JPH08121731A - 下水汚泥流動床式焼却装置 - Google Patents

下水汚泥流動床式焼却装置

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JPH08121731A
JPH08121731A JP25860094A JP25860094A JPH08121731A JP H08121731 A JPH08121731 A JP H08121731A JP 25860094 A JP25860094 A JP 25860094A JP 25860094 A JP25860094 A JP 25860094A JP H08121731 A JPH08121731 A JP H08121731A
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air
combustion air
sludge
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JP25860094A
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Kanji Yamada
寛治 山田
Shoji Umagoe
正二 馬越
Mitsuo Tazaki
光雄 田崎
Tomonori Nonogami
智規 野々上
Tomoyuki Nojima
智之 野島
Osamu Yokota
修 横田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファジィ制御により、性状が一様でない汚泥
を好適に焼却する下水汚泥流動床式焼却装置を提供す
る。 【構成】 焼却炉1に、給泥装置46と燃焼空気調節系
34と熱風発生炉4と空気加熱用燃料調節系12と砂層
加熱用燃料調節系17と含水率検出計47と流動床温度
計21とウインドボックス温度計10と酸素濃度計43
と各温度計10,21と酸素濃度計43と含水率検出計
47により検出した各種の検出値に基づいて各調節系に
おける制御目標値をファジィ推論する制御装置48とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理場等において
発生する汚泥を焼却して減量、減容化する下水汚泥流動
床式焼却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水処理場において発生する汚泥
は、濃縮、脱水プロセスを経て後に、流動床式焼却炉等
において焼却して減量、減容化している。焼却する脱水
汚泥の性状は、同一の処理過程を経ているので、時間や
季節により若干の変化はあるものの急激に大きく変化す
ることはない。このため、焼却炉の運転はオペレータに
より手動で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近においては、汚泥
の処理過程において石灰系凝集剤を使用する石灰系汚泥
と、処理過程において高分子凝集剤を使用する高分子系
汚泥との混焼や、脱水汚泥とし渣との混焼を行う場合が
ある。しかし、前述の混焼は、その混合割合により運転
方法が大きく異なり、オペレータの負担が大きく、判断
の個人差によって燃焼状態にばらつきが生じる問題があ
った。このため、操作ミスなどによっては炉内の温度低
下による汚泥の不完全燃焼や温度上昇による炉体や後段
の設備の損傷、耐用年数の低下などを引き起こす可能性
がある。
【0004】オペレータの操作ミスや、判断の個人差に
よる燃焼状態のばらつきを解消するためには、自動制御
システムの開発が必要である。しかし、現在のプラント
で一般的に行われているPID制御では、多元的な複雑
な制御の自動化を行うことは困難である。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
ファジィ制御により、性状が一様でない汚泥を好適に焼
却する下水汚泥流動床式焼却装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の下水汚泥流動床式焼却装置は、焼却炉
に対して脱水汚泥を供給する汚泥供給路において汚泥の
供給量を制御目標値に調整する汚泥供給量調節系と、焼
却炉に対して燃焼空気を供給する燃焼空気供給路におい
て燃焼空気の供給量を制御目標値に調整する燃焼空気量
