JPH08116621A - 電力ケーブル用接続部 - Google Patents

電力ケーブル用接続部

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JPH08116621A
JPH08116621A JP6275742A JP27574294A JPH08116621A JP H08116621 A JPH08116621 A JP H08116621A JP 6275742 A JP6275742 A JP 6275742A JP 27574294 A JP27574294 A JP 27574294A JP H08116621 A JPH08116621 A JP H08116621A
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shield electrode
voltage shield
cable
joint
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Atsushi Totani
敦 戸谷
Shigeto Nakamura
重人 中村
Iwao Otaka
巖 大高
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力用ケーブルの接続部を構成する際に、ケ
ーブル導体の端部に設けた導体接続子を高圧シールド電
極の内部に位置決めする動作を容易に行い得るととも
に、高圧シールド電極と導体継手を一体に形成して、高
圧シールド電極の構成を簡素化できるようにする。 【構成】 ケーブル用接続部に配置する補強絶縁体の内
部で、導体接続子を挿入して導通を得るための導体継手
65を高圧シールド電極60の貫通孔61の中央部に取
り付け、導体継手65の両側にカラー部材67、67a
を挿入して固着し、固定ネジを用いて固定する。また、
前記導体継手65の内面は導体接続子30、30aの頭
部31、31aの径に応じて設定し、導体継手と導体接
続子の間の導通を設定するためにバンド状導電部材75
を配置して、ケーブル導体2、2aと、導体継手、およ
び、高圧シールド電極の位置決めと導通を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブルの中間接
続部におけるケーブル導体接続部の構造に関し、特に、
高圧シールド電極と導体継手部材とを一体に設けた導通
部材を、あらかじめ、円筒状に成型したプレモールド補
強絶縁体の中心位置に配置しておき、導体の接続に際し
て導体接続子の位置決めを容易に行い得て、接続作業を
容易に行うことができるようにする電力ケーブル用接続
部に関する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等のように、大容量の電力
ケーブルの接続を行うためには、従来よりスリップオン
型導体接続手段を用いることが行われており、前記接続
装置としては、例えば、特開平2−155415号公報
や実開平2−77868号公報等に示されるような技術
手段が知られている。前述したようなケーブル用接続手
段においては、ケーブル導体の先端部に銅製の導体接続
子を固定しておき、接続する2本のケーブル導体の先端
部に取り付けた導体接続子を、銅製の導体継手に対向さ
せる状態で挿入して、ケーブルの導通を得るようにして
いる。
【0003】また、前記従来例においては、前記導体継
手に対して挿入する2つの導体接続子のそれぞれには、
導体継手との間での係止手段を設けており、導体継手に
対して導体接続子を挿入した状態で、導体継手の内側に
形成した段部と、導体接続子の先端部に形成した段部と
を係止させ、導体接続子が導体継手から外れないように
する手段を構成している。なお、前記導体継手は、銅製
等の導電性の良好な短冊型の部材を組み合わせて円筒状
に構成しているもので、その外周部に配置したスプリン
グ等により、導体接続子に対する押圧と係止の作用を行
い、2つのケーブル間の導通を得ることができるように
構成されている。
【0004】前記従来例に示されるような電力ケーブル
用接続部は、例えば、図13に示されるように構成され
るもので、ケーブル用接続部20は、2本のケーブル
1、1aの導体2、2aの先端部に、導体接続子8、8
aをそれぞれ一体に設けている。そして、前記導体接続
子8、8aを円筒状導体継手10に挿入して、円筒状導
体継手を介して導体相互の導通状態を設定する手段を構
成している。前記ケーブル用接続部20においては、円
筒状導体継手10に対応する位置に高圧シールド電極1
5を配置し、その周囲に補強絶縁体16を所定の長さで
コーン状に一体に形成したものを配置する。前記補強絶
縁体16は、架橋剤を添加した未架橋ポリエチレン樹脂
等のゴム・プラスチック材料を用いて一体に成型したも
のとして構成される。
