JPH09261853A - 2電源型電子装置 - Google Patents
2電源型電子装置Info
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- JPH09261853A JPH09261853A JP8068744A JP6874496A JPH09261853A JP H09261853 A JPH09261853 A JP H09261853A JP 8068744 A JP8068744 A JP 8068744A JP 6874496 A JP6874496 A JP 6874496A JP H09261853 A JPH09261853 A JP H09261853A
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- communication line
- power
- peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信線を介して接続された2つの装置間で通
信を行う電子装置において、受信側装置への給電を停止
したときに、通信線を介して、給電中の送信側装置から
受信側装置へと電流が流れるのを確実に防止できるよう
にする。 【解決手段】 バッテリBTに直接接続された第1電源
回路2から給電を受けて動作するCPU10と、イグニ
ッションスイッチIGSWを介してバッテリBTに接続
される第2電源回路4から給電を受けて動作する周辺I
C20とを備え、CPU10の信号送信部(ドライバ回
路12)と周辺IC20の信号受信部(保護回路22)
とを通信線L1にて接続した車両用電子制御装置におい
て、イグニッションスイッチIGSWがオフされたとき
に、CPU10から通信線Lを介して周辺IC20に大
電流が流れ込むのを防止するために、周辺IC20の保
護回路22には、給電線S1を介して第1電源回路2か
ら給電するように構成する。
信を行う電子装置において、受信側装置への給電を停止
したときに、通信線を介して、給電中の送信側装置から
受信側装置へと電流が流れるのを確実に防止できるよう
にする。 【解決手段】 バッテリBTに直接接続された第1電源
回路2から給電を受けて動作するCPU10と、イグニ
ッションスイッチIGSWを介してバッテリBTに接続
される第2電源回路4から給電を受けて動作する周辺I
C20とを備え、CPU10の信号送信部(ドライバ回
路12)と周辺IC20の信号受信部(保護回路22)
とを通信線L1にて接続した車両用電子制御装置におい
て、イグニッションスイッチIGSWがオフされたとき
に、CPU10から通信線Lを介して周辺IC20に大
電流が流れ込むのを防止するために、周辺IC20の保
護回路22には、給電線S1を介して第1電源回路2か
ら給電するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるタイミング
で給電を停止する電源装置から給電を受けて動作し、且
つ、互いに通信線を介してデータの送受信を行う2つの
装置を備えた2電源型電子装置に関する。
で給電を停止する電源装置から給電を受けて動作し、且
つ、互いに通信線を介してデータの送受信を行う2つの
装置を備えた2電源型電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、車両用の電子制御装
置(以下、単にECUともいう)は、制御対象(エンジ
ン,自動変速機等)の動作状態を検出するセンサからの
検出信号を処理してECU内に取り込む入力装置、入力
装置にて信号処理された検出信号を取り込み、制御対象
の制御量を演算する演算装置、演算装置による演算結果
に従い制御対象を制御するための信号を出力する出力装
置等から構成されている。
置(以下、単にECUともいう)は、制御対象(エンジ
ン,自動変速機等)の動作状態を検出するセンサからの
検出信号を処理してECU内に取り込む入力装置、入力
装置にて信号処理された検出信号を取り込み、制御対象
の制御量を演算する演算装置、演算装置による演算結果
に従い制御対象を制御するための信号を出力する出力装
置等から構成されている。
【0003】また一般に、これら各装置は、集積回路
(IC)にて構成されており、各IC間を通信線にて接
続することにより、各IC間で制御に必要な信号を送受
信するようにされている。即ち、演算装置には、通常、
CPU,ROM,RAM等からなる1チップのマイクロ
コンピュータ(以下、単にCPUともいう)が使用さ
れ、これに、通信線を介して、入力装置,出力装置を構
成する周辺ICを接続することにより、CPUから周辺
IC或いはその逆へと車両制御のための各種信号を送受
信するようにされている。
