JP3068066U - 自動販売機兼用冷蔵庫 - Google Patents

自動販売機兼用冷蔵庫

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JP3068066U
JP3068066U JP1999007667U JP766799U JP3068066U JP 3068066 U JP3068066 U JP 3068066U JP 1999007667 U JP1999007667 U JP 1999007667U JP 766799 U JP766799 U JP 766799U JP 3068066 U JP3068066 U JP 3068066U
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JP1999007667U
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白明基
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美洲電子株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホテルなどの宿泊施設の客室に備えて、その
場で利用者に冷たい飲料水、酒類と各種物品を提供し
て、利用者がビールなどの酒類及び肴と各種飲料水を容
易に購入することができ、かつその利用本数も同時に計
算する。 【解決手段】 比較的低温の収納空間が形成されたキャ
ビネット形状の本体1を有する自動販売機兼用冷蔵庫に
おいて、本体1内に所定の低温維持空間を形成して飲食
物を収納する収納用貯蔵庫7と、収納用貯蔵庫7に隣接
し、本体1内に設置され、販売用飲料水及び酒類を収納
し、所定の取出条件でこの飲料水又は酒類を取り出し得
る自動販売用貯蔵庫10と、を備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動販売機兼用冷蔵庫に関するもので、より詳しくは冷たい飲料水 及び酒類を誰でも容易に購入し得る自動販売機と、飲食物を冷たくして長期間保 管し得る冷蔵庫とを一体型にした自動販売機兼用冷蔵庫に関するものである。
【従来の技術】
【0002】 一般に、冷蔵庫は、飲食物を低温で長時間保管し得るようにしたもので、ホテ ルや旅館等の宿泊施設に備えられて、宿泊する利用者に缶入りジュースやコーヒ ー等の飲料水及びビール等の酒類を販売するときに利用される。
【0003】 このような冷蔵庫を宿泊施設に備えて使用する場合は、多様な利用者の好みに 応じられるように他種類の酒類又は飲料水等を冷蔵庫内に収納し、利用者の選択 に応じて酒類又は清涼飲料水等を自由に取り出して飲めるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した冷蔵庫の大部分は、ディスプレー機能がない密閉型であるた め、冷蔵庫のドアを開けて初めて、その内容物を知り得るので、視覚的な購買意 欲を惹起することができず、その利用率が低いため、その販売が低調になりやす かった。このような冷蔵庫は、多目的、多機能を有する家庭用に製造されたもの であるため、宿泊施設において利用者に販売する飲料水及び酒類を収納するのに は適していなかった。
【0005】 また、宿泊施設において、冷蔵庫を管理する従業員は、利用者が退室する際に 、必ずその客室に入って冷蔵庫の在庫を確認した後、宿泊料金を受け取るという 困難さがあった。例えば、冷蔵庫内に多種類の飲料水を収納した場合、飲料水の 種類によって価格が異なるため、その利用料金の計算が難しくなり、また利用料 金の計算を間違えやすく、その料金を正確に受け取れないことによる金銭的なト ラブルが生じやすかった。そこで、冷蔵庫による物品販売は一定比を欠損率で処 理しながらも運営しているのが実情であった。なお、一部の宿泊施設においては 、利用者が入室するときに、一定額の冷蔵庫利用料金を現金で前払いしてもらい 、利用者が退室するときに、冷蔵庫の利用料金を精算し、その残金を返す方式を 採用しているところもあった。
【0006】 更に、冷蔵庫内の飲料水を飲んだ利用者は、退室時に、自分が飲んだ飲料水を 正確に記憶していないか、又は記憶しているとしても正確でない場合は、従業員 が再確認するまで待たなければならないという時間的損失を伴った。あるいは、 利用者が間違って本数を把握している場合、恥をかくこともあった。このような 弊害のため、バーがない宿泊施設に宿泊した利用者は、飲料水又は酒類を飲もう とするときに、飲料水又は酒類を注文するために従業員を呼び出すという不便が あった。実際、利用者は自分のプライバシーを重視するために、一部の利用者し か従業員を呼び出して飲料水又は酒類を注文しなかったので、各部屋の冷蔵庫は ほとんど利用されないこともあった。
