JPH08117109A - 飲料材の供給装置 - Google Patents

飲料材の供給装置

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JPH08117109A
JPH08117109A JP6265234A JP26523494A JPH08117109A JP H08117109 A JPH08117109 A JP H08117109A JP 6265234 A JP6265234 A JP 6265234A JP 26523494 A JP26523494 A JP 26523494A JP H08117109 A JPH08117109 A JP H08117109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
tea
canister
beverage material
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP6265234A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Suematsu
真二 末松
Tetsuya Nishio
哲也 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH08117109A publication Critical patent/JPH08117109A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で茶葉交換時におけるノズル出口
からの茶葉の落下を防止できる茶葉などの飲料材の供給
装置を提供することを目的とする。 【構成】 キャニスター1とノズル2とスクリュー3と
逆回転可能な駆動モータ7を構成する。駆動モータ7に
よりスクリュー3を正回転させ、スクリュー3の正回転
運搬動作によりノズル2の出口から自動反転機能をもっ
た茶こし部9に茶葉を供給する。その後駆動モータ7に
よりスクリュー3を逆回転させ、スクリュー3の逆回転
運搬動作によりノズル2の出口付近の茶葉をキャニスタ
ー1内に取り込む。よって茶葉がノズル2から落下する
のを解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茶葉などの飲料材を自
動供給するための飲料材の供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、タンクの中にお湯を貯めておき、
茶こしの茶葉に一定の温水を供給してお茶を供給する自
動給茶機が事務所や飲食店で広く利用されている。
【0003】以下、従来の自動給茶機について説明す
る。図7は従来の自動給茶機の斜視図である。この自動
給茶機は、茶葉を貯蔵するキャニスター1’と、キャニ
スター1’の下部前面に設けられたノズル2’と、茶葉
をノズル2’に向かって運搬するために、キャニスター
1’内部からノズル2’にかけて挿入されたスクリュー
3’と、スクリュー3’が固定された軸4’と、軸4’
の一端に取り付けたヨーク部5’と、ヨーク部5’と接
合するように設けた駆動軸6’と、この駆動軸6’に接
続したスクリュー3’の駆動モータ7’と、ノズル2’
より送り出された茶葉を通すシューター8’と、シュー
ター8’の開口部を閉じるために設けられたシャッター
10と、シャッター10に取り付けられた回転軸11
と、回転軸11に接続されたシャッター駆動モータ12
から成っている。
【0004】次に動作を説明する。駆動モータ7’の回
転によりヨーク部5’を取り付けた軸4’を介してスク
リュー3’を回転させ、スクリュー3’の回転運搬動作
によってノズル2’から送り出された茶葉をシューター
8’を通して自動反転用モータ13に支持された茶こし
部9’に供給し、所定量の温水を供給した後、茶葉交換
指示信号をだし、茶葉の廃棄時にノズル2’の出口より
茶葉が落下するのを防止するため、まずシャッター駆動
モータ12を回転させ回転軸11を介してシャッター1
0を回転させてシューター8’の開口部を閉じ、次に茶
こし部9’を自動反転させて茶葉を廃棄し、茶こし部
9’が通常位置に戻ってきた時にシャッター駆動モータ
12によりシャッター10を通常位置に戻してシュータ
ー8’の開口部を開くようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、シューター8’に茶葉の交換時に
茶こし部9’を自動反転させ茶葉を廃棄する際の衝撃に
よってノズル出口より落下した茶葉が下に落ちるのを防
止するシャッター機構を設けているため、部品点数が増
え、装置全体が大型化するという問題点を有していた。
また飲料材はまずキャニスター1’の後方から減ってい
き、飲料材の残量が少なくなると飲料材はキャニスター
1’の前方のみに残り、茶こし部9’への供給量が減少
するため、飲料材の残量により供給される飲物の濃度が
変化し、いつも均一で美味しい飲物を供給することがで
きないという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、構造が簡単で、またキャ
ニスター内の飲料材を定量的に供給できる使用勝手のよ
い飲料材の供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、キ
ャニスターに貯溜された飲料材をノズルに向かって運搬
するためのスクリューの飲料材運搬能力を、下流側より
も上流側を小さくしたものである。
【0008】またモータを正駆動してスクリューを正回
転させることによりノズルから飲料材を送り出した後、
モータを逆駆動してスクリューを逆回転させるようにし
たものである。
【0009】
【作用】上記構成によって、簡単な構成で小型の、飲料
材の残量により供給される飲物の濃度が変化しない、い
つも均一で美味しい飲物を供給することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明を行う。なお、飲料材の供給装置として、自動給
茶機を例にとって説明する。図1は本発明の一実施例の
自動給茶機の斜視図、図2は同キャニスターの断面図、
図3は同動作のフローチャートである。図1および図2
において、1は茶葉が貯溜されたキャニスター、2はキ
ャニスター1の下部前面に設けられたノズル、3はキャ
ニスター1の内部からノズル2にかけて先端部がノズル
2から突出するように、キャニスター1の下部に設けら
れたスクリュー、4はスクリュー3に取り付けた軸、5
は軸4に取り付けられたヨーク部である。
【0011】6は駆動軸で、ヨーク部5に接合するよう
に設けてある。7は駆動軸6に接続している逆回転可能
な駆動モータ、8はシューターである。9は茶こし部
で、ノズル2の出口下方にくるように設置してあり、自
動反転用モータ13に支持されている。
【0012】以上のように構成された自動給茶機につい
て、図3のフローチャートを参照してその動作を説明す
る。通常使用時においては、図1に示すように茶こし部
9は水平位置に保持されている。茶こし部9には茶葉が
あり、湯が注がれることでお茶が抽出される。
【0013】まず新しい茶葉の供給動作について説明す
る。この時、駆動モータ7の正回転により駆動軸6が回
転する。駆動軸6の回転によりヨーク部5を取り付けた
軸4を介してスクリュー3が一定の時間または一定の回
転回数だけ正回転し、茶葉が供給される(ステップ
1)。この回転時間または回転回数は茶こし部9でお茶
が最適に供給される茶葉の量が送り出されるように設定
されている。キャニスター1に貯蔵された茶葉は、スク
リュー3の正回転運搬動作によりノズル2へと進み、ノ
ズル2の出口より排出され、シューター8を通ってノズ
ル2の出口下方に設置された茶こし部9へと供給され
る。続いてお茶抽出ボタンを入力し、お茶を抽出する
(ステップ2,3)。
【0014】お茶が所定量抽出されると茶葉が出がらし
となるため、あらかじめ設定した抽出量になると茶葉交
換指示信号が出されるように設定しておく(ステップ
4)。茶葉交換指示信号が出されると、まず駆動モータ
7が逆回転し(ステップ5)、駆動軸6、ヨーク部5、
軸4を介してスクリュー3が逆回転し、ノズル2内の茶
葉はキャニスター1に取り込まれる。このようにするこ
とにより、シューター8へ茶葉の落下を防止するシャッ
ター構造が不要となるため、飲料材の供給装置の構造を
簡単にでき、小型化できる。また、スクリュー3は先端
部がノズルから突出するように挿入されているため、ノ
ズル2出口付近の茶葉も残らずキャニスター1に取り込
むことができる。この後茶こし部9が自動反転機能によ
って反転し、出がらし茶葉が廃棄されるため(ステップ
6)、茶こし部9の反転時にその衝撃によってノズル2
の出口から茶葉が給茶機内に飛散することはない。
【0015】次に本発明の他の実施例について説明す
る。図4は本発明の他の実施例の自動給茶機のキャニス
ターの断面図である。このスクリュー3aの羽根3a’
は上流側にいくにしたがって小さくして運搬能力を小さ
くしている。したがって駆動モータ7を正回転し、スク
リュー3aを正回転させると、茶葉の多くはキャニスタ
ー1の前方から排出されることになりキャニスター1内
の茶葉は均一に減り、茶葉残量が少なくなっても茶葉供
給量が減少することはない。
【0016】図5は本発明の他の実施例の自動給茶機の
キャニスターの断面図である。このスクリュー3bの回
転軸3b’の軸径は上流側へいくにしたがって大きくな
って運搬能力を小さくしている。したがって図4に示す
実施例と同様の作用効果が得られる。勿論、図4および
図5に示す実施例も、図3に示す動作のフローチャート
と同様にモータを制御してよいものである。なおスクリ
ュー3の運搬能力を下流側よりも上流側で小さくする手
段としては、上記実施例以外にも、スクリュー3の羽根
