JPH0811716A - 鉄道車両用タイル模様付便所ユニット - Google Patents

鉄道車両用タイル模様付便所ユニット

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Publication number
JPH0811716A
JPH0811716A JP18272394A JP18272394A JPH0811716A JP H0811716 A JPH0811716 A JP H0811716A JP 18272394 A JP18272394 A JP 18272394A JP 18272394 A JP18272394 A JP 18272394A JP H0811716 A JPH0811716 A JP H0811716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforced plastic
floor
toilet unit
ceramic tile
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP18272394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Kobayashi
重隆 小林
Isamu Kasai
勇 河西
Atsuhiro Higuchi
敦啓 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F C ENG KK
Original Assignee
F C ENG KK
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Publication date
Application filed by F C ENG KK filed Critical F C ENG KK
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Publication of JPH0811716A publication Critical patent/JPH0811716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、鉄道車両用便所のタイル模様付床
および、タイル模様付き壁の軽量化および低価格化、工
期の短縮、品質の安定、耐久性の向上のため、上面に陶
製タイルを張り付けた強化プラスチック製床、およびタ
イル模様付強化プラスチック製壁で形成した便所ユニッ
トに関するものである。 【構成】便所ユニット(1)ほ強化プラスチック製床
(2)の上面に陶製タイル(4)と陶製タイル(4)の
間のメジに相当する突起(6)を設け、突起(6)に囲
まれた部分に陶製タイル(4)を張り付けた強化プラス
チック製床(2)とタイル模様付強化プラスチック製壁
(3)で形成したタイル模様付便所ユニット(1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道車両用便所のタ
イル模様付床およびタイル模様付壁の軽量化および低価
格化、工期の短縮、品質の安定、耐久性の向上のため強
化プラスチック製床の上面に陶製タイル、下面に鋼製補
強を設けた、床およびタイル模様付強化プラスチック製
壁で形成した便所ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道車両用便所のタイル模様
付床およびタイル模様付壁は、鉄道車両の骨組に鋼板を
張り付け、鋼板の上面および内面に厚さ約12mmの樹
脂モルタルを施工後、樹脂モルタルにエポキシ系接着剤
を用いて厚さ5〜15mmの陶製タイルを接着した後、
陶製タイルと陶製タイルの間をメジセメントで埋める構
造にあった。この便所の床および壁の施工作業は、車両
内の狭い場所での作業であるため作業能率が悪く、品質
も不安定で、熟練を要する作業であった。また樹脂モル
タルおよびエポキシ系接着剤、メジセメントの硬化に充
分な間を要するため鉄道車両の製作工期が長かった、
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは、次のような欠
点があった。従来の便所のタイル模様付床およびタイル
模様付壁は、主に厚さ約12mmの樹脂モルタルと厚さ
5〜15mmの陶製タイルから成り重いものであった。
この便所の床および壁の施工作業は、車両内の狭い場所
での作業であるため作業能率が悪く、品質も不安定で、
熟練を要する作業であるため高価であった。また樹脂モ
ルタルおよびエポキシ系接着剤、メジセメントの硬化に
充分な間を要するため鉄道車両の製作工期が長くなって
いた。また樹脂モルタルおよびメジセメントは硬くもろ
いため、鉄道車両が走行したとき車体の変形により樹脂
モルタルおよびメジセメントにクラックが入り、床の水
漏れ等不具合を生じていた。本発明は、これらの欠点を
解決するために発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】いまその解決手段を図面
を追いながら説明すれば、便所ユニット(1)の強化プ
ラスチック製床(2)の上面に陶製タイル(4)と陶製
タイル(4)の間のメジに相当する突起(6)を強化プ
ラスチック製床(2)と一体に設け、突起(6)に囲ま
れた部分にウレタン系接着剤(5)を用いて陶製タイル
(4)を張り付け、強化プラスチック製床(2)の下面
には床の補強のため鋼製補強(7)を設けて成る強化プ
ラスチック製床(2)とタイル模様付強化プラスチック
製壁(3)で形成したタイル模様付便所ユニット
(1)。
【0005】
【作用】本発明の便所ユニット(1)は、上面陶製タイ
ル(4)と陶製タイル(4)の間のメジに相当する突起
(6)を有した強化プラスチック製床(2)とタイル模
様付強化プラスチック製壁(3)を型を用いて成形し、
強化プラスチック製床(2)の上面で陶製タイル(4)
と陶製タイル(4)の間のメジに相当する突起(6)で
囲まれた部分にウレタン系接着剤(5)を用いて陶製タ
イル(4)を張り付け、強化プラスチック製床(2)の
下面に鋼製補強(7)を設ける。陶製タイル(4)の張
り付け作業は、強化プラスチック製床(2)の上面の突
起に囲まれた部分にウレタン系接着剤(5)を塗布した
後、陶製タイル(4)を突起(6)に囲まれた部分には
め込むことによる。従って、車両内の狭い場所の作業が
なくなる。従って作業性が良くなり、品質が安定し、熟
練を要しない簡単な作業となり安価になり、また鉄道車
両の製作工期が短縮される。また本発明の便所ユニット
(1)は、従来の鉄道車両用便所の床と壁に比べると、
従来の骨組に張り付ける壁下地用の鋼板および厚さ約1
2mmの樹脂モルタル、壁用の陶製タイルが不要で、軽
い強化プラスチック製床(2)とタイル模様付強化プラ
スチック製壁(3)、床部の陶製タイル(4)、ウレタ
ン系接着剤(5)、陶製タイル(4)と陶製タイル
(4)の間のメジに相当する突起(6)、薄板の鋼製補
強(7)の構成になるため、大幅に軽くなる。強化プラ
スチック製床(2)とタイル模様付強化プラスチック製
壁(3)は、柔軟性があるため鉄道車両の車体の変形に
よりクラックが生ずることがなく水漏れ等の不具合を生
じない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。便
所ユニット(1)の厚さ約4mmの強化プラスチック製
床(2)の上面に陶製タイル(4)と陶製タイル(4)
の間のメジに相当する突起(6)を強化プラスチック製
床(2)と一体に設け、突起(6)に囲まれた部分にウ
レタン系接着剤(5)を用いて陶製タイル(4)を張り
付け、強化プラスチック製床(2)の下面には床の補強
のため厚さ約1mmの鋼製補強(7)を設けて成る強化
プラスチック製床(2)と厚さ約3mmのタイル模様付
強化プラスチック製壁(3)で形成したタイル模様付便
所ユニット(1)本発明の便所ユニット(1)は、上面
に陶製タイル(4)と陶製タイル(4)の間のメジに相
当する突起(6)を有した強化プラスチック製床(2)
とタイル模様付強化プラスチック製壁(3)を型を用い
て成形し、強化プラスチック製床(2)の上面で陶製タ
イル(4)と陶製タイル(4)の間のメジに相当する突
起(6)で囲まれた部分にウレタン系接着剤(5)を用
いて陶製タイル(4)を張り付け、強化プラスチック製
床(2)の下面に鋼製補強(7)を設ける。陶製タイル
(4)の張り付け作業は、強化プラスチック製床(2)
の上面の突起(6)に囲まれた部分にウレタン系接着剤
(5)を塗布した後、陶製タイル(4)を突起(6)に
囲まれた部分にはめ込むことによる。従って、車両内の
狭い場所の作業がなくなり、作業性が良くなり、品質が
安定し、熟練を要しない簡単な作業となり、安価にな
り、また鉄道車両の製作工期が短縮される。また本発明
の便所ユニット(1)は、従来の鉄道車両用便所のタイ
ル模様付床とタイル模様付壁に比べると、従来の骨組に
張り付ける壁下地用の鋼板および厚さ約12mmの樹脂
モルタル、壁用の陶製タイルが不要で、軽い強化プラス
チック製床(2)とタイル模様付強化プラスチック製壁
(3)、床部の陶製タイル(4)、ウレタン系接着剤
(5)、陶製タイル(4)の間のメジに相当する突起
(6)、薄板の鋼製補強(7)の構成になるため、重量
が大幅に軽くなり、従来の約60%である。強化プラス
チック製床(2)とタイル模様付強化プラスチック製壁
(3)は、柔軟性があるため鉄道車両の車体の変形によ
りクラックが生ずることがなく、水漏れ等の不具合を生
じない。強化プラスチック製床(2)と陶製タイル
(4)の接着剤として、柔軟性エポキシ系接着剤、およ
びシリコン系接着剤でもよい。本発明は、以上のような
構造でこれを使用するときは、便所ユニット(1)に便
器(8)を取り付けた後、鉄道車両に据え付けると、軽
くて安い、また車両の製作工期の短い、品質の安定し
た、耐久性のあるタイル模様付便所となる。図面は、和
式便所の場合であるが、洋式便所でもよい。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明は、軽量および低価格、
鉄道車両の製作工期が短い、品質の安定した、耐久性の
良いタイル模様付便所ユニットである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA−A断面図
【図2】本発明の斜視図
【符号の説明】
1は便所ユニット 2は床 3はタイル模様付壁 4は陶製タイル 5は接着剤 6は突起突 7は補強 8は便器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強化プラスチック製床(2)の上面に突起
    (6)を設け、突起(6)に囲まれた部分に陶製タイル
    (4)を張り付けたタイル模様付便所ユニット。
  2. 【請求項2】壁(3)をタイル模様付強化プラスチック
    製にしたタイル模様付便所ユニット。
  3. 【請求項3】壁(3)をタイル模様付強化プラスチック
    製にした請求項1のタイル模様付便所ユニット。
JP18272394A 1994-06-29 1994-06-29 鉄道車両用タイル模様付便所ユニット Pending JPH0811716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272394A JPH0811716A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 鉄道車両用タイル模様付便所ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP18272394A JPH0811716A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 鉄道車両用タイル模様付便所ユニット

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JPH0811716A true JPH0811716A (ja) 1996-01-16

Family

ID=16123325

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JP18272394A Pending JPH0811716A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 鉄道車両用タイル模様付便所ユニット

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