JPH08322763A - ガラス窓清掃装置 - Google Patents

ガラス窓清掃装置

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Publication number
JPH08322763A
JPH08322763A JP13514795A JP13514795A JPH08322763A JP H08322763 A JPH08322763 A JP H08322763A JP 13514795 A JP13514795 A JP 13514795A JP 13514795 A JP13514795 A JP 13514795A JP H08322763 A JPH08322763 A JP H08322763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning device
glass window
cleaning
main body
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP13514795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Ono
光夫 大野
Seisuke Hozumi
清介 穂積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd filed Critical Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
Priority to JP13514795A priority Critical patent/JPH08322763A/ja
Publication of JPH08322763A publication Critical patent/JPH08322763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のビル等のガラス窓を容易且つ安全にし
かも確実に清掃することができ、しかもガラス窓が傾斜
或いは湾曲している天井部を有するような建造物のガラ
ス窓も好適に清掃できようにする。 【構成】 清掃装置本体1と、端部が係止されたワイヤ
ロープ4を巻き込んで清掃装置本体1を昇降し得るよう
清掃装置本体1に備えたウィンチ5と、清掃装置本体1
をガラス窓6に沿ってウィンチ5の巻込み巻出し方向に
移動させるよう配置したローラ7と、清掃装置本体1を
ガラス窓6に吸着固定するよう吸引ファン8に接続して
配置したバキュームカップ9と、清掃装置本体1の移動
方向一側に出没可能に備えた前後スライド台10と、前
後スライド台10に左右方向にスライド可能に支持して
ガラス窓6の清掃を行う掃除装置11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓枠によって支持され
た凹凸を有しており、且つ高所に設置されたガラス窓の
清掃を好適に行うことができるガラス窓清掃装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス窓の清掃は、もっぱら人手
に頼っており、高いビルのガラス窓の清掃においても、
ビル頂部に備えられたクレーン等からロープによりゴン
ドラを吊り下げたり、或いは作業員を直接吊り降ろして
手作業にて清掃を行うようにしている。
【0003】このようなビル等のガラス窓の清掃作業
は、高所作業となるために危険を伴う問題があり、従っ
て以前から人手によらない清掃技術の確立が要求されて
いた。
【0004】このような要求に答えるために、近年で
は、ビルの建造時に、ガラス窓清掃装置を走行させるこ
とができるようにしたレールを、ビルの外側の窓枠に沿
って予め設置しておき、清掃を行う際には、前記レール
に沿ってガラス窓清掃装置をクレーン或いは自走によっ
て昇降させて遠隔で清掃を行うことが試みられるように
なってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した方式
のガラス窓清掃装置は、ビル等の外側に予めガラス窓清
掃装置を走行させるためのレールを設置しておく必要が
あり、このレールは窓枠の間隔ごとに設ける必要がある
ために構造が複雑となって設備費が大幅に嵩む問題があ
ると共に、ガラス窓の大きさや形状が変ってしまうと適
用ができなくなってしまう場合があり、また前記レール
が常にビル等の外側に突出しているのは外観上好ましく
ないばかりか、防犯上等においても問題を有していた。
【0006】また、前記したレールを備えていない既設
のビル等に対しては、全く適用することができないとい
う問題を有している。
