JPH08116483A - 電子カメラシステム - Google Patents

電子カメラシステム

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JPH08116483A
JPH08116483A JP6274568A JP27456894A JPH08116483A JP H08116483 A JPH08116483 A JP H08116483A JP 6274568 A JP6274568 A JP 6274568A JP 27456894 A JP27456894 A JP 27456894A JP H08116483 A JPH08116483 A JP H08116483A
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JP
Japan
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image data
image
transmission
unit
electronic camera
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JP6274568A
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Inventor
Akio Terane
根 明 夫 寺
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画質の劣化が少なく、迅速に被写体画像をファ
クシミリ伝送可能な電子カメラシステムを提供する。 【構成】立体物であるを可とする当該被写体をカメラで
撮影して得られた、画像情報に基づいて2値化画像デー
タを生成し、この2値化画像データをファクシミリの伝
送路に送出するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子カメラシステムに関
し、特に撮像被写体の画質劣化が少なく、且つ迅速にフ
ァクシミリ伝送が可能な電子カメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体物等の被写体画像をファクシ
ミリ伝送するには、被写体を即時プリントが可能なカメ
ラや通常のカメラで撮像し、現像、プリント処理して得
られた画像をコピーし、コピーされた画像をファクシミ
リ装置で光学的に読み取らせ、画像を2値化して伝送し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるファクシミリ伝
送は、被写体の撮像、現像、プリント、続いてのコピー
処理後にファクシミリ装置で画像を2値化して伝送して
いるため、プリント処理やコピー処理時に画質が劣化し
てしまい、受信側のファクシミリ装置で最終的に得られ
る画像は、白つぶれや黒つぶれが多く発生し、立体物被
写体の様子が正確に表示されなくなるという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、画質の劣化が少
なく、且つ迅速に被写体画像をファクシミリ伝送可能な
電子カメラシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明の電子カメラシステムは、立体物であるを可
とする当該被写体をその被写体から任意の距離だけ離隔
した位置から撮影可能に構成されたカメラ部と、該カメ
ラ部で生成された画像情報に基づく2値化画像データを
形成する2値化画像データ形成部と、この2値化画像デ
ータ形成部で形成された2値化画像データをファクシミ
リの伝送路に送出するための画像データ伝送部とを備え
て構成される。
【0006】上記2値化画像データ形成部は、画像情報
の如何に応じてその画像情報に基づく2値化画像データ
を形成するために適用すべき2値化モードを選択する2
値化モード選択手段を有してなり、上記画像データ伝送
部は該2値化モード選択手段による選択の如何に応じて
当該2値化画像データをファクシミリの伝送路に送出す
る際に適用すべきデータの圧縮態様を選択する圧縮態様
選択手段を有してなるものである。
【0007】上記2値化モード選択手段は、適用すべき
2値化モードとして、当該画像情報が2階調のパターン
を優位的に含むものであるとき単純2値化モードを選択
し、多諧調のパターンを優位的に含むものであるとき疑
似中間調2値化モードを選択するようになされ、上記圧
縮態様選択手段は該2値化モード選択手段が単純2値化
モードを選択したときには所定のデータ圧縮処理を選択
し疑似中間調2値化モードを選択したときには当該デー
タを圧縮しない処理を選択するようになされたものであ
る。
【0008】上記画像データ伝送部を介して2値化画像
データを送出するに際しては、上記カメラ部により原初
的に得られる画像データによる画像表現における画素の
アスペクト比をファクシミリによる画像表現におけるア
スペクト比に適合するように当該送出の対象となる画像
データによる画像表現におけるアスペクト比を変換する
アスペクト比変換手段とを更に備える。
【0009】上記画像データ伝送部は、自己内部に電源
回路を備えた独立した筐体を有し、この電源回路から本
電子カメラシステムの他部へ給電可能に構成されたもの
である。
【0010】上記画像データ伝送部において通信動作が
