JPH07211048A - 光ディスク及び光学的記録再生装置 - Google Patents

光ディスク及び光学的記録再生装置

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JPH07211048A
JPH07211048A JP244594A JP244594A JPH07211048A JP H07211048 A JPH07211048 A JP H07211048A JP 244594 A JP244594 A JP 244594A JP 244594 A JP244594 A JP 244594A JP H07211048 A JPH07211048 A JP H07211048A
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JP
Japan
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recording
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sector
audio signal
video signal
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Application number
JP244594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Gushima
豊治 具島
Hiroshi Kashiwa
浩 柏
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後追い記録(アフターレコーディング)を行
う際、IN点付近の信号を予め読み出す処理(プリリー
ド処理)を行うことなく、容易な構成で時間情報(フィ
ールドナンバー)の連続性を保つことを可能にすること
により、光ディスクの有する高速アクセス性を犠牲にす
ることなく効率的な編集処理を行う。 【構成】 各セクターに番地情報領域と時間情報記録領
域を設け、番地情報領域には予めセクターナンバー等の
ディスク番地情報をプリフォーマットした光ディスク1
の記録開始時に、記録開始セクターの番地情報をディス
ク番地情報デコード手段37でデコードして時間情報の初
期値を決定し、符号化した音声及び映像信号と共にディ
スクの番地情報と関連付けて生成した時間情報を記録す
る。再生時には読み出した時間情報を用いて音声信号及
び映像信号の復号処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号と音声信号とを
記録再生する光ディスクとこの光ディスクに信号を記録
再生するための光学的記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの高密度化及び高転送
レート化が進み、従来のデータ記憶用媒体としてだけで
なく、映像信号及び音声信号をディジタル化し記録再生
するディジタルAV機器として応用される試みがなされ
ている。同じくディジタルAV機器として応用されてい
るディジタルVTRと比較して、光ディスクはランダム
アクセス性に優れ再生劣化も少ないため、放送分野及び
業務用分野における編集用機器や番組送出用機器に向い
ていると考えられる。
【0003】図3は従来のディジタルAV信号記録用光
ディスク及び光学的記録再生装置である。図3におい
て、1は映像信号及び音声信号をディジタル記録する光
ディスクである。光ディスク1にはトラックが設けら
れ、さらにそのトラックを適当な長さのセクターに分割
され、各セクターには番地情報が付加されている。ま
た、光ディスク1の各セクターには音声信号記録領域と
映像信号記録領域が設けられており、音声信号記録領域
には音声信号を映像信号記録領域には映像信号がそれぞ
れディジタル記録される。
【0004】2はディスクモータであり、光ディスク1
を所定の回転速度で回転させる。3は光ヘッドであり、
光ディスク1のトラックにアクセスしてデータを記録再
生する。4は光ヘッド駆動制御手段であり、光ヘッド3
の駆動及びレーザーパワーを制御する。5は番地情報識
別手段であり、光ディスク1のセクターの番地情報を識
別する。6は記録フォーマット生成手段であり、入力音
声信号7と入力映像信号8を符号化し定められた記録フ
ォーマット上に時分割配置する。
【0005】9は記録変調手段であり、記録フォーマッ
ト生成手段6でフォーマット化された記録データを変調
し光ヘッド3に送信する。10は再生復調手段であり、
光ヘッド3で再生された再生データを復調する。11は
フォーマットデコード手段であり、再生復調手段10で
復調されたデータのフォーマットをデコードし誤り訂正
・復号化等の処理を施し出力音声信号12及び出力映像
信号13を得る。14は時間情報再生手段であり、再生
データの時間情報を再生する。15はシステム制御手段
であり、装置全体の制御を行う。
【0006】装置全体の動作を、記録時・再生時・後追
い記録時(アフレコ時)に分けて説明する。なお、装置
の実質的な操作はコマンド入力の様な外部命令16をシ
