JP2001103322A - カラー画像通信装置、方法およびその処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒体 - Google Patents

カラー画像通信装置、方法およびその処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒体

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JP2001103322A
JP2001103322A JP28140899A JP28140899A JP2001103322A JP 2001103322 A JP2001103322 A JP 2001103322A JP 28140899 A JP28140899 A JP 28140899A JP 28140899 A JP28140899 A JP 28140899A JP 2001103322 A JP2001103322 A JP 2001103322A
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Hiroshi Shinoda
弘志 信田
Muneki Nakao
宗樹 中尾
Naoki Sugawara
尚樹 菅原
Susumu Matsuzaki
進 松崎
Yoshiyuki Hirai
佳行 平井
Akihiro Yoshitani
明洋 吉谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通信相手先の通信機能に応じて、
柔軟に通信手順を選択可能なカラー画像通信装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 互いに送信可能な画像の最小サイズが異
なる複数の通信手順によりカラー画像通信を実行可能な
画像通信手段と、通信相手先の機能に応じて、前記複数
の通信手順のうちの一つを選択して実行する制御手段と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像通信を
実行するカラー画像通信装置、その処理方法およびその
処理を実行するプログラムを記憶する記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置が家庭に普及し
てきており、原稿のカラー化の進展に伴って、カラーフ
ァクシミリ装置など、カラー画像通信装置の需要も急速
に高まりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、カラー
通信機能を有するファクシミリ装置についてもさまざま
な提案がなされてきているが、カラー画像通信の方法
や、カラー情報の取扱いなどの点で、未だ発展途上にあ
る。
【0004】特に、カラー画像通信のプロトコルとして
は、標準化されたいわゆるITU−Tのカラー通信プロ
トコルがあるが、送信相手先の機能によっては、このプ
ロトコルだけではカラー画像の送受信ができない場合が
ある。
【0005】本願はかかる状況のもとになされたもので
あり、通信相手先の通信機能に応じて、柔軟に通信手順
を選択可能なカラー画像通信装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るカラー画像通信装置は、互いに送信
可能な画像の最小サイズが異なる複数の通信手順により
カラー画像通信を実行可能な画像通信手段と、通信相手
先の機能に応じて、前記複数の通信手順のうちの一つを
選択して実行する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の一実施形態を説明する。
【0008】<装置全体の構成>本実施形態では、本体
から完全に分離して読取りの可能なコードレスハンドス
キャナを搭載し、ITU−T勧告G3規格を満足する機
能を有するファクシミリ装置に本発明を適用した例を説
明する。なお、本実施形態のファクシミリ装置は、カラ
ー読取りとカラー記録が可能な構成になっており、カラ
