JPH07218859A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH07218859A
JPH07218859A JP1380194A JP1380194A JPH07218859A JP H07218859 A JPH07218859 A JP H07218859A JP 1380194 A JP1380194 A JP 1380194A JP 1380194 A JP1380194 A JP 1380194A JP H07218859 A JPH07218859 A JP H07218859A
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Kokichi Kenno
研野孝吉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 40°以上の観察画角を観察でき、かつ、周
辺までフラットで鮮明な観察画像を観察でき、広い射出
瞳径を確保した小型の映像表示装置。 【構成】 映像を表示する画面を有する映像表示素子8
と、この映像をリレーしてリレー像を形成するリレー光
学系7と、リレー光学系7を射出した光束を反射させる
と共に、この光束によって射出瞳を形成する接眼光学系
とからなる映像表示装置であって、接眼光学系が、屈折
率(n)が1よりも大きい(n>1)光学部材を間に挟
んだ湾曲形状の第1の面5及び第2の面2を有する裏面
反射鏡6を含み、リレー光学系7を射出した光束が、第
1の面5を透過した後、光学部材を透過して第2の面2
にて反射され、その反射光束が光学部材を透過して再び
第1の面5を透過するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像表示装置に関し、
特に、観察者の頭部又は顔面に保持することを可能とす
る頭部又は顔面装着式映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部装着式映像表示装置にとって、装置
全体の大きさを小さくすることと重量を軽くすること
は、その装着性を損なわないようにするために重要な点
である。この装置全体の大きさを決定する要因は、光学
系のレイアウトである。図20に従来の1つの頭部装着
式映像表示装置の光学系を示す(特開平3−10170
9号)。この映像表示装置は、2次元画像表示素子の表
示画像を正レンズよりなるリレー光学系にて空中像とし
て伝達し、凹面反射鏡からなる接眼光学系でこの空中像
を拡大して観察者の眼球内に投影するものである。ま
た、従来、装置全体を小型にするために、2次元画像表
示素子を凸レンズで拡大して直接観察する直視型のもの
も知られている。これらのレイアウトでは、観察者顔面
からの装置突出量が大きくなってしまう。さらに、広い
観察画角をとるためには、大きな正レンズ径と大きな2
次元画像表示素子を使用する必要があり、装置がますま
す大きくなると同時に、重くなってしまう。
【0003】疲労を感じさせずに長時間の観察を可能と
したり、簡単に着脱できるためには、観察者の眼球直前
に短くて軽い接眼光学系を配置した構成が望ましい。こ
うすると、2次元画像表示素子と照明光学系等を観察者
の頭部前方への突出量を小さくして配置でき、装置の突
出量が減ると同時に、軽量化が可能となる。
【0004】次に、大きな画角を確保することは、画像
観察時の臨場感を上げるために必要である。特に、提示
される画像の立体感は、提示画角によって決まってしま
う(テレビジョン学会誌 Vol.45, No.12, pp.1589-1596
(1991))。広い画角と高い解像力が得られる光学系をい
かにして実現するかが、次に重要な問題となる。立体感
・迫力感等を観察者に与えるためには、水平方向で40
°(±20°)以上の提示画角を確保することが必要で
あると同時に、120°(±60°)付近でその効果は
飽和してしまうことが知られている。つまり、40°以
上でなるべく120°に近い観察画角にすることが望ま
しい。しかし、接眼光学系が平面の反射鏡の場合は、観
察者の眼球に上記の40°以上の画角の光線を入射させ
ようとした場合には、非常に大きな2次元画像表示素子
を必要とし、結局、装置全体が大きくて重い物となって
しまう。
【0005】さらに、凹面鏡はその性質上、凹面鏡の表
面に沿った凹面状の強い像面湾曲を発生するために、平
面の2次元画像表示素子を凹面鏡の焦点位置に配置する
と、その観察像面は湾曲を起こしてしまい、視野周辺ま
で明瞭な観察像を得ることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、視
野周辺まで明瞭に観察でき、広い観察画角で観察者に観
察像を提示でき、なおかつ、小型で軽量な映像表示装置
を提供することは非常に難しかった。本発明は従来技術
のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、広い
観察画角を提供しつつ、小型・軽量で、高い解像力と大
きな射出瞳径を持った映像表示装置を提供しようとする
ものである。
【0007】以下、この点についてさらに説明すると、
偏心した凹面反射鏡による接眼光学系で発生する収差は
大きく、結像性能に直接影響する像面湾曲、非点収差、
コマ収差等の収差と、結像性能には直接関係がない瞳収
差との2つが発生する。
【0008】上記の結像性能に直接影響を与える収差
は、リレー光学系に偏心面や非球面を用いて補正するこ
とがある程度可能であるが、結像性能には直接関係がな
い瞳収差の補正は、リレー光学系に偏心や非球面を使っ
て補正することはできない。これは、観察者の瞳位置と
結像関係にある接眼光学系の入射瞳とリレー光学系の射
出瞳がズレてしまうことを意味し、リレー光学系の射出
瞳径を非常に大きくとる必要がある。リレー光学系の瞳
径を大きくとらないと、観察画角周辺がケラレたり、解
像力が不足したりといった問題が生ずる。この問題に対
処するためには、リレー光学系の瞳径を大きくしなけれ
ばならないが、リレー光学系の瞳径を大きくとることは
リレー光学系の負担が非常に大きくなり、リレー光学系
が大きく複雑になってしまう。
【0009】以下、上記瞳収差の発生をリレー光学系を
省略した図17を用いて説明する。図17は、従来の表
面反射鏡である接眼凹面鏡によって発生する瞳収差を示
すための図である。この図において、観察者瞳位置を
1、凹面反射鏡を2、観察者の正面に当たる視軸を3、
観察者の瞳の凹面鏡2による投影位置(瞳位置)を4と
する。この図面の座標系の取り方は、紙面内をY−Z平
面内とし、紙面と垂直方向の紙面表面から裏面に向かう
垂線をX軸とする。この図は、観察者の瞳径を12mm
φと仮定して光線追跡をしたものである。
【0010】さらに、観察者瞳を物点とした軸上光線の
みを追跡したのが図18(a)である。図18(a)に
おいて、同様に、観察者瞳位置を1、接眼凹面鏡を2、
観察者の正面にあたる視軸を3、観察者の瞳の接眼凹面
鏡2による投影位置を4とする。この図において、各主
光線11〜15の観察画角は、図18(b)に示す画面
中に示した画角の主光線を示している。
【0011】上記図18(a)の光線をX−Z断面に投
影した図が図19(a)である。図19(a)におい
て、同様に、観察者瞳位置を1、接眼凹面鏡を2、観察
者の正面にあたる視軸を3とする。光線21〜23、3
1〜33の画面中の観察画角に対する配置は図19
(b)に示すものである。
【0012】図19(a)から、図中の光線21が特に
Z軸方向に収差を持っていることが分かる。このことか
ら、図17においては右目の左方向の画像をケラレるこ
とがなく表示するためには、大きな有効口径で十分に収
差補正されたリレーレンズを必要とすることとなり、リ
レーレンズにかかる負担が大きくなることが分かる。
【0013】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、40°(±20°)以
上の観察画角を観察でき、かつ、周辺までフラットで鮮
明な観察画像を観察でき、広い射出瞳径を確保した小型
の映像表示装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の映像表示装置は、映像を表示する画面を有する映像
表示素子と、前記映像をリレーしてリレー像を形成する
リレー光学系と、前記リレー光学系を射出した光束を反
射させると共に、該光束によって射出瞳を形成する接眼
光学系とからなる映像表示装置において、前記接眼光学
系が、湾曲した第1の面と第2の面とを有し、前記リレ
ー光学系を射出した光束が、前記第1の面を透過した
後、前記第2の面にて反射され、その反射光束が再び前
記第1の面を透過するように設けられたことを特徴とす
るものである。
【0015】本発明のもう1つの映像表示装置は、映像
を表示する画面を有する映像表示素子と、前記映像をリ
レーしてリレー像を形成するリレー光学系と、前記リレ
ー光学系を射出した光束を反射させると共に、該光束に
よって射出瞳を形成する接眼光学系とからなる映像表示
装置において、前記接眼光学系が、屈折率(n)が1よ
りも大きい(n>1)光学部材を間に挟んだ湾曲形状の
第1の面及び第2の面を有する裏面反射鏡を含み、前記
リレー光学系を射出した光束が、前記第1の面を透過し
た後、前記光学部材を透過して前記第2の面にて反射さ
れ、その反射光束が前記光学部材を透過して再び前記第
1の面を透過するように設けられたことを特徴とするも
のである。
【0016】本発明のさらにもう1つの映像表示装置
は、映像を表示する画面を有する映像表示素子と、前記
映像をリレーしてリレー像を形成するリレー光学系と、
前記リレー光学系を射出した光束を反射させると共に、
該光束によって射出瞳を形成する接眼光学系とからなる
