JPH08122809A - 空間光変調素子の製造方法 - Google Patents

空間光変調素子の製造方法

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JPH08122809A
JPH08122809A JP6253394A JP25339494A JPH08122809A JP H08122809 A JPH08122809 A JP H08122809A JP 6253394 A JP6253394 A JP 6253394A JP 25339494 A JP25339494 A JP 25339494A JP H08122809 A JPH08122809 A JP H08122809A
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metal
film
electrode
light
spatial light
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Application number
JP6253394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Tanaka
幸生 田中
Hisanori Sugiura
久則 杉浦
Kazuhiro Nishiyama
和廣 西山
Junko Asayama
純子 朝山
Kazunori Komori
一徳 小森
Akio Takimoto
昭雄 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素電極パターンを有する空間光変調素子に
おいて、遮光度が大きくしかも読み出し光の光利用効率
が大きい空間光変調素子を製造する。 【構成】 光導電層106の上に金属下地膜107の画
素パターンを形成し、次にこれをエッチングマスクとし
て画素間部分の光導電層106を等方性エッチングによ
り除去し、その上から金属下地膜107と同じ成分をも
つ金属材料を蒸着(またはスパッタ)することにより、
金属下地膜107上には金属補強膜108を、溝底部に
は金属遮光基層膜119を形成する。金属補強膜108
は、金属下地膜107をより頑丈にして端部の垂れを防
ぎ、読み出し光の反射率の低下を防ぐ効果をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投写型ディスプレイ、
ホログラフィーテレビジョンあるいは光演算装置に用い
られる空間光変調素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶と光導電層とを用いて構成した光書
き込み型の空間光変調素子(以後、単に空間光変調素子
と呼ぶ)は、TFT駆動方式の液晶パネルなどに比較し
て簡単な構造を有し、かつ大きな開口率がとれるという
利点をもっている。そのため、投写型ディスプレイやホ
ログラフィーテレビジョンなどの画像表示装置の中核と
して非常に有望視され、さまざまな構造のものが開発さ
れている。
【0003】空間光変調素子の中で、最も基本的な構造
を有するものとして、図7に示すものをあげることがで
きる(例えば、Y.タナカ他 ジャパニーズ・ジャーナ
ル・オヴ・アプライド・フィジクス第33巻(1994
年)第3469頁から第3477頁(Jap.J.Ap
pl.Phys.33(1994)pp.3469−3
477))。これは、2枚の透明導電性電極102、1
16の間に光導電層106および強誘電性液晶114を
挟み込み、さらにこれらの間に複数の金属の画素電極1
10を配置したものである。しかし、この構造の場合、
読み出し光202が隣合う画素電極110の間の光導電
層106に直接照射されるために誤動作を起こすという
問題がある。
【0004】この問題を解決するような空間光変調素子
として、本発明者らは図8に示すようなものを既に提案
している。これは、画素電極110間の光導電層106
の一部をエッチングにより除去して溝を形成し、その底
部分にAl等の金属遮光膜111を成膜し、さらに溝部
分に絶縁性遮光媒質112を充填したものである。これ
により遮光度を高めることができ、強い読み出し光強度
に対しても誤動作が生じないようにすることができる。
なお、ここで絶縁性遮光媒質は主として読み出し光が回
折により溝側面の光導電層に入るのを防ぐためのもので
あり、金属遮光膜は読み出し光が直接書き込み側基板の
ほうに透過してくるのを防ぐためのものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、図8のような空
間光変調素子において、遮光度を向上させるためには光
導電層の横掘りの深さを大きくすればよいが、このとき
