JPH08116601A - 制御装置間のインタ−フェ−ス回路 - Google Patents

制御装置間のインタ−フェ−ス回路

Info

Publication number
JPH08116601A
JPH08116601A JP24774294A JP24774294A JPH08116601A JP H08116601 A JPH08116601 A JP H08116601A JP 24774294 A JP24774294 A JP 24774294A JP 24774294 A JP24774294 A JP 24774294A JP H08116601 A JPH08116601 A JP H08116601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
signal
signal line
pull
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24774294A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sakano
誠 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP24774294A priority Critical patent/JPH08116601A/ja
Publication of JPH08116601A publication Critical patent/JPH08116601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置間のインタ−フェ−ス回路におい
て、制御装置間の信号線とグランドライン間に、雨水な
どによる短絡回路が形成されても、正常な信号伝送がで
きるようにすることを目的とする。 【構成】 上記目的を達成するため、制御回路によりス
イッチングされるスイッチング手段と、このスイッチン
グ手段がオンされるのに伴って信号を出力する信号出力
手段とを信号線で接続するとともに、前記スイッチング
手段がオンに制御されたとき前記信号出力手段と前記信
号線と前記スイッチング手段とを介してグランドライン
に所定の電流を通電する電源を設けた制御装置間のイン
タ−フェ−ス回路において、前記信号線の電圧をプルア
ップする抵抗と、その抵抗に対して前記電源の電圧より
も高い電圧を印加するプルアップ電源とを有するプルア
ップ回路を設けることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ−フォ−クリ
フト等の電動車両における制御装置間のインタ−フェ−
ス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリ−フォ−クリフト等の電
動車両において、例えばメインコントロ−ラからの信号
をディスプレイ装置に伝送するためのインタ−フェ−ス
回路として図2に示すような回路が用いられている。図
2に示すように、メインコントロ−ラMCからの信号を
ディスプレイ装置DPに伝送するためのインタ−フェ−
ス回路は、メインコントロ−ラMCにNPN型のスイッ
チングトランジスタTRが内蔵されている一方、ディス
プレイ装置DPにはフォトカプラPCが設けられてお
り、スイッチングトランジスタTRのコレクタとフォト
カプラPCの発光ダイオ−ドのカソ−ドとは端子TSを
介して信号線SLにより接続されている。尚、スイッチ
ングトランジスタTRのエミッタはグランドラインGN
Dに接続されている。
【0003】また、メインコントロ−ラMC内の制御電
源電圧の+5ボルトは、抵抗Rと端子TPと電源線PL
とを介してディスプレイ装置DPに設けられたフォトカ
プラPCの発光ダイオ−ドのアノ−ドに印加されてい
る。
【0004】以上のように構成されたインタ−フェ−ス
回路において、メインコントロ−ラMCのスイッチング
トランジスタTRのベ−スに制御回路MCCから信号が
出力されると、スイッチングトランジスタTRはオンに
制御され、コレクタとエミッタ間の抵抗がゼロに近くな
るため、フォトカプラPCの発光ダイオ−ドに制御電源
からの電流が通電される。その結果、フォトカプラPC
の受光トトランジスタがオンになり、フォトカプラPC
から論理「L」の信号が出力される。一方、メインコン
トロ−ラMCのスイッチングトランジスタTRのベ−ス
に制御回路MCCから信号が出力されない状態では、フ
ォトカプラPCの出力信号は論理「H」になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインタ−フ
ェ−ス回路の場合、通常は、メインコントロ−ラMCの
スイッチングトランジスタTRがオフされているため、
信号線SLとグランドラインGND間はかなり高い抵抗
を有する状態になっている。しかしながら、バッテリ−