顔面装着部と、前記顔面装着部を観察者頭部に保持する
ための支持部材とを有する映像表示装置において、前記
接眼光学系が、第1の面と第2の面との少なくとも2つ
の面を有し、前記リレー光学系を射出した光束が、前記
第1の面を透過後、前記第2の面で反射され、再び前記
第1の面を透過するよう設けられたことを特徴とするも
のである。
【0017】
【作用】以下、本発明の作用について説明する。以下に
おいて、光学系の設計上の利便性から、観察者瞳位置か
ら2次元画像表示素子へ向けて光線を追跡する逆追跡の
光路に沿って説明する。
【0018】接眼凹面反射光学系では、図19(a)に
示したように、瞳位置1から広がって行く各像高の主光
線の反射面2に当たるまでの距離が大きく異なる。つま
り、図19(a)の光線21、31に対しては、光線が
大きく広がる前の早い段階において凹面反射鏡2に当た
って反射するために、Z軸との交点が瞳位置1に近くな
ってしまう。一方、その他の光線は比較的反射面2に当
たるまでの距離が長いために、Z軸との交点が瞳位置1
から遠い方向になる。これは、反射面がY−Z平面で大
きく傾いているためである。
【0019】そこで、本発明では、裏面鏡を使用するこ
とによって上記の問題を解決している。図1は、本発明
の接眼凹面鏡によるX軸方向の瞳収差を示すための図で
ある。図1において、観察者瞳位置を1、接眼光学系の
第2の面を2、観察者の正面に当たる視軸を3、観察者
の瞳の凹面鏡2による投影位置(瞳位置)を4、接眼光
学系の第1の面を5、裏面鏡を6とする。図面の座標系
の取り方は、紙面内をY−Z平面内とし、紙面と垂直方
向の紙面表面から裏面に向かう垂線をX軸とし、本図の
場合は、観察者眼球位置を水平に切った水平断面とし
て、観察者頭部上方より観察した断面図である。
【0020】この図において、各主光線の観察画角は、
図18(b)に示す画角の主光線11〜15を示してい
る。この図1の光線をX−Z断面に投影したものが図2
である。図2において、観察者瞳位置を1、接眼光学系
の第2の面を2、観察者の正面に当たる視軸を3、接眼
光学系の第1の面を5、裏面鏡を6とする。光線の観察
画角に対する配置は図19(b)に示すものである。図
2において、光線21と31が特に図19(a)に比較
して、眼球側から凹面鏡2側に変化しているのが分か
る。
【0021】このように、接眼凹面鏡に第1面5として
透過面を配置し、この透過面5に適切な曲率半径を設定
することによって、第2面2の接眼凹面鏡で発生する瞳
収差を良好に補正することができる。第1面5と第2面
2との面形状の関係は、例えば、図1に示すように、第
1面5と第2面2との間隔をY方向に向かって大きくな
るようにして、上記の瞳収差を良好に補正することがで
きる。
【0022】さらに、接眼凹面鏡2で発生する像面の傾
きを補正するために、後記の実施例に示すように、像面
に相当する2次元画像表示素子をリレー光学系の軸に対
して傾けて配置することが重要となる。これは、一般に
カメラレンズ等で使用されるアオリ機構と同様に、物体
面、リレー光学系、像面(2次元画像表示素子)を各々
傾けて配置する必要がある。傾け方については、一般に
知られているアオリと同様に、リレー光学系を2次元画
像表示素子の画面に対して垂直方向に延びる光軸に対し
てティルト配置又はシフト配置する方法がある。
【0023】以上の構成により、瞳径が小さくて小型で
軽量のリレー光学系を用いて、画角が広く、画像の周辺
まで良好に収差補正の行われた鮮明な像を観察すること
ができる映像表示装置を提供することが可能となる。
【0024】また、さらに好ましくは、接眼凹面鏡2の
反射面を非球面にすることによって、リレー光学系7
(図3)に入射する瞳収差を補正することが可能とな
り、さらに、リレー光学系7の収差補正の負担が減り、
リレー光学系7を小型にできる。
【0025】また、接眼凹面鏡2の反射面をアナモルフ
ィック面にすることが望ましく、その場合は、X軸方向
の近軸曲率半径Rx よりもY軸方向の近軸曲率半径Ry
の方が大きくなるように設定することが好ましい(|R
x |<|Ry |)。その理由は、接眼凹面鏡2に斜めに
光束が入射するために生じる複雑な非点収差の発生を抑
制し、観察画角周辺まで明瞭な観察像を観察することが
可能となるからである。
【0026】さらに、接眼凹面鏡2の前側焦点位置より
も接眼凹面鏡2から離れた位置に観察者の瞳位置(射出
瞳)1を配置すると、接眼凹面鏡2によって結像される
無限遠物点の仮想像面を小さくすることが可能となり、
コンパクト化に望ましい。また、接眼凹面鏡2の焦点距
離をFR 、接眼凹面鏡2と観察者虹彩位置(射出瞳)1
までの距離をDとするとき、 D>0.5×FR ・・・(1) なる条件式(1)を満足することが好ましい。
【0027】上記条件式(1)の下限を越えると、接眼
凹面鏡2で反射した光線が極端に広がってしまい、リレ
ー光学系7が大型となり、装置全体が大型のものとなっ