ーコピー機能やカラー画像の送受信機能を有する。
【0009】コードレスハンドスキャナ(以下HSと呼
ぶ)の読取りセンサは線順次でRGB各色を出力する密
着型カラーイメージセンサであって、読取り幅はB4、
主走査方向読取り解像度は8pel/mmである。同時
にHS部Aには、パソコンやデジタルカメラ等の画像記
憶用途で知られているコンパクトフラッシュカード(以
下CFカードと呼ぶ)を着脱できるCFカードスロット
を有しており、本実施形態のHS部Aは、前記イメージ
センサで読取った画像の他にCFカードに記録された画
像を読み出す機能も有している。
【0010】また、プリンタ部124はインク吐出方式
のフルカラー記録が可能なものであり、CMYK各色の
インクタンクとインク吐出部を組み合わせたカラーカー
トリッジとモノクロインクのみのインクタンクとインク
吐出部を組み合わせたモノクロカートリッジを選択的に
装着することにより360dpiの記録解像度で記録紙
に2値データを記録する。いずれのカートリッジを装着
してもモノクロ記録時の記録幅は最大B4まで、カラー
カートリッジ装着時のカラー記録時には最大記録幅はA
4となる。
【0011】ファクシミリ通信時には、9600bps
のモデム速度を有し、ITU−T勧告G3規格にのっと
りモノクロ画像およびカラー画像の通信を実行する。カ
ラー画像通信についてはG3規格(以下「ITU−Tカ
ラーモード」という)の他に、本装置同士が持つ「独自
モード」でのカラー画像通信が可能である。ここでの
「独自モード」とは、例えば、後述のようなBFTを用
いるカラー通信をいう。G3規格でのカラー通信では、
画像規格として伝走路上で主副200dpiの解像度と
Lab色空間でのJPEG符号化が求められる。また、
前記独自モードでのカラー通信では、画像について主副
90dpiの解像度とRGB色空間でのDPCM符号化
の機能を有している。
【0012】以下、本装置の構成、動作について具体的
に説明する。
【0013】図1は実施形態による装置のシステムブロ
ック図である。図1において、100は本装置のHS部
Aの制御部であるCPU1、101はCPU1の各種プ
ログラムや固定データを格納するためのROM1、10
2はCPU1の各種プログラムのワークメモリやHS部
Aにおける画像データ等の蓄積メモリとして使用される
DRAM1、103は前述のCF(メモリ)カード装着
用のスロットルと電気的インタフェースをとるためのC
Fインタフェース部、104はHS部Aでの画像処理に
必要となる画像の拡大縮小など解像度変換機能および多
値画像データを2値画像に変換する2値化処理機能を含
む画像処理ゲートアレイチップである画像処理部1、1
05は前述の密着型カラーイメージセンサからライン単
位にイメージデータを読取るためのコンタクトセンサ
(以下CSと呼ぶ)読取り制御部、106はHS部Aの
読取りローラーの回転状態を監視するロータリーエンコ
ーダの検出出力部であり、読取り時CPU1は前記検出
出力からHS部Aの移動距離データ(ロータリーエンコ
ーダーの回転数情報)を算出して前記CS読取り制御部
105により画像読取りを実行するものである。107
はHS部Aの操作部である操作部1であって、HS部A
の状態の表示や読取りモードの選択、メモリの画像の消
去などのユーザーオペレーションをCPU1の制御によ
り行うものである。108はHS部Aが本体からとりだ
されて単独で使用されるときにHS部Aの全システムを
駆動するための蓄電池であり、HS部Aが本体に装着さ
れた状態では絶えず本体から電力の供給を受けて充電さ
れているHS用バッテリーである。
【0014】109および110はHS部Aと本体部B
との脱着コネクタに含まれている信号インタフェース部
であり、本体部BとHS部Aとの間で動作モードの指定
や状態情報のやり取りを双方向で行うコマンドインタフ
ェースと、画像データを双方向でやり取りする画像デー
タインタフェースとで構成されている。
【0015】次に図1の本体部Bについて説明する。1
11は装置本体の制御部であるCPU2,112はCP
U2の各種プログラムや固定データを格納するためのR