に画素電極の周辺部分の軒状に突出した部分に垂れや折
れが生じ(これは、溝部分に絶縁性遮光媒質を充填する
ときにその熱収縮による応力で生じる)、画素電極上の
平坦性が失われ、読み出し光の反射率にロスが生じるこ
とになる。そこで、十分な横掘り深さを確保してなおか
つ画素の垂れや折れが生じないようにするために、画素
電極自体を厚くして頑丈にするという方策が考えられる
が、画素電極を厚くする場合、フォトリソグラフィーお
よびエッチングによって画素パターンを形成するときの
サイドエッチングの影響が無視できなくなり、画素電極
の面積開口率が小さくなってしまい、やはり読み出し光
の利用効率を落とすことになる。
【0006】本発明は、以上の問題を解決し、十分な遮
光度と光利用効率をもつ空間光変調素子を製造する方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第一の電極と、前記第一の電極に対して平行
に配置された第二の電極と、前記第一の電極と前記第二
の電極の間に配置された複数の金属画素電極と、前記第
一の電極と前記金属画素電極に挟まれた光導電層と、前
記第二の電極と前記金属画素電極に挟まれた光変調層と
を備えた空間光変調素子を製造する方法であって、前記
光導電層上に第一の金属を主成分とする金属下地膜を形
成する第一の工程と、前記金属下地膜を複数に分離する
第二の工程と、複数に分離された前記金属下地膜をマス
クとして前記光導電層の一部を除去して溝を形成する第
三の工程と、前記第一の金属を主成分とする物質を再度
成膜することにより前記金属下地膜上に金属補強膜を形
成しかつ前記溝の底部に金属遮光基層膜を形成する第四
の工程とを順に経ることにより前記金属画素電極を得
る。
【0008】ここで、第一の金属は、Co、Cr、C
u、Fe、Mo、Ni、Pd、Pt、Rh、Ta、T
i、V、W、ZnまたはZrのいずれかであることが望
ましい。また、第四の工程で形成する金属遮光基層膜の
幅は隣合う金属画素電極の間の幅よりも大きいことが望
ましい。
【0009】これを実現するには、第四の工程における
成膜は真空蒸着法またはスパッタ法によって行い、成膜
面の位置から蒸着源またはスパッタ源を見込む方向と前
記成膜面の法線方向のなす角は3度以上87度以下であ
り、かつ蒸着またはスパッタ中に前記成膜面を前記成膜
面の法線方向を軸として回転させることが望ましい。ま
た、第四の工程の後に、第二の金属を主成分とする物質
を成膜することにより金属補強膜上に金属反射膜を形成
しかつ金属遮光基層膜上に金属遮光膜を形成する第五の
工程、を経ることにより金属画素電極を得ることが望ま
しい。
【0010】ここで、第二の金属はAg、Al、または
Auのいずれかであることが望ましい。また、第五の工
程で形成する金属遮光膜の幅は隣合う金属画素電極の間
の幅よりも大きいことが望ましい。
【0011】これを実現するには、第五の工程における
成膜は真空蒸着法またはスパッタ法によって行い、成膜
面の位置から蒸着源またはスパッタ源を見込む方向と前
記成膜面の法線方向のなす角は3度以上87度以下であ
り、かつ蒸着またはスパッタ中に前記成膜面を前記成膜
面の法線方向を軸として回転させることが望ましい。
【0012】第三の工程と第四の工程の間に、光導電層
の溝の界面および金属補強膜表面を洗浄する第六の工程
を有することが望ましい。また、第四の工程の後に、光
導電層の溝に絶縁性媒質を充填する第七の工程を含むこ
とが望ましい。
【0013】以上の空間光変調素子の製造方法とは別
に、第一の電極と、前記第一の電極に対して平行に配置
された第二の電極と、前記第一の電極と前記第二の電極
の間に配置された複数の金属画素電極と、前記第一の電
極と前記金属画素電極に挟まれた光導電層と、前記金属
画素電極と前記光導電層に挟まれた光吸収絶縁層と、前
記第二の電極と前記金属画素電極に挟まれた光変調層を
備えた空間光変調素子を製造する方法であって、前記光
吸収絶縁層上に第一の金属を主成分とする金属下地膜を
形成する第一の工程と、前記金属下地膜を複数に分離す
る第二の工程と、複数に分離された前記金属下地膜をマ
スクとして前記光吸収絶縁層の一部を除去して溝を形成
する第三の工程と、前記第一の金属を主成分とする物質
を再度成膜することにより前記金属下地膜上に金属補強
膜を形成しかつ前記溝の底部に金属遮光基層膜を形成す
る第四の工程とを順に経ることにより前記金属画素電極
を得る。
【0014】
【作用】まず、光導電層上に金属膜(金属下地膜と呼
ぶ)を成膜するときに厚みを控えめにしておけば、画素
パターン形成時のサイドエッチングによる面積開口率の
低下を防ぐことができる。そして、光導電層に十分な横
掘りを加えて遮光度を確保した上で再び金属下地膜と同