フォ−クリフト等の電動車両は屋外で使用されることも
多く、雨水が車体内部に浸入し、信号線SLにかかるこ
とがある。このような場合、図2のX部に示すように、
信号線SLとグランドラインGND間に、短絡抵抗Rx
の短絡回路ができるため、信号線SLとグランドライン
GND間の抵抗が正常状態より低くなり、あたかもメイ
ンコントロ−ラMCのスイッチングトランジスタTRが
オンになったと同じような状態になるため、メインコン
トロ−ラMCからディスプレイ装置DPに対する正常な
信号伝送が困難になるという問題がある。
【0006】そこで本発明では、信号線とグランドライ
ン間に、水などで、ある程度の抵抗を有する短絡回路が
形成されても、制御装置間の信号伝送が正常にできるよ
うなインタ−フェ−ス回路を提供することを解決すべき
課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、制御回路によりスイッチングされるスイッ
チング手段と、このスイッチング手段がオンされるのに
伴って信号を出力する信号出力手段とを信号線で接続す
るとともに、前記スイッチング手段がオンに制御された
とき前記信号出力手段と前記信号線と前記スイッチング
手段とを介してグランドラインに所定の電流を通電する
電源を設けた制御装置間のインタ−フェ−ス回路におい
て、前記信号線の電圧をプルアップする抵抗と、その抵
抗に対して前記電源の電圧よりも高い電圧を印加するプ
ルアップ電源とを有するプルアップ回路を設けることで
ある。
【0008】
【作用】上記構成の制御装置間のインタ−フェ−ス回路
によれば、信号線とグランドライン間に水などで短絡回
路が形成された場合、スイッチング手段がオフの状態で
の短絡回路の抵抗値をRx、プルアップ抵抗値をRp、
プルアップ電圧をV1とすると、短絡状態にある信号線
の電圧Vaは、Va=Rx・V1/(Rx+Rp)とな
る。この信号線の電圧Vaが前述の電源電圧(例えば5
ボルト)より高い状態では信号出力手段からグランドラ
インに電流が流れないため、信号出力手段からの信号の
出力が行われない。一方、スイッチング手段がオンに制
御された場合には信号線とグランドライン間の抵抗がゼ
ロに近くなるため、プルアップ回路とは無関係に信号伝
送が可能になる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、バッテリ−フォ−クリフト等の電
動車両に搭載されたメインコントロ−ラMCからの信号
をディスプレイ装置DPに伝送するためのインタ−フェ
−ス回路を示したものである。尚、図2に示した従来の
インタ−フェ−ス回路と同一のものは同一の符号を付け
ている。図1において、メインコントロ−ラMCからの
信号をディスプレイ装置DPに伝送するためのインタ−
フェ−ス回路は、メインコントロ−ラMCにNPN型の
スイッチングトランジスタTRが内蔵されている一方、
ディスプレイ装置DPにはフォトカプラPCが設けられ
ている。
【0010】スイッチングトランジスタTRのベ−ス
は、メインコントロ−ラMCの制御回路MCCに接続さ
れており、制御回路MCCからのオンオフ制御信号が同
ベ−スに印加されるとスイッチングトランジスタTRが
オンオフされる。スイッチングトランジスタTRのコレ
クタは、端子TS1に接続される一方、スイッチングト
ランジスタTRのエミッタはグランドラインGNDに接
続されている。また、スイッチングトランジスタTRの
コレクタには、プルアップ抵抗Rpが接続されており、
プルアップ抵抗Rpには+12ボルトのプルアップ電圧
が印加されている。尚、このプルアップ回路の+12ボ
ルトのプルアップ電圧は、制御回路MCCのアナログ回
路の電源電圧を用いる。
【0011】一方、ディスプレイ装置DPに設けられた
フォトカプラPCの発光ダイオ−ドのアノ−ドには抵抗
R1が接続されており、その抵抗R1には+5ボルトの
電圧が印加されている。尚、この+5ボルト電圧は、デ
ィスプレイ装置DPからではなく、メインコントロ−ラ
MCの+5ボルト電圧を用いても良い。上記フォトカプ
ラPCの発光ダイオ−ドのカソ−ドには抵抗R2が接続
されており、抵抗R2の他端は端子TS2に接続されて
いる。そして、この抵抗R2には並列にダイオ−ドD1
が順方向に接続されている。尚、この抵抗R2は、スイ
ッチングトランジスタTRがオフのとき、+12ボルト
のプルアップ電圧が、+5ボルト側に流れる電流を抑え
るために設けられている。また、発光ダイオ−ドを保護
するためにダイオ−ドD2が逆方向に並列接続されてい
る。
【0012】フォトカプラPCの受光トランジスタのコ
レクタには抵抗R3が接続されており、その抵抗R3に
は+5ボルトの電圧が印加され、プルアップされてい
る。そして受光トランジスタのエミッタはグランドライ
ンGNDに接続されている。従って、受光トランジスタ
が発光ダイオ−ドからの光を受光したとき、受光トラン
ジスタがオンにスイッチングされ、論理「L」の信号が
出力される一方、発光ダイオ−ドからの光を受光しない
状態では論理「H」となっている。
【0013】メインコントロ−ラMCの前記端子TS1
とディスプレイ装置DPの端子TS2間には信号線SL
が接続されており、次のように信号伝送が行われる。メ
インコントロ−ラMCの制御回路MCCからスイッチン
グトランジスタTRのベ−スに制御信号が出力(オン)
されると、スイッチングトランジスタTRはスイッチオ
ンに制御される。その結果、ディスプレイ装置DPに設
けられたフォトカプラPCの発光ダイオ−ドに、+5ボ
ルト電源からの電流が通電されるため発光ダイオ−ドが
発光され、受光トランジスタがオンにスイッチングされ
る。そして、受光トランジスタがオンにスイッチングさ
れると、論理「L」の信号が出力される。
【0014】上記のように、メインコントロ−ラMCの
制御回路MCCからスイッチングトランジスタTRに制
御信号が出力され、ディスプレイ装置DPに設けられた
フォトカプラPCから論理「L」の信号が出力される過
程で、フォトカプラPCの発光ダイオ−ドに抵抗R1を
介して接続された+5ボルト電源からの電流が抵抗R
1、フォトカプラPCの発光ダイオ−ド、ダイオ−ドD
1,端子TS2、信号線SL、端子TS1、スイッチン
グトランジスタTRを介してグランドラインGNDに流
れる。尚、前記プルアップ回路の+12ボルト電圧は、
スイッチングトランジスタTRがオンのとき、コレク
タ、エミッタ間の抵抗がゼロに近いため、フォトカプラ
PCの発光ダイオ−ドを流れる電流を制限しない。
【0015】以上のように構成されたインタ−フェ−ス
回路において、雨水が電動車両の車体内部に浸入し、図
1に示すように、信号線SLとグランドラインGND間
に水による抵抗Rxの短絡回路Xができた場合、短絡状
態にある信号線SLの電圧Vaは、次の式で示される。 Va=Rx・12v/(Rx+Rp) 但し、12vはプルアップ電圧であり、Rpはプルアッ
プ抵抗値である。この信号線SLの電圧Vaが、フォト
カプラPCの発光ダイオ−ドに抵抗R1を介して印加さ
れた電圧(+5ボルト)より高ければ、フォトカプラP
Cの発光ダイオ−ドに電流が流れないため、受光トラン
ジスタがオフを保ち、フォトカプラPCの出力信号は論
理「H」のままである。従って、このインタ−フェ−ス
回路は上記短絡回路Xが形成されても誤動作しない。
【0016】尚、短絡状態にある信号線SLの電圧Va
が+5ボルトより高い場合は勿論、+5ボルトより低く
ても、フォトカプラPCの発光ダイオ−ドに、受光トラ
ンジスタがオンになるような発光量に相当する電流が流
れない程度の電圧であれば、このインタ−フェ−ス回路
は前記短絡回路Xが形成されても誤動作しない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方の制
御装置に内蔵されたスイッチング手段と、他方の制御装
置に内蔵されて前記スイッチング手段がオンされるのに
伴って信号を出力する信号出力手段とを信号線で接続す
るとともに、前記スイッチング手段がオンに制御された
とき前記信号出力手段と前記信号線と前記スイッチング
手段とを介してグランドラインに所定の電流を通電する
電源を設けた制御装置間のインタ−フェ−ス回路におい
て、前記信号線の電圧をプルアップする抵抗と、その抵
抗に対して前記電源の電圧よりも高い電圧を印加するプ
ルアップ電源とを有するプルアップ回路を設けたため、
信号線とグランドライン間に水などで短絡回路が形成さ
れても、制御装置間の信号伝送を正常に行うことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインタ−フェ−ス回路図で
ある。
【図2】従来のインタ−フェ−ス回路図である。
【符号の説明】
MC メインコントロ−ラ MCC 制御回路 DP ディスプレイ装置 TR スイッチングトランジスタ Rp プルアップ抵抗 SL 信号線 PC フォトカプラ X 短絡回路部 Rx 短絡抵抗 +12v プルアップ電圧 +5v 電源電圧 Va 短絡時の信号線の電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路によりスイッチングされるスイ
    ッチング手段と、このスイッチング手段がオンされるの
    に伴って信号を出力する信号出力手段とを信号線で接続
    するとともに、前記スイッチング手段がオンに制御され
    たとき前記信号出力手段と前記信号線と前記スイッチン
    グ手段とを介してグランドラインに所定の電流を通電す
    る電源を設けた制御装置間のインタ−フェ−ス回路にお
    いて、前記信号線の電圧をプルアップする抵抗と、その
    抵抗に対して前記電源の電圧よりも高い電圧を印加する
    プルアップ電源とを有するプルアップ回路を設けた制御