(IC)にて構成されており、各IC間を通信線にて接
続することにより、各IC間で制御に必要な信号を送受
信するようにされている。即ち、演算装置には、通常、
CPU,ROM,RAM等からなる1チップのマイクロ
コンピュータ(以下、単にCPUともいう)が使用さ
れ、これに、通信線を介して、入力装置,出力装置を構
成する周辺ICを接続することにより、CPUから周辺
IC或いはその逆へと車両制御のための各種信号を送受
信するようにされている。
【0004】一方、ECUには、上記各ICとは別に、
車両に搭載されたバッテリから電源供給を受けて上記各
ICに動作用の定電圧を供給する電源回路が設けられ
る。そして、CPUは、RAMに記憶されているデータ
値を保持する必要があるため、ECUには2系統の電源
回路が設けられ、ECUに対するメインの給電経路が遮
断されても、CPUだけには継続して電源を供給できる
ようにされている。
車両に搭載されたバッテリから電源供給を受けて上記各
ICに動作用の定電圧を供給する電源回路が設けられ
る。そして、CPUは、RAMに記憶されているデータ
値を保持する必要があるため、ECUには2系統の電源
回路が設けられ、ECUに対するメインの給電経路が遮
断されても、CPUだけには継続して電源を供給できる
ようにされている。
【0005】つまり、図2は従来の車両用ECUの一例
を表わしているが、この図2に示す如く、車両用ECU
には、車両に搭載されたバッテリBTから直接給電を受
けて、CPU10に定電圧(電源電圧VC1:例えば5
V)を供給する第1電源回路2と、電源スイッチとなる
イグニッションスイッチIGSWを介してバッテリBT
から給電を受けて、周辺IC20に定電圧(電源電圧V
C2:例えば5V)を供給する第2電源回路4との2系統
の電源回路が設けられ、イグニッションスイッチIGS
Wがオフされ、車両の動力源であるエンジンが停止され
た後も、CPU10には、第1電源回路2から継続して
給電できるようにされている。
を表わしているが、この図2に示す如く、車両用ECU
には、車両に搭載されたバッテリBTから直接給電を受
けて、CPU10に定電圧(電源電圧VC1:例えば5
V)を供給する第1電源回路2と、電源スイッチとなる
イグニッションスイッチIGSWを介してバッテリBT
から給電を受けて、周辺IC20に定電圧(電源電圧V
C2:例えば5V)を供給する第2電源回路4との2系統
の電源回路が設けられ、イグニッションスイッチIGS
Wがオフされ、車両の動力源であるエンジンが停止され
た後も、CPU10には、第1電源回路2から継続して
給電できるようにされている。
【0006】またこのように、通信線にて互いに接続さ
れたCPUと周辺ICとに別系統で電源供給を行ない、
CPUへの給電を継続した状態で周辺ICへの給電を停
止するようにすると、周辺ICへの給電停止後、通信線
を介してCPUから周辺IC側に大電流が流れ込み、周
辺ICやCPUが誤動作したり、周辺ICやCPU内の
回路素子が劣化又は故障するといったことがある。
れたCPUと周辺ICとに別系統で電源供給を行ない、
CPUへの給電を継続した状態で周辺ICへの給電を停
止するようにすると、周辺ICへの給電停止後、通信線
を介してCPUから周辺IC側に大電流が流れ込み、周
辺ICやCPUが誤動作したり、周辺ICやCPU内の
回路素子が劣化又は故障するといったことがある。
【0007】例えば、図2に示すように、従来のECU
においてCPU10から周辺IC20に信号を送信する
場合、CPU10の信号送信部には、内部の電源ライン
D1(電圧:VC1)と通信線L1との間に設けられたス
イッチング素子(図ではMOS型のFET)12aと、
通信線L1と接地ライン(0V)との間に設けられたス
イッチング素子(図ではMOS型のFET)12bとか
らなり、これら各FET12a,12bのオン・オフ状
態を交互に切り換えることにより、周辺IC20に2値
信号を送信するドライバ回路12が設けられる。
においてCPU10から周辺IC20に信号を送信する
場合、CPU10の信号送信部には、内部の電源ライン
D1(電圧:VC1)と通信線L1との間に設けられたス
イッチング素子(図ではMOS型のFET)12aと、
通信線L1と接地ライン(0V)との間に設けられたス
イッチング素子(図ではMOS型のFET)12bとか
らなり、これら各FET12a,12bのオン・オフ状
態を交互に切り換えることにより、周辺IC20に2値
信号を送信するドライバ回路12が設けられる。
【0008】また、このドライバ回路12からの送信信
号を受信する周辺IC20の信号受信部には、内部のメ
イン回路部24と共に第2電源回路4から電源供給を受
けて動作し、通信線L1からの入力電圧が電源電圧VC2
を越えると、通信線L1から内部の電源ラインD2(電