じ材質の金属を成膜すれば(このとき金属下地膜の画素
パターン上にかさ上げされた分の金属膜を金属補強膜と
呼ぶ)、その分だけ画素電極が厚くなり、強度を大きく
することができる。これらの一連の工程により、遮光
度、面積開口率、および画素電極の強度を全て満足する
空間光変調素子を得ることができる。
【0015】なお、このときに溝の底部にも金属膜が成
膜されることになるが(これを金属遮光基層膜と呼
ぶ)、これは読み出し光が直接書き込み側へ透過するの
を防ぐ役目をもつことになり、さらに遮光度が改善され
るという効果をもつ。
【0016】また、金属補強膜の上にAlなどの反射率
の高い金属をさらに蒸着すれば、最表面の金属反射膜と
なり、読み出し光強度に関して高い利用効率が得られ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。まず、本発明の対象となる最も基本
的な構造の図2の空間光変調素子の概要について述べ
る。
【0018】図2において、透明基板101(例えばガ
ラス、石英など)上に透明導電性電極102(例えばI
TO、ZnO、SnO2 など)を形成し、光導電層(あ
るいは受光層)106を構成し、その上に微小形状に分
離された画素電極110を形成してある。また、画素電
極110の間の光導電層106に溝を形成し、その底部
には金属遮光膜111および金属遮光基層膜119を形
成してある。さらに、溝部分には絶縁性遮光媒質112
(例えば炭素粒子含有フォトポリマーなど)を充填し、
その上から液晶を配向させるための配向膜113(例え
ばポリイミド等の高分子薄膜)をその上から形成してあ
る。そして、もう一方の基板117(例えばガラス、石
英など)上にも透明導電性電極116(例えばITO、
ZnO、SnO2 など)を形成し、その上から配向膜1
15(例えばポリイミド等の高分子薄膜)を塗布し、最
後にこれらをある間隙をもたせて張り合わせて、間隙部
分に強誘電性液晶114を注入してある。
【0019】この素子において、読み出し光202が光
導電層106に入り込むときの経路としては、直接透過
光203が基板端面などで反射して光導電層に入るもの
と、回折による回り込み光204とがある。絶縁性遮光
媒質112はこれらのいずれに対しても遮光の効果をも
つが、金属遮光膜111および金属遮光基層膜119は
直接透過光203に対してのみ遮光の効果をもつ。
【0020】光導電層106に使用する材料は例えば、
CdS,CdTe,CdSe,ZnS,ZnSe,Ga
As,GaN,GaP,GaAlAs,InP等の化合
物半導体、Se,SeTe,AsSe等の非晶質半導
体、Si,Ge,Si1-xx,Si1-xGex,Ge1-x
x(0<x<1)の多結晶、または非晶質半導体、ま
た、(1)フタロシアニン顔料(Pcと略す)例えば、
無金属Pc,XPc(X=Cu,Ni,Co,TiO,
Mg,Si(OH)2 など),AlClPcCl,Ti
OClPcCl,InClPcCl,InClPc,I
nBrPcBrなど、(2)モノアゾ色素,ジスアゾ色
素などのアゾ系色素、(3)ペニレン酸無水化物および
ペニレン酸イミドなどのペニレン系顔料、(4)インジ
ゴイド染料、(5)キナクリドン顔料、(6)アントラ
キノン類、ピレンキノン類などの多環キノン類、(7)
シアニン色素、(8)キサンテン染料、(9)PVK/
TNFなどの電荷移動錯体、(10)ビリリウム塩染料
とポリカーボネイト樹脂から形成される共晶錯体、(1
1)アズレニウム塩化合物など有機半導体がある。
【0021】また、非晶質のSi,Ge,Si1-xx
Si1-xGex,Ge1-xx(以下、a−Si,a−G
e,a−Si1-xx,a−Si1-xGex,a−Ge1-x
xのように略す)を光導電層106に使用する場合、
水素またはハロゲン元素を含めてもよく、誘電率を小さ
くするため、及び抵抗率の増加のため酸素または窒素を
含めてもよい。抵抗率の制御にはp型不純物であるB,
Al,Gaなどの元素を、またはn型不純物であるP,
As,Sbなどの元素を添加してもよい。このように不
純物を添加した非晶質材料を積層してpn,pi,i
n、pinなどの接合を形成し、光導電層106内に空
乏層を形成するようにして誘電率及び暗抵抗あるいは動
作電圧極性を制御してもよい。このような非晶質材料だ
けでなく、上記の材料を2種類以上積層してヘテロ接合
を形成して光導電層106内に空乏層を形成してもよ
い。また、光導電層106の膜厚は0.1〜10μmが
望ましい。
【0022】なお、本実施例においては、暗抵抗が比較
的高いという特長をもつアモルファスシリコンを用い
る。また、実際に駆動するときに消去光が不要になると
いう理由で、整流性をもつpin構造のもの(p層10