【0007】本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、既存のビル等のガラス窓を容易且つ安全にしかも確
実に清掃することができ、しかもガラス窓が傾斜或いは
湾曲している天井部を有するような建造物の場合にも、
好適に清掃することができるガラス窓清掃装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス窓清掃装
置は、清掃装置本体と、端部が係止されたワイヤロープ
を巻き込んで前記清掃装置本体を昇降し得るよう前記清
掃装置本体に備えたウィンチと、清掃装置本体をガラス
窓に沿って前記ウィンチの巻込み巻出し方向に移動させ
るよう配置したローラと、前記清掃装置本体をガラス窓
に吸着固定するよう吸引ファンに接続して配置したバキ
ュームカップと、前記清掃装置本体の移動方向一側に出
没可能に備えた前後スライド台と、該前後スライド台に
左右方向にスライド可能に支持してガラス窓の清掃を行
う掃除装置と、を備えたことを特徴としている。
【0009】また、ローラの回転を駆動する走行駆動装
置が清掃装置本体に備えてあることを特徴としている。
【0010】また、ローラが移動方向を変更可能な首振
り機構に支持されていることを特徴としている。
【0011】また、バキュームカップがローラに対して
出没可能に且つ傾動可能に清掃装置本体に備えられ、更
にバキュームカップが前後窓枠を乗り越えるための斜面
を有した案内体を移動方向前後位置に備えていることを
特徴としている。
【0012】また、ウィンチに巻き込まれるワイヤロー
プを案内するためのロープガイドが清掃装置本体に前後
に回動可能に取付けられていることを特徴としている。
【0013】また、清掃装置本体の側部に、ガラス窓の
左右窓枠に当接して清掃装置本体の移動方向を案内する
サイドローラが備えてあることを特徴としている。
【0014】また、サイドローラが移動方向を変更可能
な首振り機構に支持されていることを特徴としている。
【0015】また、掃除装置が、前後スライド台に取付
けた左右移動部と、該左右移動部に上下移動可能に備え
られたアームと、該アームの先端に回動可能に備えられ
た掃除部とを備えていることを特徴としている。
【0016】また、アームが回動して掃除部を上下動さ
せるようにしてあることを特徴としている。
【0017】また、掃除装置が、ガラス窓に当接するシ
ール材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部内に配
設されてガラス窓に当接する掻き取り材と、前記箱型シ
ール部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シー
ル部の四隅部に備えた吸液口とからなる掃除部を備えて
いることを特徴としている。
【0018】また、給液部が、スプレーノズルであるこ
とを特徴としている。
【0019】また、給液部が、ローラ状の塗布具である
ことを特徴としている。
【0020】また、掃除装置が、ガラス窓に当接するシ
ール材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部の4隅
に配置されてガラス窓に鉛直な軸を中心に回転する小径
の掃除ブラシと、該掃除ブラシ相互間に配置した掻き取
り材と、箱型シール部の中央部に配置されてガラス窓に
鉛直な軸を中心に回転する大径掃除ブラシと、前記箱型
シール部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シ
ール部の四隅部に備えた吸液口とからなる掃除部を備え
ていることを特徴としている。
【0021】
【作用】本発明の第1の手段では、バキュームカップに
より清掃装置本体がガラス窓に吸着され、端部が上部に
係止されたワイヤロープをウィンチによって巻き込み、
巻き出しすることにより、ローラがガラス窓を走行する
ように清掃装置本体が昇降し、清掃装置本体の移動方向
一側に備えた前後スライド台を張り出した状態で前後ス
ライド台に備えた掃除装置を左右方向にスライドさせる
ことにより清掃を行い、続いて前後スライド台を引き込
めた後前記と同様に掃除装置を左右方向にスライドさせ
てガラス窓の清掃を行い、続いて清掃装置本体を後退す
る方向に移動させた後、前記の操作を繰返すことによ
り、清掃装置本体を後退させながらガラス窓の清掃を遠
隔操作により連続的に行う。
【0022】また、ローラの回転を駆動する走行駆動装
置を備えることにより、天井部に湾曲したガラス窓を備
えている建造物の清掃を行う場合に、前記ワイヤロープ
による駆動力がなくなっても自力で清掃装置本体を走行
させることができる。
【0023】また、ローラが移動方向を変更可能な首振