【0005】前記ケーブル用接続部では、補強絶縁体1
6の周囲に半導電層21を配置し、その外周部に防水混
和物22を所定の厚さで形成し、前記防水混和物22の
外周部に金属製の保護管23を配置する。また、前記保
護管23に対して絶縁接続部を形成する場合に、所定の
位置に絶縁筒24を配置するとともに、保護管23に対
して端子座25を配置して、アースに接続する手段を設
けている。さらに、前記絶縁筒24の両端部と、ケーブ
ル外装との接続部をカバーする状態で防水層26を配置
し、前記防水層26を絶縁テープを巻き付ける等の手段
により構成し、保護管23の内部に湿気等が入り込むこ
とを防止する手段を構成している。なお、前記従来例で
は、ケーブルの外周部にコルゲート外装を施したものと
して構成しているが、前記ケーブルとしては、任意の高
圧送電用のCVケーブルを対象にして、ケーブル用接続
部を構成することができる。
【0006】前記図13に示されるような接続部を構成
する場合に、ケーブル導体の先端部に取り付けた導体接
続子8、8aを円筒状導体継手10に挿入して接続し、
前記接続部に対応させて補強絶縁体16と高圧シールド
電極15を位置決めしている。そして、前記補強絶縁体
の周囲に処理用のケース等を配置して、補強絶縁体の周
囲から熱と圧力を加えることにより、架橋剤を添加した
未架橋ポリエチレン樹脂を固化させるとともに、ケーブ
ル絶縁体の外周部に補強絶縁体の内面を密着させ、両部
材の間に隙間等が形成されないようにする。前述したよ
うな処理を行った後で、接続部の周囲に被覆部材を取り
付けて、前記図13にケーブル用接続部を構成するよう
にしている。
【0007】また、前記実施例に示すケーブル用接続部
は、導体継手10に対して導体接続子8、8aを相互に
突き当てる状態で取り付け、導体継手により導体接続子
の先端部を締め付ける状態で、2つのケーブル導体の接
続を行うようにしている。ところが、前述したような接
続方式を用いる場合には、ケーブルの長さ方向に引っ張
り力が付与された場合に、接続部での導通状態を確実に
維持することが困難になる。そこで、前述したような問
題を解消するために、例えば、図14に示されるよう
に、導体接続子の先端部を相互に固着する手段を設ける
ことが考えられている。
【0008】前記図14に示される導体接続手段は、接
続する2つのケーブル導体2、2aの先端部に設けた導
体接続子30、30aの先端部に、小径の頭部31、3
1aを突出させて構成し、前記頭部31、31aの先端
部から内側に向けてねじを切った凹部32、32aを設
け、挿入側接続部材33と係止側接続部材36をそれぞ
れねじ込んで設けている。前記導体接続子30aの頭部
に取り付ける挿入側接続部材33は、ネジ部を設けた本
体から突出部材34を設けており、前記突出部材34に
対して側部に出没可能に複数の係止部材35を設けてい
る。前記係止部材35は、突出部材34に設けたスプリ
ング等の付勢部材により、突出させる方向に揺動可能に
設けている。
【0009】また、前記導体接続子30aに対向して配
置する導体接続子30は、頭部の内側に形成した凹部3
2に対して係止側接続部材36をねじ込んで取り付けて
いる。前記係止側接続部材36には、内部に凹部37を
設けており、凹部37の先端部には小径の係止段部38
を形成している。そして、2つの導体接続子30、30
aを突き当てるようにすると、係止側接続部材36の凹
部37に突出部材34が入り込み、前記突出部材34が
凹部に入り込んだ状態で、係止部材35が凹部の内部で
拡開され、係止部材35が係止側接続部材の係止段部3
8に係止される状態となる。したがって、挿入側接続部
材33を係止側接続部材36に係止した状態で、2本の
ケーブルの引っ張り方向の力に対向させることができる
ようになる。
【0010】前記図14に示されるケーブル用接続部
は、図15ないし図18に示されるような順序にしたが
って行われる。前記図15に示される状態で、ケーブル
導体2、2aの先端部に導体接続子30、30aを取り
付ける前の段階では、ケーブルの曲りを修正して真っ直
ぐにし、導体を所定の長さだけ露出させる作業を行い、
絶縁体3、3aの切断端部に段部40、40aをそれぞ
れ形成する。前述したような例では、絶縁体の切断端部
に絶縁体の段部40、40aから所定の間隔を隔てた位
置に、各々の導体接続子30、30aを導体に取り付け
るようにしている。なお、前記導体接続子では、2つの
導体接続子の接続端部に後述するように、係止部材を配
置しており、導体接続子30aでは、頭部31aの先端
部に係止部材の一方のものを突出させて設けている。
【0011】前記図15に示されるように、2つの対向
するケーブルの導体の端部に導体接続子を取り付けた後
で、図16に示されるようにして、一方のケーブルの絶
縁体3aを露出させた位置に補強絶縁体45を装着す
る。前記補強絶縁体45は、例えば、架橋剤を添加した
未架橋ポリエチレンにより成型した筒として構成し、前
記補強絶縁体の周囲には外部半導電層46を一体に設け
て構成したものを用いている。前記補強絶縁体45に形
成する貫通孔の内径は、ケーブルの絶縁体の外径とほぼ
一致する大きさ、または若干余裕を持った大きさに形成
され、絶縁体の表面に沿って補強絶縁体を容易に移動さ
せ得るように構成される。また、前記補強絶縁体45は
中央部に形成する大径部に対して、その長さ方向の両端
部をテーパ状に形成しており、従来の補強絶縁体の場合
と同様に、コーン状の部材として構成される。さらに、
前記補強絶縁体45は、その外周部に外部半導電層46
を一体に被覆して構成しており、補強絶縁体を装着した
後で外部半導電層を被覆する必要がないように構成され
る。
【0012】前記図16に示されるようにして、一方の
ケーブルの絶縁体に対して補強絶縁体45を装着した後
で、図17に示されるように、2つのケーブルの導体接
続子30、30aを突き当てる状態で、係止部材を用い
て固着する。そして、前記導体接続子を接続した部分に
対して、その外周部に電極部材50を取り付けて、2つ
のケーブル導体を電極部材を介して導通させる状態を設
定する。前記図17に示されるような接続を行う場合に
は、一方の導体接続子30aを電極部材50の内部の貫
通孔に挿入し、その後に、電極部材の他方の貫通孔に他
方の導体接続子30を挿入して、対向する導体接続子の
先端部に設けた係止部材を係合させることができる。前
記図17に示される電極部材を介して導体接続子を接続
する際に、前記電極部材の本体51の内面に形成したリ
ング状の突部52は、導体接続子の頭部の外形にほぼ一
致する形状に構成される。また、電極部材50の頭部5
3、53aは、ケーブル絶縁体の段部に対応させて配置
し、導体接続子を接続した部分の外面に対して、電極部
材50の内面と突部52が隙間なく係合されるととも
に、2本のケーブル導体を導体接続子と電極部材を介し
て導通させるようにする。
【0013】前記図17に示されるようにして、導体の
接続を行った後で、図18に示されるように、一方のケ
ーブル導体の周囲に取り付けておいた補強絶縁体50を
接続部に向けて移動させ、補強絶縁体の長さ方向の中心
部が導体接続子の接続中央部に対応する状態で固定す
る。前記図18に示されるようにして、補強絶縁体を接
続部に対して位置決めを行ってから、前記補強絶縁体の
外側に加熱・加圧装置を装着し、補強絶縁体に対して熱
と圧力を加えることにより、ポリエチレン製の補強絶縁
体に対する架橋を行う。前記補強絶縁体に対して、加熱
・加圧の作用を加えることにより、ポリエチレンを軟化
させて絶縁体の外周部に対して補強絶縁体の内周面を密
着させるとともに、導体接続子と電極部材の周囲、およ
び、絶縁体と電極部材の隙間等をポリエチレン材料で充
填して、接続部の内部に大きな隙間が残らないようにす
る。そして、前記補強絶縁体を圧縮しながら架橋させる
作用を加えることにより、ケーブル用接続部の強度を向
上させ、ケーブルの長さ方向に引っ張り力が付与された
場合でも、導体接続子を接続した部分のみでなく、補強
絶縁体が絶縁体を介して引っ張り力に対抗できるように
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、導体
接続子の先端部に固着手段を配置して、2つのケーブル
導体の先端部を相互に固定保持させる手段を構成した場
合にも、前記接続部を補強絶縁体に対して挿入して固定
する際に、接続部の位置決めを正確に行う必要がある。
また、高圧シールド電極を2つ割り状に構成し、接続部
の周囲に取り付ける方式を用いる場合には、接続部に対
する高圧シールド電極の位置決めを容易に行うことがで
きるものの、導体接続部での特性を良好に発揮させるた
めには、円筒状に一体に構成した高圧シールド電極を用
いることが良いとされる。そこで、前記高圧シールド電
極を円筒状の部材として構成する場合には、ケーブル導
体の先端部に取り付けた導体接続子を円筒状の高圧シー
ルド電極の内部に挿入して、その高圧シールド電極の中
央部で2つの導体接続子を相互に固着することが要求さ
れる。
【0015】さらに、前記円筒状の高圧シールド電極の
内部に導体継手を配置して、導体継手と高圧シールド電
極、および、導体接続子の間で導通状態を設定するため
には、それ等の各構成部材の補強絶縁体に対する位置決
め状態を正確に設定できるような機構を構成することが
必要とされるものの、従来の接続部の構成では、そのよ
うな要求に対応させることが困難である。前記問題に加
えて、従来のケーブルの導体接続子に対応させて配置す
る導体継手を、高圧シールド電極の中心部に正確に位置
決めすることが必要であるが、従来の接続部では作業員
に対して正確な寸法の設定を行って、組立作業を行うこ
とが要求される。さらに、現場で組み立てる必要のある
部材の数が多いために、作業能率を向上させることが困
難である等の問題が生じている。
【0016】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のケーブ
ル用接続部の組立性の問題を解消するもので、ケーブル
接続現場で取り扱う部品の数を少なくできるとともに、
導体接続子の高圧シールド電極内での位置決めを容易に
行い得る電力ケーブル用接続部を提供することを目的と
している。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続する2本
のケーブルの導体端部に導体接続子を固定し、前記2つ
の導体接続子の先端部を突き合わせる状態で、あらかじ
め、ゴム・プラスチック材料により一体に形成した補強
絶縁体の中心を貫通する孔に挿入して固定し、両ケーブ
ルの導体の間に電気的な導通を設定するケーブル導体接
続部に関する。本発明においては、前記補強絶縁体の内
部に配置する高圧シールド電極に対して、導体継手を位
置決めして一体に構成し、ケーブル導体の先端部に取り
付けた導体接続子を挿入する位置を設定する手段を設け
ている。また、本発明において、前記補強絶縁体内部に
配置する高圧シールド電極と、導体継手の2つの部材
は、それぞれの機能を持つ部材を一体に組み合わせて構
成し、ケーブル導体の先端部に取り付けた導体接続子の
先端部を、導体継手の内部に挿入して位置決めすること
により、導体継手と高圧シールド電極に対する導通を設
定するとともに、補強絶縁体に挿入する導体接続子の間
での導通状態を設定する手段を構成することができる。
【0018】
【作用】前述したような構成を有する本発明のケーブル
用接続部では、2つの接続するケーブル導体の先端部
に、各々取り付けた導体接続子を相互に接続でき、高圧
シールド電極の両側から導体接続子を挿入することによ
り、両ケーブルを導通させる手段を構成する。そして、
本発明の高圧シールド電極には中央部に導体継手を固定
して一体に設けるので、導体接続子を挿入するのみで接
続位置を容易に設定可能であり、複数の導電部材を施工
現場で組み立てたりする必要がなくなる。さらに、本発
明の電力ケーブル用接続部においては、ケーブル導体を
接続した状態で、補強絶縁体を高圧シールド電極に対応
させて位置決めし、補強絶縁体に対する加熱と加圧作業
を実施することを可能にする。前記構成に加えて、本発
明の高圧シールド電極に対して一体に設ける導体継手
は、高圧シールド電極の内部でネジ等を用いて一体に取
り付け、導体接続子に対する案内を行うためのカラー部
材を用いて一体に固定するとともに、導体接続子の位置
決めをカラー部材により行い得るようにする。また、本
発明の高圧シールド電極の内部に取り付けて配置する導
体継手は、カラー部材と一体に構成した部材とすること
ができ、高圧シールド電極に対して導体継手を組み立て
る作業を容易に行うことが可能である。
【0019】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の電力ケ
ーブル用接続部を説明する。本発明の実施例において
は、前記図13に示されるようなケーブル用接続部を構
成する前の段階で、ケーブル導体の接続を行うことがで
きるようにされるもので、接続部に対する補強絶縁体の
位置決めを行う際に用いる高圧シールド電極と導体継手
を、一体に組み合わせて構成することにより、接続部の
組立作業を容易に行い得るようにしている。また、本発
明の電力ケーブル用接続部では、導体の先端部に導体接
続子を固定し、その導体接続子の先端部に一体に設けた
固定手段を用いて固着し、ケーブルの長さ方向の張力に
対抗させ得るような接続手段を用いることができる。そ
こで、以下に示す例においても、前記図14に示すよう
な導体接続子の固着保持のための機構を用いることを想
定して説明する。なお、本発明の実施例において、以下
に示す高圧シールド電極は、補強絶縁体の内部に組み込
まれ、補強絶縁体の貫通孔を介して挿入される導体接続
子を、高圧シールド電極の内部に配置する導体継手に対
して位置決めして、導体の接続作業を容易に行い得るよ
うにする。
【0020】図1に示す例は、補強絶縁体の中央部に配
置する高圧シールド電極60と、導体接続子の接続部に
対応させて配置する導体継手65とを1つのユニットと
して構成し、導体接続子の先端部を導体継手65に挿入
した状態で、接続部材の位置決めを自動的に行い得るよ
うにする手段を構成している。そして、高圧シールド電
極60の内部でケーブル導体を接続した後で、補強絶縁
体に対する加熱と加圧の作用を行い、補強絶縁体による
絶縁部材を一体に締め付けて固定することは、従来の接
続部と同様にして構成される。また、前記図1に示す高
圧シールド電極60は、例えば、軽量化を図り、アルミ
合金等で円筒状の部材として構成することができるが、
その他に、銅等の金属で構成することも可能である。前
記高圧シールド電極60の長さ方向の中央部に配置する
導体継手65は、導電性良好な銅等の金属材料により構
成されるが、導体接続子との間での導通を良好に設定す
るために、導体継手65の内面に銅製の薄い板に銀メッ
キを施したバンド状導電部材75を配置している。
【0021】前記バンド状導電部材75としては、銅等
の板状の部材に対して、多数の切り起し片を所定の間隔
で配置しているもので、前記切り起し片を導体継手の内
周面から接線方向に対して傾いた状態に切り立てて配置
し、導体接続子に対して切り起し片の端部が押圧する状
態に設けている。そして、導体継手の貫通孔に対して導
体接続子を挿入すると、バンド状導電部材の切り起し片
を導体接続子と円筒状導体継手との間で押圧し、切り起
し片が所定の圧力で両部材を押圧し、両者の間での導通
状態を設定できるようにする。本発明において、前記バ
ンド状導電部材としては、例えば、株式会社ソルトン製
の「マルチコンタクトバンド」(商品名)を使用するこ
とができる。前記マルチコンタクトバンドは、銅合金製
の薄いベルト状の板部材に対して、中央部に切り起し片
を所定の間隔で形成したものとして構成されている。そ
して、前記切り起し片が両側の押圧部材により圧縮され
る状態で一方に倒され、両側の部材に対してそのバンド
の弾性により押圧する状態となり、電気的な導通を得ら
れるものとされる。
【0022】前述したように構成する高圧シールド電極
と、導体継手とを組み合わせたユニットに対して、導体
接続子を挿入して、ケーブル導体の接続部を構成する場
合には、図2に示されるように、各部材の位置決めが行
われ、ケーブル導体2、2aを導体接続子30、30a
を突き当てる状態で接続する。前記図2に示されるよう
に、高圧シールド電極60の内部に2つの接続するケー
ブルの先端部を挿入する場合に、導体接続子の頭部3
1、31aが導体継手65の内部に挿入されて、前記図
14に示したようにして頭部に設けた接続手段が係止さ
れる。また、前記導体接続子を導体継手に対して挿入し
た状態では、導体接続子と頭部との間に設けた段部が導
体継手の端部に係止されて、導体接続子の挿入深さを設
定することができ、そのようにしてケーブル先端部を挿
入することにより、接続部を自動的に位置決めすること
が可能である。そして、前記導体接続子30、30aが
相互に固着されて導通状態が設定されるとともに、導体
継手65と導体接続子30、30aの頭部31、31a
との間で、バンド状導電部材75を介して導通状態が設
定される。
【0023】前述したような高圧シールド電極と導体継
手を組み合わせた接続部のユニットは、図3に示される
ような高圧シールド電極60と、図4の導体継手65、
および、図5のカラー部材67を組み合わせて構成して
いる。前記図3に示される高圧シールド電極60は所定
の肉厚を有するもので、内部に貫通孔61を設けた円筒
状の導電性を有する部材として構成し、その円筒部材を
外周部から貫通孔に向けて配置するネジ孔62……を多
数設けている。前記多数のネジ孔のうち、高圧シールド
電極の長さ方向の中央部に配置するネジ孔は、導体継手
を固定するために用いるものであり、両側に配置するネ
ジ孔は、導体継手を位置決めするためのカラー部材を固
定するために用いる。
【0024】また、前記高圧シールド電極60の中央部
に配置する導体継手65は、円筒状の部材として構成さ
れており、高圧シールド電極60の貫通孔の内部に挿入
した際に、隙間が生じないような外形のものとされる。
前記導体継手65の表面から所定の深さでネジ孔66を
配置しており、前記導体継手のネジ孔を高圧シールド電
極に設けたネジ孔に一致させ、固定ネジを用いて固定す
ることにより、高圧シールド電極の長さ方向の中央部で
導体継手の位置決めを行い得るようにする。さらに、前
記導体継手65の内面には、前述したように、バンド状
導電部材75を一体に設けており、導体継手と導体接続
子の間での導通を設定できるようにしている。
【0025】前記図1において、高圧シールド電極60
の貫通孔の内部で導体継手65の両側に配置するカラー
部材67、67aは、図5に示すように円筒状の部材と
して構成されており、前記カラー部材67をアルミや銅
合金等により構成することができる。また、前記カラー
部材67においては、高圧シールド電極の貫通孔61に
対応させる外径に形成するもので、円筒の内径を導体接
続子の本体を容易に挿入可能なものとして構成し、導体
継手に突き当てる側の端部は垂直断面に構成し、他方の
端部にはテーパ部69を設けて、導体接続子の挿入の動
作に対応させるようにする。さらに、前記カラー部材6
7には、導体継手の場合と同様に、所定の深さのネジ孔
68……を設けておき、高圧シールド電極に設けたネジ
孔を合わせる状態で固定ネジにより固定して、位置決め
を行い得るようにする。
【0026】前記図3ないし図5に示される部材を組み
