JPH08121937A - オープンショーケース - Google Patents
オープンショーケースInfo
- Publication number
- JPH08121937A JPH08121937A JP25852994A JP25852994A JPH08121937A JP H08121937 A JPH08121937 A JP H08121937A JP 25852994 A JP25852994 A JP 25852994A JP 25852994 A JP25852994 A JP 25852994A JP H08121937 A JPH08121937 A JP H08121937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction port
- box body
- plate
- flow path
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47F—SPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
- A47F3/00—Show cases or show cabinets
- A47F3/04—Show cases or show cabinets air-conditioned, refrigerated
- A47F3/0439—Cases or cabinets of the open type
- A47F3/0443—Cases or cabinets of the open type with forced air circulation
- A47F3/0447—Cases or cabinets of the open type with forced air circulation with air curtains
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 前面開口を多層のエアーカーテンが閉塞
するとともに、透明な前面板の結露を効率よく防止でき
るオープンショーケースを提供する。 【構 成】 オープンショーケース（１）の外箱体
（３）は前面に開口（８）を有している。外側吸い込み
口（２３）および内側吸い込み口（３８）は外箱体の下
側端部の庫内側に形成されている。外側吐出口（２４）
および内側吐出口（３９）は外箱体の上側端部の庫内側
に形成されている。外側流路（２１）が外側吸い込み口
と外側吐出口とを結んでおり、内側流路（３６）が内側
吸い込み口と内側吐出口とを結んでいる。送風機（２
６）が外側流路に設けられており、冷却器（４１）およ
び送風機（４０）が内側流路に設けられている。多重構
造の透明板（６６，６７）からなる前面板（９）が外箱
体の下側端部から上方に突出しており、前面板の庫内側
の透明板（６７）には熱源（６８）が配設されている。
するとともに、透明な前面板の結露を効率よく防止でき
るオープンショーケースを提供する。 【構 成】 オープンショーケース（１）の外箱体
（３）は前面に開口（８）を有している。外側吸い込み
口（２３）および内側吸い込み口（３８）は外箱体の下
側端部の庫内側に形成されている。外側吐出口（２４）
および内側吐出口（３９）は外箱体の上側端部の庫内側
に形成されている。外側流路（２１）が外側吸い込み口
と外側吐出口とを結んでおり、内側流路（３６）が内側
吸い込み口と内側吐出口とを結んでいる。送風機（２
６）が外側流路に設けられており、冷却器（４１）およ
び送風機（４０）が内側流路に設けられている。多重構
造の透明板（６６，６７）からなる前面板（９）が外箱
体の下側端部から上方に突出しており、前面板の庫内側
の透明板（６７）には熱源（６８）が配設されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、庫内に商品が陳列され
ているとともに、前面に開口が設けられており、この開
口を多層のエアーカーテンが閉塞しているオープンショ
ーケースに関する。
ているとともに、前面に開口が設けられており、この開
口を多層のエアーカーテンが閉塞しているオープンショ
ーケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のオープンショーケースは、たと
えば特公昭６１−６０３５３号公報（Ｆ２５Ｄ１７／０
８）などに記載されている。このオープンショーケース
は、庫内に冷凍食品などを陳列しており、庫内温度が低
いので、一層のエアーカーテンでは庫内の冷気の保護が
不完全となる場合がある。したがって、多層のエアーカ
ーテンで庫内の冷気を保護している。そして、フロント
パネルは断熱材で構成されており、客の庫内への視線を
このフロントパネルが遮っている。
えば特公昭６１−６０３５３号公報（Ｆ２５Ｄ１７／０
８）などに記載されている。このオープンショーケース
は、庫内に冷凍食品などを陳列しており、庫内温度が低
いので、一層のエアーカーテンでは庫内の冷気の保護が
不完全となる場合がある。したがって、多層のエアーカ
ーテンで庫内の冷気を保護している。そして、フロント
パネルは断熱材で構成されており、客の庫内への視線を
このフロントパネルが遮っている。
【０００３】また、冷蔵品を陳列するオープンショーケ
ースは、一層のエアーカーテンで庫内の冷気を保護して
おり、前面にフロントガラスを設けたものがある。さら
に、アイスクリームなどを貯蔵する平型ショーケースに
おいて、庫内が見えるように透明板を設けたものがあ
る。そして、透明板の外面の結露を防止するために透明
板を加熱しているものがある。
ースは、一層のエアーカーテンで庫内の冷気を保護して
おり、前面にフロントガラスを設けたものがある。さら
に、アイスクリームなどを貯蔵する平型ショーケースに
おいて、庫内が見えるように透明板を設けたものがあ
る。そして、透明板の外面の結露を防止するために透明
板を加熱しているものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多層のエア
ーカーテンで前面開口を閉塞しているオープンショーケ
ースにおいて、庫内がよく見えるように透明板を設ける
ことを検討したが、単純にフロントガラスを設けると、
結露が多く発生し、フロントガラスを通しての透視効果
が悪くなった。そこで、結露を防止するために、平型シ
ョーケースと同様にフロントガラスを加熱することをさ
らに検討した。平型ショーケースの場合には、透明板の
内面にかなり低温（−１８℃）の冷気が接触し、一方、
透明板の外面は外気（たとえば＋２７℃）に晒されてお
り、その外面に結露が発生する。
ーカーテンで前面開口を閉塞しているオープンショーケ
ースにおいて、庫内がよく見えるように透明板を設ける
ことを検討したが、単純にフロントガラスを設けると、
結露が多く発生し、フロントガラスを通しての透視効果
が悪くなった。そこで、結露を防止するために、平型シ
ョーケースと同様にフロントガラスを加熱することをさ
らに検討した。平型ショーケースの場合には、透明板の
内面にかなり低温（−１８℃）の冷気が接触し、一方、
透明板の外面は外気（たとえば＋２７℃）に晒されてお
り、その外面に結露が発生する。
【０００５】しかしながら、多層エアーカーテンのオー
プンショーケースの場合には、内側のエアーカーテンは
かなり低温（たとえば−１８℃）であるが、その外側の
エアーカーテンはそれよりも高い温度（たとえば＋１０
℃）である。ところが、この外側のエアーカーテンのさ
らに外側に設けられた透明板も結露しており、平型ショ
ーケースの場合と結露状態がかなり異なっている。した
がって、平型ショーケースの加熱構造を単純に採用する
と、加熱効率が悪く、加熱するための消費電力が上昇す
る。
プンショーケースの場合には、内側のエアーカーテンは
かなり低温（たとえば−１８℃）であるが、その外側の
エアーカーテンはそれよりも高い温度（たとえば＋１０
℃）である。ところが、この外側のエアーカーテンのさ
らに外側に設けられた透明板も結露しており、平型ショ
ーケースの場合と結露状態がかなり異なっている。した
がって、平型ショーケースの加熱構造を単純に採用する
と、加熱効率が悪く、加熱するための消費電力が上昇す
る。
【０００６】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、前面開口を多層のエアーカーテンが閉塞す
るとともに、透明な前面板の結露を効率よく防止できる
オープンショーケースを提供することを目的とする。
めのもので、前面開口を多層のエアーカーテンが閉塞す
るとともに、透明な前面板の結露を効率よく防止できる
オープンショーケースを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のオープンショーケース（１）は、前面に開
口（８）を有している外箱体（３）と、この外箱体の下
側端部の庫内側に形成されている外側吸い込み口（２
３）と、この外側吸い込み口の庫内側に形成されている
内側吸い込み口（３８）と、前記外箱体の上側端部の庫
内側に形成されている外側吐出口（２４）と、この外側
吐出口の庫内側に形成されている内側吐出口（３９）
と、前記外側吸い込み口と前記外側吐出口とを結んでい
る外側流路（２１）と、前記内側吸い込み口と前記内側
吐出口とを結んでいる内側流路（３６）と、前記外側流
路に設けられている送風機（２６）と、前記内側流路に
設けられている冷却器（４１）および送風機（４０）と
を備えている。
に、本発明のオープンショーケース（１）は、前面に開
口（８）を有している外箱体（３）と、この外箱体の下
側端部の庫内側に形成されている外側吸い込み口（２
３）と、この外側吸い込み口の庫内側に形成されている
内側吸い込み口（３８）と、前記外箱体の上側端部の庫
内側に形成されている外側吐出口（２４）と、この外側
吐出口の庫内側に形成されている内側吐出口（３９）
と、前記外側吸い込み口と前記外側吐出口とを結んでい
る外側流路（２１）と、前記内側吸い込み口と前記内側
吐出口とを結んでいる内側流路（３６）と、前記外側流
路に設けられている送風機（２６）と、前記内側流路に
設けられている冷却器（４１）および送風機（４０）と
を備えている。
【０００８】そして、多重構造の透明板（６６，６７）
からなる前面板（９）が前記外箱体の下側端部から上方
に突出しており、この前面板の庫内側の透明板（６７）
には熱源（６８）が配設されている。
からなる前面板（９）が前記外箱体の下側端部から上方
に突出しており、この前面板の庫内側の透明板（６７）
には熱源（６８）が配設されている。
【０００９】また、前面板の下端部の庫内側の面または
前記外箱体の下側端部の庫内側の面に光源（１１）が設
けられていることが好ましい。さらに、内側吸い込み口
と前記外側吸い込み口との間に透明な仕切り板（１７）
が着脱自在に設けられており、この仕切り板の下端は前
記光源と略同じ高さかまたは前記光源よりも下方に位置
している場合がある。
前記外箱体の下側端部の庫内側の面に光源（１１）が設
けられていることが好ましい。さらに、内側吸い込み口
と前記外側吸い込み口との間に透明な仕切り板（１７）
が着脱自在に設けられており、この仕切り板の下端は前
記光源と略同じ高さかまたは前記光源よりも下方に位置
している場合がある。
【００１０】また、透明な仕切り板が前記内側吸い込み
口と前記外側吸い込み口との間に設けられており、か
つ、この仕切り板の上端が前記前面板の上端よりも低く
形成されている。そして、落下防止部材（４７）が前記
内側吸い込み口の庫内側から上方に突出しており、か
つ、この落下防止部材の上端が前記仕切り板の上端より
も高く形成されている場合がある。
口と前記外側吸い込み口との間に設けられており、か
つ、この仕切り板の上端が前記前面板の上端よりも低く
形成されている。そして、落下防止部材（４７）が前記
内側吸い込み口の庫内側から上方に突出しており、か
つ、この落下防止部材の上端が前記仕切り板の上端より
も高く形成されている場合がある。
【００１１】
【作 用】冷却器により冷却された冷気により、オー
プンショーケースの前面には低温のエアーカーテンが形
成されている。そして、第２のエアーカーテンがこの低
温のエアーカーテンを覆い、低温のエアーカーテンを保
護している。このオープンショーケースには透明な前面
板が設けられているが、前面板の庫内側の透明板が結露
しないように、庫内側の透明板は熱源により加熱されて
いる。
プンショーケースの前面には低温のエアーカーテンが形
成されている。そして、第２のエアーカーテンがこの低
温のエアーカーテンを覆い、低温のエアーカーテンを保
護している。このオープンショーケースには透明な前面
板が設けられているが、前面板の庫内側の透明板が結露
しないように、庫内側の透明板は熱源により加熱されて
いる。
【００１２】また、庫内などを照明する光源が、前面板
の下方付近に設けられており、光源が発生する熱により
前面板の庫内側が加熱される。
の下方付近に設けられており、光源が発生する熱により
前面板の庫内側が加熱される。
【００１３】さらに、仕切り板の下端が、光源に対向す
る位置に略あるので、仕切り板を取り外すと、簡単に光
源を交換することができる。
る位置に略あるので、仕切り板を取り外すと、簡単に光
源を交換することができる。
【００１４】そして、仕切り板の高さが低いと、仕切り
板の上方で、低温のエアーカーテンと第２のエアーカー
テンとがその境界部で混合し、境界部における温度が略
均一となる。そして、その略均一となった境界部におけ
る空気流が仕切り板に接触する。
板の上方で、低温のエアーカーテンと第２のエアーカー
テンとがその境界部で混合し、境界部における温度が略
均一となる。そして、その略均一となった境界部におけ
る空気流が仕切り板に接触する。
【００１５】
【実 施 例】次に、本発明におけるオープンショーケ
ースの実施例を図１および図２を用いて説明する。図１
は本発明のオープンショーケースの第１実施例の縦断面
図である。図２は図１の要部拡大図である。
ースの実施例を図１および図２を用いて説明する。図１
は本発明のオープンショーケースの第１実施例の縦断面
図である。図２は図１の要部拡大図である。
【００１６】図１において、冷凍食品など各種商品を陳
列する多段オープンショーケース１の外箱体３は、断熱
材からなる断熱箱体であり、上壁４、後壁５、底壁６、
前壁７および図示しない左右一対の側壁から構成されて
おり、その前面には商品収納および取り出し用開口８が
形成されている。前壁７の上部には透明な前面板である
フロントガラス９が左右にわたって細長く設けられてい
る。このフロントガラス９の下端部には光源である蛍光
灯１１が設けられている。
列する多段オープンショーケース１の外箱体３は、断熱
材からなる断熱箱体であり、上壁４、後壁５、底壁６、
前壁７および図示しない左右一対の側壁から構成されて
おり、その前面には商品収納および取り出し用開口８が
形成されている。前壁７の上部には透明な前面板である
フロントガラス９が左右にわたって細長く設けられてい