てしまう。
【0028】また、接眼凹面鏡2と観察者眼球の虹彩位
置1又は眼球回旋点との距離は、接眼凹面鏡2を観察者
眼球直前に配置するために、余りに短いと、観察者の睫
毛に当たったり恐怖感を与えてしまう。このために、接
眼凹面反射光学系2と観察者虹彩位置1又は眼球回旋点
までの距離Dは30mm以上離して配置することが望ま
しく、 D>30(mm) ・・・(2) なる条件式(2)を満足することが好ましい。
【0029】
【実施例】以下、本発明の映像表示装置の実施例1〜4
について、図面を参照にして説明するが、座標系の取り
方は、紙面内をY−Z平面内とし、紙面と垂直方向の紙
面表面から裏面に向かう垂線をX軸とする。図3〜図6
にそれぞれ実施例1〜4の右眼用の映像表示装置のY−
Z断面を示す。左眼用は、構成する光学要素を全て対称
に配備することで実現できる。
【0030】図3を用いて実施例1を説明する。図中、
1は観察者瞳位置、2は接眼光学系の第2面になる凹面
鏡、3は観察者視軸、5は接眼光学系の第1面、6は第
1面5と第2面からなる裏面鏡、7はリレー光学系、8
は2次元画像表示素子である。
【0031】本実施例は、2次元画像表示素子8を観察
者の頭部付近に配置するように、視軸3を観察者の頭部
上方に屈曲する配置の実施例を示しているが、本実施例
はこれにこだわることなく、頭部の左右方向に視軸3を
屈曲させる配置にできることは明白である。
【0032】この実施例は、左右画角50°、上下画角
38.5°で、瞳径10mmφである。この実施例にお
いては、リレー光学系7に3群のレンズを配置してい
る。さらに、これら3群のレンズはそれぞれ偏心して配
置されている。
【0033】図4、図5、図6にそれぞれ実施例2〜4
の右眼用の映像表示装置のY−Z断面を示す。左眼用
は、構成する光学要素を全て対称に配備することで実現
できる。これら実施例は、何れも実施例1とほぼ同じで
あるので説明は省く。
【0034】実施例2は、左右画角50°、上下画角3
8.5°で瞳径10mmφであり、本実施例もリレー光
学系7は3群のレンズで構成されており、各レンズはそ
れぞれ偏心して配置されている。
【0035】実施例3は、左右画角50°、上下画角3
8.5°で、瞳径10mmφであり、リレー光学系7は
3群のレンズで構成されているが、第1群と第2群は共
軸に配置されていて、第3群とは偏心している。
【0036】実施例4は、左右画角50°、上下画角3
8.5°で、瞳径10mmφであり、本実施例は相互に
偏心した2群でリレー光学系7が構成されている。
【0037】これら実施例1〜4の構成パラメータは後
記するが、面番は観察者瞳位置1から2次元画像表示素
子8へ向かう逆追跡の面番で示してある。
【0038】構成パラメータにおいて、偏心量と傾き角
は、第1面5、第2面2についてはY軸方向への偏心量
と傾き角が与えられ、偏心量はその頂点が射出瞳1中心
を通る視軸3(Z軸方向)からのY軸方向へ偏心してい
る距離であり、傾き角はその頂点を通る中心軸のZ軸方
向からの傾き角である。リレー光学系7に関しては、そ
の第1面の面頂の射出瞳1中心を通る視軸3(Z軸方
向)からのY軸方向及びZ軸方向への偏心量と、その面
頂を通る中心軸のZ軸方向からの傾き角が与えられてい
る。この後の座標系は、まず、リレー光学系7の第1面
の中心軸が2次元画像表示素子8から裏面鏡6に向かう
方向を正とするZ軸となり、紙面でZ軸に直交し、2次
元画像表示素子8の右から左を正とするY軸、紙面の上
から下を正とするX軸に変換される。その後、続く各面
の偏心量と傾き角がその前の面の座標系に対して同様に
与えられ、かつ、同様に座標系が順に変換される。ま
た、2次元画像表示素子8については、リレー光学系7
の最後の面での変換後の座標系におけるY軸正方向への
その中心の偏心量と、その面の法線のZ軸からの傾き角
とで与えられる。
【0039】また、各面において、非回転対称の非球面
形状は、Ry 、Rx はそれぞれY−Z面(紙面)内の近
軸曲率半径、X−Z面内での近軸曲率半径、Kx 、Ky
はそれぞれX方向、Y方向の円錐係数、AR、BRはそ
れぞれ回転対称な4次、6次の非球面係数、AP、BP
はそれぞれ非対称な4次、6次の非球面係数とすると、
非球面式は以下に示す通りである。
【0040】Z =[( X2/Rx )+ (Y2/Ry ) ]/[1+
{ 1-(1+Kx ) ( X2/Rx 2)-(1+Ky ) ( Y2/Ry 2)}
1/2 ]+AR[ (1-AP) X2+( 1+AP) Y2 2+B
R[ (1-BP) X2+( 1+BP) Y2 3 また、各面において、回転対称の非球面形状は、近軸曲
率半径をRとすると、次の式で与えられる。
【0041】Z =(h2/R) /[1+{ 1-(1+K) ( h2/
2)}1/2 ]+Ah4 +Bh6(h2 =X2 +Y2 ) ここで、Kは円錐係数、A、Bはそれぞれ4次、6次の
非球面係数である。
