JPH081206B2 - ねじなしバンドによる締付方法及び締付金具と作業用ケース - Google Patents
ねじなしバンドによる締付方法及び締付金具と作業用ケースInfo
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- JPH081206B2 JPH081206B2 JP2608490A JP2608490A JPH081206B2 JP H081206 B2 JPH081206 B2 JP H081206B2 JP 2608490 A JP2608490 A JP 2608490A JP 2608490 A JP2608490 A JP 2608490A JP H081206 B2 JPH081206 B2 JP H081206B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電柱、鉄筋、鉄柵等の取付部材にステンレ
スバンドを巻付けて配線箱、ケーブル、器物等を取付
け、支持するねじなしバンドによる締付方法及びこの締
付方法に使用するステンレスバンド締付金具及びステン
レスバンドのコイルを収容する作業用ケースに関する。
スバンドを巻付けて配線箱、ケーブル、器物等を取付
け、支持するねじなしバンドによる締付方法及びこの締
付方法に使用するステンレスバンド締付金具及びステン
レスバンドのコイルを収容する作業用ケースに関する。
[従来の技術] 従来、配線箱、灯器、表示器等を、電柱、鉄筋、鉄柵
等の構造物等に取付けるためにステンレスバンドを用い
ることが知られている。この目的に使用されるねじなし
バンドは、締付金具により締付けて使用されていた。
等の構造物等に取付けるためにステンレスバンドを用い
ることが知られている。この目的に使用されるねじなし
バンドは、締付金具により締付けて使用されていた。
ところが従来の締付金具は取付に時間がかかり、締付
けた後、使用中緩むことがあり、締付金具はバント締付
後かしめ変形してバンドの端末が解け緩むのを防止して
いたから、バンドを締め直したり、取付部材に取付けた
器物を取外す場合、取付金具と共にバンドを器物ごと取
外して、新しい締付金具とバンドをもって取替えしなけ
ればならない欠点があった。
けた後、使用中緩むことがあり、締付金具はバント締付
後かしめ変形してバンドの端末が解け緩むのを防止して
いたから、バンドを締め直したり、取付部材に取付けた
器物を取外す場合、取付金具と共にバンドを器物ごと取
外して、新しい締付金具とバンドをもって取替えしなけ
ればならない欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は従来の欠点に鑑み、締付金具、作業用ケース
及びステンレスバンドを用いて取付部材に簡単に器物を
取付けると共に、ステンレスバンドの締付を迅速に行
い、取付金具を変形することなくステンレスバンドの締
付を行い、ステンレスバンドの緩みをなくし、ステンレ
スバンド及び締付金具の反覆使用を可能とし、締付金具
の製造及び組立作業を簡単に行うことができるねじなし
バンドによる締付方法及び締付金具を提供することを目
的とするものである。
及びステンレスバンドを用いて取付部材に簡単に器物を
取付けると共に、ステンレスバンドの締付を迅速に行
い、取付金具を変形することなくステンレスバンドの締
付を行い、ステンレスバンドの緩みをなくし、ステンレ
スバンド及び締付金具の反覆使用を可能とし、締付金具
の製造及び組立作業を簡単に行うことができるねじなし
バンドによる締付方法及び締付金具を提供することを目
的とするものである。
[問題点を解決するための手段] (1) 内側に楔形室を設け、該楔形室にステンレス丸
棒を楔形室の四角形底板に載置して収容して楔形室の広
口部と狭口部の間を転動させるようにしたステンレスバ
ンド締付金具の広口部より引出した作業用ケースに収容
したステンレスバンドのコイルの外周端部を、ステンレ
ス丸棒と作業用ケースの四角底板の間を経て作業用ケー
スの狭口部より引出し、引出したステンレスバンドの先
端部を電柱等の取付部材に巻付けた後ステンレスバンド
締付金具に結着し、作業用ケースの締付用爪部を、ステ
ンレス丸棒を挟んでステンレスバンド締付金具の広口部
側または狭口部側において四角形底板にステンレスバン
ドに当接しステンレス丸棒をステンレスバンド締付金具
の狭口部の方向に転動し作業用ケースにてステンレスバ
ンドの他端部を引き取付部材に巻き付けたステンレスバ
ンドを緊締するようにしたことを特徴とするねじなしバ
ンドによる締付方法。
棒を楔形室の四角形底板に載置して収容して楔形室の広
口部と狭口部の間を転動させるようにしたステンレスバ
ンド締付金具の広口部より引出した作業用ケースに収容
したステンレスバンドのコイルの外周端部を、ステンレ
ス丸棒と作業用ケースの四角底板の間を経て作業用ケー
スの狭口部より引出し、引出したステンレスバンドの先
端部を電柱等の取付部材に巻付けた後ステンレスバンド
締付金具に結着し、作業用ケースの締付用爪部を、ステ
ンレス丸棒を挟んでステンレスバンド締付金具の広口部
側または狭口部側において四角形底板にステンレスバン