ステム制御手段15が受けて、システム制御手段15が
各構成要素に命令を発することにより行われる。システ
ム制御手段15は、例えばコントロールマイコンの様な
ものである。
【0007】最初に記録時の動作を説明する。入力音声
信号7と入力映像信号8が記録フォーマット生成手段6
に入力され、A/D変換・誤り訂正符号(ECC=Erro
r Correction Code)の付加・インターリービング(デ
ータの順序入れ替え)等の処理が施され、同期信号・I
Dコード等を付加され記録フォーマットに従って時分割
配置される。光ディスクでは一定長のデータをブロック
化してそれに再生時にブロックを検出・識別するための
同期信号・IDコードを付加されたブロック単位で記録
されることが多い。
【0008】図4に光ディスクのセクター上における信
号フォーマットを示す。図4(a)は映像信号1チャン
ネル、音声信号2チャンネルを記録する場合のセクター
全体の信号フォーマットの例を示す。17(ADR)は
番地情報領域でトラック番号・セクター番号等の番地情
報がプリフォーマットされており、この領域の情報が番
地情報識別手段5によって認識される。18(A1)、
19(A2)はそれぞれチャンネル1とチャンネル4の
音声信号を記録する音声信号記録領域であり、22
(V)は映像信号を記録する映像信号記録領域である。
【0009】23(G)は記録レーザーパワーを制御す
るのに必要なある一定以上の長さを有するギャップ領域
でありデータは記録されない。また、各音声信号記録領
域18、19及び映像信号記録領域22の先頭と最後に
はそれぞれプリアンブル24(P0)とポストアンブル
25(P1)が配置されており、記録した音声信号及び
映像信号を正しく再生するための同期信号が記録され
る。
【0010】図4(a)のようなフォーマットで信号を
記録することにより、映像信号もしくは任意のチャンネ
ルの音声信号もしくは前記複数の信号の組み合わせを予
め記録しておいた後、別の信号の組み合わせを記録する
ような後追い記録(アフターレコーディング)を実現で
きる。
【0011】図4(b)は各音声信号記録領域18、1
9もしくは映像信号記録領域22のいずれかの領域を拡
大表示したものである。それぞれの領域は、更にブロッ
ク26に分割されている。それぞれのブロック26はブ
ロック同期信号27(SYNC)、ブロックを識別する
IDコード28(ID)、入力音声信号7もしくは入力
映像信号8が符号化されたデータ29(DATA)、及
び誤り訂正のためのエラーチェックコード30(EC
C)から構成されている。
【0012】IDコードにはフィールドナンバー・ブロ
ックナンバー等の時間情報やデータの種類(音声か映像
か)等の識別情報が記録される。図4(b)のような構
成にすることにより、再生時に比較的細かい単位である
データブロック26毎に同期処理を行うことが可能で、
しかもIDコードの内容を読み出すことによってブロッ
ク単位で誤り訂正等の処理を行うことが可能なため、再
生時の処理を効率的に行うことが可能となっている。フ
ォーマット化された記録データ31は記録変調手段9に
入力され変調される。変調された変調データ32は光ヘ
ッド3に送信され光ディスク1に記録される。
【0013】次に再生時の動作を説明する。光ヘッド3
より読み出されたディスク再生データ33は再生復調手
段10で復調される。復調処理された復調データ34は
フォーマットデコード手段11と時間情報再生手段14
に入力される。時間情報再生手段14に入力された復調
データは同期検出されIDコードが取り出されIDコー
ドの内容が解読されて、同期位置を表す信号や再生デー
タの時間情報やデータの種類等の制御データ35がフォ
ーマットデコード手段11に送られる。
【0014】フォーマットデコード手段11では制御デ
ータ35を用いてメモリ上で復調データ34を再構成す
る。誤り訂正及び記録時にインターリービングが行われ
た場合、それを元に戻すデインターリービング処理はメ
モリの読み出し順を替えることによって行われる。以上
のように、フォーマット形式のデータの復号処理を行
い、D/A変換処理を行って出力音声信号12及び出力
映像信号13を得る。
【0015】最後にアフレコ時の動作を説明する。アフ
レコ時は、通常の記録時と異なり予め記録されているデ
ータ(以下、記録済みデータと称す)と新たに記録する
データ(以下、アフレコデータと称す)の整合を取るた
め既存データとアフレコデータ両者の時間情報の連続性
を保つ必要がある。また、図4の例のように複数チャン
ネルの音声信号を記録するような場合、処理の効率化の
ため、再生時の誤り訂正・デインタイーリービング等の
処理はチャンネル毎に別々に行うのではなく全てのチャ
ンネルの音声データをまとめて処理する方法が主流であ
る。
【0016】この様な処理方法を採用する場合、同一の
セクターに記録される各チャンネルの音声信号の時間情
報が一致している必要がある。なぜなら、再生時の動作
で説明したように、メモリ上でデータを再構成する際に
時間情報を用いるため、チャンネル毎に時間情報が異な
っていると不具合が生じるからである。
【0017】従って、記録済みデータとアフレコデータ
