JPH0812108A - 真空吸着パット - Google Patents

真空吸着パット

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Publication number
JPH0812108A
JPH0812108A JP15334494A JP15334494A JPH0812108A JP H0812108 A JPH0812108 A JP H0812108A JP 15334494 A JP15334494 A JP 15334494A JP 15334494 A JP15334494 A JP 15334494A JP H0812108 A JPH0812108 A JP H0812108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
liner
sheet
vacuum
sheets
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15334494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sumikawa
泰弘 澄川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0812108A publication Critical patent/JPH0812108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下に重なったシートからなる堆積物からシ
ートを一枚毎に確実に吸着する真空吸着パット。 【構成】 椀状の吸着盤1とこの吸着盤1に連結された
吸気管4とからなる真空吸着パットにおいて、吸着盤1
の内側に該吸着盤1の口縁2よりもへこんだライナ3を
設け、このライナ3に吸気管4に連なる吸気孔5を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、真空吸着パットに関
し、たとえば上下に重なったシートからなる堆積物から
シートを一枚毎に吸着して分離搬送するのに用いる真空
吸着パットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空吸着パットは、椀状の吸着盤
とこの吸着盤に連結された吸気管を備えたものである。
すなわち、上下に重なった、ガラスクロスに樹脂を含浸
してなるプリプレグの如き柔軟性を有するシートからな
る堆積物からシートを一枚毎に吸着して分離搬送する
際、吸着盤とシートとで気密な真空部が形成されるため
にシートが吸引され湾曲すると、この吸着されたシート
とこのシートの真下のシートとの間に真空の空間が形成
されるので、真下のシートが真上のシートに吸着され、
一枚毎の確実な分離ができない問題が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、上下に重なったシートからなる堆積物からシートを
一枚毎に確実に吸着する真空吸着パットを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
椀状の吸着盤1とこの吸着盤1に連結された吸気管4と
からなる真空吸着パットにおいて、吸着盤1の内側に該
吸着盤1の口縁2よりもへこんだライナ3を設け、この
ライナ3に吸気管4に連なる吸気孔5を形成したことを
特徴とするものであり、請求項1に係る発明は、上記ラ
イナ3の頂面の上記吸気孔5を中心とする放射線上に溝
6を形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【作 用】請求項1に係る発明によると、椀状の吸着盤
1の内側に該吸着盤1の口縁2よりもへこんだライナ3
を設け、このライナ3に吸着管4に連なる吸気孔5を形
成したので、吸着盤1に吸着されたシートは、吸着盤1
の内側に形成されたライナ3に当止し、吸着されたシー
トはわずかに湾曲するにしても真下のプレートとの間に
形成される真空の空間は小さくなるので、真上と真下の
シート間に生ずる吸引力は減少し、上下のシートが一体
となって吸着されるトラブルを避けることができる。
【0006】請求項2に係る発明によると、ライナ3を
設けることによる吸着面積の減少に起因する吸引力の低
下を溝6を形成することによって補うことができる。
【0007】以下、本発明を図面を援用して詳述する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る真空吸着パット
の断面図であり、図2は図1の真空吸着パットの下面図
で、この下面図のX−X断面が図1の断面図であり、図
3は正面図である。
【0009】図1〜図3において真空吸着パットは椀状
の吸着盤1を備える、この吸着盤1は口縁2から吸気管
4が接続された底部に向って径が小さくなる先細の椀型
をなし、図3に示す如く、正面から視ると台形をなす。
この吸着盤1の内側には口縁2よりもへこんだライナ3
が設けられ、このライナ3は図2、図3に示す如く、円
柱状をなし、中心に上記吸気管4に連なる吸気孔5が形
成されている。この円柱状のライナ3の頂面には吸気孔
5を中心とする放射線上に溝6が形成されている。
【0010】上述の真空吸着パットを用いて、上下に重
なった、ガラスクロスに樹脂を含浸してなるプリプレグ
の如き柔軟性を有するシートを上下に重ねた堆積物から
シートを吸着して分離搬送する際、第4図に示す如く、
吸着されたシートが吸着盤1の内側に吸い込まれても真
下のプレートを吸着する現象は起きにくくなる。すなわ
ち、吸気管4に連なる吸気孔5から吸気されると、シー
ト7と吸着盤1との間に形成される気密な空間8は真空
となり、シート7が吸着され、さらに吸着力が高くなる
とシート7が吸着盤1の内側に湾曲する。内側に湾曲し
たシート7は、このライナ3に当ってほぼ平坦なシート
の状態に保持される。すなわちライナ3は、シート7が
吸着盤1の内側に湾曲するのを阻止するストッパの機能
を有する。したがって真下のシートとの間の真空8は、
小さくなるので真下のシートは吸着されず、吸着される
のは最上のシート7のみとなる。
【0011】そして、さらにライナ3の頂面の上記吸気
孔5を中心とする放射線上に溝6が形成されているの
で、シート7の吸着力は溝6のないライナと比べると気
密な空間8の容積が大であるから吸着力が低下しない。
【0012】
【発明の効果】この発明による真空吸着パットによると
上下に重ねたシートを一枚毎に確実に吸着分離すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の実施例に係る真空吸着パットの断面
図。
【図 2】図1の真空吸着パットの下面図。
【図 3】図1の真空吸着パットの正面図。
【図 4】使用状態を示す、図1〜図3に示した真空吸
着パットの使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 吸着盤 2 口縁 3 ライナ 4 吸気管 5 吸気孔 6 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椀状の吸着盤(1)とこの吸着盤(1)
    に連結された吸気管(4)とからなる真空吸着パットに
    おいて、吸着盤(1)の内側に該吸着盤(1)の口縁
    (2)よりもへこんだライナ(3)を設け、このライナ
    (3)に吸気管(4)に連なる吸気孔(5)を形成した
    ことを特徴とする真空吸着パット。
  2. 【請求項2】 上記ライナ(3)の頂面の上記吸気孔
    (5)を中心とする放射線上に溝(6)を形成したこと
    を特徴とする請求項1の真空吸着パット。
JP15334494A 1994-07-05 1994-07-05 真空吸着パット Withdrawn JPH0812108A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15334494A JPH0812108A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 真空吸着パット

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JP15334494A JPH0812108A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 真空吸着パット

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JPH0812108A true JPH0812108A (ja) 1996-01-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002184835A (ja) * 2000-12-13 2002-06-28 Ando Electric Co Ltd 吸着パッド
WO2010008390A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Suction cups for ink-based printers
WO2014094904A1 (en) * 2012-12-21 2014-06-26 Short Brothers Plc Suction cup

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Effective date: 20011002