JPH081274B2 - 大形断面の細長ハウジング及びその製造方法 - Google Patents
大形断面の細長ハウジング及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH081274B2 JPH081274B2 JP5511499A JP51149993A JPH081274B2 JP H081274 B2 JPH081274 B2 JP H081274B2 JP 5511499 A JP5511499 A JP 5511499A JP 51149993 A JP51149993 A JP 51149993A JP H081274 B2 JPH081274 B2 JP H081274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- arch
- plate
- plates
- longitudinal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D29/00—Independent underground or underwater structures; Retaining walls
- E02D29/045—Underground structures, e.g. tunnels or galleries, built in the open air or by methods involving disturbance of the ground surface all along the location line; Methods of making them
- E02D29/05—Underground structures, e.g. tunnels or galleries, built in the open air or by methods involving disturbance of the ground surface all along the location line; Methods of making them at least part of the cross-section being constructed in an open excavation or from the ground surface, e.g. assembled in a trench
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B9/00—Water-power plants; Layout, construction or equipment, methods of, or apparatus for, making same
- E02B9/02—Water-ways
- E02B9/06—Pressure galleries or pressure conduits; Galleries specially adapted to house pressure conduits; Means specially adapted for use therewith, e.g. housings, valves, gates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、大形の横断面を有し、潜在的に10バールを
越える高い内部圧力並びに外部応力を支持することがで
きる細長のエンクロージャに関するものである。本発明
は、特に、野外に建設した又は場合によって覆い土によ
って埋設した加圧流体転送配管システムの構築に適用で
きる。
越える高い内部圧力並びに外部応力を支持することがで
きる細長のエンクロージャに関するものである。本発明
は、特に、野外に建設した又は場合によって覆い土によ
って埋設した加圧流体転送配管システムの構築に適用で
きる。
一般的に、本発明は、高圧流体転送が可能な配管シス
テム例えば、下水若しくは上水配管システム、又は都市
ヒーティング若しくは水力発電所に使用される圧力パイ
プラインの構築に適用できる。
テム例えば、下水若しくは上水配管システム、又は都市
ヒーティング若しくは水力発電所に使用される圧力パイ
プラインの構築に適用できる。
発明の背景 流体転送パイプラインは、円形断面を有し、流体密に
端部を突き合わせて接続した金属チューブのセクション
を使用して構築するのが一般的である。
端部を突き合わせて接続した金属チューブのセクション
を使用して構築するのが一般的である。
実際、薄い円形金属壁は、加わる内部圧力に耐えること
ができることが知られている。従って、経済的製造及び
輸送上の理由から、加圧パイプラインは、外部付加が過
剰に加わらない限り、例えば、圧力パイプラインの場合
ではほとんど金属により形成する。しかし、ラインを設
置するとき、薄い金属壁を組み込むパイプは、その自重
により丸みが歪み、溶接の妨げになる。この現象によ
り、補強素子を設置することが必要になり、従って、構
造を複雑にし、パイプラインの重量を増大し、これら素
子がある位置に放置されると、流体循環の障害となる。
ができることが知られている。従って、経済的製造及び
輸送上の理由から、加圧パイプラインは、外部付加が過
剰に加わらない限り、例えば、圧力パイプラインの場合
ではほとんど金属により形成する。しかし、ラインを設
置するとき、薄い金属壁を組み込むパイプは、その自重
により丸みが歪み、溶接の妨げになる。この現象によ
り、補強素子を設置することが必要になり、従って、構
造を複雑にし、パイプラインの重量を増大し、これら素
子がある位置に放置されると、流体循環の障害となる。
多くの場合、例えば、下水又は上水ネットワークにお
いて、パイプラインは、掘割の底部に配置し、覆土の下
方に埋設する。この掘割を埋め戻してからパイプを加圧
し、このパイプは空の状態では覆土によって発生する外
部応力及び潜在的に過剰な負荷を受けるのが一般的であ
る。動作のスタートアップの後、これら外部等力は内部
応力によって拮抗する。しかし、この内部圧力は変化
し、消滅することもある。このような場合、パイプライ
ンにかかる負荷がパイプの丸みを歪ませ、つぶしてしま
うことさえある。
いて、パイプラインは、掘割の底部に配置し、覆土の下
方に埋設する。この掘割を埋め戻してからパイプを加圧
し、このパイプは空の状態では覆土によって発生する外
部応力及び潜在的に過剰な負荷を受けるのが一般的であ
る。動作のスタートアップの後、これら外部等力は内部
応力によって拮抗する。しかし、この内部圧力は変化
し、消滅することもある。このような場合、パイプライ
ンにかかる負荷がパイプの丸みを歪ませ、つぶしてしま
うことさえある。
このため、埋設したパイプラインは、相当厚みのある
また外部補強素子を組み込んだ金属チューブ、又はプレ
ストレスを加えた補強コンクリートチューブにより構成
するのが一般的である。
また外部補強素子を組み込んだ金属チューブ、又はプレ
ストレスを加えた補強コンクリートチューブにより構成
するのが一般的である。
それにもかかわらず、これらチューブの運搬及び設置
には寸法制限があり、従って、ハイウェイゲージ内に維
持するため実際上2.5メートルを越えない直径の断面の
ものに制限されてしまう。
には寸法制限があり、従って、ハイウェイゲージ内に維
持するため実際上2.5メートルを越えない直径の断面の
ものに制限されてしまう。
この問題を解決するため、組み立て金属パネルを使用
することによって埋設する大形パイプラインを構築する
ことが提案されており、これら金属パネルは波形輪郭に
して過剰な外部負荷及び異なる沈下現象によく耐えるこ
とができるようにするのが一般的である。しかし、これ
ら構体は、内部圧力に耐えるような装備はなく、また外
部負荷によってパイプラインが潰れる危険性もある。
することによって埋設する大形パイプラインを構築する
ことが提案されており、これら金属パネルは波形輪郭に
して過剰な外部負荷及び異なる沈下現象によく耐えるこ
とができるようにするのが一般的である。しかし、これ
ら構体は、内部圧力に耐えるような装備はなく、また外
部負荷によってパイプラインが潰れる危険性もある。
内部圧力と過剰な外部負荷とに同時に耐えることがで
きる大形断面のパイプラインを形成するため、本件出願
の発明者は、先願の米国特許5,061,121号又は米国特許
出願第07/772,242号において、截頭円筒形セクションを
有する混合タイプの管状エンクロージャの構造を提案し
た。このセクションは、断面で見て、補強コンクリート
で形成した重量のあるスラブの形式の下側部分と、薄い
金属壁によって形成した内方湾曲アーチ状の上側部分を
有し、金属壁部分の2個の側方端部をそれぞれコンクリ
ートスラブに取り付け、各端部を平坦スラブの上面にセ
メント結合した接合ピースによって連結し、またアーチ
の対応の側方端部に接線方向に接合する。
きる大形断面のパイプラインを形成するため、本件出願
の発明者は、先願の米国特許5,061,121号又は米国特許
出願第07/772,242号において、截頭円筒形セクションを
有する混合タイプの管状エンクロージャの構造を提案し
た。このセクションは、断面で見て、補強コンクリート
で形成した重量のあるスラブの形式の下側部分と、薄い
金属壁によって形成した内方湾曲アーチ状の上側部分を
有し、金属壁部分の2個の側方端部をそれぞれコンクリ
ートスラブに取り付け、各端部を平坦スラブの上面にセ
メント結合した接合ピースによって連結し、またアーチ
の対応の側方端部に接線方向に接合する。
この混合構造は材料を最適に使用できる。
実際、パイプラインを加圧するとき、金属アーチは単
に引張応力のみを受けるだけであるため、また容易に操
作できかつ互いに溶接して加圧条件の下での流体密状態
を確実にする薄壁素子から形成することができる。
に引張応力のみを受けるだけであるため、また容易に操
作できかつ互いに溶接して加圧条件の下での流体密状態
を確実にする薄壁素子から形成することができる。
更に、ベースにおいて截頭円筒形断面であるため、ラ
インが空である場合でも上方金属部分はアーチ効果によ
って効率よく外部応力に耐えることができる。補強素子
として作用する平坦ベースは、曲げ応力を受けるが、こ
のベースはコンクリートスラブから形成し、このスラブ
の厚さ及び鉄製の骨組みは支持する応力の関数として決
定されるため、適正条件ではこの曲げ応力に耐えること
ができる。更に、この平坦ベースは、パイプラインの効
果的な基礎平面となる。即ち、地面上で発生した応力を
分散させ、また異なる沈下現象に耐えることができるた
めである。
インが空である場合でも上方金属部分はアーチ効果によ
って効率よく外部応力に耐えることができる。補強素子
として作用する平坦ベースは、曲げ応力を受けるが、こ
のベースはコンクリートスラブから形成し、このスラブ
の厚さ及び鉄製の骨組みは支持する応力の関数として決
定されるため、適正条件ではこの曲げ応力に耐えること
ができる。更に、この平坦ベースは、パイプラインの効
果的な基礎平面となる。即ち、地面上で発生した応力を
分散させ、また異なる沈下現象に耐えることができるた
めである。
スラブは作業の進行につれて現場で注入する、又は順
次設置した予形成素子によって形成すると好適である。
次設置した予形成素子によって形成すると好適である。
上述した米国特許第5,061,121号又は米国特許出願第0
7/772,242号においては、金属アーチを2個の側方端縁
に沿って整形したセクションによってスラブに連結する
この整形セクションはアーチに接線方向に取り付けた上
方部分とスラブの上面にセメント結合した下方部分とを
有し、破壊応力に耐えるとともに、流体密に生ずること
ができる。
7/772,242号においては、金属アーチを2個の側方端縁
に沿って整形したセクションによってスラブに連結する
この整形セクションはアーチに接線方向に取り付けた上
方部分とスラブの上面にセメント結合した下方部分とを
有し、破壊応力に耐えるとともに、流体密に生ずること
ができる。
この取付方法は、スラブを予形成素子により形成する
場合に好適に適用できる。しかし、スラブを現場で注入
するときは複雑な構造にすることもできる。更に、強い
内部圧力を発生するとき、コンクリートは発生した応力
の結果最終的に亀裂がはいることになる。
場合に好適に適用できる。しかし、スラブを現場で注入
するときは複雑な構造にすることもできる。更に、強い
内部圧力を発生するとき、コンクリートは発生した応力
の結果最終的に亀裂がはいることになる。
発明の開示 本発明の目的は、金属アーチの取付方法を簡素化で
き、コンクリートの亀裂の発生の危険性を減少し、また
スラブを軽量化する新規な構成を得るにある。更に、パ
イプライン全体の構築をこれら新規な構造体を採用して
簡素化する方法を得ることを目的とする。
き、コンクリートの亀裂の発生の危険性を減少し、また
スラブを軽量化する新規な構成を得るにある。更に、パ
イプライン全体の構築をこれら新規な構造体を採用して
簡素化する方法を得ることを目的とする。
従って、本発明は、米国特許第5,061,121号又は米国
特許出願第07/772,242号に記載され、地面の休止する下
面、上面、前記長手方向軸線に平行な2個の側面を有し
て撓みに耐えることができる高剛性のコンクリートスラ
ブにより形成した下側部分と、前記長手方向軸線に平行
な2個の側方端部間に延在し、前記スラブに連結した湾
曲アーチ形状の薄い金属壁により形成した上側部分とに
よって構成し、前記アーチの前記側方端部に接線方向に
延びるように連結した上方部分と、前記スラブ(2)に
取り付ける下方部分とを有する長手方向接合ピースによ
って前記下側部分と上側部分とを接合したタイプの細長
エンクロージャに適用できる。
特許出願第07/772,242号に記載され、地面の休止する下