ドに当接しステンレス丸棒をステンレスバンド締付金具
の狭口部の方向に転動し作業用ケースにてステンレスバ
ンドの他端部を引き取付部材に巻き付けたステンレスバ
ンドを緊締するようにしたことを特徴とするねじなしバ
ンドによる締付方法。
(2) ステンレスバンド係止穴16を設けた四隅に表側
に折り曲げた切込片26,27と隅角片28,29を有する四角形
底板1と、四角形底板1の両側に折り曲げ形成された台
形側板4及び5と、一方の台形側板4の斜折線6を介し
て折り込まれる跨架板25を有する折込板8及び他方の台
形側板5の斜折線7を介して折り込まれる折込板9と、
これらの折込板8及び9に台形側板4及び5の幅狭側端
の方向に向って連設され狭口部aを閉じるように折り曲
げられ下部脚片12及び13を設けた脚板10及び11と、広口
部b側において該広口部bを閉じるように折り曲げて台
形側板4及び5に連設された上部脚片21及び22と、底板
1と台形側板4及び5にて囲まれた楔形室B内に収容さ
れるステンレス丸棒30とよりなるステンレスバンド締付
具。
に折り曲げた切込片26,27と隅角片28,29を有する四角形
底板1と、四角形底板1の両側に折り曲げ形成された台
形側板4及び5と、一方の台形側板4の斜折線6を介し
て折り込まれる跨架板25を有する折込板8及び他方の台
形側板5の斜折線7を介して折り込まれる折込板9と、
これらの折込板8及び9に台形側板4及び5の幅狭側端
の方向に向って連設され狭口部aを閉じるように折り曲
げられ下部脚片12及び13を設けた脚板10及び11と、広口
部b側において該広口部bを閉じるように折り曲げて台
形側板4及び5に連設された上部脚片21及び22と、底板
1と台形側板4及び5にて囲まれた楔形室B内に収容さ
れるステンレス丸棒30とよりなるステンレスバンド締付
具。
(3) ステンレスバンドのコイルDを載置する底板54
及び底板の正面と背面に設けられた台板50及び裏台板50
aと、台板50にあけられた中央切窓51と、底部切窓56と
中央切窓51との間にあけられたナット用切窓52及び座金
用切窓53と、これらのナット用切窓52及び座金用切窓53
にはめこまれるナット72及びボルト用座金73と、ボルト
用座金73を挿通しナット72にねじ付けられた先端部をコ
イルDの内周面に接合されるボルト70と、台板50と裏台
板50aの一側において底板55の両側に設けられたステン
レスバンド40の締付用爪部59,60と、中央切窓62を設け
た蓋板61とよりなり、前記底板54と台板50と裏台板50a
を折り曲げてステンレスバンドのコイルDの収容室を形
成し、台板50の開口部に前記蓋板61を被冠してなる作業
用ケース。
及び底板の正面と背面に設けられた台板50及び裏台板50
aと、台板50にあけられた中央切窓51と、底部切窓56と
中央切窓51との間にあけられたナット用切窓52及び座金
用切窓53と、これらのナット用切窓52及び座金用切窓53
にはめこまれるナット72及びボルト用座金73と、ボルト
用座金73を挿通しナット72にねじ付けられた先端部をコ
イルDの内周面に接合されるボルト70と、台板50と裏台
板50aの一側において底板55の両側に設けられたステン
レスバンド40の締付用爪部59,60と、中央切窓62を設け
た蓋板61とよりなり、前記底板54と台板50と裏台板50a
を折り曲げてステンレスバンドのコイルDの収容室を形
成し、台板50の開口部に前記蓋板61を被冠してなる作業
用ケース。
[作用] ステンレスバンド40のコイルDを作業用ケースCに収
容し、作業用ケースCに取付けたボルトにてステンレス
バンド40のコイルDの内周面を押圧してコイルDの外周
面を作業用ケースCの底板54に載せコイルDの外周端部
を底板54に沿って底板54に突設した爪部59,60上を引出
し、引出したステンレスバンド40の締付金具Aの広口部
bよりステンレス丸棒30と締付金具Aの四角形底板1の
間を通して締付金具Aの狭口部aより引出して取付部材
に巻付けた後ステンレスバンド40の端部を締付金具Aの
四角形底板1の係止穴16に引掛け締付金具Aの裏側を取
付部材の表面に定置し、作業用ケースCにてステンレス
バンド40を緊張し、作業用ケースCの爪部をステンレス
バンド40の上に載せステンレス丸棒30を締付金具Aの楔
形室Bの狭口部の方向に転動して締付金具Aの四角形底
板1の上面とステンレス丸棒30にてステンレスバンド40
を圧着して締付金具Aとステンレスバンド40を取付部材
に密着させ、ステンレスバンド40の端部を跨架板25をく
ぐらせて巻込み固定するものである。
容し、作業用ケースCに取付けたボルトにてステンレス
バンド40のコイルDの内周面を押圧してコイルDの外周
面を作業用ケースCの底板54に載せコイルDの外周端部
を底板54に沿って底板54に突設した爪部59,60上を引出
し、引出したステンレスバンド40の締付金具Aの広口部
bよりステンレス丸棒30と締付金具Aの四角形底板1の
間を通して締付金具Aの狭口部aより引出して取付部材
に巻付けた後ステンレスバンド40の端部を締付金具Aの
四角形底板1の係止穴16に引掛け締付金具Aの裏側を取
