JPH08120577A - インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物 - Google Patents

インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物

Info

Publication number
JPH08120577A
JPH08120577A JP6262269A JP26226994A JPH08120577A JP H08120577 A JPH08120577 A JP H08120577A JP 6262269 A JP6262269 A JP 6262269A JP 26226994 A JP26226994 A JP 26226994A JP H08120577 A JPH08120577 A JP H08120577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
cloth
fabric
water
inkjet printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6262269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3501519B2 (ja
Inventor
Atsushi Aoki
淳 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP26226994A priority Critical patent/JP3501519B2/ja
Priority to US08/503,029 priority patent/US5867197A/en
Priority to DE1995633836 priority patent/DE69533836T2/de
Priority to EP19950111430 priority patent/EP0693587B1/en
Priority to CN95109629A priority patent/CN1064603C/zh
Publication of JPH08120577A publication Critical patent/JPH08120577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501519B2 publication Critical patent/JP3501519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥性に優れ、インクのにじみがなく鮮明で
かつ高濃度で、高画質、高級な捺染物を与えるインクジ
ェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法、さらに特
性の優れたインクジェット捺染物を提供する。 【構成】 撥水剤および親水剤を含有する処理液の付与
によって、所定の撥水度を与えられた布帛を用いてイン
クジェット捺染を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット捺染用
布帛、インクジェット捺染方法およびそれによって得ら
れる捺染物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に捺染を行う方法として、ス
クリーン捺染、ローラ捺染のほかにインクジェット捺染
という方法がある。インクジェット捺染はスクリーンや
彫刻ロール等を必要としない無製版のシステムであるた
め、多品種少量生産に適している。このインクジェット
捺染に必要とされる技術はスクリーン、ローラ捺染のも
のとは大きく異なる。これはインクジェット捺染に使用
されるインクの物性のうち、粘度の適正値がスクリーン
等の捺染インクのものと異なってかなり低いことや、イ
ンクジェット捺染ではヘッドの目詰まり等の信頼性に関
する対策をとらなければならないこと、あるいはインク
が同一地点に何色か重ね打ちされいわゆる加法混色が行
われること、インクのドットが非常に小さいこと等のシ
ステム上の違いから発生するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このようなイ
ンクジェット捺染方法については、特に発色向上やにじ
み防止などについて種々検討が試みられており、たとえ
ばその方法に用いる布帛に関して、特開平4−5928
2号公報で、親水性繊維素材からなり、0.1〜3重量
%の界面活性剤を含有するインクジェット染色用布帛が
開示されている。このような処理がされた布帛では、イ
ンクは繊維内部拡散により吸収されるため、インクの移
動距離は比較的短くなり、大きなにじみはある程度防止
されるが、染料が繊維内部に入り込んでしまうため、発
色性向上には不利である。さらに濃度を上げるためにイ
ンク打ち込量を増やしたとしても、インクは布帛の内部
に吸収されるだけで表面濃度は上がらない。
【0004】界面活性剤を使用しない場合でも、吸水時
間を遅くするための物質を布帛に付与しなければこれと
同様にインクは布帛の内部に吸収され表面濃度が上がら
ない。
【0005】一方、特公昭63−31593号公報では
インクの粘度が200cP以下で、表面張力が30〜7
0dyne/cmであるものを用い、JIS−L107
9撥水度が50点以上の布帛を用いる捺染方法が開示さ
れている。この捺染方法は、インクの繊維内部への浸透
を抑えて染料の拡散を防ぎ、発色を向上させるという考
え方であるため、ある程度の発色向上は見られるが、
(1)インクの乾燥時間が遅い、(2)インクが広がら
ないためエリアファクター(単位面積当たりにドットが
占める割合)が小さくなり発色性に限界がある等の問題
を有している。
【0006】以上のように従来技術では、優れた捺染物
を得るのに必要なインクジェット捺染方法に要求される
個々の性能をある程度満足させても、すべての性能を同
時に満足させることができなかった。
【0007】従って本発明の目的は、乾燥性に優れ、イ
ンクのにじみがなく鮮明でかつ高濃度で、高画質、高級
な捺染物を与えるインクジェット捺染用布帛、インクジ
ェット捺染方法、さらに特性の優れたインクジェット捺
染物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。即ち本発明は、インクジェット
捺染装置が吐出するインクによって捺染がなされるイン
クジェット捺染用布帛において、撥水剤および親水剤を
含有する処理液の付与によって、所定の撥水度を与えら
れていることを特徴とするインクジェット捺染用布帛、
その布帛を用いた捺染方法、ならびにその方法によって
得られる捺染物を提供する。
【0009】そのような本発明に基づくインクジェット
捺染用布帛および捺染方法によれば、乾燥性、発色性、
にじみ防止性に優れる捺染物を得ることができる。
【0010】本発明のインクジェット用布帛では、含有
される撥水剤により、インクが繊維内部へあまり浸透せ
ず、染料の拡散がなく発色が向上する。またその布帛に
同時に含有される親水剤により、インクが撥水剤によっ
てはじかれるのを適度に緩和する。すなわち、使用され
るインクが親水剤に対して親和性を有しているため、布
帛にある程度吸収され、かつ横へも広がる。
【0011】従って本発明の布帛は、乾燥性にも優れ、
エリアファクターも大きくなるため発色性にも優れる。
さらに、撥水剤と親水剤とを、ある一定の割合で均一に
布帛に含有させることで布帛の浸透性(撥水度)は50
点未満に設定すれば、繊維自身の疎密、方向性、凹凸、
不純物等による親水性のばらつきを低減することがで
き、不均一なインクの広がり(滲み)を防止することが
可能になる。
【0012】次に、好ましい実施態様を挙げて本発明を
さらに詳しく説明する。
【0013】本発明に使用されるインクジェット捺染用
布帛の繊維素材は特に限定されるものではなく、綿、
絹、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、アクリ
ル系繊維等種々の繊維素材が挙げられ、またこれらの混
紡、交織物であってもよい。
【0014】また本発明において問題となる撥水度は、
測定手段としてJIS−L1092撥水度試験(スプレ
ー法)を用いて測定した。
【0015】本発明に使用される撥水剤としてはインク
中の主成分である水をはじく性能を有するものであり、
たとえばパラフィン系、フッ素系化合物、ピリジニウム
塩類、N−メチロールアルキルアミド、アルキルエチレ
ン尿素、オキザリン誘導体、シリコーン系化合物、トリ
アジン系化合物、ジルコニウム系化合物、あるいはこれ
らの混合物が挙げられるが、特に限定されるものではな
い。これらの撥水剤の中でも、パラフィン系およびフッ
素系撥水剤は、撥水度の調整のしやすさ、滲み防止、濃
度の点において特に好ましい。
【0016】撥水剤の量は布帛に対して0.05〜40
重量%付与する。これは、0.05重量%未満ではイン
クの過度の浸透を防止する効果が少なく、40重量%を
超えて含有させても性能的に大きな変化がないからであ
る。
【0017】また本発明に使用される親水剤とはその物
質を布に所定量以上添加したときに、添加する前と比較
してインクの吸収性が向上させる物質のことである。吸
収性の上昇は、撥水度の低下の有無および程度によって
判断することができる。親水剤を付着させる具体例とし
ては例えば、界面活性剤を含有させる方法、親水基を有
する水溶性物質を含有させる方法等、種々の方法が考え
られ、これらのいずれの方法を用いても構わない。
【0018】吸収性を上げるために使用される界面活性
剤としてはアニオン性、非イオン性、両性等の界面活性
剤が好ましく、アニオン系としてはスルホン酸型、カル
ボン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型等が挙げ
られ、非イオン系としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテ
ル、アセチレングリコール等のエーテル型や、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ルなどのエステル型、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン等のアミノエーテル型、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル等のエーテルエステル型等を使用する
ことができる。また両性界面活性剤としてはベタイン型
等を使用することができる。
【0019】界面活性剤の量は布帛に対して0.1〜5
0重量%付与されるのが好ましい。50%を超えても吸
収性には変化はないため、経済性の点から好ましくな
い。また0.1%未満では効果がやや劣る。
【0020】また、吸収性を良くするために使用される
親水基を有する水溶性物質としては一般的にインクジェ
ット用インクに含有させる水溶性溶剤のようなものが好
ましく、たとえばエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル等の低級アルキレングリコール類;エチレグリコール
メチル(またはエチル、プロピル、ブチル)エーテル、
ジエチレングリコールメチル(またはエチル、プロピ
ル、ブチル)エーテル、トリエチレングリコールメチル
(またはエチル、プロピル、ブチル)エーテル、プロピ
レングリコールメチル(またはエチル、プロピル、ブチ
ル)エーテル、ジプロピレングリコールメチル(または
エチル、プロピル、ブチル)エーテル、トリプロピレン
グリコールメチル(またはエチル、プロピル、ブチル)
エーテル等のアルキレングリコールの低級アルキルエー
テル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール類、およびこれら
のモノ、ジアルキルエーテルに代表される水酸基が1あ
るいは2個修飾されたもの;グリセリン、チオジエチレ
ングリコール等を使用することができる。これらは、大
部分が液体であるが、分子量が大きいものは固体であっ
てもその効果は変わらない。
【0021】親水基を有する水溶性物質は布帛に対して
0.1〜50%付与されるのが好ましい。50%を超え
ても濡れやすさには変化がないため、経済性の点から好
ましくない。また0.1重量%未満では効果がやや劣
る。
【0022】撥水剤、および親水剤の布帛への好ましい
添加量の範囲は上記に示したようなものだが、さらにそ
れらの間の添加量比が重要である。この比に関しては布
帛の撥水度が50点未満になるように撥水剤と親水剤の
量を決定することが好ましい。
【0023】本発明の布帛には、撥水性を制御するため
に上記のような物質が含有されるが、これ以外の化合物
を含んでもよい。例えば、水溶性無機塩、尿素、触媒、
アルカリ、酸、還元防止剤、酸化防止剤、均染剤、濃染
剤、キャリヤー、還元剤、酸化剤、金属イオン等が用い
られる。
【0024】特に滲みの防止や、発色性の向上に効果が
あるものとして、水溶性無機塩が挙げられる。水溶性無
機塩としてはたとえばNaCl、Na2SO4、KCl、
CH 3COONaなどのアルカリ金属塩や、CaCl2
MgCl2等のアルカリ土類金属塩等が好ましく用いら
れる。
【0025】また、尿素も滲みの防止や、発色性の向上
に非常に効果的であり、特に水溶性無機塩との併用は相
乗効果があり、好ましいものである。
【0026】上記の物質を布帛に含有させる方法として
は、パッド法、スプレー法、浸漬法、印捺法、インクジ
ェット法などいずれの方法でも可能である。
【0027】上記のような処理を行った後、最終的に乾
燥等を行い、必要ならばインクジェット装置で搬送でき
るサイズに裁断を行い、これをインクジェット捺染用布
帛とする。
【0028】本発明のインクジェット捺染用布帛に対し
て用いる捺染用インクとしては特に制限はなく、布帛が
綿、絹等の素材の場合は反応性染料および水性媒体から
構成されるインクジェット捺染用インクが好ましく用い
られ、ナイロン、羊毛、絹、レーヨン等の素材の場合は
酸性、直接染料などと水性媒体から構成されるインクジ
ェット捺染用インクが好ましく用いられる。また布帛が
ポリエステル素材の場合は分散染料と水性媒体から構成
されるインクジェット捺染用インクが好ましく用いられ
る。
【0029】これらの染料における好ましい具体例とし
て反応染料としてはC.I.リアクティブイエロー2、
15、37、42、76、95、168、175;C.
I.リアクティブレッド21、22、24、33、4
5、111、112、114、180、218、22
6、228、235;C.I.リアクティブブルー1
5、19、21、38、49、72、77、176、2
03、220、230、235;C.I.リアクティブ
オレンジ5、12、13、35、95;C.I.リアク
ティブブラウン7、11、33、37、46;C.I.
リアクティブグリーン8、19、;C.I.リアクティ
ブバイオレット2、6、22;C.I.リアクティブブ
ラック5、8、31、39等が挙げられる。
【0030】酸性、直接染料としてはC.I.アシッド
イエロー1、7、11、17、23、25、36、3
8、49、72、110、127;C.I.アシッドレ
ッド1、27、35、37、57、114、138、2
54、257、274;C.I.アシッドブルー7、
9、62、83、90、112、185;C.I.アシ
ッドブラック26、107、109、155;C.I.
アシッドオレンジ56、67、149;;C.I.ダイ
レクトイエロー12、44、50、86、106、14
2;C.I.ダイレクトレッド79、80;C.I.ダ
イレクトブルー86、106、189、199;C.
I.ダイレクトブラック17、19、22、51、15
4、168、173;C.I.ダイレクトオレンジ2
6、39等が挙げられる。
【0031】分散染料としてはC.I.ディスパースイ
エロー3、5、7、33、42、60、64、79、1
04、160、163、237;C.I.ディスパース
レッド1、60、135、145、146、191;
C.I.ディスパースブルー56、60、73、14
3、158、198、354、365、366;C.
I.ディスパースブラック1、10;C.I.ディスパ
ースオレンジ30、73、テラプリントレッド3GNリ
キッド、テラプリントブラック2R等が挙げられる。
【0032】これらの染料の使用量(固形分)としては
インク全量に対して1〜30重量%の範囲が好ましい。
【0033】また染料とともに用いる水性媒体としては
一般的なものが使用でき、好ましくはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール等の低級アルキレングリコール
類;エチレグリコールメチル(またはエチル、プロピ
ル、ブチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル
(またはエチル、プロピル、ブチル)エーテル、トリエ
チレングリコールメチル(またはエチル、プロピル、ブ
チル)エーテル、プロピレングリコールメチル(または
エチル、プロピル、ブチル)エーテル、ジプロピレング
リコールメチル(またはエチル、プロピル、ブチル)エ
ーテル、トリプロピレングリコールメチル(またはエチ
ル、プロピル、ブチル)エーテル等のアルキレングリコ
ールの低級アルキルエーテル類;ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリ
コール類、およびこれらのモノ、ジアルキルエーテルに
代表される水酸基の1あるいは2個が修飾されたもの;
グリセリン、チオジエチレングリコール、スルホラン、
N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。こ
れらの水性媒体のインク全量に対する含有量は通常は0
〜50重量%が好ましい。
【0034】また、水性インクの場合、主成分である水
はインク全重量に対して30〜95重量%の範囲が好ま
しい。
【0035】さらに、インクの構成成分として必要に応
じて目詰まり防止剤として尿素やその誘導体、分散剤、
界面活性剤、粘度調整剤としてポリビニルアルコールや
セルロース系化合物やアルギン酸ソーダ、pH調整剤、
蛍光増白剤、防かび剤等を添加することが可能である。
【0036】使用するインクジェット記録方法および装
置としては従来公知のいずれのものでもよいが、例えば
記録ヘッドの室内のインクに記録信号を対応した熱エネ
ルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生させる
方法および装置が挙げられる。
【0037】以上の如くして本発明方法により本発明の
インクジェット捺染用布帛に付与されるインクは、この
状態では単に布帛上にインクが付着しているに過ぎない
ので、引き続き繊維への染料の定着工程および未定着の
染料の除去工程を施すのが好ましい。このような染料の
定着方法は、従来公知の方法でよく、例えばスチーミン
グ法、HTスチーミング法、サーモフィックス法等が挙
げられる。また未定着染料の除去は従来公知の洗浄方法
により可能である。
【0038】このような方法でインクジェット捺染およ
び布帛の後処理が行われたものを乾燥させたものが本発
明の捺染物として得られる。
【0039】次に、本発明で使用されるインクジェット
捺染装置の一例の概略的構成を説明する。もちろん、本
発明が適用可能な装置は以下のような構成に限定される
ものでなく、当業者が容易に考えられるいかなる構成上
の変更あるいは構成要素を付加することも可能である。
【0040】図1は、捺染装置の概略構成を示す模式的
側断面図である。ここで、図中の1はプリント媒体とし
ての布帛であり、巻出しローラ11の回転に応じて巻出
され、中間ローラ13および15を介して、プリンタ部
1000に対向する部位に設けた搬送部100により実
質的に水平方向に搬送された後、送りローラ17および
中間ローラ19を介して巻取りローラ21に巻取られ
る。
【0041】搬送部100は、大略、布帛1の搬送方向
上、プリンタ部1000の上流側および下流側に設けた
搬送ローラ110および120を、それらローラ間に巻
回された無端ベルト形態の搬送ベルト130と、プリン
タ部1000による捺染に際し布帛の被捺染面を平坦に
規制するべく搬送べルト130を所定範囲で適切な張力
で展張し、平坦性を向上すべく設けた一対のプラテンロ
ーラ140とを有している。ここで、搬送ベルト130
は、この図の装置では特開平5−212851号に開示
されたような金属製のものを用いており、図1中に部分
的に拡大して示すように、その表面には粘着層(シー
ト)133が設けられている。そして、布帛1は貼付け
ローラ150によって粘着層133を介して搬送ベルト
130に接着され、捺染時の平坦性が確保される。
【0042】そのように平坦性が確保された状態で搬送
される布帛1は、プラテンローラ140間の領域内でプ
リンタ部1000によりプリント剤が付与され、搬送ロ
ーラ120の部位において搬送ベルト130ないし接着
層133から剥離され、巻取りローラ21によって巻取
られていくが、その途中において乾燥ヒータ600によ
り乾燥処理が施される。この乾操ヒータ600は、特に
プリント剤として液体を用いる場合に有効なものであ
る。なお、乾燥ヒータ600としては、温風を布帛1に
対して吹付けるもの、赤外線を照射するもの等、形態は
適宜選択することができる。
【0043】図2はプリンタ部1000および布帛1の
搬送系を模式的に示す斜視図であり、この図と図1とを
用いてプリンタ部1000の構成を説明する。
【0044】まず、図1および図2において、プリンタ
部1000は、布帛1の搬送方向(副走査方向)fとは
異なる方向、例えば搬送方向fに直交する布帛1の幅方
向Sに走査されるキャリッジ1010を有している。1
020はそのS方向(主走査方向)に延在する支持レー
ルであり、キャリッジ1010に固着したスライダ10
12を支持し、案内するスライドレール1022を支持
している。1030はキャリッジ1010の主走査を行
われるための駆動源をなすモータであり、その駆動力は
キャリッジ1010が固定されたベルト1032その他
の適宜の伝動機構を介してキャリッジ1010に伝達さ
れる。
【0045】キャリッジ1010は、所定方向(この場
合では搬送方向f)に多数のプリント剤付与素子を配列
してなるプリントヘッド1100を、上記所定方向とは
異なる方向(この場合では主走査方向S)に複数段保持
したものを1組とし、かつこの場合ではこのプリントヘ
ッドの組を搬送方向に2段保持している。各組のプリン
トヘッド1100は、色を異にするプリント剤に対応し
て複数個を1組として設けられ、これによってカラープ
リントを可能とする。プリント剤に用いられる色および
プリントヘッドの1組中の個数は、布帛1上に形成しよ
うとする画像等に応じて適宜選択できるが、例えば印刷
の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)および
シアン(C)、あるいはさらにこれにブラック(Bk)
を加えたものを一組とすることができる。またはそれら
に代えて、もしくはそれらとともに、三原色では表現が
不能もしくは困難である特色(金色、銀色などの金属色
や、鮮やかなレッド、ブルーなど)なども組に加えて用
いることができる。あるいは、同一色であっても、濃度
に対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよ
い。
【0046】この場合においては、主走査方向Sに複数
配置したプリントヘッド1100の組を、図1に示すよ
うに、搬送方向fに1組ずつ2段設けている。各段のプ
リントヘッドが用いるプリント剤の色、配置個数、配置
順序等は、捺染しようとする画像等に応じて各段毎で同
一としてもよく、異ならせてもよい。また、1段目のプ
リントヘッドの主走査によって捺染される領域に対し、
次段のプリントヘッドによって再度捺染を行うようにす
ることもできるし(各段のプリントヘッドによって相補
的な間引き捺染を行うものでも重ね捺染を行うものでも
よい)、捺染領域を分担させて高速プリントを行うよう
にすることもできる。さらに、プリントヘッドの段数は
2段に限らず、1段もしくは3段以上としてもよい。
【0047】これらの図においては、プリントヘッド1
100としてインクジェットヘッド、例えばインクを吐
出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰
を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素子を有した、
キヤノン株式会社の提唱になるバブルジェットヘッドを
用いている。そして、搬送部100によって実質的に水
平方向に搬送される布帛1に対し、プリント剤付与素子
としてのインク吐出口を下向きとした状態で用い、以て
各吐出口間での水頭差を無くし、吐出条件を均一化して
良好な画像形成を可能とするとともに、全吐出ロに対す
る均一な回復処理を可能としている。
【0048】各プリントヘッド1100にはキャリッジ
1010の移動に追従すべく設けたフレキシブルケーブ
ル1110が接続され、不図示の制御手段との間でヘッ
ド駆動信号やヘッド状態信号など種々の信号の授受が行
われる。また、プリントヘッド1100に対しては各色
インクを収容したインク供給系1130よりフレキシブ
ルチューブ1120を介してインクが供給される。
【0049】図3は本実施例におけるインクの供給系を
模式的に示した斜視図である。インク供給系1130は
2系統から構成される。すなわち、第1の系統では、第
1の1組のインク貯蔵タンク1131に接合された第1
のインク供給チューブ1120がフレキシブルチューブ
1110の中を通ってヘッド接合部1150につながっ
ており、第2の系統では、同様に第2のインク貯蔵タン
ク1132に接合された第2のインク供給チューブ11
21がフレキシブルチューブ1110の中を通ってヘッ
ド接合部1150につながっている。
【0050】ここで、インク供給チューブ1120およ
び1121はそれぞれ、往路のインク供給チューブ11
20a、1l21aおよび復路のインク供給チューブ1
120b、1121bからなる循環経路を形成してい
る。
【0051】また、前述したインク貯蔵タンク1131
および1132は、それぞれ不図示の加圧ポンプを有し
ており、タンク内のインクはこの加圧ポンプで加圧され
て図3の往路のインク供給チューブ1120a,112
1aを通ってプリントヘッド1100内を循環し、復路
