JPH08124310A - ディジタル信号記録方法及び装置 - Google Patents

ディジタル信号記録方法及び装置

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JPH08124310A
JPH08124310A JP26487294A JP26487294A JPH08124310A JP H08124310 A JPH08124310 A JP H08124310A JP 26487294 A JP26487294 A JP 26487294A JP 26487294 A JP26487294 A JP 26487294A JP H08124310 A JPH08124310 A JP H08124310A
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recording
digital signal
signal
track
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JP26487294A
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Inventor
Kyoichi Hosokawa
恭一 細川
Hitoaki Owashi
仁朗 尾鷲
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Takaharu Noguchi
敬治 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、従来のアナログVTRで用い
ていた高性能テープ及び標準テープで、任意の伝送レー
トのディジタル信号に対応可能なディジタル信号記録方
法及び装置を提供することにある。 【構成】記録モードを規定する第1の制御信号と1トラ
ックに記録したデータ数を規定する第2の制御信号を付
加し、標準テープ使用時にはブロック構成を高性能テー
プ使用時と同じ構成にし、1トラックに記録するブロッ
ク数を半分にすることで達成できる。 【効果】記録するデータの伝送レートに応じ、記録モー
ド及び1トラックに記録するデータ数を制御することに
より、任意の伝送レートの信号を効率良く行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を記録
するディジタル信号記録方法及び装置に関し、特にディ
ジタル圧縮映像信号を記録する方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用いて磁気テープ上にディ
ジタル映像信号を圧縮して記録する家庭用ディジタルV
TRが、日経BP社「データ圧縮とディジタル変調」1
37頁〜150頁に記載されている。このVTRでは、
専用のカセット及び高性能メタル蒸着テープを用い、2
4.948Mbps以上のディジタル圧縮映像信号及び
2チャンネル(1.536Mbps)のディジタル音声
信号を、シリンダ回転数9000rpm、記録レート4
1.85Mbpsで記録している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の酸化物
テープを用いてアナログ映像信号を記録するVTRは、
シリンダ回転数約1800rpmである。また、高性能
テープ(例えば、SVHS(登録商標)テープ)でも記
録レートが20Mbps以上のディジタル信号の記録は
困難である。また、標準酸化物テープ(例えばVHS
(登録商標)テープ)では、テープの特性上さらに記録
可能なレートが制限される。したがって、上記従来例の
家庭用ディジタルVTRの信号をそのまま記録すること
はできず、また上記従来例では使用カセット、テープと
も従来のアナログVTRとの互換性は考慮されていな
い。
【0004】本発明の目的は、従来のアナログ記録VT
Rで用いられてきた特性の異なる磁気テープ(例えばS
VHS及びVHSテープ)を考慮し、双方に適するとと
もに従来のアナログ記録VTRと互換性のあるディジタ
ル信号記録方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録を行う
4個の回転ヘッドと、25Mbpsのディジタル圧縮映
像信号及び1.6Mbpsのディジタル音声信号を2チ
ャンネルに分割する手段と、上記チャンネルに分割され
た信号を所定のシンボル数に分割し、同期信号、制御信
号及び誤り検出訂正符号を付加してブロックを形成する
手段と、第1の所定数個の前記ブロックにより1トラッ
クのディジタル信号記録領域を形成する第1の記録モー
ドと、前期第1の所定数個の1/2の第2の所定数個の
前記ブロックにより1トラックのディジタル信号記録領
域を形成する第2の記録モードを有することにより、達
成できる。
【0006】
【作用】入力された25Mbpsのディジタル圧縮映像
信号及び1.6Mbpsのディジタル音声信号を2チャ
ンネルに分割し、所定のシンボル数に対し同期信号、制
御信号及び誤り検出訂正符号を付加してブロックを構成
し、1トラックの記録領域を上記ブロック所定数個で形
成することにより、第1の記録モードでは1チャンネル
当りの記録レートを20Mbps以下にすることができ
るので高性能酸化物テープ(例えばSVHSテープ)で
記録することが可能となり、第2の記録モードでは1チ
ャンネル当りの記録レートを10Mbps以下にするこ
とができるので標準酸化物テープ(例えばVHSテー
プ)で記録することが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0008】まず、高性能テープを用いた場合について
説明する。図1は、磁気テープ上の1トラックの記録パ
ターンである。30は音声信号等の付加情報記録領域、