3、i層104、およびn層105からなる)を用い
る。
【0023】なお、強誘電性液晶114の代わりに、T
N(ツイステッド・ネマチック)構造の液晶を用いても
よいが、より高速応答が得られる強誘電性液晶114を
用いることが望ましい。また、反強誘電性液晶を用いて
も勿論良い。液晶層の厚さは0.1〜50μmが望まし
い。
【0024】さて、図2の構造の空間光変調素子を本発
明の製造方法によって実際に作製した。そのときの手順
の一例を、図1を用いて詳細に説明する。
【0025】<工程(1)>ガラスの透明基板101
(40mm×40mm×0.3mm)上にスパッタ法に
より透明導電性電極102としてのITO薄膜を堆積し
た。このITO膜の厚さは0.1μmとした。また、光
導電層106としてpinフォトダイオード構造のアモ
ルファスシリコン(a−Si:H)をプラズマCVD法
により堆積した。このときのp層103、i層104お
よびn層105の厚みはそれぞれ0.1μm、1.25
μm、0.45μmであり、合計で1.8μmになるよ
うにした。p層103には不純物としてB(ホウ素)を
400ppm、n層105にはP(燐)を40ppm添
加した。i層104は無添加である。
【0026】<工程(2)>真空蒸着法により全面にC
rを形成した。Cr膜の厚さは0.5μmとした。その
後フォトリソグラフィーを用いて微小形状の画素パター
ンに分割した。Crのエッチングはウェットエッチング
により行った。ここで、画素パターンの大きさは23μ
m□であり、画素間の幅は2μmとした。また、画素数
は106 (1000×1000)とした。これにより金
属下地膜107の画素パターンが形成された。
【0027】<工程(3)>金属下地膜107の画素パ
ターンをエッチングマスクとして、画素間のアモルファ
スシリコンの一部を、SF6 ガスを用いたリアクティブ
イオンエッチング(RIE)により除去した。エッチン
グ条件は、SF6 流量を80ccm、プラズマ発生のた
めの投入電力を40W、そして反応圧力を200mTo
rrとした。この条件でエッチングを5分間行うことに
より、画素間部分のアモルファスシリコンは完全に底面
が現れるまでエッチングされ、金属下地膜107の下部
は横方向に3.0μmのサイドエッチングが生じた。な
お、RIE後に基板を発煙硝酸に浸し、さらに流水中で
洗浄することにより、アモルファスシリコンの溝の側面
や底部に残った残屑の除去を行った。
【0028】<工程(4)>全面にCrを0.1μm蒸
着した。これにより金属下地膜107上にはCrの金属
補強膜108が形成され、画素間には金属遮光基層膜1
19が形成された。なお、このときに基板から蒸着源を
見込む方向が基板の法線方向に対して斜め方向になるよ
うにし(これらの間のなす角を斜め蒸着角と呼ぶ)、し
かも基板がその法線方向を軸として回転するような構造
にしておけば、斜め蒸着の効果により、金属遮光基層膜
119は金属下地膜107のパターンの間隔よりも幅の
広いものになり、直接透過光203に対する遮光度をよ
り増大させることができる。本工程においては、斜め蒸
着角は45゜に設定した。
【0029】<工程(5)>この上から全面にAlを
0.05μm蒸着した。このAlは、金属補強膜108
の上においては金属反射膜109となり、溝の底部にお
いては(4)で形成されたCrの金属遮光基層膜119
の上に重なって金属遮光膜111となる。この金属遮光
膜111も金属遮光基層膜119と同様に直接透過光2
03に対する遮光層として作用する。このAlを蒸着す
るときも工程(4)での蒸着の場合と同様に、斜め蒸着
と基板回転を行った。尚、金属下地膜107、金属補強
膜108、および金属反射膜109を合わせて最終的に
画素電極110となる。
【0030】<工程(6)>この上からスピンコート法
により全面に液状の炭素粒子含有フォトポリマー118
(富士ハントエレクトロニクステクノロジー(株)製C
K−2000)を塗布し、その後90℃で5分間プリベ
ークを行った。さらに露光時の変質を防ぐためのオーバ
ーコート膜(富士ハントエレクトロニクス(株)製CP
−2000)を塗布し、90℃で5分間プリベークを行
った。その後30秒間紫外光で露光し、さらに200℃
〜250℃において10分間熱処理(ポストベーク)を
行った。このとき炭素粒子含有フォトポリマー118
は、図1で示されるように溝内部にすきま無く充填さ
れ、画素電極間においては画素電極上よりも厚く形成さ
れていることを電子顕微鏡により確認した。なお、画素
電極110上の炭素粒子含有フォトポリマー118の厚
さは1.0μmであった。
【0031】<工程(7)>O2 プラズマを用いたリア
クティブイオンエッチングにより炭素粒子含有フォトポ
リマー118の上層部を除去した。O2 ガス流量は5.
