JPH08117154A - ビルディング外壁の自動清掃方法とその装置 - Google Patents

ビルディング外壁の自動清掃方法とその装置

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JPH08117154A
JPH08117154A JP6286170A JP28617094A JPH08117154A JP H08117154 A JPH08117154 A JP H08117154A JP 6286170 A JP6286170 A JP 6286170A JP 28617094 A JP28617094 A JP 28617094A JP H08117154 A JPH08117154 A JP H08117154A
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cleaning
drain
building
cleaning device
wall
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JP6286170A
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Katsuaki Tomita
勝秋 冨田
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L1/00Cleaning windows
    • A47L1/02Power-driven machines or devices
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/002Arrangements for cleaning building facades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビルディングの外壁の窓ガラス等の清掃作業
において、清掃作業者の安全を確保しつつプライバシー
の保護を図ると共に、その清掃作業を迅速かつ確実に行
えるようにする。 【構成】 ビルディングの外壁において、その内部に連
続して長尺の中空体を付設する上下或は左右枠を一組と
する上下枠或は竪枠を配設すると共に、上記上下或は左
右枠の内部に付設される防漏性あるいは電気絶縁性の中
空体を利用して一方には導電体を他方にはドレ−ンを形
成し左右或は上下方向に自走可能で軽量安価な清掃装置
本体を取り付けた上、上記ドーレンを使用して清掃装置
本体に清掃作業に必要とされる洗浄水を供給し、又は循
環させて再使用するものとすることで、ビルディング外
壁の窓ガラス等の清掃作業において直接作業者が清掃作
業に携わることをなくして作業者の安全を確保しつつビ
ルディング内部のプライバシーを保護し、また作業自体
も迅速かつ確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビルディング外壁に
おいて、窓ガラス等を固定保持する枠体を利用して自動
的に窓ガラスのみならずその外壁を清掃してなる清掃方
法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルディングの外壁の窓ガラス等
を清掃する場合には、室内側から直接清掃することがで
きる可動窓の場合を除いて、通常はビルディングの屋上
からクレーンによって吊り下げられるゴンドラに清掃業
者が乗り込み、人力により外部から清掃するものが一般
的であると共に、高層ビルディングや清掃面積が広大な
場合には、ビルディングの外壁に沿って配設されるガイ
ドレールに対して、クレーンに吊り下げられる洗浄水タ
ンク、洗浄回転ブラシ等を内蔵した清掃機を取り付け、
オペレーターが清掃機を吊り下げるクレーンを操作をす
ることにより、清掃機を方立ガイドレールに沿って上下
動させて、窓ガラス等を清掃するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいて、通常行われるビルディングの屋上か
ら吊り下げられるゴンドラに清掃業者が乗り込み、人力
により外部から清掃する場合は、風等によるクレーンに
より吊り下げられるゴンドラ等の脱落事故の危険性が常
に伴う上、特に近年ビルディングのデザイン傾向から、
ビルディングの外壁面を平滑面とすることが多く、この
ことからビルディングの屋上よりクレーンにより吊り下
げられるゴンドラのガイドレールがビルディングの縦方
向に存在しない場合があり、その結果ゴンドラが強風に
煽られて揺動が発生し易く、ゴンドラ自体の脱落事故の
発生率が上昇している実情がある。
【0004】また、清掃業者によりビルディングの外部
から窓及びビルディングの外壁を清掃する場合には、窓
ガラスを通してビルディング内部のプライバシーが侵害
される欠点があり、更に清掃業者による清掃自体も定期
的であり、個人が清掃を必要としていても定期清掃まで
待たねばならない上に、清掃業者が人力で行う清掃の場
合、ゴンドラ上におけるバランスに十分配慮しなければ