の時間情報の不連続が生じる可能性のあるアフレコ時に
はそれを防ぐための処理が必要となる。従来の方法で
は、アフレコ開始時に予めアフレコを開始するセクター
(以下、IN点と称す)、もしくはIN点を含む複数の
セクターを再生し、その際時間情報再生手段14におい
て得られた制御データ35を記録フォーマット生成手段
6に送信し、記録フォーマット生成手段6では制御デー
タ35を元に記録済みデータとアフレコデータの時間情
報の不連続性が生じないようにアフレコデータの時間情
報を生成するという処理を行っていた。このように、予
めIN点付近のデータを再生する処理をプリリード処理
と呼ぶ。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリリ
ード処理を行うことによって、光ディスクの優位性であ
る高速アクセス性を犠牲にすることとなり、従来の光デ
ィスク装置では編集目的で使用するには不可欠な機能で
ある後追い記録(アフターレコーディング)に対して十
分な効率化が図られていないという問題点があった。
【0019】本発明は上記問題点に鑑み、後追い記録
(アフターレコーディング)の際予め再生動作をして記
録済みデータの時間情報を読み出すプリリード処理を行
うことなく記録済みのデータとアフレコデータの時間情
報の連続性を保つことを可能にすることにより、光ディ
スクの高速アクセス性を犠牲にすることなく容易な構成
で効率的な編集処理を行うことが可能な光ディスク及び
光学的記録再生装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の光ディスク及び光学的記録再生装置
は、円盤の片面もしくは両面に設けたトラックを予め定
めた一定長以上の長さに分割した各セクターに、ディス
ク番地情報領域と、音声信号記録領域と、映像信号記録
領域と、ディスク番地情報とある関数によって関連づけ
られた時間情報を記録する時間情報記録領域とを配置し
たフォーマットを具備した光ディスクと、前記光ディス
クに設けた前記トラックにアクセスし情報の記録再生を
行う光ヘッドと、前記光ヘッドに接続され記録もしくは
再生時に前記光ヘッドを駆動制御する光ヘッド駆動制御
手段と、前記光ディスクを回転させるディスクモータ
と、前記ディスク番地情報領域のディスク番地情報を識
別する番地情報識別手段と、入力音声信号及び入力映像
信号を符号化し記録フォーマットを生成する記録フォー
マット生成手段と、フォーマット化された記録データを
変調し前記光ヘッドに送信する記録変調手段と、前記光
ヘッドより再生された信号を復調処理する再生復調手段
と、復調処理されたデータのフォーマットをデコードす
るフォーマットデコード手段と、装置全体を制御するシ
ステム制御手段とを具備し、さらに記録時に音声信号及
び映像信号と同期した時間情報を記録するために、記録
開始セクターの番地情報をデコードするディスク番地情
報デコード手段と、前記ディスク番地情報デコード手段
より送信されたデコード値を元に記録データの時間情報
を生成する時間情報生成手段とを具備した光学的記録再
生装置からなる構成を備えたものである。
【0021】また、第2の発明の光ディスク及び光学的
記録再生装置は、前記第1の発明の光学的記録再生装置
の前記ディスク番地情報デコード手段と、前記時間情報
生成手段の代わりに、記録開始タイミングを決定する制
御信号を前記システム制御手段に送信する記録開始タイ
ミング制御手段と、記録開始時に記録データと同期した
時間情報を前記記録開始タイミング制御手段に送信する
時間情報伝送手段とを具備した光学的記録再生装置から
なる構成を備えたものである。
【0022】
【作用】本発明は上記した光ディスクと、それを用いた
光学的記録再生装置の構成によって、一定時間長の音声
信号、一定時間長の映像信号、及び記録対象セクターの
ディスク番地情報と所定の関数によって関連づけられた
時間情報を、前記ディスク番地情報の付いた記録対象セ
クター内に記録することが可能となる。
【0023】従って、あるディスク番地情報の付いたセ
クターに記録される時間情報は一意的に決定される。ま
た、ディスク上に時間情報が連続した順序で配置される
ように関数を定めることにより、記録開始時にプリリー
ド処理をすることなく時間情報の連続性を保つように作
用する。
【0024】従って、光ディスクの高速アクセス性を犠
牲にすることなく、効率的な編集処理を容易な構成で実
現できることとなる。
【0025】
【実施例】以下本発明の2つの実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0026】図5は以下に述べる2つの実施例に共通の
光ディスク45及びそのセクター上の信号フォーマット
を示す図である。本実施例では光ディスク45の1セク
ター内に1フィールドの映像信号1チャンネルと音声信
号4チャンネルを記録する場合について説明する。
【0027】図5(d)は光ディスク45を回転方向に
垂直な方向から見た図である。図5(d)においてトラ
ックの全周区間を60度毎に6分割した各領域をセクタ
ー46とし、各セクターの先頭には番地情報領域(AD
R)17を設け、トラック番号・セクター番号等のディ