面、上面、前記長手方向軸線に平行な2個の側面を有し
て撓みに耐えることができる高剛性のコンクリートスラ
ブにより形成した下側部分と、前記長手方向軸線に平行
な2個の側方端部間に延在し、前記スラブに連結した湾
曲アーチ形状の薄い金属壁により形成した上側部分とに
よって構成し、前記アーチの前記側方端部に接線方向に
延びるように連結した上方部分と、前記スラブ(2)に
取り付ける下方部分とを有する長手方向接合ピースによ
って前記下側部分と上側部分とを接合したタイプの細長
エンクロージャに適用できる。
本発明によれば、前記スラブの上面の幅を、前記内方
に湾曲したアーチの2個の側方端部間の空間にほぼ等し
い大きさとし、各接合ピースを、内部圧力によって発生
する応力の作用の下で前記スラブの対応側面に沿ってこ
の接合ピースがシフトするのを防止でき、また外部応力
の作用の下にこの接合ピースが外れるのを防止できる位
置保持手段を設けて前記スラブの対応の側面に外側から
圧着する平坦プレートによって構成したことを特徴とす
る。
に湾曲したアーチの2個の側方端部間の空間にほぼ等し
い大きさとし、各接合ピースを、内部圧力によって発生
する応力の作用の下で前記スラブの対応側面に沿ってこ
の接合ピースがシフトするのを防止でき、また外部応力
の作用の下にこの接合ピースが外れるのを防止できる位
置保持手段を設けて前記スラブの対応の側面に外側から
圧着する平坦プレートによって構成したことを特徴とす
る。
外部応力及び内部圧力の双方に最適に耐えることがで
きるようにするためには、アーチは、スラブの上面のレ
ベルの近傍に中心を有するほぼ半円領域をカバーする形
状にすると好適である。
きるようにするためには、アーチは、スラブの上面のレ
ベルの近傍に中心を有するほぼ半円領域をカバーする形
状にすると好適である。
しかし、スラブの幅を大幅に増大させることなく転送
断面を広くするためには、中心における角度を180°以
上にするとよい。この場合、スラブの2個の側面を水平
の上面に対してアーチの起点における接線方向に指向す
る角度だけ傾斜させると好適である。このとき、2個の
側方アーチ取付プレートをこのアーチの延長上に位置決
めできる。
断面を広くするためには、中心における角度を180°以
上にするとよい。この場合、スラブの2個の側面を水平
の上面に対してアーチの起点における接線方向に指向す
る角度だけ傾斜させると好適である。このとき、2個の
側方アーチ取付プレートをこのアーチの延長上に位置決
めできる。
長手方向取付プレートは、少なくとも摩擦によってプ
レートのシフトを阻止するに十分な圧力の下でスラブの
側面に押し付けると好適である。
レートのシフトを阻止するに十分な圧力の下でスラブの
側面に押し付けると好適である。
しかし、スラブの曲げ抵抗を改善し、またスラブを軽
量化すると、横方向プリテンション応力を受けることに
よって利点が得られる。
量化すると、横方向プリテンション応力を受けることに
よって利点が得られる。
この場合、前記スラブに前記アーチを取り付けるのに
使用する前記長手方向プレートを、前記エンクロージャ
の長さ全体にわたって分布させた多数の横方向バーによ
り連結することができ、各横方向バーを前記スラブの幅
全体にわたって延在させるとともに、前記2個のプレー
ト及び前記スラブに貫通させ、また各横方向バーの各端
部には対応のプレートに支持するための外部手段を装着
し、前記横方向バーには、前記スラブが内部応力によっ
て発生する曲げ応力に対して抵抗を示すと同時に、摩擦
によって前記プレートのシフトを防止するに十分な圧力
の下で前記スラブの対応側面に各取付プレートを押し付
けるのを確実にするプレストレステンションを加える。
使用する前記長手方向プレートを、前記エンクロージャ
の長さ全体にわたって分布させた多数の横方向バーによ
り連結することができ、各横方向バーを前記スラブの幅
全体にわたって延在させるとともに、前記2個のプレー
ト及び前記スラブに貫通させ、また各横方向バーの各端
部には対応のプレートに支持するための外部手段を装着
し、前記横方向バーには、前記スラブが内部応力によっ
て発生する曲げ応力に対して抵抗を示すと同時に、摩擦
によって前記プレートのシフトを防止するに十分な圧力
の下で前記スラブの対応側面に各取付プレートを押し付
けるのを確実にするプレストレステンションを加える。
流体密を確実にするため、管状の包囲空間は、互いに
溶接した金属壁によって全体的に区切ると好適である。
この場合、アーチの2個の側方端部を、スラブの水平な
上面又は下面のうちの一方をカバーする薄い横方向プレ
ートによって互いに取り付け、2個の互いに平行な長手
方向端縁をアーチの各側方端部に沿って堅固かつ水密状
態で取り付ける。
溶接した金属壁によって全体的に区切ると好適である。
この場合、アーチの2個の側方端部を、スラブの水平な
上面又は下面のうちの一方をカバーする薄い横方向プレ
ートによって互いに取り付け、2個の互いに平行な長手
方向端縁をアーチの各側方端部に沿って堅固かつ水密状
態で取り付ける。
この横方向プレートは、水密性及び長手方向プレート
の位置保持の双方の作用を同時に行い、特に、長手方向
プレートが外部応力の作用の下に拡開するのを阻止す
る。
の位置保持の双方の作用を同時に行い、特に、長手方向
プレートが外部応力の作用の下に拡開するのを阻止す
る。
シフト作用に対する抵抗を向上させるため、各アタッチ
メントプレートは、スラブに対向する内面において少な
くとも1個のリブ等の突出締付素子を設け、この突出締
付素子に対をなすよう補完する形状の窪み素子例えば、
スラブの対応の側面の所定位置にカットして形成した溝
に掛合させて連係させる。
メントプレートは、スラブに対向する内面において少な
くとも1個のリブ等の突出締付素子を設け、この突出締
付素子に対をなすよう補完する形状の窪み素子例えば、
スラブの対応の側面の所定位置にカットして形成した溝
に掛合させて連係させる。
スラブを現場で注入形成し、連続した表面を形成する
場合、水密性はスラブ自体の上面によって生ずる。この
とき、水密性のコードを各取付プレートとこの取付プレ
ートに押しつけられるスラブの側面との間に挿入する。
場合、水密性はスラブ自体の上面によって生ずる。この
とき、水密性のコードを各取付プレートとこの取付プレ
ートに押しつけられるスラブの側面との間に挿入する。
この場合には、予形成セクションを順次配置すること
によってアーチを形成し、第1の実施例では、各アーチ
セクションは、アーチ自体を形成するハーフシェルのよ
うな形状をしており、各側方端部において取付フランジ
をなすほぼ平坦な部分が突出する中心部分を有し、各ハ
ーフシェルが2個のフランジに沿って横断面全体をカバ
ーする一体ピース素子を形成する構成とする。
によってアーチを形成し、第1の実施例では、各アーチ
セクションは、アーチ自体を形成するハーフシェルのよ
うな形状をしており、各側方端部において取付フランジ
をなすほぼ平坦な部分が突出する中心部分を有し、各ハ
ーフシェルが2個のフランジに沿って横断面全体をカバ
ーする一体ピース素子を形成する構成とする。
しかし、他の実施例では、アーチを、少なくとも3個
の予形成コンポーネント即ち、少なくとも1個の湾曲し
たアーチ状中心素子と、2個の側方素子とにより構成
し、各側方素子は、取付プレートをなす平坦な下方部分
と、中心素子の側方端縁に接線方向に延びるよう取り付
けることができ、また連続溶接によってこの中心素子に
固定できる上方部分とを有する。
の予形成コンポーネント即ち、少なくとも1個の湾曲し
たアーチ状中心素子と、2個の側方素子とにより構成
し、各側方素子は、取付プレートをなす平坦な下方部分
と、中心素子の側方端縁に接線方向に延びるよう取り付
けることができ、また連続溶接によってこの中心素子に
固定できる上方部分とを有する。
スラブの上面のレベルを越えて上方に突出するプレー
トの上方部分が、アーチコンポーネントの心決め端縁を
構成するようにすると好適である。
トの上方部分が、アーチコンポーネントの心決め端縁を
構成するようにすると好適である。
2個の長手方向プレートは、前もって横方向プレート
に取り付けて、スラブに対して個別に位置決めすること
ができる予形成ユニットを形成するようにすることがで
き、次にアーチコンポーネントを2個の長手方向プレー
トの上方端縁に取り付けるようにする。
に取り付けて、スラブに対して個別に位置決めすること
ができる予形成ユニットを形成するようにすることがで
き、次にアーチコンポーネントを2個の長手方向プレー
トの上方端縁に取り付けるようにする。
しかし、横方向プレートは、2個の別個の互いに溶接
する部分により構成し、各部分はそれぞれ2個の側方素
子に取り付けて他方の部分に向かって突設し、部分的に
オーバーラップさせ、スラブを側方素子に対して取り付
けるとき側方素子が僅かに後退するとともに、プレスト
レスを生ずるようにし、安定した後に横方向プレートの
2個の部分を溶接する。
する部分により構成し、各部分はそれぞれ2個の側方素
子に取り付けて他方の部分に向かって突設し、部分的に
オーバーラップさせ、スラブを側方素子に対して取り付
けるとき側方素子が僅かに後退するとともに、プレスト
レスを生ずるようにし、安定した後に横方向プレートの
2個の部分を溶接する。
この細長エンクロージャは、異なる方法で形成するこ
とができる。
とができる。
第1の方法によれば、所定長さにわたり、底部を水平
で密に突き固めた掘割を掘削した後、作業の進行につれ
て連続補強コンクリート又はプレストレスを与えたスラ
ブを底部に形成する。このスラブは、少なくとも少なく
の上面のレベルにおける空間が円形セクタの側方端部間
の空間にほぼ等しい2個の平坦な型枠間に注入すること
によって現場で形成することができる。上側金属部分の
各セクションを製造するため、既に所定位置に設置して
あるプレートの端部に溶接した2個の長手方向プレート
をスラブの側面に圧着させ、先ず、既にに設置してある
セクションに関連して形成した横方向接合部に沿って、
次に長手方向プレートの上方端部にアーチセクションを
溶接することによって所定位置に配置する。
で密に突き固めた掘割を掘削した後、作業の進行につれ
て連続補強コンクリート又はプレストレスを与えたスラ
ブを底部に形成する。このスラブは、少なくとも少なく
の上面のレベルにおける空間が円形セクタの側方端部間
の空間にほぼ等しい2個の平坦な型枠間に注入すること
によって現場で形成することができる。上側金属部分の
各セクションを製造するため、既に所定位置に設置して
あるプレートの端部に溶接した2個の長手方向プレート
をスラブの側面に圧着させ、先ず、既にに設置してある
セクションに関連して形成した横方向接合部に沿って、
次に長手方向プレートの上方端部にアーチセクションを
溶接することによって所定位置に配置する。
長手方向プレートを型枠として使用し、このとき同時
に鉄製の骨組みを配置し、これらプレート間にコンクリ
ートを注入すると好適である。
に鉄製の骨組みを配置し、これらプレート間にコンクリ
ートを注入すると好適である。
スラブを横方向プレートによってカバーする代表的な場
合では、この横方向プレートを、前もって長手方向プレ
ートに溶接し、スラブ上に配置することができ、既に設
置してあって溶接して継ぎ足す組立体に接触するまでス
ラブに沿って摺動させることができる接合組立体を製造
する。
合では、この横方向プレートを、前もって長手方向プレ
ートに溶接し、スラブ上に配置することができ、既に設
置してあって溶接して継ぎ足す組立体に接触するまでス
ラブに沿って摺動させることができる接合組立体を製造
する。
しかし、この接合組立体は型枠として使用でき、この
型枠内に順次配置する予形成素子から形成したスラブの
対応部分を成形し、各予形成素子を1個のスラブ素子に
関連する接合組立体によって構成する。エンクロージャ
の新しいセクションを形成するため、スラブ素子を先ず
既に設置してある部分に整列させて配置し、長手方向プ
レート及び横方向プレートの突き合わせ端縁を溶接し、
次に対応の組立体上にアーチコンポーネントを配置し、
横方向端縁に沿って長手方向プレートに、また横方向接
合部を既に設置してある隣接アーチに連結する。
型枠内に順次配置する予形成素子から形成したスラブの
対応部分を成形し、各予形成素子を1個のスラブ素子に
関連する接合組立体によって構成する。エンクロージャ
の新しいセクションを形成するため、スラブ素子を先ず
既に設置してある部分に整列させて配置し、長手方向プ
レート及び横方向プレートの突き合わせ端縁を溶接し、
次に対応の組立体上にアーチコンポーネントを配置し、
横方向端縁に沿って長手方向プレートに、また横方向接
合部を既に設置してある隣接アーチに連結する。
しかし、他の好適な実施例においては、エンクロージ
ャの金属部分を予形成セクションによって構成すると有
利であり、各予形成セクションは、2個の長手方向プレ
ートが突出てする湾曲した壁を有し、この湾曲壁の下方
端縁を横方向プレートによって連結する。この場合、掘
割を掘削した後、金属セクションを順次設置し、下方部
分を形成する横方向プレートによって設置表面上に休止
させ、これらセクションを少なくとも所定長さにわたり
互いに溶接し、コンクリートスラブをエンクロージャの
内側で、エンクロージャの下方部分によって形成した型
枠内に注入する。
ャの金属部分を予形成セクションによって構成すると有
利であり、各予形成セクションは、2個の長手方向プレ
ートが突出てする湾曲した壁を有し、この湾曲壁の下方
端縁を横方向プレートによって連結する。この場合、掘
割を掘削した後、金属セクションを順次設置し、下方部
分を形成する横方向プレートによって設置表面上に休止
させ、これらセクションを少なくとも所定長さにわたり
互いに溶接し、コンクリートスラブをエンクロージャの