ならず、十分に力を入れることができないため、ビルデ
ィングの外壁のタイル、特にタイルの目地等を清掃する
ことには困難が伴い、放置されてしまう問題がある。
【0005】一方、ビルディングの屋上より、クレーン
の操作により上下動が可能となる清掃機によって清掃を
行う場合には、ビルディングの外壁等に配設される方
立、ガイドレールの他、洗浄水タンクや洗浄回転ブラシ
等を内蔵する清掃機等の初期設備費が高額なものとなっ
てしまう上、清掃機自体が洗浄水タンクや洗浄回転ブラ
シ等の設備を内蔵するため容量、重量とも大がかりとな
り、その操作に当たっては専門の熟練オペレーターを必
要とし、清掃作業自体に使用するランニングコストも著
しく増大してしまい、一般に普及しにくい欠点がある。
【0006】そこで、この発明は、上記従来のものの有
する欠点を改善するものであり、十分に作業員の安全を
確保しつつ、ビルディングの窓ガラスのみならずその外
壁をも構成するタイル、例えばタイルの目地までも、簡
易かつ確実に清掃することができるようにするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、ビルディン
グ外壁を構成するサッシ上下枠、左右竪枠もしくは方立
内に、連続した長尺の防漏性または電気絶縁性の中空体
を収容し、それら中空体の一方には導電体を通し、他方
はドレ−ンを形成し、上記導電体よりは電気を導き、外
壁に沿い、左右、もしくは上下方向に自走するととも
に、ドレ−ンより洗浄水の供給を受けて、上記外壁の壁
面を清浄する清掃装置本体を設け、この清掃装置本体に
よる清掃後に洗浄水をドレ−ンに排水してなる清掃方法
にあるものであり、更には、上記方法を実施するモ−タ
ーと、噴射ノズルを内蔵して自走するとともにブラシ、
ワイパーを具え、清掃後の洗浄水をドレ−ンに向け排水
する排水路を設けてなる清掃装置本体と、上記清掃装置
本体を壁面に沿い案内して走行させる案内路を具え、サ
ッシの上下枠もしくは竪枠あるいは方立の内部に連絡し
て長尺の電気絶縁性、防漏性の中空体を収容し、一方の
中空体には導電体を、他方はドレ−ンを形成してなるビ
ルディング外壁体よりなり、また、上記清掃装置本体に
は壁面に向け摺接するブラシとワイパーを具え、ブラ
シ、ワイパーを支承するホルダ−は、壁面に向け端縁を
弾性をもって当接してなるものである。
【0008】
【作用】上記構成を具えるので、ビルディングの外壁を
構成する窓ガラス等を清掃するに当たっては、ビルディ
ングの内部の清掃作業者が遠隔操作により、ビルディン
グの外壁において、左右或は上下方向に並設される一組
のサッシ上下枠或は竪枠、方立に対して自走可能に取り
付られるワイパー及びブラシ等を内蔵する清掃装置本体
を、左右或は上下方向に自走させると共に、上記左右或
は上下方向に並設される一組のサッシ枠又は方立に付設
されるドレーンより直接或は給水ホースによって供給さ
れる洗浄水を窓ガラス等に噴射しつつ清掃装置本体に内
蔵されるワイパー及びブラシ等を上下或は左右に動作さ
せることで、清掃作業者がビルディングの外部に出るこ
となく、ビルディング外壁を軽量で安価に清掃装置を用
い、簡易かつ確実に清掃することができるものである。
なお、清掃を行わない時には、清掃装置本体は予め定め
られた場所に停止され、化粧枠としての外観意匠をもつ
ものとするか、あるいは外壁面に設けられた細長スリッ
ト状の収納ポケットに引入停止され、外壁面と同一面に
保たれ、案内側からの保守点検が可能となるものであ
る。
【0009】
【実施例】この発明を図7に示す第1実施例により更に
説明する。(A)は、この発明の第1実施例である上下
枠用のビルディング外壁自動清掃装置であり、このビル
ディング外壁自動清掃装置(A)は、窓ガラス(G)を
上下方向から保持してなる閉断面を形成するサッシ枠
(1)、すなわち上枠(1a)及び下枠(1b)と、こ
のサッシ枠(1)、すなわち上枠(1a)及び下枠(1
b)に対して左右方向に自走自在となるように取り付け
られてなる清掃装置本体(A’)から構成されるもので
ある。
【0010】そして、このビルディング外壁自動清掃装
置(A)は、ビルディングの外壁において窓ガラス
(G)を固定保持するために上下に並設される上下サッ
シ枠(1a)(1b)から構成される一組の枠体(1)
において、閉断面を形成する上下枠(1a)(1b)に
外部に連通する開口縁(C)を、一体に成形される防漏
性または電気絶縁性の合成ゴム等の弾性縁片(15)に
より密閉自在とするドレーン(3)等を付設すると共
に、上記上下に並設される枠体(1)を構成する上下枠
(1a)(1b)に付設される中空体としての横ドレー
ン(3)等を利用して自走可能となる清掃装置本体
(A’)を取り付けた上で、上記下枠(1b)内に配設
される横ドレーン(3)内に外部より導入する洗浄水
(W)を、清掃装置本体内(A’)に取り付けられ、図
11及び図12において示すように、ギアモーター
(M)の駆動により回動する駆動軸(82)に装着され
るベベルギア(30b)と、先端にブラシ(72)を保
持するブラシホルダー(57)を保持してなる旋回軸
