程度の
高屈折率ガラスだと、この全反射は135°以下で起き
る。したがって、頭部装着式映像表示装置のように大画
面の映像を眼に誘導するのには、頂角Aは120°以上
が好ましい。また、画角が60°以上であると、さらに
条件は厳しくなり、頂角Aは140°以上が好ましい。
【0036】しかし、頂角があまり大きすぎて160°
以上になると、次の問題がある。すなわち、図24
(a)、(b)に示すように、プリズムアレイ13、1
4には2種類の面がある。背面側からの正の角度を持つ
入射光に対し、全反射しない面をT面、全反射しやすい
面をR面と定義する。2枚のプリズムアレイ13、14
を介して光を分離拡大する際に、図25に示すように、
第1プリズムアレイ13と第2プリズムアレイ14で同
じ種類の面(1枚目でT面、2枚目でT面、又は、1枚
目でR面、2枚目でR面)を通った光は、第1プリズム
アレイ13に入射する角度θinと第2プリズムアレイ1
4から射出してくる角度θout がθin=θout となり、
映像を歪みなく見ることができるが、図26のように、
種類の異なる面(1枚目でT面、2枚目でR面、又は、
1枚目でR面、2枚目でT面)を通った光は、θin=θ
out とはならず、その結果、この光が眼に入るとゴース
トやフレアつまり不要光となる。観察者の瞳孔7が動く
範囲に不要光が入り難いように、この不要光の射出角Θ
(図27)を大きくするには、プリズムの頂角Aが14
5°以下が望ましい。この様子を図27に示す。図から
分かるように、同じ頂角でも、第2プリズムアレイ14
から瞳孔7までの距離、すなわち、アイリリーフが短い
と不要光は眼に入りやすく、アイリリーフは長いと眼に
入り難い。ここに言及している頂角の数値は、アイリリ
ーフを頭部装着式映像表示装置において適当と思われる
20mmとしている。また、高屈折率ガラスや60°以
上の広画角のときには、160°までは許容できる。
【0037】したがって、整理すると、頂角Aは、画角
が30°〜45°で屈折率1.5程度のときは、120
°〜140°で、画角が60°以上、又は、高屈折率の
ときは、140°〜160°程度にするのが望ましい。
また、この角度内にあるとき、映像の明るさむらが少な
い。
【0038】第9実施例 本実施例は、図28に示すように、第1プリズムアレイ
13と第2プリズムアレイ14とをプリズム面と反対側
の背面で相互に向き合わせたタイプのものである。この
タイプの特徴は、入射角の異なる光線が2枚のプリズム
アレイ13、14を経た後の瞳面でのずれ量D1 、D2
が小さいことである。このずれ量があまりに大きいと、
観察者の瞳孔の位置によって見える光と見えない光が出
てしまう。図29にずれ量に依存して観察者瞳孔7へ入
射する光線の様子を示すが、例えば同図(a)ではずれ
量が大きく、実線の光線は見えて点線の光線は見えな
い。しかし、ずれ量が小さければ、同図(b)示すよう
に、入射角が大きい光線でも全て瞳孔7に入るので、映
像周辺までケラレることなく見ることができる。
【0039】第10実施例 第9実施例で示した第1プリズムアレイ13と第2プリ
ズムアレイ14とをプリズム面と反対側の背面で相互に
向き合わせたタイプにおいて、射出瞳を形成する光が入
射してくる方向とは反対側に分離する光の一部を遮光す
るための部材を設ける実施例である。この様子を図30
に示す。同図において、右側から入射してくる光線は第
1プリズムアレイ13でT面、第2プリズムアレイ14
でもT面を通った光は左側に分離し、両アレイ13、1
4で共にR面を通った光は右側に分離するが、何ら遮光
するものがないときは、両アレイ13、14でT面を通
って左側に分離する光の方が、第1プリズムアレイ13
において入射する面積が大きいため、相対的に明るくな
る。そこで、第1プリズムアレイ13の入射側に遮光部
材31を配し、その第1プリズムアレイ13のプリズム
の頂点近傍に対応した位置に透明部分(図中、白い部
分)、谷近傍に対応した位置に遮光壁(図中、黒い部
分)を図のように配置すると、両アレイ13、14でR
面を通る右側に分離される光を遮光することなく、両ア
レイ13、14でT面を通る左側に分離する光を部分的
に遮光するため(図中、斜線部分)、結果的に、右側の
射出瞳の明るさが相対的に上がる。同様に、対称性か
ら、左方向からの光は左に分離する射出瞳の明るさが相
対的に上がることになる。このことは、入射してくる方
向、すなわち眼を向ける方向に分離する射出瞳の明るさ