【0007】 一方、極めて一部の宿泊施設においては、端末機管理システムを使用して、利 用者が飲んだ飲料水又は酒類を自動的にチェックしていた。しかし、この管理シ ステムは設置費が高く、また利用者の使い方の誤りにより、例えば冷蔵庫内の物 品を少しでも移動させただけで、フロントでは料金がカウントされることがあり 、利用者とホテル側との間に摩擦が頻繁に起きやすかった。更に、このシステム は、収納することができる缶やビンの規格サイズが決められていることが多く、 その物品の規格サイズ以外の缶やビンを収納することができないという問題があ った。
【0008】 本考案は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、 本考案の目的は、ホテルなどの宿泊施設の客室に備えて、その場で利用者に冷た い飲料水、酒類と各種物品を提供して、利用者がビールなどの酒類及び肴と各種 飲料水を容易に購入することができ、かつその利用本数も同時に計算することが できる自動販売機兼用冷蔵庫を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によれば、比較的低温の収納空間が形成さ れたキャビネット形状の本体を有する自動販売機兼用冷蔵庫において、前記本体 内に所定の低温維持空間を形成して飲食物を収納する収納用貯蔵庫と、該収納用 貯蔵庫に隣接し、前記本体内に設置され、飲料水及び酒類を収納し、所定の取出 条件でこの飲料水又は酒類を取り出し得る自動販売用貯蔵庫と、を備えた自動販 売機兼用冷蔵庫が提供される。
【0010】 上記考案の構成によれば、1台の冷蔵庫を、飲料水及び酒類の自動販売機とし て利用することができると共に、据え付けの飲料水又は酒類を適宜取り出したり 、利用者が持参した飲料水や食物を保管することができる通常の冷蔵庫としても 利用することができる。
【0011】 前記自動販売用貯蔵庫には、所定の取出条件により取出信号を出力する制御部 が備えられ、前記飲料水及び酒類を落下するように収納し、前記取出信号に応じ て、前記飲料水及び酒類の一つを外部に取り出し得るラックユニットが設けられ ていることが好ましい。
【0012】 このような構成により、自動販売用貯蔵庫を飲料水及び酒類の自動販売機とし て利用するときは、ラックユニットに収納した飲料水及び酒類を一つずつ落下さ せ、外部に取り出すことができる。
【0013】 前記ラックユニットは、前記飲料水及び酒類が落下するように収納するラック と、前記制御部からの取出信号に応じて所定の回転数に動作する駆動モータと、 該駆動モータの回転動作により、前記ラックに収納された飲料水又は酒類を外部 に取り出し得るように、拘束及び解除する落し皿と、を備えたものである。
【0014】 前記自動販売用貯蔵庫の前面には、前記取出条件で前記飲料水及び酒類を取り 出し得るように、所定の交換条件を前記制御部に連絡する交換券提供部が備えら れていることが好ましい。
【0015】 前記交換券提供部は、前記交換条件として、前記飲料水及び酒類の価格に相当 するコイン及び紙幣を認識し、前記取出条件を前記制御部に連絡する通貨貨幣認 識部と、前記交換条件として、所定の金額が記憶されている磁気カードを認識し 、前記取出条件を前記制御部に連絡するカード認識部と、を備えたものである。
【0016】 前記磁気カードは、所定の金額を記憶させ、その金額から取り出せる飲料水又 は酒類の価格が減算され、必要時にカードに記憶させた金額を精算し得るもので ある。
【0017】 前記交換券提供部に隣接した位置には、前記交換条件の酒類と取出可能な状態 を表示し、取り出された飲料水及び酒類の本数をカウントして視覚的に表示する 計数表示部が備えられることが好ましい。
【0018】 この交換券提供部は、飲料水及び酒類のいずれか一つを取り出すための交換条 件として、前記飲料水又は酒類の価格に相当するコイン又は紙幣を認識すること ができ、更に磁気カードを認識して記憶されている金額が前記飲料水又は酒類の 少なくとも一つの価格を超える場合、飲料水又は酒類を購入することができる。 磁気カードは、飲料水又は酒類を購入したときに、利用者が望む所定金額を記 憶し、その金額から取り出された飲料水又は酒類の金額が減算される。また、必 要時に、磁気カードの金額を精算して払い戻してもらうことができる。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の自動販売機兼用冷蔵庫の好ましい実施の形態を図面を参照して 説明する。図1は本考案の自動販売機兼用冷蔵庫を示す全体斜視図である。図2 は本考案の自動販売機兼用冷蔵庫の回路構成を示すブロック図である。なお、各 図において共通の部材には同一の符号を付し重複した説明を省略する。 本考案の自動販売機兼用冷蔵庫は、図1の全体斜視図に示すように、比較的低 温の空間が形成され、その低温空間に出入開口を有するキャビネット形状の本体 1を有し、この本体1の出入開口には、開口縁部にヒンジピン(図示せず)で取 り付けられている開閉用ドア2が設けられている。
