JPH08124007A - ショーケース一体型自動販売機 - Google Patents

ショーケース一体型自動販売機

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JPH08124007A
JPH08124007A JP26563194A JP26563194A JPH08124007A JP H08124007 A JPH08124007 A JP H08124007A JP 26563194 A JP26563194 A JP 26563194A JP 26563194 A JP26563194 A JP 26563194A JP H08124007 A JPH08124007 A JP H08124007A
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JP
Japan
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vending machine
showcase
plate
outer door
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP26563194A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kawada
榮一 川和田
Masayuki Taguchi
雅之 田口
Tadashi Nishizawa
正 西澤
Makoto Kobayashi
誠 小林
Minoru Fujio
実 藤生
Akira Kanbe
公 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部の商品や金銭の盗難を確実に防止するこ
とのできるショーケース一体型自動販売機を提供する。 【構成】 自動販売機本体1の外扉2,3を開放すると
きは、サイドボックス17内を介して屋内側に配置され
た操作レバー46により外扉2の扉ロック機構を解除す
るようにしたので、屋外側には扉ロック機構に連動する
錠前を何等設ける必要がない。また、自動販売機本体1
内の金庫18をサイドボックス17内の背面側に配置し
たので、万一、外扉2,3が開放された場合でも、屋外
側からは金庫18の金銭を取出すことはできない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビンまたは缶入り飲料
等の商品を販売するとともに、飲料または食料品等の商
品を陳列するショーケースを一体に備えたショーケース
一体型自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビンまたは缶入り飲料等の商品
を販売する自動販売機は、例えば実開平4−10118
0号公報に記載されているように、自動販売機本体の前
面に外扉を備え、この外扉を開放することにより、商品
の補充、硬貨処理装置の操作、金庫からの金銭の取出し
などを行うようになっている。また、外扉は扉ロック機
構により閉鎖状態でロックされ、外扉に設けられた錠前
を操作して扉ロック機構を解除することにより、外扉を
開放できるようになっている。
【0003】ところで、各種飲料及び食料品等を販売し
ている店舗においては、店内に商品を陳列するショーケ
ースが設置され、店舗の屋外には先に述べた自動販売機
が設置されている場合が多い。そこで、最近では自動販
売機本体の背面側にショーケースを一体に備え、自動販
売機本体の前面側を屋外に配置してショーケース側が屋
内に位置するよう店舗の壁を貫通して設置されたものが
開発されている。この自動販売機では冷凍機器等、一部
の部品をショーケースと兼用にしているため、本体の奥
行き寸法を小さくすることができ、単体の自動販売機に
比べて屋外における設置スペースを減縮することができ
るという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ショーケース一体型自動販売機においては、自動販売機
本体の前面側が屋外に配置されているため、単体の自動
販売機の場合と同様、錠前が破壊されて外扉が開放さ
れ、内部の商品や金銭が盗難に遭うという危険性は解消
されておらず、盗難防止の対策が十分でないという問題
点があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、内部の商品や金銭の
盗難を確実に防止することのできるショーケース一体型
自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、自動販売機本体の前面を開
閉する外扉と、外扉を閉鎖状態でロックする扉ロック機
構とを有するとともに、自動販売機本体の背面側にはシ
ョーケースを一体に備え、自動販売機本体の前面側を屋
外に配置してショーケース側が屋内に位置するよう店舗
の壁を貫通して設置されたショーケース一体型自動販売
