JPH08122103A - 電子部品の緩衝装置 - Google Patents

電子部品の緩衝装置

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JPH08122103A
JPH08122103A JP6278638A JP27863894A JPH08122103A JP H08122103 A JPH08122103 A JP H08122103A JP 6278638 A JP6278638 A JP 6278638A JP 27863894 A JP27863894 A JP 27863894A JP H08122103 A JPH08122103 A JP H08122103A
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shock absorber
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shock absorbing
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正浩 荒井
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    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/30Supports specially adapted for an instrument; Supports specially adapted for a set of instruments
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B1/00Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
    • H02B1/015Boards, panels, desks; Parts thereof or accessories therefor
    • H02B1/04Mounting thereon of switches or of other devices in general, the switch or device having, or being without, casing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝装置の構造を簡略化することによりし品
質を安定させる。 【構成】 少なくとも2以上の切欠溝(5c)を有する
フランジ(5a)が一体成型されている一対の緩衝部材
(5)を電子部品(6)の両端に圧入して、底面に円錐
台と凸部が形成されている保持容器(2)内に収納し、
内面に円錐台(3b)と凸部(3c)とが形成されてい
る蓋部(3)を取り付けることによって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品の緩衝装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に電子部品は外部からの振動や落
下等による衝撃に対して破損しやすいものが多いため、
このような電子部品を保護する目的で振動や衝撃を減衰
させる種々の緩衝装置や緩衝機構が提案されている。例
えば、従来から模型ヘリコプターなどのラジコン機器に
搭載されている飛行時の姿勢を制御する姿勢制御装置
(以下、ジャイロという)には電子部品である高精度な
振動センサーが用いられているが、この振動センサーが
ラジコン機器に同時に搭載されている例えばエンジンの
振動や落下時の衝撃によって破損しやすいため、ジャイ
ロには振動センサーを保護する目的で緩衝装置が備えら
れている。
【0003】このような模型ヘリコプターに搭載されて
いる緩衝装置を備えたジャイロの組立斜視図を図6に示
す。この図において、10は緩衝装置を備えたジャイロ
全体を示している。11は金属等で形成されたケース、
11aは後述するジャイロ18に接続されているケーブ
ル13のケーブル引出部である。12は蓋部、12aは
ケーブル引出部、12bはケース11に蓋部12を取り
付ける際、固定するネジのネジ穴であり、四隅に設けら
れている。13はジャイロ18と図示されていない機器
本体とを接続するケーブルである。
【0004】14は金属で形成された円柱形の外筒、1
5はU字型をした例えばゴム等で形成される緩衝部材、
16は金属で形成された円柱形の内筒である。さらに、
17はシリコン接着剤であり、内筒16の内部に充填さ
れ、後述するジャイロ18を固定している。18は角速
度を検出する振動センサー18aと、センサー基板18
bとで構成されるジャイロである。
【0005】また、U字型の緩衝部材15の一端は外筒
14の内面に接着され、他のもう一端は内筒16の外面
にそれぞれ接着されている。つまり、外筒14、U字型
の緩衝部材15及び内筒16が一体となって緩衝部が構
成されている。そして、この緩衝部の内筒16内にシリ
コン接着剤17でジャイロ18が固定されたものをケー
ス11内に収納して蓋部12を取り付けることにより図
7に示すような緩衝装置を備えたジャイロ10が構成さ
れることになる。
【0006】次に、上述した緩衝装置を備えたジャイロ
10の緩衝動作を図8に示す断面図を用いて説明する。
このような構造とされる緩衝装置を備えたジャイロ10
を例えばラジコンの模型ヘリコプターに搭載して飛行さ
せた場合、例えば同時に搭載されるエンジンによって生
じる上下・左右方向の振動や落下時の衝撃はU字型の緩
衝部材15の弾性で吸収されて減衰し、ジャイロ18に
伝わらないようにされるが、検出軸の回転方向の変化
量、つまり矢印で示したように検出すべき検出軸の回転
は減衰されずに追従されるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな緩衝装置を備えたジャイロ10においては緩衝部材
15が例えばU字型のゴムとされているため、これを保
持する外筒14、内筒16が必要となり部品点数が多く
構造が複雑になるという欠点があった。さらに、人手に
よってU字型の緩衝部材15を外筒14の内面及び内筒
16の外面に接着したり、ジャイロ18を内筒16内に
固定するためシリコン接着剤17を充填する作業が生じ
るため、工数がかかると共に品質にバラツキが発生する
という欠点も有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、少なくとも2以上
の切欠溝を有するフランジが一体成型され、電子部品の
両端を保持する一対の緩衝部材と、内面に円錐台とその
円錐台上に一方の緩衝部材の切欠溝と対応する凸部とが
形成されている蓋部と、底面に円錐台とその円錐台上に
他方の緩衝部材の切欠溝と対応する凸部とが形成されて
いる保持容器とによって構成される。また、緩衝部材の
上側には複数の小突起が形成されていると共に下側には
電子部品を圧入することができる凹部が形成されてい
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、フランジが一体成型されてい
る緩衝部材を用いることにより緩衝装置の構造が簡略化
され、品質を安定にすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例として電子部品を例え
ばラジコンの模型ヘリコプターなどに搭載されるジャイ
ロとした場合の緩衝装置について説明する。図1に本発
明の実施例として緩衝装置を備えたジャイロの組立斜視
図を示す。この図で1は本実施例の緩衝装置を備えたジ
ャイロを示している。2は保持容器であり、例えば材質
はABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、及びアルミ等の
軽量金属のダイキャスト成型品等で形成されている。2
aはジャイロ6に接続されている後述のケーブル4を引
き出すための開口部である。3は蓋部を示し、3aは保
持容器2を蓋部3に取り付ける際に固定するネジのネジ
穴、3bは蓋部3の内面に設けられている円錐台、3c
は円錐台3b上に設けられている凸部を示している。4
はジャイロと図示されていない本体機器とを接続するケ
ーブルである。
【0011】5は緩衝部材を示し、例えば材質は柔軟で
且つ弾力性を有する熱可塑性エラストマー、シリコンゴ
ム等で形成されている。5aは緩衝部材5の周辺部から
直立しているフランジを示し、このフランジ5aは一体
成形によって形成されている。5bは緩衝部材5の上側
に設けられている複数の小突起であり、フランジ5a同
様一体成型されている。5cはフランジ5aに設けられ
ている例えば4つの切欠溝、5dは緩衝部材5の下側に
設けられている凹部であり、後述するジャイロ6が圧入
できるような形状とされている。6は角速度を検出する
振動センサー6aと基板6bで構成されるジャイロであ
る。
【0012】本発明の緩衝装置は、ジャイロ6の両端に
一対の緩衝部材5、5の凹部5d、5dを圧入して保持
容器2内に収納し、蓋部3を取り付けることによって図
2に示すような緩衝装置を備えたジャイロ1が構成され
ることになる。この時、ジャイロ6の両端に圧入されて
いる緩衝部材5、5のフランジ5a、5aに設けられて
いる切欠溝5c、5cと蓋部3上の凸部3c、及び後述
する図4の(a)に示されている保持容器2内の底面の
円錐台2b上の凸部2cとをそれぞれ勘合させることに
よって検出軸の回転方向の変化量は減衰せずに追従する
ようにしている。
【0013】また、図2に示すような蓋部3を取り付け
た状態ではジャイロ6の両端に圧入されている緩衝部材
5、5は上下方向から圧力がかかるように設定されてい
るため、一方の緩衝部材5のフランジ5aは蓋部3に設
けられている円錐台3bに沿って広がると共に、他方の
緩衝部材5のフランジ5aは保持容器2内に設けられて
いる円錐台2bに沿って広がり、これによって保持容器
2の中心にジャイロ6が保持されるようになる。
【0014】次に、このような緩衝装置を備えたジャイ