(87)後端のプーリー(86)と結合する回転板(8
4)に軸着されるベベルギア(30a)とを噛合させる
ことで、ワイパー(71)及び上下動作を行うブラシ
(72)等の清掃器具(24)が当接する窓ガラス
(G)に対して、清掃装置本体(A’)内の、上枠(1
a)の横中空体(3′)内を通じて引入される導電体で
あるリード線(52)より回転するギアモーターポンプ
(Mp)により駆動する給水ポンプ(65)により下横
枠(1b)内に突出する取水管(63)を通じて給水管
(47)を介し噴射しつつ再び下枠(1b)の上部フラ
ンジによる排水ドレーン(14)を介して下枠(1b)
内に付設される横ドレーン(3)内に回収し、再使用す
ることにより窓ガラス(G)の清掃を行ってなるもので
ある。
【0011】なお、図5及び図6に示すものは、この発
明の第1実施例において、ビルディング等の外壁に対し
て上下に並設されると共に、窓ガラス(G)を上下方向
から保持するために使用される枠体(1)を構成する上
下枠(1a)(1b)の要部拡大断面斜視図であり、こ
の枠体(1)を構成する上下枠(1a)(1b)は、閉
断面を形成する上下枠(1a)(1b)に外部に連通す
る開口縁(C)内に合成ゴム等の弾性縁片(15)によ
り密閉自在とする合成ゴム等の弾性材よりなる中空体を
収容し、その一方の中空体の内底部に取水管(63)に
よる循環させる洗浄水(W)中に含まれる沈澱物の吸引
を防止する突条(17)を有する横ドレーン(3)を付
設すると共に、前方に向かって突設する上下の水平フラ
ンジ(7)(7’)のうち、上部水平フランジ(7)に
おいて一体となるガラス溝(11)内において内ガスケ
ット(9)により固持される窓ガラス(G′)の下端縁
に沿って排水路である排水ドレーン(14)を、一方下
部水平フランジ(7’)においては、下部水平フランジ
(7’)と一体となる下向ガラス溝(5)により内ガス
ケット(18)と共に窓ガラス(G′)を保持した上、
清掃装置本体(A’)内に内蔵され、上部自走装置(2
5)及び下部自走装置(26)から構成される自走装置
に噛合するラックギア(6)を配設してなるものであ
る。
【0012】また、図8及び図9は清掃装置本体内
(A’)に内蔵される自走装置を構成する上部自走装置
(25)及び下部自走装置(26)を示す要部拡大斜視
図であり、図8に示す上部自走装置(25)は、上枠
(1a)内に付設される中空体(3′)内に清掃装置本
体(A’)内に内蔵されるギアモーター(Mp)により
駆動する駆動軸(91)の駆動力を上部自走装置(2
5)を構成する駆動軸(32)に対してベベルギア(3
0a)とベベルギア(30b)との噛合を介して、上枠
(1a)の下部水平フランジ(7’)に配設されるラッ
クギア(6)に噛合するプーリーギア(33)に伝達
し、この上枠(1a)の下部水平フランジ(7’)に配
設されるラックギア(6)に噛合するプーリーギア(3
3)の回転によって、清掃装置本体(A’)に保持され
るガイドプーリー(38)を下部水平フランジ(7’)
の顎(21)に当接させて案内させつつ、上記上枠(1
a)の下部水平フランジ(7’)に一体となって載置さ
れる車輪(36)(37)及び上枠(1a)内に付設さ
れる中空体(3′)内に内装されるガイドプーリー(3
9)を回動させてなるものであり、一方図9に示す下部
自走装置(26)は、清掃装置本体(A’)内に内蔵さ
れる図11のギアモーター(M)により駆動される駆動
軸(28)の駆動力を、上記上部自走装置(25)を構
成する駆動軸(32)を経由してベベルギア(30a)
(30b)間の噛合を一定に維持するため、伸縮自在と
なるカップリング(35b)と一体となるベベルギア
(30a)とベベルギア(30b)との噛合を介して、
下枠(1b)の下部水平フランジ(7’)に配設される
ラックギア(6)に噛合するプーリーギア(33)に伝
達し、この下枠(1b)の下部水平フランジ(7’)に
配設されるラックギア(6)に噛合するプーリーギア
(33)の回転によって、清掃装置本体(A’)に保持
されるガイドプーリー(38)を下部水平フランジ
(7’)の顎(21)に当接させて案内させつつ、上記
下横枠(1b)の下部水平フランジ(7’)に一体とな
って載置される車輪(36)(37)及び上枠(1a)
内に付設される中空体(3′)内に内装されるガイドプ
ーリー(39)を回動させてなるものであり、図8及び
図9に示す上下部自走装置(25)(26)により、上
枠(1a)と下枠(1b)との間隔が多少ずれても、駆
動軸(28)に連接されるカップリング(35a)(3
5b)により調整しつつ清掃装置本体(A’)を左右方
向いずれにも自走可能としてなるものである。
【0013】更に、図10に示すものは、上述した清掃
装置本体(A’)内に内蔵される自走装置を構成する下
部自走装置(25)の変形例であって、窓ガラス(G)
を清掃するに当たって、窓ガラス(G)に対して洗浄水
(W)を噴射する際に、清掃装置本体(A’)内に内蔵
されるギアモーター(Mp)により駆動されるギアポン
プ(65)により横ドレーン(3)内の洗浄水(W)を
吸引してなるものを、清掃装置本体(A’)の下部自走