り機構に支持されていることにより、ガラス窓が走行方
向に対して左右の方向に傾斜している場合にも、清掃装
置本体がガラス窓の傾斜に影響されないで常に直線的に
走行できるように走行方向を制御することができる。
【0024】また、バキュームカップがローラに対して
出没可能に清掃装置本体に備えられており且つバキュー
ムカップが傾動可能に支持されているので、バキューム
カップとガラス窓との間隔を自由に変えてガラス窓に対
する清掃装置本体の吸着を常に確実に行わせるように調
節することができ、更にバキュームカップの移動方向前
後位置に前後窓枠を乗り越えるための斜面を有した案内
体を備えているので、バキュームカップが吸引力を保持
したまま前後窓枠を容易に乗り越えることができる。
【0025】また、ウィンチに巻き込まれるワイヤロー
プを案内するためのロープガイドが清掃装置本体に前後
に回動可能に取付けられているので、清掃装置本体の移
動方向が前方と後方に切り替っても、常に安定してワイ
ヤロープをウィンチに導くことができる。
【0026】また、清掃装置本体の側部に、ガラス窓の
左右窓枠に当接して清掃装置本体の移動方向を案内する
サイドローラを備えているので、清掃装置本体の前後方
向の走行に対して清掃装置本体が左右窓枠からはみ出す
ようなことを防止して安定して直線的に走行させること
ができる。
【0027】また、サイドローラが移動方向を変更可能
な首振り機構に支持されていることにより、ガラス窓が
走行方向に対して左右の方向に傾斜している場合にも、
清掃装置本体がガラス窓の傾斜に影響されないで常に直
線的に走行できるように走行方向を制御することができ
る。
【0028】また、掃除装置が、前後スライド台に取付
けた左右移動部と、該左右移動部に上下移動可能に備え
られたアームと、該アームの先端に回動可能に備えられ
た掃除部とを備えていることにより、湾曲して配置され
たガラス窓に対しても、掃除部を確実にガラス窓に当接
させてガラス窓の清掃を確実に行うことができる。
【0029】また、アームが回動して掃除部を上下動さ
せるようにしてあるので、掃除部をガラス窓に当接させ
るための構成を簡略なものとすることができる。
【0030】また、掃除装置が、ガラス窓に当接するシ
ール材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部内に配
設されてガラス窓に当接する掻き取り材と、前記箱型シ
ール部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シー
ル部の四隅部に備えた吸液口とを備えた掃除部を構成し
ているので、清掃液体を外部に飛散させることがなく、
ガラス窓を良好に清掃することができる。
【0031】また、給液部が、スプレーノズルであるこ
とにより、清掃液体を霧化してガラス窓に均一に吹き付
けて供給することができる。
【0032】また、給液部が、ローラ状の塗布具である
ことにより、清掃液体をローラ状の塗布具によってガラ
ス窓に均一に付着させて供給することができる。
【0033】また、掃除装置が、ガラス窓に当接するシ
ール材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部の4隅
に配置されてガラス窓に鉛直な軸を中心に回転する小径
の掃除ブラシと、該掃除ブラシ相互間に配置した掻き取
り材と、箱型シール部の中央部に配置されてガラス窓に
鉛直な軸を中心に回転する大径掃除ブラシと、前記箱型
シール部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シ
ール部の四隅部に備えた吸液口とからなる掃除部を備え
ていることにより、清掃液体を外部に飛散させることが
なく、しかもガラス窓の激しい汚れに対しても掃除ブラ
シによって良好に清掃することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0035】図1、2、3は、本発明の一実施例を示し
たもので、図中1は矩形形状を有し上下に所要の間隔を
有して一体に組立てられた上下の基板2,3からなる清
掃装置本体であり、該清掃装置本体1には、端部が係止
されたワイヤロープ4を巻き込んで前記清掃装置本体1
を前後方向Aに昇降させるためのウィンチ5と、清掃装
置本体1をガラス窓6に沿って前記ウィンチ5の巻込み
巻出し方向(前後方向A)に移動させるよう4箇所に配
置されたローラ7と、前記清掃装置本体1をガラス窓6
に吸着固定するよう吸引ファン8に接続して配置したバ
キュームカップ9と、前記清掃装置本体1の上側の前後
方向一側(図1、2では前側)に前後A’に出没可能に
備えた前後スライド台10と、該前後スライド台10の