【0020】 開閉用ドア2には、冷蔵庫内が外部から見られるように、透明窓3が取り付け られており、この透明窓3の上部には、使用者が望む販売用飲料水又は酒類を選 択する選択ボタン4が設けられている。この選択ボタン4の右側の位置には、飲 料水及び酒類を取り出すための交換条件を出力する交換券提供部5が形成され、 透明窓3の下部には、選択された飲料水又は酒類を取り出すための取出口6が設 けられている。開閉用ドア2の接触部位には、この開閉用ドア2の開閉を感知す るドアセンサ(図示せず)が設けられており、そのドアセンサは異常信号を発生 するようになっている。そして、開閉用ドア2の残りの余裕空間には低温に維持 して飲食物を収納するように十分な空間が形成された収納用貯蔵庫7の開口を開 閉する収納用ドア8が設けられている。
【0021】 交換券提供部5に隣接した位置には、交換条件の種類と取出可能な状態を使用 者に視覚的に表示することは勿論のこと、取り出された本数をカウントして視覚 的に表示する計数表示部9が設けられている。ここで、計数表示部9は、本体1 内に設置された制御部12により、カウント値と交換条件の種類及び取出の可能 状態を表示する。
【0022】 収納用貯蔵庫7は、本体1内に形成されて、所定の低温を維持する収納空間を 形成し、その空間には貯蔵用飲食物が収納される。収納用貯蔵庫7内には、上下 部に区画して物品を容易に収納することができる棚(図示せず)が配置されてお り、収納用貯蔵庫7の縁部には、冷気の流出を防止する気密パッキン(図示せず )が収納用ドア8と気密的に取り付けられている。一方、透明窓3の内側には、 販売用飲料水及び酒類の少なくとも一つを順次収納し、所定の取出条件で一つを 取り出すための自動販売用貯蔵庫10が収納用貯蔵庫7に隣接して設けられてい る。
【0023】 自動販売用貯蔵庫10には、図2の回路構成のブロック図に示すように、所定 の取出条件に応じて、ラックユニット11に向けて取出信号を出力する制御部1 2が設けられており、飲料水及び酒類が落下するように収納し、取出信号に応じ て、飲料水及び酒類のいずれか一つが外部に取り出されるようにするラックユニ ット11が設けられている。ここで、制御部12はシステム全体を制御する。ラ ック13内には、缶の収納の有無を感知する売り切れセンサ15が設けられてい る。
【0024】 交換券提供部5は、飲料水及び酒類缶のいずれか一つを取り出すための交換条 件として、飲料水及び酒類の少なくとも一つの価格に相当するコイン又は紙幣を 認識して、制御部12に取出条件を出力する通貨貨幣認識部16を備えたもので ある。この交換券提供部5は、所定金額が記憶されている磁気カードを認識し、 記憶されている金額が飲料水及び酒類の少なくとも一つの価格を超える場合に取 り出すことができるようになっている。更に、制御部12に取出条件を提供する カード認識部17をも備えている。磁気カードは、利用者が望む所定金額を入力 し、その金額から、取り出された飲料水及び酒類のいずれか一つ分の金額が減算 されようになっている。なお、必要時には、磁気カードの金額を精算してホテル 側から払い戻しされるようになっている。
【0025】 そして、本考案の冷蔵庫は、自動販売用貯蔵庫10と収納用貯蔵庫7に低温の 冷気を供給するための冷却システム18を備えている。冷却システム18は、比 較的高温の空気を低温の冷気に変換させる内側熱交換機(図示せず)と、熱交換 機で高温に熱交換させるため、低温の冷媒を圧縮及び移送する圧縮機19と、熱 交換機で高温に熱交換された気体の冷媒を液体に変換して低温に熱変換する外側 熱交換機(図示せず)とを備えている。内外側熱交換機のそれぞれには、冷媒の 温度を変換させるために送風する送風ファン20が設けられている。機器間には 、冷媒を移送する冷媒管(図示せず)が設けられて、冷媒の流れを引導する。こ の際に、収納用貯蔵庫7及び自動販売用貯蔵庫10の温度を調節するための操作 部21は、収納用貯蔵庫7と自動販売用貯蔵庫10のいずれか一つの内側に設置 されている。
【0026】 図3はラックユニットを示す部分斜視図である。 ラックユニット11は、図示するように、飲料水及び酒類などを個別に収納し 得るように、この飲料水及び酒類の缶が落下するように缶収納空間を有する多数 のラック13と、このラック13に収納された缶が取出口6に落下するように、 缶の拘束状態を解除する樋状に形成した落し皿22と、取出条件で選択ボタン4 が押されたとき、落し皿22を一定回転角度に回転駆動する駆動モータ14とを 備える。ここで、落し皿22は、缶の拘束状態で、落下方向に収納された缶のう ち、最下方の缶の下部を取り囲んで拘束しており、缶の取出状態で、駆動モータ 14により、落し皿22が所定の回転角だけ回転して缶を下方に落下させてから その次の缶を取り囲んで拘束する。ここで、落し皿22と駆動モータ14はラッ ク13と同数に備えられる。