調節系と、燃焼空気供給路において燃焼空気を予熱する
空気予熱装置および予熱した燃焼空気を任意の温度に加
熱する空気加熱手段と、空気加熱手段に対する空気加熱
用燃料の供給路において燃焼空気の温度が制御目標値と
なるように空気加熱用燃料の供給量を調整する空気加熱
用燃料調節系と、焼却炉に対して冷却用空気を供給する
冷却用空気供給路において冷却用空気の供給量を制御目
標値に調整する冷却用空気調節系と、流動床に対する砂
層加熱用燃料の供給路において流動床の温度が制御目標
値となるように砂層加熱用燃料の供給量を調節する砂層
加熱用燃料調節系と、焼却炉に投入する汚泥の含水率を
検出する含水率検出計と、流動床の砂層温度を検出する
流動床温度計と、流動床の下部に位置して燃焼空気の供
給経路をなすウインドボックス内の温度を検出するウイ
ンドボックス温度計と、焼却炉内より排出する排ガス中
の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、各温度計と酸素濃
度計と含水率検出計により検出した各種の検出値に基づ
いて各調節系における制御目標値を算出するファジィ制
御装置とを備え、ファジィ制御装置は、各種の前記検出
値に基づいて焼却炉内における現在の燃焼状態を評価す
ると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要な各調節系
における各供給量の必要増減量をファジィ推論し、現制
御目標値に対して必要増減量を勘案して新制御目標値を
算出するとともに、新制御目標値を各調節系に指示する
構成をなすものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、汚泥はそれ自身の含水
率と発熱量によって焼却炉内の温度に影響を与える。汚
泥の含水率の低下または発熱量の増加は、湿ベースの汚
泥としてプラスの発熱量を持つ自燃汚泥となり、結果と
して炉内温度の増加を招き、流動床の加熱のための燃料
量の低減、燃焼空気温度の低減、冷却空気量の増加、汚
泥投入量の低減を必要とする。また、汚泥の含水率の増
加または発熱量の低下は、湿ベースの汚泥としてマイナ
スの発熱量を持つ助燃汚泥となり、結果として炉内温度
の低下を招き、流動床の加熱のための燃料量の増加、燃
焼空気湿度の増加、冷却空気量の低減を必要とする。
【0008】以上のことを踏まえ、ファジィ制御装置に
おける基本的な制御の特徴は以下に示すものである。 1.現在の流動床温度または焼却炉内温度が現在の制御
目標値に対して過剰傾向にある場合には、流動床へ供給
する燃焼空気温度の低減、焼却炉内への冷却用空気の供
給、焼却炉へ供給する汚泥の供給量の低減を指向し、現
在の流動床温度が現在の制御目標値に対して過小傾向に
ある場合には、流動床へ供給する燃焼空気温度の増加、
焼却炉へ供給する汚泥の供給量の増加を指向する。 2.設定濃度を上回る酸素濃度の増加傾向に対しては、
燃焼空気量の低減を指向し、設定濃度を下回る酸素濃度
の減少傾向に対しては、燃焼空気量の増加を指向する。
【0009】そして、上述の制御を、現在の汚泥の供給
量、現在のウインドボックス温度、砂層加熱用燃料調節
系における現在の砂層加熱用燃料の供給量を考慮して行
い、上述の制御における各要素が相互に影響し合うこと
により、安定した燃焼を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、下水汚泥流動床式焼却装置は、
焼却炉1の底部にウィンドボックス2を配し、ウィンド
ボックス2の上部位置に流動床3を形成しており、流動
床3は散気装置上に砂層を積層したものである。
【0011】ウインドボックス2には熱風発生炉4を設
けており、熱風発生炉4は流動床3に供給する1次燃焼
空気(流動空気)を加熱するものである。熱風発生炉4
には1次燃焼空気を供給する1次燃焼空気供給路5が接
続しており、1次燃焼空気供給路5は熱風発生炉4を通
してウインドボックス2に連通している。1次燃焼空気
供給路5は1次燃焼空気流量計5aと流動空気温度計5
bと1次燃焼空気量調節系6とを有し、1次燃焼空気量
調節系6は1次燃焼空気調節ダンパ装置8と1次ダンパ
調節計9によって形成している。ウインドボックス2に
は、ウインドボックス2内における雰囲気温度を測定す
るウインドボックス温度計10を設けている。
【0012】熱風発生炉4には1次燃焼空気を加熱する