機において、前記自動販売機本体に前面側と背面側とを
連通する連通部を設け、この連通部内を介して前記扉ロ
ック機構の操作部を屋内側に配置している。
【0007】また、請求項2では、請求項1記載のショ
ーケース一体型自動販売機において、自動販売機本体内
の金庫を前記連通部内の背面側に配置している。
【0008】また、請求項3では、請求項1または2記
載のショーケース一体型自動販売機において、自動販売
機本体内の硬貨処理装置を前記連通部内に配置して外扉
側から自動販売機本体の背面側へ移動可能に構成してい
る。
【0009】
【作用】請求項1のショーケース一体型自動販売機によ
れば、自動販売機本体の外扉を開放するときは、屋内側
に配置された操作部によって扉ロック機構を解除するよ
うになっているため、屋外側には扉ロック機構に連動す
る錠前を何等設ける必要がなく、錠前の破壊による外扉
の開放が阻止される。
【0010】また、請求項2のショーケース一体型自動
販売機によれば、請求項1の作用に加え、内部の金庫が
自動販売機本体の背面側に配置されているため、屋外側
から金庫の金銭が取出されることはない。
【0011】また、請求項3のショーケース一体型自動
販売機によれば、請求項1または2の作用に加え、自動
販売機本体内の硬貨処理装置を外扉側からショーケース
側に移動させることにより、屋内側から硬貨処理装置を
操作することができる。
【0012】
【実施例】図1乃至図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はショーケース一体型自動販売機の前面側から
見た全体斜視図、図2はその背面側から見た全体斜視
図、図3は図1のA−A線方向矢視断面図、図4は図1
のB−B線方向矢視断面図、図5は移動機構の側面図、
図6はその正面図、図7はその動作説明図、図8は扉ロ
ック機構の斜視図である。
【0013】このショーケース一体型自動販売機は、前
面及び背面を開口した自動販売機本体1と、自動販売機
本体1の前面を開閉する上下2つの外扉2,3とを備
え、自動販売機本体1の内部は断熱壁4によって前面側
と背面側とに仕切られている。上方の外扉2は広告用の
パネル2aを有し、上端側を支点に上下方向に開閉する
ようになっている。下方の外扉3は中央に商品サンプル
3aを、一側方には硬貨投入口3b及び硬貨返却口3c
を、下方には商品取出口3dをそれぞれ有し、他側方を
支点に開閉するようになっている。また、自動販売機本
体1の下部には機械室1aが形成され、機械室1a内に
は冷凍機器を構成する圧縮機5、凝縮器6及び制御ボッ
クス7等が収容されている。
【0014】自動販売機本体1内の前面側には上下方向
に延びる複数の商品収納コラム8が設けられ、各商品収
納コラム8内にはビンまたは缶入り飲料等の商品Aが収
納されている。各商品収納コラム8は前後複数列に配置
され、その上方には各商品収納コラム8に連通する複数
の商品投入通路9が上下方向に配列されている。即ち、
各商品投入通路9の一端は上方の外扉2側に臨んでお
り、外扉2を開放すると各商品投入通路9から商品Aを
各商品収納コラム8に投入することができる。また、各
商品収納コラム8の下方には各商品収納コラム8から落
下搬出された商品Aを商品取出口3dに案内する前下り
に傾斜したシュート板10が設けられ、シュート板10
の下方には機械室1a内の冷凍機器と接続された蒸発器
11と、蒸発器11で冷却された空気を各商品収納コラ
ム8側に循環する送風機12が設置されている。
【0015】自動販売機本体1内の背面側にはショーケ
ース13が形成され、ショーケース13内には上下方向
に配置された複数の商品棚14が取付けられている。シ
ョーケース13は上面、底面及び背面(自動販売機本体
1の前面側と仕切られた面)に沿って延びる通風路13
aを有し、通風路13a内の下部には機械室1a内の冷
凍機器と接続された蒸発器15と、蒸発器15で冷却さ
れた空気を循環する送風機16が設置されている。即
ち、通風路13aは一端をショーケース13の開口部の
上端に、他端をこの開口部の下端にそれぞれ開口してお
り、その一端から吹出した冷気を他端から吸入してショ
ーケース13の開口部にエアカーテンを形成するように
なっている。
【0016】自動販売機本体1の幅方向一側部には前面
側と背面側とを連通するサイドボックス17が一体に設
けられ、サイドボックス17の前面側は各外扉2,3の
裏面に臨み、その背面側には扉17aが設けられてい
る。サイドボックス17内には自動販売機側で使用する
金庫18及び硬貨処理装置19が収容され、金庫18は
自動販売機本体1の背面側に配置されている。硬貨処理
装置19は自動販売機本体1の前面側に配置され、外扉
3の裏側に近接している。外扉3には硬貨投入口3bに
投入された硬貨を硬貨処理装置19に収容する硬貨通路
20と、硬貨処理装置19の下面の一端側から排出され
た硬貨を硬貨返却口3c内に受容する硬貨受け21が設
けられ、硬貨通路20の硬貨排出側は硬貨処理装置19