行われている期間中は、上記カメラ部への給電を断つ給
電制御手段を更に備える。
【0011】上記画像データ伝送部は、一の画像のうち
伝送対象となる部分を特定するための伝送対象部分特定
手段を有してなるものである。
【0012】上記カメラ部は、本電子カメラシステムの
当該他部から与えられる情報を認識して一の画像のうち
伝送対象となる部分を特定するための伝送対象部分特定
手段を有してなるものである。
【0013】複数枚の画像に対応する上記画像情報乃至
2値化画像データを蓄積するメモリ手段と、このメモリ
手段に蓄積された画像のうち上記画像データ伝送部によ
って送出するに該当する画像乃至該送出の順序を規定す
る送出態様規定手段と、を更に備える。
【0014】上記画像データ伝送部は、独立した筐体を
有し、上記送出するに該当する画像を選定する操作乃至
該送出の順序を設定する操作を行うための操作手段を有
してなるものである。
【0015】上記画像データ伝送部は、送信対象となる
画像に係る附帯的情報たる送信票データを提供するため
の送信票データ生成手段を備えたものである。
【0016】上記画像データ伝送部は、送信実績の記録
を提供するための送信実績データ生成手段を備えたもの
である。
【0017】伝送路を通して伝送されてくる画像データ
を受信するための画像データ受信手段と、この画像デー
タ受信手段によって受信される画像データを格納するた
めの受信画像データ格納手段とを更に備える。
【0018】上記画像データ伝送部は、上記カメラ部で
生成された画像情報に基づく2値化画像データを該生成
後直ちに送出するモードを備えたものである。
【0019】
【作用】本発明では、立体物であるを可とする当該被写
体をカメラで撮影して得られた、画像情報に基づいて2
値化画像データを生成し、この2値化画像データをファ
クシミリの伝送路に送出するように構成されている。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による電子カメラシス
テムのカメラ側の一例を示す構成ブロック図である。
【0021】被写体からの被写体光は、ミラー制御部1
3でその回転角度が制御されるミラー1で反射されて光
学系2に入射される。光学系2は、シャッタ機構2Aや
フォーカスレンズ群(図示せず)を含み、入射光を受
け、シャッタ動作及びフォーカス制御を行なう。すなわ
ち、シャッタ機構2Aは、メカシャッタ制御部14から
の制御を受けてシャッタ動作し、フォーカスレンズ群
は、フォーカス制御部15からの制御を受けてフォーカ
ス動作する。光学系2からの出射光は、プリズム3によ
り2分割され、一方はCCD4へ、他方はCCD5に入
射される。
【0022】CCD4と5で得られた電気的画像信号
は、撮像部6にて所定の撮像処理が施された後、A/D
変換部7でデジタルデータに変換され、画像結合部8に
出力される。画像結合部8は、CCD4と5のそれぞれ
で変換された入射対応領域(被写体)の2つの画像を結
合すると共にミラー1によってスキャンされた画像を結
合して一枚の大きな画像として出力する。2値化部9
は、画像結合部8からの出力信号を、プリントアウト時
に必要な2値信号に変換し、変換された信号は、その書
き込みと読み出しがバッファメモリ制御部17で制御さ
れるバッファメモリ部18に一旦記憶される。このバッ
ファメモリ部18に記憶された画像データは、ハードデ
ィスク19に記録することができ、また、逆にハードデ
ィスク19に記録されている画像データをバッファメモ
リ部18に記録させることもできる。
【0023】バッファメモリ部18から読み出された画
像データは、加算部20により、キャラクタジェネレー
タ21から出力される文字情報が重畳されてインタフェ
ース部22を介してデータ出力される。また、インタフ
ェース部22を介して受信した画像データをバッファメ
モリ部18に記憶する。
【0024】システム制御部10は、ミラー制御部1
3、シャッタ制御部14、フォーカス制御部15、バッ
ファメモリ制御部17、ハードディスク19及びキャラ
クタジェネレータ21を含む、当該カメラ全体を制御す
るマイクロコンピュータ等から構成される。EEPRO
M16には、ハードディスク19に記憶されているデー
タ量、ハードディスク記憶容量に対する現在使用してい
る容量の程度を表わすデータ、現在のピクチャー番号等
が記憶されている他、ハードディスク19に記憶されて
いる画像データを、例えば、ピクチャー番号に対応させ
て画像データ番号を記憶して画像データを管理し、更
に、ファクシミリ伝送の際の送信案内票に相当する送信
票のデータと、画像データを識別する識別データが記憶
される。送信票データは、パソコンから入力することも
できるし、ハードディスク19に予め記憶させておくこ
ともできる。
【0025】システム制御部10は、また、パワースイ
ッチ101A、トリガ1スイッチ101B、トリガ2ス
イッチ101C等の操作スイッチ群11が接続され、各
スイッチのON/OFF情報を受けてカメラの動作を規
定する。アラーム表示部12は、LED等で構成され、
記憶容量不足等、カメラ動作不能状態に至ったときに点
滅、点灯してユーザーに、その旨を報知する。システム
制御部10からはRS−232C系を介して情報が後述
するファクシミリアダプタ側と通信される。
【0026】図2は、図1に示す実施例におけるCCD
4と5を用い画像結合部8を介した画像処理について説
明する。
【0027】2枚のCCD4と5は、イメージャを構成
し、90度の位置関係で互いに80画素程度重畳して縦
長方向に配設されている。したがって、1回のスキャン
で得られる画像は、一枚のCCDで得られる582×7
68画素の2倍の縦長の画像となる。ミラー1を4回ス
キャンすると、各スキャン毎に同様な縦長方向エリアの
画像が得られる。このとき、各スキャンで得られるエリ
アのうち互いに隣合うエリアは80画素程度重なるよう
にミラースキャンが行なわれる。こうして4回のスキャ
ンにより、スキャン方向に2048画素分の画素画像が
得られる。これらの重なり部分の画像を利用して画像結
合部8により、それぞれ隣合った画像を結合し、全体と
して2048×1400画素相当の高精細な画像が得ら
れる。
【0028】図3には、図2で説明したようなスキャン
により取り込まれた全体画像例が示されている。横方向
に2048画素、縦方向に1400画素の画像が取り込
まれており、文字A,B,C,D,E,Fが撮影された
例が示されている。
【0029】さて、図1における2値モード判定部23
は、画像データを2値化する際の2値モードを判定する
機能を有し、当該モードは、2値モードスイッチ23A
で設定され、この設定状態が判定される。2値モードス
イッチ23Aは、例えば、文字画像に適した2値化のモ
ードである単純2値モード、自然画像に適した多階調の
パターンを含む2値化のモードである疑似中間調2値化
モード、また像域分離等の処理を介して自動的に2値化
の態様を変えるモードのいずれかがマニュアル操作によ
り設定される。上記2値化モードは、圧縮、非圧縮両態
様を決定するため、後述するようにRS232−C通信
を通じて図4のファクシミリアダプタに送られる。
【0030】こうして設定された2値モードは、2値モ
ード判定部23で判定され、判定結果は、システム制御
部10と2値化部9に供給される。システム制御部10
は、この判定された2値モード情報をRS−232C系
を介して、後述する図4に示すようなファクシミリアダ
プタ部に送出する。2値化部9は、2値モード判定部2
3から受信した2値モードに対応する2値化態様で、画
像結合部8から出力される画像データを2値化する。例
えば、文字画像を2値化するモードでは単純2値化が、
また、自然画像を2値化するモードでは疑似中間調処理
(デイザ処理等)の2値化が行なわれる。
【0031】システム制御部10は、更に、バッファメ
モリ制御部17から生成されるアドレス制御を変更して
画素アスペクト比を変換する。インタフェース部22
は、システム制御部10からの制御を受け、ファクシミ
リアダプタとの間で双方向データ通信を行なう。
【0032】パワー切換部24は、システム制御部10
からの制御を受けて、ファックシミリアダプタ等からの
外部電源と、電子カメラに内蔵されているバッテリ25
とを切換えて出力する。
【0033】図4には、本発明の実施例におけるファク
シミリアダプタの構成ブロック図が示されている。図1
の電子カメラのインタフェース部22を介して送出を指
示され、受信した画像データは、ファクシミリ(FA
X)処理部31でファクシミリ規格の画像データに変換
されて公衆電話回線に送出される。ファクシミリ処理部
31は、ファクシミリ符号化、非圧縮/MH/MR等の
処理を行なうモデム機能を有する。逆に、公衆電話回線
を介して受信したファクシミリ画像データは、ファクシ
ミリ処理部31で電子カメラに適合する規格の画像デー
タに変換されて、図1のインタフェース部22に出力さ
れる。
【0034】ファクシミリ(FAX)システム制御部と
してのCPU32は、内蔵メモリ32AとEEPROM
35を利用して、本ファクシミリアダプタの全体動作を
制御するもので、RS−232C系を介して図1の電子
カメラのシステム制御部10に接続されている。LCD
34は、本ファクシミリアダプタの動作状態(モード)
を表示する。ファクシミリシステム制御部32は、外部
操作スイッチ33からの操作情報に対応して動作する。
外部操作スイッチ33は、例えば、図5に示すようなキ
ーを備える。
【0035】図5において、テンキー群331は電話番
号のダイヤリングや読出画像番号の指定用に用いられ
る。また、ストップ(STOP)キー332は動作中の
処理の中断、モード(MODE)キー333は動作モー
ドの選択、メモリ(MEMORY)キー334は短縮ダ
イヤルの指定、スタート(START)キー335は各
種指定を確定するためにそれぞれ用いられる。
【0036】図4において、モニタ36には、伝送また
は受信した画像が表示されてユーザによるモニターを可
能とする。AC/DC部37は、商用電源としての10
0Vを受け、AC/DC変換して、図4のファックスア
ダプタ用の電源を供給するとともに、電子カメラの電源
を供給する。
【0037】次に、本発明の実施例による電子カメラシ
ステムの動作処理手順を説明する。先ず、図6を参照し
て電子カメラの動作を説明する。パワースイッチONに
より動作が開始すると、レンズやミラー等の機構部や電
気回路部等を初期設定するパワーオン処理が実行された
(ステップS1)後、パワースイッチのON/OFFを
判定する(ステップS2)。ここで、パワースイッチが
OFFの場合には、通常のパワーオフ処理を行なって
(ステップS3)、処理を終了し、ONの場合には、R
S−232C系を介しての割り込み(信号232−1)
があるか否かを判定し(ステップS4)、有りと判定さ