ための補助燃料を供給する空気加熱用燃料供給路11が
連通しており、空気加熱用燃料供給路11は空気加熱用
燃料調節系12を有し、空気加熱用燃料調節系12は第
1調節計13と第1流量計14と第1流量調整バルブ装
置15によって形成している。
【0013】流動床3には流動床温度を維持するための
補助燃料を供給する砂層加熱用燃料供給路16が連通し
ており、砂層加熱用燃料供給路16は砂層加熱用燃料調
節系17を有し、砂層加熱用燃料供給系17は第2調節
計18と第2流量計19と第2流量調整バルブ装置20
によって形成している。また、焼却炉1には流動床3の
温度を測定する流動床温度計21を設けている。焼却炉
1は流動床3の上方領域がフリーボード22をなしてい
る。フリーボード22にはフリーボード22の雰囲気温
度を維持するための補助燃料を供給するフリーボード加
熱用燃料供給路23が連通しており、フリーボード加熱
用燃料供給路23はフリーボード加熱用燃料調節系24
を有し、フリーボード加熱用燃料調節系24は第3調節
計25と第3流量計26と第3流量調整バルブ装置27
によって形成している。また、焼却炉1にはフリーボー
ド22の雰囲気温度を測定するフリーボード温度計28
を設けている。
【0014】フリーボード22には2次燃焼空気を供給
する2次燃焼空気供給路29が接続しており、2次燃焼
空気供給路29は2次燃焼空気流量計29aと2次空気
温度計29bと2次燃焼空気量調節系30とを有し、2
次燃焼空気量調節系30は2次燃焼空気調節ダンパ装置
31と2次ダンパ調節計32によって形成している。1
次燃焼空気供給路5と2次燃焼空気供給路29は全燃焼
空気供給路33に連通しており、全燃焼空気供給路33
は全燃焼空気流量計33aと全燃焼空気温度計33bと
全燃焼空気量調節系34とを有し、全燃焼空気量調節系
34は全燃焼空気調節ダンパ装置35と全空気調節計3
6によって形成している。焼却炉1の上部領域には冷却
用空気供給路37が連通しており、冷却用空気供給路3
7は冷却用空気流量計37aと冷却用空気温度計37b
と冷却用空気調節系38とを有し、冷却用空気調節系3
8は冷却用空気調節ダンパ装置39と冷却用空気調節計
40によって形成している。焼却炉1の頂部には排ガス
排出路41が連通しており、排ガス排出路41には排ガ
ス温度計42と酸素濃度計43とを設けている。
【0015】排ガス排出路41の途中には空気予熱装置
44を介装しており、空気予熱装置44は一対の空気予
熱器44aを有している。空気予熱装置44は全燃焼空
気供給路33の途中において、排ガスを加熱熱源として
全燃焼空気を加熱するものであり、全燃焼空気の分割お
よび合流を適宜に行う管路を備え、全燃焼空気を任意の
温度に加熱することができる。焼却炉1へ脱水汚泥を供
給する汚泥供給路45には、汚泥の供給量を制御目標値
に調整する汚泥供給量調節系をなす給泥装置46を設け
ており、給泥装置46には脱水汚泥の含水率を測定する
含水率検出計47を設けている。
【0016】流動空気温度計7、1次ダンパ調節計9、
ウインドボックス温度計10、第1調節計13、第2調
節計18、流動床温度計21、第3調節計25、フリー
ボード温度計28、2次ダンパ調節計32、全空気調節
計36、冷却用空気調節計40、排ガス温度計42、酸
素濃度計43、給泥装置46、含水率検出計47の各々
は、制御装置48に接続している。制御装置48は各計
器により検出した各種の検出値に基づいて各調節系にお
ける制御目標値を算出するファジィ制御回路を備えてお
り、ファジィ制御回路は、各種の前記検出値に基づいて
焼却炉内における現在の燃焼状態を評価すると共に、燃
焼状態を好適に維持するに必要な各調節系における各供
給量の必要増減量をファジィ推論し、現制御目標値に対
して必要増減量を勘案して新制御目標値を算出するとと
もに、新制御目標値を各調節系に指示する構成をなして
いる。
【0017】以下、上記した構成における作用を説明す
る。1次燃焼空気量A1 と2次燃焼空気量A2 は全燃焼
空気量Aとして同源的に全燃焼空気供給路33が供給し
ており、1次燃焼空気量の増加は2次燃焼空気量の減少
となり、1次燃焼空気量の減少は2次燃焼空気量の増加
となる。このため、1次燃焼空気量および2次燃焼空気
量は1次燃焼空気調節ダンパ装置8の開度と2次燃焼空
気調節ダンパ装置31の開度と全燃焼空気調節ダンパ装
置35の開度とが相互に関係し合うことにより規定され