のインク供給チューブ1120b,1121bを通って
インク貯蔵タンク1131および1132に戻るように
なっている。
【0052】さらに、この加圧ポンプにより、インク供
給チューブ1120および1121内にインクを再充填
でき、かつインクをヘッド内に循環させてこのときの何
分の1かのインクをノズルから流れ出すようにすること
により、ヘッドの回復操作をも行うことができる。ここ
で、インク貯蔵タンク1131および1132のそれぞ
れは、色を異にするプリント剤に対応して複数設けら
れ、これによってカラープリントを可能とする。
【0053】各組のインク貯蔵タンクの個数は、布帛1
上に形成しようとする画像等に応じて適宜選択できる
が、例えば印刷の三原色であるイエロー(Y)、マゼン
タ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにこれにブ
ラック(Bk)を加えたものとすることができる。また
はそれらに代えて、もしくはそれらとともに、三原色で
は表現が不能もしくは困難である特色(金色、銀色など
の金属色や、鮮やかなレッド,ブルーなど)なども用い
ることができる。あるいは、同一色であっても、濃度に
対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよい。
【0054】ヘッド接合部1150は、図3の実線部に
示した第1の1組のヘッド接合部1151および破線で
示した第2の1組のヘッド接合部1152と、接合部カ
バー1160とで構成される。
【0055】次に、上記装置において用いられるヘッド
の概略的構成について、図4を参照しながら説明する。
【0056】図4は、本発明に用いられるインクジェッ
ト捺染装置に搭載されるインクジェットヘッドの概略的
構成を説明するための断面斜視図である。
【0057】この図において、プリントヘッドは、天板
71と基板72とが重なり合って構成される。天板71
は、インクを通すためのノズルとなる複数の溝73、こ
れらの溝に連通した共通液室となる溝74、該共通液室
ヘインクを供給するための供給口75を有する。一方、
基板72は、各ノズルに対応した電気熱変換体76と各
電気熱変換体に電力を供給する電極77とが成膜技術に
より一体的に形成されたものである。このような天板7
1と基板72とが合わさってインクを吐出するための複
数の吐出口(オリフィス)78が形成される。
【0058】ここで、上記プリントヘッドで行われる上
記のバブルジェット方式のインク滴形成過程について簡
単に説明する。
【0059】まず、発熱抵抗体(ヒータ)が所定の温度
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また流路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外ヘ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバランスでくび
れが生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同
時に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供
給され次のパルスを待つ。
【0060】このように、電気熱変換素子をエネルギー
発生手段(以下、エネルギー発生素子ともいう)として
用いたプリントヘッド(以下、インクジェットヘッドと
もいう)は、駆動電気パルス信号により一対一の対応で
液路のインク内に気泡を発生させることができ、また即
時かつ適切に気泡の成長・収縮を行わせることができる
ので、特に応答性の優れたインク滴吐出が達成できる。
また、プリントヘッドのコンパクト化も容易であり、か
つ最近の半導体分野における技術の推歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマクロ加工技術の長所を十二分に活
用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも低いこと
から有利である。
【0061】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。
【0062】(実施例1〜12) (A)インクジェット捺染用布帛の製造 綿100%のサテン織物(シルケット加工品)、ナイロ
ン100%のタフタ織物、ポリエステル100%のトロ
ピカル織物を用いて表1に示す前処理をパッド法にて行
った後、マングルで絞り率70%に絞り、乾燥温度12
0°/2分で乾燥を行った。
【0063】(B)インクジェット捺染用インクの調製 次のように反応染料インク、酸性染料インク、分散染料
インクを調製した。なおインクの全量はいずれも100
部である。
【0064】(1)反応染料インク 反応染料 10部 チオジグリコール 40部 水 50部 用いた染料はC.I.リアクティブイエロー95、C.
I.リアクティブレッド226、C.I.リアクティブ
ブルー15、C.I.リアクティブブラック39であ
る。
【0065】(2)酸性染料インク 酸性染料 10部 ジエチレングリコール 40部 水 50部 用いた染料はC.I.アシッドイエロー110、C.