【0042】また、面間隔は、射出瞳1、第1面5、第
2面2の間については、Z軸方向の間隔、リレー光学系
7の第1面からその像面(2次元画像表示素子8)に到
る間隔は、順次変換される中心軸に沿う間隔で示してあ
る。リレー光学系7については、面の曲率半径をr1
i で、面間隔をd1 〜di で、d線の屈折率をn1
i で、アッベ数をν1 〜νi で示す。なお、第1面5
と第2面2間の媒質のd線の屈折率をnで、アッベ数を
νで示す。
【0043】実施例1 面番号 曲率半径 間隔 屈折率 アッベ数 (偏心量) (傾き角) 1(1) ∞(瞳) 55.478 2(5)Ry -79.448 2.183 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -54.185 Y: 0 38.178° Ky 2.920316 Kx 1.033415 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 3(2)Ry -75.750(反射面) -2.183 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -53.139 Y: 0 35.000° Ky 0.952212 Kx 0.236231 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 4(5)Ry -79.448 0.000 Y: 0 38.178° Rx -53.185 Ky 2.920316 Kx 1.033415 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 5(r1 ) -32.532 (d1 ) -3.876 n1=1.5163 ν1= 64.1 Y:-48.645 45.962° Z: 40.120 K 0.000 A 0.150932 ×10-4 B -0.111906 ×10-6 6(r2 ) ∞ (d2 ) -7.172 7(r3 ) -62.160 (d3 ) -10.169 n2=1.5163 ν2= 64.1 Y: -1.752 6.723° K 0.000 A 0.173361 ×10-3 B 0.183862 ×10-5 8(r4 ) 11.390 (d4 ) -4.587 K 0.000 A -0.771652 ×10-4 B 0.397531 ×10-6 9(r5 ) -14.945 (d5 ) -1.000 n3=1.80518 ν3= 25.4 Y: -4.249 17.790° 10(r6 ) -9.997 (d6 ) -9.570 n4=1.62299 ν4= 58.2 11(r7 ) 22.177 (d7 ) -6.081 12(8) ∞(表示素子) Y: 1.292 25.274°。
【0044】実施例2 面番号 曲率半径 間隔 屈折率 アッベ数 (偏心量) (傾き角) 1(1) ∞(瞳) 55.478 2(5)Ry -66.710 1.615 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -46.471 Y: 0 38.405° Ky 1.552160 Kx 0.328920 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 3(2)Ry -71.230(反射面) -1.615 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -50.647 Y: 0 35.000° Ky 0.653431 Kx -0.028880 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 4(5)Ry -66.710 0.000 Y: 0 38.405° Rx -46.471 Ky 1.552160 Kx 0.328920 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 5(r1 ) -26.436 (d1 ) -3.565 n1=1.5163 ν1= 64.1 Y:-48.076 50.540° Z: 35.767 6(r2 ) 1882.524 (d2 ) -10.618 7(r3 ) -36.075 (d3 ) -8.804 n2=1.5163 ν2= 64.1 Y: -3.865 2.575° K 0.000 A 0.177586 ×10-3 B 0.199270 ×10-5 8(r4 ) 12.098 (d4 ) -2.485 K 0.000 A -0.843954 ×10-4 B 0.773669 ×10-6 9(r5 ) -22.343 (d5 ) -1.000 n3=1.80518 ν3= 25.4 Y: -3.029 20.685° 10(r6 ) -12.777 (d6 ) -9.106 n4=1.62299 ν4= 58.2 11(r7 ) 17.230 (d7 ) -6.860 12(8) ∞(表示素子) Y: 2.734 19.857°。
【0045】実施例3 面番号 曲率半径 間隔 屈折率 アッベ数 (偏心量) (傾き角) 1(1) ∞(瞳) 55.478 2(5)Ry -40.468 1.744 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -31.469 Y: 0 40.451° Ky -1.328390 Kx -1.588026 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 3(2)Ry -51.506(反射面) -1.744 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -39.370 Y: 0 35.000° Ky -1.118580 Kx -1.176330 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 4(5)Ry -40.468 0.000 Y: 0 40.451° Rx -31.468 Ky -1.328390 Kx -1.588026 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 5(r1 ) -21.374 (d1 ) -3.125 n1=1.5163 ν1= 64.1 Y:-43.979 43.423° Z: 35.940 6(r2 ) 800.331 (d2 ) -1.453 7(r3 ) -63.646 (d3 ) -13.803 n2=1.5163 ν2= 64.1 Y: -3.865 2.575° K 0.000 A 0.924995 ×10-4 B 0.211168 ×10-6 8(r4 ) 17.122 (d4 ) -0.100 K 0.000 A -0.267880 ×10-4 B -0.520031 ×10-7 9(r5 ) -12.680 (d5 ) -7.393 n3=1.62299 ν3= 58.2 Y: -5.586 4.670° 10(r6 ) 11.422 (d6 ) -1.000 n4=1.80518 ν4= 25.4 11(r7 ) 27.614 (d7 ) -8.341 12(8) ∞(表示素子) Y: -1.549 37.828°。
【0046】実施例4 面番号 曲率半径 間隔 屈折率 アッベ数 (偏心量) (傾き角) 1(1) ∞(瞳) 55.478 2(5)Ry -56.427 2.027 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -40.352 Y: 0 38.802° Ky -1.854057 Kx -1.725595 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 3(2)Ry -62.797(反射面) -2.027 n =1.5163 ν = 64.1 Rx -45.362 Y: 0 35.000° Ky -1.122810 Kx -1.101846 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 4(5)Ry -56.427 0.000 Y: 0 38.802° Rx -40.352 Ky -1.854057 Kx -1.725595 AR 0 BR 0 AP 0 BP 0 5(r1 ) -25.011 (d1 ) -18.001 n1=1.5163 ν1= 64.1 Y:-50.956 60.986° Z: 32.884 K 0 A 0.568562 ×10-4 B 0.268245 ×10-6 6(r2 ) 17.125 (d2 ) -4.211 K 0 A -0.294893 ×10-4 B 0.793536 ×10-7 7(r3 ) -13.769 (d3 ) -13.759 n2=1.62299 ν2= 58.2 Y: -4.080 -11.028° 8(r4 ) 12.447 (d4 ) -1.000 n3=1.80518 ν3= 25.4 9(r5 ) 41.400 (d5 ) -6.489 10(8) ∞(表示素子) Y: -2.228 40.443°。
【0047】以上の実施例1〜4の横収差図をそれぞ
れ、図7〜図8、図9〜図10、図11〜図12、図1
3〜図14に示す。これらの図中、(1)は画面の視軸
方向(上下方向0°、左右方向0°)、(2)は画面の
上下方向0°、左右方向−19.3°、(3)は画面の
上下方向25°、左右方向−19.3°、(4)は上下
方向25°、左右方向0°、(5)は上下方向25°、
左右方向19.3°、(6)は上下方向0°、左右方向
19.3°、(7)は上下方向0°、左右方向−13.
5°、(8)は上下方向17.5°、左右方向−13.
5°、(9)は上下方向17.5°、左右方向0°、
(10)は上下方向17.5°、左右方向13.5°、
(11)は上下方向0°、左右方向13.5°における
左右方向(Y方向)及び上下方向(X方向)の値を示す
ものである。
【0048】ところで、以上の説明においては、接眼光
学系の第2面になる凹面鏡2は、全反射鏡から構成する
ものと考えていたが、これを光量を所定の割合で透過す
るハーフミラーとして構成してもよい。ハーフミラーの
形態としては、例えば、図15(a)〜(c)に示すよ
うに、裏面鏡6の光学部材9の表面に設けられた部分透
過部分反射面41、半透過膜42、偏光性半透過膜43
の何れからなるものでもよい。すなわち、ハーフミラー
2は、光量を約50%透過し、約50%を反射する面で
あり、それ以外に、その比は1:9から9:1の範囲で
利用される。その手段としては、入射光束を面積として
分割する方式とその強度を分割する方式、さらにはその
両方を行う方式がある。図15(a)の部分透過部分反
射面41の場合は、面積で光量を分割する例で、光学部
材9(その屈折率nは、n>1)の表面の上にアルミニ
ウム等の反射コーティングを数μmから0.1mm程度
の網目状等飛び飛びに行い、反射する部分と反射しない
で透過する部分の面積の比によって全体的(マクロ的)
な反射率と透過率が設定されるものである。また、図1
5(b)の半透過膜(semitransparent
film)42は、光学部材9(その屈折率nは、n
>1)の表面の上にアルミウムの極薄膜、クロムの極薄
膜等の金属極薄膜、SiO2 、MgF2 等の誘電体多層
膜からなる半透過膜をコーティングして光量を分割する
ものである。さらに、図15(c)のものは、入射光の
偏光成分を分離することにより光量を分割するものであ
る。すなわち、偏光性半透過膜43を光学部材9(その
屈折率nは、n>1)の表面の上にコーティングして、
P偏光とS偏光を選択的に透過又は反射させて入射光を
分割するものである。
【0049】以上、本発明の映像表示装置をいくつかの
実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施
例に限定されず種々の変形が可能である。そして、本発
明の映像表示装置を頭部装着式映像表示装置(HMD)
50として構成するには、例えば、図16(a)に水平
断面図、同図(b)に斜視図を示すように、例えばヘッ
ドバンド51を取り付けて観察者の頭部に装着して使用
する。なお、図16(a)の場合は、裏面鏡6の第2面
2を図15の何れかのハーフミラーで構成し、裏面鏡6
の視線3前方にシャッター52を設け、このシャッター
52を開いて外界像を選択的又は2次元画像表示素子8
の映像と重畳して観察できるようにしている。
【0050】なお、前記の特許請求の範囲の発明を、さ
らに以下のように構成することもできる。 (4)前記第1の面及び前記第2の面とが共に凹面を前
記リレー光学系及び前記射出瞳側に向けた請求項1、2
又は3の映像表示装置。
【0051】(5)前記第2の面の凹面側に前記第1の
面が設けられ、前記第2の面が光束を反射する反射面か
らなる前記(4)の映像表示装置。
【0052】(6)前記第2の面の凹面側に前記第1の
面が設けられ、前記第2の面が光束を一部透過残部反射
させる半透過反射面からなる前記(4)の映像表示装
置。
【0053】(7)前記第1の面と前記第2の面との間
隔が、任意の方向に向かって大きくなっている請求項
1、2又は3の映像表示装置。
【0054】(8)前記任意の方向が、前記リレー光学
系側から前記射出瞳側に向かう前記(7)の映像表示装
置。
【0055】(9)前記リレー光学系の少なくとも一部
が、前記画面に対して垂直方向に延びる前記映像表示素
子からの光軸に対して、偏心配置されている請求項1、
2又は3の映像表示装置。
【0056】(10)前記偏心がティルト配置である前
記(9)の映像表示装置。
【0057】(11)前記偏心がシフト配置である前記
(9)の映像表示装置。
【0058】(12)前記第2の面を非球面とした請求
項1から3又は前記(1)〜(11)の映像表示装置。
【0059】(13)前記第2の面をアナモルフィック
面とした請求項1から3又は前記(1)〜(12)の映
像表示装置。
【0060】(14)前記アナモルフィック面が、以下
の条件を満足する前記(13)の映像表示装置。
【0061】|Rx |<|Ry | ただし、Rx はX軸方向の近軸曲率半径、Ry はY軸方
向の近軸曲率半径である。
【0062】(15)以下の条件を満たす請求項1から
3又は前記(1)〜(14)の映像表示装置。
【0063】D>0.5×FR ただし、Dは前記第2の面と前記射出瞳の間の距離、F
R は前記第2の面の焦点距離である。
【0064】(16)以下の条件を満たす請求項1から
3又は前記(1)〜(15)の映像表示装置。
【0065】D>30(mm) ただし、Dは前記第2の面と前記射出瞳の間の距離であ
る。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の映像表示装置によると、広い提示画角で、周辺の画角
まで鮮明に観察できる頭部装着式映像表示装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接眼凹面鏡によるX軸方向の瞳収差を
示すための図である。
【図2】図1の光線をX−Z断面に投影した図である。
【図3】本発明の実施例1の右眼用の映像表示装置のY
−Z断面図である。
【図4】実施例2の右眼用の映像表示装置のY−Z断面
図である。
【図5】実施例3の右眼用の映像表示装置のY−Z断面
図である。
【図6】実施例4の右眼用の映像表示装置のY−Z断面
図である。
【図7】実施例1の横収差の一部を示す収差図である。
【図8】実施例1の横収差の残りを示す収差図である。
【図9】実施例2の横収差の一部を示す収差図である。
【図10】実施例2の横収差の残りを示す収差図であ
る。
【図11】実施例3の横収差の一部を示す収差図であ
る。
【図12】実施例3の横収差の残りを示す収差図であ
る。
【図13】実施例4の横収差の一部を示す収差図であ
る。
【図14】実施例4の横収差の残りを示す収差図であ
る。
【図15】本発明において用いるハーフミラーの形態を
説明するための図である。
【図16】本発明による頭部装着式映像表示装置の水平
断面図と斜視図である。
【図17】従来の接眼凹面鏡によって発生する瞳収差を
示すための図である。
【図18】図17のX軸方向の瞳収差を示すための図で
ある。
【図19】図18の光線をX−Z断面に投影した図であ
る。
【図20】従来の1つの頭部装着式映像表示装置の光学
系を示す図である。
【符号の説明】
1…瞳位置 2…接眼光学系の第2面(反射面) 3…観察者の正面に当たる視軸 4…観察者の瞳の投影位置 5…接眼光学系の第1面(屈折面) 6…裏面鏡 7…リレー光学系 8…2次元画像表示素子 9…光学部材 11〜15、21〜23、31〜33…光線 41…部分透過部分反射面 42…半透過膜 43…偏光性半透過膜 50…頭部装着式映像表示装置(HMD) 51…ヘッドバンド 52…シャッター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する画面を有する映像表示素
    子と、前記映像をリレーしてリレー像を形成するリレー
    光学系と、前記リレー光学系を射出した光束を反射させ
    ると共に、該光束によって射出瞳を形成する接眼光学系
    とからなる映像表示装置において、 前記接眼光学系が、湾曲した第1の面と第2の面とを有
    し、前記リレー光学系を射出した光束が、前記第1の面
    を透過した後、前記第2の面にて反射され、その反射光
    束が再び前記第1の面を透過するように設けられた映像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 映像を表示する画面を有する映像表示素
    子と、前記映像をリレーしてリレー像を形成するリレー
    光学系と、前記リレー光学系を射出した光束を反射させ
    ると共に、該光束によって射出瞳を形成する接眼光学系
    とからなる映像表示装置において、 前記接眼光学系が、屈折率(n)が1よりも大きい(n
    >1)光学部材を間に挟んだ湾曲形状の第1の面及び第
    2の面を有する裏面反射鏡を含み、 前記リレー光学系を射出した光束が、前記第1の面を透
    過した後、前記光学部材を透過して前記第2の面にて反
    射され、その反射光束が前記光学部材を透過して再び前
    記第1の面を透過するように設けられた映像表示装置。
  3. 【請求項3】 映像を表示する画面を有する映像表示素
    子と、前記映像をリレーしてリレー像を形成するリレー
    光学系と、前記リレー光学系を射出した光束を反射させ
    ると共に、該光束によって射出瞳を形成する接眼光学系
    とからなる顔面装着部と、前記顔面装着部を観察者頭部
    に保持するための支持部材とを有する映像表示装置にお
    いて、 前記接眼光学系が、第1の面と第2の面との少なくとも
    2つの面を有し、前記リレー光学系を射出した光束が、
    前記第1の面を透過後、前記第2の面で反射され、再び
    前記第1の面を透過するよう設けられた映像表示装置。
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