付部材の表面に定置し、作業用ケースCにてステンレス
バンド40を緊張し、作業用ケースCの爪部をステンレス
バンド40の上に載せステンレス丸棒30を締付金具Aの楔
形室Bの狭口部の方向に転動して締付金具Aの四角形底
板1の上面とステンレス丸棒30にてステンレスバンド40
を圧着して締付金具Aとステンレスバンド40を取付部材
に密着させ、ステンレスバンド40の端部を跨架板25をく
ぐらせて巻込み固定するものである。
[実 施 例] 第1図はステンレスバンド締付金具Aを展開して示
し、第2図イ、ロ、ハ、ニ、ホはステンレスバンド締付
金具Aの折線より折り曲げて構造体となした状態を示
す。第3図はステンレスバンド締付金具Aを折線より折
り曲げて構造体として形成された楔形室B内に収容され
たステンレス丸棒30を示す。第1図のステンレスバンド
締付金具Aは、ほぼ厚さ0.6mm、幅30mm、長さ26mmのス
テンレス板であって、中央部の四角形底板1となる部分
の両側に折線2と3を設け、これら折線の外側に台形側
板4と5をそれぞれ設け、該台形側板4と5の外側に斜
め折線6と7を介して細長い折込板8と9とをそれぞれ
設ける。これらの細長い折込板8と9の下方に垂直に脚
板10と11を連設し、これらの脚板10と11の端部に外側に
向けて下端脚片12と13をそれぞれ突設する。これらの下
部脚片12と13は折線2,3、6,7より台形側板4,5、折込板
8,9を各内側に90゜折り曲げて楔形室Bを形成したと
き、折線14,15よりそれぞれ内側に90゜折り曲げて楔形
室Bの狭口a部を閉じるようにする。底板1の中間部よ
りも上方に矩形のステンレスバンド係止穴16をあけ、四
角形底板1の上方左右隅角に斜折線17,18を山形状に設
ける。台形側板4と5の上縁と折線2と3との間にほぼ
三角形の切込19,20を設け、これらの切込の外側に下部
脚片12,13と同じ機能を有する上部脚片21と22を折線23,
24を介して台形側板4と5に連設する。25は折込板8の
下方外側に延設した跨架板であって、第2図イに示す如
く折込板8と9を内側に折り曲げたとき跨架板25の先端
部を折込部9の上面に位置して楔形室Bに挿通したステ
ンレスバンド40が外れて楔形室Bより脱出しないように
すると共に、ステンレスバンド40を楔形室Bに挿入する
とき跨架板25と折込部9との間の隙間より押し込むこと
ができるようにしてある。30は楔形室Bに収容されるス
テンレス丸棒であって、第2図ロに示す如く、台形側板
4,5、折込部8,9をそれぞれ折線2,3、6,7より折り曲げて
楔形室Bを形成し、該楔形室Bの上方より軸方向を左右
にしステンレス丸棒30を楔形室B内に挿入し、ステンレ
ス丸棒30を楔形室Bの中間部に配置する。第1図及び第
2図ハに示す如く、底板1の下縁両端部に切込片26,27
を設けてこれを底板1の裏側に折り返し、斜折線17,18
より隅角片28,29を底板1の裏側に折り返し、これらの
切込片26,27、隅角片28,29を4本の脚として鉄筋、鉄柵
等に当接して締付金具を安定して取付けることができる
ようにする。
し、第2図イ、ロ、ハ、ニ、ホはステンレスバンド締付
金具Aの折線より折り曲げて構造体となした状態を示
す。第3図はステンレスバンド締付金具Aを折線より折
り曲げて構造体として形成された楔形室B内に収容され
たステンレス丸棒30を示す。第1図のステンレスバンド
締付金具Aは、ほぼ厚さ0.6mm、幅30mm、長さ26mmのス
テンレス板であって、中央部の四角形底板1となる部分
の両側に折線2と3を設け、これら折線の外側に台形側
板4と5をそれぞれ設け、該台形側板4と5の外側に斜
め折線6と7を介して細長い折込板8と9とをそれぞれ
設ける。これらの細長い折込板8と9の下方に垂直に脚
板10と11を連設し、これらの脚板10と11の端部に外側に
向けて下端脚片12と13をそれぞれ突設する。これらの下
部脚片12と13は折線2,3、6,7より台形側板4,5、折込板
8,9を各内側に90゜折り曲げて楔形室Bを形成したと
き、折線14,15よりそれぞれ内側に90゜折り曲げて楔形
室Bの狭口a部を閉じるようにする。底板1の中間部よ
りも上方に矩形のステンレスバンド係止穴16をあけ、四
角形底板1の上方左右隅角に斜折線17,18を山形状に設
ける。台形側板4と5の上縁と折線2と3との間にほぼ
三角形の切込19,20を設け、これらの切込の外側に下部
脚片12,13と同じ機能を有する上部脚片21と22を折線23,
24を介して台形側板4と5に連設する。25は折込板8の
下方外側に延設した跨架板であって、第2図イに示す如
く折込板8と9を内側に折り曲げたとき跨架板25の先端
部を折込部9の上面に位置して楔形室Bに挿通したステ
ンレスバンド40が外れて楔形室Bより脱出しないように
すると共に、ステンレスバンド40を楔形室Bに挿入する
とき跨架板25と折込部9との間の隙間より押し込むこと
ができるようにしてある。30は楔形室Bに収容されるス
テンレス丸棒であって、第2図ロに示す如く、台形側板
4,5、折込部8,9をそれぞれ折線2,3、6,7より折り曲げて
楔形室Bを形成し、該楔形室Bの上方より軸方向を左右