合わせ、図1のようにして、高圧シールド電極60の貫
通孔の中央部に導体継手65を配置し、両側にカラー部
材67、67aをそれぞれ配置して、高圧シールド電極
に対して固定ネジ63……を用いて固定して高圧シール
ド電極のユニットを構成する。そして、前記高圧シール
ド電極のユニットを補強絶縁体の内部に位置決めして、
導体接続部を構成できるようにする。さらに、前記図2
に示されるように、補強絶縁体の両側端部から貫通孔に
対して導体接続子を挿入し、導体接続子の段部を導体継
手の端部に突き当てる状態で、2つの対向する導体接続
子を相互に固着して、補強絶縁体の内部でのケーブル導
体の接続部を構成することができるようにする。
【0027】
【実施例2】本発明においては、前記図1に示されるよ
うな高圧シールド電極ユニットを構成することの他に、
図6ないし図8に示されるようなユニットを構成するこ
ともできる。この実施例において、カラー一体型高圧シ
ールド電極70は高圧シールド電極部材71と一方のカ
ラー部材を一体に構成しており、アルミ合金等の材料を
用いて、高圧シールド電極の機能を有する部材と導体継
手に対する位置決め部材とを、1つの円筒状の部材とし
て構成する。また、前記図6に示されるカラー一体型高
圧シールド電極70においては、導体継手と一方のカラ
ー部材とを固定するために、高圧シールド電極部材71
にネジ孔73……を多数設けており、貫通孔74に対し
て、カラー部材72を設ける側の反対の端部から導体継
手とカラー部材を挿入して、位置決めを行うことができ
るようにする。前記導体継手は、本発明の第1の実施例
の場合と同様に、内面にバンド状導電部材を配置してい
るもので、導体継手に挿入した導体接続子の頭部と導体
継手との間を導通させるための手段を、バンド状導電部
材により構成できるようにされる。
【0028】前記図6のカラー一体型高圧シールド電極
70に対して導体継手65を装着すると、図7に示すよ
うに、カラー部材72の内側の端部に導体継手65の端
部を突き当てる状態で位置決めできるようになる。そし
て、カラー一体型高圧シールド電極のネジ孔と導体継手
のネジ孔を合わせる状態で、固定ネジ63をねじ込んで
固定することにより、導体継手をカラー一体型高圧シー
ルド電極の貫通孔の所定の位置に固定保持させるように
する。さらに、前記図7のようにして導体継手を固定し
た後で、図8に示されるようにしてカラー部材67を挿
入し、固定ネジにより固定することにより、前記図1の
場合と同様な高圧シールド電極のユニットを構成するこ
とができる。なお、前記カラー一体型高圧シールド電極
に取り付ける導体継手65とカラー部材67は、前記図
4、5に示されたものと同様な部材を用いることができ
るものであり、前記高圧シールド電極ユニットにケーブ
ル導体の接続部を挿入して固定することにより、前記図
2の状態での接続作用を行うことができる。
【0029】
【実施例3】前記本発明の各実施例に示されたものとは
別に、本発明においては、図9に示すような高圧シール
ド電極80に対して、図10または図11に示すような
カラー一体型導体継手を組み合わせることにより、高圧
シールド電極のユニットを構成することもできる。前記
図9に示される高圧シールド電極80では、前記図3に
示されたものと同様な円筒状の部材を構成し、その長さ
方向の中央部の円周部に、複数のネジ孔81……を設け
ている。そして、前記高圧シールド電極80の貫通孔8
2に、図10に示すようなカラー一体型導体継手85を
挿入して、固定ネジを用いて固定することにより、高圧
シールド電極のユニットを構成することができる。図1
0に示されるカラー一体型導体継手85は、導体継手部
材87の両側にカラー部材88、88aを一体に配置し
たものとして構成されるもので、前記導体継手部材87
として銅合金製の部材を構成する場合には、カラー部材
88を同一の材料で構成し、導体継手部材87の内面に
はバンド状導電部材75を配置している。
【0030】また、前記カラー一体型導体継手85にお
いては、外径を高圧シールド電極80の貫通孔の内部に
隙間なく挿入可能に構成し、導体継手部材87の内径は
導体接続子のサイズに対応させて構成する。さらに、カ
ラー部材88、88aの内径は導体接続子の外径よりも
大きく設定して、カラー部材の内部に導体接続子を挿入
する動作を容易に行い得るようにする。したがって、前
記図10のカラー一体型導体継手85を用いる場合に
は、図9の高圧シールド電極80の内部に挿入して、両
部材のネジ孔81、86を組み合わせる状態で、固定ネ
ジをねじ込んで固定することにより、高圧シールド電極
ユニットを容易に構成できる。
【0031】前記図10のカラー一体型導体継手とは別
に、本発明においては、図9に示される高圧シールド電
極の内部に挿入する導体継手部材を、図11に示される
ようなものとして構成することができる。前記図11に
示される組み合わせ型導体継手90は、導体継手91の
両側にカラー部材95、95aをネジ部を介して一体に
取り付けるもので、3つの導電性を有する部材を同一の
金属材料で構成すること、または、異なる材料を用いて
構成することもできる。前記組み合わせ型導体継手90
においては、中央部に配置する導体継手91の中央部の
円周方向に沿って、複数のネジ孔93……を配置し、さ
らに、導体継手の内面には導体接続子との間での導通を
設定するためのバンド状導電部材75を配置している。
また、図12にも示されるように、前記導体継手の両側
端部には外ネジ92、92aを設けて、カラー部材に対
する接続部を構成する。前記導体継手の両側に配置する
カラー部材95、95aでは、導体継手91のネジ部に
対応させて内ネジ96,96aを構成し、前記ネジ部を
噛み合わせる状態で、導体継手に対して2つのカラー部
材を取り付けることによって、前記図10に示されるよ
うなカラー一体型導体継手を構成することができる。
【0032】前記図11に示されるような組み合わせ型
導体継手90を構成する場合には、導体継手を銅合金等
で構成し、カラー部材をアルミ等で構成することも可能
であり、また、カラー部材機能を有する部材を、プラス
チック材料により構成することもできる。そして、前記
図11の組み合わせ型導体継手を構成する場合には、導
体継手の内面にバンド状導電部材を取り付ける作業を非
常に容易に行うことが可能であり、バンド状導電部材を
正確な位置に固定することにより、導体接続子を挿入し
た場合にも、両部材間での導通状態を良好に設定するこ
とが可能になる。さらに、前記図13のようにして3つ
の部材を組み合わせて、図12の組み合わせ型導体継手
90を構成することにより、前記図10のカラー一体型
導体継手の場合と同様に、高圧シールド電極の内部に挿
入して固定する動作を容易に行うことができ、高圧シー
ルド電極ユニットを補強絶縁体に対して位置決めするこ
とができるものとされる。
【0033】なお、前記本発明の実施例に示される高圧
シールド電極ユニットは、従来の接続部のように、補強
絶縁体の長さ方向の中央部の内部に一体に配置して、ケ
ーブル導体の端部に取り付けた導体接続子を補強絶縁体
の貫通孔から挿入する接続方式を用いることが可能であ
る。また、補強絶縁体をゴム・プラスチック材料のみに
より構成したものとする場合には、高圧シールド電極ユ
ニットに対して導体接続部を構成した後で、補強絶縁体
を装着して位置決めし、補強絶縁体に対して加熱と加圧
の作用を付与して成型する手段を用いることもできる。
そして、補強絶縁体を高圧シールド電極を含まない部材
として構成する場合には、図15ないし図18の工程
で、従来例として示した接続手段に対して、高圧シール
ド電極を2つ割りにしないで円筒として構成したもの
に、導体接続子を挿入して固定することにより、ケーブ
ル用接続部を容易に構成することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の高圧シールド電極ユニットは、
前述したような構成を有するものであるから、2つの接
続するケーブル導体の先端部に、各々取り付けた導体接
続子を相互に接続でき、カラー一体型高圧シールド電極
の両側から導体接続子を挿入することにより、両ケーブ
ルを導通させる手段を構成することが可能である。そし
て、本発明の高圧シールド電極には中央部に導体継手を
固定して一体に設けるので、導体接続子を挿入するのみ
で接続位置を容易に設定可能であり、複数の導電部材を
施工現場で組み立てたりする必要がなくなり、現場での
組立作業を簡素化することができる。さらに、本発明の
電力ケーブル用接続部においては、ケーブル導体を接続
した状態で、補強絶縁体を高圧シールド電極に対応させ
て位置決めし、補強絶縁体に対する加熱と加圧の作業を
実施することが可能であり、ケーブル用接続部を容易に
構成することができる。前記効果に加えて、本発明の高
圧シールド電極に対して一体に設ける導体継手は、高圧
シールド電極の内部でネジ等を用いて一体に取り付け、
導体接続子に対する案内を行うためのカラー部材を用い
て一体に固定するとともに、導体接続子の位置決めをカ
ラー部材により容易に行うことが可能である。また、本
発明の高圧シールド電極の内部に取り付けて配置する導
体継手は、カラー部材と一体に構成した部材とすること
ができ、高圧シールド電極に対して導体継手を組み立て
る作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の高圧シールド電極ユニットの構成を
示す説明図である。
【図2】 高圧シールド電極ユニットを用いて導体を接
続する状態の説明図である。
【図3】 図1に用いる高圧シールド電極の説明図であ
る。
【図4】 図1に用いる導体継手の説明図である。
【図5】 図1に用いるカラー部材の説明図である。
【図6】 本発明のカラー一体型高圧シールド電極の構
成を示す説明図である。
【図7】 図6のカラー一体型高圧シールド電極に導体
継手を組み合わせた状態の説明図である。
【図8】 図6のカラー一体型高圧シールド電極に導体
継手とカラー部材を組み合わせた状態の説明図である。
【図9】 本発明の高圧シールド電極の別の実施例の構
成を示す説明図である。
【図10】 図9の高圧シールド電極に組み合わせるカ
ラー一体型導体継手の構成を示す説明図である。
【図11】 本発明の組み合わせ型導体継手の構成を示
す説明図である。
【図12】 図11の組み合わせ型導体継手を構成する
各部材の組み合わせ状態の説明図である。
【図13】 一般的なケーブル用接続部の構成を示す断
面図である。
【図14】 導体接続子を直接接続する装置の説明図で
ある。
【図15】 ケーブルを接続する際に、導体の先端部に
導体接続子を取り付ける状態の説明図である。
【図16】 一方のケーブルに補強絶縁体を支持させる
状態を示す説明図である。
【図17】 導体接続部に電極部材を取り付けた状態の
説明図である。
【図18】 導体接続部に対して補強絶縁体を位置決め
する状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ケーブル、 2 導体、 3 絶縁体、 8
導体接続子、10 導体継手、 15 高圧シ
ールド電極、 16 補強絶縁体、20 ケーブル
用接続部、 30 導体接続子、 31 頭部、3
3 挿入側接続部材、 36 係止側接続部材、
40 段部、45 補強絶縁体、 50 電極
部材、 60 高圧シールド電極、65 導体継
手、 67 カラー部材、70 カラー一体型高圧
シールド電極、 71 高圧シールド電極部材、75
バンド状導電部材、 80 高圧シールド電極、
85 カラー一体型導体継手、 87 導体継手部
材、90 組み合わせ型導体継手、 91 導体継
手、95 カラー部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大高 巖 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続する2本のケーブルの導体端部に導
    体接続子を固定し、前記2つの導体接続子の先端部を突
    き合わせる状態で、あらかじめ、ゴム・プラスチック材
    料により一体に形成してなる補強絶縁体の中心を貫通す
    る孔に挿入して固定し、両ケーブルの導体の間に電気的
    な導通を設定するケーブル導体接続部において、 前記補強絶縁体の内部に配置する高圧シールド電極に対
    して、導体継手を位置決めして一体に構成し、 ケーブル導体の先端部に取り付けた導体接続子を挿入す
    る位置を設定する手段を設けることを特徴とする電力ケ
    ーブル用接続部。
  2. 【請求項2】 前記補強絶縁体内部に配置する高圧シー
    ルド電極と導体継手の2つの部材は、それぞれの機能を
    持つ部材を一体に組み合わせて構成し、 ケーブル導体の先端部に取り付けた導体接続子の先端部
    を、導体継手の内部に挿入して位置決めすることによ
    り、導体継手と高圧シールド電極に対する導通を設定す
    るとともに、 補強絶縁体に挿入する導体接続子の間での導通状態を設
    定することを特徴とする請求項1に記載の電力ケーブル
    用接続部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030073416A (ko) * 2002-03-11 2003-09-19 엘지전선 주식회사 도체 슬리브 일체형 코로나 쉴드
KR20030089579A (ko) * 2002-05-16 2003-11-22 엘지전선 주식회사 초고압 케이블의 수축 탈리 방지용 코로나 쉴드 구조
FR3032836A1 (fr) * 2015-02-16 2016-08-19 Alstom Technology Ltd Sous ensemble compose de deux conducteurs cylindriques et d'un manchon de raccordement en deux parties

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WO2016131749A1 (fr) * 2015-02-16 2016-08-25 General Electric Technology Gmbh Sous ensemble composé de deux conducteurs cylindriques et d'un manchon de raccordement en deux parties

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