装置(26)を構成するガイドプーリー(39)を内装
してなる下枠(1b)に付設される横ドレーン(3)内
に、洗浄水(W)の供給源に直接連接する給水管(14
1)を挿通させ、清掃装置本体(A’)の走行に合わせ
て上記給水管(141)を繰り出し、清掃装置本体
(A’)のギアポンプ(65)の吸引に伴って洗浄水
(W)の供給を円滑に行えるようにしてなるものであ
る。
【0014】この発明の第1実施例は以上の構成を具え
るものであるから、ビルディング外壁の窓ガラス(G)
を、上記ビルディング外壁自動清掃装置(A)により清
掃するに当たっては、作業者がビルディング内部或は外
部より遠隔操作を行うことにより、この発明の第1実施
例であるビルディング外壁自動清掃装置に対して通電を
行い、清掃装置本体(A’)内に内蔵されるギアモータ
ー(M)が作動するので、まず清掃装置本体(A’)を
ビルディング外壁に上下に並設される枠体(1)を構成
する上枠(1a)及び下枠(1b)に対して自走可能な
ように取り付けられてなる自走装置、すなわち上部自走
装置(25)及び下部自走装置(26)は、上記ギアモ
ーター(M)の駆動力を駆動軸(82)(32)(2
8)を介して、上下枠(1a))(1b)の前方に突設
される下部水平フランジ(7’)上に配設されるラック
ギア(6)に対して噛合するプーリーギア(33)に伝
達されることとなり、このギアモーター(M)の駆動力
の伝達に伴って、下部水平フランジ(7’)の外表面の
顎(25)によりガイドプーリー(38)を案内しつ
つ、上記上下枠(1a)(1b)において付設される中
空体(3′)内に内装される車輪(36)(37)が回
転し左右方向に自走するものである。また、操作電源コ
ードと電気的リレーシステムに接続し、電気タイマース
イッチを組込んでおけば、通行人の多い道路に面するビ
ルディンクグの清掃は、深夜に無人清掃操作が可能で、
洗浄水の飛散落下によるトラブルを防止できるものであ
る。
【0015】このとき、枠体(1)を構成する上下枠
(1a)(1b)に自走可能なように取り付けられる清
掃装置本体(A’)内に内蔵されるワイパー(71)及
びブラシ(72)等から構成される清掃器具(24)に
おいては、同様に清掃装置本体(A’)内に内蔵される
ギアモーター(Mp)により駆動されるギアモーターポ
ンプ(Mp)により下枠(1b)内に付設された横ドレ
ーン(3)内から洗浄水(W)を上記横ドーレン(3)
において弾性縁片(15)より密閉自在となる開口縁よ
りその内部に引き入れられる取水管(63)を通じて吸
引すると共に、この洗浄水(W)の圧力を高めて窓ガラ
ス(G)に対して噴射しつつ、ギアモーター(M)に連
結される駆動軸(82)に装着されるベベルギア(30
b)及びこのベベルギア(30b)に対して噛合するベ
ベルギア(30a)を軸着する旋回軸(87)によりブ
ラシホルダー(57)に保持されるブラシ(72)を上
下動させて、窓ガラス(G)の表面のゴミを噴射した洗
浄水(W)と共に掻き落としつつワイパーホルダー(5
6)に保持されるワイパー(71)により水気を切り洗
浄してなるものであり、この清掃の際発生する使用後の
洗浄水(W)は、窓ガラス(G)の表面を通じて下方に
向けて流下するものであり、窓ガラス(G)の下端縁に
おいて窓ガラス(G)の表面に沿って下枠(1b)の上
部水平フランジ(7)と一体となって窓ガラス(G)を
保持するガラス溝(11)に形成される排水路としての
排水ドレーン(14)により再び下枠(1b)内に付設
される横ドレーン(3)内に回収され、横ドレーン
(3)内の突条(17)により沈澱物を確実に分離し、
再使用に供する洗浄水(W)としてなるものである。
【0016】なお、図13、図14に示すものは、この
発明の第1実施例である横枠体用のビルディング外壁自
動清掃装置(A)の変形例であり、通常一段の窓ガラス
(G)に対して使用されるものを、二段以上の複数の窓
ガラス(G)(G’)に対して使用することができるも
のとした場合であり、清掃装置本体(A’)自体は、上
下枠(1a)(1b)において自走可能なように取り付
けられているが、清掃すべき窓ガラス(G)(G’)の
面積が拡大しているため、その拡大した窓ガラス
(G’)の面積に対応してワイパー(71)及びブラシ
(72)等から構成される清掃器具が複数内蔵され、上
記複数化されるワイパー(71)及びブラシ(72)等
から構成される清掃器具(24)に対応して、下枠(1
b)内に付設される横ドレーン(3)内の洗浄水(W)
を吸引し、窓ガラス(G’)に噴射してなるギアモータ
ーポンプ(Mp)及び噴射ノズル(46)が増設される
と共に、窓ガラス(G’)の表面に当接するブラシ(7
2)等から構成される清掃器具は、上部の窓ガラス
(G)の表面に対して当接し、上下動作を行うブラシ
(72)と連動するように連動杆(105)により一体
に連結してなるものであり、これによりビルディング外
壁の複数段の窓ガラス(G)(G’)に対して一度に清
掃作業が行うことができるようになるので、清掃作業自
体を一段と迅速に行うことができるものである。更に、