圧:VC2)側に電流を流し、入力電圧を電源電圧VC2以
下に抑えるダイオード22aと、通信線L1からの入力
電圧が負電圧になると、接地ラインから通信線L1側に
電流を流し、入力電圧を接地レベル(0V)以上に保持
するダイオード22bとからなる保護回路22が設けら
れる。
号を受信する周辺IC20の信号受信部には、内部のメ
イン回路部24と共に第2電源回路4から電源供給を受
けて動作し、通信線L1からの入力電圧が電源電圧VC2
を越えると、通信線L1から内部の電源ラインD2(電
圧:VC2)側に電流を流し、入力電圧を電源電圧VC2以
下に抑えるダイオード22aと、通信線L1からの入力
電圧が負電圧になると、接地ラインから通信線L1側に
電流を流し、入力電圧を接地レベル(0V)以上に保持
するダイオード22bとからなる保護回路22が設けら
れる。
【0009】このため、図2に示した従来の車両用EC
Uにおいては、イグニッションスイッチIGSWがオフ
され、第2電源回路4から周辺IC20への給電が停止
されると、周辺IC20の電源ラインD2は0Vになる
ので、このとき、CPU10側のFET12aがオン状
態であれば、FET12a,通信線L1,及びダイオー
ド22aを通って、CPU10の電源ラインD1から周
辺IC20の電源ラインD2に電流iが流れ込んでしま
う。
Uにおいては、イグニッションスイッチIGSWがオフ
され、第2電源回路4から周辺IC20への給電が停止
されると、周辺IC20の電源ラインD2は0Vになる
ので、このとき、CPU10側のFET12aがオン状
態であれば、FET12a,通信線L1,及びダイオー
ド22aを通って、CPU10の電源ラインD1から周
辺IC20の電源ラインD2に電流iが流れ込んでしま
う。
【0010】またこの場合、イグニッションスイッチI
GSWがオフされたときに、CPU10側でFET12
aを同時にオフできれば良いのであるが、CPU10側
でイグニッションスイッチIGSWのオン・オフ状態を
検出するようにしても、図3に示す如く、周辺IC20
への給電は、イグニッションスイッチIGSWがオフす
るのと同時に停止される(時点t1)のに対し、CPU
10側では、イグニッションスイッチIGSWがオフに
なったことを検出してからFET12をオフする(時点
t2)ことになるので、その間(t1〜t2)、CPU
10から周辺IC20に電流iが流れることになる。
GSWがオフされたときに、CPU10側でFET12
aを同時にオフできれば良いのであるが、CPU10側
でイグニッションスイッチIGSWのオン・オフ状態を
検出するようにしても、図3に示す如く、周辺IC20
への給電は、イグニッションスイッチIGSWがオフす
るのと同時に停止される(時点t1)のに対し、CPU
10側では、イグニッションスイッチIGSWがオフに
なったことを検出してからFET12をオフする(時点
t2)ことになるので、その間(t1〜t2)、CPU
10から周辺IC20に電流iが流れることになる。
【0011】一方、この問題を解決するために、従来で
は、図2に示すように、CPU10と周辺IC20とを
接続する通信線L1に抵抗器Rを設け、この抵抗器Rに
より、CPU10から周辺IC20に流れる電流iを抑
制するようにしている。つまり、通信線L1に抵抗器R
を設けることによって、図3に示すように、イグニッシ
ョンスイッチIGSWをオフした直後に流れる電流i
を、抵抗器Rを設けない場合に比べて充分低い電流とす
ることにより、この電流iによって周辺IC20やCP
U10が誤動作するのを防止している。
は、図2に示すように、CPU10と周辺IC20とを
接続する通信線L1に抵抗器Rを設け、この抵抗器Rに
より、CPU10から周辺IC20に流れる電流iを抑
制するようにしている。つまり、通信線L1に抵抗器R
を設けることによって、図3に示すように、イグニッシ
ョンスイッチIGSWをオフした直後に流れる電流i
を、抵抗器Rを設けない場合に比べて充分低い電流とす
ることにより、この電流iによって周辺IC20やCP
U10が誤動作するのを防止している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような対
策では、CPUと周辺ICとの間の通信線に、電流抑制
用の抵抗器を設けなければならず、コストアップになる
といった問題があった。また、抵抗器を設けると、CP
Uからの出力信号の立上がり,立下がりが鈍くなり、信
号の送受信特性に悪影響を与えるといった問題もある。
策では、CPUと周辺ICとの間の通信線に、電流抑制
用の抵抗器を設けなければならず、コストアップになる
といった問題があった。また、抵抗器を設けると、CP
Uからの出力信号の立上がり,立下がりが鈍くなり、信
号の送受信特性に悪影響を与えるといった問題もある。
【0013】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、通信線を介して接続された2つの装置間で通信を
行う電子装置において、受信側装置への給電を停止した
ときに、通信線を介して、給電中の送信側装置から受信
側装置へと電流が流れるのを確実に防止できるようにす
ることを目的とする。
ので、通信線を介して接続された2つの装置間で通信を
行う電子装置において、受信側装置への給電を停止した
ときに、通信線を介して、給電中の送信側装置から受信
側装置へと電流が流れるのを確実に防止できるようにす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の2電源型電子装置は、第
1電源から電源供給を受けて動作する第1装置と、少な
くとも第1電源よりも早く給電を停止する第2電源から
電源供給を受けて動作する第2装置と、第1装置と第2
装置とを接続する通信線とを備えている。そして、第1
装置は、第1電源からの給電経路と通信線との間に接続
されたスイッチング手段からなる信号送信部を備え、こ
のスイッチング手段をオン・オフさせて第2装置に2値
信号を送信する。一方、第2装置は、第1装置からの送
信信号を通信線を介して受信する信号受信部に、カソー
ドが電源側に接続され、アノードが通信線側に接続され
て、通信線から入力される受信信号が電源電圧を越える
のを防止する保護用のダイオードを備えている。
めになされた請求項1に記載の2電源型電子装置は、第
1電源から電源供給を受けて動作する第1装置と、少な
くとも第1電源よりも早く給電を停止する第2電源から
電源供給を受けて動作する第2装置と、第1装置と第2
装置とを接続する通信線とを備えている。そして、第1
装置は、第1電源からの給電経路と通信線との間に接続
されたスイッチング手段からなる信号送信部を備え、こ
のスイッチング手段をオン・オフさせて第2装置に2値
信号を送信する。一方、第2装置は、第1装置からの送
信信号を通信線を介して受信する信号受信部に、カソー
ドが電源側に接続され、アノードが通信線側に接続され
て、通信線から入力される受信信号が電源電圧を越える
のを防止する保護用のダイオードを備えている。
【0015】このような2電源型電子装置では、従来の
ように、第2装置の信号受信部(詳しくはダイオードの
カソード側)に対して第2電源から電源供給を行なうよ
うにすると、第2電源の電源供給停止時に、第1装置の
信号送信部に設けられたスイッチング手段がオン状態に
なっていると、第1電源から、スイッチング手段,通信
線,ダイオードを通って、第2装置の電源ライン側に電
流が流れ、第2装置や第1装置が誤動作する虞がある。
ように、第2装置の信号受信部(詳しくはダイオードの
カソード側)に対して第2電源から電源供給を行なうよ
うにすると、第2電源の電源供給停止時に、第1装置の
信号送信部に設けられたスイッチング手段がオン状態に
なっていると、第1電源から、スイッチング手段,通信
線,ダイオードを通って、第2装置の電源ライン側に電
流が流れ、第2装置や第1装置が誤動作する虞がある。
【0016】そこで、本発明では、第2装置への給電経
路を、信号受信部用と他の内部回路用との2系統に分離
し、この分離した各系統の給電線路を介して、信号受信
部(詳しくはダイオードのカソード)には第1装置と同
じ第1電源から給電し、他の内部回路には第2電源から
給電するようにしている。
路を、信号受信部用と他の内部回路用との2系統に分離
し、この分離した各系統の給電線路を介して、信号受信
部(詳しくはダイオードのカソード)には第1装置と同
じ第1電源から給電し、他の内部回路には第2電源から
給電するようにしている。
【0017】このため、本発明の2電源型電子装置によ
れば、第2電源が給電を停止したときに、通信線を介し
て第1装置から第2装置に電流が流れ込み、第2装置や
第1装置が誤動作するのを確実に防止することができ
る。従って、本発明によれば、前述の車両用ECUのよ
うに、通信線に電流低減用の抵抗器を設ける必要はな
く、2電源型電子装置の構成を簡素化して、2電源型電
子装置を安価に実現できる。また、通信線に抵抗器を設
ける必要がないため、抵抗器により第1装置と第2装置
との間の信号の送受信特性が悪化することはなく、第1
装置と第2装置との間で常に良好な通信を行うことがで
きる。
れば、第2電源が給電を停止したときに、通信線を介し
て第1装置から第2装置に電流が流れ込み、第2装置や
第1装置が誤動作するのを確実に防止することができ
る。従って、本発明によれば、前述の車両用ECUのよ
うに、通信線に電流低減用の抵抗器を設ける必要はな
く、2電源型電子装置の構成を簡素化して、2電源型電
子装置を安価に実現できる。また、通信線に抵抗器を設
ける必要がないため、抵抗器により第1装置と第2装置
との間の信号の送受信特性が悪化することはなく、第1
装置と第2装置との間で常に良好な通信を行うことがで
きる。
【0018】ここで、本発明は、通信線を介して互いに
接続された互いに送受信可能な2つの装置を備え、送信
側の装置が電源供給を受けて動作しているときに、受信
側の装置への給電が停止される2電源型電子装置であれ
ば、どのような装置であっても適用できるが、このよう
な2電源型電子装置として、具体的には、請求項2に記
載のように、第1電源が、車両に搭載されたバッテリか
ら直接電源供給を受けて電源電圧を生成する電源回路で
あり、第1装置が、車両に搭載された所定の制御対象の
制御量を演算し、その演算結果を第2装置に送信する制
御量演算用のメインICであり、第2電源が、バッテリ
からイグニッションスイッチのオン時に電源供給を受け
て電源電圧を生成する電源回路であり、第2装置が、メ
インICからの信号を受信し、その受信信号に応じて制
御対象を駆動制御する周辺ICである、車両用の電子制
御装置(所謂ECU)が挙げられる。
接続された互いに送受信可能な2つの装置を備え、送信
側の装置が電源供給を受けて動作しているときに、受信
側の装置への給電が停止される2電源型電子装置であれ
ば、どのような装置であっても適用できるが、このよう
な2電源型電子装置として、具体的には、請求項2に記
載のように、第1電源が、車両に搭載されたバッテリか
ら直接電源供給を受けて電源電圧を生成する電源回路で
あり、第1装置が、車両に搭載された所定の制御対象の
制御量を演算し、その演算結果を第2装置に送信する制
御量演算用のメインICであり、第2電源が、バッテリ
からイグニッションスイッチのオン時に電源供給を受け
て電源電圧を生成する電源回路であり、第2装置が、メ
インICからの信号を受信し、その受信信号に応じて制
御対象を駆動制御する周辺ICである、車両用の電子制
御装置(所謂ECU)が挙げられる。
【0019】そして、本発明をこのような車両用ECU
に適用すれば、イグニッションスイッチのオフ時に、例
えば内燃機関に燃料を噴射供給するインジェクタを駆動
するインジェクタ駆動装置等、所定の制御対象を駆動制
御する第2装置が誤動作するのを、通信線に抵抗器を設
けることなく確実に防止できるため、車両の安全性を簡
単な構成にて確保することができる。
に適用すれば、イグニッションスイッチのオフ時に、例
えば内燃機関に燃料を噴射供給するインジェクタを駆動
するインジェクタ駆動装置等、所定の制御対象を駆動制
御する第2装置が誤動作するのを、通信線に抵抗器を設
けることなく確実に防止できるため、車両の安全性を簡
単な構成にて確保することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明が適用された実施例
の車両用の電子制御装置(ECU)について説明する。
図1は、本実施例の車両用ECUの概略構成図である。
なお、本実施例の車両用ECUと図2に示した従来の車
両用ECUとの異なる点は、周辺ICに対する給電経路
のみであり、他の構成については、図2に示した従来の
車両用ECUと全く同じであるので、同一部分について
は、図2と同じ符号を付与し、簡単に説明する。
の車両用の電子制御装置(ECU)について説明する。
図1は、本実施例の車両用ECUの概略構成図である。
なお、本実施例の車両用ECUと図2に示した従来の車
両用ECUとの異なる点は、周辺ICに対する給電経路
のみであり、他の構成については、図2に示した従来の
車両用ECUと全く同じであるので、同一部分について
は、図2と同じ符号を付与し、簡単に説明する。
【0021】図1に示す如く、本実施例の車両用ECU
は、図2に示した従来の車両用ECUと同様、演算装置
としてのCPU10(本発明の第1装置に相当)、これ
に通信線L1を介して接続される周辺IC20(本発明
の第2装置に相当)、CPU10及び周辺IC20に夫
々定電圧(電源電圧VC1,VC2)を供給する第1電源回
路2及び第2電源回路4を備えている。そして、第1電
源回路2は、バッテリBTから直接給電を受け、第2電
源回路4は、バッテリBTからイグニッションスイッチ
IGSWを介して給電を受ける。
は、図2に示した従来の車両用ECUと同様、演算装置
としてのCPU10(本発明の第1装置に相当)、これ
に通信線L1を介して接続される周辺IC20(本発明
の第2装置に相当)、CPU10及び周辺IC20に夫
々定電圧(電源電圧VC1,VC2)を供給する第1電源回
路2及び第2電源回路4を備えている。そして、第1電
源回路2は、バッテリBTから直接給電を受け、第2電
源回路4は、バッテリBTからイグニッションスイッチ
IGSWを介して給電を受ける。
【0022】また、CPU10において、通信線L1に
接続される信号送信部には、図2に示した従来の車両用
ECUと同様、第1電源回路2から給電を受ける電源ラ
インD1と通信線L1との間に設けられたFET12a
と、通信線L1と接地ラインとの間に設けられたFET
12bとからなるドライバ回路12が設けられ、これら
各FET12a,12bを交互にオン・オフすることに
より、通信線L1を介して、周辺IC20に、レベルが
High・Low に反転する2値信号を送信できるようにされ
ている。
接続される信号送信部には、図2に示した従来の車両用
ECUと同様、第1電源回路2から給電を受ける電源ラ
インD1と通信線L1との間に設けられたFET12a
と、通信線L1と接地ラインとの間に設けられたFET
12bとからなるドライバ回路12が設けられ、これら
各FET12a,12bを交互にオン・オフすることに
より、通信線L1を介して、周辺IC20に、レベルが
High・Low に反転する2値信号を送信できるようにされ
ている。
【0023】一方、周辺IC20の信号受信部にも、図
2に示した従来の車両用ECUと同様、カソードが電源
側に、アノードが通信線L1側に接続されて、通信線L
1からの入力電圧がカソード側の電源電圧を越えると、
通信線L1から電源側に電流を流して、入力電圧を電源
電圧以下に抑えるダイオード22aと、カソードが通信
線L1側に、アノードが接地ライン側に接続されて、通
信線L1からの入力電圧が負電圧になると、接地ライン
から通信線L1側に電流を流し、入力電圧を接地レベル
(0V)以上に保持するダイオード22bとからなる保
護回路22が設けられている。
2に示した従来の車両用ECUと同様、カソードが電源
側に、アノードが通信線L1側に接続されて、通信線L
1からの入力電圧がカソード側の電源電圧を越えると、
通信線L1から電源側に電流を流して、入力電圧を電源
電圧以下に抑えるダイオード22aと、カソードが通信
線L1側に、アノードが接地ライン側に接続されて、通
信線L1からの入力電圧が負電圧になると、接地ライン
から通信線L1側に電流を流し、入力電圧を接地レベル
(0V)以上に保持するダイオード22bとからなる保
護回路22が設けられている。
【0024】そして、本実施例では、この保護回路22
に対する給電経路(詳しくは、ダイオード22aのカソ
ードに電源電圧を供給する給電経路)が、メイン回路部
24への給電経路とは別系統にされている。即ち、周辺
IC20において、メイン回路部24には、第2電源回
路4から電源ラインD2を介して電源電圧VC2が供給さ
れるが、保護回路22には、給電線S1を介して第1電
源回路2からの電源電圧VC1が供給され、ダイオード2
2aは、通信線L1からの入力電圧が電源電圧VC1を
越えたときに、給電線S1を介して、第1電源回路2側
に電流を流し、入力電圧を電源電圧VC1以下に抑える
ように動作する。
に対する給電経路(詳しくは、ダイオード22aのカソ
ードに電源電圧を供給する給電経路)が、メイン回路部
24への給電経路とは別系統にされている。即ち、周辺
IC20において、メイン回路部24には、第2電源回
路4から電源ラインD2を介して電源電圧VC2が供給さ
れるが、保護回路22には、給電線S1を介して第1電
源回路2からの電源電圧VC1が供給され、ダイオード2
2aは、通信線L1からの入力電圧が電源電圧VC1を
越えたときに、給電線S1を介して、第1電源回路2側
に電流を流し、入力電圧を電源電圧VC1以下に抑える
ように動作する。
【0025】従って、本実施例の車両用ECUにおいて
は、イグニッションスイッチIGSWがオフされ、第2
電源回路4からの給電が停止されても、周辺IC20の
信号受信部,つまり保護回路22には、第1電源回路2
から給電線S1を介して、継続して電源電圧VC1が供給
されることになる。そして、このとき、保護回路22の
電源電圧とCPU10側の電源電圧とは同じであるの
で、たとえCPU10側のFET12aがオン状態とな
って、通信線L1に電源電圧VC1が印加されていても、
通信線L1に電流が流れることはない。
は、イグニッションスイッチIGSWがオフされ、第2
電源回路4からの給電が停止されても、周辺IC20の
信号受信部,つまり保護回路22には、第1電源回路2
から給電線S1を介して、継続して電源電圧VC1が供給
されることになる。そして、このとき、保護回路22の
電源電圧とCPU10側の電源電圧とは同じであるの
で、たとえCPU10側のFET12aがオン状態とな
って、通信線L1に電源電圧VC1が印加されていても、
通信線L1に電流が流れることはない。
【0026】このため、本実施例の車両用ECUによれ
ば、従来の車両用ECUのように、通信線L1に電流低
