JPH08117182A - 内視鏡の吸引管路切換弁 - Google Patents

内視鏡の吸引管路切換弁

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JPH08117182A
JPH08117182A JP6265062A JP26506294A JPH08117182A JP H08117182 A JPH08117182 A JP H08117182A JP 6265062 A JP6265062 A JP 6265062A JP 26506294 A JP26506294 A JP 26506294A JP H08117182 A JPH08117182 A JP H08117182A
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JP
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piston
cylinder
peripheral surface
lateral hole
endoscope
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JP6265062A
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Takayuki Ogino
隆之 荻野
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】位置決めピンの周囲やピストンに穿設された横
穴の内周面を、容易かつ確実に掃除することができる衛
生的な内視鏡の吸引管路切換弁を提供することを目的と
する。 【構成】横穴7を操作ボタン部10から離れた位置にお
いてピストン6に穿設して、シリンダ2の内径を、待機
時における横穴7の位置から口元側ではピストン6の外
周面との間に隙間が生じる程度に太く形成すると共に、
ピストン6に、操作ボタン部10と横穴7との間におい
て側方に突出してシリンダ2の内周面に形成された位置
決め溝22と係合する位置決めピン21を突設すると共
に、その位置決めピン21の近傍においてシリンダ2内
周面に嵌合する凸部23をピストン6に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸引管路の途中に介
挿接続されて吸引操作を行うための内視鏡の吸引管路切
換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の吸引管路切換弁は一般に、吸引
管路の途中に介挿接続されたシリンダと、そのシリンダ
内に進退自在に嵌挿された管路切り換え用のピストンと
を有しており、ピストンには、管路を連通させるための
横穴が穿設されている(実開昭61−182701
号)。
【0003】その場合、横穴が常に所定の方向を向くよ
うに、シリンダに対してピストンが回転しないようにす
る必要があるので、ピストンの外周面に形成された位置
決め溝と係合する位置決めピンが、シリンダの内周面か
ら内方に突出して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような内視鏡の吸
引管路切換弁は、内視鏡を介しての患者間感染を防止す
るために、内視鏡を一回使用する毎に分解してきれいに
掃除する必要があり、シリンダの内周面やピストンの外
周面は勿論、位置決めピンとその周辺や横穴の内面等も
きれいに掃除しなければならない。
【0005】しかし、上述のようにシリンダの内周面に
突設された位置決めピンの後ろ側になる部分は、洗浄し
難くしかも汚れているかどうかがシリンダの口元側から
は見えないので、十分に掃除されず不潔になりがちであ
った。
【0006】また横穴は、シリンダの口元から突出する
ピストンの頭部に取り付けられた操作ボタン部にかかる
位置に形成されているので、非常に洗浄し難く、やはり
掃除が不十分になって不潔になりがちであった。
【0007】そこで本発明は、位置決めピンの周囲やピ
ストンに穿設された横穴の内周面を、容易かつ確実に掃
除することができる衛生的な内視鏡の吸引管路切換弁を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の吸引管路切換弁は、吸引管路の途
中に介挿接続されたシリンダに、軸方向と交差する方向
に横穴が穿設されたピストンを軸方向に進退自在に嵌挿
し、上記ピストンを押し込み操作するための操作ボタン
部を上記シリンダの口元から突出する上記ピストンの頭
部に取り付けて、待機時には上記吸引管路の一方が上記
ピストンで閉塞されると共に他方の管路が上記横穴を介
して大気と連通し、上記操作ボタン部を操作して上記ピ
ストンを上記シリンダ内に押し込むと、上記横穴を介し
て上記吸引管路どうしが連通するようにした内視鏡の吸
引管路切換弁において、上記横穴を上記操作ボタン部か
ら離れた位置において上記ピストンに穿設して、上記シ
リンダの内径を、待機時における上記横穴の位置から口
元側では上記ピストンの外周面との間に隙間が生じる程
度に太く形成すると共に、上記ピストンに、上記操作ボ
タン部と上記横穴との間において側方に突出して上記シ
リンダの内周面に形成された位置決め溝と係合する位置
決めピンを突設すると共に、その位置決めピンの近傍に
おいて上記シリンダ内周面に嵌合する凸部を上記ピスト
ンに形成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は内
視鏡の吸引管路切換弁を示しており、一端が外部吸引器
に接続され他端が内視鏡の先端に開口する吸引管路1
a,1bの途中に、シリンダ2が介挿接続されている。
【0010】シリンダ2は、口元を外方に向けて開口す
るように固定ナット3によって内視鏡の操作部4に固定
されており、一方の吸引管路1aがシリンダ2の奥端付
近に連通接続され、他方の吸引管路1bがシリンダ2の
中間部分に連通接続されている。5は、シール用のOリ
ングである。
【0011】シリンダ2の内径は、奥側の半部2aが一
定径に形成され、口元側の半部2bがそれより太い径に
形成されており、その奥側の半部2aに嵌合する外径の
ピストン6が、軸方向に進退自在にシリンダ2に口元側
から嵌挿されている。
【0012】シリンダ2の口元から真っ直ぐに外方に突
出するピストン6の頭部には、ピストン6をシリンダ2
内に押し込み操作するための操作ボタン部10が取り付
けられている。
【0013】操作ボタン部10には、取り付け金具11
を介してピストン6の突端に取り付けられた押しボタン
12と、ピストン6をシリンダ2の外方に向けて付勢す
る圧縮コイルスプリング13と、外側にプラスチック製
のカバー環15が一体成形されたストッパ筒14等が設
けられている。
【0014】そのうちのカバー環15は、固定ナット3
の突端部分に係合して操作ボタン部10をシリンダ2に
固定している。そしてストッパ筒14が、ピストン6の
段部6aに当接して、ピストン6がシリンダ2内から抜
け出すのを阻止するストッパになっている。圧縮コイル
スプリング13は、取り付け金具11とストッパ筒14
との間に装着されている。
【0015】したがって操作ボタン部10は、ピストン
6と一体のユニットとしてシリンダ2に対して着脱さ
れ、カバー環15を固定ナット3の突端から外せば、操
作ボタン部10とピストン6を一体的にシリンダ2内か
ら抜き出すことができる。
【0016】ピストン6の中間部分には、操作ボタン部
10から離れた位置に横穴7が穿設されている。横穴7
は、軸と垂直の方向にピストン6を貫通しており、待機
状態においては、シリンダ2の内径の太い口元側半部2
bの一番奥の部分に位置している。
【0017】そして、ピストン6の奥端に開口するよう
に横穴7の中央から奥に軸方向に穿設された縦穴8によ
って、シリンダ2の底部に接続された吸引管路1aと横
穴7とが常時連通している。
【0018】またピストン6の外周には、横穴7の開口
の前後とピストン6の奥端の位置に、合計三つのOリン
グ9…が装着されており、待機状態では奥側の二つのO
リング9,9が先端に通じる側の吸引管路1bの開口部
の前後をシールし、ピストン6がシリンダ2内に押し込
まれると、横穴7が吸引管路1bに面する位置に移動
し、その前後がOリング9,9によってシールされるよ
うになっている。
【0019】一方、ピストン6の操作ボタン部10と横
穴7との間の位置には、位置決めピン21が側方に向け
て突設されていて、シリンダ2の内周面に軸方向に形成
された位置決め溝22内にスライド自在に係合してい
る。したがって、ピストン6はシリンダ2に対して回転
せず、横穴7の開口の向きが吸引管路1bの開口の位置
と常に合致する。
【0020】また、位置決めピン21が突設された位置
の近傍には、シリンダ2の口元側半部2bの内周面に嵌
合する凸部23がピストン6から突設されている。した
がって、ピストン6はシリンダ2内でぐらつかず、シリ
ンダ2に対して誤った向きに挿入されることもない。2
4は、シリンダ2の口元側の半部2bと大気とを連通さ
せるように、凸部23を横断してピストン6に形成され
たリーク孔である。
【0021】このように構成された実施例の内視鏡の吸
引管路切換弁は、図1に示される待機時には、先端側に
連通する吸引管路1bがピストン6で閉塞されると共
に、吸引器に連通する吸引管路1aが、縦穴8、横穴
7、シリンダ2の口元側半部2bとピストン6との外周
面との間の隙間、そしてリーク孔24を介して大気に連
通し、大気が吸引器に吸引される。
【0022】そして、押しボタン12を押してピストン
6をシリンダ2内に押し込むと、横穴7と縦穴8を介し
て吸引管路1a,1bどうしが連通して、内視鏡の挿入
部先端側から吸引される。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、横穴を操作ボタン部か
ら離れた位置においてピストンに穿設したので、内視鏡
使用後にシリンダからピストンを取り外せば、横穴の内
周面を容易且つ確実に掃除することができ、またシリン
ダに対するピストンの回転防止のための位置決めピンを
ピストン側に突設したので、位置決めピンの周辺部分も
容易且つ確実に掃除することができ、非常に衛生的であ
る。
【0024】また、位置決めピンの近傍においてシリン
ダ内周面に嵌合する凸部を形成したので、ピストンをシ
リンダに対してスムーズに進退させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 吸引管路 2 シリンダ 6 ピストン 7 横穴 10 操作ボタン部 21 位置決めピン 22 位置決め溝 23 凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引管路の途中に介挿接続されたシリンダ
    に、軸方向と交差する方向に横穴が穿設されたピストン
    を軸方向に進退自在に嵌挿し、上記ピストンを押し込み
    操作するための操作ボタン部を上記シリンダの口元から
    突出する上記ピストンの頭部に取り付けて、待機時には
    上記吸引管路の一方が上記ピストンで閉塞されると共に
    他方の管路が上記横穴を介して大気と連通し、上記操作
    ボタン部を操作して上記ピストンを上記シリンダ内に押
    し込むと、上記横穴を介して上記吸引管路どうしが連通
    するようにした内視鏡の吸引管路切換弁において、 上記横穴を上記操作ボタン部から離れた位置において上
    記ピストンに穿設して、上記シリンダの内径を、待機時
    における上記横穴の位置から口元側では上記ピストンの
    外周面との間に隙間が生じる程度に太く形成すると共
    に、上記ピストンに、上記操作ボタン部と上記横穴との
    間において側方に突出して上記シリンダの内周面に形成
    された位置決め溝と係合する位置決めピンを突設すると
    共に、その位置決めピンの近傍において上記シリンダ内
    周面に嵌合する凸部を上記ピストンに形成したことを特
    徴とする内視鏡の吸引管路切換弁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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