JP3023948B2 - 下水汚泥流動床式焼却装置 - Google Patents

下水汚泥流動床式焼却装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理場等において
発生する汚泥を焼却して減量、減容化する下水汚泥流動
床式焼却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水処理場において発生する汚泥
は、濃縮、脱水プロセスを経た後に、流動床式焼却炉等
において焼却して減量、減容化している。
【0003】焼却炉の排ガス処理設備においては、汚泥
の焼却によって発生する窒素酸化物(NOX )の排出を
低減するため、脱硝設備を設けている。また、焼却炉に
おいて二段燃焼を行い、オペレータの手動操作によって
NOX 発生量の低減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいて、流動床式焼却炉の燃焼制御は脱水汚泥の平均含
水率と汚泥量、燃料の供給量、空気量等を制御変数とし
てフィードバック制御していた。しかし、焼却炉におい
てNOX を低減するように二段燃焼を行うには、一次燃
焼において酸素量を適値に抑制し、一次燃焼において発
生するCOを二次燃焼において完全燃焼させることが必
要であるが、焼却炉の燃焼状態は必ずしも一定ではな
く、空気供給量の不足により焼却炉内が酸素不足ぎみに
なるとCO等の未燃ガスが多量に発生する問題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
ファジィ制御によってNOX とCOの両方を同時に低く
抑えることができる下水汚泥流動床式焼却装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の下水汚泥流動床式焼却装置は、焼却炉
の流動床に1次燃焼空気を供給する1次燃焼空気供給路
と、流動床上部のフリーボードに対して2次燃焼空気を
供給する2次燃焼空気供給路と、1次燃焼空気供給路に
おいて1次燃焼空気の供給量を制御目標値に調整する1
次燃焼空気調節系と、2次燃焼空気供給路において2次
空気の供給量を制御目標値に調整する2次燃焼空気調節
系と、流動床に対する砂層加熱用燃料の供給路において
流動床の温度が制御目標値となるように砂層加熱用燃料
の供給量を調節する砂層加熱用燃料調節系と、フリーボ
ードに対するフリーボード加熱用燃料の供給路において
フリーボードの雰囲気温度が制御目標値となるようにフ
リーボード加熱用燃料の供給量を調節するフリーボード
加熱用燃料調節系と、流動床の砂層温度を検出する流動
床温度計と、フリーボードの雰囲気温度を検出するフリ
ーボード温度計と、焼却炉内より排出する排ガス中の酸
素濃度、窒素酸化物濃度、一酸化炭素濃度の各々を検出
する酸素濃度計と窒素酸化物濃度計と一酸化炭素濃度計
と、各温度計および各濃度計により検出した各種の検出
値に基づいて各調節系における制御目標値を算出するフ
ァジィ制御装置とを備え、ファジィ制御装置は、各種の
前記検出値に基づいて焼却炉内における現在の燃焼状態
を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要な
各調節系における各供給量の必要増減量をファジィ推論
し、現制御目標値に対して必要増減量を勘案して新制御
目標値を算出するとともに、新制御目標値を各調節系に
指示する構成をなすものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、焼却炉内から排出する
排ガス中において窒素酸化物(NOX )の濃度が高くな
る原因は、流動床における1次燃焼時において酸素(O
2 )が過剰であることや、炉内温度が適切な温度範囲外
となることである。排ガス中において一酸化炭素(C
O)の濃度が高くなる原因は、流動床における1次燃焼
時において酸素が不足することや、炉内温度が適切な温
度範囲外となることである。
【0008】以上のことを踏まえ、ファジィ制御装置に
