JPH081169Y2 - 自動スケータ台車設備 - Google Patents

自動スケータ台車設備

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JPH081169Y2
JPH081169Y2 JP1990114063U JP11406390U JPH081169Y2 JP H081169 Y2 JPH081169 Y2 JP H081169Y2 JP 1990114063 U JP1990114063 U JP 1990114063U JP 11406390 U JP11406390 U JP 11406390U JP H081169 Y2 JPH081169 Y2 JP H081169Y2
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JP
Japan
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skater
trolley
turntable
mover
claws
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JP1990114063U
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English (en)
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JPH0470828U (ja
Inventor
信也 斉藤
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 紙ロール等の物品を搬送する設備において、ターンテ
ーブルを使用して方向変換を行なうものに関する。
(従来技術) 従来のスケータ台車の断面図を第13図に示す。印刷工
場や紙の2次加工を行う工場では、スケータ台車2と呼
ばれる紙ロール1の搬送用の台車が使用されている。こ
の台車は、30分〜1時間ごとに紙ロールを1本づつ倉庫
から出し、印刷機に供給する目的で設置されている。
スケータ台車2の通路の外観は、幅の狭い一本の溝が
床面に残るだけである。この上をフォークリフトやその
他の運搬台車が行き来できる。ただし、このスケータ台
車2は人力によって押す台車である。
また、第14図に示すように自動的に紙ロール1を動か
す装置もあるが、この場合は台車内に電動機を備え、給
電するための給電レール12が必要で、台車の車輪の為の
段差が床にあり、フォークリフト等が行き来できない。
装置を床下に埋設するには、幅の広いかなり大きい穴を
堀り、大掛かりな施工となる。
(考案が解決しようとする課題) 人力によるスケータ台車2は、溝が小さく他の運搬台
車の移動に支障がない。自動によるスケータ台車2は、
他の運搬台車の移動に支障がある。
したがって、床下に配設したチェーンを回動してスケ
ータ台車2を移動する方法が考えられるが、この場合屈
曲部の移動は困難を伴う。
(課題を解決するための手段) スケータ台車運搬設備において、スケータ台車2の前
後両端と中央に移動子2C、2C、2Cを突設し、直線走行部
Pとなる動力で駆動する無限軌道上には、該移動子2Cに
係合する一対のツメ4、4を突設し、該ツメ4、4はラ
チェットツメ機構によって方向性を持ち、移動子2Cとの
係合側が対向するように配設し、前記直線走行部Pに隣
接して該直線走行部からのスケータ台車2を受け渡すタ
ーンテーブル部Qを配設し、該ターンテーブル部Qの無
限軌道上にも前記スケータ台車の移動子2Cを挟持する間
隔にラチェットツメ機構を有する一対のツメ4、4を移
動子2Cとの係合側が対向するように突設し、且つこれら
のツメ4及びスケータ台車2の位置感知装置を夫々直線
走行部P、ターンテーブル部Qに備え、位置と駆動の制
御を行なうことを特徴とする。
(実施例) 床面上の荷台2aで、紙ロール1を運搬するため、荷台
2aは上面を紙ロール1の湾曲に合わせた形状にしてい
る。
床面下で荷台2と連結する直線運動装置は、I型鋼の
レール3を2本平行に敷設し、I字の対向する内側の下
辺の上に片側2個ずつ計4個の車輪2b、2b、2b、2bを乗
せる。
直線運動装置の他の実施例としては、前例のレール部
分にコロを使用し、車輪部分に剛体を使用してもよい。
荷台2aと直線運動装置で構成されたスケータ台車2の
下部に移動子2cを突設する。該移動子2cは前後両端部と
中央の計3個突設する。
次にレール3の下に電動機に係合するスプロケット7
と回動自在に軸支されたスプロケット7をスケータ台車
2が直線で移動する部分に配設し輪状に連結したチェー
ン6を掛け渡す。該チェーン6外周には、ツメ4を配設
する。
ここで、チェーン6はベルト、スプロケット7はベル
ト車でもよい。
ツメ4は、四角柱形で長手方向をチェーンの移動方向
に沿って置き、一端を軸支してチェーン6に固定し、他
端をスプリング5で持ち上げ、ラチェットツメ機構とす
る。
スプリング5で持ち上げられた側から力が加わっても
止めてしまうが、軸支された側より力が加わると、スプ
リング5が押し下げられ通過できる位置関係を前記移動
子2cと調整する。
ツメ4、4は係合側が対向する向きに配置し、間隔は
直線走行部Pでは、移動子2cの中央と端部を挟持する間
隔とし、ターンテーブル部Qでは移動子2c一つを挟持す
る間隔とする。
請求項2では、直線走行部Pおよびターンテーブル部
Qともに、ツメ4、4の間隔を移動子2c 1個を挟持する
間隔とする。
尚、チェーン6の側壁に近接スイッチ10のセンサー板
11を取付けツメ4の位置を感知する。
またレール3のI字断面の垂直辺に穴を明け、レール
3、3間を光が横断するように光電管8と反射板9を設
置しスケータ台車2が光を遮ったとき、位置を感知す
る。
ターンテーブル部は、第5図A−A′線を中心として
チェーン6の駆動部ごと回転できる構造とする。
更に各駆動部と感知部は、図示しない制御部に電気的
に結合している。
(作用) 第1図に本発明の断面図を示す。本発明は、スケータ
台車2に突設する移動子2cをチェーン6上のツメ4で駆
動する。
したがって、直線走行部Pとターンテーブル部Qでス
ケータ台車2の受け渡しができる ツメ4の働きを第2図から第4図に示す。ツメ4はス
プリング5を内包し、一端を該スプリング5で押し上げ
られ他端を軸支されている。該ツメ4はチェーン6上に
配設されており、スケータ台車2に突設する移動子2cが
ツメ4を軸支した方向より接近した場合、移動子2cによ
ってツメ4は押し下げられ、移動子2cはツメ4を通過で
きる。
しかし移動子2cがツメ4のスプリング5の内包されて
いる側から接近した場合、移動子2cはツメ4を押し下げ
ることができず通過できない。この方向を止り側とい
う。
直線走行部Pとスケータ台車2の関係は次の2つにな
る。一つは第5図に示すようにスケータ台車2の進行方
向に向かって中央と後方の移動子2c、2cをツメ4、4で
支えている場合である。これを第5図から第8図に示
す。
この場合、スケータ台車2の前方の移動子2cがターン
テーブル部Qにせりだし、最初のツメ4を乗り越え、次
のツメ4に止められる。すると、位置感知装置の光電管
8、反射板9、近接スイッチ10、センサー板11が働き、
ターンテーブル部Qの駆動部がスプロケット7を回転
し、スケータ台車2をターンテーブル部Qへ引き込む。
直線走行部Pでは動きを停止しスケータ台車2がター
ンテーブル部Qへ引き込まれるのを待ってツメ4、4を
チェーン6の上部の受け入れ待機位置へ戻す。
ターンテーブル部Qは第5図のA−A′線を中心に回
動し、進むべき方向へスケータ台車2を向ける。この
時、ターンテーブル部Qのツメ4、4のある方向を必ず
進行方向に対して後方とする。
送り出す場合を、第11図に示す。ターンテーブル部Q
のツメ4がスケータ台車2を送り出し、直線走行部P上
でターンテーブル部Q側のツメ4をスケータ台車2の前
方の2つの移動子2c、2cが通過する。
次にターンテーブル部Qと直線走行部Pの位置感知装
置が働き、ターンテーブル部Qではスケータ台車2を送
り出した後、ツメ4は待機位置へ戻り、直線走行部Pで
はスケータ台車2の引き込みを行ない第5図と等しい状
態になる。
直線走行部Pとスケータ台車2のもう1つの関係を第
9図と第10図に示す。直線走行部Pにおいてスケータ台
車2の進行方向に向かって中央と前方の移動子2c、2cを
ツメ4、4で挟持する場合である。
スケータ台車2の前方の移動子2cがターンテーブル部
Qにせりだし、最初のツメ4を乗り越え、次のツメ4に
止められる。すると、位置感知装置の光電管8、反射板
9、近接スイッチ10、センサー板11が働き、ターンテー
ブル部Qの駆動部がスプロケット7を回転し、スケータ
台車2をターンテーブル部Qへ引き込む。
直線走行部Pでは動きを停止し、スケータ台車2の後
方の移動子2cは、直線走行部P上のツメ4を乗り越え
る。スケータ台車2がターンテーブル部Qへ引き込まれ
るのを待って第8図のようにツメ4、4を上部の受け入
れ待機位置へ戻す。この状態で前述の場合と同様にな
る。
請求項2記載の作用を第12図に示す。スケータ台車2
の中央の移動子2cを省略し、直線走行部Pのツメ4、4
間隔を1つの移動子2cを挟持する幅にしてある。請求項
1記載の作用との違いは、スケータ台車2がターンテー
ブル部Qへ引き込まれる時、直線走行部Pの前方のツメ
4がスプロケット7のR部に退避するまで、直線走行部
Pは、スケータ台車2を送り続けることである。
(効果) 床面上の荷台2aで紙ロール1を運搬し、床面下の機構
は、工場内の他の通行の妨げにならず、また重心が低下
して走行が安定する。
レール3、3下方に動力で駆動するチェーン6を配置
することは、従来のスケータ台車2設備をやや堀り下げ
るだけで施工できる。
荷台2aに紙ロール1を乗せ、図示しない電動機でスプ
ロケット7を回転し、チェーン6およびツメ4を駆動し
移動子2cでスケータ台車2を移動することは、給電レー
ル12を配線するよりも電気的に安全である。
ツメ4と移動子2cによるスケータ台車の移動は直線走
行部Pとターンテーブル部Qによる受け渡しが可能で、
従って、屈曲部の移動に支障がなくなった。
また、制御によって複数のスケータ台車2を運用する
ことができ、ターンテーブル部Qに3本以上の直線走行
部Pをつなげれば、後方のスケータ台車2が前方のスケ
ータ台車2をターンテーブル部Qで追い越すことも可能
である。つまり、前方のスケータ台車2をターンテーブ
ル部Qで他の直線走行部へ退避させ、後方のスケータ台
車2で追い越させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る断面図。 第2図から第4図は本考案に係る要部側面図。 第5図から第12図は本考案に係る説明図。 第13図から第14図は従来の断面図と斜視図。 1……紙ロール、2……スケータ台車 2a……荷台、2b……車輪 2c……移動子、3……レール 4……ツメ、5……スプリング 6……チェーン、7……スプロケット 8……光電管、9……反射板 10……近接スイッチ、11……センサー板 12……給電レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 19/12 A

