JP2876505B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

Info

Publication number
JP2876505B2
JP2876505B2 JP4354324A JP35432492A JP2876505B2 JP 2876505 B2 JP2876505 B2 JP 2876505B2 JP 4354324 A JP4354324 A JP 4354324A JP 35432492 A JP35432492 A JP 35432492A JP 2876505 B2 JP2876505 B2 JP 2876505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
control signal
bipolar transistor
timing control
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4354324A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06189527A (ja
Inventor
倫章 山
幸人 堀内
雅憲 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP4354324A priority Critical patent/JP2876505B2/ja
Publication of JPH06189527A publication Critical patent/JPH06189527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2876505B2 publication Critical patent/JP2876505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DC−DCコンバー
タに関し、詳しくは、例えば携帯型ヘッドホンステレオ
等のバッテリー駆動機器に好適な低消費電力のDC−D
Cコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のDC−DCコンバータの
回路構成を示す。ここで、1は1.8Vのバッテリー、
2はスイッチングのタイミングを示すタイミング制御信
号Tを発生するコントローラ、3は出力側の電圧を発生
するトランス、Q3はトランス3を介する入力側電源電
圧Vccのラインをスイッチングするトランジスタであ
る。
【0003】電圧変換時には、タイミング制御信号Tが
交互に“L”,“H”の値を採る。タイミング制御信号
Tが“L”のときには、これを受けてオンした入力段回
路のトランジスタQ1を介してベース電流がトランジス
タQ3に供給される。これによりトランジスタQ3がオ
ンしてトランス3に電流が流れる。一方、タイミング制
御信号Tが“H”になると、これを受けて入力段回路で
はトランジスタQ1がオフしトランジスタQ2がオンす
る。これによりトランジスタQ3のベース蓄積電荷が急
速に放出され、速やかにトランジスタQ3がオフする。
そこで、トランス3を介する電流は、それまでの行き先
を遮断されて昇圧され、トランジスタQ4により整流さ
れて、平滑コンデンサC及び負荷RL に供給される。こ
のようなスイッチング動作を高速に繰り返すことで例え
ば1.8Vのバッテリー電圧Vccから3.3Vのオーデ
ィオ回路用電源電圧VL が生成されて負荷RL に供給さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のDC
−DCコンバータでは、大きな電流を断続するトランジ
スタQ3を高速にオンオフさせるために、入力段回路に
はトランジスタQ3のベース電流を供給するトランジス
タQ1に加えて、トランジスタQ3のベース蓄積電荷を
放出するトランジスタQ2をも具備する。ところで、オ
ーディオ装置等ではミュート状態等の音響出力を要しな
いときがあり、かかる状態では出力側電源電圧が不要で
ある。そこで、トランジスタQ3のスイッチングによる
バッテリー電力の消費を防止すべく、タイミング制御信
号Tを一定値に固定することで、トランジスタQ3がオ
フ状態に維持されて、待機状態にされる。
【0005】しかし、待機状態では、上述の如くトラン
ジスタQ3のベース蓄積電荷の放出用トランジスタQ2
がオンしている。このため、タイミング制御信号Tのラ
インから供給されたトランジスタQ2のベース電流がエ
ミッタ側へ流れる。このベース電流はバッテリー電圧V
cc下で動作するコントローラ2から供給される。従っ
て、コンバータとして作動しない待機状態のときでも、
このDC−DCコンバータによってバッテリー1の電力
が消費されてしまうので問題である。この電流は2〜3
mA程度であるが、現在の低消費電力化の要請は一段と
厳しさを増しており、この値は決して無視できるもので
はない。この発明の目的は、このような従来技術の問題
点を解決するものであって、待機状態ではほぼ完全に電
力を消費しない構成のDC−DCコンバータを実現する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のDC−DCコンバータの第1の構成は、
力側電源電圧下で動作するコントローラが発生したトラ
ンジスタをオン/オフさせるタイミング制御信号を受
け、このタイミング制御信号に応じて入力側電源電圧の
受給ラインをスイッチングすることにより出力側電源電
圧を発生するDC−DCコンバータにおいて、スイッチ
ングを行う第1のバイポーラトランジスタと、タイミン
グ制御信号に応じで外部によるベース電流が流されない
状態でオフになり第1のバイポーラトランジスタをオフ
にしタイミング制御信号に応じてオンしたときに第1の
バイポーラトランジスタをオンさせるベース電流をこれ
に供給する第2のバイポーラトランジスタと、オンする
ことにより第1のバイポーラトランジスタのベース蓄積
電荷を放電する第3のバイポーラトランジスタと、出力
側電源電圧のラインに接続され第3のバイポーラトラン
ジスタにベース電流を供給する抵抗と、タイミング制御
信号に応じて第2のバイポーラトランジスタがオフして
いるときに外部によるベース電流が流されない状態でオ
フになって抵抗を介してベース電流を受けることにより
第3のバイポーラトランジスタをオンさせ、タイミング
制御信号に応じて第2のバイポーラトランジスタがオン
しているときにオンし第3のバイポーラトランジスタを
オフさせる第4のバイポーラトランジスタとを備えるも
のである。
【0007】このような目的を達成するこの発明のDC
−DCコンバータの第2の構成は、第1の構成に加え
て、第4のバイポーラトランジスタが、エミッタが入力
側電源電圧の受給ラインに接続されベースにタイミング
制御信号を受ける第5のバイポーラトランジスタと、こ
の第5のバイポーラトランジスタのコレクタからの電流
をベースに受けベースが抵抗を介して接地されエミッタ
が接地されコレクタが第3のバイポーラトランジスタの
ベースに接続された第6のバイポーラトランジスタとか
らなるものである。
【0008】このような目的を達成するこの発明のDC
−DCコンバータの第3の構成は、第1の構成又は第2
の構成に加えて、前記タイミング制御信号のラインが前
記入力側電源電圧に抵抗を介してプルアップされている
ものである。
【0009】
【作用】このような第1の構成のこの発明のDC−DC
コンバータにあっては、例えば、タイミング制御信号の
値が“H”に保持されてDC−DCコンバータが待機状
態のときには、スイッチング動作の第1のバイポーラト
ランジスタをオンさせるベース電流を流す第2のバイポ
ーラトランジスタがタイミング制御信号に応じて外部に
よるベース電流が流されない状態でオフになりかつ第4
のバイポーラトランジスタも外部によるベース電流が流
されない状態でオフになる。さらに、第1のバイポーラ
トランジスタのベース蓄積電荷を放電する第3のバイポ
ーラトランジスタは、出力側電源電圧に接続された抵抗
を介してベース電流を受けるようになっているので、こ
れにベース電流が供給されなくなる。そこで、第1のバ
イポーラトランジスタがオフになる待機状態において
は、第2および第3のバイポーラトランジスタにベース
電流を供給することなく、スイッチング動作の第1のバ
イポーラトランジスタをオフ状態に維持することができ
る。このときには、出力側には電源電圧が発生しないの
で、第3のバイポーラトランジスタのベースにも電流が
流れない。その結果、待機状態において第1〜第3のバ
イポーラトランジスタのそれぞれにベース電流を流さな
いで済む。したがって、待機状態のときにコントローラ
を介してDC−DCコンバータに流れる電流によってバ
ッテリー電力が消費されるのを防止することができる。
【0010】このような第2の構成のこの発明のDC−
DCコンバータにあっては、第4のバイポーラトランジ
スタを第5および第6のバイポーラトランジスタの2段
積み上げ構成とすることにより、第2,第3のバイポー
ラトランジスタの回路構成と対応させることができるの
で、各トランジスタのタイミング制御が簡単になる。待
機状態のときには、第5および第6のバイポーラトラン
ジスタは、すべてオフ状態になり、かつ、このときこれ
らトランジスタにはベース電流が流れないので、入力側
電源すなわちバッテリー電力が第5および第6バイポー
ラトランジスタそして第3のバイポーラトランジスタに
よって消費されることもない。
【0011】このような第3の構成のこの発明のDC−
DCコンバータにあっては、タイミング制御信号のライ
ンがプルアップされている。そこで、DC−DCコンバ
ータを待機状態にするときにタイミング制御信号の値が
“H”に保持される場合ばかりでなくタイミング制御信
号のラインがハイインピーダンス状態に保持される場合
にもタイミング制御信号のラインが“H”状態にされ
る。したがって、第3の構成のこの発明のDC−DCコ
ンバータは、トライステートのタイミング制御信号を出
力するコントローラに対しても適用することが可能であ
る。
【0012】
【実施例】図1に、この発明のDC−DCコンバータの
一実施例について、それを使用した回路構成を示す。こ
こで、1は1.8Vのバッテリー、2はスイッチングの
タイミングを示すタイミング制御信号Tを発生するコン
トローラ、3は出力側の電圧VL を発生する外付けのト
ランス、Q3はトランス3の一次側に供給される入力側
電源電圧Vccのラインをスイッチングする大電流駆動可
能なトランジスタ、Q4は出力側電流を整流するトラン
ジスタ、Cは平滑コンデンサ、RL はマイコン,サーボ
アンプ,レーザーアンプ等の負荷である。
【0013】また、バッテリー1の電圧Vcc下で動作す
るコントローラ2が発生したタイミング制御信号Tを受
けこのタイミング制御信号Tに従ってトランジスタQ3
のベース電流を制御する入力段回路は、後述のトランジ
スタQ1,Q2,Q21,Q22とそれに接続された抵
抗R1,R2,R3,R21,R22,R23,R2
4,R25,R30によって構成される。そして、トラ
ンス3等の一部の部品を除いてDC−DCコンバータの
主要部がDC−DCコンバータIC40として集積され
ている。なお、トランジスタQ3は第1のトランジスタ
に相当し、トランジスタQ1とQ22は第2のトランジ
スタに相当し、トランジスタQ2とQ21は第3のトラ
ンジスタに相当し、抵抗R30はプルアップ抵抗であ
る。
【0014】トランジスタQ1は、トランジスタQ3に
そのベース電流を供給するためのものである。これは、
抵抗R23,R1を介してベースがタイミング制御信号
Tを受け、エミッタがバッテリー1の電圧Vccを受け、
コレクタがトランジスタQ3のベースに接続されてい
る。そして、タイミング制御信号Tが“L”のときに
は、オンし、抵抗R3を介するコレクタ電流をトランジ
スタQ3のベースに送出することによりトランジスタQ
3をオンさせる。一方、タイミング制御信号Tが“H”
のときには、オフし、トランジスタQ3のベース電流を
断つ。これにより、トランジスタQ3をオンさせず、し
かも、タイミング制御信号Tのラインからのベース電流
もバッテリー1の電圧Vccのラインからのエミッタ電流
も流すことがない。
【0015】トランジスタQ2は、トランジスタQ3の
ベース蓄積電荷を急速に放出すべく、トランジスタQ3
のベースと接地GND間に挿入接続されている。ただ
し、トランジスタQ2のベースはタイミング制御信号T
を直接に受けるのではなくトランジスタQ22,Q21
を介して間接的にタイミング制御信号Tの制御を受け
る。すなわち、トランジスタQ22は、抵抗R23,R
22を介してベースがタイミング制御信号Tを受け、エ
ミッタがバッテリー1の電圧Vccを受け、コレクタが
トランジスタQ21のベースに接続されている。さら
に、トランジスタQ21は、コレクタがトランジスタQ
2のベースに接続され、エミッタが接地されている。ま
た、トランジスタQ2のベースは、出力側電源電圧VL
を分圧する抵抗R25,24の接続点にも接続される。
このように、トランジスタQ2のベース電流をDC−D
Cコンバーダの出力側から抵抗R25を介して供給する
ようにすれば、DC−DCコンバータが動作していない
待機状態のときには、ベース電流が発生しないのでトラ
ンジスタQ2においてベース電流の消費がなくなる。し
かも、次に説明するように、タイミング制御信号Tが
“H”に維持され、トランジスタQ3がオフに維持され
る待機状態では、トランジスタQ21,Q22とともに
トランジスタQ1,Q2にはベース電流が流れない。
【0016】これにより、タイミング制御信号Tが
“L”のときには、トランジスタQ22がオンし、さら
にトランジスタQ21もオンし、これを受けてトランジ
スタQ2はオフする。そこで、トランジスタQ1からの
トランジスタQ3へのベース電流の供給を妨げない。一
方、タイミング制御信号Tが“H”になると、トランジ
スタQ22がオフし、さらにトランジスタQ21もオフ
し、これを受けてトランジスタQ2はオンする。そこ
で、上述の如くトランジスタQ1からのベース電流の供
給を断たれたトランジスタQ3のベース蓄積電荷を急速
に接地GNDに放出すする。
【0017】つまり、トランジスタQ2に前置されるト
ランジスタQ22はトランジスタQ2に代わってタイミ
ング制御信号Tを受けるものであり、トランジスタQ2
1はトランジスタQ22のオンオフの論理状態を変換し
てトランジスタQ2に整合させるためのものである。こ
のようにしたことで、タイミング制御信号Tが“H”の
ときには、トランジスタQ3をオフさせるが、その際に
トランジスタQ22ばかりでなくトランジスタQ21も
オフとなっているのでベース電流は流れない。さらに、
トランジスタQ2は、トランジスタQ21がオフになる
とオンになるはずれであるが、出力側に電圧が伝送され
ないのでこれのベース電流がDC−DCコンバータの出
力側から抵抗R25を介して供給されているので、これ
にベース電流が流れることはない。その結果、タイミン
グ制御信号Tのラインからの電流もバッテリー1の電圧
Vccのラインからの電流も流すことがない。
【0018】このような構成の下で、この発明のDC−
DCコンバータは、タイミング制御信号Tが交互に
“L”,“H”の値を採る電圧変換時には、トランジス
タQ3がオンオフのスイッチングを繰り返す。しかも、
トランジスタQ3は、ベース蓄積電荷を急速に放出され
て速やかにオフするので、タイミング制御信号Tに従っ
て通常100kHz程度で高速にスイッチング動作する
ことができる。そこで、通電遮断を繰り返される度にト
ランス3を介する電流は、昇圧されトランジスタQ4に
より整流されて、平滑コンデンサC及び負荷RL に供給
される。このようなスイッチング動作を高速に繰り返す
ことで例えば1.8Vのバッテリー電圧Vccから3.3
Vのオーディオ回路用電源電圧VL が生成されて負荷に
供給される。
【0019】また、DC−DCコンバータを待機状態に
するときには、タイミング制御信号Tがコントローラ2
によって“H”状態に保持される。かかる状態では、上
述の如く、トランジスタQ1,Q22がカットオフして
タイミング制御信号Tのラインからの電流もバッテリー
1の電圧Vccのラインからの電流もDC−DCコンバー
タに向かって流れることがない。したがって、DC−D
Cコンバータが待機状態のときには、バッテリー1の電
力がDC−DCコンバータによって消費されることはな
い。なお、タイミング制御信号Tのラインが抵抗30に
よってプルアップされているので、コントローラ2がこ
のラインをハイインピーダンス状態することでDC−D
Cコンバータを待機状態とするものであっても、同様の
作用効果が維持される。
【0020】なお、待機状態が長く続いた後や電源投入