減用の抵抗器を設ける必要はなく、装置構成を簡素化し
て、安価に実現できるようになる。また、通信線L1に
抵抗器を設ける必要がないため、抵抗器によりCPU1
0から周辺IC20への送信信号の立上がり及び立下が
りが鈍ることはなく、CPU10と周辺IC20との間
の通信を常に良好に行うことが可能になる。
ば、従来の車両用ECUのように、通信線L1に電流低
減用の抵抗器を設ける必要はなく、装置構成を簡素化し
て、安価に実現できるようになる。また、通信線L1に
抵抗器を設ける必要がないため、抵抗器によりCPU1
0から周辺IC20への送信信号の立上がり及び立下が
りが鈍ることはなく、CPU10と周辺IC20との間
の通信を常に良好に行うことが可能になる。
【0027】なお、CPU10から通信線L1を介して
周辺IC20に電流が流れるのを防止するには、例え
ば、第1電源回路2から周辺IC20全体に電源供給を
行うようにしてもよいが、このような構成では、イグニ
ッションスイッチIGSWのオフ時(換言すればバッテ
リBTを充電する発電器の停止時)に、CPU10だけ
でなく、周辺IC20側でもバッテリBTの電力が消費
されることになり、バッテリBTが放電してしまう。
周辺IC20に電流が流れるのを防止するには、例え
ば、第1電源回路2から周辺IC20全体に電源供給を
行うようにしてもよいが、このような構成では、イグニ
ッションスイッチIGSWのオフ時(換言すればバッテ
リBTを充電する発電器の停止時)に、CPU10だけ
でなく、周辺IC20側でもバッテリBTの電力が消費
されることになり、バッテリBTが放電してしまう。
【0028】これに対して、本実施例では、周辺IC2
0の保護回路22への給電を第1電源回路2から行うこ
とにより、周辺IC20側の電位をCPU10側の電位
と一致させて、電流が流れるのを防止しているため、イ
グニッションスイッチIGSWのオフ時に周辺IC20
側でバッテリBTの電力が消費されることはない。
0の保護回路22への給電を第1電源回路2から行うこ
とにより、周辺IC20側の電位をCPU10側の電位
と一致させて、電流が流れるのを防止しているため、イ
グニッションスイッチIGSWのオフ時に周辺IC20
側でバッテリBTの電力が消費されることはない。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、こうした実施例に限定されるものではな
く、種々の態様をとることができる。例えば、本実施例
では、従来技術の説明にあわせて、本発明を車両用EC
Uに適用した場合について説明したが、通信線を介して
送受信可能に接続された2つの装置の内、送信側装置が
電源供給を受けて動作しているときに、受信側装置への
電源供給が遮断される2電源型電子装置であれば、どの
ようなタイプの2電源型電子装置であっても、本発明を
適用して、上記と同様の効果を得ることができる。
が、本発明は、こうした実施例に限定されるものではな
く、種々の態様をとることができる。例えば、本実施例
では、従来技術の説明にあわせて、本発明を車両用EC
Uに適用した場合について説明したが、通信線を介して
送受信可能に接続された2つの装置の内、送信側装置が
電源供給を受けて動作しているときに、受信側装置への
電源供給が遮断される2電源型電子装置であれば、どの
ようなタイプの2電源型電子装置であっても、本発明を
適用して、上記と同様の効果を得ることができる。
【図1】 実施例の車両用電子制御装置の構成を表す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】 従来の車両用電子制御装置の構成を表す概略
構成図である。
構成図である。
【図3】 図2に示した従来装置の問題点を説明する説
明図である。
明図である。
2…第1電源回路 4…第2電源回路 10…CP
U(第1装置) 12…ドライバ回路(信号送信部) 20…周辺IC
(第2装置) 22…保護回路(信号受信部) 24…メイン回路部 BT…バッテリ IGSW…イグニッションスイッチ L1…通信線 S1…給電線
U(第1装置) 12…ドライバ回路(信号送信部) 20…周辺IC
(第2装置) 22…保護回路(信号受信部) 24…メイン回路部 BT…バッテリ IGSW…イグニッションスイッチ L1…通信線 S1…給電線
Claims (2)
- 【請求項1】 第1電源から電源供給を受けて動作する
第1装置と、少なくとも前記第1電源よりも早く給電を
停止する第2電源から電源供給を受けて動作する第2装
置と、前記第1装置と第2装置とを接続する通信線と、
を備え、 前記第1装置は、前記第1電源からの給電経路と通信線
との間に接続されたスイッチング手段からなる信号送信
部を備え、該スイッチング手段をオン・オフさせて前記