内側で、エンクロージャの下方部分によって形成した型
枠内に注入する。
この実施例では、長手方向プレートの下方端縁及び上
方端部に沿って固定した2個の横方向壁によって2個の
長手方向プレートを連結することによって行うことがで
きる。2個の横方向壁及び2個の長手方向プレートによ
り形成した組立体は断面が閉鎖した金属ボックスを形成
し、この金属ボックス内にコンクリートを充填してスラ
ブを形成し、このスラブを上述のボックスの金属壁によ
って補強する。
方端部に沿って固定した2個の横方向壁によって2個の
長手方向プレートを連結することによって行うことがで
きる。2個の横方向壁及び2個の長手方向プレートによ
り形成した組立体は断面が閉鎖した金属ボックスを形成
し、この金属ボックス内にコンクリートを充填してスラ
ブを形成し、このスラブを上述のボックスの金属壁によ
って補強する。
現場には、アーチコンポーネントを現場で製造できる曲
げプレス機を用意し、シールメタルはフラットのまま輸
送する。更に、この曲げプレス機は予めコンクリート成
形したスラブ上に設置することもできる。
げプレス機を用意し、シールメタルはフラットのまま輸
送する。更に、この曲げプレス機は予めコンクリート成
形したスラブ上に設置することもできる。
図面の簡単な説明 以下の添付図面につき本発明の幾つかの実施例の詳細に
説明する。
説明する。
図1は、本発明による細長エンクロージャの実施例の
線図的な横断面図、 図2は、他の実施例の横断面図、 図3は、プレストレスを与えることによってプレート
を取り付ける状況を示す拡大説明図、 図4及び図5は、本発明によるエンクロージャの他の
実施例の線図的横断面図、 図6は、予形成した下側コンポーネント(構成部材)
を製造する2段階を説明する説明図、 図7は、アーチを取り付けるための特別の方法を示す
詳細説明図、 図8、図9、図10、図11は、それぞれ本発明によるエ
ンクロージャの実施例のうちの一つを採用した異なるプ
ロセスによってパイプラインを構築するための順次のス
テップを示す線図的説明図、 図12は、2個の予形成スラブコンポーネント(構成部
材)間の横方向接合部の縦断面図、 図13は、セクションが次第に変化する特別な実施例の
線図的斜視図、 図14、図15、図16は、本発明による他の実施例の横断
面図である。
線図的な横断面図、 図2は、他の実施例の横断面図、 図3は、プレストレスを与えることによってプレート
を取り付ける状況を示す拡大説明図、 図4及び図5は、本発明によるエンクロージャの他の
実施例の線図的横断面図、 図6は、予形成した下側コンポーネント(構成部材)
を製造する2段階を説明する説明図、 図7は、アーチを取り付けるための特別の方法を示す
詳細説明図、 図8、図9、図10、図11は、それぞれ本発明によるエ
ンクロージャの実施例のうちの一つを採用した異なるプ
ロセスによってパイプラインを構築するための順次のス
テップを示す線図的説明図、 図12は、2個の予形成スラブコンポーネント(構成部
材)間の横方向接合部の縦断面図、 図13は、セクションが次第に変化する特別な実施例の
線図的斜視図、 図14、図15、図16は、本発明による他の実施例の横断
面図である。
好適な実施例の説明 図1は、掘割10に配置し、この掘割の平坦で密に締め
固めた底部に休止させた細長いエンクロージャ1の線図
的横断面を示し、このエンクロージャを設置した後に埋
め戻しの覆工土12によってカバーする。
固めた底部に休止させた細長いエンクロージャ1の線図
的横断面を示し、このエンクロージャを設置した後に埋
め戻しの覆工土12によってカバーする。
エンクロージャ1は、2個の部分即ち、通常補強した
又はプレストレスを加えたコンクリートにより形成した
堅固で平坦なスラブよりなる下側部分2と、円筒形のア
ーチ形状の薄い金属壁により形成した上側部分3とによ
り構成し、この上側部分はスラブとともに、半円形断面
の管状空間Aを画定し、この空間A内に高い圧力P例え
ば、10バール以上の加圧流体を循環させる。
又はプレストレスを加えたコンクリートにより形成した
堅固で平坦なスラブよりなる下側部分2と、円筒形のア
ーチ形状の薄い金属壁により形成した上側部分3とによ
り構成し、この上側部分はスラブとともに、半円形断面
の管状空間Aを画定し、この空間A内に高い圧力P例え
ば、10バール以上の加圧流体を循環させる。
以下に説明するように、堅固なスラブ2は建設の進行
に伴って所定位置に配置するのが好適であるが、予め形
成した素子から両側の端部間に埋設することもできる。
に伴って所定位置に配置するのが好適であるが、予め形
成した素子から両側の端部間に埋設することもできる。
上側部分3は薄い金属壁部材により構成し、これら金
属壁は順次設置する部分をなす。
属壁は順次設置する部分をなす。
各部分は、2個の平坦プレート4、4′が接線方向に
突出する2個の側方端部31、31′間の円弧として湾曲し
たアーチ形状にする。
突出する2個の側方端部31、31′間の円弧として湾曲し
たアーチ形状にする。
好適には、これに限定はしないが、アーチ3により半
円をカバーする形状にすることもできる。
円をカバーする形状にすることもできる。
下面21が地面に休止するスラブ2を、水平な上面22
と、エンクロージャの軸線に平行な2個の側面23、23′
とで区切る。
と、エンクロージャの軸線に平行な2個の側面23、23′
とで区切る。
最も広く実施される実施例では、側面23、23′を垂直
にする。しかし、以下に説明するように、他の構成も可
能である。
にする。しかし、以下に説明するように、他の構成も可
能である。
本発明の基本的な特徴によれば、側面23、23′を隔て
る空間に対応する上面22の幅を、円筒形アーチ3の側方
端部31、31′間の距離に等しくし、即ち、図示の実施例
では円形断面の直径をなすようにする。
る空間に対応する上面22の幅を、円筒形アーチ3の側方
端部31、31′間の距離に等しくし、即ち、図示の実施例
では円形断面の直径をなすようにする。
従って、アーチ3の下方に突出する2個の長手方向プ
レート4、4′は側面23、23′に外側から圧着し、これ
ら平面を固定する。
レート4、4′は側面23、23′に外側から圧着し、これ
ら平面を固定する。
内部圧力Pによって生ずる半径方向応力15の作用の下
で、アーチ3は引張応力を受け、この引張応力は側方端
部31、31′においてプレート4、4′によって吸収す
る。これらプレートは、従って、エンクロージャを加圧
するとき、スラブの側面23、23′に沿って加わるシフト
応力に簡単に耐えることができる手段を利用してスラブ
2に取り付けることができる。
で、アーチ3は引張応力を受け、この引張応力は側方端
部31、31′においてプレート4、4′によって吸収す
る。これらプレートは、従って、エンクロージャを加圧
するとき、スラブの側面23、23′に沿って加わるシフト
応力に簡単に耐えることができる手段を利用してスラブ
2に取り付けることができる。
更に、アーチ効果によって、上側部分3は、内部圧力
がなくても覆工土12によって発生する外部応力13に効率
よく耐えることができる。アーチ3の側方端部31、31′
を隔てる空間を均一に維持するのを簡単にする必要があ
る。この均一性は、スラブ2の上面22をカバーする薄い
プレート32を使用することによって簡単に得られる。こ
のプレート32の側方端縁はアーチの端部31、31′に溶接
する。水平なプレート32は長手方向プレート4、4′と
ともにボックスを構成し、この部分は全面にわたり分布
させたアンカー装置によってスラブ2に緊締することが
できる。
がなくても覆工土12によって発生する外部応力13に効率
よく耐えることができる。アーチ3の側方端部31、31′
を隔てる空間を均一に維持するのを簡単にする必要があ
る。この均一性は、スラブ2の上面22をカバーする薄い
プレート32を使用することによって簡単に得られる。こ
のプレート32の側方端縁はアーチの端部31、31′に溶接
する。水平なプレート32は長手方向プレート4、4′と
ともにボックスを構成し、この部分は全面にわたり分布
させたアンカー装置によってスラブ2に緊締することが
できる。
エンクロージャ1を強固にする補強したコンクリート
スラブ2は、エンクロージャに加わる曲げ応力に耐える
のに特に好適である。実際、内部圧力から発生する応力
の関数としてスラブの寸法特性及び骨組みを決定するだ
けで十分である。
スラブ2は、エンクロージャに加わる曲げ応力に耐える
のに特に好適である。実際、内部圧力から発生する応力
の関数としてスラブの寸法特性及び骨組みを決定するだ
けで十分である。
摩擦を増大することによってシフト圧力によく耐える
ことができるようにするため、長手方向プレート4、
4′を所定の圧力を加えることによりスラブの側面23、
23′に圧着させることができる。この目的のため、図2
に示すように、2個の長手方向プレート4、4′を複数
個のテンションバー5によって互いに連結するとよい。
これらテンションバー5はスラブ2の幅全体にわたり延
在させ、端部51、51′を長手方向プレート4、4′に貫
通させ、拡大ヘッド52、52′を装着し、これら拡大ヘッ
ドは外側から2個のプレート4、4′に支持する。この
ようにして、バー5を緊張状態にし、長手方向プレート
4、4′をスラブ2の側面23、23′に強固に圧着させ
る。
ことができるようにするため、長手方向プレート4、
4′を所定の圧力を加えることによりスラブの側面23、
23′に圧着させることができる。この目的のため、図2
に示すように、2個の長手方向プレート4、4′を複数
個のテンションバー5によって互いに連結するとよい。
これらテンションバー5はスラブ2の幅全体にわたり延
在させ、端部51、51′を長手方向プレート4、4′に貫
通させ、拡大ヘッド52、52′を装着し、これら拡大ヘッ
ドは外側から2個のプレート4、4′に支持する。この
ようにして、バー5を緊張状態にし、長手方向プレート
4、4′をスラブ2の側面23、23′に強固に圧着させ
る。
バー5の張力は、発生した摩擦によって単にアーチ3
をスラブ2に締め付け、内部圧力Pによって発生する作
用の下にアーチが分離したり持ち上がる傾向に耐えるだ
けで十分である。
をスラブ2に締め付け、内部圧力Pによって発生する作
用の下にアーチが分離したり持ち上がる傾向に耐えるだ
けで十分である。
更に、圧力がない場合には、バー5は覆工土によって
加わる外部応力13の作用の下に側方端部31、31′が分離
する傾向に抵抗し、壁3の半円形状を確実に維持し、従
って、埋め戻しによる発生する加重の下に捩じれたり、
丸みが変形する傾向に耐えることができる。
加わる外部応力13の作用の下に側方端部31、31′が分離
する傾向に抵抗し、壁3の半円形状を確実に維持し、従
って、埋め戻しによる発生する加重の下に捩じれたり、
丸みが変形する傾向に耐えることができる。
しかし、バー5は、スラブ2が内部圧力Pによって発
生する作用の下に受ける曲げ応力に耐えるに十分な張力
状態にしたプレストレスバーとしても作用する。このプ
レストレスにより、スラブ2及び骨組み24を大幅に軽量
化することができるようになる。
生する作用の下に受ける曲げ応力に耐えるに十分な張力
状態にしたプレストレスバーとしても作用する。このプ
レストレスにより、スラブ2及び骨組み24を大幅に軽量
化することができるようになる。
スラブ2のプレストレスは、通常例えば、図3に詳細
に示すようにして行うことができる。各バー5は、スラ
ブ2の厚み内に2個の側面23、23′に直交させて設けた
ダクト53の内部に遊びを持たせて貫通させる。バー5の
各端部51は対応のプレート4に形成した孔41に貫通さ
せ、またプレート4に支持するナット52をトリック(to
ric)素子53及び支持素子54(ともに対をなす形状にす
る)によってねじ付けることができるようねじ山を設け
る。
に示すようにして行うことができる。各バー5は、スラ
ブ2の厚み内に2個の側面23、23′に直交させて設けた
ダクト53の内部に遊びを持たせて貫通させる。バー5の
各端部51は対応のプレート4に形成した孔41に貫通さ
せ、またプレート4に支持するナット52をトリック(to
ric)素子53及び支持素子54(ともに対をなす形状にす
る)によってねじ付けることができるようねじ山を設け
る。
普通の手段を使用すると、バー5は所要のプレストレ
ステンション状態となり、ナット52によって不動状態に
され、次にエアダクト56を介してセメントグラウトをダ
クト53内に注入し、プレストレスバーをスラブ2に固定
する。
ステンション状態となり、ナット52によって不動状態に
され、次にエアダクト56を介してセメントグラウトをダ
クト53内に注入し、プレストレスバーをスラブ2に固定
する。
この場合、鉄製の骨組み24は基本的に、スラブを予形
成(プレハブ)素子によって構成するときにスラブの操
作ができるよう、また特に、プレストレス作用の下で亀
裂を生ずる危険性を回避するよう作用する。
成(プレハブ)素子によって構成するときにスラブの操
作ができるよう、また特に、プレストレス作用の下で亀
裂を生ずる危険性を回避するよう作用する。
このようにして、第1に、アーチ3をスラブ2に完全
に取り付けることができ、第2に、スラブの厚さを増加
させる必要なしに又は鉄製の骨組みの寸法を増大させる
必要なしに十分曲げ応力に耐える剛性をスラブに与えら
れる。
に取り付けることができ、第2に、スラブの厚さを増加
させる必要なしに又は鉄製の骨組みの寸法を増大させる
必要なしに十分曲げ応力に耐える剛性をスラブに与えら
れる。
プレート4、4′とスラブ2との間の取付状態を改善
するため、各プレート4、4′の内面をスラブの方向に
曲げた状態にして溶接したアングルブラケット42によっ
て構成した突出素子をスラブの側面23、23′に設けた整
