JPH08127253A - 車両の配管組付方法 - Google Patents
車両の配管組付方法Info
- Publication number
- JPH08127253A JPH08127253A JP29050294A JP29050294A JPH08127253A JP H08127253 A JPH08127253 A JP H08127253A JP 29050294 A JP29050294 A JP 29050294A JP 29050294 A JP29050294 A JP 29050294A JP H08127253 A JPH08127253 A JP H08127253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subassembly
- fuel pipe
- cover
- floor
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業工数の低減及びラインサイドに用意する
部品点数の削減を図ることができる車両の配管組付方法
を提供する。 【構成】 車体1のフロア2の下面部に配置されるフュ
ーエルパイプ3とフューエルパイプ3を保護するカバー
7とをあらかじめ一体に組付けて部組体9を得る工程
と、部組体9を車体1のフロア2の下面部に取り付ける
工程とを有する。フューエルパイプ3、カバー7及びク
ランプ5を備えた部組体9をあらかじめ構成し、この
後、この部組体9をフロア2の下面部に組付けるので、
作業ラインにおける作業工数が少なくなる。ラインサイ
ドに用意する部品点数が少なくなるので、スペース効率
が良好なものになると共に管理しやすくなる。さらに、
部組体9を構成した状態でフューエルパイプ3とカバー
7の取付状態を確認することができ、製品管理しやすく
なる。
部品点数の削減を図ることができる車両の配管組付方法
を提供する。 【構成】 車体1のフロア2の下面部に配置されるフュ
ーエルパイプ3とフューエルパイプ3を保護するカバー
7とをあらかじめ一体に組付けて部組体9を得る工程
と、部組体9を車体1のフロア2の下面部に取り付ける
工程とを有する。フューエルパイプ3、カバー7及びク
ランプ5を備えた部組体9をあらかじめ構成し、この
後、この部組体9をフロア2の下面部に組付けるので、
作業ラインにおける作業工数が少なくなる。ラインサイ
ドに用意する部品点数が少なくなるので、スペース効率
が良好なものになると共に管理しやすくなる。さらに、
部組体9を構成した状態でフューエルパイプ3とカバー
7の取付状態を確認することができ、製品管理しやすく
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フューエルパイプを車
体のフロア下面部に組付けるための組付方法に関するも
のである。
体のフロア下面部に組付けるための組付方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の配管組付方法の一例を図4
及び図5に基づいて説明する。図において、車体1のフ
ロア2の下面部には、図示しない燃料タンクに接続した
フューエルパイプ3が延設されている。フューエルパイ
プ3は、車体1のフロア2下面側にスクリュー4により
固定される樹脂製のクランプ5の孔6に挿通されてお
り、クランプ5を介してフロア2の下面部に保持されて
いる。長尺状のカバー7がフューエルパイプ3に対向す
るように配置されており、このカバー7はスクリュー8
でクランプ5に固定されている。カバー7は、走行時に
跳ね飛ばされる小石等からフューエルパイプ3を保護し
ている。
及び図5に基づいて説明する。図において、車体1のフ
ロア2の下面部には、図示しない燃料タンクに接続した
フューエルパイプ3が延設されている。フューエルパイ
プ3は、車体1のフロア2下面側にスクリュー4により
固定される樹脂製のクランプ5の孔6に挿通されてお
り、クランプ5を介してフロア2の下面部に保持されて
いる。長尺状のカバー7がフューエルパイプ3に対向す
るように配置されており、このカバー7はスクリュー8
でクランプ5に固定されている。カバー7は、走行時に
跳ね飛ばされる小石等からフューエルパイプ3を保護し
ている。
【0003】このように構成される配管装置は、クラン
プ5の孔6にフューエルパイプ3を挿通し、この状態で
クランプ5をフロア2の下面部にスクリュー4で固定
し、この後、カバー7をスクリュー8で固定することに
より得られている。
プ5の孔6にフューエルパイプ3を挿通し、この状態で
クランプ5をフロア2の下面部にスクリュー4で固定
し、この後、カバー7をスクリュー8で固定することに
より得られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した車
両の配管組付方法では、フューエルパイプ3及びカバー
7を各々別の工程で車体1に取り付けているため、作業
工数が多くかかっていた。また、作業ラインでこの配管
組付を実施する場合、ラインサイドにスクリュー4,8
等各部品を用意しておく必要があり、その分だけ設置ス
ペースが広くなりスペース効率が劣ったものになってい
た。また、フューエルパイプ3を車体1に組み付けた
後、フューエルパイプ3の下側を覆うようにカバー7を
組付けるため、フューエルパイプ3とカバー7の取付状
態を確認できず不便であった。
両の配管組付方法では、フューエルパイプ3及びカバー
7を各々別の工程で車体1に取り付けているため、作業
工数が多くかかっていた。また、作業ラインでこの配管
組付を実施する場合、ラインサイドにスクリュー4,8
等各部品を用意しておく必要があり、その分だけ設置ス
ペースが広くなりスペース効率が劣ったものになってい
た。また、フューエルパイプ3を車体1に組み付けた
後、フューエルパイプ3の下側を覆うようにカバー7を
組付けるため、フューエルパイプ3とカバー7の取付状
態を確認できず不便であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、作業工数の低減及びラインサイドに用意する部品点
数の削減を図ることができる車両の配管組付方法を提供
することを目的とする。
で、作業工数の低減及びラインサイドに用意する部品点
数の削減を図ることができる車両の配管組付方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記目的
を達成するために、車体のフロア下面側に配置されるフ
ューエルパイプと該フューエルパイプを保護するカバー
とをあらかじめ一体に組付けて部組体を得る工程と、該
部組体を前記車体のフロア下面部に取り付ける工程とを
有することを特徴とする。
を達成するために、車体のフロア下面側に配置されるフ
ューエルパイプと該フューエルパイプを保護するカバー
とをあらかじめ一体に組付けて部組体を得る工程と、該
部組体を前記車体のフロア下面部に取り付ける工程とを
有することを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成によって、フューエルパイプ及
びカバーを備えた部組体をあらかじめ構成し、この後、
この部組体をフロア下面部に組付ける。
びカバーを備えた部組体をあらかじめ構成し、この後、
この部組体をフロア下面部に組付ける。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の車両の配管組付方
法を図1に基づいて説明する。図において、フューエル
パイプ3は、樹脂製のクランプ5の孔6に挿通されてい
る。クランプ5はスクリュー8によりカバー7に固定さ
れており、これによりフューエルパイプ3及びカバー7
が一体化されてあらかじめ部組体9が構成されている。
法を図1に基づいて説明する。図において、フューエル
パイプ3は、樹脂製のクランプ5の孔6に挿通されてい
る。クランプ5はスクリュー8によりカバー7に固定さ
れており、これによりフューエルパイプ3及びカバー7
が一体化されてあらかじめ部組体9が構成されている。
【0009】クランプ5はスクリュー4によりフロア2
の下面部に固定されるようになっている。フューエルパ
イプ3及びカバー7を備えた部組体9は、クランプ5を
フロア2の下面部に固定することによりフロア2の下面
部に取り付けられている。この場合、カバー7におけ
る、スクリュー4に対向する部分には孔10が形成され
ており、この孔10を通してスクリュー4の締付作業を
行えるようになっている。
の下面部に固定されるようになっている。フューエルパ
イプ3及びカバー7を備えた部組体9は、クランプ5を
フロア2の下面部に固定することによりフロア2の下面
部に取り付けられている。この場合、カバー7におけ
る、スクリュー4に対向する部分には孔10が形成され
ており、この孔10を通してスクリュー4の締付作業を
行えるようになっている。
【0010】このように構成される配管装置を、作業ラ
インで組み立てる場合、あらかじめフューエルパイプ
3、カバー7及びクランプ5を備えた部組体9を構成
し、この部組体9及びスクリュー4をラインサイドに用
意しておく。そして、作業ラインを流れてくる車体1の
フロア2の下面部に部組体9を対向させ、カバー7の孔
10を通してスクリュー4の締付を行って部組体9をフ
ロア2の下面部に取り付ける。
インで組み立てる場合、あらかじめフューエルパイプ
3、カバー7及びクランプ5を備えた部組体9を構成
し、この部組体9及びスクリュー4をラインサイドに用
意しておく。そして、作業ラインを流れてくる車体1の
フロア2の下面部に部組体9を対向させ、カバー7の孔
10を通してスクリュー4の締付を行って部組体9をフ
ロア2の下面部に取り付ける。
【0011】上述したようにフューエルパイプ3、カバ
ー7及びクランプ5を備えた部組体9をあらかじめ構成
し、この後、この部組体9をフロア2の下面部に組付け
るので、作業ラインにおける作業工数が少なくなり、ひ
いては自動化に対応しやすいものになる。ラインサイド
に用意する部品点数が少なくなるので、スペース効率が
良好なものになると共に管理しやすいものになる。さら
に、部組体9を構成した状態でフューエルパイプ3とカ
バー7のセット状態を確認することができ、製品管理し
やすくなる。
ー7及びクランプ5を備えた部組体9をあらかじめ構成
し、この後、この部組体9をフロア2の下面部に組付け
るので、作業ラインにおける作業工数が少なくなり、ひ
いては自動化に対応しやすいものになる。ラインサイド
に用意する部品点数が少なくなるので、スペース効率が
良好なものになると共に管理しやすいものになる。さら
に、部組体9を構成した状態でフューエルパイプ3とカ
バー7のセット状態を確認することができ、製品管理し
やすくなる。
【0012】前記実施例では部組体9がフューエルパイ
プ3、カバー7及び樹脂製のクランプ5を備える場合を
例にしたが、図2及び3に示すようにさらに、クランプ
5におけるカバー7側に板金カバー11をセットして部
組体9を構成してもよい。このように構成することによ
り、フューエルパイプ3に樹脂製のクランプ5をセット
した後、フューエルパイプ3に仮に外力が加わったとし
ても、板金カバー11がこの外力に抗することが可能と
なりクランプ5が破損するようなことを確実に防止でき
ることになる。
プ3、カバー7及び樹脂製のクランプ5を備える場合を
例にしたが、図2及び3に示すようにさらに、クランプ
5におけるカバー7側に板金カバー11をセットして部
組体9を構成してもよい。このように構成することによ
り、フューエルパイプ3に樹脂製のクランプ5をセット
した後、フューエルパイプ3に仮に外力が加わったとし
ても、板金カバー11がこの外力に抗することが可能と
なりクランプ5が破損するようなことを確実に防止でき
ることになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た車両の配管組付方法であるから、フューエルパイプ及
びカバーを備えた部組体をあらかじめ構成し、この後、
この部組体をフロアの下面部に組付けるので、作業ライ
ンにおける作業工数が少なくなる。ラインサイドに用意
する部品点数が少なくなるので、スペース効率が良好な
ものになると共に管理しやすくなる。さらに、部組体を
構成した状態でフューエルパイプとカバーの取付状態を
確認することができ、製品管理しやすくなる。
た車両の配管組付方法であるから、フューエルパイプ及
びカバーを備えた部組体をあらかじめ構成し、この後、
この部組体をフロアの下面部に組付けるので、作業ライ
ンにおける作業工数が少なくなる。ラインサイドに用意
する部品点数が少なくなるので、スペース効率が良好な
ものになると共に管理しやすくなる。さらに、部組体を
構成した状態でフューエルパイプとカバーの取付状態を
確認することができ、製品管理しやすくなる。
【図1】本発明の一実施例の車両の配管組付方法を用い
て構成した配管装置を模式的に示す断面図である。
て構成した配管装置を模式的に示す断面図である。
【図2】同配管組付方法を用いて構成される配管装置の
他の例を模式的に示す断面図である。
他の例を模式的に示す断面図である。
【図3】同配管装置を示す分解斜視図である。
【図4】従来の車両の配管組付方法の一例を用いて構成
した配管装置を模式的に示す断面図である。
した配管装置を模式的に示す断面図である。
【図5】図4のA−A矢視の断面図である。
1 車体 2 フロア 3 フューエルパイプ 4 スクリュー 5 クランプ 7 カバー 8 スクリュー 9 部組体 10 孔
Claims (1)
- 【請求項1】 車体のフロア下面側に配置されるフュー
エルパイプと該フューエルパイプを保護するカバーとを
あらかじめ一体に組付けて部組体を得る工程と、該部組
体を前記車体のフロア下面部に取り付ける工程とを有す
ることを特徴とする車両の配管組付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29050294A JPH08127253A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 車両の配管組付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29050294A JPH08127253A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 車両の配管組付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127253A true JPH08127253A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17756856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29050294A Pending JPH08127253A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 車両の配管組付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007314120A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の配管取付構造 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29050294A patent/JPH08127253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007314120A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の配管取付構造 |
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