JPH0411462B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写装置に使用する仕上げステーシヨ
ンの改良に関する。

高速度でより複雑化した高度のコピー複写機、
プリント方法等の出現により、作られるコピーの
量を如何に多く且つ最高の効率で処理するかの思
考が重要となつて来た。１つの方法は複写装置に
ドキユメントを再循環させるドキユメントハンド
リング装置のような型式のインプツト装置を備え
ることである。この装置においては、ドキユメン
トは振り分けたドキユメントシートのセツトから
１枚のドキユメントを取り出して露光プラテン上
に置き、各ドキユメントにつき１回づつ露光する
ように露光した後ドキユメントハンドリング装置
におけるドキユメントセツトの頂部へ露光したド
キユメントを戻し、このような操作をドキユメン
トシートが完全に装置を循環されて１部のコピー
セツトが作られるまで続行する。ドキユメントシ
ートのセツトは次に第２のコピーセツトを作るた
めに前述の操作を繰返されるのであり、同様にさ
らにコピーセツトを作るために繰返される。各コ
ピーセツトが作られて集合ステーシヨンに集めら
れると、ステイツチヤーのような仕上げ装置が作
動してセツトを綴じるのである。

これらの装置は事前振り分け型式のものであ
り、これにおいてはドキユメントシートは複写の
実行開始に先立つてドキユメントハンドリング装
置において予め振り分けられた状態とされてい
る。複写機からのアウトプツトはドキユメントハ
ンドリング装置における一連の番号順のドキユメ
ントセツトに応じて同様に振り分けられた状態の
セツトとなる。コピーシートは順々に複写される
際に振り分けされた状態で集められてセツトとな
るのであり、綴じることは別に他の装置を必要と
せずに行える。このような装置は米国特許第
4134672号に記載されている。

連続的にドキユメントを再循環させて各々の綴
じたコピーセツトを作るようなこれらの装置にお
ける１つの欠点は、各コピーセツトの編集および
ステープル付与あるいはステイツチングのために
多くの可動部材が必要であること、そして不定期
な点検保守のリスクが加わるということである。
さらに一般的にはステープリングあるいはステイ
ツチングの階段を備えることにおいて、セツト当
りの様々なマシーンピツチが損われ、装置の生産
性が低下する。

より高速度で仕上げコピーセツトを作ることを
達成するために、本発明は事前振り分けに代えて
事後振り分けを利用する概念を意図する。本発明
の構成は、各ドキユメントシート例えば複数のド
キユメントの第１ページのシートについて予め定
めた数の光像を形成し、然る後次のドキユメント
シート恐らくは第２ページのドキユメントシート
につき定めた数の光像を形成し、同様にして光像
をさらに形成するというドキユメントハンドリン
グを使用する。この手順は、非常に多数のコピー
セツトを複写すべき場合にはより多くの回数につ
き繰返される。このようにして、ドキユメントハ
ンドリングに伴う機械的な動きは最小限度に抑え
られる。上述せる像形成手順はよつてコピーシー
トが作られる際、単列の集合ビンすなわちソータ
ーが作るべき第１のコピーセツトのブロツクに関
しては静止状態に維持され、垂直に配備されたト
ランスポートによつてコピーシートを完全なセツ
トとして振り分けるべく出て来るコピーシートを
受け入れるようになされる、このトランスポート
はコピーシートをロードするためにビンアレーの
一方の側に位置決めされる。少くともセツトのう
ちの最後のコピーシートに関しては、トレーは垂
直方向に移動して割出され、この最後のシートを
受け入れる。

アレーがこのように割出される際、各々の完全
に振り分けられたセツトはビンからセツトトラン
スポートによつて順々に取出されるのであり、こ
のセツトトランスポートは前述の垂直トランスポ
ートと反対側のアレーの側方に配置され、この側
にてアンロードすなわち取り出しを可能となすよ
うになされる。ステイツチヤーあるいはステープ
ラーのような仕上げ装置がセツトトランスポート
と隣接して配置され、ステープルを各々の完全に
振り分けられたセツトに対して付与するように作
動される。

この構成は1980年８月21日付出願されて本願と
同一の譲受人に譲渡された米国特許願第180184号
に記載の構成とは相違するのであり、本願ではコ
ピーシートおよびコピーセツトをアレーの異なる
側にてそれぞれロードおよびアンロードするので
ある。さらに本発明はアレーが割出されている際
に各ビンからのコピーセツトをグリツプし、そし
てそのコピーセツトを仕上げのためにステープラ
ーへ運ぶように構成された枢動可能なセツトトラ
ンスポートを使用しているのであり、セツトトラ
ンスポートが消勢されることによつてコピーセツ
トは直接に集合エレベーターへ送られる。先願の
先に参照した特許願においては、ローデイングお
よびアンローデイングはアレーの同一側にて行わ
れる。本発明の構成によれば、この複写装置に使
用される様々の装置で最大限の処理が可能とな
る。本発明の構成においては、前述にて参照した
特許願に記載された構成におけるように最後のシ
ートが振り分けられる時アンローデイングのため
のビンアレーが右側位置にないことから生産性を
損うことがない。