合溝25に嵌合させる。更に、各プレストレスバーの領域
においてプレート4に補強素子43を嵌合させ、この補強
素子により孔41を包囲し、またスラブの側面23に設けた
対応のハウジング内に貫入させる。
するため、各プレート4、4′の内面をスラブの方向に
曲げた状態にして溶接したアングルブラケット42によっ
て構成した突出素子をスラブの側面23、23′に設けた整
合溝25に嵌合させる。更に、各プレストレスバーの領域
においてプレート4に補強素子43を嵌合させ、この補強
素子により孔41を包囲し、またスラブの側面23に設けた
対応のハウジング内に貫入させる。
取付プレート4、4′がシフトする傾向を相殺するた
めの突出締付けピースを使用するとあらゆる場合に有効
であり、圧力がないとき取付プレートを単にスラブの側
面に押し付ける場合でも有効あることがわかった。
めの突出締付けピースを使用するとあらゆる場合に有効
であり、圧力がないとき取付プレートを単にスラブの側
面に押し付ける場合でも有効あることがわかった。
スラブを現場で注入するとき、循環流体がコンクリー
トを冒さず、コンクリートの品質が水密性を保つことが
できるならば、スラブ自体はエンクロージャをシールす
る連続平面を形成することができる。
トを冒さず、コンクリートの品質が水密性を保つことが
できるならば、スラブ自体はエンクロージャをシールす
る連続平面を形成することができる。
このとき、図2に示すように、長手方向プレート4、
4′とスラブ2の側面23、23′との間に水密性がコード
26を挿入するだけで十分であり、この場合、プレートと
スラブとの結合は圧力の下で単に長手方向プレート4、
4′を押し付けるだけで締付けることができる。
4′とスラブ2の側面23、23′との間に水密性がコード
26を挿入するだけで十分であり、この場合、プレートと
スラブとの結合は圧力の下で単に長手方向プレート4、
4′を押し付けるだけで締付けることができる。
しかし、シールした管状流体循環空間は、図1に示すよ
うに溶接した金属壁によって全体を区切ると好適であ
る。このとき、スラブ2はアーチ3の側方端部に溶接し
た横方向プレート32によりカバーする。水密性は、この
ようにして容易に得られる。即ち、壁は全体的に溶接さ
れ、コンクリートと循環する流体との間の接触は回避さ
れるためである。
うに溶接した金属壁によって全体を区切ると好適であ
る。このとき、スラブ2はアーチ3の側方端部に溶接し
た横方向プレート32によりカバーする。水密性は、この
ようにして容易に得られる。即ち、壁は全体的に溶接さ
れ、コンクリートと循環する流体との間の接触は回避さ
れるためである。
プレート32は圧力Pによってスラブ2に押し付けられ
るため、図3に示すように簡単な薄い水密シェルを形成
することができる。
るため、図3に示すように簡単な薄い水密シェルを形成
することができる。
プレストレスバー5を使用することは必須ではない。
即ち、側方端部31、31′を隔てる空間は、プレート32だ
けを使用しても確保できるためである。長手方向プレー
ト4、4′はスラブ2の側面23、23′に対して、例え
ば、アンカーボルトを使用することによって取り付ける
ことができ、このようなアンカーボルトは摩擦によって
生ずるのに十分な圧力によりプレート4、4′を側面2
3、23′に押し付けてアーチ3の形状を保持するととも
に、アーチ3の端部31、31′に上昇するのを防止する。
即ち、側方端部31、31′を隔てる空間は、プレート32だ
けを使用しても確保できるためである。長手方向プレー
ト4、4′はスラブ2の側面23、23′に対して、例え
ば、アンカーボルトを使用することによって取り付ける
ことができ、このようなアンカーボルトは摩擦によって
生ずるのに十分な圧力によりプレート4、4′を側面2
3、23′に押し付けてアーチ3の形状を保持するととも
に、アーチ3の端部31、31′に上昇するのを防止する。
特に、長手方向プレート4、4′に突出素子42のよう
な締付手段を装着する場合、アーチ3をスラブ2に確実
に取り付けるようプレート間の空間を均一に維持するの
に十分である。
な締付手段を装着する場合、アーチ3をスラブ2に確実
に取り付けるようプレート間の空間を均一に維持するの
に十分である。
しかし、長手方向プレート4、4′を隔てる空間がス
ラブの側面23、23′の空間に正確にマッチしなければな
らない。接触は調整楔によって行うことができる。しか
し、図5に示すように、横方向プレート32を2個の部分
に分割し、一方の部分32をスラブ2の幅全体にわたって
延在させて一方の側辺でのみ長手方向プレート4′に溶
接し、他方の部分32′の一方の側辺を他方の長手方向プ
レート4に溶接し、この他方の部分32′の幅は、一方の
部分32の端部に他方の側辺がオーバーラップする大きさ
とする。従って、2個の部分32′、32に関連する2個の
プレート4、4′はそれぞれスラブ2に容易に位置決め
することができ、また、潜在的に互いに接近してプレー
ト4、4′を平面23、23′に押し付けることができ、安
定した後には2個の部分32、32′のオーバーラップ端部
を互いに溶接する。
ラブの側面23、23′の空間に正確にマッチしなければな
らない。接触は調整楔によって行うことができる。しか
し、図5に示すように、横方向プレート32を2個の部分
に分割し、一方の部分32をスラブ2の幅全体にわたって
延在させて一方の側辺でのみ長手方向プレート4′に溶
接し、他方の部分32′の一方の側辺を他方の長手方向プ
レート4に溶接し、この他方の部分32′の幅は、一方の
部分32の端部に他方の側辺がオーバーラップする大きさ
とする。従って、2個の部分32′、32に関連する2個の
プレート4、4′はそれぞれスラブ2に容易に位置決め
することができ、また、潜在的に互いに接近してプレー
ト4、4′を平面23、23′に押し付けることができ、安
定した後には2個の部分32、32′のオーバーラップ端部
を互いに溶接する。
しかし本発明はこれら実施例に限定されるものではな
く、他の変更例を可能である。
く、他の変更例を可能である。
例えば、図4に示す実施例では、アーチ3の側方端部
31、31′を長手方向プレート4、4′の下方端縁43に溶
接した横方向プレート33により連結する。このようにし
て、各金属部分は、アーチ3によって構成し、アーチの
端部を地面に休止するベース33によって連結する。この
ときスラブ2をこのようにして形成したシール金属壁の
内部に位置決めし、金属構体の下方部分によって形成し
た型枠の内側に注入すうとよい。
31、31′を長手方向プレート4、4′の下方端縁43に溶
接した横方向プレート33により連結する。このようにし
て、各金属部分は、アーチ3によって構成し、アーチの
端部を地面に休止するベース33によって連結する。この
ときスラブ2をこのようにして形成したシール金属壁の
内部に位置決めし、金属構体の下方部分によって形成し
た型枠の内側に注入すうとよい。
更に、アーチ3は図1に示すように単一のユニットと
して形成することができ、湾曲した半円形部分3は、2
個の長手方向取付プレート4、4′を構成する平坦素子
を使用して側方端部31、31′を越えて延長させることが
できる。各ハーフシェル2個のフランジ4、4′と関連
し、横方向部分全体をカバーする一体ピース組立体を形
成する。
して形成することができ、湾曲した半円形部分3は、2
個の長手方向取付プレート4、4′を構成する平坦素子
を使用して側方端部31、31′を越えて延長させることが
できる。各ハーフシェル2個のフランジ4、4′と関連
し、横方向部分全体をカバーする一体ピース組立体を形
成する。
しかし、運搬を容易にするため、特に、大形の部分の
場合、金属素子を数個の部分に即ち、中心湾曲アーチ状
素子33と2個の長手方向プレート4、4′等に分割し、
最も大径部分を側方平面23、23′に圧着させ、上方端縁
40、40′を溶接シーム35によって中心素子33の下側の側
方端縁に固定する。溶接シーム35、35′は側方端部31、
31′及び横方向プレート32にすることができる。この場
合、湾曲した壁33によりアーチ全体をカバーする。
場合、金属素子を数個の部分に即ち、中心湾曲アーチ状
素子33と2個の長手方向プレート4、4′等に分割し、
最も大径部分を側方平面23、23′に圧着させ、上方端縁
40、40′を溶接シーム35によって中心素子33の下側の側
方端縁に固定する。溶接シーム35、35′は側方端部31、
31′及び横方向プレート32にすることができる。この場
合、湾曲した壁33によりアーチ全体をカバーする。
しかし、溶接シーム35、35′は、側方端部31、31′の
上方のある距離の位置に配置し、この場合、各長手方向
プレート4、4′を、下方平坦取付部分と、アーチ33に
接線方向に取り付けた上方湾曲部分40、40′とにより構
成する。
上方のある距離の位置に配置し、この場合、各長手方向
プレート4、4′を、下方平坦取付部分と、アーチ33に
接線方向に取り付けた上方湾曲部分40、40′とにより構
成する。
図2及び図5に示すように、連結及び溶接シームは端
縁の突き合わせによって行うことができる。しかし、更
に、図7に示すように、プレート4、4′の上方部分4
0、40′をアーチの各側方端部31、31′にオーバーラッ
プさせて構成することもできる。この形態によれば、ア
ーチ3の位置決め及び心決めがよういになる。このこと
を後に説明する。
縁の突き合わせによって行うことができる。しかし、更
に、図7に示すように、プレート4、4′の上方部分4
0、40′をアーチの各側方端部31、31′にオーバーラッ
プさせて構成することもできる。この形態によれば、ア
ーチ3の位置決め及び心決めがよういになる。このこと
を後に説明する。
2個の長手方向プレート4、4′は前もって横方向プ
レート32に連結し、矩形横方向部分を有する一体金属組
立体36を形成しすることもできる。この矩形横方向部分
は、図6に示すようにスラブ構成部材を形成するための
型枠として使用すると有利である。
レート32に連結し、矩形横方向部分を有する一体金属組
立体36を形成しすることもできる。この矩形横方向部分
は、図6に示すようにスラブ構成部材を形成するための
型枠として使用すると有利である。
実際、図6の左方部分に示すように、このように形成
した金属組立体36は成形型を構成するよう反転させ、こ
の成形型の大部を横方向プレート32とし、側面を2個の
プレート4、4′とし、他の2個の側面は移動可能なパ
ネルによって閉じることができるものとする。
した金属組立体36は成形型を構成するよう反転させ、こ
の成形型の大部を横方向プレート32とし、側面を2個の
プレート4、4′とし、他の2個の側面は移動可能なパ
ネルによって閉じることができるものとする。
鉄製の骨組み24、及び場合によっては素子34、34′に
設けた孔41、41′に開口するチューブ53′を、このよう
にして形成した成形型36内に配置する。この後に、コン
クリート25を注入する。
設けた孔41、41′に開口するチューブ53′を、このよう
にして形成した成形型36内に配置する。この後に、コン
クリート25を注入する。
水平プレート32は、成形型の内部に向かって指向する
内面に、コンクリート25にプレートを取り付けようとす
る突出締付素子を装着しておくとよい。
内面に、コンクリート25にプレートを取り付けようとす
る突出締付素子を装着しておくとよい。
同様に、プレート4、4′の内面に予め整形部分42を
配置し、スラブ2を注入するときコンクリート内に組み
込まれるようにすることもできる。
配置し、スラブ2を注入するときコンクリート内に組み
込まれるようにすることもできる。
コンクリートが硬化し、端部パネルを取り外した後、
長手方向プレート4、4′と横方向プレート32とにより
2個の側面及び水平面が区切られた予形成スラブ構成部
材20が形成される。スリング締付素子をプレート4、
4′に設け、構成部材20を掴むことができるようにする
こともできる。
長手方向プレート4、4′と横方向プレート32とにより
2個の側面及び水平面が区切られた予形成スラブ構成部
材20が形成される。スリング締付素子をプレート4、
4′に設け、構成部材20を掴むことができるようにする
こともできる。
このように予め形成した各スラブ構成部材20は、横方
向プレート32及び2個の長手方向プレート4、4′を装
着し、このスラブ構成部材上にアーチ構成部材33を、図
6の右方部分に示すように載置しかつ溶接する。
向プレート32及び2個の長手方向プレート4、4′を装
着し、このスラブ構成部材上にアーチ構成部材33を、図
6の右方部分に示すように載置しかつ溶接する。
これら種々の形態の実施例により、作業の進行につれ
て、特に有利な条件の下に、パイプラインを製造するこ
とができ、このことを図8、図9、図10及び図11につき
以下に説明し、これら図面は、上述の実施例のうちの1
個又は他の実施例によりパイプラインを構成する種々の
ステップを線図的に示す。
て、特に有利な条件の下に、パイプラインを製造するこ
とができ、このことを図8、図9、図10及び図11につき
以下に説明し、これら図面は、上述の実施例のうちの1
個又は他の実施例によりパイプラインを構成する種々の
ステップを線図的に示す。
図8は、図1に示す実施例を数多く使用してパイプラ
インを構成する状況を示す。
インを構成する状況を示す。
埋設パイプラインを形成するため、掘割10を先ず所定
の長さにわたり掘削し、水平に締め固めた底部を形成
し、この底部はクリーンコンクリート又は不織布により
形成した保護シートでカバーすることができる。
の長さにわたり掘削し、水平に締め固めた底部を形成
し、この底部はクリーンコンクリート又は不織布により
形成した保護シートでカバーすることができる。
作業の進行につれてスラブ2を普通の手段例えば、コ