スク番地情報Aを予め形状の凸凹等によりプリフォーマ
ットしておく。プリフォーマットされた番地情報領域1
7に続いて1チャンネルから4チャンネルの音声信号を
記録する音声信号記録領域18(A1)、19(A
2)、20(A3)、21(A4)を設け、4つの音声
信号記録領域に続いて映像信号を記録する映像信号記録
領域(V)22を設ける。
【0028】図5(a)はセクター上の信号フォーマッ
トを示す図である。番地情報領域及び各音声信号記録領
域及び映像信号記録領域の間には一定以上の長さを有す
るギャップ領域(G)23を設け、データは記録しな
い。また18から22の各領域の先頭と末尾にはそれぞ
れプリアンブル(P0)24とポストアンブル(P1)
25を配置し、記録した音声信号及び映像信号を正しく
再生するための同期信号を記録する。この様に、各記録
領域の間にギャップ領域23をおくことで光ディスク4
5の偏芯や回転変動により前後の領域のデータが二重記
録になるのを防ぐことが可能で、さらにギャップ領域2
3の長さを記録レーザーパワーを制御するのに必要な長
さ以上に設定することで、セクター上の任意の領域のみ
に新たな信号をアフレコすることが可能になる。
【0029】図5(b)は番地情報Aの内容を示した図
である。番地情報Aは24ビットで表され、S2,S
1,S0の3ビットにセクター番号を2進数で割り当
て、S18からS0の19ビットにトラック番号を2進
数で割り当てる。
【0030】本実施例の場合、トラック1周は6セクタ
ーであるから、各トラックのセクター開始位置を決め1
周のセクターを右回りもしくは左回りでカウントするこ
とによってセクター番号は{000,001,010,011,100,10
1}の3ビットの2進数で表示することが可能である。
また、トラック番号は光ディスク45の内周側もしくは
外周側からカウントすることで同様にして2進数表示す
ることが可能である。本実施例の場合、2の19乗本の
トラックまで対応できる。
【0031】図5(c)は18から22のいずれかの領
域を拡大表示したものである。18から22のそれぞれ
の領域は、更にブロック26に分割し、それぞれのブロ
ック26はブロック同期信号(SYNC)27、ブロッ
クを識別するIDコード(ID)28、入力音声信号7
もしくは入力映像信号8が符号化されたデータ29(D
ATA)、及び誤り訂正のためのエラーチェックコード
(ECC)30から構成し、IDコード28の内容を除
いて従来の図4(b)とほぼ同じである。
【0032】図5(d)はIDコード28の内容を示す
図である。IDコード28はID0(47)、ID1
(48)の2バイト(1バイトは8ビット)で構成す
る。ID0は上位ビットから順番に、記録データが音声
信号か映像信号かを区別する1ビット(49)、記録デ
ータの時間情報(40)を示す3ビット、その他の制御
情報を記録できる4ビットのユーザーデータ(50)か
らなる。ID1はセクター内のブロック位置を示すブロ
ックナンバー(51)8ビットからなる。
【0033】ここで、本実施例における時間情報の定義
を行う。最初に述べたように各セクターに1フィールド
単位の音声信号及び映像信号を記録する場合であるか
ら、IDコード28に記録される時間情報としてフィー
ルドナンバーを与える。今、音声信号のフィールドナン
バーをMフィールドシーケンス(Mは2以上、光ディス
ク45のセクターの総数以下の自然数)とし、映像信号
のフィールドナンバーをNフィールドシーケンス(Nは
2以上、光ディスク45のセクターの総数以下の自然
数)とすると、音声信号のフィールドナンバーFaは周
期Mの自然数列 {0,1,2,・・,M-1,0,1,2,・・,M-1,0,1,2,・・,M-1,0,
1,2,・・} で表され、同様に映像信号のフィールドナンバーFvは
周期Nの自然数列 {0,1,2,・・,N-1,0,1,2,・・,N-1,0,1,2,・・,N-1,0,
1,2,・・} で表される。ここで、各セクターの番地情報をA、その
セクターに記録される音声信号のフィールドナンバーを
Fa、映像信号のフィールドナンバーをFvとし、 Fa=A mod(M)、Fv=A mod(N)、但しX mod
(Y)はXをYで割った時の剰余、で表す。この様にし
て、Fa及びFvは番地情報Aから一意に決定される。
図5(c)では、M=5即ち音声信号が5フィールドシ
ーケンスの場合について示しており、Faは周期5の自
然数列{0,1,2,3,4,0,1,2,3,4,0,1,2,・・・}で表さ
れ、これを2進数で表示すると {000,001,010,011,100,000,001,010,011,100,000,001,
010,・・・} となる。従ってIDコードの内3ビットを使用して2進
数表示したフィールドナンバーを記録している。
【0034】図1は本発明の第1の実施例における光学
的記録再生装置の構成を示すブロック図である。以下、
図3の従来例と比較しながら構成を説明する。
【0035】図1において、外部命令16をシステム制
御手段15が受けて、システム制御手段15が各構成要
素に命令を発することにより装置全体の操作を行うこと
は図3の従来例と同様である。記録時には、記録フォー