が相対的に上がるため、映像としては自然に感じられる
ことを意味する。遮光部材31は、図30に示すよう
に、2枚のプリズムアレイ13、14の入射側に配置し
てもよいし、図31に示すように、その射出側に配置し
てもよい。
【0040】第11実施例 図32(a)、(b)は、第1プリズムアレイのプリズ
ムアレイ面18と第2プリズムアレイのプリズムアレイ
面18’とを、1つの光学部材32の一方の面とその面
に対向した面に施した例の断面図と斜視図を示してい
る。このタイプの特徴は、入射光が第1プリズムアレイ
面18を経た後、屈折率の異なる媒質を通らないため、
上記のずれ量D1 、D2 が小さく映像の明るさむらが少
ない。図32は1次元方向のアレイ面を設けたものであ
るが、2次元方向のアレイ面を設けるには、第1実施例
と同様に、図33に示すように、光学部材32の両面に
四角錐15、15’のアレイを設ける。
【0041】第12実施例 図34は、第6実施例のような配置において、プリズム
アレイ13、14と眼4の間に視度補正レンズ33を挿
入することによって見やすい位置に虚像を作る様子を示
している。点光源23からの光の開口数をレンズ24で
制限して液晶表示素子25を照明する。液晶表示素子2
5は凹面鏡26の焦点位置に配置されており、液晶表示
素子25からの光は凹面鏡26で平行光となってプリズ
ムアレイ13、14に入射する。
【0042】この場合、視度補正レンズ33は−1〜−
5ディオプターを有し、凹面鏡26で無限遠に結像され
た光は視度補正レンズ33を通して眼4に入射する。こ
のとき、虚像位置は200mm〜1000mmになり、
観察者にとって見やすい距離となる。したがって、観察
者は眼のピント合わせがしやすく、二重像にはならな
い。
【0043】第13実施例 本実施例では、視度補正レンズの視度と左右の光学系で
生じる輻輳角を一致させる例である。図35には、左右
の光学系を偏心させる例を示してある。例えば−1ディ
オプターの視度補正レンズ33、33を使用する場合、
眼幅を65mmとして、光学系を1.8°傾ける。左右
眼4L、4Rで画面中心を見ようとすると、左右の眼球
4L、4Rは内側に回転する。このときの視軸が交差す
る角度が輻輳角である。この交差する点までの距離と視
度とを一致させることにより、観察者は一層ピント合わ
せがしやすくなり、二重像となることを防ぐことができ
る。
【0044】図35では、輻輳角を付ける方法として光
学系全体を傾けたが、この他には、液晶表示素子25、
25の配置位置を内側に偏移させて配置したり、その表
示像を内側にずらして表示させる方法でもよい。
【0045】第14実施例 本実施例では、立体映像を表示し、立体映像の視度に合
わせて視度を変化させる例である。立体映像の場合、映
像によって視度が変わる。つまり、輻輳角が変わる。そ
こで、この輻輳角と一致させるように視度も変化させ
る。その1例を図36に示す。立体画像再生装置34
は、左右の映像信号を液晶表示素子25、25に出力し
て立体映像を表示させる。立体画像再生装置34は、こ
の左右の映像信号と同期した視度信号も出力する。視度
を光学的に変える方法として、図36の場合は、液晶を
封入して印加電圧によって屈折率が変化し焦点距離が変
わる視度補正液晶レンズ33’、33’を用いる。した
がって、出力された視度信号に応じて虚像の視度が変わ
る。本実施例では、立体映像であっても輻輳角と視度が
一致するので二重像は見えない。視度信号を生成する方
法としては、本実施例のように、予め視度信号を生成し
て記録、出力する方法の他に、観察者の視線と眼幅を検
出して輻輳角を求め、視度信号を計算、出力する方法で
もよい。
【0046】また、このような視度調節は、立体映像の
みならず、片眼の場合でも有効である。メガネレンズを
装着していない近視、遠視の人は、それぞれ見やすい虚
像位置が異なるからである。また、視度調節レンズとし
ては、上記のような液晶レンズ33’の他に、凹レンズ
と凸レンズを組み合わせ両者のレンズ間隔を変えること
で視度調節を行うものであってもよい。
【0047】第15実施例 本実施例では、射出瞳の形を図8のような円でなくそれ
以外の形にした場合である。図37に示すように、例え
ば四角形の瞳を用いる。水平画角45°でアスペクト比
4:3の映像をケラレなく見るためには、横7.2m
m、縦5.6mmの射出瞳が必要である。この寸法の射
出瞳を形成するために、横2.8mm、縦2.2mmの
4つの長方形の瞳を、図のように横1.6mm、縦1.