【0027】 図4はラックユニットの他の実施の形態を示す部分斜視図である。 このラックユニット11の他の実施の形態は、図示するように、一つの駆動モ ータ14’の回転により落し皿22’を選択的に動作させるものであり、駆動モ ータ14’の回転力を受け、その回転力を四つのラック13’にそれぞれ分散し て伝達する伝達ギヤ23と、落し皿22’を直接回転駆動する駆動ギヤ25と、 ラック13’のいずれか一つを選択する制御部12の取出信号に応じて、駆動ギ ヤ25と伝達ギヤ23との間で動力を選択的に伝達する選択ギヤ24とを備えて いる。ここで、選択ギヤ24には、制御部12の取出信号に応じて往復運動する ソレノイド(図示せず)が設けられている。
【0028】 このような本考案の自動販売機兼用冷蔵庫は、宿泊施設などの客室内に備えら れるもので、客室に宿泊する利用者がフロントの従業員を呼び出すことなく、そ の客室内に備えられた自動販売用貯蔵庫10に、通貨貨幣即ちコイン及び紙幣又 は所定金額が記憶されている磁気カードを直接投入して、その自動販売用貯蔵庫 10のラックユニット11に収納された飲料水の缶を取り出すことができる。な お、磁気カードは宿泊施設のフロントで予め購入し得るものである。
【0029】 利用者がコイン又は紙幣を自動販売用貯蔵庫10の交換券提供部5に投入する と、制御部12は投入された金額を算出して取出条件を判断した後、選択ボタン 4に取出可能な缶に対する承認をランプの点灯等により表示する。利用者は承認 が表示された選択ボタン4と所望の飲料水を考慮して取出命令を自動販売用貯蔵 庫10の制御部12に入力する。次に、制御部12は取出命令に応じて、飲料水 及び酒類の缶が貯蔵されたラックユニット11を制御して、選択されたラック1 3に収納された缶を取出すことができるようになっている。
【0030】 利用者が、所定金額の記憶されている磁気カードをカード認識部17に挿入す ると、カード認識部17はこの磁気カードの記憶部を読み取り、その値を制御部 12に伝達する。制御部12は早速磁気カードの金額を算出して取出条件を判断 した後、選択ボタン4に取出の承認表示を行い、利用者の選択による選択ボタン 4の入力によってラックユニット11を制御して、選択されたラック13に収納 された缶が取出されるようにする。
【0031】 なお、退室に際しては、磁気カードに記憶された金額が残っている場合は、フ ロントでその残金を払い戻してもらうことができる。
【0032】 そして、収納用貯蔵庫7には、客室によって基本的に提供される据え付けの飲 料水又は酒類と共に、宿泊施設の利用者が持ち込んだ飲食物等も収納することが できる。
【0033】 制御部12は、ラックユニット11のラック13に収納された缶がない場合、 売り切れセンサ15から缶の有無を確認した後、選択ボタン4に売り切れを表示 し、選択ボタン4の選択入力を制限する。また、制御部12は、開閉用ドア2の 開放有無を確認して、承認されなかった開放動作時、盗難防止のためのサイレン 又はアラームを発生するようになっている。
【0034】 図5は自動販売機兼用冷蔵庫の他の実施の形態を示す斜視図である。 また、本考案の自動販売機兼用冷蔵庫の他の実施の形態は、図示するように、 収納用貯蔵庫7が自動販売用貯蔵庫10に隣接した上部に配置されており、自動 販売用貯蔵庫10の上部には、収納用貯蔵庫7に隣接した側部に、利用者が望む 飲料水及び酒類の缶のいずれか一つを取り出すための交換条件、つまり貨幣手段 を認識する交換券提供部5が設けられている。
【0035】 なお、このように構成される他の実施の形態における自動販売用貯蔵庫の動作 は、図1及び図2に示した自動販売用貯蔵庫10の実施の形態と同様である。
【0036】 なお、本考案の自動販売機兼用冷蔵庫は上記実施の形態にのみ限定されるもの ではなく、収納用貯蔵庫7の上部に自動販売用貯蔵庫10を配置したものも採用 できること、そのため本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え 得ることは勿論である。
【0037】
【考案の効果】
上述したように、本考案の自動販売機兼用冷蔵庫は、1台の冷蔵庫で、サービ ス用として収納用貯蔵庫内の飲料水等と生水等を提供すると共に、自動販売用貯 蔵庫では利用者が望む飲料水や酒類をコイン、紙幣以外に磁気カードにより容易 に販売することができる。しかも、この自動販売用貯蔵庫に貯蔵された飲料水及 び酒類は外部から見ることができるので、利用者の購買意欲を惹起することがで きる。
【0038】 また、利用者の退室時には、この利用者が利用した飲料水又は酒類の本数を確 認する必要がないので、宿泊施設における人手を減らすことができ、経済的負担 を軽減させる効果がある。
【0039】 更に、利用者の飲料水及び酒類の購買意欲を高めることができるので、飲料水 及び酒類の売上げを向上させる効果があり、そして、冷蔵庫自体に計算機能があ るため、容易に運営管理及び売上計算をすることができる、等の優れた効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動販売機兼用冷蔵庫を示す全体斜視
図である。
【図2】本考案の自動販売機兼用冷蔵庫の回路構成を示
すブロック図である。
【図3】ラックユニットを示す部分斜視図である。
【図4】ラックユニットの他の実施の形態を示す部分斜
視図である。
【図5】自動販売機兼用冷蔵庫の他の実施の形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 開閉用ドア 3 透明窓 4 選択ボタン 5 交換券提供部 6 取出口 7 収納用貯蔵庫 8 収納用ドア 9 計数表示部 10 自動販売用貯蔵庫 11 ラックユニット 12 制御部 13、13’ラック 14、14’駆動モータ 15 売り切れセンサ 16 通貨貨幣認識部 17 カード認識部 18 冷却システム 19 圧縮機 20 送風ファン 21 操作部 22、22’落し皿 23 伝達ギヤ 24 選択ギヤ 25 駆動ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 599142682 730−8, Ancheong dong, Kwangsanku, Kwangju city, KOREA

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的低温の収納空間が形成されたキャ
    ビネット形状の本体を有する自動販売機兼用冷蔵庫にお
    いて、 前記本体内に所定の低温維持空間を形成して飲食物を収
    納する収納用貯蔵庫と、 該収納用貯蔵庫に隣接し、前記本体内に設置され、飲料
    水及び酒類を収納し、所定の取出条件でこの飲料水又は
    酒類を取り出し得る自動販売用貯蔵庫と、を備えたこと
    を特徴とする自動販売機兼用冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記自動販売用貯蔵庫には、所定の取出
    条件により取出信号を出力する制御部が備えられ、 前記飲料水及び酒類を落下するように収納し、前記取出
    信号に応じて、前記飲料水及び酒類の一つを外部に取り
    出し得るラックユニットが設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機兼用冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記ラックユニットは、 前記飲料水及び酒類が落下するように収納するラック
    と、 前記制御部からの取出信号に応じて所定の回転数に動作
    する駆動モータと、 該駆動モータの回転動作により、前記ラックに収納され
    た飲料水又は酒類を外部に取り出し得るように、拘束及
    び解除する落し皿と、を備えたものであることを特徴と
    する請求項2記載の自動販売機兼用冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記自動販売用貯蔵庫の前面には、前記
    取出条件で前記飲料水及び酒類を取り出し得るように、
    所定の交換条件を前記制御部に連絡する交換券提供部が
    備えられていることを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機兼用冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記交換券提供部は、 前記交換条件として、前記飲料水及び酒類の価格に相当
    するコイン及び紙幣を認識し、前記取出条件を前記制御
    部に連絡する通貨貨幣認識部と、 前記交換条件として、所定の金額が記憶されている磁気
    カードを認識し、前記取出条件を前記制御部に連絡する
    カード認識部と、を備えたものであることを特徴とする
    請求項4記載の自動販売機兼用冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記磁気カードは、所定の金額を記憶さ
    せ、その金額から取り出せる飲料水又は酒類の価格が減
    算され、必要時にカードに記憶させた金額を精算し得る
    ものであることを特徴とする請求項5記載の自動販売機
    兼用冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記交換券提供部に隣接した位置には、
    前記交換条件の酒類と取出可能な状態を表示し、取り出
    された飲料水及び酒類の本数をカウントして視覚的に表
    示する計数表示部が備えられることを特徴とする請求項
    4記載の自動販売機兼用冷蔵庫。
JP1999007667U 1998-10-29 1999-10-08 自動販売機兼用冷蔵庫 Expired - Lifetime JP3068066U (ja)

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KR98-020760 1998-10-29

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