JPH092665A - 積層トレイ分離装置 - Google Patents

積層トレイ分離装置

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JPH092665A
JPH092665A JP17933995A JP17933995A JPH092665A JP H092665 A JPH092665 A JP H092665A JP 17933995 A JP17933995 A JP 17933995A JP 17933995 A JP17933995 A JP 17933995A JP H092665 A JPH092665 A JP H092665A
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JP
Japan
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separating device
tray
elastic body
stacking tray
separating
Prior art date
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Pending
Application number
JP17933995A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Hayama
芳雅 羽山
Nobuyuki Endo
信之 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH092665A publication Critical patent/JPH092665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、積層されたトレイを1枚ずつ吸着
し剥離するトレイの分離装置に関し、使用環境が高温、
低温にかかわらずトレイの底面と分離装置の密着性を増
し、吸着力を向上させ、トレイの剥離不具合のない積層
トレイの分離装置を提供することである。 【構成】 トレイ載置部3の下方に設けた分離装置5の
上面に外周方向に板状で延長し、内周を分離装置5に固
着させた弾性体6を設け、弾性体6の裏面側形状を内周
から外周方向に向かうリブ9を形成させることで、使用
温度が高温、低温にかかわらず、最下部のトレイ2の底
面が凹状、凸状でも吸引力を有する分離装置5を上昇さ
せると、弾性体6が巻込まれることなく密着性を増し、
分離装置5を下降させることで、最下部のトレイ2を1
枚剥離し取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の包装用に使用
されるトレイを1枚ずつ剥離する積層トレイ分離装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】先に本出願人が出願した特願平6−19
7697号の最下部のトレイの底面を吸着し分離して取
り出す分離装置は、該分離装置の上面に外周方向に板状
で延長し内周を分離装置に固着させた弾性体を設けたも
のである。さらに、弾性体の下面に該弾性体の外周とほ
ぼ同じ外周をもつ受け部材を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の積層トレイ分離
装置は、分離装置の上面に設けた板状の弾性体の弾性力
を利用したものであった。積層されたトレイの底面に弾
性体を有し、吸引力を発生した分離装置を近付けると、
トレイの底面と弾性体上面のすきま部に吸引力により風
速が早くなり負圧状態に近づくにつれ弾性体外周先端部
が分離装置の吸引が発生源部に引込む力が発生する。
【0004】低温時を配慮し弾性体をやわらかくする
と、高温時はさらにやわらかくなり上記分離装置の引込
む力により弾性体外周先端部が巻き込まれトレイの吸引
ロスが大となりトレイ剥離不良を散発していた。
【0005】また、高温時を配慮し弾性体を硬くする
と、低温時には、さらに硬くなりトレイ底面が凹面、凸
面の密着性が極端に低下し、トレイの剥離不良を散発し
ていた。積層トレイ分離装置の使用環境は、肉を入れた
り、菓子を入れたりする環境で0℃〜30℃前後まで幅
広く使用されている。
【0006】本発明の目的は、上記した従来の技術の欠
点をなくし、使用される温度環境において、トレイの底
面と吸着口のすきまをなくし、トレイの剥離不具合のな
い必要最小限の吸引装置とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、機台上に積
層トレイを載置部を立設又は傾斜保持させ、積層トレイ
の最下部のトレイを挾持する挾持機構を有し、該挾持機
構の下方に最下部のトレイを1枚ずつ吸着し分離して取
り出す分離装置を有し、該分離装置は電動機により上下
動又は揺動自在に機台に支持し、該機台に固定した吸引
装置と前記分離装置を連通させた積層トレイ分離装置に
おいて、前記分離装置の上面に、外周方向に板状または
テーパー状で任意長さまで延長し、内周を前記分離装置
に固着させた弾性体を設け、該弾性体の裏面側形状を内
周から外周方向に向かうリブを形成させたことで達成さ
れる。
【0008】また、前記弾性体の裏面側のリブを外周か
ら内周方向の途中まで形成させたことで達成される。ま
た、前記板状の弾性体の内周部を外周板状部よりも薄く
なるよう弾性体の裏面側に段差を形成させ、四隅部の厚
さを内周部とほぼ同じ厚さとしたことで達成される。
【0009】
【作用】弾性体の裏面側形状を内周から外周方向に向か
うリブを形成させることで、使用環境が高温、低温でも
弾性体のフレキシブルさが増しても部分的に剛性がある
リブとしたため、吸引風により弾性体外周先端部が分離
装置中央部に巻き込まれることがなくなり、トレイの剥
離不良がなくなる。
【0010】また、弾性体の剛性は、弾性体の内周側の
厚さで決定される。上記リブを外周から内周方向の途中
まで形成させたり、弾性体の内周部を外周板状部よりも
薄くなるような弾性体の裏面側に段差を形成させ、四隅
部の厚さを内周部とほぼ同じ厚さにすることで、弾性体
全体のフレキシブルさを損なわず、弾性体の外周先端の
剛性をもった弾性体とすることができ、使用環境の高
温、低温に左右されずに円滑なトレイ剥離ができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図5を用いて説明す
る。図1は本発明になる積層トレイ分離装置の一実施例
を示す全体正面図、図2は図1の側面図、図3は図1の
平面図、図4は図1の分離装置周辺の詳細部分断面図、
図5は図4の底面図である。
【0012】図において、機台1上に複数個のトレイ2
を積み重ねたトレイ載置部3を立設し、最下部のトレイ
2を挾持する挾持機構4を設け、複数個のトレイ2の下
方には、最下部のトレイ2を1枚ずつ吸着し分離して取
り出す分離装置5を設け、分離装置5の上端には外周方
向に延長し、内周を分離装置5に固着した、例えばゴム
で形成されている弾性体6を設ける。
【0013】分離装置5はパイプ7に固着され図示しな
いクランク装置および電動機により上下動する。また、
パイプ7は、図示しない吸引装置と連通させ、吸引装置
によりパイプ7、分離装置5を介して弾性体6上面に吸
引力が発生するよう構成されている。
【0014】図4,図5に示すように、弾性体6の裏面
側に内周から外周方向に向かうリブ9を設ける。
【0015】上記構成において、図示していない吸引装
置を起動させ、パイプ7、分離装置5を介して弾性体6
上面に吸引力が発生する。次に図示しない電動機を起動
させ前記クランク装置を介して、パイプ7、分離装置
5、弾性体6が上昇する。クランク装置の上死点付近で
最下部のトレイ2の底面に分離装置5上面の弾性体6の
外周部が吸引装置による吸引力により密着する。クラン
ク装置が下死点方向に回転し、トレイ2の底面と弾性体
の吸引力により最下部のトレイ2が挾持機構4を乗り越
え剥離され取り出され、これがくり返し行なわれる。
【0016】弾性体6の裏面側形状を内周から外周に向
かうリブ9を設けたことで、弾性体6全体のフレキシブ
ルさを損なわず各所で剛性を保つため、使用温度環境が
高温、低温にかかわらず、トレイ2の底面が凹面、凸面
あるいは溝面でも面にならうため密着性が増し、トレイ
2との吸着力が大幅に向上するため、安定したトレイ2
の剥離ができる。
【0017】また、他の実施例として、図6、図7に示
すように、弾性体6の裏面側のリブ9を外周から内周方
向の途中まで形成させる、又は図8、図9に示すよう
に、弾性体6の内周部を外周板状部により薄くなるよう
弾性体6の裏面側に段差を形成し、四隅部の厚さを内周
部とほぼ同じ厚さにすることで、弾性体6全体のフレキ
シブルさを損なわず、弾性体6外周先端の剛性を有した
弾性体6とすることができ、使用温度環境が高温、低温
でも弾性体6の巻込みが発生せず、安定したトレイ2の
剥離ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、該弾性体の裏面側形状
を内周から外周方向に向かうリブを設け、弾性体全体の
フレキシブルさを損なわずに各所で剛性を保つため、使
用温度環境が高温、低温にかかわらず、トレイの底面が
凹面、凸面あるいは溝面でも面にならうため密着性が増
し、トレイとの吸着力が大幅に向上するため、安定した
トレイの剥離ができる。
【0019】また、弾性体の裏面側のリブを外周から内
周方向の途中まで形成させる、板状の弾性体の内周部を
外周板状部より薄くなるよう弾性体の裏面側に段差を形
成し、四隅部の厚さを内周部とほぼ同じ厚さにすること
で、弾性体全体のフレキシブルさを損なわず、弾性体外
周先端の剛性をもった弾性体とすることができ、使用温
度環境が高温、低温でも弾性体の巻込みが発生せず、安
定したトレイの剥離ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる積層トレイ分離装置の一実施例を
示す全体正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の分離装置周辺の詳細部分断面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】他の実施例を示す分離装置周辺の詳細部分断面
図である。
【図7】図6の底面図である。
【図8】他の実施例を示す分離装置周辺の詳細部分断面
図である。
【図9】図8の底面図である。
【符号の説明】
2…トレイ、5…分離装置、6…弾性体、9…リブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台上に積層トレイを載置するトレイ載
    置部を保持し、積層トレイの最下部のトレイを挾持する
    挾持機構を有し、該挾持機構の下方の最下部のトレイを
    1枚ずつ吸着し分離して取り出す分離装置を有し、該分
    離装置は電動機により上下動又は揺動自在に機台に支持
    し、該機台に固定した吸引装置と前記分離装置を連通さ
    せた積層トレイ分離装置において、前記分離装置の上面
    に、外周方向に板状またはテーパー状で任意長さまで延
    長し、内周を前記分離装置に固着させた弾性体を設け、
    該弾性体の裏面側形状を内周から外周方向に向かうリブ
    形状を設けたことを特徴とする積層トレイ分離装置。
  2. 【請求項2】 上記弾性体の裏面側のリブを外周から内
    周方向の途中まで形成させたことを特徴とする請求項1
    記載の積層トレイ分離装置。
  3. 【請求項3】 上記板状の弾性体の内周部を外周板状部
    よりも薄くなるよう弾性体の裏面側に段差を形成させ、
    四隅部の厚さを内周部とほぼ同じ厚さにしたことを特徴
    とする請求項1記載の積層トレイ分離装置。
JP17933995A 1995-06-22 1995-06-22 積層トレイ分離装置 Pending JPH092665A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17933995A JPH092665A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 積層トレイ分離装置

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JP17933995A JPH092665A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 積層トレイ分離装置

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Publication Number Publication Date
JPH092665A true JPH092665A (ja) 1997-01-07

Family

ID=16064118

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17933995A Pending JPH092665A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 積層トレイ分離装置

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JP (1) JPH092665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112027655A (zh) * 2020-07-16 2020-12-04 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种自动上下料装置及激光加工设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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