マット生成手段6が入力音声信号7と入力映像信号8を
符号化しフォーマット化し、記録変調手段9がフォーマ
ット化された記録データ31を変調し、変調された変調
データ32を光ヘッド3に送信し記録することも、図3
の従来例と同様である。再生時に光ヘッド3より読み出
されたディスク再生データ34を再生復調手段が復調
し、フォーマットデコード手段11が復調処理された復
調データ34のフォーマットを復号処理し、誤り訂正処
理等を行った後、D/A変換処理を行って出力音声信号
12及び出力映像信号13を出力することも、図3の従
来例と同様である。
【0036】図3の従来例では記録時の時間情報の生成
は光ディスク1の各セクターに付加されたディスク番地
情報に無関係に発生し、しかも後追い記録時(以下、ア
フレコ時と称す)に記録済みデータとアフレコデータの
時間情報の連続性を保つためにプリリード処理を行い、
時間情報再生手段14が制御データ35(記録済みデー
タの時間情報)を記録フォーマット生成手段6に送信す
ることによって記録済みデータの時間情報を反映したア
フレコデータの時間情報を生成し、図4のIDコード2
8の領域に記録していた。
【0037】しかしながら、本実施例では、通常記録時
もアフレコ時も同じ処理を行うことを前提とし、記録デ
ータもしくはアフレコデータの時間情報をディスク番地
情報と関連付けて生成し記録する。なお、光ディスク4
5のセクター46上の信号フォーマットは図5に示した
通りである。すなわち、従来例の光ディスク1の各セク
ターの信号フォーマットとは、IDコード28の内容が
異なる。従来例の光ディスク1ではIDコード28を構
成する時間情報はディスク番地情報とは無関係に決定さ
れていたが、本実施例における時間情報はディスク番地
情報と関連づけて決定される。
【0038】具体的には、記録開始時もしくはアフレコ
開始時にシステム制御手段15は番地情報識別手段5に
記録を開始するセクターの番地情報36を送信すると同
時にディスク番地情報デコード手段37にも記録開始セ
クターの番地情報36を送信する。光ヘッド駆動制御手
段4が光ヘッド3を駆動させながら番地情報識別手段5
が光ディスク1上のセクターの番地情報を識別し、記録
を開始するセクター上に光ヘッド3を移動させ、記録開
始可能な状態(以下、記録スタンバイ状態と称す)にす
る。一方、ディスク番地情報デコード手段37は記録開
始セクターの番地情報をデコードし、その番地情報デコ
ード値38を時間情報生成手段39に送信する。
【0039】ここで、記録開始セクターの番地情報をA
i、記録開始時の音声信号の開始フィールドをFai、
映像信号の開始フィールドをFviとし、Fai=Ai
mod(M)、Fvi=Ai mod(N)、で表す。このF
ai及びFviを番地情報デコード値38として時間情
報生成手段39に与える。時間情報生成手段39は、M
進及びN進のカウンタを持っており、それぞれFai及
びFviを初期値としてカウントアップを開始する。そ
して、それぞれのカウンタ出力が音声信号及び映像信号
のフィールドナンバーとなる。このようにして、音声信
号及び映像信号の時間情報即ちフィールドナンバーを容
易に生成することが可能となる。
【0040】以上説明したように、光ヘッド駆動制御手
段4及び番地情報識別手段5が光ヘッド3を駆動し記録
スタンバイ状態にする間に、ディスク番地情報デコード
手段37及び時間情報生成手段39が記録開始セクター
の番地情報36を元にフィールドナンバー40を生成す
る。この際のタイミングであるが、まず入力映像信号8
の垂直同期信号を用いて入力音声信号7及び入力映像信
号8と同期した形でフィールドナンバー40を発生す
る。
【0041】また、システム制御手段15が記録開始セ
クターの番地情報番地情報36を送信してから、フィー
ルドナンバー40を生成し、記録フォーマット生成手段
6が記録データをフォーマット化し記録変調手段9が変
調を行い最終的に変調データ32を光ヘッド3に送信す
るまでの時間Tを予め定めておき、システム制御手段1
5が記録開始セクターの番地情報36を番地情報識別手
段5に送信し、光ヘッド駆動制御手段4が光ヘッド3を
駆動して記録スタンバイ状態になるまでの時間をT以下
になるようにし、時間Tとなった時点で記録を開始する
ように定める。こうすることにより、記録開始タイミン
グを制御する信号を必要とせず、簡単な制御で記録開始
タイミングを決定することが可能となる。
【0042】なお、音声信号の時間情報即ちフィールド
ナンバーをディスク番地情報の関数で表わされる値に決
定したことにより、音声信号は複数チャンネルあっても
チャンネル毎にフィールドナンバーを生成する必要はな
い。従って、チャンネルの数が増えても時間情報の生成
処理が複雑になることはなく、回路規模の縮小を図るこ
とが出来る。
【0043】図2は本発明の第2の実施例における光学
的記録再生装置の構成を示すブロック図である。なお、
第1の実施例と同様に1チャンネルの映像信号と4チャ
ンネルの音声信号を図5に示した光ディスク45の各セ
クター46に1フィールド単位で記録する場合について
説明する。
【0044】本実施例も第1の実施例と同じく従来例で
ある図3の構成に記録信号の時間情報とディスク番地情