おける基本的な制御の特徴は以下に示すものである。 1.設定濃度を上回る窒素酸化物濃度の増加傾向に対し
て、1次燃焼空気量の低減、2次燃焼空気の増加、砂層
温度の増大を指向し、設定濃度を下回る窒素酸化物濃度
の減少傾向に対して、砂層温度の低減を指向する。 2.設定濃度を上回る一酸化炭素濃度の増加傾向に対し
て、1次燃焼空気量の増加、2次燃焼空気の低減、砂層
温度の増大、フリーボードの雰囲気温度の増大を指向
し、設定濃度を下回る一酸化炭素濃度の減少傾向に対し
て、砂層温度の低減、フリーボードの雰囲気温度の低減
を指向する。 3.設定濃度を上回る酸素濃度の増加傾向に対して、1
次燃焼空気量の低減を指向し、設定濃度を下回る酸素濃
度の減少傾向に対して、1次燃焼空気量の増加を指向す
る。
【0009】そして、上述の制御を、現在の1次燃焼空
気量、現在の2次燃焼空気量、現在の砂層温度、現在の
フリーボードの雰囲気温度を考慮して行い、上述の制御
における各要素が相互に影響し合うことにより、NOX
とCOの両方を低く抑制することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、下水汚泥流動床式焼却装置は、
焼却炉1の底部にウィンドボックス2を配し、ウィンド
ボックス2の上部位置に流動床3を形成しており、流動
床3は散気装置上に砂層を積層したものである。
【0011】ウインドボックス2には熱風発生炉4を設
けており、熱風発生炉4は流動床3に供給する1次燃焼
空気(流動空気)を加熱するものである。熱風発生炉4
には1次燃焼空気を供給する1次燃焼空気供給路5が接
続しており、1次燃焼空気供給路5は熱風発生炉4を通
してウインドボックス2に連通している。1次燃焼空気
供給路5は1次燃焼空気流量計5aと流動空気温度計5
bと1次燃焼空気調節系6とを有し、1次燃焼空気調節
系6は1次燃焼空気調節ダンパ装置8と1次ダンパ調節
計9によって形成している。熱風発生炉4には1次燃焼
空気を加熱するための補助燃料を供給する空気加熱用燃
料供給路10が連通しており、空気加熱用燃料供給路1
0は空気加熱用燃料調節系11を有し、空気加熱用燃料
調節系11は第1調節計12と第1流量計13と第1流
量調整バルブ装置14によって形成している。
【0012】流動床3には流動床温度を維持するための
補助燃料を供給する砂層加熱用燃料供給路15が連通し
ており、砂層加熱用燃料供給路15は砂層加熱用燃料調
節系16を有し、砂層加熱用燃料供給系16は第2調節
計17と第2流量計18と第2流量調整バルブ装置19
によって形成している。また、焼却炉1には流動床3の
温度を測定する流動床温度計20を設けている。焼却炉
1は流動床3の上方領域がフリーボード21をなしてい
る。フリーボード21にはフリーボード21の雰囲気温
度を維持するための補助燃料を供給するフリーボード加
熱用燃料供給路22が連通しており、フリーボード加熱
用燃料供給路22はフリーボード加熱用燃料調節系23
を有し、フリーボード加熱用燃料調節系23は第3調節
計24と第3流量計25と第3流量調整バルブ装置26
によって形成している。また、焼却炉1にはフリーボー
ド21の雰囲気温度を測定するフリーボード温度計27
を設けている。
【0013】フリーボード21には2次燃焼空気を供給
する2次燃焼空気供給路28が接続しており、2次燃焼
空気供給路28は2次燃焼空気流量計28aと2次燃焼
空気温度計28bと2次燃焼空気調節系29とを有し、
2次燃焼空気調節系29は2次燃焼空気調節ダンパ装置
30と2次ダンパ調節計31によって形成している。1
次燃焼空気供給路5と2次燃焼空気供給路28は全燃焼
空気供給路32に連通しており、全燃焼空気供給路32
は全燃焼空気流量計32aと全燃焼空気温度計32bと
全燃焼空気調節系33を有し、全燃焼空気調節系33は
全燃焼空気調節ダンパ装置34と全空気調節計35によ
って形成している。焼却炉1の上部領域には冷却用空気
供給路36が連通しており、冷却用空気供給路36は冷
却用空気流量計36aと冷却用空気温度計36bと冷却
用空気調節系37とを有し、冷却用空気調節系37は冷
却用空気調節ダンパ装置38と冷却用空気調節計39に