のピッチを上流側ほど小さくする方法などもある。
【0017】図6は本発明の他の実施例の自動給茶機の
キャニスターの断面図である。キャニスター1の下部に
は背面へ突出する突出部1aが形成されており、スクリ
ュー3の上流端部はこの突出部1aの内部に位置してい
る。この突出部1aの内部には茶葉は入らない。したが
ってスクリュー逆回転の際にキャニスター1後方の茶葉
がスクリュー3とキャニスター1後壁との間でつまるこ
とはない。
【0018】なお上記実施例では茶葉を使用する自動給
茶機を例にとり説明したが、茶葉以外の粉末飲料材でも
同様の作用効果を得ることができ、茶葉を使用するタイ
プに限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、茶葉など
の飲料材の落下防止のためのシャッタ機構を不要にし、
構造の簡単化・小型化が可能になる。また自動給茶機に
適用した場合、駆動モータを逆駆動してノズルの出口付
近の茶葉をキャニスター内に取り込むことにより、茶こ
し部反転時の衝撃のために茶葉がノズルから落下するの
を防止できる。またスクリューの運搬能力を下流側より
も上流側を大きくすることにより、スクリュー逆回転の
際にキャニスター後方の茶葉などの飲料材がスクリュー
とキャニスター後壁との間でつまることはなく、スクリ
ューの逆回転は円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動給茶機の斜視図
【図2】本発明の一実施例の自動給茶機のキャニスター
の断面図
【図3】本発明の一実施例の自動給茶機の動作のフロー
チャート
【図4】本発明の他の実施例の自動給茶機のキャニスタ
ーの断面図
【図5】本発明の他の実施例の自動給茶機のキャニスタ
ーの断面図
【図6】本発明の他の実施例の自動給茶機のキャニスタ
ーの断面図
【図7】従来の自動給茶機の斜視図
【符号の説明】
1 キャニスター 2 ノズル 3,3a,3b スクリュー 3a’ 羽根 3b’ 回転軸 7 駆動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料材が貯溜されるキャニスターと、この
    キャニスターの下部に設けられてこのキャニスターの下
    部前面に設けられたノズルに向かって飲料材を運搬する
    スクリューと、このスクリューを回転させるモータとを
    備えた飲料材の供給装置であって、前記スクリューの飲
    料材運搬能力を下流側よりも上流側を小さくしたことを
    特徴とする飲料材の供給装置。
  2. 【請求項2】飲料材が貯溜されるキャニスターと、この
    キャニスターの下部に設けられてこのキャニスターの下
    部前面に設けられたノズルに向かって飲料材を運搬する
    スクリューと、このスクリューを回転させるモータとを
    備えた飲料材の供給装置であって、前記モータを正駆動
    して前記スクリューを正回転させることにより前記ノズ
    ルから飲料材を送り出した後、前記モータを逆駆動して
    前記スクリューを逆回転させることを特徴とする飲料材
    の供給装置。
  3. 【請求項3】前記スクリューの飲料材運搬能力を下流側
    よりも上流側を小さくしたことを特徴とする請求項2記
    載の飲料材の供給装置。
  4. 【請求項4】前記スクリューの羽根の大きさを、下流側
    よりも上流側を小さくしたことを特徴とする請求項1又
    は3記載の飲料材の供給装置。
  5. 【請求項5】前記スクリューの回転軸の軸径を、下流側
    よりも上流側を大きくしたことを特徴とする請求項1又
    は3記載の飲料材の供給装置。
  6. 【請求項6】前記キャニスターの下部に背面へ突出する
    突出部を設け、前記スクリューの上流端部をこの突出部
    内に位置させることを特徴とする請求項2記載の飲料材
    の供給装置。
JP6265234A 1994-10-28 1994-10-28 飲料材の供給装置 Pending JPH08117109A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105916418A (zh) * 2013-11-20 2016-08-31 星巴克公司,贸易用名星巴克咖啡公司 用于泡制饮料的设备、系统和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105916418A (zh) * 2013-11-20 2016-08-31 星巴克公司,贸易用名星巴克咖啡公司 用于泡制饮料的设备、系统和方法
JP2017500091A (ja) * 2013-11-20 2017-01-05 スターバックス・コーポレイション 飲料を抽出する装置、システムおよび方法

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