窓ガラス(G’)をプレキャストコンクリート又は一般
的コンクリート壁のタイル等の仕上表面と見なせば図2
に示されるように窓ガラス(G)と共に壁面をも同時に
清掃を行うことができるものである。
【0017】その上、図15において示されるものは、
清掃装置本体(A’)内に内蔵されるワイパー(71)
及びブラシ(72)等から構成される清掃器具(24)
における変形例であり、上記清掃器具(24)を構成す
るワイパー(71)及びブラシ(72)を保持するワイ
パーホルダー(56)及びブラシホルダー(57)の後
背において伸縮自在となる板バネ(69)を配置してな
るものであり、このため窓ガラス(G)(G’)間にお
いてその側端縁を保持し、方立(110)と一体となる
方立カバー(111)が突出して段差が生じていても、
清掃器具(24)を構成するワイパー(71)及びブラ
シ(72)は、このワイパー(71)及びブラシ(7
2)を保持してなるワイパーホルダー(56)及びブラ
シホルダー(57)の後背に配置する板バネ(69)
が、その突出する方立カバー(111)の段差の形状に
合わせて伸縮するものとなるので、清掃器具(24)を
構成するワイパー(71)及びブラシ(72)等が上記
方立カバ−(111)による段差に係止することなく乗
り越えることができ、常に一定の当接力をもって窓ガラ
ス(G)(G’)等の表面に当接し、清掃することがで
きるようになるものである。
【0018】また、図16、図17及び図18は、この
発明の第1実施例において、清掃装置本体(A’)を自
走自在に取り付けてなる枠体(1)を構成する上下枠
(1a)(1b)のうち、清掃作業に際して窓ガラス等
に噴射する洗浄水(W)を貯溜してなる下枠(1b)内
に付設される横ドレーン(3)に対して、上記洗浄水
(W)を供給或は排水する構造を示したものであり、図
16においては、下枠(1b)内に付設される中空体で
ある(3)に対する洗浄水(W)の供給構造を示すもの
である。すなわち、下枠(1b)内に貯溜される洗浄水
(W)は、下枠(1b)の適宜箇所において、導水管
(116)に連接する取水口(115)より、電磁給水
器(112)内のチャンバーに誘導されると共に、リー
ド線(125)からの電磁給水器(112)を構成する
電磁コイル(124)への通電により、その先端で下部
チャンバーへ連通する微小口(121)をコイルスプリ
ング(123)の伸張力により閉塞自在とし、電磁コイ
ル(124)内にコイルスプリング(123)と共に内
装される鉄芯(122)を励磁させて上昇させることに
よって、取水口(115)を通して上部チェンバー内に
誘導された洗浄水(W)を、上記鉄芯(122)の先端
により閉塞されていた微小口(121)を通じてその水
圧をもって下部チェンバー及び、ジョイント管(11
9)に連接するL型導水管(118)を介して、下枠
(1b)内に付設される横ドレーン(3)内に迅速に供
給してなるものである。更に、図17及び図18におい
て示されるものは、下枠(1b)内に付設される中空体
である横ドレーン(3)内に貯溜する洗浄水(W)の排
水構造を示すものであり、下枠(1b)内に貯溜される
洗浄水(W)は、下枠(1b)の適宜箇所において電磁
排水器(137)を構成するバルブ(134)によって
排水管(139)に連通する排水槽(132)の排水口
(135)を閉塞自在としているものである。すなわ
ち、排水管(139)に連通する排水槽(132)の排
水口(135)を閉塞自在としているバルブ(134)
は、シャフト(134a)を介してソレノイド(137
b)内に挿通し、コイルスプリング(138)を外装す
る鉄芯(137a)と一体となっているものであり、通
常時、排水槽(132)の排水口(135)を閉塞する
バルブ(134)は、このバルブ(134)と一体とな
る鉄芯(137a)に対して外装されるコイルスプリン
グ(138)の伸張力によりシャフト(134a)を介
して上昇するものとなるので排水槽(132)の排水口
(135)は常に開放されるものとなり、下枠(1b)
内の中空体である横ドレーン(3)内に貯溜する洗浄水
(W)は排水管(139)を通じて外部に排出されるも
のである。しかし、清掃作業時においては、リード線
(137c)を通じてソレノイド(137b)に対して
通電を行うことにより、ソレノイド(137b)内に挿
通する鉄芯(137a)が励磁されると共に、下方に向
けて移動するものなるので、シャフト(134a)を介
して一体となるバルブ(134)は排水槽(132)の
排水口(135)に密嵌し、上記排水口(135)を確
実に閉塞し、下枠(1b)内に付設される中空体として
の横ドレーン(3)内に供給される洗浄水(W)を貯溜
することができるものである。
【0019】このとき、排水槽(132)の上部には、
この排水槽(132)と一体に連通する水槽(126
a)が配設されており、この水槽(126a)内におい
ては、先端に開閉自在となるアーマチュアー(130
a)(130b)を配置してなるリード線(127)を
内包するシリンダー(129)に対して磁気フロート
(128)が挿通、保持されており、注水開始時におい