よって形成している。焼却炉1の頂部には排ガス排出路
40が連通しており、排ガス排出路40には排ガス温度
計41と酸素濃度計42と一酸化炭素濃度計43と窒素
酸化物濃度計44とを設けている。また、ウインドボッ
クス2にはウインドボックス2における雰囲気温度を測
定するウインドボックス温度計45を設けている。
【0014】流動空気温度計7、1次ダンパ調節計9、
第1調節計12、第2調節計17、流動床温度計20、
第3調節計24、フリーボード温度計27、2次ダンパ
調節計31、全空気調節計35、冷却用空気調節計3
9、排ガス温度計41、酸素濃度計42、一酸化炭素濃
度計43、窒素酸化物濃度計44、ウインドボックス温
度計45の各々は、制御装置46に接続している。制御
装置46は各温度計および各濃度計により検出した各種
の検出値に基づいて各調節系における制御目標値を算出
するファジィ制御回路を備えており、ファジィ制御回路
は、各種の前記検出値に基づいて焼却炉内における現在
の燃焼状態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持す
るに必要な各調節系における各供給量の必要増減量をフ
ァジィ推論し、現制御目標値に対して必要増減量を勘案
して新制御目標値を算出するとともに、新制御目標値を
各調節系に指示する構成をなしている。
【0015】以下、上記した構成における作用を説明す
る。1次燃焼空気量A1 と2次燃焼空気量A2 は全燃焼
空気量Aとして同源的に全燃焼空気供給路32が供給し
ており、1次燃焼空気量の増加は2次燃焼空気量の減少
となり、1次燃焼空気量の減少は2次燃焼空気量の増加
となる。このため、1次燃焼空気量および2次燃焼空気
量は1次燃焼空気調節ダンパ装置8の開度と2次燃焼空
気調節ダンパ装置30の開度と全燃焼空気調節ダンパ装
置34の開度とが相互に関係し合うことにより規定され
る。冷却用空気量A3 は独自に制御される。
【0016】全燃焼空気調節系33は制御装置46から
全空気調節計35に指示した制御目標値に対し、全燃焼
空気調節ダンパ装置34の開度を調節して全燃焼空気量
を制御目標値に制御する。1次燃焼空気調節系6は制御
装置46から1次ダンパ調節計9に指示した制御目標値
に対し、1次燃焼空気調節ダンパ装置8の開度を調節し
て1次燃焼空気量を制御目標値に制御する。2次燃焼空
気調節系29は制御装置46から2次ダンパ調節計31
に指示した制御目標値に対し、2次燃焼空気調節ダンパ
装置30の開度を調節して2次燃焼空気量を制御目標値
に制御する。冷却用空気調節系37は制御装置46から
冷却用空気調節計39に指示した制御目標値に対し、冷
却用空気調節ダンパ装置38の開度を調節して冷却用空
気量を制御目標値に制御する。
【0017】空気加熱用燃料調節系11は制御装置46
から第1調節計12に指示した制御目標値に対し、第1
流量計13で流量を計測しながら第1流量調整バルブ装
置14の開度を調節して空気加熱用燃料量を制御目標値
に調整する。砂層加熱用燃料調節計16は制御装置46
から第2調節計17に指示した制御目標値に対し、第2
流量計18で流量を計測しながら第2流量調整バルブ装
置19の開度を調節して砂層加熱用燃料量を制御目標値
に調整する。フリーボード加熱用燃料調節系23は制御
装置46から第3調節計24に指示した制御目標値に対
し、第3流量計25で流量を計測しながら、第3流量調
整バルブ装置26の開度を調節してフリーボード加熱用
燃料量を制御目標値に調整する。
【0018】以上のことを踏まえ、制御装置46のファ
ジィ制御回路における基本的な制御の特徴は以下に述べ
るようなものである。 i.酸素濃度計42で測定するO2 濃度と、窒素酸化物
濃度計44で測定するNOX 濃度と、流動床温度計20
で測定する流動床温度TSLと、現在の2次燃焼空気量A
2 を入力値として、焼却炉内における現在の燃焼状態を
評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要な2
次燃焼空気量A2 と流動床温度TSLの必要増減量をファ
ジィ推論して2次燃焼空気調節系29および砂層加熱用
