JP2500597Y2 - 電柱用の金属製バンド - Google Patents
電柱用の金属製バンドInfo
- Publication number
- JP2500597Y2 JP2500597Y2 JP2255193U JP2255193U JP2500597Y2 JP 2500597 Y2 JP2500597 Y2 JP 2500597Y2 JP 2255193 U JP2255193 U JP 2255193U JP 2255193 U JP2255193 U JP 2255193U JP 2500597 Y2 JP2500597 Y2 JP 2500597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- band
- utility pole
- metal
- metal band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電柱に取付けられる金
属製のバンド、詳しくは電柱にプレート標識や番号札等
を取着し、或いはアース線保護管等を止めるために用い
られる金属製のバンドに関する。
属製のバンド、詳しくは電柱にプレート標識や番号札等
を取着し、或いはアース線保護管等を止めるために用い
られる金属製のバンドに関する。
【0002】
【従来技術】図1は、この種金属製バンドとして近年開
発されたものゝ一つで、ステンレス製の締付金具1と、
一端が締付金具に連結されるステンレス製の帯金2とよ
りなり、締付金具1には、帯金2が通される締付ブリッ
ジ3とナイフブリッジ4が形成され、電柱5に取付ける
ときには、帯金2を電柱5に巻付け、先端から締付金具
1の各ブリッジ3及び4に通したのち、ペンチ6で帯金
端部を挟んで締込み、ついでハンマーで締付ブリッジ3
を叩いて帯金2を固定したのち、ナイフブリッジ4を叩
き込んでそれより伸びる帯金をブリッジ端縁で切断する
ようになっている。
発されたものゝ一つで、ステンレス製の締付金具1と、
一端が締付金具に連結されるステンレス製の帯金2とよ
りなり、締付金具1には、帯金2が通される締付ブリッ
ジ3とナイフブリッジ4が形成され、電柱5に取付ける
ときには、帯金2を電柱5に巻付け、先端から締付金具
1の各ブリッジ3及び4に通したのち、ペンチ6で帯金
端部を挟んで締込み、ついでハンマーで締付ブリッジ3
を叩いて帯金2を固定したのち、ナイフブリッジ4を叩
き込んでそれより伸びる帯金をブリッジ端縁で切断する
ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述する金属製バンド
によれば、帯金の端部は締付金具より突出しないため、
引掛けたり、怪我をすることがなく、安全性が確保され
るが、ペンチによる締込みが不十分であると、電柱への
固定が不十分となり、締込みを十分に行うにはその作業
にかなりな労力を要するうえ、片手でペンチによる締込
みを行い、弛みを生じないようにして他方の手でハンマ
ー操作により帯金を切断するのも容易ではない。
によれば、帯金の端部は締付金具より突出しないため、
引掛けたり、怪我をすることがなく、安全性が確保され
るが、ペンチによる締込みが不十分であると、電柱への
固定が不十分となり、締込みを十分に行うにはその作業
にかなりな労力を要するうえ、片手でペンチによる締込
みを行い、弛みを生じないようにして他方の手でハンマ
ー操作により帯金を切断するのも容易ではない。
【0004】本考案は、帯金の端部が締付金具より突出
しないようにすると共に、締込みが十分かつ確実で、容
易に固定できるような金属製バンドを提供することを目
的とする。
しないようにすると共に、締込みが十分かつ確実で、容
易に固定できるような金属製バンドを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題の解決手段】本考案の金属製バンドは、締付金具
と、一端が締付金具に連結されて電柱に巻付けられる帯
金とよりなり、締付金具には帯金を通す締付ブリッジ
と、帯金と直交する方向に屈曲形成し、帯金を通すこと
ができる開口を備えた凸部とを設けたことを特徴とする
もので、凸部は好ましくは山形状に形成される。
と、一端が締付金具に連結されて電柱に巻付けられる帯
金とよりなり、締付金具には帯金を通す締付ブリッジ
と、帯金と直交する方向に屈曲形成し、帯金を通すこと
ができる開口を備えた凸部とを設けたことを特徴とする
もので、凸部は好ましくは山形状に形成される。
【0006】
【作用】締付金具より折返した帯金を電柱に巻付け、そ
の端部を凸部の開口に通したのち、締付ブリッジに通
し、ハンマーで締付ブリッジを叩き固定する。ついで締
付ブリッジで折返した帯金の端部を凸部の巾に収まる程
度の長さに切断したのち、開口を通して凸部の中に入
れ、凸部をハンマーで叩いて平らに伸ばす。凸部を凹ま
せるにつれ、締付金具が円周方向に伸びるが、締付金具
は電柱を一巻きしたのち帯金の両端を連結した構造を有
しているため、締付金具が伸びると、その伸びは帯金の
締付け量で補填される。すなわち、締付金具が伸びるに
従って、締付けが行われるようになる。
の端部を凸部の開口に通したのち、締付ブリッジに通
し、ハンマーで締付ブリッジを叩き固定する。ついで締
付ブリッジで折返した帯金の端部を凸部の巾に収まる程
度の長さに切断したのち、開口を通して凸部の中に入
れ、凸部をハンマーで叩いて平らに伸ばす。凸部を凹ま
せるにつれ、締付金具が円周方向に伸びるが、締付金具
は電柱を一巻きしたのち帯金の両端を連結した構造を有
しているため、締付金具が伸びると、その伸びは帯金の
締付け量で補填される。すなわち、締付金具が伸びるに
従って、締付けが行われるようになる。
【0007】凸部を山形状にすると、凸部を叩く力の水
平余力が生じて山裾が広がろうとし、締付金具が確実に
伸び、締付けが行われるようになる。
平余力が生じて山裾が広がろうとし、締付金具が確実に
伸び、締付けが行われるようになる。