る。このフロントガラス９の下端部には光源である蛍光
灯１１が設けられている。
【００１７】この外箱体３の上壁４、後壁５、底壁６お
よび前壁７より適当な間隔を有して、内箱体１３の上壁
１４、後壁１５および底壁１６が配設されている。この
内箱体１３は外箱体３と同様に断熱材からなる断熱箱体
である。なお、内箱体１３の左右両側は、外箱体３の一
対の側壁で封鎖されている。そして、底壁１６の前側端
部には、ガラスなどの透明な仕切り板１７が左右にわた
って細長く設けられている。また、外箱体３と内箱体１
３との間の空間が外側流路２１となり、この外側流路２
１の下側の先端には外側吸い込み口２３が、一方上側の
先端には外側吐出口２４が形成されている。外側流路２
１の下部には送風機２６が設けられている。
よび前壁７より適当な間隔を有して、内箱体１３の上壁
１４、後壁１５および底壁１６が配設されている。この
内箱体１３は外箱体３と同様に断熱材からなる断熱箱体
である。なお、内箱体１３の左右両側は、外箱体３の一
対の側壁で封鎖されている。そして、底壁１６の前側端
部には、ガラスなどの透明な仕切り板１７が左右にわた
って細長く設けられている。また、外箱体３と内箱体１
３との間の空間が外側流路２１となり、この外側流路２
１の下側の先端には外側吸い込み口２３が、一方上側の
先端には外側吐出口２４が形成されている。外側流路２
１の下部には送風機２６が設けられている。
【００１８】さらに、内箱体１３の内面より適当な間隔
を有して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板
からなる区画天板３３、区画後壁板３４および区画床板
３５が配設されている。これら区画天板３３、区画後壁
板３４および区画床板３５と内箱体１３との間の空間が
内側流路３６となる。この内側流路３６の下側の先端に
は内側吸い込み口３８が、一方上側の先端には内側吐出
口３９が形成されている。そして、区画床板３５の下方
の内側流路３６には、送風機４０が、また区画後壁板３
４の後方の内側流路３６には、冷却器４１が配置されて
いる。
を有して、塗装鋼板やステンレスなどの錆びない金属板
からなる区画天板３３、区画後壁板３４および区画床板
３５が配設されている。これら区画天板３３、区画後壁
板３４および区画床板３５と内箱体１３との間の空間が
内側流路３６となる。この内側流路３６の下側の先端に
は内側吸い込み口３８が、一方上側の先端には内側吐出
口３９が形成されている。そして、区画床板３５の下方
の内側流路３６には、送風機４０が、また区画後壁板３
４の後方の内側流路３６には、冷却器４１が配置されて
いる。
【００１９】また、区画天板３３、区画後壁板３４およ
び区画床板３５で囲まれた貯蔵室としての陳列室４４に
は、複数枚の商品陳列棚４５が高さの変更可能な左右一
対のブラケットに支持されて、上下に多段に設けられて
いる。そして、区画床板３５には断面Ｌ字状のワイヤー
ラック４７が載置されており、このワイヤーラック４７
の前側の垂直部分は内側吸い込み口３８の庫内側におい
て左右方向にわたって配設されており、商品が内側吸い
込み口３８の上面に落下することを防止する落下防止機
能を有している。
び区画床板３５で囲まれた貯蔵室としての陳列室４４に
は、複数枚の商品陳列棚４５が高さの変更可能な左右一
対のブラケットに支持されて、上下に多段に設けられて
いる。そして、区画床板３５には断面Ｌ字状のワイヤー
ラック４７が載置されており、このワイヤーラック４７
の前側の垂直部分は内側吸い込み口３８の庫内側におい
て左右方向にわたって配設されており、商品が内側吸い
込み口３８の上面に落下することを防止する落下防止機
能を有している。
【００２０】さらに、外箱体３の上壁４の上面にはダク
ト５１が設けられており、このダクト５１には送風機５
２が設けられ、ダクト５１の前端に形成された第３吐出
口５３から空気を吐出している。この第３吐出口５３の
手前側には陳列室４４を照明する蛍光灯などの光源５５
が設けられている。
ト５１が設けられており、このダクト５１には送風機５
２が設けられ、ダクト５１の前端に形成された第３吐出
口５３から空気を吐出している。この第３吐出口５３の
手前側には陳列室４４を照明する蛍光灯などの光源５５
が設けられている。
【００２１】図２において、フロントガラス９は二重構
造の透明板であるガラス板６６，６７で構成されてお
り、庫内側のガラス板６７の内面には熱源である通電型
熱線反射フィルムまたはヒーター６８が張られている。
一方、庫外側のガラス板６６の内面はヒーター６８など
の熱源が設けられておらず、フロントガラス９の内部空
間に露出している。また、フロントガラス９の上端部に
はハンドレール６９が設けられている。そして、フロン
トガラス９の庫内側の面に設けられた蛍光灯１１には蛍
光灯１１を覆う湾曲した蛍光灯カバー７１が設けられて
いる。この蛍光灯カバー７１は外側吸い込み口２３の手
前側に左右方向に延在している。一方、外側吸い込み口
２３は外箱体３と内箱体１３との間に形成されている
が、外箱体３と内箱体１３との間全面に形成されている
のではなく、内箱体１３側に偏って形成されている。
造の透明板であるガラス板６６，６７で構成されてお
り、庫内側のガラス板６７の内面には熱源である通電型
熱線反射フィルムまたはヒーター６８が張られている。
一方、庫外側のガラス板６６の内面はヒーター６８など
の熱源が設けられておらず、フロントガラス９の内部空
間に露出している。また、フロントガラス９の上端部に
はハンドレール６９が設けられている。そして、フロン
トガラス９の庫内側の面に設けられた蛍光灯１１には蛍
光灯１１を覆う湾曲した蛍光灯カバー７１が設けられて
いる。この蛍光灯カバー７１は外側吸い込み口２３の手
前側に左右方向に延在している。一方、外側吸い込み口
２３は外箱体３と内箱体１３との間に形成されている
が、外箱体３と内箱体１３との間全面に形成されている
のではなく、内箱体１３側に偏って形成されている。
【００２２】また、内側吸い込み口３８を構成する金属
製の板部材７３の前端には、段部が形成されるととも
に、断面三角形の係止部材７４が左右方向に渡って細長
く取り付けられている。そして、板部材７３の段部と係
止部材７４との間に、細長い係合部としての係合溝が形
成されている。この係合溝に仕切り板１７が着脱自在に
嵌め込まれて支持されている。板部材７３の内面には熱
源であるヒーター７６が設けられている。
製の板部材７３の前端には、段部が形成されるととも
に、断面三角形の係止部材７４が左右方向に渡って細長
く取り付けられている。そして、板部材７３の段部と係
止部材７４との間に、細長い係合部としての係合溝が形
成されている。この係合溝に仕切り板１７が着脱自在に
嵌め込まれて支持されている。板部材７３の内面には熱
源であるヒーター７６が設けられている。
【００２３】この様に構成されたオープンショーケース
１において、内側流路３６の送風機４０が回転すると、
内側流路３６内の空気は矢印方向に送風されて強制循環
する。すなわち、送風機４０から送風される空気は、冷
却器４１に移動し冷却され、さらに上昇して内側吐出口
３９から陳列室４４内に吐出する。そして、内側吐出口
３９から吹き出した冷気は、陳列室４４の前面すなわち
商品収納および取り出し用開口８において内層エアーカ
ーテンａを形成するとともに陳列室４４内を冷却する。
この陳列室４４内を冷却した空気は内側吸い込み口３８
から吸い込まれて送風機４０に戻ってくる。この内層エ
アーカーテンａは陳列室４４を閉塞し、陳列室４４内の
冷気が庫外に流出することを防止している。