燃料調節系16における新制御目標値を算出するととも
に、新制御目標値を第2調節計17および2次ダンパ調
節計31に指示する。このとき、以下のルールに基づい
たファジィ推論を行う。ただし、NOX 濃度とO2 濃度
から12%換算NOX (NO X12 )を求める。 .NOX12 が大で、A2 が小の時にはA2 を増加す
る。 .NOX12 が大で、A2 が中の時にはA2 を増加し、
SL微増加する。 .NOX12 が大で、A2 が大の時にはTSLを増加す
る。 .NOX12 が中の時には現状を維持する。 .NOX12 が小で、TSLが大の時にはTSLを低減す
る。 ii.窒素酸化物濃度計44で測定するNOX 濃度と、酸
素濃度計42で測定するO2 濃度と、一酸化炭素濃度計
43で測定するCO濃度とを入力値として、焼却炉内に
おける現在の燃焼状態を評価すると共に、燃焼状態を好
適に維持するに必要な流動床温度TSLとフリーボード2
1の雰囲気温度TFBの必要増減量をファジィ推論して全
燃焼空気調節系33における新制御目標値を算出すると
ともに、新制御目標値を全空気調節計35に指示する。
このとき、以下のルールに基づいたファジィ推論を行
う。ただし、CO濃度とO2 濃度から12%換算CO
(CO12)を求める。 .NOX12 が大で、CO12が大の時にはTSLを増加
し、TFBを増加する。 .NOX12 が小で、CO12が小の時にはTSLを低減
し、TFBを低減する。 iii .一酸化炭素濃度計43で測定するCO濃度と、流
動床温度計20で測定する流動床温度TSLと現在の2次
燃焼空気量A2 を入力値として、焼却炉内における現在
の燃焼状態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持す
るに必要な2次燃焼空気量A2 と流動床温度TSLの必要
増減量をファジィ推論して2次燃焼空気調節系29およ
び砂層加熱用燃料調節系16における新制御目標値を算
出するとともに、新制御目標値を2次ダンパ調節計およ
び第2調節計17に指示する。このとき、以下のルール
に基づいたファジィ推論を行う。 .CO12が大で、A2 が大の時にはA2 を低減する。 .CO12が大で、A2 が中の時にはA2 を低減し、T
SLを微増加する。 .CO12が大で、A2 が小の時にはTSLを増加する。 .CO12が中の時には現状を維持する。 .CO12が小で、TSLが大の時にはTSLを低減する。 iV.一酸化炭素濃度計43で測定するCO濃度と、フリ
ーボード温度計27で測定するフリーボード21の雰囲
気温度TFBを入力値として焼却炉内における現在の燃焼
状態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必
要な雰囲気温度T FBの必要増減量をファジィ推論してフ
リーボード加熱用燃料計23における新制御目標値を算
出するとともに、新制御目標値を第3調節計24に指示
する。このとき、以下のルールに基づいたファジィ推論
を行う。 .CO12が大で、TFBが小の時にはTFBを増加する。 .CO12が中の時には現状を維持する。 .CO12が小で、TFBが大の時にはTFBを低減する。 V.酸素濃度計42で測定するO2 濃度を入力値として
焼却炉内における現在の燃焼状態を評価すると共に、燃
焼状態を好適に維持するに必要な全燃焼空気量Aの必要
増減量をファジィ推論して全燃焼空気調節系33におけ
る新制御目標値を算出するとともに、新制御目標値を全
空気調節計35に指示する。このとき、以下のルールに
基づいたファジィ推論を行う。 .O2 が大の時にはAを低減する。 .O2 が中の時には現状を維持する。 .O2 が小の時にはAを増加する。
【0019】そして、上述の制御における各要素が相互
に影響し合うことにより、バランスを取りながらNOX
とCOの両方を低く抑制することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ファ
ジィ制御装置において、焼却炉内における現在の燃焼状
態を評価すると共に、燃焼状態を好適に維持するに必要