を間にして硬貨受け21に上下に対向している。また、
硬貨処理装置19の下方には硬貨処理装置19の下面の
他端側から排出された硬貨を金庫18に収容する硬貨通
路22が設けられ、硬貨通路22は硬貨処理装置19側
から金庫18に向かって下り傾斜に延びている。更に、
外扉3の表面には赤外線センサ,超音波センサ等からな
る人体検知センサ23が取付けられており、人体検知セ
ンサ23が外扉前方の人を検知すると、サイドボックス
17内に設けれた表示灯24が点灯するようになってい
る。
【0017】硬貨処理装置19は図5及び図6に示す移
動機構30によって自動販売機本体1の前後方向に移動
自在に支持されており、通常の販売状態では図4に示す
ように外扉3の裏側に位置している。この移動機構30
は、硬貨処理装置19が取付けられた第1移動板31
と、第1移動板31を移動自在に支持する第2移動板3
2とを備え、第2移動板32はサイドボックス17の側
面に移動自在に支持されている。第1移動板31は下端
側が側方に屈曲したL字状の平板からなり、その上端側
には計2個のローラ31aが縦向きに取付けられ、その
下端には計2個のローラ31bが横向きに取付けられて
いる。第2移動板32は一様な平板からなり、その上端
側にはL字状に屈曲した支持板32aが取付けられてい
る。また、サイドボックス17の側面には自動販売機本
体1の前後方向に延びるガイド板33が取付けられてい
る。即ち、第1移動板31は上方の各ローラ31aを第
2移動板32の支持板32aに係合させており、支持板
32aによって下方から支持されている。また、第1移
動板31は下方の各ローラ31bをガイド板33の側面
に当接させており、支持板32aとの係合と併せてサイ
ドボックス17の側面との間に隙間をおいた状態で保持
されている。一方、サイドボックス17の側面には自動
販売機本体1の前後方向に間隔をおいて配置された計2
つの支持板34と、同方向に延びる支持板35が上下に
取付けられており、上方の支持板34には計2個のロー
ラ34aが横向きに取付けられ、下方の支持板35には
計2個のローラ35aが縦向きに取付けられている。即
ち、第2移動板32は下端を支持板35の各ローラ35
aに係合し、各ローラ35aによって下方から支持され
ている。また、第2移動板32は上端側の一側面を各支
持板34のローラ34aに当接させており、支持板35
との係合と併せてサイドボックス17の側面との間に隙
間をおいた状態で保持されている。また、第2移動板3
2には幅方向両端に配置された一対のプーリ36と、そ
の中間のやや下方に配置されたプーリ37がそれぞれ回
動自在に取付けられている。各プーリ36,37には無
端状のワイヤ38が取付けられ、ワイヤ38には第1移
動板31が固定板38aを介して連結されている。ま
た、中央のプーリ37の回転軸は第2移動板32を貫通
しており、その先端には歯車37aが取付けられ、歯車
37aには支持板35に固定された平歯車35bが噛み
合っている。即ち、この移動機構30では、図7(a) に
示すように第1移動板31を自動販売機本体1の背面側
に引き寄せると、第1移動板31は第2移動板32上を
移動する。その際、第1移動板31がワイヤ38を回動
させるため、ワイヤ38に駆動されてプーリ37の歯車
37aが回転する。これにより、歯車37aが平歯車3
5b上を転動し、第2移動板32が歯車37aの回転軸
に押されて第1移動板31と同一方向に移動する。従っ
て、第1移動板31は自らが第2移動板32に対して移
動した分と、第2移動板32がサイドボックス17の側
面に対して移動した分とを合わせた量だけ移動すること
になり、図7(b) に示すように硬貨処理装置19をサイ
ドボックス17の外部まで引き出すことが可能である。
また、外扉3の裏面にはマイクロスイッチ、近接スイッ
チまたはフォトセンサ等からなる移動検知器39が設け
られ、硬貨処理装置19が自動販売機本体1の背面側へ
移動されたことが検知されると、移動検知器39に連動
して図示しない売り切れ表示灯が点灯するようになって
いる。
【0018】各外扉2,3は図8に示す扉ロック機構4
0,50にそれぞれ接続されており、これら扉ロック機
構40,50の操作によってのみ開放するようになって
いる。即ち、上方の外扉2の扉ロック機構40は、自動
販売機本体1側に取付けられた一対のロック板41と、
各ロック板41に係合する一対のロック片42と、各ロ
ック片42を各ロック板41との係合から解除する第1
回動板43と、第1回動板43を回動する作動板44
と、作動板44に係合する第2回動板45と、第2回動
板45を回動する操作レバー46とからなり、図示して
いないが各ロック片42、第1回動板43及び作動板4
4は外扉2側に配置され、第2回動板45及び操作レバ
ー46はサイドボックス17内に配置されている。各ロ
ック板41は自動販売機本体1の幅方向両側に配置さ
れ、それぞれ各ロック片42を受容する孔を有してい
る。各ロック片42は外扉2の幅方向に延びるアーム4
2aの一端に取付けられ、それぞれ外扉2の内側から外
側に向かって各ロック板41の孔に挿入されるようにな
っている。第1回動板43は回動支点から上方に延びる
計2つの連結片43a,43bと、回動支点から下方に
延びる連結片43cとを有し、上方の一方の連結片43
aには一方のロック片42がアーム42aを介して連結
され、下方の連結片43cには他方のロック片42がア
ーム42aを介して連結されている。作動板44は第2
回動板45を受容する孔を有し、第1回動板43の連結
片43bにアーム44aを介して連結されている。第2
回動板45は回動支点を中心にL字形に屈曲しており、
その一端は自動販売機本体1側から外扉2側に向かって
作動板44の孔に挿入されるようになっている。操作レ
バー46は一端を第2回動板45の他端に連結され、そ
の他端は自動販売機本体1の背面側まで延びている。即
ち、この扉ロック機構40では、操作レバー46を自動
販売機本体1の背面側に引くと、第2回動板45が回動
して作動板44が実線矢印方向に移動する。これによ
り、第1回動板43が回動して各ロック片42が実線矢
印方向に引き寄せられ、各ロック片42が各ロック板4
1の孔から外れて外扉2が開放可能となる。この場合、
外扉2を開放すると第2回動板45が作動板44の孔か
ら外れるようになっている。
【0019】また、下方の外扉3の扉ロック機構50
は、自動販売機本体1側に取付けられた一対のロック板
51と、各ロック板51に係合するスライド板52と、
スライド板52を各ロック板51との係合から解除する
作動板53と、作動板53を移動させる操作レバー54
とからなり、図示していないがスライド板52は外扉3
側に配置され、作動板53及び操作レバー54はサイド
ボックス17内に配置されている。各ロック板51は上
下方向に間隔をおいて配置され、それぞれ先端が下方に
屈曲している。スライド板52は上下方向に延び、各ロ
ック板51及び作動板53を受容する孔を有している。
作動板53は下端側がL字形に屈曲しており、この屈曲
部分の先端は自動販売機本体1側から外扉3側に向かっ
てスライド板52の孔に挿入されるようになっている。
操作レバー54はL字形に屈曲しており、その屈曲部分
を支点に回動するようになっている。また、操作レバー
54の一端は作動板53の上端に回動自在に連結されて
いる。即ち、この扉ロック機構50では、操作レバー5
4を自動販売機本体1の前面側に引くと、操作レバー5
4が回動して作動板53が破線矢印で示すように下方に
移動する。これにより、スライド板52が下方に移動
し、各ロック板51の先端屈曲部がスライド板52の孔
から外れて外扉3が開放可能となる。この場合、外扉3
を開放すると作動板53がスライド板52の孔から外れ
るようになっている。
【0020】以上のように構成されたショーケース一体
型自動販売機は、図3に示すように自動販売機本体1の
前面側を屋外に配置してショーケース13側が屋内に位
置するよう店舗の壁Kを貫通して設置される。従って、
屋外では自動販売機を利用することができ、屋内では店
舗内で販売する商品がショーケース13に陳列されるよ
うになっている。
【0021】また、前記ショーケース一体型自動販売機
において、自動販売機側の商品Aを補充する場合には、
屋内側からサイドボックス17の扉17aを開き、内部
の操作レバー46を引いて扉ロック機構40のロックを
解除し、上方の外扉2を開放すればよい。また、商品サ
ンプル3aの交換など、下方の外扉3を開放したい場合
には、前述のように上方の外扉2を開放した後、屋外側
からサイドボックス17内の操作レバー54を引いて扉
ロック機構50のロックを解除すればよい。即ち、下方
の外扉3の扉ロック機構50は上方の外扉2を開放しな
いと操作できないようになっている。また、自動販売機
用の金庫18から金銭を取出す場合は、サイドボックス
17の扉17aを開けばよい。更に、自動販売機用の硬
貨処理装置19を操作する場合には、サイドボックス1
7の扉17aを開き、移動機構30によって硬貨処理装
置19を屋内側に引き寄せればよい。その際、移動検知
器39によって売り切れ表示灯が点灯するので、購入者
は販売不能状態を認知することができる。この時、購入
者が誤って硬貨を投入した場合、硬貨投入口3bの硬貨
通路20から落下した硬貨は、図7(b) に示すように硬
貨受け21に落下して硬貨返却口3cに返却される。ま
た、硬貨処理装置19を屋内側に引き寄せている状態で
自動販売機本体1の前方に購入者が立つと、人体検知セ
ンサ23によってサイドボックス17内の表示灯24が
点灯するので、速やかに硬貨処理装置19を外扉3側に
戻せば、この購入者への販売が可能になる。
【0022】このように、本実施例のショーケース一体
型自動販売機によれば、自動販売機本体1の外扉2,3
を開放するときは、サイドボックス17内を介して屋内
側に配置された操作レバー46により扉ロック機構40
を解除するようにしたので、屋外側には扉ロック機構4