直後では、出力側電源電圧VL が“0”Vでありトラン
ジスタQ2のベース電圧の供給源が一見無さそうに見え
る。しかし、この状態から動作状態に遷移するときに
は、先ずタイミング制御信号Tが“H”から“L”に変
化する。これにより出力側への一回目の供給が済んでお
り、トランジスタQ2のオンすべきタイミングでは出力
側電源電圧VL がある程度立ち上がっている。したがっ
て、出力側電源電圧VL を受けて動作するトランジスタ
も正常に動作できる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、第1
の発明にあっては、スイッチング動作の第1のバイポー
ラトランジスタをオンさせるベース電流を流す第2のバ
イポーラトランジスタがタイミング制御信号に応じて外
部によるベース電流が流されない状態でオフになりかつ
第4のバイポーラトランジスタも外部によるベース電流
が流されない状態でオフになる。さらに、第1のバイポ
ーラトランジスタのベース蓄積電荷を放電する第3のバ
イポーラトランジスタは、出力側電源電圧に接続された
抵抗を介してベース電流を受けるようになっているの
で、これにベース電流が供給されなくなる。そこで、第
1のバイポーラトランジスタをオフになる待機状態にお
いては、第2および第3のバイポーラトランジスタにベ
ース電流を供給することなく、スイッチング動作の第1
のバイポーラトランジスタをオフ状態に維持することが
できる。このときには、出力側には電源電圧が発生しな
いので、第3のバイポーラトランジスタのベースにも電
流が流れない。その結果、待機状態において第1〜第3
のバイポーラトランジスタのそれぞれにベース電流を流
さないで済む。これにより、待機状態のときにコントロ
ーラを介してDC−DCコンバータに流れる電流によっ
てバッテリー電力が消費されるのをほぼ完全に防止する
ことができる。
【0022】第2の発明にあっては、第1の発明のDC
−DCコンバータであって、さらに、第4のバイポーラ
トランジスタを第5および第6のバイポーラトランジス
タの2段積み上げ構成とすることにより、第2,第3の
バイポーラトランジスタの回路構成と対応させることが
できるので、各トランジスタのタイミング制御が簡単に
なる。待機状態のときには、第5および第6のバイポー
ラトランジスタは、すべてオフ状態になり、かつ、この
ときこれらトランジスタにはベース電流が流れないの
で、入力側電流すなわちバッテリー電力が第5および第
6バイポーラトランジスタそして第3のバイポーラトラ
ンジスタによって消費されることもない。
【0023】第3の発明にあっては、第1又は第2の発
明のDC−DCコンバータであって、前記タイミング制
御信号のラインが前記入力側電源電圧に抵抗を介してプ
ルアップされている。これにより、トライステートのタ
イミング制御信号を出力するコントローラに対しても適
用が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のDC−DCコンバータの一
実施例について、それを使用した回路構成を示す。
【図2】図2は、従来のDC−DCコンバータの例であ
る。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 コントローラ 3 トランス 40 DC−DCコンバータ用IC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−69052(JP,A) 実開 平3−40890(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 3/00 - 3/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側電源電圧下で動作するコントローラ
    が発生したトランジスタをオン/オフさせるタイミング
    制御信号を受け、このタイミング制御信号に応じて入力
    側電源電圧の受給ラインをスイッチングすることにより
    出力側電源電圧を発生するDC−DCコンバータにおい
    て、前記 スイッチングを行う第1のバイポーラトランジスタ
    と、前記タイミング制御信号に応じて外部によるベース
    電流が流されない状態でオフになり前記第1のバイポー
    ラトランジスタをオフにし前記タイミング制御信号に応
    じてオンしたときに前記第1のバイポーラトランジスタ
    をオンさせるベース電流をこれに供給する第2のバイポ
    ーラトランジスタと、オンすることにより前記第1のバ
    イポーラトランジスタのベース蓄積電荷を放電する第3
    のバイポーラトランジスタと、前記出力側電源電圧のラ
    インに接続され前記第3のバイポーラトランジスタにベ
    ース電流を供給する抵抗と、前記タイミング制御信号に
    応じて前記第2のバイポーラトランジスタがオフしてい
    るときに外部によるベース電流が流されない状態でオフ
    になって前記抵抗を介してベース電流を受けることによ
    り前記第3のバイポーラトランジスタをオンさせ、前記
    タイミング制御信号に応じて前記第2のバイポーラトラ
    ンジスタがオンしているときにオンし前記第3のバイポ
    ーラトランジスタをオフさせる第4のバイポーラトラン
    ジスタとを備えることを特徴とするDC−DCコンバー
    タ。
  2. 【請求項2】前記第4のバイポーラトランジスタは、エ
    ミッタが前記入力側電源電圧の受給ラインに接続されベ
    ースに前記タイミング制御信号を受ける第5のバイポー
    ラトランジスタと、この第5のバイポーラトランジスタ
    のコレクタからの電流をベースに受けベースが抵抗を介
    して接地されエミッタが接地されコレクタが前記第3の
    バイポーラトランジスタのベースに接続された第6のバ
    イポーラトランジスタとからなる請求項1記載のDC−
    DCコンバータ。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載のDC−DCコ
    ンバータであって、前記タイミング制御信号のラインが
    前記入力側電源電圧に抵抗を介してプルアップされてい
    ることを特徴とするDC−DCコンバータ。
JP4354324A 1992-12-15 1992-12-15 Dc−dcコンバータ Expired - Fee Related JP2876505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4354324A JP2876505B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 Dc−dcコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4354324A JP2876505B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 Dc−dcコンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06189527A JPH06189527A (ja) 1994-07-08
JP2876505B2 true JP2876505B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=18436789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4354324A Expired - Fee Related JP2876505B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 Dc−dcコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2876505B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109742843B (zh) * 2018-12-27 2021-02-09 中国空间技术研究院 一种面向批量化飞行验证的供配电可重构控制系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06189527A (ja) 1994-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62290352A (ja) 直流電圧発生回路
JP2001025239A (ja) Dc−dcコンバータ
JPH08308253A (ja) スイッチング半導体装置
US5892353A (en) Power supply apparatus
US5555167A (en) Power supply apparatus with a power-saving function
JP2003108243A (ja) 電圧制御用回路装置
JP2876505B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3142755B2 (ja) スイッチング電源回路
US20070154026A1 (en) Mute circuit for eliminating noise during power off and electronic device using the same
US5565715A (en) Method and apparatus for logic signal level translation to a semiconductor switch
JP2003189464A (ja) 突入電流防止回路
JP3229549B2 (ja) 自励式スイッチング電源装置
JP3227048B2 (ja) 双方向接続トランジスタの駆動回路
JP3107518B2 (ja) 自励式スイッチング電源装置
JP3688241B2 (ja) スイッチング電源装置
JP3406585B2 (ja) 自励式スイッチング電源装置
US5442494A (en) Video cassette recorder power supply capable of breaking supply voltage to audio apparatus
JP3421594B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3339955B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH10248242A (ja) 降圧型のdc−dcコンバータ
JPH02101964A (ja) スナバ回路
SU1541737A1 (ru) Стабилизированный преобразователь посто нного напр жени
JPS6243915A (ja) パワ−トランジスタの過電圧抑制回路
JPH1014223A (ja) 昇降圧型チョッパ
JPS614462A (ja) 電源制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees