JPH0811748A - ストラットハウジングのトップパネル取付構造 - Google Patents
ストラットハウジングのトップパネル取付構造Info
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- JPH0811748A JPH0811748A JP15085794A JP15085794A JPH0811748A JP H0811748 A JPH0811748 A JP H0811748A JP 15085794 A JP15085794 A JP 15085794A JP 15085794 A JP15085794 A JP 15085794A JP H0811748 A JPH0811748 A JP H0811748A
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Abstract
高いストラットハウジングのトップパネル取付構造を提
供する。 【構成】 フードリッジアッパ1とフードリッジレイン
フォース2とを接合して形成した閉断面部3にストラッ
トハウジング8の上面部を構成するトップパネル10の
端部を接合し、且つ前記閉断面部3内に上端部18及び
下端部21が各々フードリッジアッパ1とフードリッジ
レインフォース2との間に接合されたガセット17を配
すると共に、該ガセット17の上端部18を閉断面部3
外へ延長形成してトップパネル10に接合したものであ
る。
Description
のトップパネル取付構造に関するものである。
ネル取付構造としては、例えば図3〜図5に示すような
ものが知られている(類似技術として、実開平3−93
286号公報参照)。
ムEの左右両側には、フードリッジアッパ1とフードリ
ッジレインフォース2とからなる閉断面部3が各々形成
されている(尚、図では左側だけを図示している)。フ
ードリッジアッパ1は断面略L形をしており、上端には
エンジンルームE側を向いた内向きフランジ4が形成さ
れ、下端には下側フランジ5が形成されている。フード
リッジレインフォース2は前記フードリッジアッパ1と
は上下逆の断面略L形をしており、その上側対応端6及
び下側対応端7をそれぞれ前記フードリッジアッパ1の
内向きフランジ4及び下側フランジ5に接合している。
イドパネル9の上部にトップパネル10を接合した中空
構造になっている。トップパネル10の周囲には下向き
の曲折部11が形成されていると共に、このトップパネ
ル10の前記閉断面部3側においては、下向きに若干傾
斜した端部12が形成されており、該端部12に前記曲
折部11が形成されている。そして、このトップパネル
10の端部12及び曲折部11を、後述するように閉断
面部3の対応部にそれぞれ接合している。また、ストラ
ットハウジング8内には、上端がエンジンルームE側へ
一定角度θだけ傾いた状態のストラットタワー13が配
されている。
する部分の閉断面部3内に該閉断面部3の略対角方向に
沿うガセット14が配されている。このガセット14の
下端部15は、前記フードリッジアッパ1の下側フラン
ジ5とフードリッジレインフォース2の下側対応端7と
の間に接合されている。また、ガセット14の上端部に
は複数の突起16が一定間隔ごとに形成されており、該
突起16が前記フードリッジアッパ1の内向きフランジ
4とフードリッジレインフォース2の上側対応端6との
間に配置されている。
在する部分(図4参照)は、4枚重合となりスポット溶
接が難しくなるため、上側の2枚であるガセット14の
突起16とフードリッジレインフォース2の上側対応端
6とを溶接してサブアセンブリしたものに、下側の2枚
であるトップパネル10の曲折部11とフードリッジア
ッパ1の対応部である縦面1aとを溶接してサブアセン
ブリしたものを、ガセット14の突起16が存在してい
ない部分(図5参照)で3枚重合させてスポット溶接
し、トップパネル10、フードリッジアッパ1、フード
リッジレインフォース2、ガセット14とを溶接してい
る。
うな従来構造において、前記のように角度θだけ傾いた
状態のストラットタワー13からトップパネル10に入
力Fが加わると、トップパネル10は、その入力Fの垂
直成分F1 により上方へ押されるだけでなく、その水平
成分F2 によりエンジンルームE側にも引っ張られるこ
とになる。特にガセット14の突起16は、フードリッ
ジレインフォース2にしか接合されていないので(図4
参照)、トップパネル10を伝わる入力Fはガセット1
4に有効に伝わらない。また、ガセット14の突起16
のない部分のフードリッジレインフォース2の上側対応
端6には、図示していないが、ほぼ突起16の板厚分の
ジョッグル(段差)を形成して、上側対応端6とフード
リッジアッパ1の内向きフランジ4とを隙間なく接合し
ている。パネルの成形上、このジョッグルを間隔を細く
して形成することは難しいので、自ずとガセット14の
突起16の数を増すことも難しくなり、スポット溶接点
のレイアウトにも制約を受ける。
形成せず、この上端末をトップパネル10とフードリッ
ジアッパ1とに3枚重合させて接合して、これにフード
リッジレインフォース2のトップパネル10に対向する
上側対応端6を更にトップパネル10側へ延設させ、こ
の延設部分とトップパネル10の傾斜した端部12とを
接合することも考えれるが、フードリッジレインフォー
ス2にこのような延設部分を形成すると、この部分が幅
方向に大きく突出した形状となるため、板取り性が悪く
なり、材料の歩留りが悪く、コストアップにつながって
しまう。
てなされたものであり、トップパネルの閉断面部に対す
る取付強度が高いストラットハウジングのトップパネル
取付構造を提供するものである。
トハウジングのトップパネル取付構造は、上記の目的を
達成するために、フードリッジアッパとフードリッジレ
インフォースとを接合して形成した閉断面部にストラッ
トハウジングの上面部を構成するトップパネルの端部を
接合し、且つ前記閉断面部内に上端部及び下端部が各々
フードリッジアッパとフードリッジレインフォースとの
間に接合されたガセットを配すると共に、該ガセットの
上端部を閉断面部外へ延長形成してトップパネルに接合
したものである。
ットの上端部を閉断面部外へ延長形成してトップパネル
に接合したので、トップパネルに加わった入力がガセッ
トに直接伝達されることとなり、トップパネルの閉断面
部に対する取付強度が高まる。
成分がガセットの上端部に対して略剪断方向で加わるの
で、この点においても、トップパネルとガセットとの間
の取付強度が高まる。
2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
8は直線的な端末を有する平板状のもので、フードリッ
ジアッパ1の内向きフランジ4を越えて、トップパネル
10の上面に至る位置まで延長形成されている。一方、
この上端部18に対応するフードリッジレインフォース
2の上側対応端6には切欠部19が形成されている。そ
して、この切欠部19の端部19aに対するガセット1
7の対応部20は、該端部19aに重合できるように水
平に形成されている。
切欠部19の端部19aとガセット17の対応部20と
をスポット溶接してサブアセンブリしたものと、従来同
様、トップパネル10とフードリッジアッパ1とをサブ
アセンブリしたものを、前記ガセット17の上端部18
の先端とトップパネル10の端部12とでスポット溶接
し、また上端部18の基端と内向きフランジ4及びトッ
プパネル10の端部12の3枚をスポット溶接してい
る。従って、ガセット17の上端部18がトップパネル
10から内向きフランジ4上にかけて連続して接合され
た状態となる。また、トップパネル10に対応する部分
は、本来ならばフードリッジレインフォース2の上側対
応端6が存在して4枚構造になるところであるが、この
実施例では上側対応端6に切欠部19を形成し、スポッ
ト溶接可能な3枚構造にしている。尚、ガセット17の
下端部21は従来通り、フードリッジアッパ1の下側フ
ランジ5とフードリッジレインフォース2の下側対応端
7との間に挟み込まれた状態でスポット溶接されてい
る。
に配されたガセット17の上端部18を内向きフランジ
4を越える位置まで延長し、そしてこの上端部18の先
端をトップパネル10に2枚重ねで溶接し且つ該上端部
18の基端を内向きフランジ4及びトップパネル10に
対して重合状態で溶接しているため、ストラットタワー
13からトップパネル10に加わった入力Fがガセット
17に直接伝達されることとなり、トップパネル10の
閉断面部3に対する取付強度が高まる。
の水平成分F2 がガセット17の上端部18及び内向き
フランジ4に対して略剪断方向で加わるので、特に取付
強度が高まることとなる。
側対応端6部分に切欠部19を形成しているものの、該
切欠部19の端部19aをフードリッジレインフォース
2の対応部20に溶接しているため、ガセット17とフ
ードリッジレインフォース2との一体性は損なわれず、
閉断面部3の強度も低下しない。
ば、トップパネル10と閉断面部3との取付強度が高ま
り、前記接合部分における溶接のスポット点のレイアウ
ト自由度が増大するため、接合作業性が容易になる。ま
た、フードリッジレインフォース2の上側対応端6に切
欠部19を形成しているが、この切欠部19はガセット
17の上端部18の基端を露出させるためのものであ
り、それほど厳格な寸法精度が要求されるものでないた
め、フードリッジレインフォース2の製造の歩留りが悪
くなることもない。
曲折部11をフードリッジアッパ1の対応部へ溶接する
ようにしなかったが、この曲折部11をフードリッジア
ッパ1に溶接して、トップパネル10と閉断面部3との
取付強度を更に高めるようにしても良い。
ーム」とはFRやFF車におけるエンジンルームに相当
するスペースを意味しており、ミッドシップ車などの場
合はその位置にエンジンが設置されない場合もある。
トップパネル取付構造は、以上説明してきた如き内容の
ものであって、閉断面部内に配されたガセットの上端部
を閉断面部外へ延長形成してトップパネルに接合したの
で、トップパネルに加わった入力がガセットに直接伝達
されることとなり、トップパネルの閉断面部に対する取
付強度が高まる。
成分がガセットの上端部に対して略剪断方向で加わるの
で、この点においても、トップパネルとガセットとの間
の取付強度が高まる。
グのトップパネル取付構造を示す斜視図である。
ネル取付構造を示す斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 フードリッジアッパとフードリッジレイ
ンフォースとを接合して形成した閉断面部にストラット
ハウジングの上面部を構成するトップパネルの端部を接
合し、且つ前記閉断面部内に上端部及び下端部が各々フ
ードリッジアッパとフードリッジレインフォースとの間
に接合されたガセットを配すると共に、該ガセットの上
端部を閉断面部外へ延長形成してトップパネルに接合し
たことを特徴とするストラットハウジングのトップパネ
ル取付構造。 - 【請求項2】 エンジンルームの左右両側に各々配され
ている断面略L形をしたフードリッジアッパの上端にエ
ンジンルーム側を向いた内向きフランジを形成すると共
に、該フードリッジアッパの下端に下側フランジを形成
し、 該フードリッジアッパの内向きフランジ及び下側フラン
ジに、該フードリッジアッパとは各々上下逆の断面略L
形をしたフードリッジレインフォースの上側対応端及び
下側対応端をそれぞれ接合して、前後方向に沿う断面概
略四角形の閉断面部を形成し、 前記フードリッジアッパの内向きフランジの下側にスト
ラットハウジングのトップパネルの端部を接合すると共
に、該ストラットハウジングに対応する部分の閉断面部
内に該閉断面部の略対角方向に沿うガセットを配し、ガ
セットの下端部を前記下側フランジと下側対応端との間
に挟み込んだ状態で接合し、 そして前記ガセットの上端部を内向きフランジを越えて
トップパネルの上面に至る位置まで延長形成して、その
上端部をトップパネルの上面に接合し、且つ該ガセット
に対応する部分の上側対応端をガセットに接合したこと
を特徴とするストラットハウジングのトップパネル取付
構造。 - 【請求項3】 ガセットの上端部を内向きフランジの上
面にも接続し、且つガセットに対応する部分の上側対応
端に切欠部を形成すると共に該切欠部の端部をガセット
に接合した請求項2記載のストラットハウジングのトッ
プパネル取付構造。 - 【請求項4】 ストラットハウジング内に上端をエンジ
ンルーム側へ傾斜させた状態のストラットタワーが配さ
れている請求項1〜3のいずれか1項に記載のストラッ
トハウジングのトップパネル取付構造。 - 【請求項5】 トップパネルの端部に下向きの曲折部を
形成し、該曲折部をフードリッジアッパの縦面に接合し
た請求項1〜4のいずれか1項に記載のストラットハウ
ジングのトップパネル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15085794A JP3178499B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | ストラットハウジングのトップパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0811748A true JPH0811748A (ja) | 1996-01-16 |
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JP (1) | JP3178499B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327276A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Nissan Motor Co Ltd | フードリッジの補強構造 |
JP2007131028A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Mazda Motor Corp | 車両の前部構造 |
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1994
- 1994-07-01 JP JP15085794A patent/JP3178499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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