0ccm、ガス圧力は4.0Pa、プラズマ発生のため
の投入パワーは300Wとした。この方法によると、約
3分で丁度画素電極110の上面が現れるところまでエ
ッチングすることができた。わずかに画素電極上に残っ
た残屑(炭素粒子などの塊でエッチングされずに残った
もの)は流水中で綿繊維による擦り洗浄を加えることに
より除去した。これにより図2中の絶縁性遮光媒質11
2が形成された。
【0032】<工程(8)>スピンコート法によりポリ
アミック酸を全面に塗布した。そしてポリアミック酸の
熱硬化(イミド化処理)を行ってポリイミドの配向膜1
13を形成した。熱硬化温度は200℃、時間は1時間
とした。
【0033】<工程(9)>配向膜113の配向処理は
ナイロン布で一方向に擦ることにより行った。もう一方
の透明基板117(ガラス)上にも同様にしてITO透
明導電性電極116を形成し、ポリイミド配向膜115
を形成して配向処理を行った。次にこの透明基板117
上に直径1μmのビーズを分布させてもう一方の透明基
板101と張り合わせることにより両基板間に1μmの
ギャップを形成した。最後にこのギャップに強誘電性液
晶114(チッソ(株)製CS−1029)を注入して
熱処理を行うことにより空間光変調素子が完成した。
【0034】以上が作製プロセスの一例であるが、ここ
でいくつかの補足をしておく。まず、金属下地膜107
および金属補強膜108の材質であるが、Cr以外で
も、十分な機械的強度を有するもの、例えばCo、C
u、Fe、Mo、Ni、Pd、Pt、Rh、Ta、T
i、V、W、ZnおよびZrなどでもよい。また、これ
らの内のいずれかの金属を主成分として含むものであれ
ば、他の金属との合金であってもよい。また、金属下地
膜107の主成分と金属補強膜108の主成分が同じで
あれば、これらの間に主成分以外の組成の差があっても
よい。
【0035】また、金属反射膜109に関しては、Al
以外でも、例えばAuやAgのように十分な反射率を持
つもの(およびこれらを主成分として含有する合金)で
あってもよい。
【0036】なお、金属下地膜107の厚さは0.02
μm〜10μmが望ましく、金属補強膜108の厚さは
0.01μm〜10μmが望ましい。
【0037】また、工程(4)において金属補強膜10
8および金属遮光基層膜119を蒸着するときに、斜め
蒸着角が小さいと金属遮光基層膜119の幅が狭くな
り、回り込み光204に対する遮光度が不十分になる。
また、逆に大きいと金属遮光基層膜119が光導電層1
06の側面にまで形成され、画素電極110と透明導電
性電極102との間で短絡が発生しやすくなる。このと
きの斜め蒸着角は、3゜以上87゜以下であることが望
ましい。
【0038】また、工程(5)において金属反射膜10
9および金属遮光膜111を形成するときにも、同様の
理由で斜め蒸着角は3゜以上87゜以下であることが望
ましい。
【0039】次に、工程(3)の画素間のアモルファス
シリコンのエッチングについて補足しておく。リアクテ
ィブイオンエッチングの代わりに例えばケミカルドライ
エッチングのような等方性エッチングを用いれば、金属
下地膜107の下の回り込みエッチングが比較的容易に
行える。等方性エッチングとしては、ケミカルドライエ
ッチングの他にも、例えばHFおよびHNO3 の混合溶
液によるウェットエッチングなども用いることができ
る。
【0040】また、工程(3)においてアモルファスシ
リコンのRIEの後に洗浄を行ってエッチング残屑の除
去を行っているが、これは、工程(4)や工程(5)に
おいて蒸着を行うときに金属原子が残屑粒子に付着して
導電性の粒子が形成されて透明導電性電極102と画素
電極110の間で短絡が生じるのを防ぐ効果がある。こ
の効果は、特に工程(4)や工程(5)での蒸着時の膜
厚が大きい場合に顕著である。
【0041】なお、以上では金属下地膜107、金属補
強膜108、金属反射膜109、金属遮光基層膜11
9、および金属遮光膜111の形成は真空蒸着法によっ
て行ったが、これ以外の方法、特にスパッタ法などによ
って行う場合にも全く同様の効果が得られる。
【0042】次に、以上のようにして作製した空間光変
調素子の駆動方法及び動作原理について、簡単に説明す
る。駆動電源205で発生させる駆動パルス波形の一例
として、図3にあるような単極性パルスを用いた場合に
ついて述べる。これは消去パルス301(電圧Ve、幅T
e)と書き込み期間302(電圧Vw、幅Tw)の連続であ
る。整流性を持つ光導電層106と強誘電性液晶層11
4が直列に接続された空間光変調素子に消去パルス30
1が印加されると、光導電層106には順方向電圧が加
わって低抵抗状態となり強誘電性液晶114は強制的に
オフ状態になる。次に低電圧の書き込み期間302にな
ると光導電層106は逆方向バイアス状態になるが、書
き込み光201の強度に比例した光電流が発生し、強誘
電性液晶114と光導電層106の界面の画素電極11
0に電荷Qが蓄積される。そして、強誘電性液晶114
はこの電荷とバランスするような分極反転状態P(−Ps
<P<+Ps;Psは自発分極の大きさ)に保たれる。この
状態は、液晶層内で面積的に+Psと−Psの状態が分布し
ているか、もしくは液晶分子の反転の過渡的な状態であ
ると考えられる。ここでは、光電流の量、すなわち書き
込み光201の強度によって液晶の分極状態、すなわち
読み出し光202の強度が制御できるので、中間調を実
現できる。
【0043】なお、この素子において、遮光度不足の場
合には読み出し光202の一部分が直接透過光203あ
るいは回り込み光204として光導電層106に到達
し、光導電層106は光電流を発生することになる。こ
れは、書き込み光201の強度が0であっても強誘電性
液晶114がスイッチングすることを意味し、読み出し
光強度のコントラスト比を低下させることになる。
【0044】さて、以上の空間光変調素子を用いた投写
型ディスプレイ装置について説明する。このときの系を
図4に示す。空間光変調素子402の書き込み側から
は、CRT401に提示された画像情報を書き込み光4
07として入力する。また、読み出し側はメタルハライ
ドランプからの読み出し光408を偏光子405とビー
ムスプリッタ404を介して空間光変調素子402の読
み出し側に照射し、そのときの読み出し出力光を検光子
406、レンズ410を介して取り出してスクリーン4
11上に写し出したものである。空間光変調素子402
の有効面積は2.5cm角であるが、これをスクリーン
411上で100cm角に拡大した。駆動電源403で
発生する駆動パルスとしては単極性パルスを用い、Ve=
15V、Te=1msec、Vw=−1.35V、Tw=1
5.7msecとした。
【0045】これによりスクリーン411上で明るい画
像が観測されたが、入力するCRT401の画像を忠実
に再現していた。空間光変調素子に照射される直前での
読み出し光408の照度を50万lxになるようにした
とき、空間光変調素子の読み出し出力光の光利用効率は
80%と大きく、コントラスト比も350:1と大きか
った。また、読み出し光408の照度が500万lxに
達するまでこのコントラスト比を保持した。これは、十
分な遮光度が得られていて、しかも画素電極110に垂
れがなく平坦であり、かつ画素電極110の開口率が大
きいために十分な効率が得られているものと考えられ
る。
【0046】比較のために、いろいろな空間光変調素子
を作製し、それらのコントラスト比および光利用効率を
測定してみた。空間光変調素子の作製条件を(表1)
に、そのときの評価結果を(表2)にまとめる(なお、
上述の一連の工程で作製した空間光変調素子は、表中の
(ホ)に相当する)。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】ここで、(表2)中のコントラスト比は読
み出し光408の照度が十分小さいとき(105 lx)
の値である。また、読み出し光408の照度を徐々に大
きくしていくと、ある照度に達したときにコントラスト
比が低下していくが、低照度での値を保持する限界での
読み出し光照度が(表2)中の読み出し光最大照射量に
あたる。この値は遮光度の程度を表す目安になる。
【0050】さて、(イ)の素子は金属補強膜108も
金属反射膜109もない従来例に相当するものである。
これに対して(ロ)は金属補強膜108を形成した、本
発明の空間光変調素子の最も簡単なものである。金属補
強膜108によって画素の垂れが無くなった分平坦にな
り、光利用効率が改善されている。また、画素間に金属
遮光基層膜119が入った分だけ遮光度も改善されてい
る。
【0051】(ハ)の素子は、(ロ)の素子にAlの金
属反射膜109が加わり、かつ画素間に金属遮光膜11
1が形成されたものである。画素表面の反射率が改善さ
れたことにより光利用効率が大幅に改善されている。ま
た、画素間の金属遮光膜111の効果により遮光度も改
善されることになる。
【0052】(ニ)の素子は、金属補強膜108を蒸着
するときに45゜の斜め蒸着をしたものであるが、これ
は(ハ)に比べて画素間での金属遮光基層膜119の幅
が大きくなった分だけ遮光度が改善されている。
【0053】(ホ)の素子は、さらに金属反射膜109
を形成するときにも斜め蒸着をしたものである。金属遮
光膜111の幅がさらに広くなり、(ニ)に比べて遮光
度が改善されている。
【0054】(ヘ)の素子は、金属補強膜108なし
で、金属下地膜107だけで(ハ)〜(ホ)と同じ厚さ
の画素電極110を作製したものである。この場合画素
電極110の垂れが生じ、光利用効率が低下している。
これは、全く同じ厚さの画素電極110を形成する場合
でも、Cr部分を1度で成膜するよりもアモルファスシ
リコンのエッチング前後で2回に分けて成膜したほうが
より強度が大きいことを示している。なお、(ヘ)の場
合は金属下地膜107の画素パターン形成時に(イ)〜
(ホ)よりも膜厚の大きなCrをフォトリソグラフィー
によりパターンニングしなければならないため、パター
ン精度が甘くなって画素間のギャップ幅が多少広くな
り、画素の面積開口率が小さくなるという問題もあっ
た。
【0055】なお、(イ)〜(ヘ)の素子の断面構造を
電子顕微鏡で観察したところ、確かに(イ)および
(ヘ)の場合には図5に示すように画素電極110が垂
れているのが確認された。画素電極110端部での垂れ
は約0.5μmであった。他の(ロ)〜(ホ)の場合に
は殆ど垂れはなく画素電極110は平坦であった。
【0056】次に、別の構造の空間光変調素子を図6に
示す。これは、図2の空間光変調素子において、光導電
層106と金属下地膜107の間に光吸収層601を挿
入したものである。光吸収層601の材料としては例え
ばSiO2 、アモルファスSiGeC:H、および炭素
粒子含有フォトレジストなどがある。また、光吸収層6
01の厚さは0.02μm〜10μmが望ましい。この
素子の作製プロセスとしては、基本的には図1と同じで
あるが、異なるところとしては、工程(1)と工程
(2)の間に光吸収層601の成膜工程が入ること、お
よび工程(2)と工程(3)の間に画素間部分の光吸収
層601をエッチングする工程が入ることである。な
お、この光吸収層601があると工程(7)で絶縁性遮
光媒質112の厚みが光吸収層601の分だけ大きくな
るため、遮光度がより向上するという効果がある。実際
この空間光変調素子を動作させたところ、読み出し光最
大照射量は700万lx程度であり、(表2)の(ホ)
よりも高い遮光度が得られた。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明の空間光変調素子の
製造方法によれば、読み出し光の光利用効率が大きく、
しかも十分な遮光度を有する空間光変調素子が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空間光変調素子の製造方法の一実施例
を示す工程図
【図2】本発明の一実施例における空間光変調素子の断
面図
【図3】本実施例の空間光変調素子を駆動するための駆
動パルスの波形図
【図4】本実施例の空間光変調素子を用いた投写型ディ
スプレイシステムの構成図
【図5】従来の空間光変調素子における画素電極の垂れ
を示す断面図
【図6】本発明の他の実施例における空間光変調素子の
断面図
【図7】従来の空間光変調素子の断面図
【図8】他の従来の空間光変調素子の断面図
【符号の説明】
101 透明基板 102 透明導電性電極 103 p層 104 i層 105 n層 106 光導電層 107 金属下地膜 108 金属補強膜 109 金属反射膜 110 画素電極 111 金属遮光膜 112 絶縁性遮光媒質 113 配向膜 114 強誘電性液晶 115 配向膜 116 透明導電性電極 117 透明基板 118 炭素粒子含有フォトポリマー 119 金属遮光基層膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝山 純子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小森 一徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 滝本 昭雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の電極と、前記第一の電極に対して平
    行に配置された第二の電極と、前記第一の電極と前記第
    二の電極の間に配置された複数の金属画素電極と、前記
    第一の電極と前記金属画素電極に挟まれた光導電層と、