る。冷却用空気量A3 は独自に制御される。
【0018】全燃焼空気量調節系34は制御装置48か
ら全空気調節計36に指示した制御目標値に対し、全燃
焼空気調節ダンパ装置35の開度を調節して全燃焼空気
量を制御目標値に制御する。1次燃焼空気量調節系6は
制御装置48から1次ダンパ調節計9に指示した制御目
標値に対し、1次燃焼空気調節ダンパ装置8の開度を調
節して1次燃焼空気量を制御目標値に制御する。2次燃
焼空気量調節系30は制御装置48から2次ダンパ調節
計32に指示した制御目標値に対し、2次燃焼空気調節
ダンパ装置31の開度を調節して2次燃焼空気量を制御
目標値に制御する。冷却用空気調節系38は制御装置4
8から冷却用空気調節計40に指示した制御目標値に対
し、冷却用空気調節ダンパ装置39の開度を調節して冷
却用空気量を制御目標値に制御する。
【0019】給泥装置46は制御装置48から指示した
制御目標値に汚泥の供給量を制御する。空気加熱用燃料
調節系12は制御装置48から第1調節計13に指示し
た制御目標値に対し、第1流量計14で流量を計測しな
がら第1流量調整バルブ装置15の開度を調節して空気
加熱用燃料量を制御目標値に調整する。砂層加熱用燃料
調節計17は制御装置48から第2調節計18に指示し
た制御目標値に対し、第2流量計19で流量を計測しな
がら第2流量調整バルブ装置20の開度を調節して砂層
加熱用燃料量を制御目標値に調整する。フリーボード加
熱用燃料調節系24は制御装置48から第3調節計25
に指示した制御目標値に対し、第3流量計26で流量を
計測しながら、第3流量調整バルブ装置27の開度を調
節してフリーボード加熱用燃料量を制御目標値に調整す
る。
【0020】汚泥はそれ自身の含水率と発熱量によって
焼却炉内の温度に影響を与える。汚泥の含水率の低下ま
たは発熱量の増加は、湿ベースの汚泥としてプラスの発
熱量を持つ自燃汚泥となり、結果として炉内温度の増加
を招き、流動床の加熱のための燃料量の低減、燃焼空気
温度の低減、冷却空気量の増加、汚泥投入量の低減を必
要とする。また、汚泥の含水率の増加または発熱量の低
下は、湿ベースの汚泥としてマイナスの発熱量を持つ助
燃汚泥となり、結果として炉内温度の低下を招き、流動
床の加熱のための燃料量の増加、燃焼空気湿度の増加、
冷却空気量の低減を必要とする。
【0021】以上のことを踏まえ、制御装置48におけ
る基本的な制御の特徴は以下に示すものである。 i.流動床温度計20で測定する現在の流動床温度と現
在の制御目標値との温度差(TSD=TSLの現在値−TSL
の現制御目標値)と、ウインドボックス温度計10で測
定するウインドボックス温度(1次燃焼空気の温度)T
W と、現在の汚泥の供給量Sin と、砂層加熱用燃料調節
系17における現在の燃料の供給量Oilsとを入力値とし
て、焼却炉内における現在の燃焼状態を評価すると共
に、燃焼状態を好適に維持するに必要なウインドボック
ス温度TW と汚泥の供給量Sin の増減量をファジィ推論
して砂層加熱用燃料調節系17および給泥装置46にお
ける新制御目標値を算出して指示する。このとき、以下
のルールに基づいたファジィ推論を行う。 .TSDが過剰(+)で、Oilsが小で、TW が大の時に
は、TW を低減する。 .TSDが過剰(+)で、Oilsが小で、TW が小で、A
3 が小の時には、A3 を増加する。 .TSDが過剰(+)で、Oilsが小で、TW が小で、A
3 が大の時には、Sin を低減する。 .TSDが0である時には、現状を維持する。 .TSDが過小(−)で、Sin が小の時には、Sin を増
加する。 .TSDが過小(−)で、Sin が設定量で、A3 が大の
時には、A3 を低減する。 .TSDが過小(−)で、Sin が設定量で、A3 が小
で、TW が小の時には、TW を増加する。 ii. 酸素濃度計42で測定する酸素濃度O2と、含水率
検出計47で測定する含水率H2Oと、全燃焼空気量A
とを入力値として、焼却炉内における現在の燃焼状態を
評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要な全
燃焼空気量Aの増減量をファジィ推論して、全燃焼空気
量調節系34における新制御目標値を算出して指示す
る。このとき、以下のルールに基づいたファジィ推論を
行う。ただし、O2とH2Oから補正酸素濃度O2'を求め