OM2、113はシステムに必要な登録データ(各種ソ
フトスイッチ、通信宛先データ、装置の電話番号や略称
などのID情報)を登録記録するためのSRAMであっ
て、電源断により該データが失われないように125の
バッテリーでバックアップされている。114は本体側
で画像データの画像処理に必要となる画像の拡大縮小な
ど解像度変換機能および多値画像データを2値画像に変
換する2値化処理機能を含む画像処理ゲートアレイチッ
プである画像処理部2,115はCPU2の各種プログ
ラムのワークメモリや本体部B側における音声データや
画像データ等の蓄積メモリとして使用されるDRAM2
である。
【0016】116は前述G3モードに必要な機能を持
つ公知のファクシミリ用モデム(本実施形態ではV.2
9,V.21,V.27terの他に、DTMF信号認
識機能、DRAM2への音声録音とDRAM2からの音
声再生のための音声コーデック機能を具備)である。
【0017】117は、HS部Aを本体部Bに装着した
状態で自動的に原稿を搬送して読取るための原稿搬送モ
ーターや、プリンタ部の記録紙を自動搬送するための記
録紙搬送モーターを制御するためのモーター制御部、1
18は装置状態を表示するためのLEDやLCDなどの
表示部、119は各種アラーム音や呼び出し音、回線上
の音声信号を出力させるためのスピーカ、120は装置
を操作するためのボタンや前記表示部、スピーカを含む
本装置の本体側操作部2、121はアナログ電話回線と
装置のインタフェースをとるための公知のNCU、12
2は本装置を使用して通話を行うためのハンドセット、
123はアナログ信号用接続スイッチ(クロスポイント
スイッチ)であってCPU2からの設定により、ハンド
セット、スピーカ、NCU、モデムの間のアナログ信号
の接続を自在に切り替える公知の回路である。
【0018】124は本装置のプリンタ部であって、イ
ンク吐出方式の公知のカラープリンタで構成され、イン
クタンクとインク吐出部が一体になっているカートリッ
ジを記録紙の主走査方向に移動させながら画像を記録し
てゆく。カラーカートリッジとモノクロカートリッジの
いずれが装着されているかは、前記カートリッジの電気
的接点の構成によりCPU2が判別出来るようになって
いる。125はメモリバックアップバッテリーであっ
て、SRAMの登録データをバックアップするための電
池である。126は、操作部2を含む装置の上カバーの
開閉状態を検出するセンサーである。プリンタ部のカー
トリッジを交換したり、HS部Aを本体部Bからとりは
ずしたりする際に前記カバーを開ける必要があるが、C
PU2は126の出力を認識することによって前記カバ
ーの開閉状態を知る事が出来る。
【0019】本実施例の構成では、画像処理部1(10
4)に画像処理部2(114)よりも、特定の処理(例
えばデータ圧縮処理など)に対して演算能力が高いプロ
セッサを使用している。このような構成により、本体部
BとHS部Aとの間がコードレスの場合に、システム全
体として効率の良い処理を行うことができる。即ち、こ
のようなコードレスのHS部Aを用いて、画像データを
取り込む場合には、HS部AのDRAM1(102)効
率よく画像データを記憶させるため、特にカラー画像デ
ータの場合にはJPEG、TIFF等のデータ圧縮が必
要となる。この場合において、仮にHS部Aのプロセッ
サの機能が十分でないと、HS部Aによる原稿の走査速
度を落とさざるを得ず、ユーザーにとってコードレスハ
ンディスキャナが非常に使いにくいものとなる。
【0020】他方、本体部Bについては、従来のファク
シミリとの互換性を保つことなどの機能上の制約から、
従来製品が利用できるとが好ましい。そこで、これらの
背景から、本実施例では上述のように、HS部Aと本体
部Bのプロセッサの機能及び処理の分担を設定した。
【0021】次に、本実施例の装置の主要な動作につい
て、図2から図9に示したデータの流れを中心に説明す
る。
【0022】<HSコピー>図2は、HS部Aを本体部
Bから取り外した状態で、単体で画像を読取り、その後
本体に装着して、読取った画像をプリントする、所謂、