    前記第二の電極と前記金属画素電極に挟まれた光変調層
    とを備えた空間光変調素子を製造する方法であって、前
    記光導電層上に第一の金属を主成分とする金属下地膜を
    形成する第一の工程と、前記金属下地膜を複数に分離す
    る第二の工程と、複数に分離された前記金属下地膜をマ
    スクとして前記光導電層の一部を除去して溝を形成する
    第三の工程と、前記第一の金属を主成分とする物質を再
    度成膜することにより前記金属下地膜上に金属補強膜を
    形成し、かつ前記溝の底部に金属遮光基層膜を形成する
    第四の工程とを順に経ることにより前記金属画素電極を
    得ることを特徴とする空間光変調素子の製造方法。
  2. 【請求項2】第一の金属は、Co、Cr、Cu、Fe、
    Mo、Ni、Pd、Pt、Rh、Ta、Ti、V、W、
    ZnまたはZrのいずれかであることを特徴とする請求
    項1記載の空間光変調素子の製造方法。
  3. 【請求項3】第四の工程で形成する金属遮光基層膜の幅
    は、隣合う金属画素電極の間の幅よりも大きいことを特
    徴とする請求項1記載の空間光変調素子の製造方法。
  4. 【請求項4】第四の工程における成膜は真空蒸着法また
    はスパッタ法によって行い、成膜面の位置から蒸着源ま
    たはスパッタ源を見込む方向と前記成膜面の法線方向の
    なす角は3度以上87度以下であり、かつ蒸着またはス
    パッタ中に前記成膜面を前記成膜面の法線方向を軸とし
    て回転させることを特徴とする請求項3記載の空間光変
    調素子の製造方法。
  5. 【請求項5】第四の工程の後に、第二の金属を主成分と
    する物質を成膜することにより金属補強膜上に金属反射
    膜を形成し、かつ金属遮光基層膜上に金属遮光膜を形成
    する第五の工程を経ることにより金属画素電極を得るこ
    とを特徴とする請求項1記載の空間光変調素子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】第二の金属は、Ag、Al、またはAuの
    いずれかであることを特徴とする請求項5記載の空間光
    変調素子の製造方法。
  7. 【請求項7】第五の工程で形成する金属遮光膜の幅は隣
    合う金属画素電極の間の幅よりも大きいことを特徴とす
    る請求項5記載の空間光変調素子の製造方法。
  8. 【請求項8】第五の工程における成膜は真空蒸着法また
    はスパッタ法によって行い、成膜面の位置から蒸着源ま
    たはスパッタ源を見込む方向と前記成膜面の法線方向の
    なす角は3度以上87度以下であり、かつ蒸着またはス
    パッタ中に前記成膜面を前記成膜面の法線方向を軸とし
    て回転させることを特徴とする請求項7記載の空間光変
    調素子の製造方法。
  9. 【請求項9】第三の工程と第四の工程の間に、光導電層
    の溝の界面および金属補強膜表面を洗浄する第六の工程
    を有することを特徴とする請求項1記載の空間光変調素
    子の製造方法。
  10. 【請求項10】第四の工程の後に、光導電層の溝に絶縁
    性媒質を充填する第七の工程を含む請求項1記載の空間
    光変調素子の製造方法。
  11. 【請求項11】第一の電極と、前記第一の電極に対して
    平行に配置された第二の電極と、前記第一の電極と前記
    第二の電極の間に配置された複数の金属画素電極と、前
    記第一の電極と前記金属画素電極に挟まれた光導電層
    と、前記金属画素電極と前記光導電層に挟まれた光吸収
    絶縁層と、前記第二の電極と前記金属画素電極に挟まれ
    た光変調層とを備えた空間光変調素子を製造する方法で
    あって、前記光吸収絶縁層上に第一の金属を主成分とす
    る金属下地膜を形成する第一の工程と、前記金属下地膜
    を複数に分離する第二の工程と、複数に分離された前記
    金属下地膜をマスクとして前記光吸収絶縁層の一部を除
    去して溝を形成する第三の工程と、前記第一の金属を主
    成分とする物質を再度成膜することにより前記金属下地
    膜上に金属補強膜を形成しかつ前記溝の底部に金属遮光
    基層膜を形成する第四の工程と、を順に経ることにより
    前記金属画素電極を得ることを特徴とする空間光変調素
    子の製造方法。
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