本発明の構成は、同時に出願された米国特許願
第（Ｄ／80285）および第（Ｄ／80289）に記載さ
れたのと似ている。これらの両特許願において
は、セツトトランススポートはコピーシートのロ
ーデイングが備えられるのとソーターの同一側に
てセツトトランスポートが使用され、それ故に別
の割出しのための階段が必要となり、またコピー
サイクルすなわち「ピツチ」は作成実行のある相
において無くなる。本発明な可動部材を最小限と
し、摩耗および破損が殆んどなく、使用する装置
のダウンタイムあるいは保存を殆んど必要とせず
に達成される。さらに本発明の構成はより経済的
な装置を提供するのである。何故ならばソーター
割出し騒音は低く、動力は小さくて良いからであ
る。最後のコピーシートは常にソーターがドキユ
メント数に係りなく下方向へ移動する間に給ら
れ、この特徴により無駄なダウンタイムを避けら
れることからより高い生産性が可能となる。

IBM社のテクニカルブリテン、Vo1.18、No.９、
1976年９月発行の第2607ページには、振り分け
（コレーター）−ステープラー装置が記載されてお
り、これは一方の側にてロードし且つ他方の側に
てアンロードするような角度を有して配置された
静止アレーを有している。アンローデイングはビ
ンと組合わされた開口ゲートによつて行われ、セ
ツトがシユートによりステープラーステーシヨン
へ落下するようになつている。

IBM社のテクニカルデイスクロージヤーブリ
テン、Vo1.18、No.10、1976年３月発行の第3160
〜3161ページには、コレーター−ステープラー機
構が記載されており、これは移動クランプが各ビ
ンからコピーセツトをピツクアツプしてジヨガー
そしてステープラーへ運ぶために移動する間に固
定位置に保持される単列の振り分けビンを有する
ものとして記載されている。

米国特許第4248525号はドキユメントハンドラ
ー１２、コピープロセツサ、コピーストレツジセ
クシヨン１４およびフイニツシヤー１６を有する
複写装置を図示し記載している。通常は、セレク
シヨン１４はスタツキング装置として機能し、こ
れにおいて各ビンは手であるいはハンドラー１２
と連動してドキユメントシートのコピーのすべて
を集めるのであつて、振り分け器として使用され
てはいない。しかしこの装置はセレクシヨン１４
を通常の振り分け器としてプログラムできるよう
になつている。この機能をフイニツシヤーの機能
と連動させあるいは一体化して、高速度で連続的
に振り分けおよび仕上げを達成するような備えは
全くない。

現在の市販されている例えばアメリカ合衆国コ
ネチカツト州、スタンフオードのゼロツクスコー
ポレーシヨンから市販されている9400型複写機お
よび9500型複写機とラベル付けされたゼロツクス
の複写機のような装置はドキユメントハンドラー
を使用しており、このハンドラーにおいては１枚
のドキユメントシートについて１度に多くのコピ
ーを作るように露光し、然る後次のドキユメント
シートについての露光を開始する。しかしあらゆ
るその他の適当な自動ドキユメントハンドラーが
9400型あるいは9500型複写機のプロセツサと関連
して使用できる。

それ故に本発明の基本的な目的は複写機に関し
て可能な最高速度で複数のページのドキユメント
のコピーの綴じたセツトあるいはスタツクを作る
ことである。

本発明の他の目的は複写機の幾つかの作動階段
の間に消費されるコピーサイクルのピツチを減じ
て複写／仕上げ装置における生産性を最大限に維
持することである。

本発明のさらに他の目的は仕上げステーシヨン
における可動部材の数を最小限とし、その作動の
間に通常行われる動作数を減少することである。

本発明によれば、コピーシート上にコピーすべ
き情報を複写するためのプロセツサ、およびその
情報を各コピーシートのために個々の光像として
作るための手段を有し、各光像は、１つの光像が
連続的に予め定めた倍数だけ作られた後に異なる
次の１つの光像が前回と同数の予め定めた倍数だ
け作られるというようにして作られる複写装置に
おいて、コピーシートを受け入れるようになつて
おり且つコピーシートを異なる像のコピーのセツ
トに振り分けるようにされたシート集合ビンのア
レーであつて、これらビンは単一のアレーに配置
され且つ実質的に垂直方向にのみ移動するように
なつた、前記シート集合ビンのアレーと、該アレ
ーの集合ビンからコピーシートの振り分けられた
セツトを受け入れるように配置された仕上げ装置
と、コピーシートを前記ビン内に順々に搬送して
コピーシートをコピーのセツトに振り分けるよう
に、前記アレーの一方の側に配置されたシートト
ラスポート装置と、前記シートトランスポート装
置と反対側にて前記アレーの側方に配置され、１
つの固定された集合位置において前記アレーの各
ビンから振り分け済のコピーのセツトを順々に取
り出して、そのコピーセツトをバインデイング作
動のために前記仕上げ装置へ運ぶようになつてい
るセツトトランスポート機構と、前記集合位置を
前記ビンが順々に通過するように前記アレーを割
り出すための装置と、前記セツトトランスポート
機構と前記シートトランスポート装置とに作動的
に連結され、前記アレーの各ビンからのコピーの
セツトの取り出しと同期して、次のセツトに振り
分けるためのコピーシートが、コピーのセツトが
取り出されたビン内に順々に搬送されるように制
御するための制御装置とを備えていることを特徴
とする複写装置が提供される。

上記した本発明の一つ重要な特徴は、セツトト
ランスポート機構が一つの固定された位置で各ビ
ンからコピーのセツトを受け入れてこれを仕上げ
装置へ運ぶようになつており、そのセツトトラン
スポート機構が上記の固定された位置でコピーの
セツトを受け入れることを可能にするために、該
固定された位置を前記ビンが順々に通過するよう
に、アレーが順々に割り出されていく点にある。
このようにセツトトランスポート機構が固定位置
でコピーのセツトを受け入れていれば、そのコピ
ーのセツトをセツトトランスポート機構によつて
容易に仕上げ装置へ運ぶことができ、従つて、全
体構成を簡単にできる。また、本発明において
は、上記の特徴を加えて、前記アレーの各ビンか
らのコピーのセツトの取り出しと同期して、次の
セツトに振り分けるためのコピーシートが、コピ
ーのセツトが取り出されたビン内に順々に搬送さ
れるようになつていると言う特徴を有するため
に、極めて高速度で複数のページのドキユメント
の綴じたセツトをつくることができ、生産性を向
上させることができる。

例えば前述のIBM社のテクニカルデイスクロ
ージヤーブリテン、No.1.18.No.10，1976年３月発
行の第3160−3161頁に記載の構成は、アレーが固
定されていて、セツトトランスポート機構に相当
する機構の方が上下に移動するようになつてい
る。このような構成では、セツトトランスポート
機構は、各ビンと仕上げ装置との間をビンに対応
する回数だけ往復しなければならず、従つて構成
が複雑になるとともに、生産性を向上させること
ができないのである。

本発明は静電写真型式の複写機に関連して説明
されるが、記載する振り分け装置は他のプリント
装置あるいは他の単にソート、集めおよび／ある
いはシートもしくはカードのような情報部材の動
きを行う装置のような装置と組合わせることがで
きることは理解されよう。

本発明のその他の目的および利点は以下の説明
および図面から明白となろう。

本発明が組み込まれる複写機を全体的に理解す
るために第１図が参照され、ここには典型的な静
電プリント装置の構成部分が図解されている。こ
のプリント装置は電子写真プロセツサ１１および
自動式のドキユメントハンドリング装置１２を含
む電子写真型式のものであることが好ましい。こ
のプロセツサ１１はゼロツクス9400型複写機の市
販製品におけるプロセツサと同じものであること
が好ましく、これは非常に高速な複写を行うため
にフラツシユフルフレーム露光を使用したもので
ある。ドキユメントシートの露光、像処理および
コピーシートのトランスポート／ハンドリングは
複写機のプログラマーによつて制御され、時間的
シーケンスによつて実行され、そして複写機に予
め操作者が与えたプログラムによつて行われる。
これに関してのより詳しい説明はゼロツクス9400
型複写機がこの方法で作動し且つ良く知られてい
るので必要ない。タイミングの関係、プログラマ
ー、そして関連する構造および動作は本願と同一
の譲受人に譲渡された米国特許第3790270号、第
3796486号および第3917396号に記載されており、
これらは参照することで本願に組入れられる。ほ
とんどの他の型式の電子写真プロセツサおよびド
キユメントハンドリング装置が使用できることは
理解されよう。プロセツサ１１および装置１２に
関して仕上げステーシヨン１３が作動し、第１図
に示す複写装置を形成する。

この装置はプロセツサ１１、ドキユメントハン
ドリング装置１２、そして仕上げステーシヨン１
３を含み、操作者の様々な指示によつて制御され
る。すなわち、全装置のONあるいはOFFを切換
えること、各オリジナルドキユメントもしくはセ
ツトから作るべき複写の望ましい部数を複写装置
にプログラムすること、片面あるいは両面のコピ
ーを作るのかを選定すること、取出される望みの
状態すなわちセツトモードかスタクモードか、ス
テープル綴じするかしないかを選定すること、複
数のペーパートレーのうちの１つの選定をするこ
と、ドキユメントの型式すなわち片面か両面かに
ついて複写機の状態を定めること、コピー寸法の
縮小モードあるいはその他の望ましい機能を選定
すること、によつて制御される。プログラマーＰ
はまたコントローラーを含み、これはプロセツサ
１１とその電子写真処理機能のすべておよび装置
制御機能との間の作動タイミングおよび同期を与
えるのであつて、その自動的な作動は後述され
る。このコントローラーはCPUおよび適当なマ
シーンクロツクを有する適当なマイクロプロセツ
サの何れをも含むことができるが、マイクロプロ
セツサはアメリカ合衆国カルフオルニア州サンタ
クララのインテルコーポレーシヨンで、複写機の
必要な機能のすべてに関するROMおよびRAM
を充分に有しているインテル8080マイクロプロセ
ツサと同様なものであることが好ましい。

ドキユメントハンドリング装置１２は一度にド
キユメントシート供給部からプラテン１４上の複
写位置へ１枚のドキユメントシートを給送する働
きをなし、プラテンにおいては単に１つのコピー
セツトを作るために１回の露光がプログラムされ
るか、あるいは複数回の露光が行い得る。１回も
しくは複数回の露光に続き、各ドキユメントシー
トは自動的にドキユメント供給部へ戻され、次の
ドキユメントシートがあるならばそのシートがプ
ラテン１４上の露光位置へ運ばれる。供給スタツ
クへ戻されたドキユメントシートは装置１２によ
つて再び繰返され、またコピープログラムが完了
した時は単に取り出される。このドキユメント装
置１２は9400型複写機とラベル付けされているゼ
ロツクス社の製品の一部をなす市販装置であり、
またこの変形型態は参照することでここに組入れ
られる米国特許第3944794号に記載されていて、
その説明はここには含まれていない。

このプリンター装置の処理装置およびステーシ
ヨンすなわちプロセツサの詳細な説明は本発明の
基本を理解するには必要ない。しかしこれらの処
理ステーシヨンおよび構成部分は複写機のその他
の構成部分とともにその詳細説明が米国特許第
4054380号に記載されており、この特許は本願と
同じ譲受人に譲渡されたものでここに参照するこ
とで組入れられる。

先に述べたようにドキユメント装置１２はスタ
ツクを支持するようになされたドキユメントトレ
ーを含み、このスタツクは複数のページのドキユ
メントシートのうちの第１ページのドキユメント
をスタツクの最下部に有して番号順になつた複数
のページのドキユメントシートからなる。図示し
たドキユメントハンドリング装置のボトムフイー
ダー型式のものであり、第１ページが最初に像形
成されるシートとなり、次々と像形成されてゆ
く。

片面および両面の作動モードの何れに関して
も、電子写真プロセツサ１１のハウジングの一端
に形成された出口スロツト５０を通して出て来た
コピーシートは仕上げステーシヨン１３へ向けて
送られるのであり、このステーシヨンはソーター
あるいは振り分け機構、ステープル付与装置およ
び取出し用エレベーター装置を含んで構成され
る。プロセツサ１１を離れた後各シートはトラン
スポート９０上に位置決めされ、このシートはそ
こで整合されるとともにさらにトランスポートベ
ルト９１によつて一般に登坂通路に沿つて運ばれ
るのであり、トランスポートベルト９１はローラ
ー９２のまわりに掛け回されている。ベルト９１
はモーターおよび適当なギヤおよびプーリー（図
示せず）によつてプロセツサ１１の処理速度より
僅かに速い速度にて駆動され得るのであつて、こ
れはシート間により大きなワーキング間隔を与え
るためであり、またコピーシートの最後の処理が
処理速度で定まる全装置の動作を妨害しないこと
を確実とするためである。

出口スロツト５０にはシート接触スイツチＳ−
１が配備され、仕上げステーシヨン１３のトラン
スポート９０に各々のシートが入る際に作動され
るようになつている。このスイツチの回路はプロ
グラマーＰのロジツクに接続されており、仕上げ
機能に関してマシーンクロツクをリセツトする働
きをなし、これによりシートがスイツチＳ−１を
作動させた時にシートに関する作動の開始が零タ
イムとなされる。

第１図および第２図に示すように、トランスポ
ート９０の上端はローラー９２の位置にてゲート
付トランスポート型式のコンベアベルト機構９３
と協働するのであり、この機構９３はトランスポ
ートベルト９１からコピーシートを受け取つてそ
れらを機構９３のベルト９４上に与えるように配
備されている。このベルト９４はトランスポート
９３の上端の２つのプーリー９５のまわりに掛け
まわされ、またこの位置にてベルト９１と接する
ローラー９２のまわりに部分的に掛けまわされて
いる。各コピーシートはベルト９１，９４の間
を、プーリー９２をまわりベルト９４に沿つて運
ばれる。このベルト９４は複数のローラー９７と
協働してコピーシートを集合ビン１００のアレー
の開口端を越えて垂直方向下方へ運び、全体を符
号１０２で示されたソーターへ与えるようになつ
ている。デフレクターすなわちゲート１０３が各
ビン１００に組付けられており、シートをデフレ
クターすなわちゲート１０３が組合うビン内へ偏
向させるための位置に枢動されている時にビン内
へ送る。適当なソレノイド（図示せず）が各ゲー
トとともに使用されてゲートの偏向を行うように
でき、またプログラマーＰは操作者によつて選定
されたプログラムによりそれらの時間的シーケン
スに応じた作動を行わしめる。

図示実施例においては、アレー１０２は垂直方
向に積重ねて構成される12個の角度を有して配置
されたビン１００を含み、この個数はプラテン上
にドキユメントシートがある際に各々のドキユメ
ントシートに対して行われる露光の予め定めた回
数に対応する。使用されるビンの個数は装置が両
面モードとしてプログラムされた時はペーパー通
路におけるシートの全数に対応し、マシーン「ピ
ツチ」が全くスキツプされないようになつてい
る。プラテン上に位置決めされたドキユメントシ
ートの各々に行われる露光の回数はまたシートの
全数に対応し、この数は図示装置に関して12枚の
シートとされる。