HS(ハンドスキャン)コピーの動作における信号の流
れ及び処理の手順を示す図である。処理の概略は以下の
通りである。
【0023】(1)装置本体部BからHS部Aを取り外
す。
【0024】(2)HS部Aのみを用いて、原稿を読取
らせる。
【0025】(3)CPU1(100)がHS部Aの移
動距離を検出して画像を読取り、画像処理を施しながら
画像データをDRAM1(102)に蓄積する(図2の
)。
【0026】このとき、カラー画像読取りが指示されて
いれば、主走査8pel/mm、副走査100dpiの
解像度でRGB各色を各ライン毎、線順次にてCSから
読みこみ画像処理部1(104)にて主走査200dp
iに変換して、DRAM1(102)に蓄積する。
【0027】ここで、操作部1(107)でのサイズ指
定がA4より小さい場合は、読取り速度を上げるために
圧縮処理を行わずにDRAM1(102)に蓄積する
(RGB生データでの蓄積)。
【0028】また、操作部1(107)でのサイズ指定
がA4ならば、DRAM1(102)の容量に制限があ
るためにRGB各色、一定のライン数単位に画像処理1
(104)の出力(200dpi)をCPU1(10
0)でJPEG方式により圧縮しながらDRAM1(1
02)に蓄積する(JPEGデータでの蓄積)。
【0029】最初に戻って、モノクロ画像読取りが指示
されていれば、最大B4サイズまで操作部1(107)
の設定に従って、主走査8pel/mm、副走査7.7
line/mmの解像度でG(グリーン)単色のライン
読取りを行う。モノクロ読みの場合は画像処理部1(1
04)での解像度変換は行わず無処理で出力し、CPU
1(100)でMH(モディファイドハフマン)圧縮を
施した後DRAM1(102)に蓄積する。カラー読取
り時とモノクロ読取り時での副走査解像度の切り替え
(100dpiと7.7l/mm)は、CPU1がロー
タリーエンコーダ出力による移動距離データに基づいて
ライン読取りタイミングを切り替えることにより行う。
【0030】(4)HS部Aを本体部Bに装着する。物
理的に脱着コネクタが接続され、HS部Aバッテリー1
08への充電が開始され、同時に109/110の信号
インタフェースがアクティブとなる。
【0031】(5)本体部B側CPU2(111)とH
S部A側CPU1(100)とのコマンドインタフェー
スが自動的に実行され、HS部AのDRAM1(10
2)に蓄積されている画像の情報(種別情報など)が本
体側CPU2(111)に転送される(図2の)。
【0032】(6)CPU2(111)は表示部118
のLCDにHS部AのDRAM1(102)の画像情報
を表示し、オペレーターはそれに応じてプリントするた
めの操作を行う。CPU2(111)はCPU1(10
0)へオペレータに指定された画像データの転送要求を
出力する(図2の)。
【0033】(7)CPU1(100)はDRAM1
(102)から前記指定された画像データを読み出し、
画像処理部1(104)を介して本体部Bに転送する
(図2の)。
【0034】ここで、指定された画像がカラー画像であ
って、前述非圧縮画像ならば、DRAM1(102)か
ら読み出したデータを画像処理部1(104)に送り、
画像処理部1(104)では主走査200dpi、副走
査100dpiのRGB多値生画像を、主副360dp
iのプリンタ用CMYK2値画像データ(本体部Bのプ
リンタ部124の記録剤の色に対応する画像データ)に
変換して本体部Bへ出力する。
【0035】これにより、本体部Bでは、CMYK変換や2値
化処理などを行う必要がなくなり、処理負担が軽減され
るとともに、HS部Aと本体部Bとの間の画像データの伝送
も高速化することができる。
【0036】また、指定された画像がカラー画像であっ
て、前述JPEG圧縮画像ならば、DRAM1(10
4)から読み出したデータをCPU1(100)でJP
EG解凍(伸長)しながら画像処理部1(104)に送
り、画像処理部1(104)では主走査200dpi、
副走査100dpiのRGB多値生画像を、主副360
dpiのプリンタ用CMYK2値画像に変換して本体部
Bへ出力する。
【0037】最初に戻り、指定された画像がモノクロ画
像であらば、DRAM1(104)から読み出したMH
圧縮データを画像処理部1(104)に送り、画像処理
部1(104)では何も処理せず(スルーして)本体側
に出力する。
【0038】(8)本体部BはHS部Aからの画像デー
タを受取ると、画像処理部2(114)を介してDRA
M2(115)に転送する(図2の)。
【0039】ここで、HS部Aより転送される画像がカ
ラー画像であるならば、CPU2(111)は画像処理
部2(114)を無処理(スルー)にセットする。転送
されてきたCMYK各色ライン毎の2値データはDRA
M2(115)に書き込まれる。同時にCPU2(11
1)はDRAM2(115)からCMYK各色をライン
単位に読み出してプリンタ部124に転送し、カラープ
リントを実行する(図2の)。
【0040】また、HS部Aより転送される画像がモノ
クロ画像であるならば、CPU2(111)は、画像処
理部2(114)で、MH解凍(伸長)と、それに続い
て.主走査8pel/mm副走査7.7line/mm
のモノクロ画像を主副360dpiへ解像度変換を実行
させる。画像処理部2(114)からの出力はDRAM
2(115)に書き込まれ、平行してCPU2(11
1)がDRAM2(115)から前記書き込まれたモノ
クロデータをライン単位に読み出してプリンタ部に転送
し、モノクロプリントを実行する(図2の)。
【0041】<シートコピー>図3は、HS部Aを本体
部Bに装着した状態で原稿を自動搬送して読取り、読取
った画像をプリントする、所謂、シートコピーの動作を
示す。
【0042】(1)HS部Aが本体部Bに未装着の場合
には装着する。物理的に脱着コネクタが接続され、HS
部Aのバッテリーへの 充電が開始され、同時に109
/110の信号インタフェースがアクティブとなる(図
3の)。
【0043】(2)原稿を自動搬送部の原稿差し込み口
にセットする。
【0044】(3)オペレーターが操作部2(120)
でシートコピー開始の操作を行う。
【0045】(4)本体部B側CPU2(111)とH
S部A側CPU1(100)とのコマンドインタフェー
スが自動的に実行され、HS部Aは原稿読取り開始状態
になる(図3の)。
【0046】次に本体部B側CPU2(111)は、モ
ーター制御部117を起動して原稿搬送モーターを駆動
させる。これにより、前記セットされた原稿は、前記搬
送モーターにて回転する本体部Bの搬送ローラーと、H
S部Aの回転ローラーに挟まれて自動的に副走査方向に
搬送され、同時に前記HS部Aの回転ローラーも回転す
る。このとき、本体側搬送ローラーの回転速度は、コピ
ーサイズに関係なく副走査360dpiの解像度でHS
部Aが読取れるよう設定される。
【0047】(5)HS部AのCPU1(100)は前
記回転ローラーの回転によるロータリーエンコーダー出
力を検出して画像を読取り、画像処理を施しながら画像
データをDRAM1(102)に蓄積する(図3の
)。
【0048】このとき、図3のでカラーコピーが指示
されていれば、コピーサイズに関係なく主走査8pel
/mm、副走査360dpiの解像度でRGB各色を各
ライン毎、線順次にてCSから読みこみ、画像処理部1
(104)おいて主走査200dpiに変換してDRA
M1(102)に蓄積する。
【0049】また、モノクロコピーが指示されていれ
ば、コピーサイズに関係なく主走査8pel/m副走査
360dpiの解像度でG(グリーン)を各ライン毎に
CSから読みこみ、画像処理部1(104)はスルーし
てDRAM1(102)に蓄積する。
【0050】(6)CPU1(100)はDRAM1
(102)に画像を蓄積しながら、前記蓄積された画像
データをDRAM1(102)から読み出し、画像処理
部1(104)を介して本体部bに転送する(図3の
)。
【0051】ここで、転送する画像がカラー画像なら
ば、DRAM1(102)から読み出したデータを画像
処理部1(104)に送り、画像処理部1(104)で
は主走査200dpi、副走査360dpiのRGB多
値生画像を、主副360dpiのプリンタ用CMYK
(2値画像に変換して出力する。また、転送する画像が
モノクロ画像であらば、DRAM1(102)から読み
出したデータを画像処理部1(104)に送り、画像処
理部1(104)では、主走査8pel/mm副走査3
60dpiのG(グリーン)多値データを主副360d
piのプリンタ用モノクロ2値データに変換して本体部
Bに出力する。
【0052】(7)本体部BはHS部Aからの画像デー
タを受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介し
てDRAM2(115)に転送する(図3の)。
【0053】(8)次に、CPU2(111)は、DR
AM2(115)に画像データを書き込みながら、DR
AM2(115)から画像データをライン単位に読み出
してプリンタ部124に転送し、プリントを実行する
(図3の)。
【0054】<HS送信>図4は、HS部A単体で画像
を読取り、その後HS部Aを本体部Bに装着して、読取
った画像をアナログ電話回線を介して送信する、所謂、
HS送信の動作を示す。
【0055】(1)装置本体部BからHS部Aをとりだ
す。
【0056】(2)HS部Aのみを用いて、原稿を読取
らせる。
【0057】(3)CPU1(100)がHS部Aの移
動距離を検出して画像を読取り、画像処理を施しながら
画像データをDRAM1(102)に蓄積する(図4の
)。
【0058】このとき、カラー画像読取りが指示されて
いれば、主走査8pel/mm、副走査100dpiの
解像度でRGB各色を各ライン毎、線順次にてCSから
読みこみ画像処理部1(104)にて主走査200dp
iに変換してDRAM1(102)に蓄積する。ここ
で、操作部1(107)でのサイズ指定がA4より小さ
い場合は、読取り速度を上げるために圧縮処理を行わず
にDRAM1(102)に蓄積する(生データでの蓄
積)。
【0059】また、操作部1(107)でのサイズ指定
がA4ならば、DRAM1(102)の容量に制限があ
るためにRGB各色、一定のライン数単位に画像処理部
1(104)の出力(200dpi)をCPU1(10
0)でJPEG方式にて圧縮しながらDRAM1(10
2)に蓄積する(JPEGデータでの蓄積)。
【0060】最初に戻って、モノクロ画像読取りが指示
されていれば、最大B4サイズまで操作部1(107)
の設定に従って、主走査8pel/mm、副走査7.7
line/mmの解像度でG(グリーン)単色のライン
読取りを行う。モノクロ読みの場合は画像処理部1(1
04)での解像度変換は行わず無処理で出力し、CPU
1(100)でMH(モディファイドハフマン)圧縮を
施した後DRAM1(102)に蓄積する。カラー読取
り時とモノクロ読取り時での副走査解像度の切り替え
(100dpiと7.7l/mm)は、CPU1(10
0)がロータリーエンコーダ出力による移動距離データ
に基づいてライン読取りタイミングを切り替えることに
より行う。
【0061】(4)HS部Aを本体部Bに装着する。物
理的に脱着コネクタが接続され、HS部Aのバッテリー
への充電が開始され、同時に109/110の信号イン
タフェースがアクティブとなる。
【0062】(5)本体部B側CPU2とHS部ACP
U1(100)とのコマンドインタフェースが自動的に
実行され、HS部AのDRAM1(102)に蓄積され
ている画像の情報が本体側CPU2(111)に転送さ
れる(図4の)。
【0063】(6)CPU2(111)は表示部(11
8)のLCDにHS部AのDRAM1(102)の画像
内容に関する情報を表示し、オペレーターはそれを送信
する操作を行う(カラー送信かモノクロ送信かの選択
は、HS部A内の画像を選択することにより決定され
る。本体操作部2(120)での「カラー」ボタン(後
述)の操作は、HS送信の動作モードでは無効であ
る。)。
【0064】前記送信操作により、NCU121で回線
が接続され、宛先のファクシミリから応答信号が発信さ
れる。CPU2(111)はモデムを介して前記応答信
号を解析し、前記オペレーターが選択した画像が送信可
能な相手か否かを判定する。
【0065】(7)モノクロ画像が選択されて送信する
