JPH08125931A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH08125931A
JPH08125931A JP6264311A JP26431194A JPH08125931A JP H08125931 A JPH08125931 A JP H08125931A JP 6264311 A JP6264311 A JP 6264311A JP 26431194 A JP26431194 A JP 26431194A JP H08125931 A JPH08125931 A JP H08125931A
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JP
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JP6264311A
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English (en)
Inventor
Koichi Harada
耕一 原田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレージ部の面積を縮小することによって
チップサイズの縮小化を可能とした固体撮像装置を提供
する。 【構成】 マトリクス状に2次元配列された複数個のセ
ンサ部2及びこれらセンサ部2の垂直列毎に配された複
数本の垂直転送レジスタ3を有するイメージ部1と、こ
のイメージ部1の垂直転送レジスタ3の各々に対応して
設けられた複数本の垂直転送レジスタ5からなるストレ
ージ部4とを具備したCCD固体撮像装置において、イ
メージ部1の垂直転送レジスタ3を4相駆動とし、スト
レージ部4の垂直転送レジスタ5を3相駆動とした構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に関し、
特にフレームインターライン転送(FIT)方式のCC
D固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD固体撮像装置は、イメージ部の構
成の仕方で2つの方式に分類される。すなわち、イメー
ジ部と転送部とを交互に設けるインターライン転送(I
T)方式と、イメージ部とは別にストレージ部を独立に
設けるフレームインターライン転送方式である。フレー
ムインターライン転送方式は、イメージ部において高速
な電荷転送が可能であることから、インターライン転送
方式に比べてスミアを低減できるという優れた特長を持
っており、一般的に業務用CCD固体撮像装置に採用さ
れている。
【0003】FIT‐CCD固体撮像装置は、図6に示
すように、入射光を画素単位で光電変換するイメージ部
61と、このイメージ部61において画素単位で光電変
換された1フィールド分の信号電荷を、イメージ部61
から転送されて蓄積するストレージ部62と、このスト
レージ部62から1ライン(1走査線)に相当する部分
ずつ転送される信号電荷を水平転送する水平転送レジス
タ63と、この水平転送レジスタ63によって転送され
た信号電荷を検出して電圧信号に変換する電荷検出部6
4とから構成されている。
【0004】上記構成のFIT‐CCD固体撮像装置で
は、イメージ部61及びストレージ部62の垂直転送の
駆動には、3相駆動に比べて単位時間当りの電荷転送量
が多い4相駆動が一般的に用いられている。すなわち、
イメージ部61には4相の垂直転送クロックφIM1〜
φIM4が、ストレージ部62には4相の垂直転送クロ
ックφST1〜φST4がそれぞれ印加される。このF
IT‐CCD固体撮像装置において、画素サイズが微細
化されてくると、イメージ部61の単位画素の寸法も小
さくなり、画素サイズの微細化が垂直転送レジスタ(図
示せず)の上部電極の加工精度で決まってくるようにな
る。
【0005】ところで、イメージ部61には、図7
(A)に示すように、単位画素毎にセンサ部71と垂直
転送レジスタ72が存在することから、単位画素中で垂
直転送レジスタ72が占める面積の割合をそれ程大きく
することはできない。なお、単位画素の寸法Lは、加工
精度の限界に近づいて来ている。これに対して、ストレ
ージ部62では、垂直転送レジスタだけ存在し、センサ
部は存在しないことから、図7(B)に示すように、セ
ンサ部が存在しない分だけ垂直転送レジスタ73の占め
る面積の割合を大きくできる。したがって、ストレージ
部62(B)の面積をイメージ部61(A)の面積より
も小さくできる筈である。なお、図7(B)において
は、取扱い電荷量Qvが垂直転送レジスタ73の面積に
比例するとしたときの垂直転送レジスタ73の長さを示
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素サ
イズの微細化に際し、イメージ部61の単位画素が上部
電極の加工精度の限界で決まっているような状態では、
ストレージ部62を上部電極の最小加工寸法で作成した
としても、ストレージ部62の取扱い電荷量Qvは、イ
メージ部61のそれよりも大きくなってしまっていた。
取扱い電荷量Qvから考えると、ストレージ部62の面
積をもっと小さくできる筈であるから、その分だけチッ
プサイズが大きくなってしまっていた。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ストレージ部の面積
を縮小することによってチップサイズの縮小化を可能と
した固体撮像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、マトリクス状に2次元配列された複数
個のセンサ部及びこれらセンサ部の垂直列毎に配された
複数本の垂直転送レジスタを有するイメージ部と、この
イメージ部の垂直転送レジスタの各々に対応して設けら
れた複数本の垂直転送レジスタからなるストレージ部と
を具備した固体撮像装置において、イメージ部の垂直転
送レジスタを4相駆動とし、ストレージ部の垂直転送レ
ジスタを3相駆動とした構成を採っている。
【0009】
【作用】上記構成の固体撮像装置において、ストレージ
部の垂直転送レジスタを3相駆動とすることで、垂直転
送レジスタの転送方向の長さが4相駆動の場合よりも短
くて済む。これに伴い、垂直転送レジスタが短くなった
分だけ、ストレージ部の面積を縮小できる。その結果、
チップサイズが小さくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示す構成図で
ある。図1において、イメージ部1は、マトリクス状に
2次元配列されて入射光を光電変換しその光量に応じた
信号電荷を蓄積する複数個のセンサ部2と、これらセン
サ部2の垂直列毎に配されて各センサ部2から読出しゲ
ート(図示せず)を介して読み出された信号電荷を垂直
転送する垂直転送レジスタ3とによって構成されてい
る。一方、ストレージ部4は、イメージ部1の垂直転送
レジスタ3に各列毎に連続した複数本の垂直転送レジス
タ5によって構成されている。なお、ストレージ部4
は、その全面が例えばアルミニウム層からなる遮光層に
よって覆われている。
【0012】イメージ部1において、センサ部2で光電
変換されて得られた信号電荷は、垂直転送レジスタ3に
読み出されかつ当該レジスタ3によってストレージ部4
に高速転送される。ストレージ部4に転送された信号電
荷は、垂直転送レジスタ5によって1ラインに相当する
部分ずつ水平転送レジスタ6に転送される。この1ライ
ン分の信号電荷は、水平転送レジスタ6にて順次水平転
送される。水平転送レジスタ6の最終端には、フローテ
ィング・ディフュージョン・アンプ等からなる電荷検出
部7が設けられている。この電荷検出部7は、水平転送
レジスタ6で転送されてきた信号電荷を電気信号に変換
して画像信号として出力する。
【0013】ここで、イメージ部1の垂直転送レジスタ
3は垂直転送クロックφIM1〜φIM4によって4相
駆動され、ストレージ部4の垂直転送レジスタ5は垂直
転送クロックφST1〜φST3によって3相駆動さ
れ、水平転送レジスタ6は水平転送クロックφH1,φ
H2によって2相駆動される。この垂直転送クロックφ
IM1〜φIM4,φST1〜φST3及び水平転送ク
ロックφH1,φH2は、タイミング発生回路8におい
て、マスタークロックに基づいて適当なタイミングでか
つ適当な周波数のクロックとして発生される。
【0014】図2は、ストレージ部4における3相駆動
の垂直転送レジスタ5の転送方向に沿った一部分を示す
断面図である。図2において、垂直転送レジスタ5の転
送電極は、シリコン基板21上に絶縁酸化膜(図示せ
ず)を介して配された1層目のポリシリコン電極22
と、この1層目のポリシリコン電極22と転送方向にお
いて一部がオーバーラップして配された2層目のポリシ
リコン電極23とからなる2層構造となっている。この
2層構造において、電極ピッチはデザインルールで決ま
っており、転送方向において隣り合う1層目のポリシリ
コン電極22同士間の間隔d1及び2層目のポリシリコ
ン電極23同士の間隔d2は、加工精度の限界(例え
ば、1.0μm程度)となっている。
【0015】これに対し、従来構造である4相駆動の場
合の断面構造を図3に示す。4相駆動の場合も、構造的
には、3相駆動の場合と同じ転送電極構造となってい
る。すなわち、図3において、シリコン基板31上に配
された1層目のポリシリコン電極32と、この1層目の
ポリシリコン電極32と転送方向において一部がオーバ
ーラップして配された2層目のポリシリコン電極33と
からなる2層構造となっている。この2層構造において
も、電極ピッチはデザインルールで決まり、転送方向に
おいて隣り合う1層目のポリシリコン電極32同士間の
間隔d1及び2層目のポリシリコン電極33同士の間隔
d2は、加工精度の限界(例えば、1.0μm程度)と
なっている。
【0016】上述したように、ストレージ部4の垂直転
送レジスタ5を3相駆動とすることにより、4相駆動に
比べて単位面積当りの転送可能な電荷量が若干少なくな
るものの、図2及び図3の対比から明らかなように、転
送方向における垂直転送レジスタ5の長さを4相駆動の
場合の長さの70%程度まで短くできる。したがって、
ストレージ部4の面積を縮小できるので、チップサイズ
を小さくできる。また、プロセスの欠陥密度はほぼ一定
なので、チップサイズが縮小した分だけ歩留りを改善で
きるとともに、1ウエハ当りのチップ数が増えることに
よって理論収率を増加できる。
【0017】図4は、3相駆動の垂直転送レジスタ5の
転送電極構造を3層構造とした場合を示す断面図であ
る。図4において、垂直転送レジスタ5の転送電極は、
シリコン基板41上に絶縁酸化膜(図示せず)を介して
配された1層目のポリシリコン電極42と、この1層目
のポリシリコン電極42と転送方向において一部がオー
バーラップして配された2層目のポリシリコン電極43
と、この2層目のポリシリコン電極43と転送方向にお
いて一部がオーバーラップして配された3層目のポリシ
リコン電極44とからなる3層構造となっている。この
3層構造においても、電極ピッチはデザインルールで決
まり、転送方向における各層の電極同士の間隔は、加工
精度の限界(例えば、1.0μm程度)となっている。
【0018】上述したように、3相駆動の垂直転送レジ
スタ5の転送電極構造を3層構造とすることにより、2
層構造の場合に比べてプロセスの工程数が増加すること
になるものの、図2及び図4の対比から明らかなよう
に、転送方向における垂直転送レジスタ5の長さを2層
構造の場合よりもさらに短くでき、4相駆動の場合の長
さの50%程度まで短縮できる。したがって、チップサ
イズをさらに小さくできるとともに、チップサイズが縮
小した分だけ歩留り及び理論収率をさらに改善できる。
【0019】ここで、この3層構造を、水平転送の転送
クロック周波数を半減するために、図5に示すように、
水平転送レジスタを2本(6a,6b)備えたいわゆる
デュアルチャネル構造とした固体撮像装置に適用した場
合を考える。このデュアルチャネル構造においては、水
平転送レジスタ6a,6b間で信号電荷の振分けを行う
HHゲート9を1層目のポリシリコン電極で形成し、2
相駆動の水平転送レジスタ6a,6bの転送電極を2層
目,3層目のポリシリコン電極で形成した3層構造を採
っている。したがって、デュアルチャネル構造の固体撮
像装置に適用した場合には、垂直転送レジスタ5の転送
電極構造を3層構造としても、プロセスの工程数を増加
することなく、上記の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
FIT方式の固体撮像装置において、イメージ部の垂直
転送レジスタを4相駆動とし、ストレージ部の垂直転送
レジスタを3相駆動としたことにより、転送方向におけ
る垂直転送レジスタの長さを4相駆動の場合よりも短く
でき、ストレージ部の面積を縮小できるので、チップサ
イズを小さくできるとともに、チップサイズが縮小した
分だけ歩留り及び理論収率を改善できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】3相駆動の垂直転送レジスタの転送方向に沿っ
た2層構造の断面図である。
【図3】4相駆動の垂直転送レジスタの転送方向に沿っ
た2層構造の断面図である。
【図4】3相駆動の垂直転送レジスタの転送方向に沿っ
た3層構造の断面図である。
【図5】デュアルチャネル構造の固体撮像装置を示す構
成図である。
【図6】従来例を示す構成図である。
【図7】従来の問題点を説明する図であり、(A)はイ
メージ部、(B)はストレージ部をそれぞれ示してい
る。
【符号の説明】
1 イメージ部 2 センサ部 3,5 垂直転送レジスタ 4 ストレージ部 6 水平転送レジスタ 7 電荷検出部 8 タイミング発生回路 9 HHゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に2次元配列された複数個
    のセンサ部及びこれらセンサ部の垂直列毎に配された複
    数本の垂直転送レジスタを有するイメージ部と、前記イ
    メージ部の垂直転送レジスタの各々に対応して設けられ
    た複数本の垂直転送レジスタからなるストレージ部と、
    前記ストレージ部から転送された信号電荷を水平転送す
    る水平転送レジスタとを具備した固体撮像装置におい
    て、 前記イメージ部の垂直転送レジスタを4相駆動とし、前
    記ストレージ部の垂直転送レジスタを3相駆動としたこ
    とを特徴とする固体撮像装置。
JP6264311A 1994-10-28 1994-10-28 固体撮像装置 Pending JPH08125931A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6264311A JPH08125931A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 固体撮像装置

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JP6264311A JPH08125931A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 固体撮像装置

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JPH08125931A true JPH08125931A (ja) 1996-05-17

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ID=17401425

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JP6264311A Pending JPH08125931A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 固体撮像装置

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JP (1) JPH08125931A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339294B1 (ko) * 1998-02-18 2002-06-03 가네꼬 히사시 고체 이미지 센싱 장치와 그 구동방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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