にしステンレス丸棒30を楔形室B内に挿入し、ステンレ
ス丸棒30を楔形室Bの中間部に配置する。第1図及び第
2図ハに示す如く、底板1の下縁両端部に切込片26,27
を設けてこれを底板1の裏側に折り返し、斜折線17,18
より隅角片28,29を底板1の裏側に折り返し、これらの
切込片26,27、隅角片28,29を4本の脚として鉄筋、鉄柵
等に当接して締付金具を安定して取付けることができる
ようにする。
次に前記締付金具と共に本発明の締付方法に使用され
る作業用ケースについて説明する。
る作業用ケースについて説明する。
第5図イは作業用ケースを分離しその中の台板を展開
した図面であり、第5図ロは同上構造図、第5図ハは同
上平面図、第5図ニは同上姿図である。四角形金属板よ
りなる台板50の中央に中央切窓51を設け、該中央切窓の
下方にボルト70のナット用切窓52と座金用切窓53をあけ
る。台板50は底部折線54と55とにてコ字形に折り曲げら
れ裏側に裏台板50aが位置するようになり、この裏台板5
0aには前記ナット用切窓52及び座金用切窓53に対応する
ナット用切窓52aと座金用切窓53aをあけてある。また底
部54の折線55と55aとをまたいで台板50と裏台板50aとに
底板切窓56を設ける。台板50及び裏台板50aの両側には
後記する如く蓋板と係合する形折返し部57,58を設け
る。59,60は底板54の折曲線55,55aを介して台板50及び
裏台板50aの右側に切込んで設けたステンレスバンド締
付用爪部である。第6図イは前記台板40にはめ込んで使
用される蓋板61の展開図、第6図ロ及びハは同上組立て
た状態の正面図及び側面図を示す。すなわち蓋板61の両
側縁と上縁を後方に90゜折り返して作業用ケースCの台
板50及び裏台板50aへの組立部61a,61bを設け、蓋板61に
30゜と45゜の斜辺63と64を有する打抜板65と66を下辺に
蓋板61に連続して板面を前方に膨出した状態に成形す
る。
した図面であり、第5図ロは同上構造図、第5図ハは同
上平面図、第5図ニは同上姿図である。四角形金属板よ
りなる台板50の中央に中央切窓51を設け、該中央切窓の
下方にボルト70のナット用切窓52と座金用切窓53をあけ
る。台板50は底部折線54と55とにてコ字形に折り曲げら
れ裏側に裏台板50aが位置するようになり、この裏台板5
0aには前記ナット用切窓52及び座金用切窓53に対応する
ナット用切窓52aと座金用切窓53aをあけてある。また底
部54の折線55と55aとをまたいで台板50と裏台板50aとに
底板切窓56を設ける。台板50及び裏台板50aの両側には
後記する如く蓋板と係合する形折返し部57,58を設け
る。59,60は底板54の折曲線55,55aを介して台板50及び
裏台板50aの右側に切込んで設けたステンレスバンド締
付用爪部である。第6図イは前記台板40にはめ込んで使
用される蓋板61の展開図、第6図ロ及びハは同上組立て
た状態の正面図及び側面図を示す。すなわち蓋板61の両
側縁と上縁を後方に90゜折り返して作業用ケースCの台
板50及び裏台板50aへの組立部61a,61bを設け、蓋板61に
30゜と45゜の斜辺63と64を有する打抜板65と66を下辺に
蓋板61に連続して板面を前方に膨出した状態に成形す
る。
第7図に示す如く蓋61を作業用ケースCの台板50より
外し、台板50と裏台板50aの間に作業用ケースCの上端
開口部よりステンレスバンドのコイルDを収納し、ステ
ンレスバンドのコイルDの下方部分を底板切窓56より露
出した状態となし、ステンレスバンドのコイルDの外側
端部すなわちステンレスバンドの先端部を底板54上を滑
らせて爪部59,60にて案内して作業用ケースCの外に引
き出す。ステンレスバンド40のコイルDの端部を引出し
た後、蓋板61を台板50に被せる。70は作業用ケースC内
においてステンレスバンドのコイルDが遊動しないよう
に先端部にてステンレスバンド40のコイルDの内周面を
押圧させる六角頭付ボルトであり、このボルトをナット
用切窓52にはめ込んだナット用座金71のナット72にねじ
込み、六角頭付ボルト70の中間部を座金用切窓53にはめ
込んだボルト用座金73の穴に挿入して六角頭付ボルト70
を旋回して進退させたとき、六角頭付ボルトの先端部が
濫りに動揺しないように案内させる。74はステンレスバ
ンドのコイルDの内径部にはめ込む内径リングである。
外し、台板50と裏台板50aの間に作業用ケースCの上端
開口部よりステンレスバンドのコイルDを収納し、ステ
ンレスバンドのコイルDの下方部分を底板切窓56より露
出した状態となし、ステンレスバンドのコイルDの外側
端部すなわちステンレスバンドの先端部を底板54上を滑
らせて爪部59,60にて案内して作業用ケースCの外に引
き出す。ステンレスバンド40のコイルDの端部を引出し
た後、蓋板61を台板50に被せる。70は作業用ケースC内
においてステンレスバンドのコイルDが遊動しないよう
に先端部にてステンレスバンド40のコイルDの内周面を
押圧させる六角頭付ボルトであり、このボルトをナット
用切窓52にはめ込んだナット用座金71のナット72にねじ
込み、六角頭付ボルト70の中間部を座金用切窓53にはめ
込んだボルト用座金73の穴に挿入して六角頭付ボルト70
を旋回して進退させたとき、六角頭付ボルトの先端部が
濫りに動揺しないように案内させる。74はステンレスバ
ンドのコイルDの内径部にはめ込む内径リングである。
使用方法 第8図は一定長に切断されたステンレスバンド40をコ
イル状に巻込み締付金具Aにて取付部材に取付ける状態
を示す。すなわちステンレスバンド40の一端を締付金具
Aの係止穴16に巻付け係止し、ステンレスバンド40の他
端を取付部材に巻付けた後締付金具Aの下部脚片12,13
と上部脚片21,22を取付部材の表面に当て、ステンレス
バンド40の他端を締付金具Aの狭口部aより楔形室B内
に挿入し、ステンレス丸棒30の下を通した後、締付金具
Aの広口部bより引出しステンレス丸棒30を狭口部aの
方向に転動して締付ける。引出したステンレスバンド40
の端部にてステンレス丸棒30のまわりを締付けながら該
端部を第11図に示す如く右方向に戻し跨架板25と折込部
9との間の隙間に挿入し、今後は第12図に示す如く跨架
板25に巻付けるような形でステンレスバンド40を折り返
しステンレス丸棒30の上の通し締付金具Aの係止穴16を
通し四角形底板1の内側に巻込んで作業を終了する。
イル状に巻込み締付金具Aにて取付部材に取付ける状態
を示す。すなわちステンレスバンド40の一端を締付金具
Aの係止穴16に巻付け係止し、ステンレスバンド40の他
端を取付部材に巻付けた後締付金具Aの下部脚片12,13
と上部脚片21,22を取付部材の表面に当て、ステンレス
バンド40の他端を締付金具Aの狭口部aより楔形室B内
に挿入し、ステンレス丸棒30の下を通した後、締付金具
Aの広口部bより引出しステンレス丸棒30を狭口部aの
方向に転動して締付ける。引出したステンレスバンド40
の端部にてステンレス丸棒30のまわりを締付けながら該
端部を第11図に示す如く右方向に戻し跨架板25と折込部
9との間の隙間に挿入し、今後は第12図に示す如く跨架
板25に巻付けるような形でステンレスバンド40を折り返
しステンレス丸棒30の上の通し締付金具Aの係止穴16を
通し四角形底板1の内側に巻込んで作業を終了する。
次に締付金具Aと作業用ケースCとステンレスバンド
のコイルDにより、ステンレスバンド40を取付部材に締
付ける方法について説明する。ステンレスバンドのコイ
ルDを作業用ケースCに収容しボルト70をボルト用座金
71を通しナット72にねじ込みボルト70の先端部をコイル
Dの内周面に接合して、コイルDが上方に飛び出さない
ようにした後、底板切窓56に手指を入れステンレスバン
ド40の端部を底板54の上面を通してステンレスバンド締
付用爪部59,60より外部に引出す。この爪部59,60は予め
底板54の先端部に重ね押し潰して三層に形成してあり、
その重ね合わせ部は作業用ケースCの側面より外方に突
出しているために、作業用ケースCの爪部59,60の先端
部を第9図及び第10図に示すように、締付金具Aに収容
したステンレス丸棒30の左側方または右側方に位置して
ステンレス丸棒30を締付金具Aの狭口部aの方向に押し
込みステンレスバンド40を締付けることができる。第9
図及び第10図において明きらかなように、作業用ケース
Cの爪部59,60の先端部は作業用ケースCの側板の形
折返し部58の面位置より前方に突出しているために締付
金具Aの底板1の係止穴16に一端を連結したステンレス
バンド40の他端を取付部材に巻付けた後、その他端部を
作業用ケースCと共に把持して爪部59,60の先端部をス
テンレス丸棒30の内側に位置して底板1の上面に突立て
た状態で挺子作用で取付部材に巻き付けたステンレスバ
ンド40を緊張させる。そして第12図に示す如く、跨架板
25をくぐらせた後、締付金具Aの狭口部aより跨架板25
の上方に折り返し締付金具Aの広口部bの係止穴16に係
止する。
のコイルDにより、ステンレスバンド40を取付部材に締
付ける方法について説明する。ステンレスバンドのコイ
ルDを作業用ケースCに収容しボルト70をボルト用座金
71を通しナット72にねじ込みボルト70の先端部をコイル
Dの内周面に接合して、コイルDが上方に飛び出さない
ようにした後、底板切窓56に手指を入れステンレスバン
ド40の端部を底板54の上面を通してステンレスバンド締
付用爪部59,60より外部に引出す。この爪部59,60は予め
底板54の先端部に重ね押し潰して三層に形成してあり、
その重ね合わせ部は作業用ケースCの側面より外方に突
出しているために、作業用ケースCの爪部59,60の先端
部を第9図及び第10図に示すように、締付金具Aに収容
したステンレス丸棒30の左側方または右側方に位置して
ステンレス丸棒30を締付金具Aの狭口部aの方向に押し
込みステンレスバンド40を締付けることができる。第9
図及び第10図において明きらかなように、作業用ケース
Cの爪部59,60の先端部は作業用ケースCの側板の形
折返し部58の面位置より前方に突出しているために締付
金具Aの底板1の係止穴16に一端を連結したステンレス
バンド40の他端を取付部材に巻付けた後、その他端部を
作業用ケースCと共に把持して爪部59,60の先端部をス
テンレス丸棒30の内側に位置して底板1の上面に突立て
た状態で挺子作用で取付部材に巻き付けたステンレスバ
ンド40を緊張させる。そして第12図に示す如く、跨架板
25をくぐらせた後、締付金具Aの狭口部aより跨架板25
の上方に折り返し締付金具Aの広口部bの係止穴16に係
止する。
第10図は、ステンレスバンド40を強く締付ける状態を
示すもので、前記第9図に付き説明した順序でステンレ
スバンド40を取付部材に巻付けた後、作業用ケースCの
爪部59,60をステンレスバンド40の端部とステンレス丸
棒30の間に挿入してステンレス丸棒30を支点として爪部
59,60の先端部を挺子として作業用ケースCと一緒にス
テンレスバンド40を回動してステンレスバンドを緊張
し、前記第10図に付き説明した順序で第12図の如くステ
ンレスバンドを係止穴16に挿入して係止する。作業用ケ
ースCの台板50に蓋板61を結合するときは、蓋板61の両
側板61a,62bに円ボツ61c,61dを形成し、これらの円ボツ
61c,61dを台板50の側縁50aと50bに圧接して蓋板61が台
板50よりみだりに脱出しないようにする。
示すもので、前記第9図に付き説明した順序でステンレ
スバンド40を取付部材に巻付けた後、作業用ケースCの
爪部59,60をステンレスバンド40の端部とステンレス丸
棒30の間に挿入してステンレス丸棒30を支点として爪部
59,60の先端部を挺子として作業用ケースCと一緒にス
テンレスバンド40を回動してステンレスバンドを緊張
し、前記第10図に付き説明した順序で第12図の如くステ
ンレスバンドを係止穴16に挿入して係止する。作業用ケ
ースCの台板50に蓋板61を結合するときは、蓋板61の両
側板61a,62bに円ボツ61c,61dを形成し、これらの円ボツ
61c,61dを台板50の側縁50aと50bに圧接して蓋板61が台
板50よりみだりに脱出しないようにする。
[発明の効果] 本発明は前記した如く、四角形底板1の両側に平行し
た折線2,3を介して台形側板4,5を設け、該台形側板4,5
の外側に折線6,7を介して折込板7,8を設け、四角形底板
1にはステンレスバンド40を結び付ける係止穴16を設け
かつ底板1の左右上端部に斜折線17,18より裏側に折り
返した隅角片28,29を設けさらに四角形底板1の左右下
端部に裏側に折り返した切込片26,27を設け、台形側板
4,5のそれぞれの上端部外側に上部脚片21,22を突設し、
台形側板4,5のそれぞれの下端部に脚板10,11をそれぞれ
垂設し、これらの脚板10,11の下端部外側に下部脚片12,
13を突設し、一方の台形側板4の外側に跨架板25を連設
したことにより、先ず折線2,3より台形側板4,5を90゜立
上り折り曲げて、ステンレス丸棒30を小口面を台形側板
4と5に向けて四角形底板1に載置し、折線6,7より折
込部8,9を各内側に向けて90゜折り曲げることによりス
テンレス丸棒30は広口部bの方向には自由に転動する
が、狭口部aの方向には少し転動した後途中で停止する
こととなる。そして脚板10,11は締付金具Aの下端狭口
部aの両端に垂直に位置し下部脚片12,13は四角形底板
1の下部表面に折り曲げられて締付金具Aの箱型を補強
保形することができ、折り曲げられた上部脚片21,22は
広口部b側よりステンレス丸棒30が転がり出るのを防止
する。また、切込片26,27と隙角片28,29は四角形底板1
の表側に突出しているから電柱等の取付部材の外周に締
付金具Aを安定状態に配設することができる。作業用ケ
ースCは、台板50に中央切窓51をあけ、に中央切窓51,6
2の下方に座金用切窓53,53a及びナット用切窓52,52aを
設けたから、作業用ケースC内に収容したステンレスバ
ンド40のコイルDを作業用ケースC内に収容し、ボルト
70の頭部を手またはスパナでまわすのに便利であり、ス
テンレスバンド締付用爪部59,60の先端部は作業用ケー
スCの側面より外側に突出しているために、バンド締付
金具A或いはワンス・リチットバンド金具等の類似のバ
ンド締付金具用にも使用することができて、ステンレス
バンド40の締付金具Aへの仮止めを、ステンレスバンド
40のコイルDを作業用ケースC内に収容したまま行うこ
とができ、ステンレスバンド40の締付作業を安全、容易
かつ迅速に行うことができる効果がある。
た折線2,3を介して台形側板4,5を設け、該台形側板4,5
の外側に折線6,7を介して折込板7,8を設け、四角形底板
1にはステンレスバンド40を結び付ける係止穴16を設け
かつ底板1の左右上端部に斜折線17,18より裏側に折り
返した隅角片28,29を設けさらに四角形底板1の左右下
端部に裏側に折り返した切込片26,27を設け、台形側板
4,5のそれぞれの上端部外側に上部脚片21,22を突設し、
台形側板4,5のそれぞれの下端部に脚板10,11をそれぞれ
垂設し、これらの脚板10,11の下端部外側に下部脚片12,
13を突設し、一方の台形側板4の外側に跨架板25を連設
したことにより、先ず折線2,3より台形側板4,5を90゜立
上り折り曲げて、ステンレス丸棒30を小口面を台形側板
4と5に向けて四角形底板1に載置し、折線6,7より折
込部8,9を各内側に向けて90゜折り曲げることによりス
テンレス丸棒30は広口部bの方向には自由に転動する
が、狭口部aの方向には少し転動した後途中で停止する
こととなる。そして脚板10,11は締付金具Aの下端狭口
部aの両端に垂直に位置し下部脚片12,13は四角形底板
1の下部表面に折り曲げられて締付金具Aの箱型を補強
保形することができ、折り曲げられた上部脚片21,22は
広口部b側よりステンレス丸棒30が転がり出るのを防止
する。また、切込片26,27と隙角片28,29は四角形底板1
の表側に突出しているから電柱等の取付部材の外周に締
付金具Aを安定状態に配設することができる。作業用ケ
ースCは、台板50に中央切窓51をあけ、に中央切窓51,6
2の下方に座金用切窓53,53a及びナット用切窓52,52aを
設けたから、作業用ケースC内に収容したステンレスバ
ンド40のコイルDを作業用ケースC内に収容し、ボルト
70の頭部を手またはスパナでまわすのに便利であり、ス
テンレスバンド締付用爪部59,60の先端部は作業用ケー
スCの側面より外側に突出しているために、バンド締付
金具A或いはワンス・リチットバンド金具等の類似のバ
ンド締付金具用にも使用することができて、ステンレス
バンド40の締付金具Aへの仮止めを、ステンレスバンド
40のコイルDを作業用ケースC内に収容したまま行うこ
とができ、ステンレスバンド40の締付作業を安全、容易
かつ迅速に行うことができる効果がある。
図面は本発明の実施例を示す。第1図は締付金具の展開
図、第2図イは組立てた締付金具の平面図、第2図ロは
第2図イの正面図、第2図ハは第2図イの底面図、第2
図ニは狭口部から見た側面図、第2図ホは広口部から見
た側面図、第2図ヘは広口部の断面図、第2図トは狭口
部の断面図、第3図はステンレス丸棒の斜視図、第4図
は締付金具の拡大斜視図、第5図イは作業用ケースの展
開図、第5図ロは折り曲げ成形した状態の作業用ケース
の正面図、第5図ハは第5図ロの平面図、第5図ニは第
5図ロの底面図、第5図ホは第5図ロの側面図、第5図
ヘは第5図ロの斜視図、第6図イは蓋板の展開図、第5
図トは作業用ケース内にステンレスバンドを収容し蓋板
を施した状態の正面図、第6図ロは折り曲げ成形した状
態の蓋板の正面図、第6図ハは第6図ロの側面図、第7
図は組立部材の説明図、第8図は締付金具とステンレス
バンドの組付方法の説明図、第9図及び第10図は作業用
ケースの爪部によりステンレスバンドを締付金具に押え
付けた状態の説明図、第11図及び第12図はステンレスバ
ンドを締付金具にて締付ける順序の説明図である。 A:ステンレスバンド締付金具 B:楔形室 C:作業用ケース D:ステンレスバンドのコイル 1:四角形底板 4,5:台形側板 6,7:斜折線 8,9:折込板 10,11:脚板 12,13:下部脚片 a:狭口部 b:広口部 21,22:上部脚片 25:跨架板 26,27:切込片 28,29:隅角片 30:ステンレス丸棒 31:楔形室 40:ステンレスバンド 50:作業用ケースの台板 51:作業用ケースの中央切窓 51a:作業用ケースの裏台板 52:ナット用切窓 53:座金用切窓 54:作業用ケースの底板 59,60:締付け用爪部 61:蓋板 70:ボルト 72:ナット 73:ボルト用座金
図、第2図イは組立てた締付金具の平面図、第2図ロは
第2図イの正面図、第2図ハは第2図イの底面図、第2
図ニは狭口部から見た側面図、第2図ホは広口部から見
た側面図、第2図ヘは広口部の断面図、第2図トは狭口
部の断面図、第3図はステンレス丸棒の斜視図、第4図
は締付金具の拡大斜視図、第5図イは作業用ケースの展
開図、第5図ロは折り曲げ成形した状態の作業用ケース
の正面図、第5図ハは第5図ロの平面図、第5図ニは第
5図ロの底面図、第5図ホは第5図ロの側面図、第5図
ヘは第5図ロの斜視図、第6図イは蓋板の展開図、第5
図トは作業用ケース内にステンレスバンドを収容し蓋板
を施した状態の正面図、第6図ロは折り曲げ成形した状
態の蓋板の正面図、第6図ハは第6図ロの側面図、第7
図は組立部材の説明図、第8図は締付金具とステンレス
バンドの組付方法の説明図、第9図及び第10図は作業用
ケースの爪部によりステンレスバンドを締付金具に押え
付けた状態の説明図、第11図及び第12図はステンレスバ
ンドを締付金具にて締付ける順序の説明図である。 A:ステンレスバンド締付金具 B:楔形室 C:作業用ケース D:ステンレスバンドのコイル 1:四角形底板 4,5:台形側板 6,7:斜折線 8,9:折込板 10,11:脚板 12,13:下部脚片 a:狭口部 b:広口部 21,22:上部脚片 25:跨架板 26,27:切込片 28,29:隅角片 30:ステンレス丸棒 31:楔形室 40:ステンレスバンド 50:作業用ケースの台板 51:作業用ケースの中央切窓 51a:作業用ケースの裏台板 52:ナット用切窓 53:座金用切窓 54:作業用ケースの底板 59,60:締付け用爪部 61:蓋板 70:ボルト 72:ナット 73:ボルト用座金
Claims (3)