前側に左右方向Bにスライド可能に備えてガラス窓6の
清掃を行う掃除装置11とを備えている。
【0036】前記ウィンチ5は、前記清掃装置本体1の
下部基板3上の略中央に配設されており、また前記上部
基板2における前記ウィンチ5の上側位置には開口12
が形成されており、ウィンチ5の上側にはワイヤロープ
4を案内して前記ウィンチ5に導くためのウィンチ5の
軸と平行な2本の案内ローラ13,13、及び案内ロー
ラ13,13の上側に配置した1本の支えローラ14が
備えてあり、更に前記上部基板2上面における前記ウィ
ンチ5の軸方向両端外側位置には、突設部材15,15
が固設してあり、該突設部材15,15の上端に、略Y
字形状を有したロープガイド16の2股の端部がピン1
7により前後方向Aに回動可能に取付けてあり、一端を
建造物の頂上部等に固定するようにしたワイヤロープ4
の他端を、前記ロープガイド16、支えローラ14及び
案内ローラ13を介して前記ウィンチ5に巻き込むよう
にしている。
【0037】前記ローラ7及びバキュームカップ9は、
図4、5、6に示す構成を有している。即ち、下部基板
3の下側に、軸受18により水平回転が可能な回転板1
9が取付けてあり、該回転板19の下側には、2本のシ
リンダ20,20を介してローラ取付け台21が上下に
位置調節可能に取付けられている。ローラ取付け台21
の下側には、左右方向に延びる軸22を中心に回転する
ローラ7が取付けてあり、更に前記軸22の一端部には
ウォームギヤ23が取付けられており、前記ローラ取付
け台21に取付けたウォーム軸24のウォーム25が噛
合していると共に、前記ウォーム軸24に取付けた傘歯
車26に噛合する傘歯車27を有した走行駆動モータ2
8(走行駆動装置)を配設している。
【0038】更に、前記ローラ取付け台21の下側に
は、前記ローラ7の外周を包囲するように所要の長さで
下方に延び且つ下端が外方に曲げられた折曲げ部29を
有するスカート部30が固設されており、更に該スカー
ト部30の外周には、上端が内側に曲げられた折曲げ部
31を有して上下にスライドが可能で且つ下面にゴムリ
ングからなるゴムシール32を装着した吸着面33を有
する楕円形状のバキュームカップ9が上下移動可能、且
つスカート部30に対して傾動可能に取付けてある。バ
キュームカップ9下面の前後位置には、図6に示すよう
にゴム等が装着された前後の窓枠6aを乗り越えること
ができるようにした斜面34aを備えた案内体34が取
付けられている。
【0039】更に、前記回転板19の外側には、図6に
示すようにアーム35が固定されていると共に、該アー
ム35の端部を押し引きするようにしたシリンダ36が
前記下部基板3に固定されており、前記シリンダ36の
駆動により、前記アーム35、回転板19、ローラ取付
け台21を介して前記ローラ7とバキュームカップ9の
走行方向の向きを左右に調節することができるようにし
ている。
【0040】前記ローラ取付け台21の中心上側に、ロ
ーラ取付け台21の下側に開口し、且つ前記回転板19
の回転中心及び下部基板3に形成した孔37を通って上
側に延びる吸引管38が配設されており、図1に示すよ
うに前側の2個のバキュームカップ9と後側の2個のバ
キュームカップ9に連通している吸引管38が、夫々前
後の吸引ファン8,8に接続されている。
【0041】前記上部基板2上の左右側部には、前後方
向に延びる案内レール(LMガイド)39が配設してあ
ると共に、該案内レール39に沿って前後方向にスライ
ド自在なスライド支持部41が配設してあり、該スライ
ド支持部41に前後スライド台10の下面がヒンジ42
を介して上下に回動可能に取付けられている。
【0042】前後スライド台10は、図1、2、3に示
すように、前側に掃除装置11を左右方向に案内するた
めの左右案内部10aを有していると共に、後側中央部
が切り欠かれて前記Y字状のロープガイド16と干渉し
ないように案内レール39に対応する2箇所が後方に張
り出した張り出し部10bを有しており、且つ前側の上
部にはロープガイド16と干渉しないように凹部43が
形成されている。
【0043】前記前後スライド台10の前部に設けられ
た左右案内部10aには、モータ44により左右方向に
移動する無端状のベルト、ワイヤ、チェーン等の索状材
45が設けられて該索状材45の一部に左右移動部46
が固定されており、前記モータ44の駆動によって索状
材45を移動させることにより左右案内部10aに設け
た案内レール47に沿って左右移動部46を移動させる
ようにし、該左右移動部46に掃除装置11を取付ける
ようにしている。
【0044】掃除装置11は箱型の掃除部40を備えて
おり、該掃除部40は、図7、8、9に示すように、前
後方向に長い長方形を有し下面が開放された箱型を有し