１において、内側流路３６の送風機４０が回転すると、
内側流路３６内の空気は矢印方向に送風されて強制循環
する。すなわち、送風機４０から送風される空気は、冷
却器４１に移動し冷却され、さらに上昇して内側吐出口
３９から陳列室４４内に吐出する。そして、内側吐出口
３９から吹き出した冷気は、陳列室４４の前面すなわち
商品収納および取り出し用開口８において内層エアーカ
ーテンａを形成するとともに陳列室４４内を冷却する。
この陳列室４４内を冷却した空気は内側吸い込み口３８
から吸い込まれて送風機４０に戻ってくる。この内層エ
アーカーテンａは陳列室４４を閉塞し、陳列室４４内の
冷気が庫外に流出することを防止している。
【００２４】一方、外側流路２１の送風機２６が回転す
ると、外側流路２１内の空気は矢印方向に送風されて強
制循環する。すなわち、送風機２６から送風される空気
は、外側吐出口２４から吐出し、内層エアーカーテンａ
の前側を覆いながら、中層エアーカーテンｂを形成す
る。そして、外側吸い込み口２３から吸い込まれて送風
機２６に戻ってくる。この中層エアーカーテンｂは内層
エアーカーテンａの冷気流を外気から保護している。
ると、外側流路２１内の空気は矢印方向に送風されて強
制循環する。すなわち、送風機２６から送風される空気
は、外側吐出口２４から吐出し、内層エアーカーテンａ
の前側を覆いながら、中層エアーカーテンｂを形成す
る。そして、外側吸い込み口２３から吸い込まれて送風
機２６に戻ってくる。この中層エアーカーテンｂは内層
エアーカーテンａの冷気流を外気から保護している。
【００２５】さらに、外箱体３の上方に配置されたダク
ト５１の送風機５２が回転すると、外箱体３上方の空気
を吸い込んで、第３吐出口５３から吐出し、中層エアー
カーテンｂの前側を覆いながら、外層エアーカーテンｃ
を形成する。この外層エアーカーテンｃは中層エアーカ
ーテンｂの空気流を外気から保護している。この様にし
て、たとえば約−１８℃の内層エアーカーテンａは二重
のエアーカーテンｂ，ｃにより保護されている。
ト５１の送風機５２が回転すると、外箱体３上方の空気
を吸い込んで、第３吐出口５３から吐出し、中層エアー
カーテンｂの前側を覆いながら、外層エアーカーテンｃ
を形成する。この外層エアーカーテンｃは中層エアーカ
ーテンｂの空気流を外気から保護している。この様にし
て、たとえば約−１８℃の内層エアーカーテンａは二重
のエアーカーテンｂ，ｃにより保護されている。
【００２６】そして、外層エアーカーテンｃは送風機５
２が外気を吸い込んで形成しているので、外気温度たと
えば約＋２７℃となっている。一方、中層エアーカーテ
ンｂは送風機２６により略同じ空気が強制循環すること
になるが、内層エアーカーテンａなどにより冷却されて
約＋１０℃となる。したがって、フロントガラス９は＋
１０℃の中層エアーカーテンｂと約＋２７℃の外層エア
ーカーテンｃに晒されることになり、＋１０℃ないし＋
２７℃の温度となる。この程度の温度であると普通は結
露は生じない。
２が外気を吸い込んで形成しているので、外気温度たと
えば約＋２７℃となっている。一方、中層エアーカーテ
ンｂは送風機２６により略同じ空気が強制循環すること
になるが、内層エアーカーテンａなどにより冷却されて
約＋１０℃となる。したがって、フロントガラス９は＋
１０℃の中層エアーカーテンｂと約＋２７℃の外層エア
ーカーテンｃに晒されることになり、＋１０℃ないし＋
２７℃の温度となる。この程度の温度であると普通は結
露は生じない。
【００２７】しかしながら、陳列室４４内の冷気からの
輻射により、フロントガラス９の庫内側の面が冷却され
る。すなわち、フロントガラス９はガラス板の二重構造
となっているので、庫内側のガラス板６７が低温とな
り、このガラス板６７に＋１０℃の中層エアーカーテン
ｂが接触するので、結露する事になる。この結露が生じ
ると、フロントガラス９の透視効果が減少するので、こ
の結露を解消するために、ガラス板６７をヒーター６８
により加熱している。また、ガラス板６７は蛍光灯１１
が発生する熱によっても加熱されている。
輻射により、フロントガラス９の庫内側の面が冷却され
る。すなわち、フロントガラス９はガラス板の二重構造
となっているので、庫内側のガラス板６７が低温とな
り、このガラス板６７に＋１０℃の中層エアーカーテン
ｂが接触するので、結露する事になる。この結露が生じ
ると、フロントガラス９の透視効果が減少するので、こ
の結露を解消するために、ガラス板６７をヒーター６８
により加熱している。また、ガラス板６７は蛍光灯１１
が発生する熱によっても加熱されている。
【００２８】一方、仕切り板１７は約−１８℃の内層エ
アーカーテンａと＋１０℃の中層エアーカーテンｂに晒
されており、かなり低温となり、仕切り板１７の前側の
面に結露が生じる。ところで、中層エアーカーテンｂは
蛍光灯１１の蛍光灯カバー７１により、その流れが妨げ
られて、フロントガラス９よりも仕切り板１７側に偏っ
て流れ、仕切り板１７の前側の面に速い流れを形成す
る。また、外側吸い込み口２３も仕切り板１７側に偏っ
て形成されており、同様に、仕切り板１７の前側の面に
速い流れを形成する様にしている。この様に、仕切り板
１７の前側の面に速い流れを形成することにより、仕切
り板１７の前側に生じる結露をできる限り防止してい
る。また、この仕切り板１７の結露を防止するためにヒ
ーター７６が仕切り板１７を加熱している。
アーカーテンａと＋１０℃の中層エアーカーテンｂに晒
されており、かなり低温となり、仕切り板１７の前側の
面に結露が生じる。ところで、中層エアーカーテンｂは
蛍光灯１１の蛍光灯カバー７１により、その流れが妨げ
られて、フロントガラス９よりも仕切り板１７側に偏っ
て流れ、仕切り板１７の前側の面に速い流れを形成す
る。また、外側吸い込み口２３も仕切り板１７側に偏っ
て形成されており、同様に、仕切り板１７の前側の面に
速い流れを形成する様にしている。この様に、仕切り板
１７の前側の面に速い流れを形成することにより、仕切
り板１７の前側に生じる結露をできる限り防止してい
る。また、この仕切り板１７の結露を防止するためにヒ
ーター７６が仕切り板１７を加熱している。
【００２９】また、蛍光灯１１は陳列室４４を照明して
いるが、この蛍光灯１１が壊れて交換する際には、仕切
り板１７を板部材７３に形成されている溝から引き抜い
て、蛍光灯１１を交換するための作業空間を形成する。
いるが、この蛍光灯１１が壊れて交換する際には、仕切
り板１７を板部材７３に形成されている溝から引き抜い
て、蛍光灯１１を交換するための作業空間を形成する。
【００３０】次に、オープンショーケースの第２実施例
を図３および図４を用いて説明する。図３はオープンシ
ョーケースの第２実施例の縦断面図である。図４は図２
の要部拡大図である。なお、第２実施例の説明におい
て、第１実施例と同じ構成部材には同じ符号を用いて、
その説明は省略する。
を図３および図４を用いて説明する。図３はオープンシ
ョーケースの第２実施例の縦断面図である。図４は図２
の要部拡大図である。なお、第２実施例の説明におい
て、第１実施例と同じ構成部材には同じ符号を用いて、
その説明は省略する。
【００３１】第１実施例においては、仕切り板１７の上
端が、フロントガラス９の上端よりも少し低く、また、
ワイヤーラック４７の上端と略同じ高さに位置してい
る。このワイヤーラック４７の垂直部分の庫内側には商
品が収納されていて、この商品が内層エアーカーテンａ
の庫内側への侵入を妨げており、ワイヤーラック４７の
垂直部分は壁の様に作用している。したがって、内層エ
アーカーテンａはワイヤーラック４７と仕切り板１７と
の間に流れ込み内側吸い込み口３８に吸い込まれる。一
方、中層エアーカーテンｂは仕切り板１７とフロントガ
ラス９との間に流れ込み外側吸い込み口２３に吸い込ま
れる。この様にして、内層エアーカーテンａと中層エア
ーカーテンｂとは仕切り板１７により分離されて、混合
することなく、循環することができる。しかしながら、
仕切り板１７の庫内側と庫外側とでは温度差が大きいの
で、仕切り板１７の庫外側の面で結露が生じる。
端が、フロントガラス９の上端よりも少し低く、また、
ワイヤーラック４７の上端と略同じ高さに位置してい
る。このワイヤーラック４７の垂直部分の庫内側には商
品が収納されていて、この商品が内層エアーカーテンａ
の庫内側への侵入を妨げており、ワイヤーラック４７の
垂直部分は壁の様に作用している。したがって、内層エ
アーカーテンａはワイヤーラック４７と仕切り板１７と
の間に流れ込み内側吸い込み口３８に吸い込まれる。一
方、中層エアーカーテンｂは仕切り板１７とフロントガ
ラス９との間に流れ込み外側吸い込み口２３に吸い込ま
れる。この様にして、内層エアーカーテンａと中層エア
ーカーテンｂとは仕切り板１７により分離されて、混合
することなく、循環することができる。しかしながら、
仕切り板１７の庫内側と庫外側とでは温度差が大きいの
で、仕切り板１７の庫外側の面で結露が生じる。
【００３２】そこで、第２実施例では、仕切り板１７の
上部が結露すると、客の視線を妨げるので、上部をカッ
トして短くしてある。また、仕切り板１７が短くなるこ
とにより、仕切り板１７の上方に、フロントガラス９と
ワイヤーラック４７とで規制された空間が形成される。
ところで、エアーカーテンは内層エアーカーテンａ、中
層エアーカーテンｂ、そして外層エアーカーテンｃに行
く程、温度が上昇し、かつ速度が遅くなっている。
上部が結露すると、客の視線を妨げるので、上部をカッ
トして短くしてある。また、仕切り板１７が短くなるこ
とにより、仕切り板１７の上方に、フロントガラス９と
ワイヤーラック４７とで規制された空間が形成される。
ところで、エアーカーテンは内層エアーカーテンａ、中
層エアーカーテンｂ、そして外層エアーカーテンｃに行
く程、温度が上昇し、かつ速度が遅くなっている。
【００３３】したがって、フロントガラス９およびワイ
ヤーラック４７で規制された空間に、内層エアーカーテ
ンａおよび中層エアーカーテンｂが流入し、その両エア
ーカーテンａ，ｂがその境界部で混合すると、内層エア
ーカーテンａにおける庫外側部分の温度は上昇し、中層
エアーカーテンｂの庫内側部分の温度は低下する。その
結果、仕切り板１７の庫内側と庫外側との温度差が第１
実施例の場合よりも小さくなり、結露の発生が減少す
る。
ヤーラック４７で規制された空間に、内層エアーカーテ
ンａおよび中層エアーカーテンｂが流入し、その両エア
ーカーテンａ，ｂがその境界部で混合すると、内層エア
ーカーテンａにおける庫外側部分の温度は上昇し、中層
エアーカーテンｂの庫内側部分の温度は低下する。その
結果、仕切り板１７の庫内側と庫外側との温度差が第１
実施例の場合よりも小さくなり、結露の発生が減少す
る。
【００３４】一方、前記混合により中層エアーカーテン
ｂにおける庫内側部分の速度は速くなり、この中層エア
ーカーテンｂにおける庫内側部分が仕切り板１７の庫外
側に接触する。この様に、結露側の流速が速いと、結露
が蒸発するので結露の発生が減少する。したがって、仕
切り板１７における結露の発生を減少させることができ
る。
ｂにおける庫内側部分の速度は速くなり、この中層エア
ーカーテンｂにおける庫内側部分が仕切り板１７の庫外
側に接触する。この様に、結露側の流速が速いと、結露
が蒸発するので結露の発生が減少する。したがって、仕
切り板１７における結露の発生を減少させることができ
る。
【００３５】前述の様に、実施例においては、蛍光灯１
１の光源カバーである蛍光灯カバー７１が、フロントガ
ラス９または外箱体３の下側端部である前壁７の庫内側
の面に突出して設けられているので、中層エアーカーテ
ンｂが仕切り板１７側に近づいて流れる。したがって、
仕切り板１７の庫外側の面に触れる空気の流速が速くな
って、仕切り板１７の庫外側の面の結露を防止する。
１の光源カバーである蛍光灯カバー７１が、フロントガ
ラス９または外箱体３の下側端部である前壁７の庫内側
の面に突出して設けられているので、中層エアーカーテ
ンｂが仕切り板１７側に近づいて流れる。したがって、
仕切り板１７の庫外側の面に触れる空気の流速が速くな
って、仕切り板１７の庫外側の面の結露を防止する。
【００３６】光源である蛍光灯１１がフロントガラス９
の下方に設けられているので、陳列室４４を照明するこ
とができる。そして、この蛍光灯１１は陳列室４４およ
び内層エアーカーテンａの冷気には触れていないので、
低温とはならず、照度が低下することはない。また、フ
ロントガラス９の上端に取り付けた場合のように、外観
の妨げになることもない。
の下方に設けられているので、陳列室４４を照明するこ
とができる。そして、この蛍光灯１１は陳列室４４およ
び内層エアーカーテンａの冷気には触れていないので、
低温とはならず、照度が低下することはない。また、フ
ロントガラス９の上端に取り付けた場合のように、外観
の妨げになることもない。
【００３７】また、フロントガラス９の内部空間に設け
られたヒーター６８は庫内側のガラス板６７側に配設さ
れている。したがって、庫内の冷気の輻射によってフロ
ントガラス９の庫内側のガラス板６７が冷却されても、
加熱して結露を防止できる。したがって、平型ショーケ
ースの場合の様に、庫外側のガラス板を加熱するものと
は異なっており、平型ショーケースの技術を単純に採用
すると熱効率が極めて悪化する。
られたヒーター６８は庫内側のガラス板６７側に配設さ
れている。したがって、庫内の冷気の輻射によってフロ
ントガラス９の庫内側のガラス板６７が冷却されても、
加熱して結露を防止できる。したがって、平型ショーケ
ースの場合の様に、庫外側のガラス板を加熱するものと
は異なっており、平型ショーケースの技術を単純に採用
すると熱効率が極めて悪化する。
【００３８】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記
に例示する。 （１）実施例においては、落下防止部材はワイヤーラッ
ク４７の前面により構成されているが、ガラスなどの透
明板などで構成することも可能である。
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記
に例示する。 （１）実施例においては、落下防止部材はワイヤーラッ
ク４７の前面により構成されているが、ガラスなどの透
明板などで構成することも可能である。
【００３９】（２）実施例においては、仕切り板が設け
られているが、必ずしも設ける必要はない。ただし、仕
切り板を設けないと、内層エアーカーテンと中層エアー
カーテンが混合しすぎる場合があり、内層エアーカーテ
ンの温度が上昇し、冷却器の負荷が増大する。また、中
層エアーカーテンの温度が低下して、外側流路内のドレ
ンパンなどに凍結が生じることがある。 （３）実施例においては、フロントガラス９は二重ガラ
スであるが、ガラス板を三重以上に配設する事も可能で
ある。その場合にも、ヒーター６８は庫内側のガラス板
を加熱する様に設ける。
られているが、必ずしも設ける必要はない。ただし、仕
切り板を設けないと、内層エアーカーテンと中層エアー
カーテンが混合しすぎる場合があり、内層エアーカーテ