【0008】
【実施例】図2は、ステンレス製帯金11の一端に連結
されるステンレス製締付金具12に帯金11を通す締付
ブリッジ13を形成すると共に、両裾に帯金を通す開口
15を備えた山形の凸部14を形成してなるもので、電
柱16に巻付け固定するときには、図示するように締付
金具端で帯金11を折返し、締付ブリッジ13に通して
電柱16を一巻きし、凸部14の両開口15及び締付ブ
リッジ13に通したのち、ハンマーで締付ブリッジ13
を叩き込んで帯金11を固定する。ついで締付ブリッジ
13より帯金11を折返し、凸部14の中に収まる程度
の長さに切断したのち、その端末を開口を通して凸部1
4の中に入れ、凸部14をハンマーで叩き込んで平らに
する。これに伴い締付金具12が伸び、帯金11が電柱
16の周りに締付けられて締結される。
されるステンレス製締付金具12に帯金11を通す締付
ブリッジ13を形成すると共に、両裾に帯金を通す開口
15を備えた山形の凸部14を形成してなるもので、電
柱16に巻付け固定するときには、図示するように締付
金具端で帯金11を折返し、締付ブリッジ13に通して
電柱16を一巻きし、凸部14の両開口15及び締付ブ
リッジ13に通したのち、ハンマーで締付ブリッジ13
を叩き込んで帯金11を固定する。ついで締付ブリッジ
13より帯金11を折返し、凸部14の中に収まる程度
の長さに切断したのち、その端末を開口を通して凸部1
4の中に入れ、凸部14をハンマーで叩き込んで平らに
する。これに伴い締付金具12が伸び、帯金11が電柱
16の周りに締付けられて締結される。
【0009】
【考案の効果】本考案の金属製バンドは以上のように構
成され、帯金の端末は開口を通して凸部の中に入れられ
て固定され、外部には突出しないため、これに引掛けた
り、怪我をすることがなく安全であること、締付ブリッ
ジを叩き込んで帯金を固定するときには、帯金を締め込
んでおく必要がなく、締込みは凸部を叩き込むことによ
って行われるため、締込みが十分かつ確実に行われ、帯
金を締込むための作業が不要であるから、締込みが容易
に行えることなど効果を有する。
成され、帯金の端末は開口を通して凸部の中に入れられ
て固定され、外部には突出しないため、これに引掛けた
り、怪我をすることがなく安全であること、締付ブリッ
ジを叩き込んで帯金を固定するときには、帯金を締め込
んでおく必要がなく、締込みは凸部を叩き込むことによ
って行われるため、締込みが十分かつ確実に行われ、帯
金を締込むための作業が不要であるから、締込みが容易
に行えることなど効果を有する。
【0010】また凸部を山形状に形成すれば、叩き力の
水平分力で締付金具が伸びるようになり、締込みがより
確実に行える。
水平分力で締付金具が伸びるようになり、締込みがより
確実に行える。
【図1】 従来の金属製パンドによる電柱取付時の斜視
図。
図。
【図2】 本考案に係る金属製バンドで電柱に固定する
ときの状態を示す図。
ときの状態を示す図。
【図3】 同屈曲部を叩き込んで締付けるときの状態を
示す図。
示す図。
11・・・帯金 12・・・締付
金具 13・・・締付ブリッジ 14・・・凸部 16・・・電柱
金具 13・・・締付ブリッジ 14・・・凸部 16・・・電柱
Claims (2)
- 【請求項1】 締付金具と、一端が締付金具に連結され
て電柱に巻付けられる帯金とよりなり、締付金具には帯
金を通す締付ブリッジと、帯金と直交する方向に屈曲形
成し、帯金を通すことができる開口を備えた凸部とを設
けたことを特徴とする電柱用の金属製バンド。 - 【請求項2】 凸部は山形状をなす請求項1記載の電柱
用の金属製バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255193U JP2500597Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 電柱用の金属製バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255193U JP2500597Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 電柱用の金属製バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679969U JPH0679969U (ja) | 1994-11-08 |
JP2500597Y2 true JP2500597Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12085987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255193U Expired - Lifetime JP2500597Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 電柱用の金属製バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500597Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6848643B2 (ja) * | 2017-04-19 | 2021-03-24 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 金属製のバンドの切断面保護工法 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP2255193U patent/JP2500597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679969U (ja) | 1994-11-08 |
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