報を関連付ける手段を付加することで、アフレコ時の処
理の効率化を図るものである。従来例と同様の処理を行
う部分については上記したので、ここでの説明は省略す
る。
【0045】第1の実施例と同じく通常記録時もアフレ
コ時も同じ処理を行うことを前提とし、記録データもし
くはアフレコデータの時間情報をディスク番地情報と関
連付けて生成し記録する。但し、時間情報とディスク番
地情報を関連付ける手段が第1の実施例とは異なる。
【0046】記録開始前から時間情報伝送手段41が上
記したシーケンスに従って時間情報42即ち音声信号の
フィールドナンバーFa及び映像信号のフィールドナン
バーFvを自走的に発生させ、記録開始タイミング制御
手段43及び記録フォーマット生成手段6に送信する。
【0047】記録開始タイミング制御手段43はシステ
ム制御手段15から送信された記録開始セクターの番地
情報(Ai)36と、Fa及びFvを比較して、Fa=
Ai mod(M),Fv=Ai mod(N),となった瞬間
に記録開始タイミング信号44をシステム制御手段15
に送信する。システム制御手段15は記録開始タイミン
グ信号44を受け取ると直ちに記録開始命令を出す。
【0048】一方、記録フォーマット生成手段6は送信
されてきたFa及びFvを元に入力音声信号7及び入力
映像信号8を符号化しフォーマット化する。この際のタ
イミングであるが、システム制御手段15が記録開始セ
クターの番地情報36を記録開始タイミング制御手段4
3に送信してから記録開始タイミング信号44を受け取
るまでの時間をT1(T1の長さは記録開始セクターの
番地情報36によって異なる)とし、システム制御手段
15が記録フォーマット生成手段6に記録開始命令を出
してから光ヘッド3に変調データ32が送信されるまで
の時間をT2(T2の長さは一定)とすると、T1+T
2の間に光ヘッド駆動制御手段4及び番地情報識別手段
5は光ヘッド3を記録開始セクター上に移動させ、T1
+T2の時間が経過した瞬間光ディスク35に記録を開
始する。なお、T1の時間経過はシステム制御手段15
が記録開始タイミング信号によって認識可能であるか
ら、T2の時間のカウントのみ行えば良い。T2の時間
のカウントはシステム制御手段15もしくは光ヘッド駆
動制御手段4もしくは番地情報識別手段5で行う。
【0049】尚、以上述べた2つの実施例では、記録す
る音声信号のチャンネル数を4チャンネルとしたが、上
記したように何チャンネルあっても音声信号の時間情報
を生成する手段は1つで済むので、得られる効果は同じ
である。むしろ、チャンネル数が多いほど処理の簡単化
や回路規模の縮小につながる効果は大きいといえる。ま
た、1セクターに1フィールド長の音声信号及び映像信
号を記録する場合について述べたが、1セクターに記録
する時間長はこれに限定されるものではない。例えば、
1フィールド長のデータを3セクターに分けて記録する
場合においても同様の効果が得られる。
【0050】また、時間情報の記録はIDコードにそれ
を含む形で行っているがこれに限定されるものではな
い。例えば、時間情報記録領域をセクターの先頭に1カ
所設けそこにまとめて記録しても良い。また、時間情報
を与える関数は実施例に示した数式に限定されるもので
はない。記録対象セクターの番地情報から一意的に決定
されるような関数になっていれば良い。
【0051】また、音声信号及び映像信号のシーケンス
をMフィールド及びNフィールドとしているが、M、N
の値は2以上セクターの総数以下の自然数であれば原則
的に幾つでも良い。図2に示した実施例では、フィール
ド情報を予め自走させる時間を要するため、Mもしくは
Nの値はあまり大きいと現実的ではない。しかしなが
ら、ディジタル動画の記録に応用する場合、一般的に
M、Nの値はあまり大きく設定しない。例えば、NTS
Cコンポジット信号(フィールド周波数60/1001
Hz)をサンプリング周波数48kHzのPCM音声信
号と共に記録する場合について述べる。映像信号はカラ
ーフレームの処理の関係でN=4とすると便利である。
【0052】また、音声信号を同期させて記録する場合
には、映像信号のフィールド周波数と音声信号のサンプ
リング周波数の関係から、5フィールドに1回サンプル
数を減らす(即ち、通常のフィールドでは801サンプ
ル、5フィールドに一回あるフィールドでは800サン
プルとする)必要がある。従って、M=5とすると音声
信号の処理が簡単に行える効果がある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ディス
クの各セクターにディスク番地情報領域と音声信号記録
領域と映像信号記録領域と時間情報記録領域を設け、一
定時間長の音声信号及び映像信号をそれぞれ音声信号記
録領域及び映像信号記録領域に記録すると共に、記録対
象セクターのディスク番地情報とある関数によって関連
付けられた時間情報を時間情報記録領域に記録すること
によって各セクターには一定の時間情報が記録されるこ
ととなり、時間情報の連続性を保つことが可能となる。
【0054】従って、従来の光ディスク及び光学的記録
再生装置ではアフレコ時に必要であったプリリード処理