れたときには、当該割り込み処理(プリンタ、パソコ
ン、ファクシミリアダプタ等からの要求による)が実行
された後(ステップS5)、またステップS4で割り込
みがないと判定されたときも、撮影のための動作に移行
する。
【0038】すなわち、トリガ1スイッチのON/OF
Fを判定し(ステップS6)、OFFであれば、ステッ
プS2の処理に戻り、ONであれば、自動合焦(A
F)、自動露出(AE)処理を実行し(ステップS
7)、トリガ2スイッチのON/OFFを判定する(ス
テップS8)。ここで、OFFと判定されると、再びト
リガ1スイッチのON/OFFを判定し(ステップS
9)、OFFと判定されると、ステップS2の処理に戻
り、ONと判定されるとステップS8の処理に戻る。ス
テップS8において、トリガ2スイッチがONであると
判定されると、撮影処理を実行し(ステップS10)、
ステップS2の処理に戻る。
【0039】図7には、図6における撮影処理ステップ
S10の処理手順フローチャートが示されている。先
ず、シャッタ制御を行なって(ステップS11)、撮像
した後(ステップS12)、図1の画像結合部8におい
て図2で説明したような画像結合処理を行なうために、
画像ズレを検出し(ステップS13)、座標変換処理を
実行する(ステップS14)。続いて、2値化処理を実
行し(ステップS15)、バッファメモリ部14への書
き込みを、画素アスペクト比1:1となるように行ない
(ステップS16)、スキャンを終了したか否かを判定
する(ステップS17)。
【0040】このスキャン判定は、図2について説明し
たように4回のスキャンが終了したか否かを判定するも
のである。ステップS17において、スキャンが終了し
ていないと判定されると、ステップS11の処理に戻
り、終了していると判定されると、外部機器の接続の有
無を判定する(ステップS18)。ここで、外部機器が
接続されていなければ、ハードディスクへの書き込みを
実行して(ステップS20)、処理を終了し、一方、外
部機器が接続されていれば、信号232−2に基づき当
該接続外部機器に対する処理を実行した後(ステップS
19)、ハードディスクへの書き込みを実行して(ステ
ップS20)、処理を終了する。
【0041】この接続された外部機器処理は、図8に示
すように、当該外部機器がファクシミリアダプタか、プ
リンタやパソコン等のその他の機器であるかを判定する
(ステップS21)。ここで、ファクシミリアダプタ以
外の機器が接続されていると判定されると、当該機器に
対する各種外部機器処理を実行して(ステップS2
2)、処理を終了する。一方、外部機器がファクシミリ
アダプタであると判定されると、即電送が指示されてい
るか否かを判定し(ステップS23)、指示されていな
ければ、そのまま処理を終了し、指示されていれば、フ
ァクシミリ送信処理を実行して(ステップS24)処理
を終了する。
【0042】上記ファクシミリ送信処理は、図9に示す
ように、撮像系の電源をOFFして電力を節約し(ステ
ップS31)、電源を電子カメラ内蔵のバッテリから外
部電源に切り換え(ステップS32)、ファクシミリ送
信の要求のあった画像番号の画像データをハードディス
ク19から読み出しバッファメモリ部18に書き込む
(ステップS33)。続いて、バッファメモリ制御部1
7の制御を介してバッファメモリ部18から画像データ
を、ファクシミリアダプタから指定された走査線密度に
変換して出力し(ステップS34)、次に送るべき画像
データの有無を判定する(ステップS35)。ここで次
データが有れば、ステップS33の処理に戻り、無けれ
ば、電源を外部電源からバッテリに切り換えた後(ステ
ップS36)、撮像系電源をONとして(ステップS3
7)、処理を終了する。
【0043】次に、図6におけるRS−232C割り込
み処理について図10を参照して説明する。先ず、外部
機器がファクシミリアダプタか、それ以外の機器(プリ
ンタやパソコン等)かを判定し(ステップS41)、フ
ァクシミリアダプタであれば、画像データの有無を問い
合わせし(ステップS42)、有れば、画像データの有
/無情報をRS−232C系を介して送信して(ステッ
プS43)、処理を終了する。また、ステップS42に
おいて、画像データが無い判定されると、送信モードか
受信モードかを判定し(ステップS44)、送信モード
であれば、ファクシミリ送信処理を実行して(ステップ
S45)、処理を終了し、受信モードであれば、ファク
シミリ受信処理を実行して(ステップS46)、処理を
終了する。
【0044】一方、ステップS41において、ファクシ
ミリアダプタ以外の機器であると判定されると、当該外
部機器に対する処理を実行して(ステップS47)、処
理を終了する。
【0045】ファクシミリ受信処理について図11を参
照して説明する。先ず、撮像系電源をOFFとし(ステ
ップS51)、電源をバッテリから外部電源に切り換え
(ステップS52)、ファクシミリアダプタからの画像
データをバッファメモリ部18に、画素アスベクト比
1:1で書き込み(ステップS53)、更にハードディ
スク19に書き込んだ後(ステップS54)、次の画像
データの有無を判定する(ステップS55)。ここで、
次データが有りと判定されると、ステップS53の処理
に戻り、無しと判定されると、電源を外部電源からバッ
テリに切り換えた後(ステップS56)、撮像系電源を
ONとして(ステップS57)、処理を終了する。