た箱型シール部48を備えていて、該箱型シール部48
の長手方向中間両側部に支点軸49が備えてある。ま
た、前記左右移動部46にピン50を介して取付けられ
且つシリンダ51の伸縮によって前記ピン50を中心に
起伏するようにした起伏アーム52が設けられて、該起
伏アーム52の先端に前記支点軸49が取付けられてお
り、これにより箱型シール部48は前記支点軸49を中
心にシーソー状に回動でき、シリンダ51の伸縮によっ
て前記箱型シール部48をガラス窓6に押し付けて密着
させたり、或いは離反させることができるようになって
いる。40aは押付位置決めローラを示す。
【0045】前記箱型シール部48の開放端部にはゴム
製ワイパー等のシール材53が備えられており、箱型シ
ール部48の内部には前記ガラス窓6に押し付けて清掃
を行うようにした3本の掻き取り材54が箱型シール部
48の長手方向に配設されており、更に箱型シール部4
8の上面板55には、箱型シール部48内下方に向って
洗浄水を噴射する2個の給水口56aからなる給液部5
6が配設されており、更に前記箱型シール部48内の四
隅部には、吸引口57が配設されている。尚、前記給液
部56には、噴射スプレーを取付けて、給水を霧状にガ
ラス窓6に向けて噴射させるようにすることもできる。
【0046】前記清掃装置本体1には、図1、2に示す
ように、吸引ブロワ58及び排水タンク59が備えられ
ていると共に、電源、操作信号線、給水管、排水管等が
収容されたケーブル60が後部に接続されている。61
は制御装置を示している。
【0047】前記ケーブル60からの給水管が、前後移
動用ケーブルベア62、前後スライド台10の左右案内
部10aに設けた左右移動用ケーブルベア63を介して
掃除装置11の給水口56aに導かれるようになってお
り、また箱型シール部48内で掻き取り材54による清
掃を行い、箱型シール部48内に溜まった汚水は、吸引
ブロワ58の吸引によって前記箱型シール部48に備え
た吸引口57、左右移動用ケーブルベア63、前後移動
用ケーブルベア62を介して排水タンク59に回収され
るようになっており、又、前記排水タンク59に溜まっ
た排水は前記ケーブル60の排水管によって外部に回収
されるようになっている。
【0048】清掃装置本体1の左右両側部の前後位置に
は、ガラス窓6の左右の窓枠6bとガラスとのコーナー
部に当接して清掃装置本体1の移動方向を案内するサイ
ドローラ64が備えてある。このサイドローラ64は、
図10に示すように、清掃装置本体1に備えた支持アー
ム65に対して鉛直線に対して所要の傾斜角度αを有す
る軸66を中心に首を振って走行方向を変更できるよう
に取付けられており、且つ前記サイドローラ64に固定
したレバー67を押し引きするようにした首振りシリン
ダ68を支持アーム65に備えて、サイドローラ64の
走行方向を調節できるようにしている。
【0049】次に上記実施例の作用を説明する。
【0050】本発明は、ビル等の垂直面、或いは図1
1、12に示すように天井部69がカマボコ状、或いは
ドーム状等の曲面を有した建造物、或いは前記天井部6
9が二点鎖線69’で示すように左右方向(長手方向)
に傾斜している建造物70のガラス窓6を清掃する場合
に好適に使用されるものであり、以下にその使用方法に
ついて図11、12の建造物70を例に取って説明す
る。
【0051】図11、12に示すようなガラス窓6によ
って構成されている建造物70は、建造物70の骨組を
構成する主柱71及び桁材72に、アルミサッシ等から
なる前後左右の窓枠6a,6bにゴム製等の目地材によ
ってシールが施された状態にガラス窓6が嵌め込まれて
いる。
【0052】このようなガラス窓6の清掃について、円
弧状の天井部69とその下部の垂直面を掃除する場合を
例にとって説明する。
【0053】図11、12に示すように、建造物70の
天井部69の頂部に、下側に空間73を形成して歩廊7
4を形成し、更に上下方向に配列されているガラス窓6
の各列の上部位置において前記歩廊74にワイヤロープ
4を固定するための固定部75を設ける。
【0054】前記清掃装置本体1のウィンチ5に巻き込
まれたワイヤロープ4の端部を、建造物70の頂部に設
けた歩廊74の固定部75に固定し、ガラス窓から上方
に間隔を隔てて設けられた歩廊74に固定し、清掃装置
本体1のローラ7及びバキュームカップ9の側をガラス
窓6に向けて配置する。
【0055】吸引ファン8の駆動により吸引管38を介
してバキュームカップ9内を吸引することにより清掃装
置本体1がガラス窓6に吸着させ、この状態でウィンチ
5を駆動して前記ワイヤロープ4を巻き込み、巻き出し
すると、ローラ7がガラス窓6面に沿って転動して清掃
装置本体1が昇降する。
【0056】この時、バキュームカップ9が図5、6に