ンの温度が上昇し、冷却器の負荷が増大する。また、中
層エアーカーテンの温度が低下して、外側流路内のドレ
ンパンなどに凍結が生じることがある。 （３）実施例においては、フロントガラス９は二重ガラ
スであるが、ガラス板を三重以上に配設する事も可能で
ある。その場合にも、ヒーター６８は庫内側のガラス板
を加熱する様に設ける。
【００４０】（４）実施例においては、エアーカーテン
は３層となっているが、２層でも４層でも適宜変更可能
である。 （５）実施例においては、外箱体３および内箱体１３は
断熱箱体であるが、必ずしも、両者を断熱箱体にする必
要はない。
は３層となっているが、２層でも４層でも適宜変更可能
である。 （５）実施例においては、外箱体３および内箱体１３は
断熱箱体であるが、必ずしも、両者を断熱箱体にする必
要はない。
【００４１】
【発明の効果】本発明によれば、庫内の冷気の輻射によ
り、前面板の庫内側が低温となり、結露が発生する恐れ
があるが、熱源により結露の発生が防止できる。この熱
源は庫内側の透明板に設けられているので、従来の様
に、熱源が庫外側に設けられているものに比して効率良
く結露の発生を防止できる。
り、前面板の庫内側が低温となり、結露が発生する恐れ
があるが、熱源により結露の発生が防止できる。この熱
源は庫内側の透明板に設けられているので、従来の様
に、熱源が庫外側に設けられているものに比して効率良
く結露の発生を防止できる。
【００４２】また、庫内などを照明する光源が、前面板
の下方付近に設けられており、光源が発生する熱により
前面板の庫内側が加熱される。したがって、前面板の庫
内側における結露を防止することができる。
の下方付近に設けられており、光源が発生する熱により
前面板の庫内側が加熱される。したがって、前面板の庫
内側における結露を防止することができる。
【００４３】さらに、仕切り板の下端が、光源に対向す
る位置付近またはそれよりも下方にあるので、仕切り板
を取り外すと、光源を交換するための作業空間を作るこ
とができる。その結果、光源の交換作業が楽になる。
る位置付近またはそれよりも下方にあるので、仕切り板
を取り外すと、光源を交換するための作業空間を作るこ
とができる。その結果、光源の交換作業が楽になる。
【００４４】そして、仕切り板の高さが、落下防止部材
および前面板よりも低いと、仕切り板の上方で、低温の
エアーカーテンとその外側のエアーカーテンとがその境
界部で混合し、境界部における温度が略均一となる。そ
して、その略均一となった境界部における空気流が仕切
り板に接触する。したがって、仕切り板の庫内側と庫外
側との温度差が減少する。その結果、仕切り板の庫外側
の面に発生する結露を減少させることができる。
および前面板よりも低いと、仕切り板の上方で、低温の
エアーカーテンとその外側のエアーカーテンとがその境
界部で混合し、境界部における温度が略均一となる。そ
して、その略均一となった境界部における空気流が仕切
り板に接触する。したがって、仕切り板の庫内側と庫外
側との温度差が減少する。その結果、仕切り板の庫外側
の面に発生する結露を減少させることができる。
【図１】本発明のオープンショーケースの第１実施例の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】オープンショーケースの第２実施例の縦断面図
である。
である。
【図４】図２の要部拡大図である。
１ オープンショーケース ３ 外箱体 ８ 開口 ９ フロントガラス（前面板） １１ 蛍光灯（光源） １７ 仕切り板 ２１ 外側流路 ２３ 外側吸い込み口 ２４ 外側吐出口 ２６ 送風機 ３６ 内側流路 ３８ 内側吸い込み口 ３９ 内側吐出口 ４０ 送風機 ４１ 冷却器 ４７ ワイヤーラック（落下防止部材） ６６，６７ ガラス板（透明板） ６８ ヒーター（熱源）
Claims (4)
- 【請求項１】 前面に開口を有している外箱体と、 この外箱体の下側端部の庫内側に形成されている外側吸
い込み口と、 この外側吸い込み口の庫内側に形成されている内側吸い
込み口と、 前記外箱体の上側端部の庫内側に形成されている外側吐
出口と、 この外側吐出口の庫内側に形成されている内側吐出口
と、 前記外側吸い込み口と前記外側吐出口とを結んでいる外
側流路と、 前記内側吸い込み口と前記内側吐出口とを結んでいる内
側流路と、 前記外側流路に設けられている送風機と、 前記内側流路に設けられている冷却器および送風機とを
備えているオープンショーケースにおいて、 多重構造の透明板からなる前面板が前記外箱体の下側端
部から上方に突出しており、 前記前面板の庫内側の透明板に熱源が配設されているこ
とを特徴とするオープンショーケース。 - 【請求項２】 前面に開口を有している外箱体と、 この外箱体の下側端部の庫内側に形成されている外側吸
い込み口と、 この外側吸い込み口の庫内側に形成されている内側吸い
込み口と、 前記外箱体の上側端部の庫内側に形成されている外側吐
出口と、 この外側吐出口の庫内側に形成されている内側吐出口
と、 前記外側吸い込み口と前記外側吐出口とを結んでいる外
側流路と、 前記内側吸い込み口と前記内側吐出口とを結んでいる内
側流路と、 前記外側流路に設けられている送風機と、 前記内側流路に設けられている冷却器および送風機とを
備えているオープンショーケースにおいて、 透明な前面板が前記外箱体の下側端部から上方に突出し
ており、 前記前面板の下端部の庫内側の面または前記外箱体の下
側端部の庫内側の面に光源が設けられていることを特徴
とするオープンショーケース。 - 【請求項３】 前記内側吸い込み口と前記外側吸い込み
口との間に透明な仕切り板が着脱自在に設けられてお
り、 この仕切り板の下端は前記光源と略同じ高さかまたは前
記光源よりも下方に位置していることを特徴とする請求
項２記載のオープンショーケース。 - 【請求項４】 前面に開口を有している外箱体と、 この外箱体の下側端部の庫内側に形成されている外側吸
い込み口と、 この外側吸い込み口の庫内側に形成されている内側吸い
込み口と、 前記外箱体の上側端部の庫内側に形成されている外側吐
出口と、 この外側吐出口の庫内側に形成されている内側吐出口
と、 前記外側吸い込み口と前記外側吐出口とを結んでいる外
側流路と、 前記内側吸い込み口と前記内側吐出口とを結んでいる内
側流路と、 前記外側流路に設けられている送風機と、 前記内側流路に設けられている冷却器および送風機とを
備えているオープンショーケースにおいて、 透明な前面板が前記外箱体の下側端部から上方に突出し
ており、 また、透明な仕切り板が前記内側吸い込み口と前記外側
吸い込み口との間に設けられており、かつ、この仕切り
板の上端が前記前面板の上端よりも低く形成されてお
り、 そして、落下防止部材が前記内側吸い込み口の庫内側か
ら上方に突出しており、かつ、この落下防止部材の上端
が前記仕切り板の上端よりも高く形成されていることを
特徴とするオープンショーケース。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6258529A JP3022205B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | オープンショーケース |
| EP19950116591 EP0709046B1 (en) | 1994-10-24 | 1995-10-20 | Open showcase |
| ES95116591T ES2207641T3 (es) | 1994-10-24 | 1995-10-20 | Escaparate abierto. |