第2装置に2値信号を送信するよう構成され、 前記第2装置は、前記第1装置からの送信信号を前記通
信線を介して受信する信号受信部に、カソードが電源側
に接続され、アノードが通信線側に接続されて、前記通
信線から入力される受信信号が電源電圧を越えるのを防
止する保護用のダイオードを備えた2電源型電子装置に
おいて、 前記第2装置への給電経路を、前記信号受信部用と他の
内部回路用との2系統に分離し、該分離した各系統の給
電線路を介して、前記信号受信部には前記第1装置と同
じ第1電源から給電し、他の内部回路には前記第2電源
から給電するよう構成してなることを特徴とする2電源
型電子装置。 - 【請求項2】 前記第1電源は、車両に搭載されたバッ
テリから直接電源供給を受けて電源電圧を生成する電源
回路であり、 前記第1装置は、車両に搭載された所定の制御対象の制
御量を演算し、該演算結果を前記第2装置に送信する制
御量演算用のメインICであり、 前記第2電源は、前記バッテリからイグニッションスイ
ッチのオン時に電源供給を受けて電源電圧を生成する電
源回路であり、 前記第2装置は、前記メインICからの信号を受信し、
該受信信号に応じて制御対象を駆動制御する周辺ICで
あること、 を特徴とする請求項1に記載の2電源型電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068744A JPH09261853A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 2電源型電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068744A JPH09261853A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 2電源型電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261853A true JPH09261853A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13382604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8068744A Pending JPH09261853A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 2電源型電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261853A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325452A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2012252483A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Yokogawa Electric Corp | I/oモジュールおよびそれを用いた2重化システム |
JP2016126492A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 制御装置 |
WO2016113822A1 (ja) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | 株式会社デンソー | 車両用電源制御装置 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8068744A patent/JPH09261853A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325452A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2012252483A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Yokogawa Electric Corp | I/oモジュールおよびそれを用いた2重化システム |
JP2016126492A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 制御装置 |
WO2016113822A1 (ja) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | 株式会社デンソー | 車両用電源制御装置 |
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