ンクリート道路で使用される手段を使用して注入形成す
る。
ンクリート道路で使用される手段を使用して注入形成す
る。
先ず、鉄製骨組み24を側方型枠に属する2個のパネル
間に配置し、この側方型枠は取付プレート4、4′自体
によって構成すると好適である。図7に示すように、こ
れらプレートは支持装置28を使用して鉄製骨組み24によ
って所定位置に保持することができる。更に、各新たな
プレート4は、後方の垂直端縁44により、このように形
成したスラブの端部にセメント結合した先行プレート4a
の前方端縁に取り付けることができる。
間に配置し、この側方型枠は取付プレート4、4′自体
によって構成すると好適である。図7に示すように、こ
れらプレートは支持装置28を使用して鉄製骨組み24によ
って所定位置に保持することができる。更に、各新たな
プレート4は、後方の垂直端縁44により、このように形
成したスラブの端部にセメント結合した先行プレート4a
の前方端縁に取り付けることができる。
スラブ2の次の部分を、プレート4、4′間に注入し
てから横方向プレート32を所定位置に配置し、横方向プ
レートの後方の横方向端縁を先行の横方向プレートの前
方の横方向端縁に溶接し、また側方端縁を取付プレート
4、4′に溶接する。
てから横方向プレート32を所定位置に配置し、横方向プ
レートの後方の横方向端縁を先行の横方向プレートの前
方の横方向端縁に溶接し、また側方端縁を取付プレート
4、4′に溶接する。
プレート32及びプレート4、4′の内面には、スラブ
2に対する固着を行うアンカー装置を装着することがで
きる。
2に対する固着を行うアンカー装置を装着することがで
きる。
コンクリートが硬化した後、アンカーボルト又はテン
ションバー5を使用してプレート4、4′を圧力の下に
スラブ2の側面に押し付ける。
ションバー5を使用してプレート4、4′を圧力の下に
スラブ2の側面に押し付ける。
次に、このように形成したエンクロージャの下方部分
に対してアーチコンポーネント(構成部材)33の設置を
続ける。
に対してアーチコンポーネント(構成部材)33の設置を
続ける。
上述したように、プレート4、4′は、スラブ2の上
方平面22のレベルの上方まで突出させると好適である。
即ち、この上方部分40はアーチ構成部材33の設置を容易
にする心決め端縁をなすためである。次に、このアーチ
構成部材33を横方向継ぎ目に沿って所定位置に先行して
配置したアーチ構成部材にまた取付プレート4、4′に
溶接し、必要に応じて側方端部31、31′に沿って横方向
プレート32に溶接する。
方平面22のレベルの上方まで突出させると好適である。
即ち、この上方部分40はアーチ構成部材33の設置を容易
にする心決め端縁をなすためである。次に、このアーチ
構成部材33を横方向継ぎ目に沿って所定位置に先行して
配置したアーチ構成部材にまた取付プレート4、4′に
溶接し、必要に応じて側方端部31、31′に沿って横方向
プレート32に溶接する。
構築が進行するにつれ、既に設置した部分を埋め戻し
の覆工土12の下側に埋設し、新たな長さにわたり掘割を
掘削する。
の覆工土12の下側に埋設し、新たな長さにわたり掘割を
掘削する。
エンクロージャは、作業の進行にともなって所定位置
に注入されるスラブ、及び作業現場に簡単に輸送できる
金属パネルによってのみ構成されることに注意された
い。これらパネルは、シップで又は現場に近接する場所
に設置した曲げプレスを使用して現場で、又はすでに凝
固したスラブ上に直接製造又は形成することができる。
に注入されるスラブ、及び作業現場に簡単に輸送できる
金属パネルによってのみ構成されることに注意された
い。これらパネルは、シップで又は現場に近接する場所
に設置した曲げプレスを使用して現場で、又はすでに凝
固したスラブ上に直接製造又は形成することができる。
この実施例によれば、管状エンクロージャの構築を迅
速かつ信頼性高く実施することができる。
速かつ信頼性高く実施することができる。
図1に示すように、2個の長手方向プレート4、4′
が接線方向に突出する各アーチ構成部材3は、一体ピー
スとしてまた現場で形作ることができる。
が接線方向に突出する各アーチ構成部材3は、一体ピー
スとしてまた現場で形作ることができる。
型枠として2個の長手方向プレート4、4′を使用す
ると好適であるとともに、スラブを図9に示すように、
2個の一時的型枠間に注入することもできる。
ると好適であるとともに、スラブを図9に示すように、
2個の一時的型枠間に注入することもできる。
コンクリートが硬化した後、前もって横方向プレート
に組み合わせてスラブ2をカバーするボックスを形成し
ておくことができる取付プレート4、4′をスラブ2上
に設置することができる。このボックスは、スラブに沿
って摺動し、所定位置に既に設置した先行の構成部材36
aに整列させることができる。次に、側方パネル34、3
4′及び横方向プレート32に対向する端縁を接合する溶
接シームを形成する。
に組み合わせてスラブ2をカバーするボックスを形成し
ておくことができる取付プレート4、4′をスラブ2上
に設置することができる。このボックスは、スラブに沿
って摺動し、所定位置に既に設置した先行の構成部材36
aに整列させることができる。次に、側方パネル34、3
4′及び横方向プレート32に対向する端縁を接合する溶
接シームを形成する。
この後、アーチ構成部材33を設置し、側方パネル34、
34′の上方端縁及び既に設置した部分の最後のアーチ構
成部材33aの前方端縁に溶接する。
34′の上方端縁及び既に設置した部分の最後のアーチ構
成部材33aの前方端縁に溶接する。
図5に示すように横方向プレートを2個の部分32、3
2′に分割することも有利であることがわかった。
2′に分割することも有利であることがわかった。
アーチ構成部材33の寸法は、設置するとき丸みが歪む
危険性がないように選択する場合、スラブ2上に休止
し、アーチ構成部材3及び3aの端縁の欠陥連結を生ずる
ことがないようにするための一時的曲げプレス26を利用
することができる。
危険性がないように選択する場合、スラブ2上に休止
し、アーチ構成部材3及び3aの端縁の欠陥連結を生ずる
ことがないようにするための一時的曲げプレス26を利用
することができる。
次に、プレストレスバー5を設置し、緊張状態にす
る。
る。
この場合、スラブ2の異なる設置状態に対する抵抗
は、鉄製の骨組み24によってまた所要に応じて長手方向
プレストレスバーによって生ずる。
は、鉄製の骨組み24によってまた所要に応じて長手方向
プレストレスバーによって生ずる。
各セクションの金属部分により、2個の取付プレート
4、4′が突出し、前もってプレート32を溶接してある
アーチ3を有する一体ピース組立体を形成するときは、
同様の設置手順を使用することができる。
4、4′が突出し、前もってプレート32を溶接してある
アーチ3を有する一体ピース組立体を形成するときは、
同様の設置手順を使用することができる。
しかし、図4に示す実施例を実施するときは、図11に
示すように作業の進行につれてスラブの注入を行うと好
適である。
示すように作業の進行につれてスラブの注入を行うと好
適である。
この場合、明確な長さにわたり掘割10を掘削し、設置
表面11を整地し、場合によってこの表面11をクリーンコ
ンクリート15によりカバーした後に、取付プレート4、
4′が突出し、下方端縁が下方プレート33によって連結
されたアーチ3によって構成した一体ピース組立体37を
形成する異なる金属セクションを順次設置する。
表面11を整地し、場合によってこの表面11をクリーンコ
ンクリート15によりカバーした後に、取付プレート4、
4′が突出し、下方端縁が下方プレート33によって連結
されたアーチ3によって構成した一体ピース組立体37を
形成する異なる金属セクションを順次設置する。
構成部材37を設置した後、既に設置した金属部分の最
後の構成部材33aに整列される。この後溶接により取り
付ける。このようにして、平坦ベースを有する金属チュ
ーブが形成され、このチューブの下方部分は鉄製の骨組
み24を配置した空虚な型枠を構成する。次に、例えば、
コンクリートポンプにより供給するダクトを利用してコ
ンクリートを注入する。
後の構成部材33aに整列される。この後溶接により取り
付ける。このようにして、平坦ベースを有する金属チュ
ーブが形成され、このチューブの下方部分は鉄製の骨組
み24を配置した空虚な型枠を構成する。次に、例えば、
コンクリートポンプにより供給するダクトを利用してコ
ンクリートを注入する。
スラブ2は、特に、図6に示す実施例を使用するとき
順次設置する予形成素子により形成することもでき、こ
の場合、横方向プレート32に組み合わせた2個の長手方
向プレート4、4′によりスラブ構成部材を注入成形す
ることができる空虚な型枠を形成することができる。
順次設置する予形成素子により形成することもでき、こ
の場合、横方向プレート32に組み合わせた2個の長手方
向プレート4、4′によりスラブ構成部材を注入成形す
ることができる空虚な型枠を形成することができる。
この構築方法を図10に線図的に示す。
エンクロージャの新たなセクションを形成するため、
スラブ構成部材20を先ず設置し、このスラブ構成部材20
を既に設置してある部分の最後の構成部材20aに整列さ
せ、互いに延長させてあるためプレート4、4′及び横
方向プレート32の対向端縁を互いに溶接する。
スラブ構成部材20を先ず設置し、このスラブ構成部材20
を既に設置してある部分の最後の構成部材20aに整列さ
せ、互いに延長させてあるためプレート4、4′及び横
方向プレート32の対向端縁を互いに溶接する。
プレストレスバー5を設置し、緊張状態にする。
最後に、アーチ構成部材3を設置し、下方端縁にそっ
て側方素子34、34′に、後方端縁に沿って既に設置して
あるパイプラインの部分の最後のセクションのアーチ構
成部材3aの前方端縁に溶接する。
て側方素子34、34′に、後方端縁に沿って既に設置して
あるパイプラインの部分の最後のセクションのアーチ構
成部材3aの前方端縁に溶接する。
規定長さのパイプラインを形成したとき、埋め戻しの
覆工土12によってカバーすることができる。
覆工土12によってカバーすることができる。
従って、設置手順は掘割10を掘削し、パイプラインの
構築が進行するにつれて埋め戻すことによって順次に継
続することができる。
構築が進行するにつれて埋め戻すことによって順次に継
続することができる。
順次の構成部材の金属部分の溶接連結により、水密性
のパイプライン及び種々のセクションの取付を行うこと
ができる。しかし、スラブ構成部材も長手方向に連結す
ることができる。この場合、例えば、長手方向プレスト
レスバーを作業の進行にともなって設置し緊張状態にす
ることによって行うことができ、これにより異なる沈下
現象に抵抗し、また亀裂の発生を回避することができる
ようスラブのより効果的な硬化を生ずるようにすること
ができる。
のパイプライン及び種々のセクションの取付を行うこと
ができる。しかし、スラブ構成部材も長手方向に連結す
ることができる。この場合、例えば、長手方向プレスト
レスバーを作業の進行にともなって設置し緊張状態にす
ることによって行うことができ、これにより異なる沈下
現象に抵抗し、また亀裂の発生を回避することができる
ようスラブのより効果的な硬化を生ずるようにすること
ができる。
同様の設置手順は、図4に示す横方向プレートがスラ
ブの下方平面をなす実施例の場合でも適用できる。この
場合、コンクリート注入後にスラブ構成部材を反転させ
る必要はない。このとき、スラブの上方平面22は直接循
環流体に接触する。
ブの下方平面をなす実施例の場合でも適用できる。この
場合、コンクリート注入後にスラブ構成部材を反転させ
る必要はない。このとき、スラブの上方平面22は直接循
環流体に接触する。
更に、場合によって、図1の実施例のように、アーチ
の側方端部31、31′を横方向プレートによって連結する
のは好ましくない場合もある。この場合、スラブ構成部
材を予形成構成部材を端部相互を突き合わせて構成する
ときには、水密装置を異なるスラブ構成部材間に設け
る。
の側方端部31、31′を横方向プレートによって連結する
のは好ましくない場合もある。この場合、スラブ構成部
材を予形成構成部材を端部相互を突き合わせて構成する
ときには、水密装置を異なるスラブ構成部材間に設け
る。
この例として図12に特に有利な水密システムを示す。
スラブの2個の順次の構成部材2a、2bの長手方向端部
間にそれぞれ横方向の水密接合部6を、傾斜表面62で区
切った突出素子61によって形成し、上方に向かって開口
するV字状溝が2個の突出端部61a、61b間に生ずるよう
にする。更に、2個の平面62a、62bを、変形可能な材料
63によって形成した水密性シートによりカバーする。
間にそれぞれ横方向の水密接合部6を、傾斜表面62で区
切った突出素子61によって形成し、上方に向かって開口
するV字状溝が2個の突出端部61a、61b間に生ずるよう
にする。更に、2個の平面62a、62bを、変形可能な材料
63によって形成した水密性シートによりカバーする。
スラブ2の2個の順次の構成部材2a、2bを設置した
後、平面62a、62bの形状に対をなす形状の楔64を形成す
る横方向部分を生じたV字状溝に挿入し、設計容易な装
置によって例えば、一方では楔側に支持し他方では2個
の順次の構成部材2a、2bに支持したねじシャフトによっ
て楔64を締め込む。
後、平面62a、62bの形状に対をなす形状の楔64を形成す
る横方向部分を生じたV字状溝に挿入し、設計容易な装
置によって例えば、一方では楔側に支持し他方では2個
の順次の構成部材2a、2bに支持したねじシャフトによっ
て楔64を締め込む。
このようにしてシートメタルがない場合でも、2個の
順次の構成部材2a、2b間に優れた水密性が得られる。
順次の構成部材2a、2b間に優れた水密性が得られる。
他の実施例も実施可能であり、これらも請求の範囲を
逸脱するものではない。
逸脱するものではない。
例えば、図13に示すように、セクションを徐々に変化
させていくことができる。
させていくことができる。
スラブ2a及びアーチ3aによって形成したパイプライン
1aを、中間部分1cによって、より大きい幅のスラブ2a及
びより大きい直径のアーチ3aによって形成したパイプラ
イン1bに接続することができる。この中間部分はスラブ
2cにより構成し、このスラブ2cの側面23cは、スラブ2b
の側面23bに連続するよう徐々に拡開させる。同様に、
アーチ3cも僅かにテーパを付けた形状にし、異なる直径
のアーチ3a、3bに連続するようにする。しかし、場合に
よっては、アーチ3cを取付プレート4cによって突出さ
せ、スラブ2cの側面23cに圧嵌させる。
1aを、中間部分1cによって、より大きい幅のスラブ2a及
びより大きい直径のアーチ3aによって形成したパイプラ
イン1bに接続することができる。この中間部分はスラブ
2cにより構成し、このスラブ2cの側面23cは、スラブ2b
の側面23bに連続するよう徐々に拡開させる。同様に、
アーチ3cも僅かにテーパを付けた形状にし、異なる直径
のアーチ3a、3bに連続するようにする。しかし、場合に
よっては、アーチ3cを取付プレート4cによって突出さ
せ、スラブ2cの側面23cに圧嵌させる。
上述のすべての実施例はテーパ付き素子1cに適用でき
る。
る。
この形態は、パイプラインの流れを徐々に増減でき、
更に、アーチの高さ及び幅を変化させるのにも使用でき
るとともに、流れを最大レベル又は最小レベルに維持し
たり、狭い空間に流れを導いたりするようにすることも
できる。
更に、アーチの高さ及び幅を変化させるのにも使用でき
るとともに、流れを最大レベル又は最小レベルに維持し
たり、狭い空間に流れを導いたりするようにすることも
できる。
更に、上述のすべての実施例では、つぶれに対する最
適な抵抗が得られるようエンクロージャを半円形断面に
する。しかし、このことは必須要件ではなく、場合によ
っては他の断面も有利なことがあり得る。
適な抵抗が得られるようエンクロージャを半円形断面に
する。しかし、このことは必須要件ではなく、場合によ
っては他の断面も有利なことがあり得る。
例えば、図14及び図15に示す実施例では、金属アーチ
3は、超過した円弧形状をなし、スラブ2の上方平面22
は円形断面の軸線に対して下方にオフセットしている。
この構成によれば、極めて大形のセクションに対して有
利であることがわかった。即ち、曲げ応力がそれほど発
生しない場合には、コンクリートスラブの幅を減少で
き、また従って、スラブを軽量化することができるため
である。
3は、超過した円弧形状をなし、スラブ2の上方平面22
は円形断面の軸線に対して下方にオフセットしている。
この構成によれば、極めて大形のセクションに対して有
利であることがわかった。即ち、曲げ応力がそれほど発
生しない場合には、コンクリートスラブの幅を減少で
き、また従って、スラブを軽量化することができるため
である。
図14に示す実施例の場合、側方端部31、31′に沿って
アーチ3に対して接線方向の平面がスラブ2の上面22に
対して鈍角の二面角Bをなし、スラブの側面23、23′は
同一の角度だけ傾斜し、側方端部31、31′の延長線上に
接線方向に延びる取付プレート4、4′はそれぞれ傾斜
側面23、23′に圧着する。
アーチ3に対して接線方向の平面がスラブ2の上面22に
対して鈍角の二面角Bをなし、スラブの側面23、23′は
同一の角度だけ傾斜し、側方端部31、31′の延長線上に
接線方向に延びる取付プレート4、4′はそれぞれ傾斜
側面23、23′に圧着する。
図15の実施例では、スラブ2の側面23、23′は垂直状
態であるが、各長手方向プレート4、4′は、側面23、
23′に外側から圧着する下方平坦部分と、アーチの側方
端部31、31′に対して接線方向に連続するよう湾曲する
上方部分40、40′とを有する。
態であるが、各長手方向プレート4、4′は、側面23、
23′に外側から圧着する下方平坦部分と、アーチの側方
端部31、31′に対して接線方向に連続するよう湾曲する
上方部分40、40′とを有する。
上述の各実施例を図14及び図15に適用することもで
き、同様の利点を有する。
き、同様の利点を有する。
上述の実施例で説明した本発明は多くの用途に適用で
き、埋設したものであろうと、露出したものであろう
と、加圧流体の輸送のためのパイプラインを製造するだ
けでなく、液圧システム又は空気圧システムのための膨
張室又は衝撃吸収室の構造用、加圧したガス又は流体の
貯蔵用にも適用でき、一般的に、細長のエンクロージャ
が同時又は交互に内部応力又は外部応力を受けるような
場合に適用できる。
き、埋設したものであろうと、露出したものであろう
と、加圧流体の輸送のためのパイプラインを製造するだ
けでなく、液圧システム又は空気圧システムのための膨
張室又は衝撃吸収室の構造用、加圧したガス又は流体の
貯蔵用にも適用でき、一般的に、細長のエンクロージャ
が同時又は交互に内部応力又は外部応力を受けるような
場合に適用できる。
更に、上述のすべての実施例は、コンクリートスラブ
を使用して異なる沈下状況が必要とされるときにこれら
違いを吸収する場合でも予め形成した設置表面上にパイ
プラインを休止することができる。
を使用して異なる沈下状況が必要とされるときにこれら
違いを吸収する場合でも予め形成した設置表面上にパイ
プラインを休止することができる。
しかし、本発明は、図16にエンクロージャの横断面を
示した実施例を利用することによって延長することもで
きる。
示した実施例を利用することによって延長することもで
きる。
この場合、2個の長手方向プレート4、4′を、互い
に分離した2個の横方向プレート即ち、下方端縁43、4
3′に取り付けた下方プレート33′及び2個の長手方向
プレート4、4′の上方端部40、40′に取り付けた上方
プレート32′によって連結する。
に分離した2個の横方向プレート即ち、下方端縁43、4
3′に取り付けた下方プレート33′及び2個の長手方向
プレート4、4′の上方端部40、40′に取り付けた上方
プレート32′によって連結する。
2個の長手方向プレート4、4′及び横方向プレート
32′、33′によって形成した組立体により矩形断面を有
するシールしたボックスを構成し、このボックス内にコ
ンクリートを充填してスラブ2を構成する。
32′、33′によって形成した組立体により矩形断面を有
するシールしたボックスを構成し、このボックス内にコ
ンクリートを充填してスラブ2を構成する。
ボックスを区切る4個のプレートとコンクリート2と
の付着を確実にするため、硬化及び起こりうる収縮後に
僅かな圧力を維持するようコンクリートを注入するとよ
い。更に、4個のプレートの内面には、付着性を向上す
るための溝又は段差等の手段を装着することができる。
の付着を確実にするため、硬化及び起こりうる収縮後に
僅かな圧力を維持するようコンクリートを注入するとよ
い。更に、4個のプレートの内面には、付着性を向上す
るための溝又は段差等の手段を装着することができる。
この金属ボックスは、図11に示すように、構築が規定
長さにわたり進行するにつれて製造することができ、コ
ンクリートは特定圧力の下にボックスの内部に注入す
る。
長さにわたり進行するにつれて製造することができ、コ
ンクリートは特定圧力の下にボックスの内部に注入す
る。
更に、予形成セクションは図10につき説明したのと類
似の方法で製造することができる。実際、4個のプレー
ト4、4′、32、33′を先ず組み立てて溶接し、低圧の
下でコンクリートを注入するボックスを形成する。硬化
後、予形成ボックスを順次に位置決めし、新たなコンポ
ーネントの4個のプレートの後方端縁を既に所定位置に
設置した最後のコンポーネントの前方端縁に溶接する。
溶接後に、2個の順次のスラブコンポーネント間に形成
した横方向接合部(ジョイント)に加圧下でモルタルを
注入することができる。
似の方法で製造することができる。実際、4個のプレー
ト4、4′、32、33′を先ず組み立てて溶接し、低圧の
下でコンクリートを注入するボックスを形成する。硬化
後、予形成ボックスを順次に位置決めし、新たなコンポ
ーネントの4個のプレートの後方端縁を既に所定位置に
設置した最後のコンポーネントの前方端縁に溶接する。
溶接後に、2個の順次のスラブコンポーネント間に形成
した横方向接合部(ジョイント)に加圧下でモルタルを
注入することができる。
一般的に、この実施例では多くの利点を有する「閉塞
コンクリート(confined concrete)」と称する技術を
実施する。
コンクリート(confined concrete)」と称する技術を
実施する。
特に、コンクリートスラブの内部には鉄製骨組みを組
み込む必要はない。即ち、このスラブはボックスの金属
壁を使用して補強されているためである。従って、スラ
ブ2は長手方向における正負の双方の曲げモーメントに
耐えることができる。
み込む必要はない。即ち、このスラブはボックスの金属
壁を使用して補強されているためである。従って、スラ
ブ2は長手方向における正負の双方の曲げモーメントに
耐えることができる。
従って、このパイプラインは間隔をおいて配置した支
持体上に休止することができ、連続した設置表面にのみ
休止させるだけではない。この実施例によれば、山の多
い地形に圧力パイプラインを設置する場合に使用すると
好適であり、更に、例えば、川底のように、地面に抵抗
の高い基礎表面を用意するのが困難なすべての場合にも
有利に適用できる。
持体上に休止することができ、連続した設置表面にのみ
休止させるだけではない。この実施例によれば、山の多
い地形に圧力パイプラインを設置する場合に使用すると
好適であり、更に、例えば、川底のように、地面に抵抗
の高い基礎表面を用意するのが困難なすべての場合にも
有利に適用できる。
この場合、フレームとして作用し、適度な引張応力を
受ける下方プレート33′は、ボックスをシールして水密
性をもたせることを意図する上方プレート32よりも厚く
するのが一般的である。
受ける下方プレート33′は、ボックスをシールして水密
性をもたせることを意図する上方プレート32よりも厚く
するのが一般的である。
請求の範囲に記載の技術的特徴に付けた参照符号は、
これら特徴を理解しやすくするためのものであり、請求
の範囲を制限するものではない。
これら特徴を理解しやすくするためのものであり、請求
の範囲を制限するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02F 5/10 F16L 1/038
Claims (25)
- 【請求項1】10バールを越えることがある内部圧力に耐
えることができよう設計し、長手方向軸線に沿って截頭
形状の横断面を有する水密シールした管状空間(A)を
生ずる細長のエンクロージャ(1)であって、地面の休
止する下面(21)、上面(22)、前記長手方向軸線に平
行な2個の側面(23)を有して撓みに耐えることができ
る高剛性のコンクリートスラブ(2)により形成した下
側部分と、前記長手方向軸線に平行な2個の側方端部
(31、31′)間に延在し、前記スラブ(2)に連結した
湾曲アーチ形状の薄い金属壁により形成した上側部分
(3)とによって構成し、前記アーチ(3)の前記側方
端部(31、31′)に接線方向に延びるよう連結した上方
部分と、前記スラブ(2)に取り付ける下方部分とを有
する長手方向接合ピースによって前記下側部分と上側部
分とを接合した細長エンクロージャにおいて、 前記スラブ(2)の上面(22)の幅を、前記湾曲したア
ーチ(3)の2個の側方端部(31、31′)を互いに隔て
る空間にほぼ等しい大きさとし、各接合ピースを、内部
圧力によって発生する応力(15)の作用の下で前記スラ
ブ(2)の対応側面(23、23′)に沿ってこの接合ピー
スがシフトするのを防止でき、また外部応力(13)の作
用の下にこの接合ピースが外れるのを防止できるよう前
記スラブ(2)の対応の側面(23、23′)に外側から圧
着する平坦プレート(4、4′)によって構成したこと
を特徴とする細長エンクロージャ。 - 【請求項2】前記アーチ(3)を取り付ける作用を行う
前記長手方向プレート(4、4′)を、少なくとも摩擦
によって前記プレートのシフトに対抗するに十分な圧力
の下で前記スラブ(2)の対応の側面(23、23′)に圧
着させた請求項1記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項3】前記スラブ(2)の前記側面(23、23′)
に前記アーチ(3)を取り付けるのに使用する前記長手
方向プレート(4、4′)の位置保持手段を、前記エン
クロージャの長さ全体にわたって分布させた多数のテン
ションバー(5)により形成し、各テンションバー
(5)を前記スラブ(2)の幅全体にわたって延在させ
るとともに、前記2個のプレート(4、4′)及び前記
スラブ(2)に貫通させ、また各テンションバー(5)
の各端部には対応のプレート(4、4′)に支持するた
めの外部装置(52)を装着し、前記テンションバー
(5)には、前記スラブが内部応力によって発生する曲
げ応力に対して抵抗を示すと同時に、摩擦によって前記
プレートのシフトを防止するに十分な圧力の下で前記ス
ラブ(2)の対応側面(23、23′)に各取付プレート
(4、4′)を押し付けるのを確実にするテンションを
加える請求項2記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項4】水密性のコード(26)を、各取付プレート