ベルト９４は矢印で示す方向へ何れかの適当な
装置によつて駆動され、ゲート１０３が順々にあ
るいはあるプログラムで指示された順序で作動さ
れる際にビン１００内へコピーシートを振り分け
できるようになす。シートのローデイングすなわ
ち振り分けのシーケンスは最下部のビンに対して
開始され、最上部のビンに向けて進む。ゲート付
トランスポートの詳細な説明はこれらが技術的に
知られており、ゼロツクス9400型複写機に組付け
られたソーターモジユール内に備えられたもので
あるから必要ない。米国特許第3709492号はこの
ようなトランスポートを開示しているが、その特
許の装置では垂直ではなく水平方向に配向されて
いる。

アレー１０２は適当な固定フレームに対して両
方向に垂直動作できるように取付けられ、第１図
においてこのアレーは通常のスタンバイ位置に位
置されて示されている。

以下に記載するように、ステープラー装置の形
態のセツトバインデイング装置がアレー１０２の
一側にて作動するように配備されており、これは
ビン内にシートを運ぶすなわちローデイングする
側と逆側である。この装置は各ビンから振り分け
済のコピーシートのセツトを取り出すすなわちア
ンローデイングするとともに、ステープルするよ
うにプログラムされている場合にはセツトの一縁
に沿つて単一もしくは二連のステプリングを行う
ための手段を含み、ステープルを全く付与しない
場合においても最終的にはステープル付与済もし
くはステープル無しのセツトをエレベーター機構
の上に位置するようになす。アレー１０２のビン
１００のすべてからセツトを完全に取り出すよう
になすために、アレーは１回につき１つのビンを
上方又は下方へ割出し駆動してそのビンからセツ
トを取り出せるようになす。

通常のセツトモードの作動においては、このソ
ーター／仕上げ装置構成は装置が両面モードであ
る時にペーパー通路のシート数に等しいセツトの
ブロツクすなわち数を処理する（典型的には12部
のコピーセツトのブロツク）。この実施例におい
ては、ドキユメントハンドリング装置１２は各ド
キユメントシートに対して12回づつ連続して露光
し、然る後次のドキユメントに進むのであつて、
これはドキユメントシートのセツトが完全に露光
され終るまで続行される。もし12部のコピーセツ
ト以上の部数がプログラムされた場合には、ドキ
ユメント装置／ソーダー仕上げ装置は12部のコピ
ーセツトのブロツクとして複写を実行する。

この装置はプログラムされたセツト数が完了す
る迄12部のセツトのブロツクについて振り分けし
自動的にアンローデイングする。一度に12部のコ
ピーセツトを作るにおいて、アレー１０２には12
個のビン１００かあり、18個のデフレクター１０
３がある。もしこの装置が一度に８部のコピーセ
ツトを作ることをベースとされるならば、８個の
ビンが12個のデフレクターとともに使用され、同
様にそれ以外の数においても変化する。

ビンアレー１０２は駆動スクリユー１０７によ
つて垂直方向、即ち上方又は下方に割出し駆動さ
れるのであり、このスクリユー１０７はサーボモ
ーターＭ−１のシヤフトに連結され、モーターＭ
−１は機枠のベースに取付けられている。アレー
のこのような動きはアレーのフレームに固定され
た螺合ボール部材１０８によつて行われるのであ
り、これを通してスクリユー１０７が螺合係合さ
れている。何れもの方向におけるスクリユーの回
転（軸線方向に関しては固定されている）はボー
ル部材１０８の昇降として伝えられ、従つてアレ
ーが上昇される。このビンアレーの構成の詳細な
説明は先に参照した米国特許願に記載されている
ので必要ない。これ以外にあらゆる駆動装置がア
レーを割出し駆動するのに使用でき、例えばプー
リおよび適当な流体駆動装置で駆動されるケーブ
ルを使用できる。

片面あるいは両面のコピーシートがプロセツサ
１１にて作られ、トランスポート９０により選ば
れ、この装置がセツトモードあるいはスタツクモ
ードの何れかにあつてビンアレー１０２に振り分
けられた後、この集められたセツトは全体を符号
１１０で示される仕上げ装置によつてさらに処理
される状態となる。実際に以下に述べるように、
何れかの方向の端部位置へ移動するビンアレーの
最後の割出し移動の間、仕上げ作動のためのコピ
ーセツトの取出しがコピーシートのローデイング
と同時に行われる。

仕上げ装置１１０は３つのサブ組立体を含み、
これらの各々は互いに関して、装置ロジツクおよ
びプログラマーＰに関して、時間的シーケンスを
有して作動するようにプログラムされ、また操作
者によつて予めプログラムされたセツト部数およ
びセツト当りのコピーシートの数に対して時間的
関係を有して、そして装置１２のドキユメントシ
ートの作動に関して時間的シーケンスを有して作
動するようにプログラムされる。第１図に示すよ
うに、この仕上げ装置はセツトトランスポート１
１２、個々に作動可能な二連ステープラー装置１
１４およびエレベーター１１６を含んで構成され
る。

このセツトトランスポート１１２はビンが垂直
方向の何れかに向けて動く際にビンから自動的に
コピーシートのセツトすなわちスタツクをアンロ
ードするために使用されており、この際のビンの
動く方向はセツト当りのコピーシートの数が偶数
か奇数かによつてそして仕上げシーケンスによつ
て決まる。セツトトランスポートはクランピング
ジヨー１２０を含み、このジヨーはシヤフト１２
４によつて両方向へ限定された枢動運動を行える
ように取付けられた枢動アーム１２２の下端に取
付けられており、ジヨー１２０は揺動運動にて周
期的に作動するようになつている。ジヨー１２０
のクランプ作動は制御バルブ１２８によつて空気
圧の適当な供給源に接続されて一方のジヨーを他
方のジヨーへ向けて移動させるように構成された
空気式アクチユエータ１２６により行われる。こ
の制御バルブは、適当な時間的シーケンスにより
またコピーセツトのアンローデイングおよびステ
ープリングの間のその他の作動に対して時間的関
係を有してコピーセツトのクランピングおよびそ
の解除を行うために、ロジツクおよび制御回路で
プログラマーＰと作動を組合わされている。

ステープラー装置１１４は単一のステープルあ
るいは２つのステープルの何れものステープリン
グ機能を備えており、何れの場合もコピーシート
のセツトあるいはスタツクの長縁に沿う様々な位
置に付与できるようになつている。ステープリン
グは２つの同じ機構によつて行われ、それらの各
各はセツトクランピング、ステープル駆動および
ステープルクリンチングの機能を有している。こ
の装置は、２つの市販型のステープラーヘツド例
えばアメリカ合衆国ロードアイランドのボステイ
ツチデイビジヨンオブテクストロンコーポレーシ
ヨンオブプロビデンスで製造された62−Ｅと称さ
れるボステイツチステープルヘツドを使用するこ
とが好ましい。キツカー機構（図示せず）がステ
ープラー装置１１４からステープル付セツトを押
出すすなわちキツクするために使用されており、
セツトはエレベーター１１６上に落下されるよう
になつている。キツカー機構の作動はプログラマ
−Ｐによつて作動の時間を制御され、ステープル
クリンチングおよいジヨー開動の直後に時間的シ
ーケンスを有して作動されるようになつている。

エレベーター１１６は操作者に対して与えるた
めに、コピーシートのステープル付あるいはステ
ープル無のセツトもしくはスタツクを重ねて集め
るのに使用される。このエレベーターはトレー組
立体１２９を含み、この組立体は図示していない
適当な駆動機構によつて垂直方向の何れの方向へ
も動けるように取付けられる。重ねられたセツト
あるいはスタツクのエレベーター高さは光学セン
サーSR−１により制御され、このセンサーはス
タツクを横切つて「見る」ように検知し、エレベ
ーターモーターの付勢を行つて重なりがセンサー
より下方に来るまでトレー組立体１２９を降下さ
せる。第２のセンサー（図示せず）がトレー組立
体１２９の最下位置を検知するために配備でき、
これによりトレーはその全容量について考えられ
得るようになる。

各ビン１００は枢動ゲート１３０を備えてお
り、ゲートはローデイングの間ビン内にコピーシ
ートを保持するとともに、ステープリングの前に
シートを整合させるように働く。すべてのビンは
隅の端縁の１つを規定しているゲート１３０で隅
部整合させるスカフアー（scuffer）を有してい
る。適時にプログラマーＰで定められるように、
このゲート１３０は時間的シーケンスを有して開
口位置に作動され、ジヨー１２０がビン内に進入
してコピーセツトの隣接側の端部をクランプでき
るようになす。クランプが行われるとジヨーはこ
のビンから揺動して離れ、アンローデイングする
とともにこのクランプした端部を装置１１４に対
するステープリング位置へ運ぶ。

以下の説明を容易に理解するために、アレーの
ビンには番号１から12まで一貫番号を附し、アレ
ーの頂部のビン番号は１である。コピーセツトの
作成における第１の作動サイクルに関して、アレ
ーは集められるコピーシートの各セツトの少くと
も最後のシートを除くすべてのコピーシートが振
り分けられる間静止状態に保持される。そして最
後のコピーシートがローデイングされる際に、コ
ピーセツトを順々にアンローデイングするように
ジヨー１２０に隣接するアンローデイングを越え
て下方もしくは上方へとアレーを割出し駆動す
る。適当なセンサーSR−２が最下部の前端に配
備されてこの作動が開始されたことを装置のロジ
ツクへ指示する。さらに、アレーが全コピーセツ
トをアンローデイングするように割出し駆動され
る際、セツトトランスポート１１２がコンベルト
機構９３を通して２枚のコピーシートが送られる
速度にてアレーからセツトをアンロードするので
あり、すなわち各ビンからの順次のセツトのアン
ローデイングのための割出しは２つのビンがコピ
ーシートをロードする間に行われる。適当なコピ
ーシート数がアンロードすべきコピーセツトの特
定のブロツクにロードされると、作成されるコピ
ーセツトの次のブロツクからのコピーシートが集
められ、これにより作成実行時のピツチの損失が
無いのである。

第４ａ図から第４ｃ図において、10枚のドキユ
メントシートを有するドキユメントに関しての振
り分けおよび仕上げ作動のシーケンスを示してあ
る。これらの図面において、各ビンの右側に示し
た１から１２までの垂直方向の番号はビン番号を
示し、左側の垂直方向の番号は集められたドキユ
メントシートの最後のコピーの番号を示す。既に
述べたように、このドキユメントハンドリング装
置１２はドキユメントをプラテン１４上に置き、
そのドキユメントを取り去つて次のドキユメント
を置く前に前記ドキユメントを12回につき露光す
るようにプログラムされているものと仮定する。
この仮定はまたアレー１０２のビンの番号につい
ても同様で、１枚のドキユメントシートに12回に
つき露光される間に作成された各コピーシートが
ビンに受け入れられる。トランスポート９３は全
部で18個のデフレクター１０３を有し、ビン１０
０の数より６個ほど多い。

この実施例においては、コピーすべきドキユメ
ントは10枚のドキユメントシートであり、12部づ
つ都合24部のコピーセツトがプログラマーＰによ
り作成されるものとプログラムされたと仮定しよ
う。各コピーセツトの最初の９ページについては
アレー１０２にすでにロードされており、これは
下部からロードされ、トランスポートローラー９
７と協働するベルト９４によつて上部の12個のデ
フレクター１０３を使用して行われ、この間アレ
ー１０２は静止状態に保持される。第10ページは
先ず最下部のビンに送られ、次に順々と11個のビ
ンに対して最初の９枚のシートが送られたと同様
に送られる。第10ページが第11番のビンにロード
された後、すでにセツトの最後のシートである第
10ページを受け入れている第12番のビンがジヨー
１２０によつて第４ａ図に示すようにアンローデ
イングされる位置にある。第10番および第９番の
ビンは第11番のビンがアンロードされる時にロー
ドされ、これが順々に繰返される。プログラマー
Ｐのロジククはこのようにしてコピーセツトの最
後のシートを運び、そしてアレー１０２が下方向
へ割出される時にビンをアンロードするようにな
されている。スイツチｓ−１はプログラマークロ
ツクおよび操作者が予めセツトした作成実行プロ
グラムと連動して最後のシートが到達した時を決
定してアレーの下方向への割出し駆動を制御す
る。プログラマーはまたデフレクター１０３の作
動をも制御する。何故なら上部のデフレクターの
すべてがコピーセツトの最後の第10ページをロー
ドするために使用されるわけではないからであ
る。例えばアレーが下方向へ割出されて上部の僅
かな数のデフレクターは対応するビンと整合しな
くなるから、１つもしくはそれ以上の下部のデフ
レクターのみ作動できる。

このシーケンスは第10ページがすべてのビンに
振り分けられるまで続けられる。第４ｂ図に示す
ように、この時点において12個のうちの６個のビ
ンがアンドロードされ新しい第２のコピーセツト
のブロツクの第１ページが空のビン内にローデイ
ングされ、これは最下部のデフレクター１０３を
使用して最下部から順に開始される。アレーが第
４ｂ図に示す位置においてコピーセツトの次のブ
ロツクの新しいページの受け入れが始まり、ドキ
ユメントハンドリング装置１２はすでにプラテン
からドキユメントの第１ページに相当するドキユ
メントシートを取り去つているのであつて、また
プラテン上にはドキユメントの第２ページに相当
する第２のドキユメントを給送しており、コピー
セツトのうちの第２のブロツクの第２ページに相
当する12枚のコピーシートを複写するようになつ
ている。この作動において、この複写装置は片面
コピーとしてプログラムされたと仮定されてい
る。プロセツサ１１において処理される像の数が
多く、この実意例ではペーパー通路で各種トラン
スポートにより運ばれるのは12枚のシートである
ので、２枚のドキユメントシートの交換は最後の
コピーシートがビン１００に受け入れられたとの
指示の前に行われる。

アレー１０２が第４ｂ図に示す位置からさらに
引き続いて下方向への割出し続けて残るコピーセ
ツトのアンロードを行う際、コピーセツトの第２
のブロツクの第１ページはビンにロードされる。
このように行われるから、最下部あるいは最後の
６個のデフレクター１０３は、最上部のデフレク
ターがその対応するビンの降下することで不作動
化される際に順次に使用される。アレーが第４ｃ
図に示すように最下位置に達すると、第１番のビ
ンはアンロードされ、最後の第１ページがその中
にロードされることになる。最後の第１ページが
第４ｃ図に示すようにアレー内にロードされた
後、アレーは上下へ割出されてこれによりコピー
シートの第２ページを受け入れるようになされ、
ビンの幾つかはアレーがその最上位置へ達すると
第３ページを受け入れるようになる。プログラマ
ーＰは第４ｃ図から第４ａ図に示す位置へ動くに
おいてただ２個もしくは３個のデフレクター１０
３を使用して制御するようになされており、この
際上部デフレクターは再びビンに対して作動する
位置となる。

アレー１０２が最上位置に達した後上部の12個
のデフレクターがコピーセツトの第２のブロツク
の残るページをソートすなわち振り分けるのに使
用され、この間アレーは第４ａ図のように静止状
態に保持される。第10ページが最初のビン（最下
位置）内に第４ａ図に示すようにロードされた
後、このビンはアンロードされ、アレーは下方向
への割出しを開始して、アレーの各ビンから順次
コピーセツトのアンローデイングを行つていく。

上記したようにして24部のコピーセツトが作成
されるのであるが、その最終段階にはアレーは第
４ｃ図に示される位置にある。プログラマーＰは
アレーがこの位置に保持されて操作者の使用によ
る次の作成実行を可能ならしめるようになつてい
る。すなわち適当な時間経過後、自動的にアレー
は第４ａ図に示す位置へ戻されるのである。

なお、上記した例は24部のコピーセツトを作成
するものであるが、コピーセツトの第２のブロツ
クをアンロードするためにアレーが第４ａ図の位
置から第４ｃ図の位置まで移動していく過程で、
最初のシート即ち上記例では第１０頁がロードさ
れた後に直ちに12部のコピーセツトの第３のブロ
ツクの受入れが開始されるようにして、36部のコ
ピーセツトを作成するようにしてもよい。

第５図は第１図の複写装置の制御構成のブロツ
ク図である。プログラマーＰは４つのリモートに
作動連結され、すなわち１電子写真処理、コピー
シート送り、タイミングおよびモニタリング、そ
してプロセツサのその他のすべてのパラメータの
制御のためにプロセツサ１１に、２フラツシユ照
明装置回路を含むインプツトステーシヨンに、３
自動ドキユメントハンドリング装置１２に、そし
て４仕上げステーシヨン１３に、接続されてい
る。

仕上げステーシヨン１３は３つの駆動装置を含
み、その１つはエレベーターモーターに対してリ
レーあるいはリエデイアクにより作動連結され
る。他の駆動装置はサーボコントローラーに作動
連結され、これはさらに２つのパワー増幅および
関連回路に接続される。第３の駆動装置は作動ソ
レノイド（図示せず）によりソーターゲート１０
３およびアンローデイングビンゲート１３０に作
動連結される。パワー増幅回路の１つはソーター
アレー割出しモーターＭ−１を付勢し作動させる
働きをなす。他の増幅回路はセツトトランスポー
トモーターＭ−２を付勢し作動させる働きをな
す。１つのパワー増幅回路はバルブ１２８ととも
にまたステープル駆動装置、ステープルクランプ
装置、そしてステープルクリンチ装置に作動連結
される。

前述から仕上げステーシヨンを備えた静電写真
装置が説明され、これはステープル付の振り分け
済セツトおよびステープル無のセツトもしくはス
タツクを高作成速度で且つ損失なく作成するもの
であつて、コピー処理機の全処理速度にて、可動
部材の摩耗や破損を最小限に抑えることが明白と
なろう。

本発明は図示構成を参照して説明したが、前述
した詳細点に限定されず、特許請求の範囲の欄に
記載の範囲に含まれるすべての変更形態や変形形
態を包囲することが意図される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を使用した静電写真プリント／
仕上げ装置の構成を示す概略図。第２図は本発明
とともに使用するゲート付トランスポート装置の
部分的断面図。第３図は本発明とともに使用する
セツトトランスポート機構の斜視図。第４ａ図か
ら第４ｃ図まではコピーシートのセツトの仕上げ
における手順を示す説明図。第５図は第１図のプ
リント装置の制御の概略を示すブロツク図。 １１……プロセツサ、１２……ドキユメントハ
ンドリング装置、１３……仕上げステーシヨン、
１４……プラテン、５０……出口スロツト、９０
……トランスポート、９１……ベルト、９３……
コンベヤベルト機構、９４……ベルト、１００…
…ビン、１０２……アレー、１０３……デフレク
ターすなわちゲート、１１０……仕上げステーシ
ヨン、１１２……セツトトランスポート、１１４
……ステープラー、１１６……エレベーター、１
１９……トレー、１２０……クランピングジヨ
ー、１３０……ゲート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ コピーシート上にコピーすべき情報を複写す
   るためのプロセツサ、およびその情報を各コピー
   シートのために個々の光像として作るための手段
   を有し、各光像は、１つの光像が連続的に予め定
   めた倍数だけ作られた後に異なる次の１つの光像
   が前回と同数の予め定めた倍数だけ作られるとい
   うようにして作られる複写装置において、 コピーシートを受け入れるようになつており且
   つコピーシートを異なる像のコピーのセツトに振
   り分けるようにされたシート集合ビンのアレーで
   あつて、これらビンは単一のアレーに配置され且
   つ実質的に垂直方向にのみ移動するようになつ
   た、前記シート集合ビンのアレーと、 該アレーの集合ビンからコピーシートの振り分
   けられたセツトを受け入れるように配置された仕
   上げ装置と、 コピーシートを前記ビン内に順々に搬送してコ
   ピーシートをコピーのセツトに振り分けるよう
   に、前記アレーの一方の側に配置されたシートト
   ランスポート装置と、 前記シートトランスポート装置と反対側にて前
   記アレーの側方に配置され、１つの固定された集
   合位置において前記アレーの各ビンから振り分け
   済みのコピーのセツトを順々に取り出して、その
   コピーのセツトをバイデイング作動のために前記
   仕上げ装置へ運ぶようになつているセツトトラン
   スポート機構と、 前記集合位置を前記ビンが順々に通過するよう
   に前記アレーを割り出すための装置と、 前記セツトトランスポート機構と前記シートト
   ランスポート装置とに作動的に連結され、前記ア
   レーの各ビンからのコピーのセツトの取り出しと
   同期して、次のセツトに振り分けるためのコピー
   シートが、コピーのセツトが取り出されたビン内
   に順々に搬送されるように制御するための制御装
   置と、 を備えていることを特徴とする複写装置。