JP6848643B2 - 金属製のバンドの切断面保護工法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電力ケーブルを地中に敷設するための、防災用のトラフの構成部材同士を締め付けて固定する際に使用する、金属製のバンドの切断面保護工法に関するものである。
一般的に、電力ケーブルを地中に敷設するための防災用のトラフ本体Tは、例えば、図1に示すように、互いに分離・接合可能な断面形状が略コ字形の2つの構成部材T1,T2により形成されており、トラフ本体Tの内部空間に電力用のケーブルCを配置するときには、これら構成部材T1,T2を、まず分離した状態とする。
そして、一方の構成部材T1側にケーブルCを配置した後に、他方の構成部材T2をこの構成部材T1に組み付ける。そして、トラフ本体Tの内部空間の電力用のケーブルCが何らかの原因で爆発した際の爆裂を防ぐために、複数の金属製のバンド1をトラフ本体Tに巻き付け、トラフ本体Tを強固に締め付けて固定する。
この金属製のバンド1のトラフ本体Tへの巻き付け固定は、先ず、金属製のバックル2を介して、金属製のバンド1の基端側部分1Aを固定した状態でトラフ本体Tに宛がう。このとき、図6(a)に示すように、バンド1の基端側部分1Aを、矩形の筒状に形成されたバックル2に通し、その基端側部分1Aを略U字状に折り返してバックル2の一端開口部に係止させ、この状態でトラフ本体Tに宛がうのである。
次に、バンド1の先端側部分1Bを含む全体をトラフ本体Tの構成部材T1,T2に巻き付ける。そして、図6(b)に示すように、その先端側部分1Bをバックル2に再度挿入して通過させる。
次に、バンド1の先端側部分1Bを引っ張っている状態において、図6(c)(d)に示すように、バックル2内でバンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bが重なっている部分が、カシメ治具G用いて、バックル2ごとかしめて固定される。
その後、図6(d)に示すように、バックル2を通過しているバンド1の先端側部分1Bを、例えば、カッタ刃やハサミ等の切断治具Hを用いて、所定の長さに切断する(図6(d)中、切断後の端部となる切断部を符号1Dで示す)。
最後に、図7に示すように、かしめているバックル2と、切断したバンド1の先端側部分1Bの全体を保護するために、クロロプレンの重合によって得られる塩素系の合成ゴムであるCRゴム等を素材としているゴム製カバー101で覆っている。
この他、従来においては、特許文献1に示すように、ケーブルを通した断面コ字形のトラフ本体の上方開口部に平板状の蓋体を被せ、該蓋体とトラフ本体とを締結するトラフの蓋体固定金具が開示されている。
即ち、この蓋体固定金具には、弾性を有し、対向する両端部を一時的に開いて、蓋体の上方からトラフ本体を把持するように装着する。
蓋体固定金具をトラフ本体に着脱するときには、蓋体固定金具の両側部の孔に着脱具の下端を挿入し、上端を内側に引くことで、コ字形の蓋体固定金具の開口部を開いて着脱する。装着後には、着脱具を取り去れば、弾性により蓋体固定金具はトラフ本体の両側面に圧接して、蓋体を押える構造となっている。
特開平10−164723号公報
しかしながら、上記したカシメ治具G用いて、バックル2内でバンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bが重なっている部分をバックル2ごとかしめて固定する従来の金属製のバンド1の接続・固定手法においては、下記のような弊害が生じている。
即ち、従来の金属製のバンド1の接続・固定手法においては、図7に示すように、かしめているバックル2と、切断したバンド1の先端側部分1Bの全体を、CRゴム等を素材としているゴム製カバー101で覆っているが、このCRゴムによるゴム製カバー101は、経年劣化によりゴム製カバー101の材質自体が変化し、可塑剤等の液状の析出物が発生してしまう。
この析出物が金属製のバンド1に触れると、化学反応が生じて、金属製のバンド1に錆が発生する。この錆の発生により、金属製のバンド1が脆弱となって破断してしまうことから、トラフ本体Tの構成部材T1,T2を強固に締め付けて固定するバンド1としての役割を、充分に果たせない事態が生じていた。