を行う必要がなくなるため、通常記録とアフレコ記録を
区別なく処理することが可能となり、記録処理を効率化
し光ディスクの高速アクセス性を最大限に発揮させる効
果がある。
【0055】また、音声信号もしくは映像信号を複数チ
ャンネル記録する場合でも、どのチャンネルに関しても
全て同じ時間情報を付加するため、チャンネル毎に別々
の処理を行う必要がなくなる。従って、記録時の時間情
報の生成処理や再生時のフォーマットデコード処理の複
雑さがチャンネル数に依存することが少なくなり、結果
的に処理の簡単化と回路規模の縮小を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光学的記録再生
装置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における光学的記録再生
装置のブロック図
【図3】従来例における光学的記録再生装置のブロック
【図4】(a)は従来例における光ディスクのセクター
上の信号フォーマットを示す図 (b)は同音声もしくは映像信号記録領域内部の信号フ
ォーマットを示す図
【図5】(a)は本実施例における光ディスクのセクタ
ー上の信号フォーマットを示す図 (b)は同光ディスクの番地情報の内容を示す図 (c)は同音声または映像信号記録領域内部の信号フォ
ーマットを示す図 (d)は同光ディスクのIDコード領域の内容を示す図 (e)は同光ディスクを回転軸方向から見た平面図
【符号の説明】
2 ディスクモータ 3 光ヘッド 4 光ヘッド駆動制御手段 5 番地情報識別手段 6 記録フォーマット生成手段 7 入力音声信号 8 入力映像信号 9 記録変調手段 10 再生復調手段 11 フォーマットデコード手段 12 出力音声信号 13 出力映像信号 14 時間情報再生手段 15 システム制御手段 16 外部命令 17 番地情報記録領域(ADR) 18 チャンネル1の音声信号記録領域(A1) 19 チャンネル2の音声信号記録領域(A2) 20 チャンネル3の音声信号記録領域(A3) 21 チャンネル4の音声信号記録領域(A4) 22 映像信号記録領域(V) 23 ギャップ領域(G) 24 プリアンブル(P0) 25 ポストアンブル(P1) 26 ブロック 27 ブロック同期信号(SYNC) 28 IDコード(ID) 29 符号化データ(DATA) 30 エラーチェックコード(ECC) 31 フォーマット化された記録データ 32 変調データ 33 ディスク再生データ 34 復調データ 35 制御データ 36 記録開始セクターの番地情報(Ai) 37 ディスク番地情報デコード手段 38 番地情報デコード値(Fai,Fvi) 39 時間情報生成手段 40 第1の実施例における音声信号及び映像信号の時
間情報(Fa,Fv) 41 時間情報伝送手段 42 第2の実施例における音声信号及び映像信号の時
間情報(Fa,Fv) 43 記録開始タイミング制御手段 44 記録開始タイミング信号 45 本実施例における光ディスク 46 本実施例における光ディスクのセクター 47 IDコードの1バイト目(ID0) 48 IDコードの2バイト目(ID1) 49 音声信号か映像信号かを示すビット(A/V) 50 ユーザーデータ 51 ブロックナンバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤の片面もしくは両面にスパイラル状も
    しくは同心円状のトラックを設け、前記トラックを予め
    定めた一定長以上の長さに分割した各セクターに、少な
    くとも1つのディスク番地情報領域と、少なくとも1つ
    の音声信号記録領域と、少なくとも1つの映像信号記録
    領域と、音声信号と映像信号の片方もしくは両方の時間
    情報を記録する少なくとも1つの時間情報記録領域とを
    設け、 前記ディスク番地情報領域には円盤上の位置を識別する
    ためのディスク番地情報Aを予め形状変化によって記録
    しておき、一定時間長の映像信号を符号化した映像デー
    タを少なくとも1つの前記セクターの前記映像信号記録
    領域に記録し、前記一定時間長の映像信号と同じ時間長
    の音声信号を符号化した音声データを前記映像データを
    記録した前記セクターと同一のセクターの前記音声信号
    記録領域に記録し、前記一定時間長の映像信号に対応し
    た映像信号時間情報Fvを前記ディスク番地情報Aの関
    数で表されるN種類(Nは2以上、円盤上のセクターの
    総数以下の自然数)の符号の集合{Fv1,Fv2,・
    ・・,FvN}で表し、前記一定時間長の音声信号に対
    応した前記音声信号時間情報Faを前記ディスク番地情
    報Aの関数で表されるM種類(Mは2以上、円盤上のセ
    クターの総数以下の自然数)の符号の集合{Fa1,F
    a2,・・・,FaM}で表し、前記映像信号時間情報
    Fvと前記音声信号時間情報Faを前記映像データを記
    録した前記セクターと同一のセクターの前記時間情報記
    録領域に記録したことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】各セクターの時間情報記録領域をセクター
    内の全ての音声信号記録領域及び映像信号記録領域の内
    部に設け、前記音声信号記録領域と前記映像信号記録領
    域との間隔、もしくは前記音声信号記録領域と別の前記
    音声信号記録領域との間隔、もしくは前記映像信号記録
    領域と別の前記映像信号記録領域との間隔の内、全ても
    しくは一部の間隔を記録レーザーパワーを制御するため
    に必要なある一定以上の間隔にしたことを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】各セクターに複数の音声信号記録領域を設
    け、複数のチャンネルの音声信号をチャンネル毎に別々
    の前記音声信号記録領域に記録することを特徴とする請
    求項1または2に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】一定時間長を1フィールド分の時間長とし
    た請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】一定時間長を1フレーム分の時間長とした
    請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】入力された外部命令を元に装置全体の制御
    を行うシステム制御手段と、光ディスクに設けたトラッ
    クにアクセスし情報の記録再生を行う少なくとも1つの
    光ヘッドと、前記光ヘッドに接続され記録もしくは再生
    時に前記光ヘッドを駆動させレーザーパワーを制御する
    光ヘッド駆動制御手段と、前記光ディスクを回転させる
    ディスクモータと、前記トラックを予め定めた一定長以
    上の長さに分割したセクターに設けたディスク番地情報
    を識別する番地情報識別手段と、記録開始時にシステム
    制御手段より送信されたディスク番地情報をデコードす
    るディスク番地情報デコード手段と、前記ディスク番地
    情報デコード手段より送信されたデコード値を元に記録
    時に入力音声信号もしくは入力映像信号の時間情報を生
    成する時間情報生成手段と、前記入力音声信号と前記入
    力映像信号を符号化し前記時間情報を元に記録フォーマ
    ットを生成する記録フォーマット生成手段と、前記記録
    フォーマット生成手段が生成した記録フォーマットデー
    タに変調を施し変調データを光ヘッドに送信する記録変
    調手段と、再生時に前記光ヘッドより読み出された再生
    データを復調処理する再生復調手段と、復調されたデー
    タの時間情報を元にフォーマットをデコードし出力音声
    信号及び出力映像信号を得るフォーマットデコード手段
    とを具備し、記録開始時に前記光ヘッドを記録開始セク
    ターにアクセスさせると同時に、前記記録開始セクター
    の前記ディスク番地情報と関連付けられた前記時間情報
    を生成し音声信号及び映像信号とともに記録し、再生時
    には時間情報を元にフォーマットをデコードすることを
    特徴とする光学的記録再生装置。
  7. 【請求項7】入力された外部命令を元に装置全体の制御
    を行うシステム制御手段と、光ディスクに設けたトラッ
    クにアクセスし情報の記録再生を行う少なくとも1つの
    光ヘッドと、前記光ヘッドに接続され記録もしくは再生
    時に前記光ヘッドを駆動させレーザーパワーの制御を行
    う光ヘッド駆動制御手段と、前記光ディスクを回転させ
    るディスクモータと、前記トラックを予め定めた一定長
    以上の長さに分割したセクターに設けたディスク番地情
    報を識別する番地情報識別手段と、記録時に入力音声信
    号及び入力映像信号を符号化し記録フォーマットを生成
    する記録フォーマット生成手段と、前記記録フォーマッ
    ト生成手段が生成した記録フォーマットデータに変調を
    施し変調データを前記光ヘッドに送信する記録変調手段
    と、記録開始タイミングを決定する制御信号を前記シス
    テム制御手段に送信する記録開始タイミング制御手段
    と、記録開始時に記録フォーマットデータと同期した時
    間情報を前記記録開始タイミング制御手段に送信する時
    間情報伝送手段と、再生時に前記光ヘッドより読み出さ
    れた再生データを復調処理する再生復調手段と、復調さ
    れたデータのフォーマットをデコードし出力音声信号及
    び出力映像信号を得るフォーマットデコード手段とを具
    備し、 記録開始時に前記光ヘッドを記録開始セクターにアクセ
    スさせると同時に、前記記録開始セクターの番地情報と
    記録フォーマットデータと同期した前記時間情報を関連
    付けて記録し、前記時間情報を元に記録開始タイミング
    を決定し、再生時には再生された時間情報を元にフォー
    マットをデコードすることを特徴とする光学的記録再生
    装置。
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