    装置間のインタ−フェ−ス回路。
  2. 【請求項2】 スイッチング手段はスイッチングトラン
    ジスタであり、信号出力手段はフォトカプラである請求
    項1の制御装置間のインタ−フェ−ス回路。
JP24774294A 1994-10-13 1994-10-13 制御装置間のインタ−フェ−ス回路 Pending JPH08116601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24774294A JPH08116601A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 制御装置間のインタ−フェ−ス回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24774294A JPH08116601A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 制御装置間のインタ−フェ−ス回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08116601A true JPH08116601A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17167999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24774294A Pending JPH08116601A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 制御装置間のインタ−フェ−ス回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08116601A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1087282A2 (de) * 1999-07-12 2001-03-28 elero GmbH Schnittstelle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1087282A2 (de) * 1999-07-12 2001-03-28 elero GmbH Schnittstelle
EP1087282A3 (de) * 1999-07-12 2001-05-23 elero GmbH Schnittstelle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2536641A1 (en) Tx line driver with common mode idle state and selectable slew rates
JP2002519921A (ja) 低ノイズスタンバイモード特性を備えた駆動増幅器
JPH08116601A (ja) 制御装置間のインタ−フェ−ス回路
US20020140388A1 (en) Apparatus for controlling rearview mirror angle for use in a vehicle
JP3437588B2 (ja) 負荷ドライブ回路
JPH1032350A (ja) 駆動回路
JPH01220915A (ja) トランジスタの出力短絡保護回路
GB2162399A (en) LED modulator
JPS58501354A (ja) 最小の電力損失を有する誘導性負荷ドライバ保護回路
JP2001165817A (ja) 断線検出回路
JP2007225441A (ja) 負荷駆動装置
JP2002026996A (ja) 通信装置用終端回路
JPH09261853A (ja) 2電源型電子装置
KR101817019B1 (ko) 차량용 제어기
JP2607013Y2 (ja) 過電流保護装置
JP2774226B2 (ja) リレー駆動回路
JP2876505B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3412026B2 (ja) 交直両用形電子機器の電源選択装置
JP3578666B2 (ja) 基準周波数信号切替回路
JPH1199938A (ja) 定電流制御装置
JPH02284324A (ja) リレーの駆動回路
WO2003010891A3 (en) Output driver equipped with a sensing resistor for measuring the current in the output driver
JPH0661042A (ja) 誘導性負荷の駆動回路
JPS5889096A (ja) 直流モ−タの駆動制御回路
JPH07288074A (ja) リレー駆動回路