特に、金属製のバンド1がステンレス鋼(SUS)の場合は、不動態皮膜により優れた耐食性を有しているが、金属製のバンド1が設置されている環境によっては、不動態皮膜が破壊されて、腐食が発生してしまうことがある。
腐食に影響する主な環境因子としては、溶液の酸の種類及びpH(酸性かアルカリ性かを示す尺度)、溶液中の溶存酸素量、溶液中のハロゲン系元素の存在、環境の温度等がある。
そして、金属製のバンド1の具体的な破断メカニズムとしては、例えば、図8に示すように、CRゴムによるゴム製カバー101の経年劣化による分子鎖切断と、高湿度環境で生じた金属製のバンド1及びゴム製カバー101の表面膜厚がμm単位サイズの水膜Sとにより、ゴム製カバー101に含有されている塩素が水膜中に塩化物イオンとして溶出し、SUS304等の金属製のバンド1に腐食が発生する。
また、この金属製のバンド1には引張応力があることから、応力腐食割れ(SCC)となって亀裂Kが進展し、金属製のバンド1が破断する。このように洞道内に浸入した地下水が、金属製のバンド1の表面に滴下した部位での破断が、過去に多く報告されている。
更に、環境材料技術で付着物分析と破面・断面観察を行った結果、滴下水には多くの塩化物イオン等が含まれており、破面・断面に応力腐食割れ(SCC)の特徴が確認されている。
この他、上記した特許文献1に示す蓋体固定金具は、断面コ字形のトラフ本体と、この上方開口部に被せる平板状の蓋体との場合にしか適用できず、互いに分離・接合可能な、断面形状が略コ字形の2つの構成部材T1,T2により形成されたトラフ本体Tに採用することは困難である。
しかも、特許文献1の場合、着脱具を使ってトラフ本体Tから蓋体固定金具を抉じ開けるものとしているので、多くの労力を要し、且つ、作業の困難性も無視できないものとなる。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、従来のようなゴム製カバーの経年劣化による材質自体の硬化に伴う可塑剤等の液状の析出物の流出による錆の発生や、これに伴う金属製のバンドの応力腐食割れ(SCC)による亀裂の進展や破断等を回避しつつ、金属製のバンドの切断された先端側部分をカバーして保護できるようにした、金属製のバンドの切断面保護工法を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1の発明は、ケーブルを配置する内部空間を形成するトラフ本体の構成部材に、バックルを介して金属製のバンドの基端側部分を固定した状態で宛がい、金属製のバンドの全体をトラフ本体の構成部材に巻き付け、その先端側部分をバックルに挿入して通過させ、バックル内において金属製のバンドの基端側部分と先端側部分が重なっている部分をバックルごとかしめて固定し、その後、金属製のバンドの先端側部分を所定の位置で切断した際の金属製のバンドの切断面保護工法であって、
金属製のバンドの基端側部分に、金属製の保護部材を取り付ける工程と、保護部材を金属製のバンドに沿ってスライド移動させ、金属製のバンドの基端側部分と先端側部分を保護部材の内部に収容する工程と、から成ることで、上述した課題を解決した。
この請求項1に係る金属製のバンドの切断面保護工法によれば、互いに分離・接合可能な2つの構成部材により形成されたトラフ本体の締め付け作業において、バンドに取り付けた金属製の保護部材は、バックルを通過しているバンドの切断された先端側部分を入れ込んで、強固に保持することができ、これにより金属製のバンドの先端側部分を保護することができる。
即ち、従来のように、バックルの部分と切断された先端側部分の全体を覆うゴム製カバーを使用していないことから、ゴム製カバーの経年劣化による材質自体の硬化に伴う可塑剤等の液状の析出物の流出による錆の発生や、これに伴う金属製のバンドの応力腐食割れ(SCC)による亀裂の進展や破断等を回避しつつ、金属製のバンドの切断された先端側部分をカバーして確実に保護する事ができる。
本発明に係る請求項2の発明は、金属製の保護部材は、矩形の板部材の両端部を互いに内側を向くように折り返して、板部材と折り返した小板片の間に所定の隙間を形成していることで、上述した課題を解決した。