- 【請求項1】内側に楔形室を設け、該楔形室にステンレ
ス丸棒を楔形室の四角形底板に載置して収容して楔形室
の広口部と狭口部の間を転動させるようにしたステンレ
スバンド締付金具の広口部より引出した作業用ケースに
収容したステンレスバンドのコイルの外周端部を、ステ
ンレス丸棒と作業用ケースの四角形底板の間を経て作業
用ケースの狭口部より引出し、引出したステンレスバン
ドの先端部を電柱等の取付部材に巻付けた後ステンレス
バンド締付金具に結着し、作業用ケースの締付用爪部
を、ステンレス丸棒を挟んでステンレスバンド締付金具
の広口部側または狭口部側において四角形底板にステン
レスバンドに当接しステンレス丸棒をステンレスバンド
締付金具の狭口部の方向に転動し作業用ケースにてステ
ンレスバンドの他端部を引き取付部材に巻き付けたステ
ンレスバンドを緊締するようにしたことを特徴とするね
じなしバンドによる締付方法。 - 【請求項2】ステンレスバンド係止穴16を設けた四隅に
表側に折り曲げた切込片26,27と隅角片28,29を有する四
角形底板1と、四角形底板1の両側に折り曲げ形成され
た台形側板4及び5と、一方の台形側板4の斜折線6を
介して折り込まれる跨架板25を有する折込板8及び他方
の台形側板5の斜折線7を介して折り込まれる折込板9
と、これらの折込板8及び9に台形側板4及び5の幅狭
側端の方向に向って連設され狭口部aを閉じるように折
り曲げられて下部脚片12及び13を設けた脚板10及び11
と、広口部b側において該広口部bを閉じるように折り
曲げて台形側板4及び5に連設された上部脚片21及び22
と、底板1と台形側板4及び5にて囲まれた楔形室B内
に収容されるステンレス丸棒30とよりなるステンレスバ
ンド締付具。 - 【請求項3】ステンレスバンドのコイルDを載置する底
板54及び底板の正面と背面に設けられた台板50及び裏台
板50aと、台板50にあけられた中央切窓51と、底部切窓5
6と中央切窓51との間にあけられたナット用切窓52及び
座金用切窓53と、これらのナット用切窓52及び座金用切
窓53にはめこまれるナット72及びボルト用座金73と、ボ
ルト用座金73を挿通しナット72にねじ付けられた先端部
をコイルDの内周面に接合されるボルト70と、台板50と
裏台板50aの一側において底板55の両側に設けられたス
テンレスバンド40の締付用爪部59,60と、中央切窓62を
設けた蓋板61とよりなり、前記底板54と台板50と裏台板
50aを折り曲げてステンレスバンドのコイルDの収容室
を形成し、台板50の開口部に前記蓋板61を被冠してなる
作業用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2608490A JPH081206B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | ねじなしバンドによる締付方法及び締付金具と作業用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2608490A JPH081206B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | ねじなしバンドによる締付方法及び締付金具と作業用ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03234905A JPH03234905A (ja) | 1991-10-18 |
JPH081206B2 true JPH081206B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=12183755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2608490A Expired - Fee Related JPH081206B2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | ねじなしバンドによる締付方法及び締付金具と作業用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081206B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19805062A1 (de) * | 1998-02-10 | 1999-08-12 | Gamaggio Schaefer Krister | Kabelbinder aus Metall |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2608490A patent/JPH081206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03234905A (ja) | 1991-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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