(4、4′)とこの取付プレートに押し付けられる前記
スラブ(2)の側面(23、23′)との間に挿入した請求
項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の細長エンクロ
ージャ。 - 【請求項5】前記アーチ(3)の前記2個の側方端部
(31、31′)を、前記管状空間(A)を水密状態にシー
ルする薄い水平のプレート(32)によって相互連結し、
前記プレート(32)によって前記スラブ(2)の前記水
平な上面又は下面のうちの一方をカバーし、また前記プ
レート(32)は、前記各アーチ(3)の各側方端部(3
1、31′)に沿って堅固かつ水密状態で取付ける2個の
互いに平行な長手方向端縁を有するものとして構成した
請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の細長エン
クロージャ。 - 【請求項6】前記シールプレート(32)を2個の互いに
分離した部分(32、32′)により構成し、それぞれの部
分を前記アーチ(3)の前記側方端部(31、31′)の各
一方に一方の端部を溶接し、他方の端部を互いに部分的
にオーバーラップさせて前記側方取付プレート(4、
4′)が互いに僅かに後退できるよう構成にし、取付プ
レートが安定した後に、前記横方向プレートの前記部分
(32、32′)を互いに溶接した請求項5記載の細長エン
クロージャ。 - 【請求項7】前記シールプレート(32)の前記スラブに
対向する面に、前記スラブ(2)にセメント結合した突
出取付素子を装着した請求項5記載の細長エンクロージ
ャ。 - 【請求項8】各取付プレート(4、4′)の前記スラブ
(2)に対向する内面に、前記スラブの対応の側面(2
3)の所要のレベルに設けた少なくとも1個の補完形状
の窪み素子(25)に掛合して連係動作する締付素子(4
2)を装着した請求項1乃至7のうちのいずれか一項に
記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項9】前記締付素子(42)を前記長手方向軸線に
平行な前記取付プレート(4)の内面に形成したリブに
よって構成し、このリブを前記スラブ(2)の前記側面
(23)に補完し合うよう設けた窪み形状の溝(25)に挿
入できる構成とした請求項8記載の細長エンクロージ
ャ。 - 【請求項10】前記アーチ(3)を、互いに順次配置す
る予形成長手方向セクション(3a、3b)により構成し、
各アーチセクション(3)を、前記アーチ自体を構成す
る中心ハーフシェル形状を有し、各側方に前記取付プレ
ート(4、4′)を構成するほぼ平坦な部分が突出する
一体ピースとして構成した請求項1乃至9のうちのいず
れか一項に記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項11】前記アーチを、互いに順次配置する予形
成セクション(3a、3b)により構成し、各セクションに
付属する2個の側方プレート(4、4′)を前記横方向
プレート(32)に溶接して前記スラブ(2)に対して個
別に位置決めすることができる予形成組立体を構成し、
前記アーチコンポーネント(33)を前記側方端縁(31、
31′)に沿って前記側方プレート(4、4′)の上方端
部(40、40′)に溶接した請求項5記載の細長エンクロ
ージャ。 - 【請求項12】前記アーチ(3)は、ほぼ前記スラブ
(2)の上面(22)のレベルに中心を有する半円をカバ
ーする形状とした請求項1乃至11のうちのいずれか一項
に記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項13】前記アーチ(3)は、ほぼ前記スラブ
(2)の上面(22)の上方に中心を有するほぼ円弧状の
セクタをカバーする形状とし、前記側方端部(31、3
1′)に沿って前記アーチ(3)に接する平面が前記ス
ラブ(2)の上面(22)に対して鈍角の二面角(B)を
なす形状とした請求項1乃至11のうちのいずれか一項に
記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項14】前記スラブ(2)の前記側面(23、2
3′)を前記上面(22)に対して、前記アーチ(30)の
側方端部(31、31′)を起点とする接線平面の角度に等
しい角度だけ傾斜させ、前記取付プレート(4、4′)
の各々を前記接線平面に沿って突出させた請求項13記載
の細長エンクロージャ。 - 【請求項15】前記スラブ(2)の前記側面(23、2
3′)を互いに平行かつほぼ垂直にし、各取付プレート
(4、4′)の上方端部に湾曲部分(40、40′)を装着
し、この湾曲部分の上方端縁が、前記プレート(4、
4′)とともに、前記アーチ(3)を起点とする接線平
面の傾斜角度(B)を補完する角度(A)をなし、この
アーチの前記側方端部(31、31′)に対して接線方向に
連続する形状にした請求項13記載の細長エンクロージ
ャ。 - 【請求項16】前記長手方向プレート(4、4′)の下
方端縁を、設置表面上に休止する前記エンクロージャの
下方部分を構成する横方向プレート(33)により連結
し、前記コンクリートスラブ(2)を、前記横方向プレ
ート(33)と、前記2個の長手方向プレート(4、
4′)とによって構成した型枠内部に注入する請求項1
乃至15のうちのいずれか一項に記載の細長エンクロージ
ャ。 - 【請求項17】前記長手方向プレート(4、4′)を、
互いに平行な2個の横方向プレートにより連結し、一方
の横方向プレート(33)は前記長手方向プレート(4、
4′)の下方端縁間を連結し、他方の横方向プレート
(32)は前記長手方向プレート(4、4′)の上方端部
(40、40′)間を連結し、前記2個の横方向プレート
(32、33)と前記2個の長手方向プレート(4、4′)
との組立体がシールしたボックスを形成し、このボック
ス内にコンクリートを注入してスラブ(2)を形成し、
このスラブ(2)の型枠を前記ボックスの金属壁により
構成した請求項16記載の細長エンクロージャ。 - 【請求項18】前記地面に休止する下面(21)、上面
(22)及び前記長手方向軸線に平行な2個の側面(23、
23′)を有する堅固で平坦なコンクリートスラブ(2)
から形成した下側部分と、前記スラブ(2)に取り付け
た2個の側方端部(31、31′)間に延在する円筒セクタ
の形式の薄い内方に湾曲した壁によって構成した上側ア
ーチ状金属部分(3)とを備える細長のエンクロージャ
(1)を製造する方法において、 少なくとも所定長さにわたり作業が進行するにつれ、鉄
製の骨組みを組み込んで所定位置にコンクリートを注入
して連続スラブ(2)を形成し、前記スラブ(2)を2
個の平坦な型枠間に注入し、少なくともこのスラブの上
面のレベルにおける前記型枠間の間隔を円形断面の前記
側方端部を隔てる間隔にほぼ等しくし、また前記上側金
属部分の各セクションを製造するため、2個の長手方向
プレート(4、4′)を前記スラブ(2)の前記側面
(23、23′)に圧着させ、既に設置したプレートの端部
に溶接し、前記アーチセクションを、先ず、既に設置し
たセクションに連結する横方向接合部に沿って設置及び
溶接し、次に、前記長手方向プレート(4、4′)の上
方端部(40、40′)に沿って溶接することを特徴とする
細長エンクロージャ製造方法。 - 【請求項19】前記上側部分の各セクションを、各側方
端部(31、31′)の位置において長手方向プレート
(4、4′)が突出する円筒形アーチ(3)を有する一
体ピースとして形成し、前記プレート(4、4′)を前
記スラブ(2)の前記側面(23、23′)に圧着させるこ
とにより前記セクションを設置し、既に設置したセクシ
ョンに連結する前記横方向接合部に沿って前記セクショ
ンを溶接し、前記長手方向プレート(4、4′)を前記
スラブ(2)に取り付ける請求項18記載の細長エンクロ
ージャ製造方法。 - 【請求項20】少なくとも規定長さにわたり前記長手方
向プレート(4、4′)を所定位置に配置し、これと同
時に前記鉄製の骨組みを設置し、前記長手方向プレート
(4、4′)により、前記コンクリートスラブ(2)を
注入する側方型枠を構成する請求項18記載の細長エンク
ロージャ製造方法。 - 【請求項21】前記地面に休止する下面(21)、上面
(22)及び前記長手方向軸線に平行な2個の側面(23、
23′)を有する堅固で平坦なコンクリートスラブ(2)
から構成した下側部分と、薄い湾曲した壁(e)から形
成した上側アーチ状部分とを備え、前記壁(3)の2個
の側方端部(31、31′)を前記スラブ(2)に取り付け
た細長のエンクロージャ(1)を構築する方法におい
て、 前記エンクロージャ(1)を長手方向軸線に沿って順次
配置した予形成セクションにより構成し、前記セクショ
ンは、横方向プレート(32)によって連結した2個の互
いに平行な長手方向プレート(4、4′)を有する接合
組立体(36)と前記長手方向プレート(4、4′)に接
線方向に連結できる内方に湾曲した壁により構成したア
ーチコンポーネントを組み立て、前記接合組立体(36)
を、前記スラブ(2)の対応部分を成形する型枠として
使用し、設置表面(11)を形成した後に、前記接合組立
体(36)をスラブコンポーネント(2)にリンク結合す
ることによって構成した組立体(20)を所定位置に配置
し、既に設置したコンポーネント(20a)に整列させ、
次に長手方向プレート(4、4′)及び前記横方向プレ
ート(32)の互いに対向する端縁を溶接し、各アーチコ
ンポーネント(33)を対応の組立体(20)に配置し、前
記側方端部(31、31′)に沿って前記長手方向プレート
(4、4′)にまた既に設置した隣接のアーチコンポー
ネント(33a)に連結した横方向接合部に沿って溶接す
ることを特徴とする細長のエンクロージャ構築方法。 - 【請求項22】前記地面に休止する下面(21)、上面
(22)及び前記長手方向軸線に平行な2個の側面(23、
23′)を有する堅固で平坦なコンクリートスラブ(2)
から構成した下側部分と、薄い湾曲した壁(3)から形
成した上側アーチ状部分とを備え、前記壁(3)の2個
の側方端部(31、31′)を前記スラブ(2)に取り付け
た細長のエンクロージャ(1)を製造する方法におい
て、 前記エンクロージャ(1)の金属部分を、予め形成した
予形成セクション(37)により構成し、各セクション
(37)を、2個の長手方向プレート(4、4′)が突出
する湾曲壁(3)により構成し、下方端縁(43)を横方
向プレート(33)によって連結し、設置表面(11)を準
備した後、先ず各セクション(37)を下側部分をなす前
記横方向プレート(33)上に休止させて金属部分を設置
し、前記セクション(37)を少なくとも規定長さにわた
り互いに溶接し、鉄製の骨組み(24)を設置し、前記エ
ンクロージャ(1)の下側部分によって構成した型枠内
に前記コンクリートスラブ(2)を注入したことを特徴
とする細長のエンクロージャ製造方法。 - 【請求項23】互いに均等に離して配置しかつ前記長手
方向軸線に交差するように前記スラブ(2)に形成した
ダクト(53)内に貫通させたプレストレスバー(5)を
使用して前記長手方向プレート(4、4′)を所定状態
に押圧し、前記スラブ(2)に曲げ抵抗を生ずると同時
に、前記側面(23、23′)に対して前記長手方向プレー
ト(4、4′)を位置保持することができるプレストレ
ステンション状態下に前記バー(5)をおくようにした
請求項18乃至22のうちのいずれか一項に記載の細長のエ
ンクロージャ製造方法。 - 【請求項24】前記横方向プレートを2個の別個の部分
(32、32′)により構成し、各部分の一方の端部はそれ
ぞれ前記アーチ(3)の側方端部に沿ってそれぞれ溶接
し、前記各部分の他方の端部を互いに接近する方向に突
出させると同時にオーバーラップさせ、前記長手方向プ
レート(4、4′)が互いに僅かに後退して前記スラブ
(2)に圧着できるようにし、前記横方向プレートの2
個の部分が安定した後にこの2個の部分を溶接した請求
項18乃至23のうちのいずれか一項に記載の細長のエンク
ロージャ製造方法。 - 【請求項25】細長のエンクロージャ(1)を製造する
ため、下面(21)、上面(22)、及び長手方向軸線に平
行な2個の側面(23、23′)を有する堅固なコンクリー
トスラブ(2)によって構成した下側部分と、薄い湾曲
した壁(3)により構成したアーチ状の上側部分とより
なり、前記湾曲壁(3)の2個の側方端部(31、31′)
を前記スラブ(2)に締付ける細長エンクロージャ製造
方法において、 前記エンクロージャ(1)を順次長手方向軸線に沿って
配置する予形成セクションにより構成し、予形成スラブ
素子の各々は、互いに平行な2個の横方向プレート即
ち、互いに離れた下方の横方向プレート(33′)及び上
方の横方向プレート(32′)によって相互連結した互い
に平行な2個の長手方向プレートを有するものとして構
成し、内部に前記プレート(4、4′、32′、33′)の
内面に良好に結合するに十分な圧力の下でコンクリート
(20)を注入するためのシールボックスを画定し、また
所定長さにわたり細長エンクロージャを形成するため、
前記スラブ素子(2)を順次配置し、各金属ボックスを
既に設置した隣接のボックスに対応端縁に沿って溶接
し、スラブ素子間のすべての横方向接合部に加圧状態で
モルタルを注入し、この後、湾曲した壁により構成した
アーチ状天井素子(33)を、連続したスラブ上に配置
し、前記長手方向プレート(4、4′)の上方端部(4
0、40′)に対して接線方向に連続するようにし、各天
井素子(33)を、互いに対向する端縁に沿って既に設置
した隣接の天井素子(33a)に対してまた側方端部(3
1、31′)に沿って長手方向プレート(4、4′)の上
方端部(40、40′)に対して溶接する細長エンクロージ