ロ1の緩衝動作を図3に示す断面図を用いて説明する。
このような緩衝装置を備えたジャイロ1を例えば模型ヘ
リコプタなどに搭載して飛行させた場合、同時に搭載さ
れている例えばエンジンなどによって生じる上下・左右
方向の振動はジャイロ6の両端に圧入されている緩衝部
材5、5のフランジ5a、5aの弾性で吸収されて減衰
し、ジャイロ6にはほとんど振動や衝撃が伝わらないよ
うにされている。
【0015】さらに、例えば着地時などに特に大きい衝
撃が生じる上下方向については緩衝部材5の上側に複数
の小突起5bを設けることによって、衝撃が分散されジ
ャイロ6を保護するようになされている。なお、上述し
たがジャイロ6の両端に圧入されている緩衝部材5、5
のフランジ5a、5aに設けられている切欠溝5c、5
cと蓋部3上の凸部3c、及び保持容器2内の底面上の
凸部2cとをそれぞれ勘合することによって検出軸の回
転方向の変化量は減衰せずに追従することができる。
【0016】次に、本実施例の電子部品の緩衝装置1の
保持容器2及び蓋部3を立面図を図4に示す。この図の
(a)に示すように保持容器2の側面にはケーブル4を
引き出すための開口部2aが設けられ、底面には円錐台
2b、さらに円錐台2b上には凸部2cが設けられてい
る。また、上面の周囲にはネジ穴2dが設けられてい
る。
【0017】また、同図(b)に示すように蓋部3にも
保持容器2に設けられているネジ穴2dと対応した位置
にネジ穴3aが設けられ、蓋部3aの内面にも保持容器
2内の円錐台2bと同一形状とされる円錐台3b、さら
に円錐台3b上に凸部3cが設けられている。
【0018】次に、本実施例の緩衝部材5の立面図を図
5に示す。この図で(a)は緩衝部材5の上面図、
(b)は下面図、(c)は側面図である。この図の
(a)に示すように緩衝部材5の上面には複数の小突起
5bが設けられている。また、同図(b)に示すように
側面からはフランジ5aが一体成型されていると共に、
切欠溝5cが設けられている。なお、この切欠溝5cの
位置は上述した凸部2c、3cと対応するようにされて
いる。さらに、同図(c)に示すように下面には電子部
品を圧入できるような凹部が形成されている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品
の緩衝装置はフランジが一体成型されている緩衝部材を
用いるようにしたことにより構造が簡略化され、部品点
数が削減されると共に、大幅に組立工数を低減すること
ができる。従って、コストダウン、及び製品の品質を安
定させることが可能になる。さらに、減衰効果の調整は
緩衝部材の材質、及び形状の変更させることで容易に行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のジャイロの緩衝装置の組立斜視図で
ある。
【図2】本実施例のジャイロの緩衝装置の全体図であ
る。
【図3】本実施例のジャイロの緩衝装置の断面図であ
る。
【図4】本実施例のジャイロの緩衝装置の保持容器及び
蓋部の立面図である。
【図5】本実施例のジャイロの緩衝装置の緩衝部材の立
面図である。
【図6】従来のジャイロの緩衝装置の組立斜視図であ
る。
【図7】従来のジャイロの緩衝装置の全体図である。
【図8】従来のジャイロの緩衝装置の断面図である。
【符号の説明】
1 緩衝装置 2 保持容器 2a 開口部 2b、3
b 円錐台 2c、3c 凸部 2d、3a ネジ穴
3 蓋部 4 ケーブル 5 緩衝部材 5aフランジ
5b 小突起 5c 切欠溝 5d 凹部 6 ジャ
イロ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材で形成され少なくとも2以上の切
    欠溝を有するフランジが底面から立上がるように一体成
    型された電子部品の両端を保持するための一対の緩衝部
    材と、 内面に上記緩衝部材のフランジと切欠溝が衝含する円錐
    台状の凸部とが形成されている蓋部と、 底面に上記緩衝部材のフランジと切欠溝が衝含する円錐
    台状の凸部とが形成されている保持容器とによって構成
    されることを特徴とする電子部品の緩衝装置。
  2. 【請求項2】 上記保持容器または上記蓋部と対向する
    上記緩衝部材の底面には複数の小突起が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の緩衝装
    置。
  3. 【請求項3】 上記緩衝部材の底面には電子部品を挿入
    することができる凹部が形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子部品の緩衝装置。
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DE19538659B4 (de) 2004-10-14
KR100208812B1 (ko) 1999-07-15
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