JPH08120230A - アクリル系粘着テープ - Google Patents

アクリル系粘着テープ

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Publication number
JPH08120230A
JPH08120230A JP25529294A JP25529294A JPH08120230A JP H08120230 A JPH08120230 A JP H08120230A JP 25529294 A JP25529294 A JP 25529294A JP 25529294 A JP25529294 A JP 25529294A JP H08120230 A JPH08120230 A JP H08120230A
Authority
JP
Japan
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weight
pressure
sensitive adhesive
meth
acrylate
Prior art date
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Pending
Application number
JP25529294A
Other languages
English (en)
Inventor
Taihei Sugita
大平 杉田
Yoshio Shimoura
由雄 下浦
Kenichi Azuma
賢一 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP25529294A priority Critical patent/JPH08120230A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】常温での剥離強度及び剪断強度の両方のバラン
スを充分保持しながら、更に高温加熱後冷却した後でも
充分に高い剥離強度を保持したアクリル系粘着テープを
提供することにある。 【構成】(A)炭素数1〜12のアルキル基を有するア
ルキル(メタ)アクリレート、(B)極性基を有するビ
ニルモノマーよりなるモノマー成分、(C)分子内に不
飽和二重結合を2個以上有する多官能性ビニルモノマ
ー、(D)平均粒子径1〜150μmの微粒子および
(E)光重合性開始剤からなる光重合性組成物を光重合
して得られるアクリル系粘着性シートの少なくとも一面
に、その面積の15〜75%にアクリル系粘着剤が積層
されていることを特徴とするアクリル系粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温において充分な剥
離強度を有し、かつ高温に加熱した後でも充分な剥離強
度を保持したアクリル系粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、アクリル系シートを基材とす
るアクリル系粘着テープが、ポリオレフィン系シートや
ポリウレタン系シートを基材とするものに比べて接着力
や耐候性に優れているという理由から広く使用されてい
る。
【0003】また上記アクリル系粘着テープに対し、従
来接着剤やボルト、ビスによる固定法が一般的であった
自動車部品の固定や建材の固定といった構造物の接着分
野からの要求が多く、その要求に答えるべく、例えば、
全体にガラスのミクロバブルを分散させることにより凝
集力を向上させ、常温での剥離強度及び剪断強度の両方
のバランスを考慮したアクリル系粘着性シートが開示さ
れている(特公昭57−17030号公報)。
【0004】しかしながら、上記アクリル系粘着性シー
トは、充分な剪断強度を得る目的で高い凝集力を持たせ
ているため、初期剥離強度が不充分であり、接着困難な
被着体への使用においては、充分な初期剥離強度を有す
る着剤層を、上記アクリル系粘着性シートの表面に積層
したアクリル系感圧性粘着テープが用いられている。
【0005】しかしながら、上記アクリル系感圧性粘着
テープを高温条件下で使用した場合、上記アクリル系粘
着性シートとアクリル系粘着剤層との界面で破壊してし
まい、充分な剥離強度が得られないといった問題点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に対し、上
記アクリル系粘着性シートと粘着剤層との間にプライマ
ー層を設けることにより、両層の接着強度を向上させよ
うと試みたが、150℃以上の高温加熱後冷却した場
合、粘着剤層の架橋密度が増大に伴い、上記プライマー
層に応力が集中しアンカー破壊することにより、上記ア
クリル系感圧性粘着テープの剥離強度が初期値に比べて
極端に低下するという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、常温での剥離強度及び剪
断強度の両方のバランスを充分保持しながら、更に高温
加熱後冷却した後でも充分に高い剥離強度を保持したア
クリル系粘着テープを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に用いられるモノ
マー成分は、アルキル(メタ)アクリレート(A)およ
び極性基を有するビニルモノマー(B)からなる。
【0009】上記アルキル(メタ)アクリレート(A)
は、炭素数1〜12のアルキル基を有するものであり、
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イ
ソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、
t−ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル
(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレー
ト、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で用いて
もよいし、また2種類以上併用してもよい。ただし、メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、プロピル(メタ)アクリレート等はガラス転移温度
を上昇させるので、少量に抑えるべきである。
【0010】上記アルキル(メタ)アクリレート(A)
の含有量は、少なくなると凝集力が高くなり充分な感圧
接着性が得られにくくなり、また多くなると凝集力が低
くなり充分な剪断強度が得られにくくなるため、全モノ
マー成分の合計量中、50〜98重量%であり、好まし
くは70〜95重量%、より好ましくは80〜93重量
%である。
【0011】上記極性基を有するビニルモノマー(B)
としては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、
クロトン酸、(無水)マレイン酸、(無水)フマル酸、
カルボキシエチルアクリレート等のカルボキシル基含有
ビニルモノマー、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプ
ロラクトン変成(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコ
ール(メタ)アクリレート等の水酸基含有ビニルモノマ
ー、(メタ)アクリロニトリル、N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルラウリロラ
クタム、(メタ)アクリロイルモルホリン、(メタ)ア
クリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノメチル(メ
タ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の窒
素含有ビニルモノマー等が挙げられ、これらは単独で用
いてもよいし、また2種類以上併用してもよい。
【0012】上記極性基を有するビニルモノマー(B)
の含有量は、少なくなると凝集力が低くなり充分な剪断
強度が得られにくくなり、また多くなると凝集力が高く
なり充分な感圧接着性が得られにくくなるため、全モノ
マー成分の合計量中、2〜50重量%であり、好ましく
は2〜30重量%、より好ましくは7〜20重量%であ
る。
【0013】上記アルキル(メタ)アクリレート(A)
及び極性基を有するビニルモノマー(B)以外にも他の
ビニルモノマーが共重合されてもよい。上記他のビニル
モノマーとしては、例えば、酢酸ビニル、ピバリン酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、イソボルニル
(メタ)アクリレート等のビニルモノマーが挙げられ、
これらは単独で用いてもよいし、また2種類以上併用し
てもよい。
【0014】上記他のビニルモノマーの含有量は、多く
なると凝集力が高くなり充分な感圧接着性が得られにく
くなるため、全モノマー成分の合計量中、好ましくは3
0重量%以下、より好ましくは20重量%以下である。
【0015】上記多官能性ビニルモノマー(C)は、分
子内に不飽和二重結合を2個以上有するものであり、例
えば、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、
(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、グリセ
リンメタクリレートアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アリ
ル、(メタ)アクリル酸ビニル、ジビニルベンゼン等が
挙げられる。その他にもエポキシ(メタ)アクリレー
ト、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で用いて
もよいし、また2種類以上併用してもよい。
【0016】上記多官能性ビニルモノマー(C)の添加
量は、少なくなると充分な架橋度が得られず、凝集力の
低下に伴い充分な耐熱性及び剪断強度が得られにくくな
り、また多くなると架橋密度が高くなり柔軟性が損なわ
れ、充分な感圧接着性が得られにくくなるため、全モノ
マー成分の合計量100重量部に対し0.01〜1重量
部であり、好ましくは0.02〜0.8重量部、より好
ましくは0.03〜0.3重量部である。
【0017】上記微粒子(D)は、平均粒子径1〜15
0μmのものであり、例えば、ガラスバルーン、アルミ
ナバルーン、シラスバルーン、フライアッシュバルー
ン、炭酸カルシウム表面バルーン、タルク表面バルー
ン、酸化チタン表面バルーン等の無機系中空微粒子、ガ
ラスビーズ、シリカビーズ、シリカゲル、アルミナシリ
カ、フライアッシュ、合成雲母等の無機系微粒子、ケイ
ソウ土、多孔質シリカ等の多孔質フィラー、ポリメタク
リル酸メチル、アクリロニトリル−塩化ビニリデン共重
合体、ポリスチレン、フェノール樹脂等からなる有機系
中空微粒子、ポリメタクリル酸メチルビーズ、ポリスチ
レンビーズ、ナイロンビーズ、スチレンアクリルビー
ズ、ウレタンビーズ、シリコンビーズ、ポリエチレンビ
ーズ、ポリプロピレンビーズ、EVAビーズ、ポリアク
リル酸エチル等の有機系微粒子、立方体状アルミナシリ
カ、ガラスフレーク、ガラス繊維、鎖状粘土鉱物等が挙
げられ、これらは単独で用いてもよいし、また2種類以
上併用してもよい。
【0018】上記微粒子(D)の平均粒子径は、小さく
なると充分な剥離強度が得られにくく、また大きくなる
と充分な剪断強度が得られにくくなるため、1〜150
μmであり、好ましくは1〜100μm、より好ましく
は1〜50μmである。
【0019】上記微粒子(D)の添加量は、少なくなる
と上記アクリル系粘着性シートの応力緩和性が低下し、
充分な剥離強度が得られにくくなり、また大きくなると
上記アクリル系粘着性シートの凝集力が低下し、充分な
剪断強度が得られにくくなるため、全モノマー成分の合
計量100重量部に対し0.5〜175重量部であり、
好ましくは10〜60重量部、より好ましくは20〜5
0重量部である。
【0020】また、一般に比重が小さい中空微粒子の添
加量は、全モノマー成分の合計量100重量部に対し
0.7〜10重量部が好ましく、比重が1に近い中空微
粒子や有機微粒子の添加量は、全モノマー成分の合計量
100重量部に対し10〜60重量部が好ましく、比重
が2以上で有るような無機微粒子の添加量は、全モノマ
ー成分の合計量100重量部に対し70〜150重量部
が好ましい。
【0021】上記光重合性開始剤(E)としては、例え
ば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒ
ドロキシ−2−プロピル)ケトン[チバガイギー社製、
商品名「ダロキュアー2959」]、1−ヒドロキシシ
クロヘキシルフェニルケトン[チバガイギー社製、商品
名「イルガキュアー184」]、2−ヒドロキシ−2,
2−ジメチルアセトフェノン[チバガイギー社製、商品
名「ダロキュアー1173」]、メトキシアセトフェノ
ン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
[チバガイギー社製、商品名「イルガキュアー65
1」]等のアセトフェノン系開始剤、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインプロピルエーテル等のベンゾイン
エーテル系開始剤、ベンジルジメチルケタール等のケタ
ール系開始剤、その他、ハロゲン化ケトン、アシルホス
フィンオキシド、アシルホスフィナート等が挙げられ、
これらは単独で用いてもよいし、また2種類以上併用し
てもよい。
【0022】上記光重合性開始剤(E)の添加量は、少
なくなると重合が完結せずモノマー臭気の強い重合体と
なり、また多くなるとラジカル発生量が多くなり、分子
量低下により充分な凝集力が得られにくくなるため、全
モノマー成分の合計量100重量部に対し0.01〜5
重量部であり、好ましくは0.05〜3重量部、より好
ましくは0.05〜2重量部である。
【0023】本発明で用いられる光重合性組成物の構成
成分は以上の通りだが、上記光重合性組成物中に予め極
性基と反応可能な架橋剤を添加しておき、アクリル系粘
着性シートの製造後に、加熱により架橋することも可能
である。
【0024】上記の極性基と反応可能な架橋剤として
は、例えば、トルイレンジイソシアナート(TDI)、
ナフチレン−1,5−ジイソシアナート、ジフェニルメ
タンジイソシアナート(MDI)、ヘキサメチレンジイ
ソシアナート(HMDI)、イソホロンジイソシアナー
ト(IPDI)、キシレンジイソシアナート(XD
I)、トリメチロールプロパン変成TDI等のイソシア
ネート系架橋剤、エチレングリコールジグリシジルエー
テル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル等のエ
ポキシ系架橋剤、N,N−ヘキサメチレン−1,6−ビ
ス(1−アジリジンカルボキシアミド)等のアジリジン
系架橋剤等が挙げられ、これらは単独で用いてもよい
し、また2種類以上併用してもよい。
【0025】また上記光重合性組成物中には、光重合性
を阻害しない範囲で必要に応じて、粘着付与樹脂が添加
されてもよく、具体的には後述する粘着付与樹脂が挙げ
られ、特に水素添加率の高いものが好適に用いられる。
【0026】上記光重合性組成物をシート状に成形する
際に、厚みが100μm以下の場合は、1,000cp
s、TI値(チキソトロピー性指数)が1.5程度でも
塗工可能であるが、それ以上の厚みのシートを成形する
場合は、低粘度では流動してしまい一定の厚みに制御し
にくいので増粘剤により粘度調整を行うことが好まし
い。
【0027】上記増粘剤としては、例えば、アクリルゴ
ム、ニトリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、イソプレ
ンゴム、ブチルゴム、スチレン−イソプレン−スチレン
(SIS)等のエラストマー、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂、あるいは平均粒径
5μm以下の疎水性シリカ、アルミナ等の無機粒子が挙
げられる。また無機粒子を添加する場合には、一次粒子
までの分散が速いことから疎水化処理されたものがよ
い。
【0028】上記増粘剤の添加量は、多くなるとアクリ
ル系粘着性シートの凝集力が低くなり、充分な剪断強度
が得られにくくなるため、全モノマー成分の合計量10
0重量部に対し、好ましくは20重量部以下、より好ま
しくは10重量部以下、特に好ましくは5重量部以下で
ある。
【0029】上記増粘剤の添加以外にも、予め光重合性
組成物を部分的に予備重合しておく増粘法もある。この
様な予備重合は多官能性ビニルモノマーを添加する前に
行い、ミクロゲルの生成を防ぐべきである。これは、部
分的にゲルが発生した場合、塗工時にスジ等の不良発生
の原因となるからである。また、予備重合により得られ
るポリマーは架橋後のアクリル系粘着剤中においても未
架橋成分として残り、凝集力の低下を引き起こすため、
全モノマー成分の合計量に対する転化率は、好ましくは
20重量%以下、より好ましくは10重量%以下、特に
好ましくは5重量%以下である。
【0030】上記アクリル系粘着性シートの製造プロセ
ス条件に関して述べる。基本的なプロセスとしては、上
述の光重合性組成物をロールコーター等の塗工機を用い
て剥離シート上に塗布し、その後、光照射して剥離シー
ト上で重合する方法である。
【0031】上記光照射に用いられるランプとしては、
光波長400nm以下に発光分布を有するものが用いら
れ、例えば低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高
圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マ
イクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ等が
挙げられる。上記ランプ中でも、重合開始剤の光分解に
有効な波長領域(通常330〜400nm)の光を効率
よく発光し、かつ厚膜シートを効率よく重合できるとい
う点でケミカルランプが好ましい。
【0032】また、ランプの照射光強度は、光重合性組
成物により得られる重合体の重合度を左右するため、目
的とする製品の性能により適宜選択される。例えば、通
常のアセトフェノン基を有する開裂型の光重合性開始剤
の場合、上記照射光強度は、低くなると酸素による重合
阻害のために反応開始までの時間がばらつき、重合度の
一定した重合物が得られにくくなり、また高くなると分
子量が低下するために凝集力と応力緩和性のバランスが
とれにくくなるため、0.1〜100mW/cm2 の範
囲が好ましい。
【0033】上記光重合のようなラジカル重合は、一般
に酸素による重合阻害があり、特に空気中の酸素の侵入
と光重合性組成物内の溶存酸素が原因として挙げられ
る。この為、酸素による重合阻害を除去できるプロセス
が好ましく、例えば、空気中の酸素の侵入を抑える方法
として、表面を離型処理したポリエチレンテレフタレー
トやテフロン等の光透過性のフィルムによって覆い、上
記カバーフィルムを介して該組成物に照射する方法や、
光透過性の窓を有し、かつ窒素ガスや炭酸ガス等の不活
性ガスにより酸素を置換したイナートボックス中で重合