ャ製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9116128A FR2685304A1 (fr) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | Enceinte allongee de grande section et son procede de realisation. |
FR91/16128 | 1991-12-24 | ||
PCT/FR1992/001235 WO1993013344A1 (fr) | 1991-12-24 | 1992-12-23 | Enceinte allongee de grande section et son procede de realisation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06505787A JPH06505787A (ja) | 1994-06-30 |
JPH081274B2 true JPH081274B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=9420488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5511499A Expired - Fee Related JPH081274B2 (ja) | 1991-12-24 | 1992-12-23 | 大形断面の細長ハウジング及びその製造方法 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0584298B1 (ja) |
JP (1) | JPH081274B2 (ja) |
AT (1) | ATE150153T1 (ja) |
AU (1) | AU661101B2 (ja) |
BR (1) | BR9205659A (ja) |
CA (1) | CA2110902A1 (ja) |
CZ (1) | CZ284169B6 (ja) |
DE (1) | DE69218195T2 (ja) |
DK (1) | DK0584298T3 (ja) |
ES (1) | ES2099418T3 (ja) |
FI (1) | FI108573B (ja) |
FR (1) | FR2685304A1 (ja) |
GR (1) | GR3023612T3 (ja) |
NO (1) | NO305412B1 (ja) |
OA (1) | OA09813A (ja) |
SK (1) | SK279815B6 (ja) |
WO (1) | WO1993013344A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2721988B1 (fr) * | 1994-06-29 | 1996-09-13 | Matiere Soc Civ De Brevets | Conduite de circulation de fluide |
CN104074177B (zh) * | 2013-03-26 | 2016-08-17 | 中国水电顾问集团贵阳勘测设计研究院 | 将厂房边墙与消力池导墙合二为一的方法及结构 |
JP6564623B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2019-08-21 | 大成建設株式会社 | 鉄筋コンクリート構造物の補強方法および補強構造 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1642559A (en) * | 1923-02-26 | 1927-09-13 | Purdue University | Sectional tunnel |
DE6906970U (de) * | 1969-02-22 | 1969-12-11 | Guenther Luethje | Haubenkanal |
JPS6335908A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Nippon Concrete Ind Co Ltd | プレキヤスト製圧力水路トンネル |
FR2616175A1 (fr) * | 1987-06-04 | 1988-12-09 | Chatenoud Gilles | Dispositif d'etanchement et de revetement d'un tunnel |
FR2642110B1 (fr) * | 1989-01-20 | 1991-05-03 | Matiere Marcel | Procede de realisation d'un conduit enterre |
FR2645614B1 (fr) * | 1989-04-10 | 1991-11-08 | Matiere Marcel | Enceinte allongee sous pression et son procede de realisation |
US5180254A (en) * | 1989-04-10 | 1993-01-19 | Marcel Matiere | Fluid-conveying conduit |
-
1991
- 1991-12-24 FR FR9116128A patent/FR2685304A1/fr active Granted
-
1992
- 1992-12-23 CZ CZ931722A patent/CZ284169B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1992-12-23 JP JP5511499A patent/JPH081274B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-23 DE DE69218195T patent/DE69218195T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-23 SK SK901-93A patent/SK279815B6/sk unknown
- 1992-12-23 CA CA002110902A patent/CA2110902A1/fr not_active Abandoned
- 1992-12-23 AU AU33578/93A patent/AU661101B2/en not_active Ceased
- 1992-12-23 AT AT93902376T patent/ATE150153T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-12-23 EP EP93902376A patent/EP0584298B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-23 BR BR9205659A patent/BR9205659A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-12-23 DK DK93902376.8T patent/DK0584298T3/da active
- 1992-12-23 ES ES93902376T patent/ES2099418T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-23 WO PCT/FR1992/001235 patent/WO1993013344A1/fr active IP Right Grant
-
1993
- 1993-08-23 NO NO933001A patent/NO305412B1/no unknown
- 1993-08-23 FI FI933696A patent/FI108573B/fi active
- 1993-08-23 OA OA60403A patent/OA09813A/fr unknown
-
1997
- 1997-05-30 GR GR970401256T patent/GR3023612T3/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2685304A1 (fr) | 1993-06-25 |
WO1993013344A1 (fr) | 1993-07-08 |
SK279815B6 (sk) | 1999-04-13 |
DK0584298T3 (da) | 1997-09-22 |
ATE150153T1 (de) | 1997-03-15 |
CA2110902A1 (fr) | 1993-07-08 |
SK90193A3 (en) | 1993-12-08 |
JPH06505787A (ja) | 1994-06-30 |
EP0584298A1 (fr) | 1994-03-02 |
AU3357893A (en) | 1993-07-28 |
CZ172293A3 (en) | 1994-05-18 |
NO305412B1 (no) | 1999-05-25 |
BR9205659A (pt) | 1994-05-03 |
OA09813A (fr) | 1994-04-15 |
FR2685304B1 (ja) | 1995-03-10 |
ES2099418T3 (es) | 1997-05-16 |
FI108573B (fi) | 2002-02-15 |
FI933696A0 (fi) | 1993-08-23 |
CZ284169B6 (cs) | 1998-09-16 |
NO933001D0 (no) | 1993-08-23 |
FI933696A (fi) | 1993-08-23 |
EP0584298B1 (fr) | 1997-03-12 |
DE69218195D1 (de) | 1997-04-17 |
DE69218195T2 (de) | 1997-07-10 |
GR3023612T3 (en) | 1997-08-29 |
AU661101B2 (en) | 1995-07-13 |
NO933001L (no) | 1993-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2001084037A1 (fr) | Materiau de reparation de canalisation, structure de reparation, et procede de reparation | |
US4693635A (en) | Method of producing hollow structures and hollow structures | |
KR102077960B1 (ko) | 꺽쇠 조인트로 결합되는 pc 암거 박스 및 이의 시공 방법 | |
KR101809032B1 (ko) | 프리캐스트 원호 세그먼트와, 이를 결합하는 연결 구조 및 그 연결 방법 | |
KR100698878B1 (ko) | 강관 버팀보의 와이형 연결구조 | |
JP5023219B2 (ja) | プレキャスト仮設構造体およびその施工方法 | |
US4836714A (en) | Enclosed structures of very large cross-section, such as conduits, silos or shelters | |
KR101222522B1 (ko) | 파형강판을 이용한 프리캐스트 터널구조물 | |
KR101322020B1 (ko) | 마찰접합형 강관 버팀보용 연결장치, 이를 이용한 흙막이 벽체 지지용 강관 버팀보 및 그 버팀보의 시공방법 | |
US5449020A (en) | Elongated enclosure of large cross-section, and process for its manufacture | |
JP2981686B2 (ja) | 流体循環用のコンジット | |
JPH081274B2 (ja) | 大形断面の細長ハウジング及びその製造方法 | |
US4201497A (en) | Apparatus for producing a wall | |
JPH08260448A (ja) | 耐圧円筒管及びその敷設方法 | |
KR100462236B1 (ko) | 구조물 외벽용 패널, 이를 이용한 구조물 지하외벽조립구조 및 구조물지하외벽 시공공법 | |
JPH04306398A (ja) | コンクリート壁面の補修方法 | |
KR20000061241A (ko) | 프리캐스트 철근콘크리트 보 및 프리캐스트 철근콘크리트 보의접합방법 | |
JP3578414B2 (ja) | 鉄筋コンクリート擁壁の施工法 | |
CN221721668U (zh) | 一种用于基坑施工的围檩支护结构 | |
KR20190110880A (ko) | 파형강판을 이용한 터널구조 및 이의 시공방법 | |
JP3250647B2 (ja) | アーチ型トンネルの構築方法 | |
JP7453174B2 (ja) | 支保体の設置方法 | |
KR20090061868A (ko) | 관로설치용 아치형 프리캐스트 암거의 조립구조 및 이를이용한 관로설치용 아치형 암거의 시공방법 | |
CN215632972U (zh) | 一种超大断面矩形顶管现场预制管节 | |
LU503852B1 (en) | Assembly type culvert |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |