JPH08126917A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JPH08126917A JPH08126917A JP6265799A JP26579994A JPH08126917A JP H08126917 A JPH08126917 A JP H08126917A JP 6265799 A JP6265799 A JP 6265799A JP 26579994 A JP26579994 A JP 26579994A JP H08126917 A JPH08126917 A JP H08126917A
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Abstract
する。 【構成】 円筒部材13と、円筒部材の軸を所定の角度
傾けた状態で軸を中心にして円筒部材を回転させる回転
駆動装置14と、円筒部材の内周面に軸方向に長く単数
又は複数個形成され、少なくとも円筒部材の回転方向側
が突出した突出部15とを有したことを特徴とする部品
供給装置。
Description
ら積みされた部品を組立ラインに一個づつ供給するため
の部品供給装置に関する。
の部品が付加され複合されていくため、複数の部品が同
時に関与している。それらの部品の大部分は拘束がな
く、力学的に自由な状態(ばら積み等)であるのが普通
である。このため、ばら積みされた部品を自動的に整列
させて一個づつ供給するための装置が用いられる。
4月17日に初版され株式会社産業技術サービスセンタ
ーから発行された「最新部品供給技術総覧」の88頁に
開示される振動フィーダが知られている。これらは、ボ
ウル型もしくはリニア型のトラックに一定の振動を与
え、トラック内に入れられた部品を一個づつ取り出せる
ようにするものである。
では、部品の形状はもちろん少しの寸法の変更があった
場合でも、それに応じてそれぞれ対応する振動フィーダ
を用いなければならない自由度の小さいものであり、部
品点数の多い装置においては設備コストが高くなると共
に大スペースを必要とする。
提供を技術的課題とする。
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、円筒部材と、円筒部材の軸を所定の角度傾けた状態
で軸を中心にして円筒部材を回転させる回転駆動装置
と、円筒部材の内周面に軸方向に長く単数又は複数個形
成され、少なくとも円筒部材の回転方向側が突出した突
出部とを有したことである。
は、円筒部材と、円筒部材の軸を所定の角度傾けた状態
で軸を中心にして円筒部材を回転させる回転駆動装置
と、円筒部材の内周面に螺旋状に単数又は複数個形成さ
れ、少なくとも円筒部材の回転方向側が突出している突
出部とを有したことである。
ために、請求項3の発明において講じた技術的手段は、
突出部は角柱状であることである。
の発明において講じた技術的手段は、円筒部材の内周面
に複数の異なる大きさの突出部が形成されていることで
ある。
に、請求項5の発明において講じた技術的手段は、突出
部の円筒部材の回転方向側は、円筒部材の内周面よりも
大きい摩擦係数となっていることである。
駆動装置により円筒部材を所定の角度傾かせながら回転
させ、ばら積み状態の部品をマグネットハンド等を用い
て数個〜十数個上方の開口に投入する。円筒部材の円筒
内に投入された部品は、円筒部材の回転により突出部に
保持されるものと、円筒部材の内周面に残るものとに分
けられる。
材が回転して内周面と摺動していることから内周面との
摩擦抵抗が小さく、内周面を滑って下方に移動する。一
方、突出部に保持された部品は、円筒部材の回転に連れ
て回転するため突出部との摩擦抵抗が大きく、下方に移
動しない。そして、突出部が一定の角度まで回転すると
部品は突出部から落ちて、再び円筒部材の内周面を摺動
しながら下方に移動する。
は、円筒部材の回転により突出部に保持されるものの方
が内周面に残ったものよりも下方に移動する速度が遅
く、結果、部品は一個づつ下方の開口より排出される。
であることから、円筒部材をどちらに回転させても部品
を突出部で保持することができる。
小さい突出部も大きい突出部にも保持され、大きな部品
は大きい突出部に保持される。
部材の回転方向側の摩擦係数が、円筒部材の内周面の摩
擦係数よりも大きくなっていることによって、突出部に
保持された部品が下方へ移動する速度が低減し、円筒部
材の内周面に残った部品との移動量の差を大きくでき
る。
する。
部品の自動供給装置のシステム構成図、図2は本実施例
の円筒部材の作用を順に追った説明図である。
れた状態で入れられた通箱であって、マグネットハンド
12の電磁石により通箱10内の部品11を数個から数
十個と保持して円筒部材13の上方の開口部13a内に
投入するようになっている。
度傾いた状態で保持されていて、上方の開口13aから
部品11を投入し、下方の開口13bより部品11を一
個づつ排出するようになっている。外周にはギア13c
が設けられていて、回転駆動装置となるモータ14の出
力に取り付けられたギア14aと噛合し、円筒部材の中
心軸を中心にして回転させられる。内周には軸方向に長
い形状を呈し、且つ、断面が角柱状となった突出部15
が2個、互いに180°の位相差を有した状態で形成さ
れている。
は、ベルトコンベア16が配設されていて、更にベルト
コンベア16の右下方には、ピッチ送りコンベア17が
配設されている。このピッチ送りコンベア17は、高い
摩擦力を有するタイミングベルトをサーボモータにより
駆動し、一定ピッチで起動、停止による送りが行えるコ
ンベアである。
照明18及びテレビカメラ19によって部品の位置、傾
き及び方向等が検出されてロボットハンド20に出力さ
れる。ロボットハンド20は、テレビカメラ19から出
力された画像を処理して、部品11を掴む位置、傾き及
び方向等を対応させる。
ア17上の部品11を掴んで、トレイ21に整列させた
り、治具に嵌め込んだり、他の部品に組付けを行ったり
する。
る。
る場合を示しているが、部品の数が多くなっても同様な
作用で分離される。先ず、円筒部材13は、一定の回転
数で回転させられている。部品Aと部品B(斜線付き)
とが重なっていると、円筒部材13の回転によって突出
部15が部品Bのみを引っかけ、部品Aはそのまま円筒
部材13の内周面を摺動する。円筒部材13の内周面を
摺動する部品Aは、円筒部材13が回転して内周面と摺
動していることから内周面との摩擦抵抗が小さく、内周
面を滑って下方に移動する。一方、突出部15に保持さ
れた部品Bは、円筒部材13の回転に連れて回転するた
め突出部との摩擦抵抗が大きく、下方に移動しない。そ
して、突出部15が一定の角度まで回転すると部品Bは
突出部15から落ちて、再び円筒部材の内周面を摺動し
ながら下方に移動する。
部品11は、円筒部材13の回転により突出部15に保
持されるものの方が内周面に残ったものよりも下方に移
動する速度が遅く、結果、部品11は一個づつ下方の開
口より排出される。このため、部品11の形状や寸法が
ことなるものでもある程度対応させることができるの
で、自由度を向上させることができて設備コストの低
減、スペースの縮小化が可能となる。
あることから、円筒部材13をどちらに回転させても部
品11を突出部15で保持することができる。しかしな
がら、角柱に限定するものではなく、突出部15の側面
の高さを変化させることによって、円筒部材13の回転
方向を変更するだけで異なる大きさ及び形状の部品に対
応できるようにすることもできる。
係数を円筒部材13の内周面の摩擦係数よりも大きく設
定することによって、突出部15に保持された部品が下
方へ移動する速度が低減し、円筒部材13の内周面に残
った部品との移動量の差を大きくできるので、部品11
を一個づつより確実に供給することができる。
部材13の軸方向に真っ直ぐな形状を呈しているが、螺
旋状に形成されていても同様な効果を得ることができ
る。
に同じ形状(角柱)で同じ寸法の突出部15が形成され
ているが、複数の異なる大きさの突出部を形成してもよ
い。
きい突出部にも保持され、大きな部品は大きい突出部に
保持される。このため、一つの円筒部材13で対応可能
な部品の大きさの自由度を更に向上させることができ
る。
L(mm)、傾斜角度α(°)、及び回転数P(rp
m)は、以下の式の範囲で設定される。尚、d(mm)
は部品11の外接円の直径、n(個)は部品11の投入
数を示している。
発明においては、部品の形状や寸法がことなるものでも
ある程度対応させることができるので、自由度を向上さ
せることができて設備コストの低減、スペースの縮小化
が可能となる。
であることから、円筒部材をどちらに回転させても部品
を突出部で保持することができるため、回転駆動装置の
制御を簡素化できる。
小さい突出部も大きい突出部にも保持され、大きな部品
は大きい突出部に保持される。このように、一つの円筒
部材で対応可能な部品の大きさの自由度を更に向上させ
ることができる。
部材の回転方向側の摩擦係数が、円筒部材の内周面の摩
擦係数よりも大きくなっていることによって、突出部に
保持された部品が下方へ移動する速度が低減し、円筒部
材の内周面に残った部品との移動量の差を大きくできる
ので、部品を一個づつより確実に供給することができ
る。
システム構成図を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒部材と、 該円筒部材の軸を所定の角度傾けた状態で前記軸を中心
にして前記円筒部材を回転させる回転駆動装置と、 前記円筒部材の内周面に軸方向に長く単数又は複数個形
成され、少なくとも前記円筒部材の回転方向側が突出し
た突出部と、 を有したことを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項2】 円筒部材と、 該円筒部材の軸を所定の角度傾けた状態で前記軸を中心
にして前記円筒部材を回転させる回転駆動装置と、 前記円筒部材の内周面に螺旋状に単数又は複数個形成さ
れ、少なくとも前記円筒部材の回転方向側が突出してい
る突出部と、 を有したことを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項3】 前記突出部は角柱状であることを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の部品供給装置。 - 【請求項4】 前記円筒部材の内周面に複数の異なる大
きさの前記突出部が形成されていることを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれか1項記載の部品供給装
置。 - 【請求項5】 前記突出部の前記円筒部材の回転方向側
は、前記円筒部材の内周面よりも大きい摩擦係数となっ
ていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
か1項記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265799A JPH08126917A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265799A JPH08126917A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126917A true JPH08126917A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17422207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6265799A Pending JPH08126917A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126917A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009116337A1 (ja) * | 2008-03-17 | 2009-09-24 | 本田技研工業株式会社 | ワーク整列システムおよびワーク移動方法 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6265799A patent/JPH08126917A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009116337A1 (ja) * | 2008-03-17 | 2009-09-24 | 本田技研工業株式会社 | ワーク整列システムおよびワーク移動方法 |
JP2009220230A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Honda Motor Co Ltd | ワーク整列システムおよびワーク移動方法 |
US8721252B2 (en) | 2008-03-17 | 2014-05-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Work aligning system and method of moving work |
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