示すように、ローラ7に対してシリンダ20により出没
可能に清掃装置本体1に備えられているので、バキュー
ムカップ9とガラス窓6との間隔を自由に変えてガラス
窓6に対する清掃装置本体1の吸着が常に確実に行われ
るように調節することができる。
【0057】更に、清掃装置本体1の側部に、ガラス窓
6の左右窓枠6bに当接して清掃装置本体1の移動方向
を案内するサイドローラ64を備えているので、清掃装
置本体1を前後方向に走行させる時、上下に配置される
ガラス窓6の列から左右外方に清掃装置本体1がはみ出
すようなことを防止して、上下方向に直線的に走行させ
ることができる。
【0058】図7、8に示したシリンダ51を調節し
て、掃除装置11の掃除部40における箱型シール部4
8及び掻き取り材54を、ガラス窓6に対して所要の押
付け力で押し付けるように調節する。
【0059】ケーブル60からの清掃液体を、前後移動
用ケーブルベア62、前後スライド台10の左右案内部
10aに設けた左右移動用ケーブルベア63を介して掃
除装置11の給水口56aに供給すると共に、箱型シー
ル部48内の清掃後の汚水を、吸引ブロワ58の吸引に
より箱型シール部48に備えた吸引口57、左右移動用
ケーブルベア63、前後移動用ケーブルベア62を介し
て排水タンク59に回収し、更に排水タンク59に溜ま
った排水を前記ケーブル60の排水管によって地上に回
収させるようにした状態において、まず、図13に示す
ように清掃装置本体1に備えた前後スライド台10を張
り出し、モータ44を駆動して前後スライド台10の前
端に備えた掃除装置11を矢印で示すように左右方向に
スライドさせることにより、掃除装置11の箱型シール
部48に備えた掻き取り材54により図14に示すよう
に1枚のガラス窓6の前方位置の清掃を行い、続いて前
後スライド台10を図1に示すように引き込めた状態と
して同様掃除装置11を左右に移動させて清掃する。
【0060】続いて、図15及び図16に示すように後
方のローラ7及びバキュームカップ9が後方の窓枠6a
を跨ぐようにウィンチ5の作動によって清掃装置本体1
の位置を後方に移動させる。この時、バキュームカップ
9がローラ7に対して出没可能に、且つスカート部30
に対して傾動可能に備えられ、更にバキュームカップ9
の移動方向前後位置に前後窓枠6aを乗り越えるための
斜面34aを有した案内体34を備えているので、バキ
ュームカップ9が吸引力を保持したまま窓枠6aを容易
に乗り越えることができる。この状態において、再び前
後スライド台10を張り出させて掃除装置11を矢印方
向に移動させることにより清掃を行うと共に、更に前後
スライド台10を引き込めて掃除装置を11を左右方向
に移動させることによりガラス窓6の中間部の清掃を行
う。
【0061】続いて、前後のローラ7及びバキュームカ
ップ9が後方のガラス窓6に位置するように清掃装置本
体1の位置を後退させた後、前記と同様にして図17に
示すようにガラス窓6の後方位置の清掃を行う。
【0062】この様にして、清掃装置本体1を後退させ
ながら上下方向に配列されている1列のガラス窓6を自
動で清掃するようにしているので、清掃作業を安全且つ
効率的に行うことができ、且つ清掃した後のガラス窓6
を汚すようなことがなく、しかも掃除装置11が清掃液
体や汚水を外部に飛散させないように気密を保持した構
成としてあるので、更に確実な清掃を行うことができ
る。
【0063】また、図12の湾曲した天井部69のガラ
ス窓6を清掃する場合に、清掃装置本体1が天井部69
の頂部に近付くと前記ワイヤロープ4による駆動力がな
くなる。従ってこの時には、前記走行駆動モータ28を
駆動して清掃装置本体1を自力で走行させることによ
り、歩廊74下部の空間73を通って天井部69の湾曲
した反対側に移動させることができる。このとき、ウィ
ンチ5に巻き込まれているワイヤロープ4を案内するた
めのロープガイド16が清掃装置本体1に対して前後に
回動可能に取付けられているので、清掃装置本体1が天
井部69の頂部を通過する時にはワイヤロープ4の巻き
込み、巻出し方向を自動的に切替えて案内することがで
きる。
【0064】上記のようにして前後方向1列のガラス窓
6の清掃が終了したら、ワイヤロープ4の端部を、歩廊
74の固定部75の隣の固定部に固定して隣の列のガラ
ス窓6の清掃を前記と同様に手順によって行う。
【0065】また、図11に示すように、建造物70の
天井部69が69’で示すように長手方向(左右方向)
に傾斜している場合には、前記傾斜している天井部6
9’に沿って清掃装置本体1を前後方向に走行させよう
とする時、清掃装置本体1が傾斜している低い側に向お
うとして直線走行させることが困難となる。
【0066】このような場合には、図6のシリンダ36