この請求項2に係る金属製のバンドの切断面保護工法によれば、バンドに取り付けた保護部材は、バックルを通過しているバンドの切断された先端側部分を切断端面と共に入れ込んで、強固に保持することができる。
また、本発明に係る請求項3の発明は、保護部材としての板部材と折り返した小板片の間に存在している所定の隙間は、少なくとも重なっている金属製のバンドの基端側部分と先端側部分を収容できる幅を備えていることで、同じく、上述した課題を解決した。
この請求項3に係る金属製のバンドの切断面保護工法によれば、バンドに装着した保護部材をバンドに沿ってスライドさせることで、バンドの切断された先端側部分の切断端面を保護部材によりカバーした状態で、強固に保持することができる。
さらに、本発明に係る請求項4の発明は、金属製のバンドの先端側部分を所定の位置で切断した際、金属製のバンドの先端側部分を若干反り上がった状態とし、切断後には、この反り上がった部分を上方から押さえ付けて、金属製のバンドの基端側部分に近接させた状態としながら、保護部材の内部に収容することで、同じく、上述した課題を解決した。
この請求項4に係る金属製のバンドの切断面保護工法によれば、保護部材により、金属性のバンドの先端側部分の反り上がった部分を上方から押さえ付けながら、金属製のバンドの先端側部分を保護部材の内部に収容するため、金属製のバンドの先端側部分の端部が保護部材に強く当接した状態となり、保護部材の移動が阻止される。
その結果、金属製のバンドの先端側部分が、保護部材の内部に収容されている状態が、確実に維持されるのである。
さらに、本発明に係る請求項5の発明は、金属製のバンド、バックル、保護部材は、ステンレス鋼、若しくは、炭素鋼を含む同一の金属材料により形成されていることで、同じく、上述した課題を解決した。
この請求項5に係る金属製のバンドの切断面保護工法によれば、バックル及び保護部材は、ステンレス鋼、若しくは、炭素鋼を含む同一の金属材料によるバンドと同種金属であることから、従来のような異種金属の接触電位差(荷電粒子の交換)による腐食や錆の発生が確実に抑制され、これにより、高湿度環境で生じた水膜によるバンドの腐食(錆)や亀裂の発生を未然に防ぐことができる。
本発明に係る金属製のバンドの切断面保護工法により、互いに分離・接合可能な2つの構成部材により形成されたトラフ本体の締め付け作業において、バンドに取り付けた保護部材は、バックルを通過しているバンドの切断された先端側部分を入れ込んで、強固に保持することができる。
これにより、従来のようなゴム製カバーの経年劣化による材質自体の硬化に伴う可塑剤等の液状の析出物の流出による錆の発生や、これに伴う金属製のバンドの応力腐食割れ(SCC)による亀裂の進展や破断等を回避しつつ、金属製のバンドの切断された先端側部分をカバーして保護することができる。
また、バックル及び保護部材を、金属製のバンドと同種金属の材料を使用することにより、錆の発生を要因として生じる金属製のバンドの破断を、確実に防止することができる。
本発明に係る金属製のバンドの使用状態の概略を示す斜視図である。 本発明に係る金属製のバンドの使用状態を示す拡大斜視図である。 本発明に係る金属製のバンドの保護部材を使った切断面保護の作業状態を示すもので、(a)はバンドに保護部材を取り付ける状態を示す斜視図、(b)は保護部材をバンドに沿ってスライドさせる状態を示す斜視図、(c)はバンドの切断した端部を保護部材に入れ込んで保持している状態を示す斜視図である。 本発明に係る金属製のバンドの保護部材を使った切断面保護の作業状態を示すもので、(a)はバンドに保護部材を取り付けた状態を示す側面図、(b)は金属性のバンドの先端側部分の反り上がった部分を上方から押さえ付けながら、保護部材をバンドに沿ってスライドさせる状態を示す側面図、(c)はバンドの先端側部分の端部が保護部材に強く当接した状態で、バンドの切断した端部を保護部材に入れ込んで保持している状態を示す側面図である。 金属製のバンドを固定しているかしめた状態のバックルと、バンドの切断した端部を保護部材に入れ込んで保持している状態を示す拡大斜視図である。 従来の金属製のバンドの締め付け作業の状態を示すもので、(a)はバックルに通したバンドを略U字状に折り返した状態を示す斜視図、(b)はバンドの先端側をトラフ本体の構成部材に巻き付けてバックルに再度通す状態を示す斜視図、(c)はバックルをかしめてバンドを固定した状態を示す斜視図、(d)はバックルを通過しているバンドの先端側部分を所定の長さに切断した状態を示す斜視図である。 トラフ本体を締め付けているバンドの接合部分を、ゴム製カバーにより覆っている状態を示す拡大斜視図である。 バンドの錆による亀裂の発生メカニズムを、模式的に示す説明図である。
<実施の形態>
以下に、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
<トラフの構成>
本発明に係るトラフ本体Tは、図1及び図2に示すように、互いに分離・接合可能な断面略コ字状の2つの構成部材T1,T2により形成されている。
即ち、図中、下方に位置する一方の構成部材T1の長手方向に沿った左右の開口縁に段差状の雌溝L1を有し、上方に位置する他方の構成部材T2の長手方向に沿った左右の開口縁に段差状の雄溝L2を有し、両溝L1,L2同士が嵌合するように両構成部材T1,T2を組み合わせることで、ケーブルCを配置するための内部空間が形成される。
そして、トラフ本体Tのいずれか一方の構成部材T1側にケーブルを配置した後に、図2に示すように、他方の構成部材T2をこの構成部材T1に組み付けてから、金属製のバンド1をトラフTに巻き付け、締め付けて固定する。
即ち、バックル2を介して金属製のバンド1の基端側部分1Aを固定した状態で構成部材T1,T2に宛がい(図6(a)参照)、バンド1の全体を構成部材T1,T2に巻き付け、その先端側部分1Bをバックル2に挿入して通過させる(図6(b)参照)。
そして、バックル2内においてバンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bが重なっている部分を保護部材3をごとかしめて固定し(図6(c)(d)参照)、その後、バンド1の先端側部分1Bを所定の位置で切断する(図6(d)参照)。
<保護部材の構成>
本実施形態においては、金属製のバンド1の先端側部分1Bにおける、上記した所定の位置の切断端面を保護するために、金属製の保護部材3が使用される。この保護部材3は、図3(a)に示すように、矩形の板部材3Aの両端部を互いに内側を向くように略U字状に折り返して、板部材3Aと折り返した小板片3Bの間に所定の隙間を形成している。
この場合、保護部材3としての板部材3Aと折り返した小板片3Bの間に存在している所定の隙間は、少なくとも重なっているバンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bを収容できる幅を備えている。
また、両側に折り返した小板片3Bを有する板部材3Aは、金属製のバンド1を収容できる幅を備えている。更に、折り返した両小板片3B同士の間にも、所定の隙間3Cを備えている。この隙間3Cは、金属製のバンド1の長手方向に沿うように、板部材3Aに配置されている。
<切断面保護工法>
本発明に係る金属製のバンド1の切断面保護工法は、図3(a)に示すように、バンド1の基端側部分1Aに、金属製の保護部材3を取り付ける工程と、図3(b)に示すように、保護部材3をバンド1に沿ってスライド移動させ、図3(c)に示すように、バンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bを保護部材3の内部に収容する工程と、を有している。
即ち、図3(a)(b)に示すように、保護部材3としての板部材3Aの隙間3Cを金属製のバンド1の基端側部分1Aに宛がい、隙間3Cを介して板部材3A内にバンド1の基端側部分1Aを挿入するようにして、金属製のバンド1の基端側部分1Aに保護部材3を取り付ける。
次に、図4(a)(b)に示すように、保護部材3をバンド1に沿ってスライドさせる。即ち、保護部材3を、かしめているバックル2側に移動させるのである。
そして、図4(c)に示すように、バンド1の切断端部1Dを、保護部材3としての板部材3Aと折り返した小板片3Bの間の隙間に入れ込むことで、金属製のバンド1の基端側部分1Aと先端側部分1Bは、互いに重なった状態で保護部材3の内部に収容される。
このとき、必要に応じて、保護部材3としての小板片3Bを、カシメ治具Gを用いてかしめる等して、強固に固定する措置を施しても良い。
また、本実施形態では、図4(b)に示すように、金属製のバンド1の先端側部分1Bを所定の位置で切断した際、バンド1の先端側部分1Bを若干反り上がった状態とする。
そして、図4(c)に示すように、保護部材3をバンド1に沿ってスライドさせるときに、この反り上がっている部分を上方から押さえ付けて、バンド1の基端側部分1Aに近接させた状態として、保護部材3の内部に収容する。このとき、保護部材3の内部においては、バンド1の先端側部分1Bが、保護部材3としての板部材3Aの内面に強く圧接した状態となる。
その結果、保護部材3の移動が阻止されて、金属製のバンド1の先端側部分1Bが保護部材3の内部に収容されている状態が、確実に維持されるのである。
また、バンド1、バックル2、保護部材3は、全て、ステンレス鋼、若しくは、炭素鋼を含む同一の金属材料により形成されている。
その結果、従来のような異種金属の接触電位差(荷電粒子の交換)による腐食や錆の発生が確実に抑制され、これにより、高湿度環境で生じた水膜によるバンドの腐食(錆)や亀裂の発生を未然に防ぐことができる。
更に、バックル2や保護部材3は、施工面に適した仕様、例えば、種々の金属製のバンド1の幅、長さ、厚み等に適合した保護部材3を複数用意することにより、最適な作業が可能となる。
本発明に係る金属製のバンドの切断面保護工法は、電力用のケーブルCを地中に敷設するための防災用のトラフ本体Tの構成部材T1,T2同士を、金属製のバンド1により締め付けて固定する場合に適用する他に、配線ボックス等の様々な構成部材同士を金属製のバンド1により締め付けて固定する場合等の、種々の作業現場において、幅広く利用されるものである。
T…トラフ本体
T1…構成部材
T2…構成部材
L1…雌溝
L2…雄溝
C…ケーブル
G…カシメ治具
H…ハサミ
S…水膜
K…亀裂
1…金属製のバンド
1A…基端側部分
1B…先端側部分
1C…折り返し部分
1D…切断端部
2…バックル
3…保護部材
3A…板部材
3B…小板片
3C…隙間
101…ゴム製カバー

Claims (5)

  1. ケーブルを配置する内部空間を形成するトラフ本体の構成部材に、バックルを介して金属製のバンドの基端側部分を固定した状態で宛がい、金属製のバンドの全体をトラフ本体の構成部材に巻き付け、その先端側部分をバックルに挿入して通過させ、バックル内において金属製のバンドの基端側部分と先端側部分が重なっている部分をバックルごとかしめて固定し、その後、金属製のバンドの先端側部分を所定の位置で切断した際の金属製のバンドの切断面保護工法であって、
    金属製のバンドの基端側部分に、金属製の保護部材を取り付ける工程と、
    保護部材を金属製のバンドに沿ってスライド移動させ、金属製のバンドの基端側部分と先端側部分を保護部材の内部に収容する工程と、から成る金属製のバンドの切断面保護工法。
  2. 金属製の保護部材は、矩形の板部材の両端部を互いに内側を向くように折り返して、板部材と折り返した小板片の間に所定の隙間を形成している請求項1に記載の金属製のバンドの切断面保護工法。
  3. 保護部材としての板部材と折り返した小板片の間に存在している所定の隙間は、少なくとも重なっている金属製のバンドの基端側部分と先端側部分を収容できる幅を備えている請求項2に記載の金属製のバンドの切断面保護工法。
  4. 金属製のバンドの先端側部分を所定の位置で切断した際、金属製のバンドの先端側部分を若干反り上がった状態とし、切断後には、この反り上がった部分を上方から押さえ付けて、金属製のバンドの基端側部分に近接させた状態としながら、保護部材の内部に収容する請求項1乃至3のいずれかに記載の金属製のバンドの切断面保護工法。
  5. 金属製のバンド、バックル、保護部材は、ステンレス鋼、若しくは、炭素鋼を含む同一の金属材料により形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の金属製のバンドの切断面保護工法。
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