【0046】次に、ファクシミリアダプタの動作処理手
順を図12以降の図面を参照して説明する。本実施例で
は、ファクシミリアダプタの動作モードとしては、画像
番号設定モード(モード1)、短縮ダイヤル設定モード
(モード2)、発信元設定モード(モード3)及び時刻
設定モード(モード4)が設定されているものとしてい
る。
【0047】先ず、モードを“1”に初期化し(ステッ
プS61)、モードスイッチのON/OFFを判定(ス
テップS62)する。ここで、ONであれば、モードが
“4”か否かを判定し(ステップS63)、モードが
“4”であれば、ステップS64でモード“1”に設定
し、また、モードが4より小さいときには、モードを
“1”だけインクリメントした(ステップS65)後、
モード番号を判定する(ステップS66)。ステップS
66において、モードが“2”,“3”及び“4”のと
きには、それぞれ公知の前記短縮ダイヤル設定モード、
発信元設定モード及び時刻設定モードの処理を実行した
(ステップS68,S69及びS70)後、ステップS
62の処理に戻る。また、ステップS66において、モ
ードが“1”のときには、画像番号の設定を行ない、ス
テップS62の処理に戻る。
【0048】一方、ステップS62において、モードス
イッチがOFFであると判定されたときには、電子カメ
ラからのRS−232C系を介しての要求があるか否か
を判定し(ステップS71)、無ければ、ファクシミリ
受信の有無を判定する(ステップS72)。ここで、フ
ァクシミリ受信無しであれば、ステップS62の処理に
戻り、有りであれば、ファクシミリ受信プロトコルに従
った処理を実行し、電子カメラに対してRS−232C
系を介して信号232−1として受信要求を送信し(ス
テップS73)、受信画像の終わりか否かを判定する
(ステップS74)、ここで、終わりでなければ、ステ
ップS73の処理に戻り、終わりであれば、ステップS
62の処理に戻る。
【0049】また、ステップS71において、電子カメ
ラからのRS−232C系を介しての要求が有ると判定
されると、ファクシミリアダプタの即電送指示のON/
OFF情報と、外部機器がファクシミリアダプタである
という情報を、RS−232C系を介して信号232−
2として送信する(ステップS75)。続いて、即電送
を指示するスイッチのON/OFFを判定し(ステップ
S76)、OFFであれば、ステップS62の処理に戻
り、ONであれば、図13に示す画像番号設定モード処
理の送信先ダイヤル設定処理(ステップS92)に移行
する。
【0050】次に、画像番号設定モード処理について図
13を参照して説明する。先ず、送信画像番号Nを
“1”に初期化し(ステップS81)、図4のLCD3
4に送信する1番目の画像は何かを問い合わせする表
示”Tx1 PICTURE No ?”を行ない(ス
テップS82)、それを受けて、図4の外部操作スイッ
チ33のうち図5に示すテンキー331で、画像データ
を指定し、スタートキー335を押下して確定する(ス
テップS83)。続いて、画像データ有/無の問い合わ
せを、信号232−1としてRS−232C系を介して
電子カメラに対して問い合わせした(ステップS84)
後、電子カメラ側からの画像データの有無情報を信号2
32−3として受けて、画像データの有無を判定する
(ステップS85)。
【0051】ステップS85において、画像データが無
いと判定されると、ステップS82の処理に戻り、有り
と判定されると、画像データの送信(画素アスペクト比
1:1)をRS−232Cを介して、信号232−1と
して要求した(ステップS86)後、画像サイズを判定
する(ステップS87)。ステップS87において、画
像サイズがマニュアルであるときには、マウスを用いて
モニタ上に任意に枠を開いて当該枠内を切り出して画像
切り出し設定処理を実行し(ステップS88)、画像サ
イズがA4やA6のときは、対応するサイズを指定し、
続いて、モニタ画面を観察して画像がOKか否かを判定
する(ステップS89)。ここで、画像がOKでなく、
NGであると判定したときには、ステップS82の処理
に戻り、OKであれば、Nを1だけインクリメントして
次の画像を指定する(ステップS90)。
【0052】その後、送信画像が最後まで終了したか否
かを判定し(ステップS91)、終了していなければ、
ステップS82の処理に戻り、終了していれば、送信先
ダイヤルを設定し(ステップS92)、送信スタートを
待って(ステップS93)、図14に示すようなファク
シミリ送信プロトコル処理に移行する。
【0053】ファクシミリ送信は、先ず、最初に送信す
べき1ページ目か否かの判定を行ない(ステップS9
4)、1ページ目であれば、指定された送信票番号を要
求画像番号に設定する(ステップS95)。送信票は、
通常、ファクシミリ送信する際に、最初のページに付け
る表紙に相当し、図15に示すように、送信元、受信
先、送信内容概略等予めフォーマット化されて記憶され
ている。ステップS95の処理を実行した後、またステ
ップS94で1ページ目でないと判定されたときは、相
手のファクシミリの走査線密度情報をRS−232C系
を介して受信し(ステップS96)、非圧縮モードの有
無を判定し(ステップS97)、この判定結果に基づい
て要求画像番号に対応する画像データをファクシミリ符
号化して送信し(ステップS98)、送信画像が終了し
たか否かを判定する(ステップS99)、ここで、終了