2mmの隙間をおいて配置する。横1.6mm、縦1.
2mmの隙間があるが、これは観察者の眼球の瞳孔径よ
り小さいので問題ない。このように長方形の瞳であれ
ば、必要な射出瞳を効率よく形成することができる。ま
た、水平画角45°のアスペクト比16:9の場合を図
38に示す。横2.6mm、縦4mmの2つの縦長の長
方形の瞳を隙間2mmあけて左右に配置する。この場
合、形成する瞳は2つでよいので、光量損失が少ないと
いう利点がある。
【0048】第16実施例 本実施例は、第15実施例のような長方形の瞳を作るた
めの照明光学系を示すものである。図39には、光源2
3のガラス球35内のフィラメント36を四角形にした
ものの正面図が示されている。このとき、瞳も四角形に
なる。
【0049】図40には、ルーバーを利用した照明系が
示されている。ルーバーは、透過部材の中に光を吸収す
る吸収壁を平行に周期的に並べたもので、光の射出する
角度を制限するものである。図40の場合は、光源23
からの出てレンズ24で略平行にされ液晶表示素子25
を照明する光束中に、横方向の広がり角を制限するルー
バー37と縦方向の広がり角を制限するルーバー38を
順に配置することで、四角形の瞳ができる。
【0050】第17実施例 本実施例では、図41(a)〜(f)に断面を示すよう
に、プリズムアレイ13、14の隣り合うプリズム相互
の距離が場所によって異なり等しくない。すなわち、周
期ピッチを持っていないプリズムアレイ13、14であ
る。図41(a)に示すように、隣り合うプリズム間距
離が大きいものから小さいものへと徐々に変化したもの
や、同図(b)に示すように、周辺部がプリズム間距離
が小さく、中央部が大きいもの、同図(c)に示すよう
に、その逆で周辺部が大きく、中央部が小さいもの、ま
た、同図(d)に示すように、大きいものと小さくもの
が交互に並んでいるものや、同図(e)に示すように、
何個かが大きいものから小さいものに変化して並び、そ
れが数個単位でサイクリックに並んでいるもの、また、
同図(f)に示すように、プリズム間の距離に全くの規
則性を持たせないでランダムに並んでいるもの等があ
り、これらは全てプリズムピッチによって生じる回折を
抑える作用を持っている。
【0051】第18実施例 本実施例では、図42に示すように、プリズムアレイ1
3、14間の距離を周期的に変化させて、実効的に個々
の射出瞳間の距離を変化させ、瞳の拡大率を上げるもの
である。アレイ13、14間の距離が最大に開いた状態
(図43(a))では、それぞれの射出瞳の間は対角方
向に拡がり(図44(a))、アレイ13、14間の距
離が最も近づいた状態(図43(b))では、それぞれ
の射出瞳は相互に近づく(図44(b))。この2つの
状態を視覚で認知できない程度のスピードで交互に周期
的に形成すれば、眼球は実効的に図45に示したような
射出瞳を見ていることになる。これと同じことだが、同
じ面積の射出瞳ならば、1つ1つの射出瞳の径の大きさ
を小さくすることができる。このことは、プリズムアレ
イ13、14で拡大する前の射出瞳の径を小さくでき、
これは収差やコンパクトさの面で接眼光学系にとって有
利に働く。2つのアレイ13、14の間隔を変える方法
としては、図42に示すように、アレイ13、14の間
に例えば印加電圧によって長さが変化するピエゾ素子3
9からなるアクチュエータ等を用いる。
【0052】第19実施例 本実施例では、2次元方向にアレイを配置した場合にお
いて、第1実施例の図8に示した射出瞳の配置とは異な
る例を示す。上記第18実施例で言及したように、接眼
光学系の射出瞳径を小さくすることは、接眼光学系にと
って接眼光学系自体の大きさも小さくでき非常に有利で
あるが、射出瞳径を小さくして行き、図46(a)に示
すように瞳間距離を離すと、図46(b)に示すよう
に、アイポイントから眼球4の位置が外れると、外側だ
け見えて中央が見えない状態が生じやすくなる。これら
は、それぞれの射出瞳の中央からの距離が等しい(図4
6(a):a=b=c=d)ために起こる。図47
(a)に示すように、横方向では縦方向に比べて瞳間距
離を広くする(α>β)ような瞳配置にすれば、横方向
において光束がアイポイントから外れた眼球4に入射す