| CN 95120322 CN1087921C (zh) | 1994-10-24 | 1995-10-24 | 开放式陈列柜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6258529A JP3022205B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | オープンショーケース |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29933699A Division JP3269049B2 (ja) | 1994-10-24 | 1999-10-21 | オープンショーケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08121937A true JPH08121937A (ja) | 1996-05-17 |
| JP3022205B2 JP3022205B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=17321486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6258529A Expired - Lifetime JP3022205B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | オープンショーケース |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0709046B1 (ja) |
| JP (1) | JP3022205B2 (ja) |
| CN (1) | CN1087921C (ja) |
| ES (1) | ES2207641T3 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002130911A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-09 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
| CN100462653C (zh) * | 2006-03-29 | 2009-02-18 | 三洋电机株式会社 | 开放式陈列柜 |
| JP2015052441A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 富士電機株式会社 | 冷凍車 |
| JP2018100821A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | パナソニック株式会社 | 結露除去構造体および結露除去構造体を備えた冷熱機器 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2764052B1 (fr) * | 1997-06-03 | 1999-09-24 | Louis Bernet | Dispositif diffuseur d'air sec en mur laminaire pour meubles frigorifiques et vitrines de vente |
| FR2786999B1 (fr) | 1998-12-09 | 2001-02-23 | Nevoret Concept | Meuble frigorifique de vente |
| DE20021025U1 (de) * | 2000-12-12 | 2002-04-18 | Rewe Zentral Ag | Kühlregal |
| WO2006032934A1 (en) | 2004-09-20 | 2006-03-30 | Enervac-Flutec Ltd | Air-curtain system for commercial open front refrigerators and display cabinets |
| JP4951248B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2012-06-13 | 三洋電機株式会社 | オープンショーケース |
| JP4945264B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2012-06-06 | 三洋電機株式会社 | オープンショーケース |
| WO2011138704A1 (en) * | 2010-05-03 | 2011-11-10 | Bim Birlesik Magazalar Anonim Sirketi | A display cabinet |
| JP6200811B2 (ja) * | 2014-01-06 | 2017-09-20 | 東芝キヤリア株式会社 | オープンショーケース |
| US10646054B2 (en) * | 2016-03-31 | 2020-05-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Showcase and operation method thereof |
| WO2019149366A1 (en) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | Carrier Corporation | Refrigerated sales cabinet |
| NL2023983B1 (en) * | 2019-10-09 | 2021-06-07 | Fri Jado Bv | System comprising a display unit for storing and displaying food products, and multiple shelves, and use of such a system |
| NL2023984B1 (en) * | 2019-10-09 | 2021-06-01 | Fri Jado Bv | System comprising a display unit for storing and displaying food products, and multiple shelves, and method for storing and displaying refrigerated food products in a display unit |
| NL2023985B1 (en) * | 2019-10-09 | 2021-06-07 | Fri Jado Bv | System comprising a display unit for storing and displaying food products, and multiple shelves, and method for storing and displaying food products in a display unit |
| ES2971869T3 (es) * | 2019-10-09 | 2024-06-10 | Fri Jado Bv | Sistema que comprende una unidad expositora para almacenar y exponer productos alimenticios, y múltiples estantes, y método para almacenar y exponer productos alimenticios en una unidad expositora |