0に連動する錠前を何等設ける必要がない。従って、錠
前の破壊による外扉2,3の開放が阻止されるので、内
部の商品Aや金銭の盗難を確実に防止することができ、
しかも錠前を必要としない分だけコストの低減を図るこ
とができる。また、自動販売機本体1内の金庫18をサ
イドボックス17内の背面側に配置したので、万一、外
扉2,3が開放された場合でも、屋外側からは金庫18
の金銭を取出すことができず、金庫の盗難を確実に阻止
することができる。更に、自動販売機本体1内の硬貨処
理装置19を外扉3側から自動販売機本体1の背面側に
移動できるようにしたので、硬貨処理装置19を屋内側
から操作することができ、悪天候時などでも屋外で作業
する必要がないという利点がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のショー
ケース一体型自動販売機によれば、屋外側には扉ロック
機構に連動する錠前を何等設ける必要がないので、錠前
の破壊による盗難を確実に防止することができ、しかも
錠前を必要としない分だけコストの低減を図ることがで
きる。
【0024】また、請求項2のショーケース一体型自動
販売機によれば、請求項1の効果に加え、外扉側からは
金庫の金銭を取出すことができないので、万一、外扉が
開放された場合でも、金庫の盗難を確実に阻止すること
ができる。
【0025】また、請求項3のショーケース一体型自動
販売機によれば、請求項1または2の効果に加え、屋内
側から硬貨処理装置を操作することができるので、悪天
候時などでも屋外で作業する必要がなく、作業者にとっ
ては極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すショーケース一体型自
動販売機の前面側から見た全体斜視図
【図2】ショーケース一体型自動販売機の背面側から見
た全体斜視図
【図3】図1のA−A線方向矢視断面図
【図4】図1のB−B線方向矢視断面図
【図5】移動機構の側面図
【図6】移動機構の正面図
【図7】移動機構の動作説明図
【図8】扉ロック機構の斜視図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、2,3…外扉、13…ショーケー
ス、17…サイドボックス、18…金庫、19…硬貨処
理装置、30…移動機構、40…扉ロック機構、46…
操作レバー、50…扉ロック機構、53…操作レバー、
K…壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 誠 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内 (72)発明者 藤生 実 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内 (72)発明者 神戸 公 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体の前面を開閉する外扉
    と、外扉を閉鎖状態でロックする扉ロック機構とを有す
    るとともに、自動販売機本体の背面側にはショーケース
    を一体に備え、自動販売機本体の前面側を屋外に配置し
    てショーケース側が屋内に位置するよう店舗の壁を貫通
    して設置されたショーケース一体型自動販売機におい
    て、 前記自動販売機本体に前面側と背面側とを連通する連通
    部を設け、この連通部内を介して前記扉ロック機構の操
    作部を屋内側に配置したことを特徴とするショーケース
    一体型自動販売機。
  2. 【請求項2】 自動販売機本体内の金庫を前記連通部内
    の背面側に配置したことを特徴とする請求項1記載のシ
    ョーケース一体型自動販売機。
  3. 【請求項3】 自動販売機本体内の硬貨処理装置を前記
    連通部内に配置して外扉側から自動販売機本体の背面側
    へ移動可能に構成したことを特徴とする請求項1または
    2記載のショーケース一体型自動販売機。
JP26563194A 1994-10-28 1994-10-28 ショーケース一体型自動販売機 Pending JPH08124007A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110992582A (zh) * 2018-10-03 2020-04-10 富士电机株式会社 陈列柜兼用自动售货机
CN110992583A (zh) * 2018-10-03 2020-04-10 富士电机株式会社 商品收纳装置

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CN110992582A (zh) * 2018-10-03 2020-04-10 富士电机株式会社 陈列柜兼用自动售货机
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