る様子を示す図47(b)から明らかなように、映像の
外側部が明るく、中央部からケラレてくる。ところが、
縦方向の瞳間距離が狭いことにより、縦方向において光
束がアイポイントから外れた眼球4に入射する様子を示
す図47(c)から明らかなように、映像の中央部は明
るく、外側部からケラレてくる。人間は画面を見るとき
はほとんど中央しか見ない性質があるため、中央部の光
線が瞳孔7に入っていることは重要である。
【0053】図48(a)、(b)に示すように、瞳拡
大率が同じならば、つまり、同図(a)の瞳の中心を結
ぶ長方形と同図(b)の瞳中心を結ぶ菱形の面積が同じ
ならば、同図(b)のタイプの配置の方が光線束がケラ
レ難い。このように、縦方向と横方向とでそれぞれケラ
レやすい光線束を補っているため、光線束が瞳孔7に入
る条件が広くなる。このことから、瞳拡大率が同じなら
ば、接眼光学系の射出瞳径をより小さくでき、アイポイ
ントのずれに広く対応できる。
【0054】第20実施例 本実施例では、図49に示すように、1次元方向にアレ
イを配置した場合において、プリズムアレイ41〜44
を4枚を用いて射出瞳を3つに分割拡大する例である。
2枚目のプリズムアレイ42と3枚目のプリズムアレイ
43を接しておき、1枚目のプリズムアレイ41と2枚
目のプリズムアレイ42との間隔D1と3枚目のプリズ
ムアレイ43と4枚目のプリズムアレイ44との間隔D
2を一致させて(D1=D2)配置すると、分割された
光線qとrが中央で一致し、射出瞳が3つに分割される
ことになる。2次元方向に配置したアレイでは、もう1
方向にも同様に3つに分割される。すなわち、図49の
p,q(=r),sそれぞれが縦方向にも3つに分割す
るので、図50に示すような計9つの射出瞳を作ること
ができる。
【0055】第21実施例 本実施例では、図51に示すように、1次元方向にアレ
イを配置した場合において、プリズムアレイ41〜44
を4枚を用いて射出瞳を4つに分割拡大する例である。
2枚目のプリズムアレイ42と3枚目のプリズムアレイ
43を接しておき、1枚目のプリズムアレイ41と2枚
目のプリズムアレイ42との間隔D1と3枚目のプリズ
ムアレイ43と4枚目のプリズムアレイ44との間隔D
2を異ならせて(D1≠D2)配置すると、射出瞳が4
つの分割する。2次元方向に配置したアレイでは、もう
1方向にも同様に4つに分割される。すなわち、図51
のp,q,r,sそれぞれが縦方向に4つに分割するの
で、図52に示すような計16個の射出瞳を作ることが
できる。
【0056】第22実施例 本実施例では、横方向に図49に示した配置で3つの射
出瞳に分割し、縦方向にはプリズムアレイを2枚(例え
ば、プリズムアレイ41とプリズムアレイ42のみを2
次元方向に配置したアレイとする。)を用いて2つに射
出瞳を分割し、2次元で図53に示すような計6つの射
出瞳を作るものである。
【0057】以上、本発明の映像表示装置をいくつかの
実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施
例に限定されず種々の変形が可能である。
【0058】以上の本発明の映像表示装置は例えば次の
ように構成することができる。 〔1〕 映像を表示する映像表示素子と、前記映像表示
素子から射出された光束を用いて射出瞳を形成する接眼
光学系とを備えた映像表示装置において、前記映像表示
素子と前記射出瞳との間に設けられ前記映像表示素子か
ら射出する光束を分離する第1プリズムアレイと、前記
第1プリズムアレイにより分離された光束の少なくとも
一部を同一方向に向ける第2プリズムアレイとを備えた
ことを特徴とする映像表示装置。
【0059】〔2〕 映像を表示する映像表示素子と、
前記映像表示素子から射出された光束を用いて射出瞳を
形成する接眼光学系と、前記映像表示素子及び前記接眼
光学系を観察者頭部に保持するための支持手段とを備え
た映像表示装置において、前記映像表示素子と前記射出
瞳との間に設けられ前記映像表示素子から射出する光束
を分離する第1プリズムアレイと、前記第1プリズムア
レイにより分離された光束の少なくとも一部を同一方向
に向ける第2プリズムアレイとを備えたことを特徴とす
る映像表示装置。
【0060】〔3〕 前記第1及び第2プリズムアレイ
は、透明基板表面に四角錐が2次元状に規則的に配置さ
れた形状のものからなることを特徴とする上記〔1〕又
は〔2〕記載の映像表示装置。
【0061】〔4〕 前記第1及び第2プリズムアレイ
それぞれは、周期方向が相互に異なる2以上の1次元プ
リズムアレイ面を重畳してなるものからなることを特徴
とする上記〔1〕又は〔2〕記載の映像表示装置。
【0062】〔5〕 前記第1プリズムアレイの周期ピ
ッチp1 (mm)と前記第2プリズムアレイの周期ピッ
チp2 (mm)が異なることを特徴とする上記〔1〕又
は〔2〕記載の映像表示装置。
【0063】〔6〕 次の関係を満足する上記〔5〕記
載の映像表示装置。 (n+1/2−1/4)p2 <p1 <(n+1/2+1
/4)p2 又は、 (n+1/2−1/4)p1 <p2 <(n+1/2+1
/4)p1 (nは整数)。
【0064】〔7〕 次の関係を満足する上記〔5〕記
載の映像表示装置。 |p1 ・p2 /(p1 −p2 )|≦3(mm)
【0065】〔8〕 前記第1プリズムアレイのプリズ
ムの頂角と前記第2プリズムアレイのプリズムの頂角と
を略同一に形成すると共に、前記頂角が120°〜16
0°の範囲にあることを特徴とする上記〔1〕記載の映
像表示装置。
【0066】
〔9〕 前記第1及び第2のプリズムアレ
イが共に、屈折率が1を含まずかつ1よりも大きい光学
部材を媒質として、一方の面を鋸歯状形状からなるプリ
ズム面とし、前記媒質を挟んで前記プリズム面と対向す
る面を平面形状の背面とし、前記第1及び第2のプリズ
ムアレイのプリズム面を向き合わせて配置したことを特
徴とする上記〔1〕記載の映像表示装置。
【0067】〔10〕 前記第1及び第2のプリズムア
レイが共に、一方の面を鋸歯状形状のプリズム面とし、
前記プリズム面と対向する面を平面形状の背面とし、前
記第1及び第2のプリズムアレイの背面を向き合わせて
配置したことを特徴とする上記〔1〕記載の映像表示装
置。
【0068】〔11〕 前記映像表示素子と前記射出瞳
との間に一部の光を遮光するために、遮光部と透過部と
が交互に併設された遮光部材を設置したことを特徴とす
る上記〔1〕から〔10〕の何れか1項記載の映像表示
装置。
【0069】〔12〕 前記第1プリズムアレイと前記
第2のプリズムアレイとが背面で接合されるか、又は、
一体成形されていることを特徴とする上記〔10〕記載
の映像表示装置。
【0070】〔13〕 前記第1プリズムアレイと前記
第2プリズムアレイと視度補正レンズとを光路上に順に
配置したことを特徴とする上記〔1〕記載の映像表示装
置。
【0071】〔14〕 前記映像表示素子、前記接眼光
学系、前記第1プリズムアレイ、前記第2プリズムアレ
イ、前記視度補正レンズが、各々左右両眼用に一対配置
されており、前記左右の接眼光学系の光軸が前記視度補
正レンズの視度に相当する距離の位置で略交差するよう
に配置されていることを特徴とする上記〔13〕記載の
映像表示装置。
【0072】〔15〕 前記視度補正レンズは視度を調
整するための視度調整機構を備えていることを特徴とす
る上記〔13〕又は〔14〕記載の映像表示装置。
【0073】〔16〕 前記射出瞳は多角形であること
を特徴とする上記〔1〕記載の映像表示装置。
【0074】〔17〕 前記多角形の射出瞳は四角形あ
ることを特徴とする上記〔16〕記載の映像表示装置。
【0075】〔18〕 前記第1及び第2のプリズムア
レイを構成する多数のプリズム間の距離が相互に異なる
ように形成されていることを特徴とする上記〔1〕記載
の映像表示装置。
【0076】〔19〕 前記第1及び第2のプリズムア
レイの少なくとも何れか一方を振動させ相互の距離を周
期的に変化させることを特徴とする上記〔1〕記載の映
像表示装置。
【0077】〔20〕 前記第1及び第2のプリズムア
レイは射出瞳を映像の水平方向と垂直方向に分離する配
置にあることを特徴とする上記〔1〕記載の映像表示装
置。
【0078】〔21〕 さらに第3プリズムアレイと第
4プリズムアレイとを前記映像表示素子と射出瞳の間に
設けたことを特徴とする上記〔1〕記載の映像表示装
置。
【0079】〔22〕 前記第1プリズムアレイと前記
第2プリズムアレイとの間隔と、前記第3プリズムアレ