ては、水槽(126a)内においては、洗浄水(W)が
存在しないので磁気フロート(128)は水槽(126
a)底部に落下しており、磁気フロート(128)が挿
通するシリンダー(129)内のアーマチュアー(13
0a)(130b)は接触し、通電可能となるため、給
水電磁バルブ(112)と直列に結線されるリード線
(127)に対して通電を行うことにより、下枠(1
b)内に付設される横ドレーン(3)内に注水が行われ
るものとなる。そして、下枠(1b)内に付設される横
ドレーン(3)内に注水が進むにしたがって、この排水
槽(132)と一体に連通する水槽(126a)におい
て洗浄水(W)の水位が上昇して、この洗浄水(W)の
水位の上昇に伴って水槽(126a)内の磁気フロート
(128)も上昇し、一定の高さまで上昇すると磁気フ
ロート(128)が挿通するシリンダー(129)内の
アーマチュアー(130a)(130b)が、磁気フロ
ート(128)の磁力の範囲外となって開放されるもの
となるので、給水電磁バルブ(112)と直列に結線さ
れるリード線(127)の通電が不能となり、注水は横
ドーレン(3)内への洗浄水(W)の注水を停止するも
のとなる。なお、清掃作業終了後は、リード線(137
c)によるソレノイド(137b)に対する通電を中止
することにより、ソレノイド(137b)の励磁により
下方に向けて押勢されていた鉄芯(137a)はソレノ
イド(137b)からの励磁は受けなくなり、コイルス
プリング(138)の伸張力によって上昇するものなる
ので、鉄芯(137a)とシャフト(134a)を介し
て一体となるバルブ(134)も上昇して、排水槽(1
32)の排水口(135)は開放され、横ドレーン
(3)内に貯溜される洗浄水(W)は、上記排水槽(1
32)の排水口(135)を介して排水管(139)に
排出されるものとなる。
【0020】一方、図19に示すものは、この発明の第
2実施例である竪枠用のビルディング外壁自動清掃装置
(B)であり、この竪枠用のビルディング外壁自動清掃
装置(B)は、ビルディングの外壁において窓ガラスを
固定保持するために左右に並設される方立、サッシ竪枠
を包含する左右竪枠(142a)(142b)から構成
される一組の竪枠(142)と、この左右竪枠(142
a)(142b)から構成される一組の竪枠(142)
に対して、上下方向に案内されつつ自走可能となるよう
に取り付けられてなる清掃装置本体(B’)(図20を
参照)から構成されるものである。
【0021】すなわち、ビルディングの外壁において窓
ガラス(G)を固定保持するために左右に並設される竪
枠(142a)(142b)から構成される一組の竪枠
(142)において、この竪枠(142)を構成し閉断
面を形成する竪枠(142a)(142b)に外部に連
通する開口縁(144a)を有する電気絶縁性又は防漏
性の材料である例えば合成ゴム、シリコンゴム等の弾性
材よりなる中空体である竪ドレーン(144)を付設す
ると共に、この左右竪枠(142a)(142b)から
構成される一組の竪枠(142)に対して清掃装置本体
(B’)内に内蔵する駆動機構により駆動する車輪(1
49)を、竪枠(142)の竪ドレーン(144)内に
内装し、更に、同様に清掃装置本体(B’)内に内蔵す
る駆動機構により駆動する駆動軸(28)(32)に対
して軸着されるプーリギアー(33)を案内溝(15
2)内のラックベルト(151)に対して噛合させつつ
回転させることにより、上記竪ドレーン(144)に案
内されつつ上下方向に自走可能とすると共に、上記枠体
(142)を構成する左右いずれか一方の竪枠(142
a)(142b)内に付設された竪ドレーン(144)
内に挿通する給水ホース(166)からの洗浄水(W)
を、清掃装置本体(B’)内に取り付けられるワイパー
(71)及び左右動作を行うブラシ(72)等の清掃器
具(24)が当接する窓ガラス(G)に対して、清掃装
置本体(B’)内のギアモーター(Mp)により駆動さ
れるギアポンプ(65)によって、給水ホース(16
3)、及び、ノズル(164)を介してワイパーホルダ
ー(56)、ブラシホルダー(57)の切除部噴射口
(165)より噴射して清掃を行っているものである。
【0022】なお、この発明の第2実施例である竪枠用
のビルディング外壁自動清掃装置(B)を構成する清掃
装置本体(B’)に対して供給される洗浄水(W)は、
図21に示すように竪枠(142)を構成する左右いず
れか一方の竪枠(142a)(142b)内に付設され
た中空体すなわち竪ドレーン(144)内において、清
掃装置本体(B’)の上下方向への移動に合わせて伸
張、収縮自在に挿通される給水ホース(166)及びこ
の給水ホース(166)と一体に連結されてなる導水管
(159)並びにスリーブ管(162)を介して連通す
る給水ホース(163)に連設保持される複数のノズル
(164)より、ワイパーホルダー(56)、ブラシホ
ルダー(57)の切除部噴射口(165)より窓ガラス
(G)の表面に噴射されてなるものでありまた、清掃装
置本体(B’)内に内蔵されるワイパー(71)及びブ
ラシ(72)からなる清掃器具(24)は、図22及び
図23に示すように、清掃装置本体(B’)内に内蔵さ
れるギアモーター(M)により駆動する駆動軸(82)
と、この駆動軸(82)に対して軸着される複数のギア
により、ノズル(164)より洗浄水(W)を高圧で窓
ガラス(G)に噴射しつつブラシ(72)を左右動させ
て窓ガラス(G)の表面の汚れを掻き落としつつワイパ
ー(71)により洗浄水(W)共々拭いきることにより
清掃を行ってなるものである。
【0023】この発明の第2実施例は以上の構成を具え
るものであるので、ビルディング外壁の窓ガラス(G)
を清掃するに当たっては、清掃作業者が清掃装置本体
(B’)内のギアモーター(M)に対して一方の竪枠
(方立を含む)内の中空体に収容される導電体すなわち
電源コード(156)及びリード線(156c)を通じ
て通電を行うことにより、ギアモーター(M)が駆動す
ることとなると共に、このギアモーター(M)の駆動力
はギアモーター(M)と同軸上の駆動軸(28)(3
2)を介して、左右の竪枠(142a)(142b)内
に付設される竪ドレーン(144)内に内装されるガイ
ド車輪(149)及び左右のラックベルト(151)に
対して噛合するプーリーギア(33)に回転力として伝
達されるものとなるので、清掃装置本体(B’)は上下
方向に対して自走可能となるものである。
【0024】このとき、ギアモーター(M)の駆動にと
もなって、まず清掃装置本体(B’)内に内蔵されるギ
アモーターポンプ(Mp)が作動することとなるので、
清掃に際して窓ガラス(G)に高圧で噴射される洗浄水
(W)は、左右一組の竪枠(142)を構成する左右い
ずれか一方の竪枠(142a)(142b)内に付設さ
れた竪ドレーン(144)内において、清掃装置本体
(B’)の上下方向への移動に合わせて伸張、収縮自在
に挿通される給水ホース(166)及びこの給水ホース
(166)と一体に連結されてなる導水管(159)並
びにスリーブ管(162)を介して連通する給水ホース
(163)を介して、清掃装置本体(B’)内に誘導さ
れ、給水ホース(163)にに接続されると共に清掃本
体装置(B’)に固定される複数のノズル(164)よ
りワイパーホルダー(56)とブラシホルダー(57)
の切除部噴射口(165)より窓ガラス(G)の表面に
噴射されるものとなると同時に、上記清掃装置本体
(B’)内に内蔵されるギアモ−タ(M)の作動によ
り、ブラシ(72)を左右動させて窓ガラス(G)の表
面の汚れを掻き落としつつワイパー(71)により洗浄
水(W)共々拭いきるものとなるので、窓ガラス(G)
の清掃を迅速かつ確実に行うことができるものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上のとおり、ビルディングの外壁にお
いて、その内部に横或は縦方向に中空体を付設してなる
上下あるいは左右枠一組としてなる枠体を配設すると共
に、この上下あるいは左右一組の枠としてなる枠体を構
成する上下或は左右枠に連続して付設される長尺の中空
体を利用することにより左右或は上下に自走可能となる
清掃装置本体を取り付け、更に上記中空体のドレ−ンを
介して清掃に必要とされる洗浄水を供給又は回収しつつ
清掃を行えるようにすることで、ビルディング外壁等の
窓ガラスの清掃作業者の安全を確保する一方で、ビルデ
ィング内部のプライバシーを十分に保護しつつ、その清
掃作業を迅速かつ確実に行うことができる優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の清掃装置本体をビルディング外壁に
取り付けた状態を示す。
【図2】図1と同様の装置を異なる外壁に取り付けた状
態である。
【図3】図1、図2と同様に異なる外観の建物外壁に取
れ付けた状態を示す。
【図4】清掃装置本体が上下方向に移動する外観図を示
す。
【図5】この発明の実施例に上下枠を示す斜視図であ
る。
【図6】図5における中空体(横ドレ−ン)を示す斜視
図である。
【図7】この発明の第1実施例の縦断側面図である。
【図8】図7の上枠に装着される清掃装置本体の上方部
分斜視図である。
【図9】図7の下枠に装着される清掃装置本体の下方部
分斜視図である。
【図10】清掃装置本体における下部自走装置の変形例
を示すものである。
【図11】清掃装置本体における自走装置の水平断面図
である。
【図12】清掃装置本体における自走装置の中央部分の
縦断面図である。
【図13】第1実施例の変形例を示す縦断側面図であ
る。
【図14】清掃装置本体におけるワイパーとブラシを示
す部分断面図である。
【図15】清掃装置本体におけるワイパーとブラシの取
り付け部の変形を示す横断面図である。
【図16】横ドレ−ン部の給水構造を示す縦断側面図で
ある。
【図17】横ドレーン部の排水構造を示す縦断面図であ
る。
【図18】図17のフロートスイッチ部分の上面図であ
る。
【図19】第2実施例の横断面図である。
【図20】図19の要部斜視図である。
【図21】図19のワイパー、ブラシ、及び給水装置の
要部斜視図である。
【図22】第2実施例における自走装置の横断面図であ
る。
【図23】第2実施例におけるワイパー、ブラシの部分
平面図である。
【符号の説明】
1 枠体 1a、1b サッシ枠 2 アルミチャンネル 3 横ドレ−ン 3′ 中空体 5 下向ガラス溝 6 ラックギア 7 水平フランジ 8 上ガスケット 9 内ガスケット 10 グレージングドレ−ン 11 ガラス溝 13 矢尻 14 排水路(排水ドレ−ン) 15 弾性片 18 内ガスケット 20 チャンネル 21 顎 22 フープ 25 上部自走装置 25a ヘッド 26 下部自走装置 26a ヘッド 27 ケ−ス 28、32 駆動軸 29 ギヤケ−ス 30a、b ベベルギヤ 31 軸受 33 プーリーギヤ 35a、35b カップリング 36、37 車輪 38、39 ガイドプーリー 40 ボックス型ケ−ス 41 ボックス型支柱 42 シリンダー 43 コイルスプリング 45 ソケット 46 ノズル 47 給水管 51 ガイドチャンネル52、52a、52b リード
線 53 リミットスイッチ 56 ワイパーホルダー 57 ブラシホルダ− 59 導水管 60 ギヤケ−ス 63 取水管 64 配管チャンネル 65 ギヤポンプ 67 アングルガイド 68 支持アングル 69 板バネ 71 ワイパー 72 ブラシ 80 遊星ギヤー 77 内歯 78、81、84、90、96 回転板 83 太陽ギヤー 82 駆動軸 86 プーリー 87 旋回軸 89 軸受 92 ローター 93 電磁クラックコイル 94 ライニング 95 アーマチュア 103 取付孔 104 キャップ 105 連動杆 106 長孔 107 軸孔 108 バックマリオン 109 接着シ−ル 110 方立 111 方立カバ− 112 電磁給水管 113 フランジ 115 取水口 116 導水管 117 給水口 118 L型導水管 119 ジョイント管 121 微小口 122 鉄芯 123 コイルスプリング 124 電磁コイル 125、127、137c リード線 126 フロートスイッチ 126a 水槽 128 磁気フロート 129 シリンダー 130a、130b アーマチュア 131 密閉シリンダー 132 排水槽 134 バルブ 135 排水口 136 L型排水管 137 電磁排水機 138 コイルスプリング 139 排水管 142、142a、142b 竪枠 143 突条 144 竪ドレーン 145 ガラス溝 146 内ガスケット 147 押縁 148 外ガスケット 149 ガイド車輪 151 ラックベルト 152 案内溝 153 アイドルプーリー 154 ソケット 156 電源コード 157 プラグ 158 ガイドチャンネル 159 導水管 160 接続スリーブ 162 スリーブ管 163 給水管 164 ノズル 165 噴射口 166 給水ホース 169 中間方立

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルディング外壁を構成するサッシ上下
    枠内に横方向に連続して長尺の防漏性または電気絶縁性
    の中空体を収容し、それら中空体の一方には導電体を通
    し、他方はドレ−ンを形成し、このサッシ枠の上記導電
    体より電気を導き、外壁に沿い横方向に自走するととも
    に、ドレ−ンより洗浄水の供給を受けて、上記外壁の壁
    面を清掃する清掃装置本体を設け、この清掃装置本体に
    よる清掃後の洗浄水をドレ−ンに排水するビルディング
    外壁の自動清掃方法。
  2. 【請求項2】 ビルディング外壁を構成するサッシ竪枠
    または方立内に縦方向に連続して長尺の防漏性または電
    気絶縁性の中空体を収容し、それら中空体の一方には導
    電体を通し、他方はドレ−ンを形成し、このサッシ竪枠
    または方立内の上記導電体より電気を導き、外壁に沿い
    縦方向に自走するとともに、ドレ−ンより洗浄水の供給
    を受けて、上記壁面を清掃する清掃装置本体を設け、こ
    の清掃装置本体による清掃後の洗浄水をドレ−ンに排水
    するビルディング外壁の自動清掃方法。
  3. 【請求項3】 内部にビルディング壁面に沿い自走する
    ための走行体、この走行体を駆動するモ−タとドレ−ン
    より洗浄水を噴射ノズルを経て壁面に向け噴射するポン
    プを内蔵し、ドレ−ンに向け清掃後の洗浄水を排水する
    排水路を設けてなる清掃装置本体。
  4. 【請求項4】 清掃装置本体を壁面に沿い案内して走行
    させる案内路を具え、サッシの上下枠もしくは竪枠ある
    いは方立の内部に絶縁性または防漏性中空体を収容し、
    一方の中空体には導電体を、他方はドレ−ンを形成して
    なるサッシ枠、方立を含むビルディング外壁体。
  5. 【請求項5】壁面に向け摺接するブラシとワイパーを具
    え、上記ブラシとワイパーを支承するホルダ−は、壁面
    に向け端縁を弾性をもって当接させてなる請求項3の清
    掃装置本体。
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