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スケータ台車運搬設備において、スケータ
    台車(2)の前後両端と中央に移動子(2C、2C、2C)を
    突設し、直線走行部(P)となる動力で駆動する無限軌
    道上には、該移動子(2C)に係合する一対のツメ(4、
    4)を突設し、該ツメ(4、4)はラチェットツメ機構
    によって方向性を持ち、移動子(2C)との係合側が対向
    するように配設し、前記直線走行部(P)に隣接して該
    直線走行部からのスケータ台車(2)を受け渡すターン
    テーブル部(Q)を配設し、該ターンテーブル部(Q)
    の無限軌道上にも前記スケータ台車の移動子(2C)を挟
    持する間隔にラチェットツメ機構を有する一対のツメ
    (4、4)を移動子(2C)との係合側が対向するように
    突設し、且つこれらのツメ(4)及びスケータ台車
    (2)の位置感知装置を夫々直線走行部(P)、ターン
    テーブル部(Q)に備え、位置と駆動の制御を行なうこ
    とを特徴とするスケータ台車設備。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動スケータ台車設備にお
    ける、スケータ台車(2)の構造を該台車(2)の前後
    両端のみに移動子(2C、2C)を突設し、該ツメ(4)の
    間隔を直線走行部(P)で一つの移動子(2C)を挟持す
    る幅としたことを特徴とする自動スケータ台車設備。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のターンテー
    ブル部(Q)と接続する直線走行部(P)を少なくとも
    3本設置したことを特徴とするスケータ台車設備。
JP1990114063U 1990-11-01 1990-11-01 自動スケータ台車設備 Expired - Lifetime JPH081169Y2 (ja)

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JPH0470828U JPH0470828U (ja) 1992-06-23
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646372U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JPH061501Y2 (ja) * 1988-07-06 1994-01-12 株式会社椿本チエイン 二次導体分割タイプのリニアモータ駆動トロリーコンベヤ

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JPH0470828U (ja) 1992-06-23

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