反応する方法等が挙げられる。
【0034】上記アクリル系粘着性シートの厚みは、薄
くなると凹凸追従性が低下し、また厚くなると剪断強度
が低下する事から50μm〜5mmが好ましい。
【0035】本発明のアクリル系粘着テープは、上記ア
クリル系粘着性シートの少なくとも一面に、その面積の
15〜75%にアクリル系粘着剤が積層されてなる。
【0036】上記アクリル系粘着剤は、前述のアクリル
系粘着シートを得るために用いたモノマーにより形成さ
れたアクリル系共重合体が主成分であり、モノマーとし
ては前述のアルキル(メタ)アクリレート、極性基を有
するビニルモノマーおよび、これらと共重合可能なその
他のビニルモノマー等が全て挙げられる。
【0037】上記アルキル(メタ)アクリレートの含有
量は、少なくなると凝集力が高くなり充分な感圧接着性
が得られにくくなり、また多くなると凝集力が低くなり
充分な剪断強度が得られにくくなるため、上記ビニルモ
ノマー合計量中、好ましくは50〜94.9重量%、よ
り好ましくは60〜93重量%である。
【0038】上記極性基を有するビニルモノマーの含有
量は、少なくなると凝集力が低くなり充分な剪断強度が
得られにくくなり、また多くなると凝集力が高くなり充
分な感圧接着性が得られにくくなるため、上記ビニルモ
ノマー合計量中、好ましくは5〜20重量%であり、よ
り好ましくは5〜15重量%である。
【0039】上記その他のビニルモノマーの含有量は、
多くなると凝集力が高くなり充分な感圧接着性が得られ
にくくなるため、上記ビニルモノマー合計量中、好まし
くは30重量%以下であり、より好ましくは20重量%
以下である。
【0040】上記アクリル系共重合体は、溶剤中で重合
する溶剤重合法、水中で重合するエマルジョン重合法及
び光(主に紫外線)を照射することにより重合する光重
合法等により得られる。
【0041】溶剤重合法及びエマルジョン重合法には、
一般に熱重合性開始剤が用いられ、例えば、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド類、イソブチリルパーオ
キサイド、ベンゾイルパーオキサイド、P−クロロベン
ゾイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、
ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサ
イド類、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、1,3−ビス−(t−ブチルパー
オキシイソプロピル)ベンゼン等のジアルキルパーオキ
サイド類、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−
ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等のパーオキシケタ
ール類、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパ
ーオキシイソブチレート等のアルキルパーエステル類、
ジ−2エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ビス
−〔4−(t−ブチル)シクロヘキシル〕パーオキシジ
カーボネート等のパーカーボネート類等の有機過酸化物
の他に、2,2’−アゾビス−イソブチロニトリル、
2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、2,
2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、
1,1’−アゾビス−1−シクロヘキサンカルボニトリ
ル、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、
4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド、
2,2’−アゾビス−(2−アミノプロパン)ジヒドロ
クロライド等のアゾビス系化合物が挙げられる。
【0042】同様に、光重合法には光重合性開始剤が用
いられ、前述の光重合性開始剤(E)が全て挙げられ
る。
【0043】上記アクリル系粘着剤を得る際に、重合反
応のばらつきを抑え、分子量を適切に調節する目的で、
モノマー溶液中に連鎖移動剤が添加されてもよく、例え
ば、n−ドデシルメルカプタン、2−メルカプトエタノ
ール、β−メルカプトプロピオン酸、β−メルカプトプ
ロピオン酸オクチル、β−メルカプトプロピオン酸メト
キシブチル、トリメチロールプロパントリス(β−チオ
プロピオネート)、チオグリコール酸ブチル、プロパン
チオール類、ブタンチオール類、チオホスファイト類等
のチオール化合物や四塩化炭素などのハロゲン化合物等
が挙げられる。
【0044】上記アクリル系粘着剤は、凝集力を向上さ
せる目的で架橋されてもよく、前述の極性基と反応可能
な架橋剤が全て挙げられ、その添加量は、少なくなると
充分な架橋度が得られず、凝集力の低下に伴い充分な耐
熱性及び剪断強度が得られにくくなり、また多くなると
架橋密度が高くなり柔軟性が損なわれ、充分な感圧接着
性が得られにくくなるため、上記アクリル系共重合体1
00重量部に対して、好ましくは0.01〜5重量部で
あり、より好ましくは0.1〜3重量部である。
【0045】また上記アクリル系粘着剤を光重合法によ
り作成する場合は、前述の多官能性ビニルモノマーを予
め添加してもよく、前述の多官能性ビニルモノマーが全
て挙げられ、更に上記極性基と反応可能な架橋剤との併
用も可能である。
【0046】上記多官能性ビニルモノマーの添加量は、
少なくなると充分な架橋度が得られにくくなり、この為
凝集力が低下し充分な耐熱性及び剪断強度が得られにく
くなり、また多くなると架橋密度が高くなり柔軟性が損
なわれ、充分な感圧接着性が得られにくくなるため、上
記ビニルモノマー100重量部に対して、好ましくは
0.01〜1重量部であり、更に好ましくは0.02〜
0.8重量部である。
【0047】上記アクリル系共重合体を光重合により得
る場合、塗工性向上の目的で増粘剤が添加されてもよ
く、前述の増粘剤が全て挙げられ、添加量も前述と同様
である。また前述の光重合性組成物を部分的に予備重合
して増粘する方法も適応可能であり、添加率も前述と同
様である。
【0048】本発明に用いられるアクリル系粘着剤組成
物には、粘着付与樹脂、充填材、増量剤が適宜添加され
てもよい。
【0049】上記粘着付与樹脂としては、例えば、C5
系及びC9系石油樹脂、ロジン樹脂、ロジンエステル樹
脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、クマロン
・インデン樹脂、不均化ロジン樹脂、不均化ロジンエス
テル樹脂、重合ロジン樹脂、重合ロジンエステル樹脂及
びこれらの水素添加物等といった全ての市販の粘着付与
樹脂が挙げられる。
【0050】また光重合の場合には、光重合性を阻害し
ない粘着付与樹脂が挙げられ、特に分子内に不飽和結合
の少ない水素添加率の高いものが好適であり、例えば、
C5系及びC9系の水添石油樹脂、水添ロジン樹脂、水
添ロジンエステル樹脂、水添テルペン樹脂、水添テルペ
ンフェノール樹脂、水添クマロン・インデン樹脂、不均
化ロジン樹脂、不均化ロジンエステル樹脂、重合ロジン
樹脂、重合ロジンエステル樹脂等が挙げられ、これらは
単独で用いてもよいし、また2種類以上併用してもよ
い。
【0051】上記粘着付与樹脂の添加量は、多くなると
アクリル系粘着剤組成物の凝集力が低くなり、充分な剪
断強度が得られにくくなるため、アクリル系共重合体1
00重量部に対して、好ましくは30重量部以下、より
好ましくは20重量部以下である。
【0052】本発明のアクリル系粘着テープは、上記ア
クリル系粘着剤をアクリル系粘着性シートの少なくとも
一面に積層することにより得られるが、その際、上記ア
クリル系粘着性シートの面積に対して、積層されている
部分の面積比率を特定範囲内にすることにより、初期剥
離強度と加熱後の剥離強度を制御できる。
【0053】上記面積比率は、小さくなると充分な初期
剥離強度が得られにくく、また大きくなると150℃以
上の高温に加熱し冷却した後の上記アクリル系粘着性シ
ートとアクリル系粘着剤層とのアンカー力の低下に伴
い、充分な剥離強度が得られにくくなるため、15〜7
5%であり、好ましくは25〜60%、より好ましくは
35〜60%である。
【0054】上記面積比率を制御する方法としてはどの
様な方法でも構わないが、例えば、(1)厚さ一定の短
冊状アクリル系粘着剤をストライプ状に上記アクリル系
粘着性シートにラミネートする方法、(2)リバースコ
ーター及びアクリル系粘着剤かきとり用の歯を用いてポ
リエステルフィルムにストライプ塗工したアクリル系粘
着剤を上記アクリル系粘着性シートにラミネートする方
法、(3)上記アクリル系粘着性シートにダイレクトに
上記ストライプ塗工を行う方法等が挙げられるが、均一
なアクリル系粘着剤層を効率的に得られるという点で
(3)が好適に用いられる。
【0055】また、上記かきとり用の歯の大きさや間隔
を制御することにより、上記面積比率を自在に制御でき
る。
【0056】
【作用】本発明のアクリル系粘着テープは、アクリル系
粘着剤をアクリル系粘着性シートの少なくとも一面に積
層したものであるが、その際、上記アクリル系粘着性シ
ートの面積に対して、積層されている部分の面積比率を
特定範囲内にすることにより、初期剥離強度と加熱後の
剥離強度を高度に保持したものにできる。これは、アク
リル系粘着性シートで不充分な初期粘着力をアクリル系
粘着剤層で補い、また加熱後には上記アクリル系粘着性
シートが被着体に充分接着し、加熱後の粘着力は充分な
ものとなっていると考えられる。
【0057】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。尚、
以下「部」とあるのは「重量部」を意味する。 「アクリル系粘着性シートの作成」 〔アクリル系粘着性シート1〕2−エチルヘキシルアク
リレート850部、アクリル酸50部、N−ビニルピロ
リドン100部、n−ドデシルメルカプタン0.2部、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(チ
バガイギー(株)社製、商品名「イルガキュアー65
1」)3.0部及び高密度ポリエチレン微粒子(三井石
油化学社製、商品名「ミペロンXM−220」)420
部をセパラブルフラスコ中で攪拌混合した後、窒素ガス
でパージすることによりモノマー中の溶存酸素を除去し
た。その後、攪拌しながらブラックライトランプを用い
て上記モノマー組成物に紫外線を照射し、一部を重合さ
せることにより増粘し、部分重合物を得た(転化率は
3.7重量%、粘度は2,200cps)。
【0058】上記部分重合物に1,6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート(新中村化学(株)社製、商品名「A
HD」)0.2部添加することにより得られる光重合性
組成物を、片面に離型処理した38μmのPETフィル
ムに塗工し、更に上記PETフィルムを離型処理面が該
塗工面に密着するようにカバーした。PETフィルムカ
バー面から、ケミカルランプを用いて、2mW/cm2
の強度の紫外線を8分間照射することにより、重合終了
時の厚みが1.0±0.1mmのアクリル系粘着性シー
ト1を得た(残存モノマー量は0.1重量%以下、ゲル
分率は95重量%)。 〔アクリル系粘着性シート2〕アクリル系粘着性シート
1を作成する際に、高密度ポリエチレン微粒子を添加し
なかったこと以外は、上記アクリル系粘着性シート1と
同様の方法により重合終了時の厚みが1.0±0.1m
mのアクリル系粘着性シート2を得た(残存モノマー量
は0.1重量%以下、ゲル分率は95重量%)。
【0059】「アクリル系粘着剤の作成」冷却管、温度
計、攪拌器を備えたセパラブルフラスコに2−エチルヘ
キシルアクリレート700部、n−ブチルアクリレート
250部、アクリル酸50部、n−ドデシルメルカプタ
ン0.2部及び酢酸エチル900部を共に仕込み、窒素
ガス雰囲気下で還流が始まるまで昇温した後20分間そ
のまま保持し、ベンゾイルパーオキサイド1.0部を酢
酸エチル50部に溶解した開始剤溶液を滴下し、4時間
反応した。その後更にベンゾイルパーオキサイド1.0
部を酢酸エチル50部に溶解した開始剤溶液を滴下し、
3時間反応した。反応後トルエン500部を攪拌混合
し、アクリル系共重合体溶液(重量平均分子量70万、
固形分は39.5重量%、粘度12,000cps)を
得た。更に、上記アクリル系共重合体溶液の固形分10
0重量部に対し、N,N−ヘキサメチレン−1,6−ビ
ス(1−アジリジンカルボキシアミド)(相互薬工
(株)社製、商品名「HDU」)0.1部添加混合する
ことによりアクリル系粘着剤の溶液を得た。
【0060】「アクリル系粘着テープの製造」 (実施例1)上記アクリル系粘着剤の溶液を、38μm
の離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルム
(以下「PETフィルム」とする)にリバースコーター
を用いてストライプ塗工した後、120℃オーブン中で
5分間乾燥することにより得た50μmのアクリル系粘
着剤層(ゲル分率は80%)をアクリル系架橋粘着性シ
ート1の両面にラミネートし積層することにより、上記
アクリル系粘着性シート1の面積に対する積層されてい
る部分の面積比率(以下「面積比率」とする)が30%
のアクリル系粘着テープを得た。
【0061】(実施例2)実施例1と同様の方法により
50μmのアクリル系粘着剤層(ゲル分率は80%)を
アクリル系架橋粘着性シート1の両面にラミネートし積
層することにより面積比率が60%のアクリル系粘着テ
ープを得た。
【0062】(比較例1)実施例1と同様の方法により
50μmのアクリル系粘着剤層(ゲル分率は80%)を
アクリル系架橋粘着性シート1の両面にラミネートし積
層することにより面積比率が10%のアクリル系粘着テ
ープを得た。
【0063】(比較例2)実施例1と同様の方法により
50μmのアクリル系粘着剤層(ゲル分率は80%)を
アクリル系架橋粘着性シート1の両面にラミネートし積
層することにより面積比率が90%のアクリル系粘着テ
ープを得た。
【0064】(比較例3)実施例1と同様の方法により
50μmのアクリル系粘着剤層(ゲル分率は80%)を
アクリル系架橋粘着性シート2の両面にラミネートし積
層することにより面積比率が60%のアクリル系粘着テ
ープを得た。
【0065】「アクリル系粘着テープの性能評価」評価
項目及び評価法を以下に示す。 (T形剥離強度試験)実施例及び比較例で得られたアク
リル系粘着テープをサイズ20mm×70mmに切断
し、その両面にサイズ25mm×100mm×0.05
mmのアルミ箔(日本テストパネル社製、品番「110
0P」、JIS H4000規格品)を23℃条件下で
貼り付けた後、2kgの圧着ローラーを2往復させるこ
とにより圧着した。更に23℃条件下で72時間放置し
たもの、及び23℃条件下で72時間放置した後、18
0℃で30分間加熱し、23℃まで放冷したものの2種
類について、同条件下でJIS K6854に準拠し、
200mm/minの速度でT形剥離試験を行い、T形
剥離強度を測定した結果を表1に示す。単位はkgf/
20mm巾である。 (剪断強度試験)実施例及び比較例で得られたアクリル
系粘着テープをサイズ20mm×20mmに切断し、そ
の両面にサイズ30mm×100mm×0.05mmの
ステンレス箔(日本テストパネル社製、品番「SUS3
04」)を23℃条件下で貼り付けた後、2kgの圧着
ローラーを2往復させることにより圧着した。更に23
℃条件下で72時間放置したもの、及び23℃条件下で
72時間放置した後、180℃で30分間加熱し、23
℃まで放冷したものの2種類について、23℃条件下で
5mm/minの速度で剪断方向に引っ張り、剪断強度
を測定した結果を表1に示す。単位はkgf/cm2
ある。
【0066】
【表1】
【0067】
【発明の効果】本発明のアクリル系粘着テープは、アク
リル系粘着性シートに対し、ストライプ状にアクリル系
粘着剤が積層されているため、充分な初期粘着力を保持
しながら、高温加熱後においても充分な剥離強度を保持
しているため、自動車部品や建材等の固定用途に好適に
用いられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)炭素数1〜12のアルキル基を有す
    るアルキル(メタ)アクリレート50〜98重量%、
    (B)極性基を有するビニルモノマー2〜50重量%よ
    りなるモノマー成分100重量部、(C)分子内に不飽
    和二重結合を2個以上有する多官能性ビニルモノマー
    0.01〜1重量部、(D)平均粒子径1〜150μm
    の微粒子0.5〜175重量部および(E)光重合性開
    始剤0.01〜5重量部からなる光重合性組成物を光重
    合して得られるアクリル系粘着性シートの少なくとも一
    面に、その面積の15〜75%にアクリル系粘着剤が積
    層されていることを特徴とするアクリル系粘着テープ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047456A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Toppan Forms Co Ltd ラジカル系光架橋型接着剤およびそれを用いた接着シート
WO2008029768A1 (fr) 2006-09-04 2008-03-13 Nitto Denko Corporation Composition adhésive durcissable par rayonnement ultraviolet, feuille adhésive durcissable par rayonnement ultraviolet et procédé de fabrication de celle-ci
US8598250B2 (en) 2008-01-22 2013-12-03 Nitto Denko Corporation Photocurable acrylic viscoelastic material composition, acrylic viscoelastic material, acrylic viscoelastic material layer tape or sheet and proceed for producing the same
JP2014531500A (ja) * 2011-09-26 2014-11-27 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (メタ)アクリル系エラストマー材料を有する多層感圧接着剤フィルム
JP2015092003A (ja) * 2015-02-10 2015-05-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー アクリル系粘着剤の製造方法

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