を作動して、ローラ7が傾斜の高い方向に向って走行す
るように走行方向を若干変更することにより、ガラス窓
6が走行方向に対して左右の方向に傾斜している場合に
も、清掃装置本体1をガラス窓6の傾斜に影響されるこ
となく常に直線的に走行できるように走行方向を制御す
ることができる。
【0067】又、この時、図10に示すシリンダ68を
作動して、サイドローラ64の走行方向を前記ローラ7
の走行方向に一致するように制御することにより、清掃
装置本体1をガラス窓6の傾斜に影響されることなく安
定して直線的に走行させることができる。
【0068】図18、19は、掃除装置11における掃
除部40の他の実施例を示したもので、略正方形の箱型
シール部48の下面にシール材53を備えると共に、前
記箱型シール部48の内隅部の4箇所に配置してガラス
窓6に鉛直な軸76を中心に回転する小径の掃除ブラシ
77を設け、該掃除ブラシ77の中間部に軸78を中心
に回転する大径掃除ブラシ79を設け、更に前記掃除ブ
ラシ77の相互間にワイパー等の掻き取り材54を配設
している。また、前記箱型シール部48内に前記軸78
を通して清掃液体を供給する給水口56aからなる給液
部56を備えると共に、吸引口57を備えている。
【0069】図18,19の実施例においては、ブラシ
77,79の回転によって、汚れが激しいガラス窓6に
対しても、より確実な清掃を行うことができる。
【0070】
【発明の効果】本発明のガラス窓清掃装置によれば、バ
キュームカップにより清掃装置本体をガラス窓に吸着さ
せ、端部が上部に係止されたワイヤロープをウィンチに
よって巻き込み、巻き出しすることにより、ローラを介
して清掃装置本体が昇降し、清掃装置本体の移動方向一
側に備えた前後スライド台を張り出した状態で掃除装置
を左右方向にスライドさせることにより清掃を行い、続
いて前後スライド台を引き込めた後前記と同様に掃除装
置を左右方向にスライドさせてガラス窓の清掃を行い、
続いて清掃装置本体を後退させて前記と同様の操作を行
うことにより、前後窓枠を乗り越えながら清掃装置本体
を後退させさせて、ガラス窓の清掃を遠隔に且つ能率的
に行うことができる。
【0071】又、清掃装置本体に左右窓枠に当接するサ
イドローラを備えているので、清掃装置本体を左右方向
に移動させることなく、前後方向に確実に移動させるこ
とができる。
【0072】また、ローラが駆動装置を備えていること
により、建造物の天井部が湾曲してる場合にも清掃装置
本体を自力で走行させて清掃することができる。
【0073】更に、ローラ及びサイドローラの走行方向
が調節できるように構成されているので、建造物の天井
部が左右方向に傾斜している場合にも清掃装置本体が低
い側に向うのを防止して前後方向に直線的に走行させる
ことができる。
【0074】また、掃除装置が、箱型シール部を有して
該箱型シール部内に掻き取り材等を配置すると共に、給
液部及吸引口を備えた構成としているので、清掃時の給
水や清掃後の汚水が飛散するのを防止することができ、
よってガラス窓の清掃を確実に行うことができる等の優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】バキュームカップの平面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図4をVI−VI方向から見た矢視図である。
【図7】掃除装置の側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【図9】図7のIX−IX矢視図である。
【図10】サイドローラの正面図である。
【図11】ガラス窓を備えた建造物の一例を示す側面図
である。
【図12】図11のXII−XII矢視図である。
【図13】図1の装置の前後スライド台が張り出した状
態を示す平面図である。
【図14】ガラス窓の前部を清掃している状態を示す平
面図である。
【図15】ガラス窓の中間部を清掃している状態を示す
平面図である。
【図16】清掃装置本体が前後窓枠を乗り越えた状態を
示す側面図である。
【図17】ガラス窓の後部を清掃している状態を示す平
面図である。
【図18】掃除装置の他の例を示す切断側面図である。
【図19】図18のXIX−XIX方向矢視図である。
【符号の説明】
1 清掃装置本体 4 ワイヤロープ 5 ウィンチ 6 ガラス窓 6a 前後窓枠 6b 左右窓枠 7 ローラ 9 バキュームカップ 10 前後スライド台 11 掃除装置 16 ロープガイド 28 走行駆動モータ 34 案内体 34a 斜面 40 掃除部 46 左右移動部 48 箱型シール部 52 起伏アーム(アーム) 53 シール材 54 掻き取り材 56 給液部 57 吸引口 58 吸引ブロワ 59 排水タンク 64 サイドローラ 77 小径の掃除ブラシ 79 大径掃除ブラシ A 前後方向 A’ 前後方向 B 左右方向

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃装置本体と、端部が係止されたワイ
    ヤロープを巻き込んで前記清掃装置本体を昇降し得るよ
    う前記清掃装置本体に備えたウィンチと、清掃装置本体
    をガラス窓に沿って前記ウィンチの巻込み巻出し方向に
    移動させるよう配置したローラと、前記清掃装置本体を
    ガラス窓に吸着固定するよう吸引ファンに接続して配置
    したバキュームカップと、前記清掃装置本体の移動方向
    一側に出没可能に備えた前後スライド台と、該前後スラ
    イド台に左右方向にスライド可能に支持してガラス窓の
    清掃を行う掃除装置と、を備えたことを特徴とするガラ
    ス窓清掃装置。
  2. 【請求項2】 ローラの回転を駆動する走行駆動装置が
    清掃装置本体に備えてあることを特徴とする請求項1に
    記載のガラス窓清掃装置。
  3. 【請求項3】 ローラが移動方向を変更可能な首振り機
    構に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の
    ガラス窓清掃装置。
  4. 【請求項4】 バキュームカップがローラに対して出没
    可能に且つ傾動可能に清掃装置本体に備えられ、更にバ
    キュームカップが前後窓枠を乗り越えるための斜面を有
    した案内体を移動方向前後位置に備えていることを特徴
    とする請求項1又は2又は3に記載のガラス窓清掃装
    置。
  5. 【請求項5】 ウィンチに巻き込まれるワイヤロープを
    案内するためのロープガイドが清掃装置本体に前後に回
    動可能に取付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のガラス窓清掃装置。
  6. 【請求項6】 清掃装置本体の側部に、ガラス窓の左右
    窓枠に当接して清掃装置本体の移動方向を案内するサイ
    ドローラが備えてあることを特徴とする請求項1又は2
    又は3又は4又は5に記載のガラス窓清掃装置。
  7. 【請求項7】 サイドローラが移動方向を変更可能な首
    振り機構に支持されていることを特徴とする請求項6に
    記載のガラス窓清掃装置。
  8. 【請求項8】 掃除装置が、前後スライド台に取付けた
    左右移動部と、該左右移動部に上下移動可能に備えたア
    ームと、該アームの先端に回動可能に備えられた掃除部
    とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のガラ
    ス窓清掃装置。
  9. 【請求項9】 アームが回動して掃除部を上下動させる
    ようにしてあることを特徴とする請求項8に記載のガラ
    ス窓清掃装置。
  10. 【請求項10】 掃除装置が、ガラス窓に当接するシー
    ル材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部内に配設
    されてガラス窓に当接する掻き取り材と、前記箱型シー
    ル部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シール
    部の四隅部に備えた吸液口とからなる掃除部を備えてい
    ることを特徴とする請求項8又は9に記載のガラス窓清
    掃装置。
  11. 【請求項11】 給液部が、スプレーノズルであること
    を特徴とする請求項10に記載のガラス窓清掃装置。
  12. 【請求項12】 給液部が、ローラ状の塗布具であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載のガラス窓清掃装置。
  13. 【請求項13】 掃除装置が、ガラス窓に当接するシー
    ル材を備えた箱型シール部と、該箱型シール部の4隅に
    配置されてガラス窓に鉛直な軸を中心に回転する小径の
    掃除ブラシと、該掃除ブラシ相互間に配置した掻き取り
    材と、箱型シール部の中央部に配置されてガラス窓に鉛
    直な軸を中心に回転する大径掃除ブラシと、前記箱型シ
    ール部内に清掃液体を供給する給液部と、前記箱型シー
    ル部の四隅部に備えた吸液口とからなる掃除部を備えて
    いることを特徴とする請求項8又は9に記載のガラス窓
    清掃装置。
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