60はディジタル圧縮映像信号を記録するデータ記録領
域、70は時間情報、プログラム情報等のサブコードを
記録するサブコード記録領域、20、24及び28はそ
れぞれの記録領域のプリアンブル、40、44及び48
はそれぞれの記録領域のポストアンブル、50、55は
それぞれの記録領域の間のギャップ、10、15はトラ
ック端のマージンである。図1に示したように、各記録
領域にプリアンブル、ポストアンブル、ギャップを設け
ておくことにより、それぞれの記録領域を独立にアフレ
コすることが可能である。
【0009】図2は、各記録領域のブロック構成を示し
ている。図2(a)は、付加情報記録領域30及びデー
タ記録領域60のブロック構成である。図2(a)にお
いて、200は同期信号、210はID情報、220は
付加情報または圧縮映像信号データ、230は誤り訂正
のためのパリティ(C1パリティ)である。同期信号2
00は2バイト、ID情報210は4バイト、データ2
20は195バイト、パリティ230は11バイトで構
成されており、1ブロックは212バイトで構成され
る。
【0010】図2(b)は、サブコード記録領域70の
ブロック構成である。図2(b)において、200は同
期信号、210はID情報、270はサブコードデー
タ、280は誤り訂正のためのパリティ(C1パリテ
ィ)である。サブコード記録領域のブロックでは、同期
信号200及びID情報210は図2(a)と同一であ
り、データ270は42バイト、パリティ280は5バ
イトで構成されている。サブコード記録領域の1ブロッ
クは、図2(a)に示したデータ記録領域における1ブ
ロックの1/4の53バイトで構成されている。このよ
うに、サブコード記録領域と付加情報及び圧縮映像信号
データ記録領域のブロック構成を整数比になるように
し、同期信号200、ID情報210の構成を各記録領
域で同一とすることにより、記録時のブロック、同期信
号、ID情報の生成、及び再生時の同期信号、ID情報
の検出等の信号処理を同一の回路で行うことができる。
また、サブコード記録領域70のブロック構成を他の記
録領域のブロック構成に比べて小さくすることで、高速
再生時における検出能力を向上させることができる。
【0011】次に上記ID情報210について、説明す
る。図3は、ID情報210の構成を示した図である。
図3において、300は領域コード、310はトラック
アドレス、320は1トラック内のブロックアドレス、
330はIDデータ、340は上記領域コード300、
トラックアドレス310、ブロックアドレス320及び
IDデータ330の誤りを検出するためのパリティであ
る。領域コード300は2ビット、トラックアドレス3
10は6ビット、ブロックアドレス320は8ビット、
IDデータ330は8ビット、パリティ340は8ビッ
トで構成される。ここで、領域コード300は各記録領
域の識別を行うためのものである。例えば、図1におけ
るデータ記録領域60では”00”、付加情報記録領域
30では”10”、サブコード記録領域70では”1
1”とする。また、データ記録領域60に2種類の領域
コード”00”、”01”を割り当てて、可変速再生用
のデータ等の異なるデータ識別に用いても良い。トラッ
クアドレス310は、記録したトラックを識別するため
のアドレスであり、例えば1トラック、2トラック単位
でアドレスを変化させる。本実施例では、6ビットのア
ドレスで64トラックまたは128トラックを識別する
ことができる。ブロックアドレス320は、各記録領域
でのブロックの識別を行うためのアドレスである。例え
ば、データ記録領域60では0〜150、付加情報記録
領域30では0〜14、サブコード記録領域70では0
〜11とする。IDデータ330については、後で詳述
する。
【0012】図2(a)に示した、付加情報及び圧縮映
像信号記録領域のパリティ230は、上記したID情報
210中の領域コード300、トラックアドレス310
及びブロックアドレス320とデータ220に対して付
加する。これにより、再生時のブロックアドレス等の検
出能力、信頼性を向上させることができる。
【0013】次に、各記録領域における1トラックのデ
ータ構成を説明する。まず始めに高性能テープ使用時の
記録方法について説明する。図4は、圧縮映像信号デー
タ記録領域60の1トラックのデータ構成を示した図で
ある。なお、図4において同期信号200とID情報2
10は省略している。圧縮映像信号データ記録領域60
は、152ブロックで構成されており、最初の140ブ
ロックに圧縮映像信号等のデータを記録する。上記14
0ブロックの先頭7バイトには、記録する映像信号の編
集情報等の制御信号400を記録し、その後ろ188バ
イトに圧縮映像信号データ410を記録する。圧縮方式
の標準化が進められているMPEG2は、その伝送パケ
ットが188バイトで構成されており、本発明の方式に
よれば整合性良く記録することができる。上記140ブ
ロックの後ろ12ブロックには、誤り訂正のためのパリ
ティ(C2パリティ)420を記録する。
【0014】図5は、付加情報記録領域30の1トラッ
クのデータ構成を示した図である。なお、図5において
同期信号200とID情報210は省略している。付加
情報記録領域30は16ブロックで構成されており、1
0ブロックに音声信号等の映像信号に関連した情報50
0を記録する。その後ろ6ブロックには、誤り訂正のた
めのパリティ(C2パリティ)510を記録する。
【0015】本実施例では、シリンダ上に2組の対向ヘ
ッドを備え、シリンダ回転数1800rpmで2チャン
ネル記録を行った場合、圧縮映像信号記録領域60に約
25Mbps(25.2672Mbps)の圧縮映像信
号データを記録することができる。また、上記記録領域
に約940kbps(940.8kbps)の制御信号
を記録可能である。付加情報記録領域30には、約1.
8Mbps(1.872Mbps)の付加情報を記録可
能である。一方、それ以下の伝送レートの信号を記録す
る場合は、ダミーデータを余った部分に入れて記録を行
う。しかし、伝送レートがかなり低い場合は、ダミーデ
ータばかり増えて記録効率が低下する。そこで、本実施
例では複数の記録モードを持ち、複数種類の伝送レート
に対応している。
【0016】上記複数の記録モードは、ヘッドスキャン
n回に1回記録を行う方式で実現できる。例えば、ヘッ
ドスキャン2回に1回の割合で記録を行えば、最大約1
2.5Mbpsの信号を記録できる。また、ヘッドスキ
ャン4回に1回の割合で記録を行えば、最大約6.25
Mbpsの信号を記録できることになる。この時、テー
プ送り速度を25Mbpsモード時のそれぞれ1/2、
1/4にすることで、テープ上のトラックパターンはほ
ぼ同一となる。同様にして、最大記録容量を25Mbp
sの1/nにすることができる。すなわち、ヘッドスキ
ャンn回に1回の割合で記録を行い、テープ送り速度を
1/nにする。この方式では、テープ送り速度が1/n
になるため、同じテープでも記録時間をn倍にすること
ができる。
【0017】次に、前述したID情報210に含まれる
IDデータ330について説明する。まず、図6に圧縮
映像信号データ記録領域60におけるIDデータ330
の構成を示す。IDデータ330は、5ブロックの5バ
イトで1つの情報を構成している。この情報を圧縮映像
信号データ記録領域60の151ブロックに30回多重
することにより、再生時の検出能力を向上させている。
なお、本実施例は152ブロックのため、多重記録した
際2ブロック余るが、IDデータ330の任意の2ブロ
ックを記録しておけば問題ない。上記5ブロックのデー
タは、IDー1〜7の7種類のデータよりなっている。
【0018】IDー1は、圧縮映像信号データ記録領域
60の記録フォーマットを規定している。すなわち、本
実施例は複数種類の記録フォーマットに対応可能で、そ
の識別をIDー1で行うことができる。例えば、使用し
たテープの種類(例えばVHSテープ、SVHSテー
プ)によって、記録フォーマットが異なる場合にもこの
IDー1で規定する。
【0019】IDー2は、記録モードを規定している。
本実施例では最大記録容量を表している。前述したよう
に、本実施例では高性能テープを用いシリンダ回転数1
800rpmで2チャンネル記録した場合、最大約25
Mbpsの圧縮映像信号を記録することができる。ま
た、標準テープを用いシリンダ回転数1800rpmで
2チャンネル記録した場合、最大約12.5Mbpsの
圧縮映像信号を記録することができる。このように、本
実施例では複数の記録モードを持ち、複数種類の伝送レ
ートに対応できるようにしている。そして、どのモード
で記録したのかを、IDー2に記録する。例えば、ID
ー2を25Mbpsモードは”1”、12.5Mbps
モードは”2”、6.25Mbpsモードは”4”にす
る。再生時には、ID−2を読みとり、テープ送り速度
等を所定の設定にする。
【0020】ID−4は、時間軸圧縮モード、記録デー
タの時間軸圧縮率を規定している。これは、ディジタル
信号を時間軸圧縮して短時間で伝送し、記録した後、時
間軸伸長して再生する方式に対応したものである。例え
ば、ID−4を時間軸圧縮なしの場合は”1”、時間軸
圧縮率2倍の時は”2”、時間軸圧縮率4倍の時には”
4”とする。
【0021】ID−5は、記録するデータの伝送レート
がシリンダ回転周波数と同期しているかどうかを示して
いる。例えば、同期している場合にはID−5を”
1”、同期していない場合には”0”にする。同期して
いる場合には各トラックに記録するデータ量を一定にで
き、同期していない場合にはトラックによって記録する
データ量を変化させる必要がある。
【0022】ID−6は、1トラックに記録するデータ
量を規定する。例えば24Mbpsの信号を記録するに
は、記録モード”1”で、1トラック当たり25000
バイトのデータを記録すれば良い。また、9.6Mbp
sの信号を記録するには、記録モード”2”で、1トラ
ック当たり20000バイトのデータを記録すれば良
い。以上の例では、記録するデータの伝送レートがシリ
ンダの回転数に同期しているが、同期していない場合
は、例えば2トラック単位で記録するデータ量を制御す
れば良い。
【0023】ID−3及びID−7は、リザーブであ
る。この部分にはダミーデータ(例えば”0”)を記録
する。後でID情報として入れた方が良い項目があれ
ば、この部分に追加できるようにしている。
【0024】以上述べたようにして、記録するデータの
伝送レートに応じて、記録モード及び1トラックに記録
するデータ量を制御することで、複数のデータ伝送レー
トに簡単に対応することができる。再生時においては、
まずIDデータ330を検出して記録モード等を識別
し、再生信号処理回路のモードを設定して再生処理を行
えばよい。
【0025】図7は、付加情報記録領域30のIDデー
タ330の構成を示している。付加情報記録領域30の
IDデータ330は、図6に示したデータ記録領域60
のIDデータ330と同じ構成であり、5ブロック5バ
イトで1つの情報を構成している。この情報を付加情報
記録領域30の16ブロックに3回多重記録すること
で、再生時の検出能力を向上させている。なお、16ブ
ロックに5ブロックのIDデータを多重記録した場合、
1ブロックの余りが出るが5バイト中任意のIDデータ
を記録することで何ら問題はない。5ブロックのデータ
は、図6に示したIDー1〜7と同じ7種類のデータよ
りなっている。ID−1〜7の説明は、データ記録領域
60の場合と同じなので、ここでは省略する。
【0026】図8は、サブコード記録領域70のIDデ
ータ330の構成を示している。他の記録領域のIDデ
ータ330と違い、1ブロック1バイトで情報を構成し
ている。サブコード記録領域70のIDデータ330
は、プログラムの先頭を示す情報や、スキップ再生のた
めの情報を記録する。1ブロックのデータは、ID−
1、3、8、9、10の5種類のデータからなってい
る。ID−1、3は、他記録領域と同じであり、ここで
の説明は省略する。
【0027】ID−8は、プライオリティを規定する。
これは、IDデータやサブコードのサポートレベルを示
している。例えば、可変速再生時はサブコードの情報ま
で使って行うのか、後述するIDー9、10だけで行う
のか等を表す。
【0028】ID−9は、プログラムのスタート位置を
規定する。例えば、プログラムのスタート位置であれば
IDー9を”1”にし、そうでなければ”0”にして記
録する。
【0029】ID−10は、スキップ開始位置を規定す
る。例えば、スキップさせたい部分の開始位置であれば
ID−10を”1”にし、そうでなければ”0”にして
記録する。
【0030】サブコード記録領域70では、1トラック
内の全てのブロックに同一データを記録する。これによ
り、高速サーチ時等における検出能力を向上させること
ができる。
【0031】図9は、図2(b)に示したサブコード記
録領域70のデータ270の構成である。データ270
は、データとして7バイトで構成されるパック1010
〜1060を記録している。このパック1010〜10
60の構成を、図10に示す。パックを構成する7バイ
トのうち、バイト0はパックに記録する情報の内容を示
すアイテム、バイト1〜6は情報を表すサブデータであ
る。アイテムを切り替えることで、複数種類の情報を記
録することができる。図11は、時間情報を記録する際
のパックの一構成例である。サブコード記録領域70
は、前述したように高速再生時に対応可能なようにその
ブロック構成を小さくしている。したがって、この領域
に記録するパックは高速サーチに必要な情報を記録する
のに適している。また、アフレコが可能なので、例えば
記録したプログラムの番号などをユーザが後から追加す
ることもできる。
【0032】図4に示したデータ記録領域60中の制御
情報400も、図10に示した7バイトで構成されるパ
ック形式で記録する。このように、上記サブコード記録
領域70のデータ270のパックと、データ記録領域6
0の制御情報400のパックを同形式にすることで、パ
ックの処理回路を共通化することができる。データ記録
領域60もアフレコは可能だが、データ410を書き換
えずに制御情報400だけアフレコすることはできな
い。したがって、制御情報400に記録するパックはデ
ータ410に付随する情報で、ユーザが勝手に書き換え
ては困る情報を記録するのに適している。例えば、コピ
ー情報をこの領域に記録しておくことで、著作権保護を
行うことができる。
【0033】ここで、高性能テープでは図1に示したプ
リアンブル及びポストアンブルを170バイト、ギャッ
プを296バイト、マージンを360バイトとする。上
記の構成では、1トラックは38584バイト(182
ブロック)となり、シリンダ回転数1800rpmで
は、1チャンネル当たりの記録レートは18.5203
2Mbps、すなわち20Mbps以下になる。また、
シリンダ回転数を1800/1.001rpmにすれ
ば、従来のアナログ記録VTRとシリンダ回転数を完全
に同じにすることができる。この場合、25.2420
Mbpsのディジタル圧縮映像信号と1.8701Mb
psのディジタル音声信号を記録可能で、記録レートは
チャンネル当たり18.50182Mbpsとなる。
【0034】以上述べてきたように、本発明によれば2
5.2420Mbpsのディジタル圧縮映像信号と1.
8701Mbpsのディジタル音声信号を、チャンネル
当たりの記録レート20Mbps以下(18.5018
Mbps)に抑えることができ、高性能テープを用いれ
ば従来のVTRで記録することが可能となる。
【0035】次に、標準テープを使用する場合の一実施
例について説明する。標準テープは、高性能テープに比
べテープ特性が劣るため、記録レートを高くすることが
できない。そこで、チャンネル当たりの記録レートを下
げる必要がある。そこで基本的に前述した記録方法の1
トラック分のデータを、2トラックに分割して記録す
る。これにより、記録レートを半分にすることができ
る。まず、テープ上の1トラックの記録パターンは、図
1に示した高性能テープ使用時と同じである。すなわ
ち、付加情報記録領域30、ディジタル圧縮映像信号信
号を記録するデータ記録領域60及びサブコード記録領
域70から成り、各領域にはプリアンブル、ポストアン
ブルが付き、記録領域間のギャップが設けられている。
これにより、各記録領域のアフレコが可能である。
【0036】トラックのブロック構成の一実施例を説明
する。まず、図12に圧縮映像信号データ記録領域60
のデータ構成を示す。なお、図12では同期信号200
とID情報210は省略している。高性能テープでは圧
縮映像信号データ記録領域60に、1トラック当たり1
52ブロックを記録したが、標準テープでは1トラック
当たり76ブロック、2トラックで152ブロックのデ
ータを記録する。図4に示した高性能テープのデータ構
成の先頭から76ブロックを1番目のトラック(図12
(a))に、残りの76ブロックを2番目のトラック
(図12(b))に記録する。1番目のトラックの圧縮
映像信号データ記録領域60は、上記したように76ブ
ロックで構成され、圧縮映像信号等のデータ610を記
録する。2番目のトラックの圧縮映像信号データ記録領
域60は、同じく76ブロックで構成され、最初の64
ブロックに圧縮映像信号等のデータ615を記録する。
その後ろ12ブロックには、誤り訂正のためのパリティ
(C2パリティ)620を記録する。
【0037】次に付加情報記録領域30のデータ構成を
図13に示す。なお、図13では同期信号200とID
情報210は省略している。高性能テープでは付加情報
記録領域30に1トラック当たり16ブロックを記録し
たが、標準テープでは1トラック当たり8ブロック、2
トラックで16ブロックの付加情報データを記録する。
図5に示した高性能テープのデータの先頭から8ブロッ
クを1番目のトラック(図13(a))に記録し、残り
の8ブロックを2番目のトラック(図13(b))に記
録する。1番目のトラックの付加情報記録領域30は、
上記したように8ブロックで構成され、音声等の映像信
号の付加情報700が記録される。2番目のトラックの
付加情報記録領域30は、同じく8ブロックで構成さ
れ、最初の2ブロックに付加情報705を記録し、その
後ろの6ブロックに誤り訂正のためのパリティ(C2パ
リティ)710を記録する。
【0038】標準テープ使用時におけるトラックのブロ
ック構成の第2の実施例を説明する。まず、図14に圧
縮映像信号データ記録領域60のデータ構成を示す。な
お、図14では、同期信号200とID情報210は省
略している。高性能テープでは圧縮映像信号データ記録
領域60に、1トラック当たり152ブロックを記録し
たが、標準テープでは1トラック当たり76ブロック、
2トラックで152ブロックのデータを記録する。図4
に示した高性能テープのデータ構成の例えば奇数番目の
ブロックを1番目のトラック(図14(a))に、偶数
番目のブロックを2番目のトラック(図14(b))に
記録する。1番目のトラックの圧縮映像信号データ記録
領域60は、上記したように76ブロックで構成され、
70ブロックの圧縮映像信号等のデータと、その後ろ6
ブロックに誤り訂正のためのパリティ(C2パリティ)
820を記録する。上記70ブロックの先頭7バイトに
は、記録する映像信号の編集情報等の制御信号800を
記録し、その後ろ188バイトに圧縮映像信号データ8
10を記録する。2番目のトラックも、圧縮映像信号デ
ータ記録領域60は同じく76ブロックで構成され、最
初の70ブロックに圧縮映像信号等のデータを記録し、
その後ろ6ブロックには、誤り訂正のためのパリティ
(C2パリティ)835を記録する。上記70ブロック
の先頭7バイトには、記録する映像信号の編集情報等の
制御信号805を記録し、その後ろ188バイトに圧縮
映像信号データ815を記録する。
【0039】次に付加情報記録領域30のデータ構成を
図15に示す。なお、図15では同期信号200とID
情報210は省略している。高性能テープでは付加情報
記録領域30に1トラック当たり16ブロックを記録し
たが、標準テープでは1トラック当たり8ブロック、2
トラックで16ブロックの付加情報データを記録する。
図5に示した高性能テープ使用時のデータ構成の例えば
奇数番目のブロックを1番目のトラック(図15
(a))に記録し、偶数番目のブロックを2番目のトラ
ック(図15(b))に記録する。1番目のトラックの
付加情報記録領域30は、上記したように8ブロックで
構成され、5ブロックの音声等の映像信号の付加情報9
00が記録され、その後ろの3ブロックに誤り訂正のた
めのパリティ(C2パリティ)910を記録する。2番
目のトラックの付加情報記録領域30は、同じく8ブロ
ックで構成され、最初の5ブロックに付加情報905を
記録し、その後ろの3ブロックに誤り訂正のためのパリ
ティ(C2パリティ)915を記録する。
【0040】標準テープを用いた本実施例では、シリン
ダ上に2組の対向ヘッドを備え、シリンダ回転数180
0rpmで2チャンネル記録を行った場合、圧縮映像信
号記録領域60に約12.5Mbps(12.6336
Mbps)の圧縮映像信号データを記録することができ
る。また、上記記録領域に約470kbps(470.
4kbps)の制御信号を記録可能である。付加情報記
録領域30には、約0.9Mbps(0.936Mbp
s)の付加情報を記録可能である。それ以下の伝送レー
トの信号を記録する場合は、ダミーデータを余った部分
に入れて記録を行う。しかし、伝送レートがかなり低い
場合は、ダミーデータばかり増えて記録効率が低下す
る。そこで、本実施例では複数の記録モードを持ち、複
数種類の伝送レートに対応できるようにしている。すな
わち、ヘッドスキャン2回に1回の割合で記録を行え
ば、最大約6.25Mbpsの信号を記録できる。ま
た、ヘッドスキャン4回に1回の割合で記録を行えば、
最大約3.125Mbpsの信号を記録できることにな
る。この場合、テープ送り速度を12.5Mbpsモー
ド時のそれぞれ1/2、1/4にすることで、テープ上
のトラックパターンはほぼ同一となる。同様にして、最
大記録容量を12.5Mbpsの1/nにすることがで
きる。すなわち、ヘッドスキャンn回に1回の割合で記
録を行い、テープ送り速度を1/nにする。この方式で
は、テープ送り速度を1/nにした場合、記録時間をn
倍にすることができる。このように、複数の記録モード
を持つことで、記録データの伝送レートを識別し、最適
な記録モードで記録することが可能である。
【0041】ID情報に関しては、構成、内容等前述し
た高性能テープ使用時の場合と同じため、ここでは説明
を省略する 標準テープ使用の場合は、図1に示したプリアンブル、
ポストアンブル、ギャップ及びマージンを上記した高性
能テープ使用時の半分にする。すなわち、プリアンブル
及びポストアンブルを85バイト、ギャップを148バ
イト、マージンを180バイトとする。この構成では、
1トラックは19292バイト(91ブロック)とな
り、シリンダ回転数1800rpmでは、1チャンネル
当たりの記録レートは9.26016Mbpsとなる。
また、シリンダ回転数を1800/1.001rpmに
すれば、従来のアナログ記録VTRとシリンダ回転数を
完全に同じにすることができる。この場合、12.62
10Mbpsのディジタル圧縮映像信号と0.935M
bpsの付加情報を記録可能で、記録レートはチャンネ
ル当たり9.2509Mbpsとなる。
【0042】なお、本実施例のように高性能テープ使用
時に1トラックに記録するブロック数を、標準テープの
場合は2トラックに分け、そのデータ構成はどちらも同
じにすることで、基本的に信号処理回路の大部分を共用
化でき、回路規模の増加を防ぐことができる。また、本
発明のように高性能テープを用いる場合の各記録領域を
構成するブロック数を偶数個で構成し、プリアンブル、
ポストアンブル、ギャップ及びマージンを偶数個のバイ
ト構成にすることで、半端なブロック等が発生せず、整
合性良く標準テープ使用時に2トラックに分割すること
ができる。
【0043】以上述べたように、本発明によれば高性能
テープ及び標準テープ双方を使用してディジタル信号を
記録できる。ただし、高性能テープと標準テープとで
は、記録可能な信号のレートが異なる。前述したよう
に、シリンダ回転数約1800rpmの2チャンネル記
録の場合、高性能テープでは約25Mbpsの圧縮映像
信号まで記録可能だが、標準テープでは約12.5Mb
psまでしか対応できない。また、1トラック当たりの
記録容量が異なるため、同じレートの信号を記録する場
合、高性能テープと標準テープで記録時間が異なってく
る。すなわち、同じレートの信号を記録する場合、高性
能テープを用いればテープの単価は高いが記録時間を長
くすることができる。一方、標準テープではテープの単
価は安いが記録時間は高性能テープの半分になる。しか
し、ユーザはその目的に合わせ最も適したテープを選択
して使用することができる。
【0044】本実施例では、標準テープ使用時の1トラ
ックの記録ブロック数を高性能テープ使用時の1/2に
した場合について説明したが、本発明は必ずしもこれに
限ったものではない。すなわち、1トラック当たりの記
録ブロック数を、高性能テープ使用時の1/m(mは正
の整数)にすることでチャンネル当たりの記録レートを
1/mに下げることが可能である。したがって、本実施
例では2種類のテープについて説明したが、例えばテー
プ特性のもっと低いテープにも対応することが可能であ
る。
【0045】次に、本発明の記録方法によって記録を行
うディジタル信号記録装置の一実施例を図16を用いて
説明する。図16において、1300はアナログ映像信
号の入力端子、1305はディジタルデータの入力端
子、1310はアナログ映像信号の記録処理回路、13
20はインタフェース回路、1330はデータ分離回
路、1335は記録信号の伝送レート、信号の種類、使
用テープの種類を検出する記録系検出回路、1340は
図1に示した記録信号を生成するディジタルデータ記録
処理回路、1350は記録モード等の制御を行う、例え
ばマイクロプロセッサのような制御回路、1355はシ
リンダの回転等の基準信号を生成するタイミング生成回
路、1360はシリンダの回転及びテープ送り速度を制
御するサーボ回路、1370はシリンダ、1375は磁
気テープ、1A、1B、2A、2Bはディジタル信号記
録用の磁気ヘッド、1C、2Cは従来のアナログ信号記
録用の磁気ヘッドである。
【0046】入力端子1305から入力されたディジタ
ルデータは、インタフェース回路1320を介して、デ
ータ分離回路1330及び記録信号検出回路1335に
送られる。記録系検出回路1335では、入力されたデ
ィジタルデータに付加されている情報等により信号の種
類等を検出して、制御回路1350にその結果を出力す
る。また、同時に記録系検出回路1335は、使用する
テープが高性能テープか標準テープであるかを判別し、
その結果を制御回路1350に送る。ここで、使用テー
プの判別方法は、従来のアナログ記録VTRで行ってい
るのと同様にカセットの形状の違いから判別できる。制
御回路1350では、上記検出結果に応じて記録モード
を判断し、ディジタルデータ記録処理回路1340、デ
ータ分離回路1330及びサーボ回路1360の動作モ
ードを設定する。入力信号の伝送レートがシリンダ回転
数に同期している場合、タイミング生成回路1355は
入力信号に同期したクロックを出力し、そのタイミング
で信号処理を行う。また、同時にタイミング生成回路1
355は、シリンダ回転等の基準信号を生成する。デー
タ分離回路1330では、入力されたディジタルデータ
から映像信号、音声信号及びその他の制御信号等に分離
してディジタル記録処理回路1340に入力する。ディ
ジタル記録処理回路1340では、上記制御回路135
0で判断した記録モードに応じ、それぞれの記録領域の
誤り訂正符号、ID情報、サブコードを付加し、図1に
示した記録信号を生成する。ディジタル記録処理回路1
340で生成した記録信号は、シリンダ1370上のデ
ィジタル信号記録用磁気ヘッド1A、1B、2A、2B
に送られ、磁気テープ1375上に記録する。
【0047】一方、従来のアナログ映像信号を記録する
際は、入力端子1300から入力されたアナログ映像信
号を、アナログ映像信号記録処理回路1310で所定の
信号処理を行い、シリンダ1370上のアナログ信号記
録用磁気ヘッド1C、2Cを用いて磁気テープ1375
上に記録する。なお、アナログ信号が記録されている
か、ディジタル信号が記録されているかの識別は、図示
しなかったが例えばトラッキング用のCTL信号記録領
域に識別用信号を記録することで、再生時に識別するこ
とができる。
【0048】図17は、本発明の記録法方によって記録
された信号を再生するディジタル信号再生装置の一実施
例を示した図である。図17において、1400はアナ
ログ信号再生処理回路、1410は再生ディジタル信号
からデータやID情報等を再生するディジタル信号再生
処理回路、1420はデータ処理回路、1430は再生
データの出力クロックを生成する出力クロック生成回
路、1440はインタフェース回路、1450はアナロ
グ再生信号出力端子、1455はディジタル再生信号出
力端子である。
【0049】再生時は、まず上記記録時にCTL信号記
録領域に記録した識別用信号からアナログ信号記録かデ
ィジタル信号記録かを識別する。ディジタル信号記録の
場合、まず任意の再生モードで再生動作を行いディジタ
ル再生処理回路1410でID情報を検出する。そし
て、制御回路1350で記録モードを判断してディジタ
ル再生処理回路1410、サーボ回路1360の動作モ
ードを所定の再生モードに設定し、再生動作を行う。シ
リンダ1370と磁気テープ1375は、サーボ回路1
360により所定のシリンダ回転数、テープ送り速度に
制御される。シリンダ1370上の磁気ヘッド1A、2
A、1B、2Bによって磁気テープ1375から再生さ
れた信号は、ディジタル再生処理回路1410に送られ
る。ディジタル再生処理回路1410では、入力された
信号から同期信号の検出、誤り訂正等を行い、データ、
付加情報、サブコードを再生してデータ処理回路142
0に出力する。データ処理回路1420では、再生され
た上記信号を記録時の信号形式に戻してインタフェース
回路1440に送る。ただし、時間軸圧縮モードで記録
されている場合には、テープ送り速度をID情報から得
た記録時の圧縮率分の1とし、再生された信号をディジ
タル再生処理回路1410で、ID情報に含まれるトラ
ックアドレス、ブロックアドレスを基に記録時と同じ順
序に並び替えて出力する。インタフェース回路1440
では、出力クロック生成回路1430で生成されたクロ
ックを基準として、再生データをディジタル信号出力端
子1455から出力する。なお、データの出力は、デー
タと付加情報を独立に出力しても良いし、多重して出力
しても良い。
【0050】また、従来のアナログ記録された信号の再
生時には、シリンダ1370上の磁気ヘッド1C、2C
より再生された信号を、アナログ再生処理回路1400
で所定の信号処理を行い、アナログ信号出力端子145
0から出力する。
【0051】以上述べたように、本発明の方式によれ
ば、高性能テープを使用すれば最大約25Mbpsのデ
ィジタル映像信号と約1.6Mbpsの付加情報(例え
ば音声等)を、2チャンネル記録でチャンネル当たりの
記録レートを20Mbps以下で記録することが可能と
なる。また、標準テープを使用すれば最大約12.5M
bpsのディジタル映像信号と約0.8Mbpsの付加
情報を、2チャンネル記録でチャンネル当たりの記録レ
ートを10Mbps以下で記録することが可能である。
これにより、従来のアナログ記録VTRとの互換性を持
ったディジタルVTRを実現することができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方式によれ
ば、高性能テープを使用すれば最大約25Mbpsのデ
ィジタル映像信号と約1.6Mbpsの付加情報(例え
ば音声等)を、2チャンネル記録でチャンネル当たりの
記録レートを20Mbps以下で記録することが可能と
なる。また、標準テープを使用すれば最大約12.5M
bpsのディジタル映像信号と約0.8Mbpsの付加
情報を、2チャンネル記録でチャンネル当たりの記録レ
ートを10Mbps以下で記録することが可能である。
また、高性能テープ使用時と標準テープ使用時のブロッ
ク構成を共通にすることで、信号処理回路の共用化を図
ることができる。また、記録するディジタル信号の伝送
レートに合わせて記録モードを制御することで、任意の
伝送レートの信号を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の1トラックの記録パターン図
である。
【図2】各記録領域のブロック構成図である。
【図3】ID情報210の構成図である。
【図4】高性能テープ使用時のデータ記録領域60にお
ける1トラックのデータの構成図である。
【図5】高性能テープ使用時の付加情報記録領域30に
おける1トラックのデータの構成図である。
【図6】データ記録領域60のIDデータ330の構成
図である。
【図7】付加情報記録領域30のIDデータ330の構
成図である。
【図8】サブコード記録領域70のIDデータ330の
構成図である。
【図9】サブコード記録領域70のデータ270の構成
図である。
【図10】パック1010〜1060の構成図である。
【図11】時間情報を記録するパックの一構成例であ
る。
【図12】標準テープ使用時のデータ記録領域60にお
ける1トラックのデータの一構成図である。
【図13】標準テープ使用時の付加情報記録領域30に
おける1トラックのデータの一構成図である。
【図14】標準テープ使用時のデータ記録領域60にお
ける1トラックのデータの第2の構成例である。
【図15】標準テープ使用時の付加情報記録領域30に
おける1トラックのデータの第2の構成例である。
【図16】本発明の記録方法によって記録を行うディジ
タル信号記録装置の一構成例である。
【図17】本発明の記録方法によって記録された信号を
再生するディジタル信号再生装置である。
【符号の説明】
30…付加情報記録領域 60…データ記録領域 70…サブコード記録領域 200…同期信号 210…ID情報 220…データ 230…C1パリティ 300…領域コード 310…トラックアドレス 320…ブロックアドレス 330…IDデータ 400…制御情報 410…映像信号データ 420…C2パリティ 500…付加情報データ 510…C2パリティ 600、605…制御情報 610、615…映像信号データ 620…C2パリティ 700、705…付加情報データ 710…C2パリティ 800、805…制御情報 810、815…映像信号データ 820、825…C2パリティ 900、905…付加情報データ 910、915…C2パリティ 1370…シリンダ 1375…磁気テープ 1A、2A、1B、2B、1C、2C…磁気ヘッド 1320…インタフェース回路 1335…記録系検出回路 1350…制御回路 1340…ディジタル記録信号処理回路 1355…タイミング発生回路 1360…サーボ制御回路 1410…ディジタル再生信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 敬治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号を所定のシンボル数に分割
    し、前記所定のシンボル数に分割したディジタル信号に
    それぞれ同期信号、制御信号及び誤り検出訂正符号を付
    加してブロック形式とし、所定数個の前記ブロックによ
    り1トラックのディジタル信号記録領域を形成して回転
    ヘッドにより磁気記録媒体上に複数のトラックを同時に
    記録するディジタル信号記録方法において、第1の所定
    数個の前記ブロックにより1トラックのディジタル信号
    記録領域を形成する第1の記録モードと、前記第1の所
    定数個の1/m(mは正の整数)の第2の所定数個の前
    期ブロックにより1トラックのディジタル信号記録領域
    を形成する第2の記録モードを持ち、記録媒体の記録特
    性に応じて上記記録モードを切り換えることを特徴とす
    る、ディジタル信号記録方法。
  2. 【請求項2】前記記録領域は、その記録領域を構成する
    前記ブロック数が偶数個で構成され、前記第2の記録モ
    ードは前記第1の所定数個の1/2の前記ブロックで1
    トラックのディジタル信号記録領域を形成して記録する
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録方
    法。
  3. 【請求項3】前記記録領域には、プリアンブル、ポスト
    アンブル及び記録領域間のギャップが設けられるととも
    に、1トラックの両端にはマージンが設けられ、それぞ
    れが偶数バイトで構成されることを特徴とする請求項1
    記載のディジタル信号記録方法。
  4. 【請求項4】前記1トラックの記録領域は、少なくとも
    第1のディジタル信号を記録可能な第1の記録領域と、
    第2のディジタル信号を記録可能な第2の記録領域より
    なることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記
    録方法。
  5. 【請求項5】前記回転ヘッドは、少なくとも4個の磁気
    ヘッドよりなり、回転数は約1800rpmであり、2
    個のヘッドで前記記録領域を2トラック分同時に記録す
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    方法。
  6. 【請求項6】前記制御信号は、少なくとも記録時の記録
    モードを示す第1の制御信号と、前記記録領域内に記録
    した前記ディジタル信号の数を示す第2の制御信号を含
    むことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    方法。
  7. 【請求項7】ディジタル信号を所定のシンボル数に分割
    し、前記所定のシンボル数に分割したディジタル信号に
    それぞれ同期信号、制御信号及び誤り検出訂正符号を付
    加してブロック形式とし、所定数個の前記ブロックによ
    り1トラックのディジタル信号記録領域を形成して回転
    ヘッドにより磁気記録媒体上に複数のトラックを同時に
    記録するディジタル信号記録装置において、第1の所定
    数個の前記ブロックにより1トラックのディジタル信号
    記録領域を形成する第1の記録信号処理手段と、前記第
    1の所定数個の1/m(mは正の整数)の第2の所定数
    個の前期ブロックにより1トラックのディジタル信号記
    録領域を形成する第2の記録信号処理手段を持ち、記録
    媒体の記録特性に応じて上記記録信号処理手段を切り換
    えて前期回転ヘッドにより記録するディジタル信号記録
    回路を備えることを特徴とする、ディジタル信号記録装
    置。
  8. 【請求項8】ディジタル信号を所定のシンボル数に分割
    し、前記所定のシンボル数に分割したディジタル信号に
    それぞれ同期信号、制御信号及び誤り検出訂正符号を付
    加してブロック形式とし、所定数個の前記ブロックによ
    り1トラックのディジタル信号記録領域を形成して回転
    ヘッドにより磁気記録媒体上に複数のトラックを同時に
    記録するディジタル信号記録装置において、第1の所定
    数個の前記ブロックにより1トラックのディジタル信号
    記録領域を形成する第1の記録信号処理手段と、前記第
    1の所定数個の1/2の第2の所定数個の前期ブロック
    により1トラックのディジタル信号記録領域を形成する
    第2の記録信号処理手段を持ち、記録媒体の記録特性に
    応じて上記記録信号処理手段を切り換えて前期回転ヘッ
    ドにより記録するディジタル信号記録回路を備えること
    を特徴とする、ディジタル信号記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217974A (ja) * 2008-03-24 2008-09-18 Sony Corp データ出力システム、データ記録及び出力方法、及び、記録媒体
US7750935B2 (en) 1998-12-04 2010-07-06 Sony Corporation Apparatus for setting a data stream band width and associated methodology

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