イと前記第4プリズムアレイとの間隔とが等しいことを
特徴とする上記〔21〕記載の映像表示装置。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の映像表示装置によると、映像表示素子と射出瞳との間
に設けられ映像表示素子から射出する光束を分離する第
1プリズムアレイと、第1プリズムアレイにより分離さ
れた光束の少なくとも一部を同一方向に向ける第2プリ
ズムアレイとを備えているので、第1プリズムアレイに
より分離された光束は第2プリズムアレイにより同一方
向に射出することになり、結果として光束が拡がって射
出瞳径が拡大し、コンパクトな光学系を使用しながら収
差の発生が少ない映像表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の頭部装着式映像表示装置
の要部を示す図である。
【図2】図1の実施例の作用を説明するための図であ
る。
【図3】プリズムアレイの1例の斜視図と断面図であ
る。
【図4】一対のプリズムアレイにより瞳径が拡大される
様子を示す図である。
【図5】プリズムアレイの配置の変形を示す図である。
【図6】プリズムアレイの別の例の斜視図である。
【図7】第1実施例の瞳を形成する光束の様子を示す図
である。
【図8】第1実施例において瞳が拡大する様子を示す図
である。
【図9】第2実施例のプリズムアレイを示す斜視図であ
る。
【図10】第2実施例の瞳を形成する光束の様子を示す
図である。
【図11】第2実施例において瞳が拡大する様子を示す
図である。
【図12】ゴースト像を生成する不要光が生じる様子を
示す図である。
【図13】正規像の周りにゴースト像が生じる様子を示
す図である。
【図14】第3実施例において不要光がカットされる様
子を示す図である。
【図15】ルーバーフィルターの構成を示す斜視図であ
る。
【図16】第4実施例において不要光がカットされる様
子を示す図である。
【図17】プリズムアレイの屈折角の波長依存性を示す
図である。
【図18】第6実施例の頭部装着式映像表示装置の光学
系を示す図である。
【図19】図18の映像表示装置を観察者頭部に装着し
た様子を示す図である。
【図20】プリズムアレイの周期ピッチを示す図であ
る。
【図21】射出瞳と瞳孔とモアレ縞の関係を示す図であ
る。
【図22】第8実施例において瞳が拡大する様子を示す
図である。
【図23】プリズムアレイで映像周辺の光線が全反射さ
れる様子を示す図である。
【図24】プリズムアレイの2種類の面を示す図であ
る。
【図25】2枚のプリズムアレイの同じ種類の面を通っ
た光を示す図である。
【図26】2枚のプリズムアレイの異なる種類の面を通
った光を示す図である。
【図27】アイリリーフと不要光の眼球への入射可能性
を説明するための図である。
【図28】第9実施例において瞳が拡大する様子を示す
図である。
【図29】第9実施例のずれ量に依存して眼球へ入射す
る光線の様子を示す図である。
【図30】第10実施例において眼を向ける方向に分離
する射出瞳の明るさが相対的に上がる様子を示す図であ
る。
【図31】図30の変形配置を示す図である。
【図32】第11実施例のプリズムアレイの断面図と斜
視図である。
【図33】第11実施例のプリズムアレイの変形例を示
す斜視図である。
【図34】第12実施例の構成を示す図である。
【図35】第13実施例の構成を示す図である。
【図36】第14実施例の構成を示す図である。
【図37】第15実施例による瞳形状と瞳が拡大する様
子を示す図である。
【図38】第15実施例による別の瞳形状と瞳が拡大す
る様子を示す図である。
【図39】第16実施例により長方形の瞳を作るための
光源の正面図である。
【図40】第16実施例による長方形の瞳を作るための
照明系の構成を示す図である。
【図41】第17実施例によるプリズムアレイの各種変
形例を示す断面図である。
【図42】第18実施例によりプリズムアレイ間の距離
を変化させる構成を示す斜視図である。
【図43】プリズムアレイ間の距離が最大・最小のとき
の様子を示す図である。
【図44】図43に対応する射出瞳の様子を示す図であ
る。
【図45】第18実施例による実効的な射出瞳を示す図
である。