| WO2022115125A1 (en) * | 2020-11-24 | 2022-06-02 | Kps Global Llc | Open-walled, temperature controlled environment |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2332174A (en) * | 1941-06-19 | 1943-10-19 | Tyler Fixture Corp | Display refrigerator |
| GB914319A (en) * | 1960-11-19 | 1963-01-02 | Gen Motors Ltd | Improvements relating to frozen-food display cases |
| US3892947A (en) * | 1974-02-27 | 1975-07-01 | Donnelly Mirrors Inc | Electrically heated panel with anti-shock conductive strips |
| DE7711392U1 (de) * | 1977-04-12 | 1977-07-21 | Ludwig Kiesel Ohg, 8500 Nuernberg | Selbstbedienungs-tiefkuehlvitrine |
| SE414338B (sv) * | 1978-10-20 | 1980-07-21 | Electrolux Ab | Anordning vid disk for kylda eller frysta varor |
| JPS60108675A (ja) | 1983-11-17 | 1985-06-14 | 三洋電機株式会社 | エア−カ−テン構造 |
| US4938034A (en) * | 1989-05-03 | 1990-07-03 | Hill Refrigeration Corporation | Opened front refrigerated display case |
| SE462826B (sv) * | 1989-06-12 | 1990-09-10 | Electrolux Ab | Kyldisk |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP6258529A patent/JP3022205B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-20 EP EP19950116591 patent/EP0709046B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-20 ES ES95116591T patent/ES2207641T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-24 CN CN 95120322 patent/CN1087921C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002130911A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-09 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
| CN100462653C (zh) * | 2006-03-29 | 2009-02-18 | 三洋电机株式会社 | 开放式陈列柜 |
| JP2015052441A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 富士電機株式会社 | 冷凍車 |
| JP2018100821A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | パナソニック株式会社 | 結露除去構造体および結露除去構造体を備えた冷熱機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0709046A2 (en) | 1996-05-01 |
| EP0709046B1 (en) | 2003-07-30 |
| CN1132617A (zh) | 1996-10-09 |
| CN1087921C (zh) | 2002-07-24 |
| JP3022205B2 (ja) | 2000-03-15 |
| EP0709046A3 (en) | 1999-05-19 |
| ES2207641T3 (es) | 2004-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08121937A (ja) | オープンショーケース | |
| JPH10334327A (ja) | 自動販売機 | |
| JP3269049B2 (ja) | オープンショーケース | |
| JP2965244B2 (ja) | オープンショーケース | |
| JP2006308194A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
| JP2009186049A (ja) | 冷蔵クローズドショーケース | |
| JP4865134B2 (ja) | 冷凍・冷蔵ショーケース | |
| JPH0648295Y2 (ja) | 冷凍・冷蔵オープンショーケース | |
| JPH0953875A (ja) | 平型オープンショーケース | |
| JP2002345607A (ja) | オープンショーケース | |
| JP2023060479A (ja) | 前面に開口部を有するオープンショーケース | |
| RU12943U1 (ru) | Охлаждаемая витрина | |
| WO2023209248A1 (en) | Refrigerated merchandising cabinet | |
| JPH1163805A (ja) | オープンショーケース | |
| JP2017109057A (ja) | ショーケース | |
| JPH06265255A (ja) | オープンショーケースの通風路構造 | |
| JP3889537B2 (ja) | オープンショーケース | |
| KR950000970Y1 (ko) | 냉동쇼케이스의 냉기순환장치 | |
| JPH1151533A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
| JPH08114377A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
| JPH08327206A (ja) | 低温ショーケース | |
| KR920010242B1 (ko) | 냉동진열장 | |
| JP2586593Y2 (ja) | 冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造 | |
| JP3071116B2 (ja) | 低温ショーケース | |
| JPS5842847Y2 (ja) | レイトウ レイゾウタダン オ−プンシヨ−ケ−ス |