I.アシッドレッド266、C.I.アシッドブルー9
0、C.I.アシッドブラック26である。
【0066】(3)分散染料インク 分散染料 10部 チオジグリコール 40部 水 50部 用いた染料はC.I.ディスパースイエロー42、テラ
プリントレッド3GNリキッド/チバガイギー製分散染
料、テラプリントブラック2R/チバガイギー製分散染
料であり、染料を分散させるための分散剤を含む。
【0067】(C)インクジェット捺染 インクジェット記録装置としてキヤノン製バブルジェッ
トプリンターBJC−820Jを使用し、これに上記捺
染インクを詰め替え、布帛に台紙を張り、搬送可能なよ
うにして印捺を行った。記録装置はこれに限定されるも
のではなくどのようなものを使用しても構わない。
【0068】(D)後処理 印捺された布帛を反応染料インクの場合は100℃で8
分間、酸性染料インクの場合は100℃で30分間、分
散染料インクの場合は180℃で10分間スチーミング
を行い、洗浄後乾燥した。
【0069】(E)捺染物等の評価 得られた捺染物および布帛等の評価を以下のように行い
結果を表1に併せて示した。
【0070】(1)滲み 細線部の直線性を肉眼で判定した。
【0071】○:良好 △:やや劣る ×:劣る。
【0072】(2)記録濃度(K/S) 20mm角パターンの印捺部についてミノルタ分光測色
計CM−2022にて最小分光反射率を測定し、これに
よりK/Sを求めた。このK/Sによって記録濃度の判
定を行った。
【0073】○:13以上 △:10〜13 ×:10未満。
【0074】(3)乾燥性 BJC−820Jプリンターによる印捺を行い、30秒
後に布で印捺部をこすり、インク汚れの発生の有無で評
価した。
【0075】○:インク汚れなし ×:インク汚れあり。
【0076】(4)撥水度 JIS−L1092撥水度試験(スプレー法)に従い、
250mlの水をスプレーテスター(大栄科学精器製作
所)で布帛に散布した後の布の湿潤状態により0〜10
0点の判定を行った。
【0077】(比較例1〜11)布帛および捺染用イン
クを表2に示したものとした以外は、上記の実施例1〜
12と同様にして、インクジェット捺染および評価を行
った。結果は表2に併せて示した。
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】 表1および表2から明らかなように、実施例(1〜1
2)の捺染物はいずれも滲みがなく、記録濃度が高く、
乾燥性にも優れており、特に実施例5に示した尿素と無
機塩を添加したものが、滲み、記録濃度に優れていたの
に対して、比較例(1〜11)のものでは、記録濃度が
低い、乾燥性が悪い等、好ましくない結果を与えた。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット捺染用布帛および捺染方法によれば、乾燥性に優
れ、滲みがなく鮮明でかつ高濃度に、高画質の捺染物を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット捺染装置の
概略構成を示す模式的側断面図である。
【図2】図1のプリンタ部および搬送部を模式的に示す
斜視図である。
【図3】図1の装置におけるインク供給系の模式的斜視
図である。
【図4】図1の装置に搭載されるプリントヘッドの概略
的構成を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント媒体(布帛) 100 搬送部 1000 プリンタ部 1010 キャリッジ 1100 プリントヘッド 1130 インク供給系 1140 接続部材 1150 ヘッド接合部 1160 接合部カバー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット捺染装置が吐出するイン
    クによって捺染がなされるインクジェット捺染用布帛に
    おいて、撥水剤および親水剤を含有する処理液の付与に
    よって、所定の撥水度を与えられていることを特徴とす
    るインクジェット捺染用布帛。
  2. 【請求項2】 撥水度が、JIS−L1092撥水度試
    験(スプレー法)に規定される撥水度で50点未満であ
    る請求項1記載のインクジェット捺染用布帛。
  3. 【請求項3】 撥水剤がパラフィン系およびフッ素系の
    うちのいずれかの撥水剤である請求項1または2に記載
    のインクジェット捺染用布帛。
  4. 【請求項4】 撥水剤が布帛に対して0.05〜40重
    量%付与されている請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載のインクジェット捺染用布帛。
  5. 【請求項5】 親水剤が布帛に対して0.1〜50重量
    %付与されている請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載のインクジェット捺染用布帛。
  6. 【請求項6】 水溶性無機塩および尿素のうちの少なく
    とも一方を含有する請求項1ないし5のいずれか1項に
    記載のインクジェット捺染用布帛。
  7. 【請求項7】 インクジェット捺染装置からインクを吐
    出して布帛に捺染を行うインクジェット捺染方法におい
    て、前記布帛として、撥水剤および親水剤を含有する処
    理液が付与され、かつJIS−L1092撥水度試験
    (スプレー法)に規定される撥水度で50点未満である
    布帛を用いることを特徴とするインクジェット捺染方
    法。
  8. 【請求項8】 前記撥水剤をパラフィン系およびフッ素
    系のうちのいずれかの撥水剤とする請求項7記載のイン
    クジェット捺染方法。
  9. 【請求項9】 前記撥水剤が布帛に対して0.05〜4
    0重量%付与されている請求項7または8記載のインク
    ジェット捺染方法。
  10. 【請求項10】 前記親水剤が布帛に対して0.1〜5
    0重量%付与されている請求項7ないし9のいずれか1
    項に記載のインクジェット捺染方法。
  11. 【請求項11】 前記布帛が水溶性無機塩および尿素の
    うちの少なくとも一方を含有する請求項7ないし10の
    いずれか1項に記載のインクジェット捺染方法。
  12. 【請求項12】 インクジェット捺染装置がインクを吐
    出するためのエネルギー発生手段として、インクに膜沸
    騰を生じさせる熱エネルギーを発生させる電気熱変換体
    を用いるものである請求項7ないし11のいずれか1項
    に記載のインクジェット捺染方法。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし12のいずれか1項に
    記載のインクジェット捺染方法によって製造されるイン
    クジェット捺染物。
JP26226994A 1994-07-21 1994-10-26 インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物 Expired - Fee Related JP3501519B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26226994A JP3501519B2 (ja) 1994-10-26 1994-10-26 インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物
US08/503,029 US5867197A (en) 1994-07-21 1995-07-17 Ink-jet printing cloth, ink-jet printing process and production process of print
DE1995633836 DE69533836T2 (de) 1994-07-21 1995-07-20 Tintenstrahldruckgewebe, Tintenstrahldruckverfahren und Verfahren zur Herstellung von Drucken
EP19950111430 EP0693587B1 (en) 1994-07-21 1995-07-20 Ink-jet printing cloth, ink-jet printing process and production process of print
CN95109629A CN1064603C (zh) 1994-07-21 1995-07-20 喷墨打印布及其生产方法和使用它的喷墨打印方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26226994A JP3501519B2 (ja) 1994-10-26 1994-10-26 インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08120577A true JPH08120577A (ja) 1996-05-14
JP3501519B2 JP3501519B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=17373451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26226994A Expired - Fee Related JP3501519B2 (ja) 1994-07-21 1994-10-26 インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501519B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442328B1 (ko) * 2001-11-14 2004-07-30 네오미디어테크 주식회사 잉크젯 프린팅용 텍스타일 및 그 제조 방법
CN100384626C (zh) * 2005-01-28 2008-04-30 浙江凯喜雅国际股份有限公司 一种横机针织毛衫数码喷印工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442328B1 (ko) * 2001-11-14 2004-07-30 네오미디어테크 주식회사 잉크젯 프린팅용 텍스타일 및 그 제조 방법
CN100384626C (zh) * 2005-01-28 2008-04-30 浙江凯喜雅国际股份有限公司 一种横机针织毛衫数码喷印工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3501519B2 (ja) 2004-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0693587B1 (en) Ink-jet printing cloth, ink-jet printing process and production process of print
EP0790347B1 (en) Ink-jet printing cloth, ink-jet printing process and print
EP0709519B1 (en) Ink-jet printing method and print
JP3164868B2 (ja) インクジェット捺染方法
EP0693588B1 (en) Textile printing method and printed textile obtained thereby
JP3315532B2 (ja) インクジェット捺染用布帛およびその製造方法、インクジェット捺染方法、インクジェット捺染物および捺染記録物
US6863359B2 (en) Ink-jet printing apparatus and ink-jet printing method
EP0693586B1 (en) Textile-printing method, printed textile obtained thereby, and ink
JP3673610B2 (ja) インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法および捺染物
JP3501519B2 (ja) インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物
JPH08100380A (ja) 転写媒体及びインクジェット転写捺染方法
JP2003293272A (ja) インクジェット捺染方法
JP3244600B2 (ja) インクジェット捺染用布帛、及び捺染方法
JPH1053973A (ja) インクジェット捺染用編物、その製造方法、インクジェット捺染方法、および、インクジェット捺染物
JPH10331078A (ja) インクジェット染色用布帛、それを用いたインクジェット染色方法およびインクジェット染色物
JPH09279490A (ja) インクジェト染色用布帛、捺染方法及び捺染物
EP3715527A1 (en) Ink jet recording apparatus and ink jet textile printing method
JPH08127980A (ja) インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物
JPH08127978A (ja) インクジェット捺染用布帛、インクジェット捺染方法およびインクジェット捺染物
JP3387812B2 (ja) インクジェット染色用布帛、布帛用前処理剤、捺染方法、捺染物、布帛の製造方法及び捺染物の品位を向上させる方法
JP2004169248A (ja) インクジェット捺染方法、インクジェット捺染装置
JP3387845B2 (ja) インクジェット染色用布帛、布帛用前処理剤、捺染方法及び捺染物
JP3295117B2 (ja) 捺染方法
JPH10264365A (ja) インクジェット染色用布帛、該布帛を用いた染色方法及び染色物
JPH11179931A (ja) インクジェットプリント装置およびインクジェットプリント方法

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031202

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees