JPS6335908A - プレキヤスト製圧力水路トンネル - Google Patents
プレキヤスト製圧力水路トンネルInfo
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- JPS6335908A JPS6335908A JP61177589A JP17758986A JPS6335908A JP S6335908 A JPS6335908 A JP S6335908A JP 61177589 A JP61177589 A JP 61177589A JP 17758986 A JP17758986 A JP 17758986A JP S6335908 A JPS6335908 A JP S6335908A
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- Japan
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- tunnel
- steel material
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- arch
- shaped
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば水力発電の導水路に用いられるプレ
キャスト製圧力水路トンネルに関するもので、プレスト
レスが導入されて壁厚が薄く軽量で、しかも工場におけ
るプレキャスト製のためにコストが安く、品質も安定し
ていて取扱いに便利な圧力トンネルを提案するものであ
る。
キャスト製圧力水路トンネルに関するもので、プレスト
レスが導入されて壁厚が薄く軽量で、しかも工場におけ
るプレキャスト製のためにコストが安く、品質も安定し
ていて取扱いに便利な圧力トンネルを提案するものであ
る。
(従来の技術)
従来の圧力トンネルは、地山の坑道内に型枠を組込んで
現場打ち工法によって造型するものであシ、土庄及び内
水圧によって壁部表面にひび割れが発生し易く、漏水の
原因となっている。
現場打ち工法によって造型するものであシ、土庄及び内
水圧によって壁部表面にひび割れが発生し易く、漏水の
原因となっている。
かかるひび割れを防止するために、プレストレスを導入
したものがあるが、やはり現場打ちであるため、壁厚が
厚くなり勝ちであって坑道の掘削断面積が大きくなシ、
しかも、型枠の組込みに必要な作業空間の分だけ、掘削
断面積は−そう大きくなシ、又、坑道内のため、養生期
間が長くなるなどの問題がある。
したものがあるが、やはり現場打ちであるため、壁厚が
厚くなり勝ちであって坑道の掘削断面積が大きくなシ、
しかも、型枠の組込みに必要な作業空間の分だけ、掘削
断面積は−そう大きくなシ、又、坑道内のため、養生期
間が長くなるなどの問題がある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、現場打ちのために壁厚を薄くすることがむ
つかしく、坑道の掘削断面積が太きくなシ勝ちで、しか
も、所定の強度を確保するまでに長時間の養生を要する
など、上述した従来の問題点を解決して、壁厚が薄くて
済み、坑道の掘削断面積が小さくできてひび割れが無く
、軽量でコストの低摩な圧力トンネルを提案するもので
ある。
つかしく、坑道の掘削断面積が太きくなシ勝ちで、しか
も、所定の強度を確保するまでに長時間の養生を要する
など、上述した従来の問題点を解決して、壁厚が薄くて
済み、坑道の掘削断面積が小さくできてひび割れが無く
、軽量でコストの低摩な圧力トンネルを提案するもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するためにこの発明は次の技術手段を
講じた。
講じた。
即ち、予め造型された底板3と、この底板3の左右部2
,2に夫々の左右基部4,4が接合するアーチ状側板5
とからなシ、上記接合部分を貫通してアーチ状方向に沿
いアーチ状側板5内及び左右部2,2内にPC鋼材11
が配設され、PC鋼材11を緊張することによってプレ
ストレスが導入されると共に、アーチ状側板5と底板3
とが互いに結合され、上記底板3とアーチ状側板5の多
数組を、長手方向に合致してトンネル18に形成したプ
レキャスト製圧力水路トンネルである。
,2に夫々の左右基部4,4が接合するアーチ状側板5
とからなシ、上記接合部分を貫通してアーチ状方向に沿
いアーチ状側板5内及び左右部2,2内にPC鋼材11
が配設され、PC鋼材11を緊張することによってプレ
ストレスが導入されると共に、アーチ状側板5と底板3
とが互いに結合され、上記底板3とアーチ状側板5の多
数組を、長手方向に合致してトンネル18に形成したプ
レキャスト製圧力水路トンネルである。
(作用)
底板3の左右部2,2にアーチ状側板5の左右こνも
配設されるPC鋼材11を緊張すれば、側板5と底板3
とが充分に大きい圧縮力で互に結合されてトンネルユニ
ットteaが形成されると共に、山形状に沿ってプレス
トレスがこのトンネルユニット板3とからなるので、小
形、軽量となって取扱いが容易であり、しかも、プレキ
ャスト製のため、常にその品質は優良で安定しておシ、
能率良く製作されるので、低コストのトンネル18が得
られる。
とが充分に大きい圧縮力で互に結合されてトンネルユニ
ットteaが形成されると共に、山形状に沿ってプレス
トレスがこのトンネルユニット板3とからなるので、小
形、軽量となって取扱いが容易であり、しかも、プレキ
ャスト製のため、常にその品質は優良で安定しておシ、
能率良く製作されるので、低コストのトンネル18が得
られる。
(実施例)
次にこの発明の一実施例を図にもとづいて説明する。
第1図に正面を、第2図に側面を、第3図に平面を、夫
々示したように、平な底部1の左右部2゜2を、この底
部1から立上らせている底板3及び、左右部2.2に合
接できる左右基部4.・1のあるアーチ状側板5を、プ
レキャスト方式によって造型する。
々示したように、平な底部1の左右部2゜2を、この底
部1から立上らせている底板3及び、左右部2.2に合
接できる左右基部4.・1のあるアーチ状側板5を、プ
レキャスト方式によって造型する。
底板3及びアーチ状側板5は、共に、運搬などの取扱い
の便宜のため、長さを短かく造型する。
の便宜のため、長さを短かく造型する。
アーチ状11CGってアーチ状側板5内にシース管6が
埋設され、底板3も、左右部2内には、左右基部2に合
接したときにアーチ状側板5のシース管6に連通できる
位置にシース管7を、又、底部1内を左右に貫通するシ
ース管8を、さらに左右部2内アーチ状側板5内の上部
に、前後長手方向に貫通するシース管9と10を、夫々
埋設し、アーチ状の方向である周方向のPC鋼材11を
定着するだめの定着板12を、底部1の隅部外側に設け
ていに、シース管9,10に挿通される長手方向のPC
鋼材11の定着板12のだめの定着用凹部15と16を
、底板3とアーチ状側板5の夫々の内側に設けている。
埋設され、底板3も、左右部2内には、左右基部2に合
接したときにアーチ状側板5のシース管6に連通できる
位置にシース管7を、又、底部1内を左右に貫通するシ
ース管8を、さらに左右部2内アーチ状側板5内の上部
に、前後長手方向に貫通するシース管9と10を、夫々
埋設し、アーチ状の方向である周方向のPC鋼材11を
定着するだめの定着板12を、底部1の隅部外側に設け
ていに、シース管9,10に挿通される長手方向のPC
鋼材11の定着板12のだめの定着用凹部15と16を
、底板3とアーチ状側板5の夫々の内側に設けている。
このようにしてプレキャストされているアーチ状側板5
と底板3を、第6図に示したように底板3の左右部2に
アーチ状側板5の左右基部4を接合して、シース管6及
び7に周方向のPC鋼材11を挿通し、緊張装置17を
用いてこの周方向のPC鋼材11を緊張すればアーチ状
側板5と底板3が互に結合されてアーチ状のトンネルユ
ニット18aが形成されると共に、このアーチ状に清っ
てプレストレスが導入されることになる。
と底板3を、第6図に示したように底板3の左右部2に
アーチ状側板5の左右基部4を接合して、シース管6及
び7に周方向のPC鋼材11を挿通し、緊張装置17を
用いてこの周方向のPC鋼材11を緊張すればアーチ状
側板5と底板3が互に結合されてアーチ状のトンネルユ
ニット18aが形成されると共に、このアーチ状に清っ
てプレストレスが導入されることになる。
シース管8に横方向のPC鋼材11を挿通してこのPC
鋼材11を緊張して底板3の左右横方向にプレストレス
を導入し、シース管6,7及び8内にグラウトを注入す
る。
鋼材11を緊張して底板3の左右横方向にプレストレス
を導入し、シース管6,7及び8内にグラウトを注入す
る。
地山に坑道19を掘削し、トンネルユニット18aを例
えば5個、シース管9,10に挿通しだPC鋼材11を
用いて仮締めし、この一体となった5個を第7図のよう
にツヤツキ付台車20を用いて坑道19内に搬入し、第
8図のようにフォークリフト21を用いてトンネルユニ
ツ)18aを1個宛、所定位置に据え付け、据え付けを
終ったこれらのトンネルユニノ)18aの例えば5個毎
にそのシース管9,10へ長手方向のPC鋼材11を挿
通して定着板12にPC鋼材11の手前側の端部を定着
する。
えば5個、シース管9,10に挿通しだPC鋼材11を
用いて仮締めし、この一体となった5個を第7図のよう
にツヤツキ付台車20を用いて坑道19内に搬入し、第
8図のようにフォークリフト21を用いてトンネルユニ
ツ)18aを1個宛、所定位置に据え付け、据え付けを
終ったこれらのトンネルユニノ)18aの例えば5個毎
にそのシース管9,10へ長手方向のPC鋼材11を挿
通して定着板12にPC鋼材11の手前側の端部を定着
する。
次に再び5個のトンネルユニット18aを仮締めしてジ
ヤツキ付台車20を用いて坑道19内にこの5個のトン
ネルユニット18aを搬入し、フォークリフト21を用
いてトンネルユニット18aを1個宛、所定位置に据え
付け、5個のトンネルユニット18aのシース管9と1
0にPC鋼材11を挿通して、第11図に拡大縦断面を
示したように、すでに据え付けが終って定着済みの長手
方向のPC鋼材11(図の左側)のねじ部11aに、カ
ップラ22を介して未緊張側の長手方向のPC鋼材11
(図の右側)を接続し、第9図に示すように定着用凹部
16の無い1個のトンネルユニット13aを、上記5個
のトンネルユニット18aの最外側に接合して短かいP
C鋼材11を同図の右側のPC鋼材り上に、カッシラ2
2を介して連結し、緊張装置20を用いてこれらの長手
方向のPC鋼材Lし、1.1を緊張し、アンカナツト2
3をねじ部11aにねじ込んで長手方向のPC鋼材11
を定着して上記5個のトンネルユニノ)18aの延長継
ぎ足しが終ると共に、長手方向にプレストレスが導入さ
れる。
ヤツキ付台車20を用いて坑道19内にこの5個のトン
ネルユニット18aを搬入し、フォークリフト21を用
いてトンネルユニット18aを1個宛、所定位置に据え
付け、5個のトンネルユニット18aのシース管9と1
0にPC鋼材11を挿通して、第11図に拡大縦断面を
示したように、すでに据え付けが終って定着済みの長手
方向のPC鋼材11(図の左側)のねじ部11aに、カ
ップラ22を介して未緊張側の長手方向のPC鋼材11
(図の右側)を接続し、第9図に示すように定着用凹部
16の無い1個のトンネルユニット13aを、上記5個
のトンネルユニット18aの最外側に接合して短かいP
C鋼材11を同図の右側のPC鋼材り上に、カッシラ2
2を介して連結し、緊張装置20を用いてこれらの長手
方向のPC鋼材Lし、1.1を緊張し、アンカナツト2
3をねじ部11aにねじ込んで長手方向のPC鋼材11
を定着して上記5個のトンネルユニノ)18aの延長継
ぎ足しが終ると共に、長手方向にプレストレスが導入さ
れる。
定着を終れば最外側の短かいPC鋼材11を抜き取って
再び上述した順序で5個宛、トンネルユニノ)181k
をツヤツキ付台車20で坑道19内に搬入し、フォーク
リフト21を用いて据え付けてこの搬入された5個と1
個のトンネルユニット18aに緊張力を与え、この新た
な5個のトンネルユニット18aの結合を行い、このよ
うにして例えば5個宛、トンネルユニツ)18aを継足
していくことになる。
再び上述した順序で5個宛、トンネルユニノ)181k
をツヤツキ付台車20で坑道19内に搬入し、フォーク
リフト21を用いて据え付けてこの搬入された5個と1
個のトンネルユニット18aに緊張力を与え、この新た
な5個のトンネルユニット18aの結合を行い、このよ
うにして例えば5個宛、トンネルユニツ)18aを継足
していくことになる。
所定の長さのトンネル18を形成し終え、シース管9,
10.13にグラウトを注入し、第10図のように底板
3及びアーチ状側板5の夫々のグラウト注入孔24+2
5126を用いてトンネル18の内部からグラウトを、
坑道19とトンネル18との間隙に充填する。
10.13にグラウトを注入し、第10図のように底板
3及びアーチ状側板5の夫々のグラウト注入孔24+2
5126を用いてトンネル18の内部からグラウトを、
坑道19とトンネル18との間隙に充填する。
トンネルユニット1.8 aの坑道19へのX入と据え
付は方法は、上述例のほか、種々の方法を用いることが
できる。
付は方法は、上述例のほか、種々の方法を用いることが
できる。
以上の実施例では、PC鋼材11は、夫々のシース管6
,7.・・・に挿通したものを用いたのであυ、シース
管6 、7 +・・・を使用しないで、アンピンPPC
鋼材をPC鋼材11として用いてもこの発明は達成され
るものでちる。
,7.・・・に挿通したものを用いたのであυ、シース
管6 、7 +・・・を使用しないで、アンピンPPC
鋼材をPC鋼材11として用いてもこの発明は達成され
るものでちる。
即ち、アーチ状側板5内にそのアーチ状に洛ってアンピ
ンPPC鋼材を、又、左右部2内に周方向に沿ってアン
ピンPPC鋼材を、夫々、配設しておき、アーチ状側板
5と底板3を接合したとき、上記双方のアンピンPPC
鋼材を、例えば左右部2に設けである図示有略の連結用
凹部内にて互に連結し、アーチ状側板5の上部及び底板
3の左右部2に夫々前後方向に貫設したアンピンPPC
鋼材についても、前後互に隣接するものを連結し、底部
1内の左右方向にアンピンPPC鋼材を配設することに
なる。
ンPPC鋼材を、又、左右部2内に周方向に沿ってアン
ピンPPC鋼材を、夫々、配設しておき、アーチ状側板
5と底板3を接合したとき、上記双方のアンピンPPC
鋼材を、例えば左右部2に設けである図示有略の連結用
凹部内にて互に連結し、アーチ状側板5の上部及び底板
3の左右部2に夫々前後方向に貫設したアンピンPPC
鋼材についても、前後互に隣接するものを連結し、底部
1内の左右方向にアンピンPPC鋼材を配設することに
なる。
通水中、トンネル18の長手方向に作用する力は、流水
抵抗によるわづかなものであるので、長子方向には、ブ
レストレス量を周方向に比べて若干減少させて導入する
ことも可能である。
抵抗によるわづかなものであるので、長子方向には、ブ
レストレス量を周方向に比べて若干減少させて導入する
ことも可能である。
底部1内の左右方向に配置されたPC鋼材11は、上述
の如くボストテンション方式又は、プレテンション方式
の何れであっても良い。
の如くボストテンション方式又は、プレテンション方式
の何れであっても良い。
トンネル18の長手方向のPC鋼材11のための定着用
凹部15及び16は、図示例では、底板3と側板5の何
れも内側に設けているので、PC鋼材11のねじ部11
aへアンカナツト23をねじ込む定着操作を、トンネル
18の内側から行うことができるため、坑道19の断面
積はトンネルユニノ)18aを搬入できるていどの最小
のもので足りることになシ、掘削コストを充分に安くで
きるものである。
凹部15及び16は、図示例では、底板3と側板5の何
れも内側に設けているので、PC鋼材11のねじ部11
aへアンカナツト23をねじ込む定着操作を、トンネル
18の内側から行うことができるため、坑道19の断面
積はトンネルユニノ)18aを搬入できるていどの最小
のもので足りることになシ、掘削コストを充分に安くで
きるものである。
左右部2と左右基部4との接合部は、図示例のように段
付状に形成して、パツキン材27をこの接合部に介装し
ている。
付状に形成して、パツキン材27をこの接合部に介装し
ている。
門形状に配設されるPC鋼材11は、第6図のように、
左右部々の端部を引張るいわゆる両引きとしているので
、側板5と底板3との接合部分には充分に大きい緊張力
が作用することになって、接合力を大きくできる。夫々
の定着用凹部13゜14、・・・には、モルタルを充填
して、凹部を平滑化することになる。
左右部々の端部を引張るいわゆる両引きとしているので
、側板5と底板3との接合部分には充分に大きい緊張力
が作用することになって、接合力を大きくできる。夫々
の定着用凹部13゜14、・・・には、モルタルを充填
して、凹部を平滑化することになる。
(発明の効果)
この発明に係るプレキャス)ff圧力水路トンネルは上
述のように構成したものであって、底板3の左右部2,
2にアーチ状側板5の左右基部4゜4を夫々接合し、こ
の接合部分を貫通してアーチ状に沿ってアーチ状側板5
及び左右部2.2内に配設されるPC鋼材11を緊張す
れば、アーチ状側板5と底板3とが充分に大きい圧縮力
で結合されてトンネルユニッ)18aが形成されると共
に、ブレストレスが導入され、アーチ状側板5と底板3
の多数組を長手方向に合接することによって圧力水路ト
ンネルとして直ちに使用できる。したがってこの発明に
よれば、その工期が現場打ちのものに比べて著しく短縮
でき、しかも、ブレストレスが導入されているので使用
応力【よるひび割れ防止に有効となっている。
述のように構成したものであって、底板3の左右部2,
2にアーチ状側板5の左右基部4゜4を夫々接合し、こ
の接合部分を貫通してアーチ状に沿ってアーチ状側板5
及び左右部2.2内に配設されるPC鋼材11を緊張す
れば、アーチ状側板5と底板3とが充分に大きい圧縮力
で結合されてトンネルユニッ)18aが形成されると共
に、ブレストレスが導入され、アーチ状側板5と底板3
の多数組を長手方向に合接することによって圧力水路ト
ンネルとして直ちに使用できる。したがってこの発明に
よれば、その工期が現場打ちのものに比べて著しく短縮
でき、しかも、ブレストレスが導入されているので使用
応力【よるひび割れ防止に有効となっている。
底板3及びアーチ状側板5は、分割されたブレキャスト
製品であるため、工場にて安定した品質で能率良く低コ
ストで製作できると共に、分割されているので、取扱い
と運搬に便利となっている。
製品であるため、工場にて安定した品質で能率良く低コ
ストで製作できると共に、分割されているので、取扱い
と運搬に便利となっている。
アーチ状側板5内及び底板3の左右部2内における夫々
の長手方向にも、PC鋼材11を配設している発明では
、その緊張によって長手方向の組立てがなされると共に
、長手方向のブレストレスが導入されるので、通水方向
に対する剛性が増強される利点を有している。
の長手方向にも、PC鋼材11を配設している発明では
、その緊張によって長手方向の組立てがなされると共に
、長手方向のブレストレスが導入されるので、通水方向
に対する剛性が増強される利点を有している。
図はこの発明の一実施例を示し、第1図はトンネルユニ
ットの正面図、第2図、第3図は夫々右側面図、平面図
であり、第4図はトンネルの斜視図、第5図は第4図に
おける縦断面図、第6図。 第7図、第8図、第9図、第10図はトンネルの組立工
程における説明図、第11図は第9図における要部拡大
断面図である。 2・・・左右部、3・・・底板、4・・・左右基部、5
・・・アーチ状側板、11・・・PC鋼材。 第 11 図
ットの正面図、第2図、第3図は夫々右側面図、平面図
であり、第4図はトンネルの斜視図、第5図は第4図に
おける縦断面図、第6図。 第7図、第8図、第9図、第10図はトンネルの組立工
程における説明図、第11図は第9図における要部拡大
断面図である。 2・・・左右部、3・・・底板、4・・・左右基部、5
・・・アーチ状側板、11・・・PC鋼材。 第 11 図
Claims (6)
- (1)予め造型された底板と、この底板の左右部にその
左右基部が接合するアーチ状側板とからなり、上記接合
部分を貫通してアーチ状方向に沿いこのアーチ状側板内
及び左右部内にPC鋼材が配設され、PC鋼材を緊張す
ることによってプレストレスが導入されると共に、アー
チ状側板と底板とが互いに結合され、このアーチ状側板
と底板の多数組を、長手方向に合接してトンネルに形成
したことを特徴とするプレキャスト製圧力水路トンネル
。 - (2)上記PC鋼材は、シース管に挿通したものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプレキャ
スト製圧力水路トンネル。 - (3)上記PC鋼材は、アンボンドPC鋼材であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプレキャスト
製圧力水路トンネル。 - (4)予め造型された底板と、この底板の左右部にその
左右基部が接合するアーチ状側板とからなり、上記接合
部分を貫通してアーチ状方向に沿いこのアーチ状側板内
及び左右部内に周方向のPC鋼材が配設され、又、アー
チ状側板内及び底板の左右部内に長手方向のPC鋼材が
配設され、アーチ状側板と底板の多数組を長手方向に合
接し、上記2つの方向のPC鋼材を共に緊張することに
よってアーチ状方向及び長手方向に夫々、プレストレス
が導入されると共に、アーチ状側板と底板とが互いに結
合されてトンネルに形成されることを特徴とするプレキ
ャスト製圧力水路トンネル。 - (5)上記PC鋼材は、シース管に挿通したものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のプレキャ
スト製圧力水路トンネル。 - (6)上記PC鋼材は、アンボンドPC鋼材であること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のプレキャスト
製圧力水路トンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177589A JPS6335908A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | プレキヤスト製圧力水路トンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177589A JPS6335908A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | プレキヤスト製圧力水路トンネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335908A true JPS6335908A (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=16033631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61177589A Pending JPS6335908A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | プレキヤスト製圧力水路トンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6335908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2685304A1 (fr) * | 1991-12-24 | 1993-06-25 | Matiere Marcel | Enceinte allongee de grande section et son procede de realisation. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919968U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP61177589A patent/JPS6335908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919968U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2685304A1 (fr) * | 1991-12-24 | 1993-06-25 | Matiere Marcel | Enceinte allongee de grande section et son procede de realisation. |
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