していなければ本ファクシミリ送信プロトコル処理の最
初のステップに戻り、終了していれば、そのまま処理を
終了する。
【0054】図16には、受信先ファクシミリの非圧縮
モード、電子カメラの2値モード及び実際の圧縮動作と
の関係が示されている。受信先ファクシミリに非圧縮モ
ードが有るときには、カメラ2値モードは文字画像(単
純2値)と自然画像(疑似中間調処理)が設定され、そ
れぞれの圧縮は非圧縮処理と圧縮処理が施される。また
受信先ファクシミリに非圧縮モードがないときには、カ
メラの2値モードによらずに、常に圧縮処理が施され
る。
【0055】以上のフローチャート(図6〜図14)中
の232−1,232−2,232−3は、図1のカメ
ラシステム制御部10と、図4のFAXシステム制御部
32を結ぶRS232通信ラインの通信を示している。
つまり、図10のステップS43で、画像データの有無
を送信し、図13のステップS85の画像データ有無チ
ェックで受信する(232−3)というように見る。
【0056】以上の各実施例は以下のようにまとめら
れ、各構成によれば、それぞれ次のような効果が得られ
る。
【0057】(1)立体物であるを可とする当該被写体
をその被写体から任意の距離だけ離隔した位置から撮影
可能に構成されたカメラ部と、該カメラ部で生成された
画像情報に基づく2値化画像データを形成する2値化画
像データ形成部と、この2値化画像データ形成部で形成
された2値化画像データをファクシミリの伝送路に送出
するための画像データ伝送部とを備えてなる電子カメラ
システム:立体物を撮影した画像を直接FAX伝送でき
るので、即時性に優れ、また、画質劣化のない高画質な
伝送が得られる効果がある。
【0058】(2)上記2値化画像データ形成部は、画
像情報の如何に応じてその画像情報に基づく2値化画像
データを形成するために適用すべき2値化モードを選択
する2値化モード選択手段を有してなり、上記画像デー
タ伝送部は該2値化モード選択手段による選択の如何に
応じて当該2値化画像データをファクシミリの伝送路に
送出する際に適用すべきデータの圧縮態様を選択する圧
縮態様選択手段を有してなるものである(1)の電子カ
メラシステム及び、 (3)上記2値化モード選択手段は、適用すべき2値化
モードとして、当該画像情報が2階調のパターンを優位
的に含むものであるとき単純2値化モードを選択し、多
諧調のパターンを優位的に含むものであるとき疑似中間
調2値化モードを選択するようになされ、上記圧縮態様
選択手段は該2値化モード選択手段が単純2値化モード
を選択したときには所定のデータ圧縮処理を選択し疑似
中間調2値化モードを選択したときには当該データを圧
縮しない処理を選択するようになされたものである
(2)の電子カメラシステム:FAX伝送における圧縮
方式のMRやMHは、文書画像等は効率よく圧縮可能で
あるが、自然画を表現するのに適している疑似中間調2
値処理を施した場合は、逆にデータを増加させてしま
い、A4版の送信に最大20分程かかる可能性がある
(9600BPS時)。本実施例では、FAX受信先
が、非圧縮モードに対応しており、カメラ側で2値モー
ドをディザや誤差拡散等の自然画に適した2値化モード
であることを検出した場合、非圧縮モードを選択するこ
とを特徴とするので、伝送時間が一定で短時間で済むと
いう効果がある。例えば、A4送信が7分(9600B
PS)で済む。
【0059】(4)上記画像データ伝送部を介して2値
化画像データを送出するに際しては、上記カメラ部によ
り原初的に得られる画像データによる画像表現における
画素のアスペクト比をファクシミリによる画像表現にお
けるアスペクト比に適合するように当該送出の対象とな
る画像データによる画像表現におけるアスペクト比を変
換するアスペクト比変換手段とを更に備えた(1)の電
子カメラシステム:通常、カメラの出力は、プリンタや
モニタ、パソコン等、画素のアスペクト比が1:1であ
るのに対し、FAXは8:7.7等と1:1とならな
い。このため、カメラの出力をそのまま、FAX伝送す
ると画像が偏平してしまう。FAX伝送の時には、その
画素アスペクト比に適合させて、画素アスペクト比を変
換するので、偏平しない正確な画像が得られる。
【0060】(5)上記画像データ伝送部は、自己内部
に電源回路を備えた独立した筐体を有し、この電源回路
から本電子カメラシステムの他部へ給電可能に構成され
たものである(1)の電子カメラシステム:自然画像を
複数枚FAX伝送すると、通常の撮影の数倍から、場合
によっては数10倍の時間がかかる可能性がある。この
間、カメラに通電しておく必要があり、カメラ内のバッ
テリで給電を行っていると、FAX伝送中にバッテリが
消耗した場合にはFAX伝送不能となってしまう。FA
X伝送を行う場合、FAXアダプタ側からカメラに対し
て給電を行うことを特徴とするため、確実なFAX伝送
が可能となる効果がある。
【0061】(6)上記画像データ伝送部において通信
動作が行われている期間中は、上記カメラ部への給電を
断つ給電制御手段を更に備えた(5)の電子カメラシス
テム:FAX伝送中に不必要なカメラのブロック(レン
ズ回りの回路撮像回路等:図1の点線より左側)に対し
給電を止めることにより節電される効果がある。
【0062】(7)上記画像データ伝送部は、一の画像
のうち伝送対象となる部分を特定するための伝送対象部
分特定手段を有してなるものである(1)の電子カメラ
システム及び、 (8)上記カメラ部は、本電子カメラシステムの当該他
部から与えられる情報を認識して一の画像のうち伝送対
象となる部分を特定するための伝送対象部分特定手段を
有してなるものである(1)の電子カメラシステム:撮
像された画像の内、必要な部分のみをFAX伝送する特
徴を有しているため、短時間の伝送時間で必要部分のみ
が得られる効果がある。
【0063】(9)複数枚の画像に対応する上記画像情
報乃至2値化画像データを蓄積するメモリ手段と、この
メモリ手段に蓄積された画像のうち上記画像データ伝送
部によって送出するに該当する画像乃至該送出の順序を
規定する送出態様規定手段と、を更に備えた(1)の電
子カメラシステム:カメラ内にメモリされている複数枚
の画像の中から、FAX伝送を行う画像を伝送順に設定
する特徴があるため、効率的に必要な画像をFAX伝送
できる効果がある。
【0064】(10)上記画像データ伝送部は、独立し
た筐体を有し、上記送出するに該当する画像を選定する
操作乃至該送出の順序を設定する操作を行うための操作
手段を有してなるものである(9)の電子カメラシステ
ム:上記(9)の効果の他、ダイアリング等を行うS
W、表示を利用してFAX伝送画像を設定する特徴があ
るので、特別な設定SW、表示等を設ける必要がなく、
小型化、低コスト化に効果がある。
【0065】(11)上記画像データ伝送部は、送信対
象となる画像に係る附帯的情報たる送信票データを提供
するための送信票データ生成手段を備えたものである
(1)の電子カメラシステム:送信票データをもつ特徴
があるので、送信元、受信先、その他コメント等を別に
用意することなく伝えられる効果がある。
【0066】(12)上記画像データ伝送部は、送信実
績の記録を提供するための送信実績データ生成手段を備
えたものである(1)の電子カメラシステム:伝送状態
の記録を残す特徴があるので、伝送画像が確実に送受信
できたかを確認できる効果がある。
【0067】(13)伝送路を通して伝送されてくる画
像データを受信するための画像データ受信手段と、この
画像データ受信手段によって受信される画像データを格
納するための受信画像データ格納手段とを更に備えた
(1)の電子カメラシステム:カメラでも、FAX伝送
画像を受信できる特徴があるので、携帯性に優れたFA
X受信機能を有する効果がある。
【0068】(14)上記画像データ伝送部は、上記カ
メラ部で生成された画像情報に基づく2値化画像データ
を該生成後直ちに送出するモードを備えたものである
(1)の電子カメラシステム:撮像後即自動的に撮影画
像を伝送することを特徴とするため、簡単且つ即時性に
優れた効果をもつ。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子カメ
ラシステムによれば、カメラからの画像を画像の劣化が
なく、且つ迅速に被写体画像をファクシミリ伝送可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子カメラシステムのカメラ側の
一例を示す構成ブロック図である。
【図2】図1に示す実施例におけるCCD4と5を用い
画像結合部8を介した画像処理を説明するための図であ
る。
【図3】図2で説明したスキャンにより取り込まれた全
体画像例を示す図である。
【図4】本発明の実施例におけるファクシミリアダプタ
の構成ブロック図である。
【図5】図4における外部操作スイッチ33を構成する
キーを示す図である。
【図6】本発明の実施例における電子カメラの動作処理
手順を示すフローチャートである。
【図7】図6における撮像処理S10の処理手順フロー
チャートである。
【図8】図7における外部機器処理S19の処理手順フ
ローチャートである。
【図9】図8におけるファクシミリ送信処理S24の処
理手順フローチャートである。
【図10】図6におけるRS−232C割り込み処理S
5の処理手順フローチャートである。
【図11】図10におけるファクシミリ受信処理S46
の処理手順フローチャートである。
【図12】本発明の実施例におけるファクシミリアダプ
タの動作処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図12における画像番号設定モード処理S6
7の処理手順フローチャートである。
【図14】図12に示す実施例おけるファクシミリ送信
プロトコル処理を示すフローチャートである。
【図15】送信票の一例を示す図である。
【図16】受信先ファクシミリの非圧縮モード、電子カ
メラの2値モード及び実際の圧縮動作との関係を示す図
である。
【符号の説明】
1 ミラー 2 光学系 3 プリズム 4,5 CCD 6 撮像部 7 A/D変換部 8 画像結合部 9 2値化部 10 システム制御部 11 スイッチ部 12 アラーム表示部 13 ミラー制御部 14 メカシャッタ制御部 15 フォーカス制御部 16、35 EEPROM 17 バッファメモリ制御部 18 バッファメモリ部 19 ハードディスク 20 加算部 21 キャラクタジェネレータ 22 インタフェース部 23 2値モード判定部 23A 2値モードスイッチ 24 パワー切換部 25 バッテリ 31 ファクシミリ(FAX)処理部 32 ファクシミリ(FAX)システム制御部 32A メモリ 33 外部操作スイッチ 34 LCD 36 モニタ 37 AC/DC部 331 テンキー 332 ストップキー 333 モードキー 334 メモリキー 335 スタートキー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体物であるを可とする当該被写体をその
    被写体から任意の距離だけ離隔した位置から撮影可能に
    構成されたカメラ部と、該カメラ部で生成された画像情
    報に基づく2値化画像データを形成する2値化画像デー
    タ形成部と、この2値化画像データ形成部で形成された
    2値化画像データをファクシミリの伝送路に送出するた
    めの画像データ伝送部と、を備えてなることを特徴とす
    る電子カメラシステム。
  2. 【請求項2】上記2値化画像データ形成部は、画像情報
    の如何に応じてその画像情報に基づく2値化画像データ
    を形成するために適用すべき2値化モードを選択する2
    値化モード選択手段を有してなり、上記画像データ伝送
    部は該2値化モード選択手段による選択の如何に応じて
    当該2値化画像データをファクシミリの伝送路に送出す
    る際に適用すべきデータの圧縮態様を選択する圧縮態様
    選択手段を有してなるものである請求項1に記載の電子
    カメラシステム。
  3. 【請求項3】上記2値化モード選択手段は、適用すべき
    2値化モードとして、当該画像情報が2階調のパターン
    を優位的に含むものであるとき単純2値化モードを選択
    し、多諧調のパターンを優位的に含むものであるとき疑
    似中間調2値化モードを選択するようになされ、上記圧
    縮態様選択手段は該2値化モード選択手段が単純2値化
    モードを選択したときには所定のデータ圧縮処理を選択
    し疑似中間調2値化モードを選択したときには当該デー
    タを圧縮しない処理を選択するようになされたものであ
    る請求項2に記載の電子カメラシステム。
  4. 【請求項4】上記画像データ伝送部を介して2値化画像
    データを送出するに際しては、上記カメラ部により原初
    的に得られる画像データによる画像表現における画素の
    アスペクト比をファクシミリによる画像表現におけるア
    スペクト比に適合するように当該送出の対象となる画像
    データによる画像表現におけるアスペクト比を変換する
    アスペクト比変換手段と、を更に備えた請求項1に記載
    の電子カメラシステム。
  5. 【請求項5】上記画像データ伝送部は、自己内部に電源
    回路を備えた独立した筐体を有し、この電源回路から本
    電子カメラシステムの他部へ給電可能に構成されたもの
    である請求項1に記載の電子カメラシステム。
  6. 【請求項6】上記画像データ伝送部において通信動作が
    行われている期間中は、上記カメラ部への給電を断つ給
    電制御手段を更に備えた請求項5に記載の電子カメラシ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記画像データ伝送部は、一の画像のうち
    伝送対象となる部分を特定するための伝送対象部分特定
    手段を有してなるものである請求項1に記載の電子カメ
    ラシステム。
  8. 【請求項8】上記カメラ部は、本電子カメラシステムの
    当該他部から与えられる情報を認識して一の画像のうち
    伝送対象となる部分を特定するための伝送対象部分特定
    手段を有してなるものである請求項1に記載の電子カメ
    ラシステム。
  9. 【請求項9】複数枚の画像に対応する上記画像情報乃至
    2値化画像データを蓄積するメモリ手段と、このメモリ
    手段に蓄積された画像のうち上記画像データ伝送部によ
    って送出するに該当する画像乃至該送出の順序を規定す
    る送出態様規定手段と、を更に備えた請求項1に記載の
    電子カメラシステム。
  10. 【請求項10】上記画像データ伝送部は、独立した筐体
    を有し、上記送出するに該当する画像を選定する操作乃
    至該送出の順序を設定する操作を行うための操作手段を
    有してなるものである請求項9に記載の電子カメラシス
    テム。
  11. 【請求項11】上記画像データ伝送部は、送信対象とな
    る画像に係る附帯的情報たる送信票データを提供するた
    めの送信票データ生成手段を備えたものである請求項1
    に記載の電子カメラシステム。
  12. 【請求項12】上記画像データ伝送部は、送信実績の記
    録を提供するための送信実績データ生成手段を備えたも
    のである請求項1に記載の電子カメラシステム。
  13. 【請求項13】伝送路を通して伝送されてくる画像デー
    タを受信するための画像データ受信手段と、この画像デ
    ータ受信手段によって受信される画像データを格納する
    ための受信画像データ格納手段と、を更に備えた請求項
    1に記載の電子カメラシステム。
  14. 【請求項14】上記画像データ伝送部は、上記カメラ部
    で生成された画像情報に基づく2値化画像データを該生
    成後直ちに送出するモードを備えたものである請求項1
    に記載の電子カメラシステム。
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