【図46】図8の場合に射出瞳径を小さくして瞳間距離
を離した場合を説明するための図である。
【図47】第19実施例による瞳配置を説明するための
図である。
【図48】図46と図47を対比して説明するための図
である。
【図49】第20実施例により4枚のプリズムアレイを
配置した場合に瞳が拡大する様子を示す図である。
【図50】第20実施例により2次元配置の場合の射出
瞳の配置を示す図である。
【図51】第21実施例により4枚のプリズムアレイを
配置した場合に瞳が拡大する様子を示す図である。
【図52】第21実施例により2次元配置の場合の射出
瞳の配置を示す図である。
【図53】第22実施例により2次元配置の場合の射出
瞳の配置を示す図である。
【図54】接眼レンズの開口数が小さい場合の問題点を
説明するための図である。
【図55】先の出願の頭部装着式映像表示装置の要部を
示す図である。
【符号の説明】
1…照明系 2…液晶表示素子 3…凸レンズ 4…眼球 4R…右眼 4L…左眼 5…網膜 6…射出瞳 6’…不要光の瞳位置 7…瞳孔 13、14、13’、14’…プリズムアレイ 15、15’…四角錐 16、16’、16”…透明板 17…プリズムアレイ面 18、18’…屋根型プリズムアレイ面 19…屋根型プリズムアレイ面 20…ルーバーフィルター 21…透明部材 22…遮光壁 23…点光源 24…レンズ 25…液晶表示素子 26…凹面鏡 27…頭部装着式映像表示装置本体 28…ヘッドバンド 29…イアホン 30…コード 31…遮光部材 32…光学部材 33…視度補正レンズ 33’…視度補正液晶レンズ 34…立体画像再生装置 35…ガラス球 36…フィラメント 37、38…ルーバー 39…ピエゾ素子 41、42、43、44…プリズムアレイ P1 …中心映像 P2 …周辺映像 P1 ′…中心映像の像 P2 ′…周辺映像の像 p1 、p2 …プリズムアレイの周期ピッチ A、B…プリズムアレイのプリズムの頂角 L…2枚のプリズムアレイの間隔 D…光線の分離間隔 R…プリズムアレイのプリズムの全反射しやすい面 T…プリズムアレイのプリズムの全反射しない面 D1 、D2 …瞳面でのずれ量 p、q、r、s…分割された光線 D1、D2…プリズムアレイ間の距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する映像表示素子と、前記映
    像表示素子から射出された光束を用いて射出瞳を形成す
    る接眼光学系とを備えた映像表示装置において、前記映
    像表示素子と前記射出瞳との間に設けられ前記映像表示
    素子から射出する光束を分離する第1プリズムアレイ
    と、前記第1プリズムアレイにより分離された光束の少
    なくとも一部を同一方向に向ける第2プリズムアレイと
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 映像を表示する映像表示素子と、前記映
    像表示素子から射出された光束を用いて射出瞳を形成す
    る接眼光学系と、前記映像表示素子及び前記接眼光学系
    を観察者頭部に保持するための支持手段とを備えた映像
    表示装置において、前記映像表示素子と前記射出瞳との
    間に設けられ前記映像表示素子から射出する光束を分離
    する第1プリズムアレイと、前記第1プリズムアレイに
    より分離された光束の少なくとも一部を同一方向に向け
    る第2プリズムアレイとを備えたことを特徴とする映像
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2プリズムアレイは、透
    明基板表面に四角錐が2次元状に規則的に配置された形
    状のものからなることを特徴とする請求項1又は2記載
    の映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2プリズムアレイそれぞ
    れは、周期方向が相互に異なる2以上の1次元プリズム
    アレイ面を重畳してなるものからなることを特徴とする
    請求項1又は2記載の映像表示装置。
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