る。 .O2'が大である時には、Aを低減する。 .O2'が小である時には、Aを増加する。
【0022】そして、上述の制御における各要素が相互
に影響し合うことにより、好適な燃焼運転を行なうこと
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ファ
ジィ制御装置において、焼却炉内における現在の燃焼状
態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要
な各調節系における各供給量の必要増減量をファジィ推
論し、現制御目標値に対して必要増減量を勘案して新制
御目標値を算出するとともに、新制御目標値を各調節系
に指示することにより、性状が大きく異なる汚泥をも好
適に焼却することができ、運転操作に伴うオペレータの
負担を低減することが可能となる。また、操作ミスがな
くなることにより設備の耐用年数の延命を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す下水汚泥流動床式焼却
装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 焼却炉 3 流動床 10 ウインドボックス温度計 11 空気加熱用燃料供給路 12 空気加熱用燃料調節系 16 砂層加熱用燃料供給路 17 砂層加熱用燃料調節系 22 流動床温度計 23 フリーボード加熱用燃料供給路 24 フリーボード加熱用燃料調節系 25 フリーボード温度計 33 全燃焼空気供給路 34 全燃焼空気量調節系 42 酸素濃度計 46 給泥装置 47 含水率検出計 48 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々上 智規 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 野島 智之 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 横田 修 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉に対して脱水汚泥を供給する汚泥
    供給路において汚泥の供給量を制御目標値に調整する汚
    泥供給量調節系と、焼却炉に対して燃焼空気を供給する
    燃焼空気供給路において燃焼空気の供給量を制御目標値
    に調整する燃焼空気量調節系と、燃焼空気供給路におい
    て燃焼空気を予熱する空気予熱装置および予熱した燃焼
    空気を任意の温度に加熱する空気加熱手段と、空気加熱
    手段に対する空気加熱用燃料の供給路において燃焼空気
    の温度が制御目標値となるように空気加熱用燃料の供給
    量を調整する空気加熱用燃料調節系と、焼却炉に対して
    冷却用空気を供給する冷却用空気供給路において冷却用
    空気の供給量を制御目標値に調整する冷却用空気調節系
    と、流動床に対する砂層加熱用燃料の供給路において流
    動床の温度が制御目標値となるように砂層加熱用燃料の
    供給量を調節する砂層加熱用燃料調節系と、焼却炉に投
    入する汚泥の含水率を検出する含水率検出計と、流動床
    の砂層温度を検出する流動床温度計と、流動床の下部に
    位置して燃焼空気の供給経路をなすウインドボックス内
    の温度を検出するウインドボックス温度計と、焼却炉内
    より排出する排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度計
    と、各温度計と酸素濃度計と含水率検出計により検出し
    た各種の検出値に基づいて各調節系における制御目標値
    を算出するファジィ制御装置とを備え、ファジィ制御装
    置は、各種の前記検出値に基づいて焼却炉内における現
    在の燃焼状態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持
    するに必要な各調節系における各供給量の必要増減量を
    ファジィ推論し、現制御目標値に対して必要増減量を勘
    案して新制御目標値を算出するとともに、新制御目標値
    を各調節系に指示する構成をなすことを特徴とする下水
    汚泥流動床式焼却装置。
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