な各調節系における各供給量の必要増減量をファジィ推
論し、現制御目標値に対して必要増減量を勘案して新制
御目標値を算出するとともに、新制御目標値を各調節系
に指示することにより、制御の各要素が相互に影響し合
ってバランスし、NOXとCOの両方を低く抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す下水汚泥流動床式焼却
装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 焼却炉 3 流動床 5 1次燃焼空気供給路 6 1次燃焼空気調節系 10 空気加熱用燃料供給路 11 空気加熱用燃料調節系 15 砂層加熱用燃料供給路 16 砂層加熱用燃料調節系 20 流動床温度計 22 フリーボード加熱用燃料供給路 23 フリーボード加熱用燃料調節系 27 フリーボード温度計 28 2次燃焼空気供給路 29 2次燃焼空気調節系 32 全燃焼空気供給路 33 全燃焼空気調節系 42 酸素濃度計 43 一酸化炭素濃度計 44 窒素酸化物濃度計 46 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々上 智規 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47 号 株式会社クボタ内 (72)発明者 野島 智之 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47 号 株式会社クボタ内 (72)発明者 横田 修 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47 号 株式会社クボタ内 (56)参考文献 特開 平6−31299(JP,A) 特開 平4−208305(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/50 ZAB F23C 10/00 ZAB F23C 10/28 F23G 7/00 ZAB

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却炉の流動床に1次燃焼空気を供給す
    る1次燃焼空気供給路と、流動床上部のフリーボードに
    対して2次燃焼空気を供給する2次燃焼空気供給路と、
    1次燃焼空気供給路において1次燃焼空気の供給量を制
    御目標値に調整する1次燃焼空気調節系と、2次燃焼空
    気供給路において2次空気の供給量を制御目標値に調整
    する2次燃焼空気調節系と、流動床に対する砂層加熱用
    燃料の供給路において流動床の温度が制御目標値となる
    ように砂層加熱用燃料の供給量を調節する砂層加熱用燃
    料調節系と、フリーボードに対するフリーボード加熱用
    燃料の供給路においてフリーボードの雰囲気温度が制御
    目標値となるようにフリーボード加熱用燃料の供給量を
    調節するフリーボード加熱用燃料調節系と、流動床の砂
    層温度を検出する流動床温度計と、フリーボードの雰囲
    気温度を検出するフリーボード温度計と、焼却炉内より
    排出する排ガス中の酸素濃度、窒素酸化物濃度、一酸化
    炭素濃度の各々を検出する酸素濃度計と窒素酸化物濃度
    計と一酸化炭素濃度計と、各温度計および各濃度計によ
    り検出した各種の検出値に基づいて各調節系における制
    御目標値を算出するファジィ制御装置とを備え、ファジ
    ィ制御装置は、各種の前記検出値に基づいて焼却炉内に
    おける現在の燃焼状態を評価すると共に、燃焼状態を好
    適に維持するに必要な各調節系における各供給量の必要
    増減量をファジィ推論し、現制御目標値に対して必要増
    減量を勘案して新制御目標値を算出するとともに、新制
    御目標値を各調節系に指示する構成をなすことを特徴と
    する下水汚泥流動床式焼却装置。
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