場合、相手ファクシミリにモノクロG3機能があれば前
記判定結果はOKとし、動作が進行する。また、カラー
画像が選択されている時には、相手ファクシミリにカラ
ーG3機能があるか、あるいは前述の独自モードでのカ
ラー通信機能があればOKと判定するが、いずれも保有
していなければ、エラー表示を表示部(118)に出力
して動作を中断する。
【0066】(8)CPU2(111)はCPU1(1
00)へオペレータに指定された画像データの転送要求
を出力する(図4の)。
【0067】(9)CPU1(100)はDRAM1
(102)から前記指定された画像データを読み出し、
画像処理部1(104)を介して本体部Bに転送する
(図4の)。
【0068】ここで、指定された画像がカラー画像であ
って、相手ファクシミリが少なくともカラーG3規格を
保有している場合について説明する。前記HS部AのD
RAM1(102)内の画像データが前述非圧縮画像な
らば、DRAM1(102)から読み出したデータを画
像処理部1(104)に送るが、画像処理部1(10
4)では、主走査200dpi副走査100dpiのR
GB多値生画像を、主副200dpiに変換した後、D
RAM1(102)に戻す。次にCPU1(100)
は、RGBからLabへの色空間変換を行い、それをJ
PEG圧縮して再び画像処理部1(104)に転送し、
画像処理部1(104)ではこれをスルーで本体部B側
に出力する(Lab−JPEG画像データの転送。図4
の)。
【0069】また、前記HS部AのDRAM1(10
2)内の画像データが前述JPEG画像データならば、
DRAM1(102)から読み出したデータをCPU1
(100)でJPEG解凍しながら画像処理部1(10
4)に送り、画像処理部1(104)では主走査200
dpi、副走査100dpiのRGB多値生画像を、主
副200dpiに変換した後、DRAM1(102)に
戻す。CPU1(100)はそれをRGBからLabへ
の色空間変換を行った後、再びJPEG圧縮して画像処
理部1(104)に転送し、画像処理部1(104)で
はこれをスルーで本体部B側に出力する(Lab−JP
EG画像データの転送。図4の)。
【0070】次に、指定された画像がカラー画像であっ
て、相手ファクシミリがカラーG3規格を保有しておら
ず、カラー独自モードのみ保有している場合について説
明する。
【0071】前記HS部AのDRAM1(102)内の
画像データが前述非圧縮画像ならば、DRAM1(10
2)から読み出したデータを画像処理部1(104)に
送るが、画像処理部1(104)では、主走査200d
pi副走査100dpiのRGB多値生画像を、主副9
0dpiに変換した後、DRAM1(102)に戻す。
次にCPU1(100)は 、それをDPCM圧縮して
再び画像処理部1(104)に転送し、画像処理部1
(104)ではこれをスルーで本体部B側に出力する
(RGB−DPCM画像データの転送。図4の)。
【0072】また、前記HS部AのDRAM1(10
2)内の画像データが前述JPEG画像データならば、
DRAM1(102)から読み出したデータをCPU1
(100)でJPEG解凍しながら画像処理部1(10
4)に送り、画像処理部1(104)では主走査200
dpi、副走査100dpiのRGB多値生画像を、主
副90dpiに変換した後、DRAM1(104)に戻
す。CPU1(100)はそれをDPCM圧縮して再び
画像処理部1(104)に転送し、画像処理部1(10
4)ではこれをスルーで本体部B側に出力する(RGB
−DPCM画像データの転送。図4の)。
【0073】項目(9)の最初に戻り、指定された画像
がモノクロ画像であれば、DRAM1(102)から読
み出したMH圧縮データを画像処理部1(104)に送
り、画像処理部1(104)では何も処理せず(スルー
して)本体部B側に出力する(モノクロMH画像データ
の転送。図4の)。
【0074】(9)本体部BはHS部Aからの画像デー
タを受取ると、画像処理2をスルーで介してDRAM2
(115)に転送する(図4の)。
【0075】ここで、画像処理部2(114)からの出
力はDRAM2(115)に書き込まれ、既にCPU2
(111)が判定している相手ファクシミリとの通信モ
ードに従って、平行してCPU2(111)がDRAM
2(115)から前記画像データをモデムに転送し、相
手ファクシミリに対して画像送信を実行する(図4の
)。
【0076】<シート送信>図5は、HS部Aを本体部
Bに装着した状態で原稿を自動搬送して読取り、読取っ
た画像を相手ファクシミリに送信する、所謂、シート送
信の動作を示す。
【0077】(1)HS部Aを本体部Bに装着する。物
理的に脱着コネクタが接続され、HS部Aのバッテリー
への充電が開始され、同時に109/110の信号イン
タフェースがアクティブとなる(図5の)。
【0078】(2)原稿を装置の自動搬送部の原稿差し
込み口にセットする。オペレーターが操作部2でシート
送信の操作を行う。
【0079】(3)カラー送信かモノクロ送信かの選択
は、本体操作部2での「カラー」ボタン(後述)の操作
で決定される。前記送信操作により、NCU121で回
線が接続され、宛先のファクシミリから応答信号が発信
される。CPU2はモデムを介して前記応答信号を解析
し、前記オペレーターが選択したモードで送信可能な相
手か否かを判定する。
【0080】モノクロ送信が選択されている場合、相手
ファクシミリにモノクロG3機能があれば前記判定結果
はOKとし、動作が進行する。また、カラー送信が選択
されている時には、相手ファクシミリにカラーG3機能
があるか、あるいは前述の独自モードでのカラー通信機
能があればOKと判定するが、いずれも保有していなけ
れば、エラー表示を表示部118に出力して動作を中断
する。
【0081】(4)通信が開始され、通信モードがCP
U2(111)で決定されると、CPU2(111)と
CPU1(100)とのコマンドインタフェースが自動
的に実行され、HS部Aは原稿読取り開始状態になる
(図5の)。
【0082】(5)次にCPU2(111)は、モータ
ー制御部(117)を起動して原稿搬送モーターを駆動
させる。これにより、前記セットされた原稿は、前記搬
送モーターにて回転する本体側の搬送ローラーと、HS
部Aの回転ローラーに挟まれて自動的に副走査方向に搬
送され、同時に前記HS部Aの回転ローラーも回転す
る。このとき、本体側搬送ローラーの回転速度は、通信
モードで決定される副走査解像度に従って設定される。
【0083】(6)HS部AのCPU1(100)は前
記回転ローラーの回転によるロータリーエンコーダー出
力を検出して画像を読取り、画像処理を施しながら画像
データをDRAM1(102)に蓄積する(図3の
)。
【0084】(7)前項で、図5のでカラーG3モー
ドが指示されていれば、主走査8pel/mm副走査2
00dpiの解像度でRGB各色を各ライン毎、線順次
にてCSから読みこみ、画像処理部1(104)にて主
走査だけ200dpiに変換してDRAM1(102)
に蓄積する(図5の)。
【0085】また、図5のでカラー独自モードが指示
されていれば、主走査8pel/mm副走査90dpi
の解像度でRGB各色を各ライン毎、線順次にてCSか
ら読みこみ、画像処理部1(104)にて主走査だけ9
0dpiに変換してDRAM1(102)に蓄積する
(図5の)。
【0086】さらに、図5のでモノクロ送信が指示さ
れていれば、主走査8pel/mm副走査7line/
mmの解像度でG(グリーン)を各ライン毎にCSから
読みこみ、画像処理部1(104)はスルーしてDRA
M1(102)に蓄積する(図5の)。
【0087】(8)次にCPU1(100)は、DRA
M1(102)に画像を蓄積しながら、前記蓄積された
画像データをDRAM1(102)から読み出し、画像
処理部1(104)を介して本体に転送する(図5の
)。
【0088】ここで、DRAM1(102)から読み出
す画像が主副200dpiのRGB多値生画像ならば、
CPU1(100)は、RGBからLabへの色空間変
換を行い、それをJPEG圧縮して再び画像処理部1
(104)に転送し、画像処理部1(104)ではこれ
をスルーで本体部B側に出力する(Lab−JPEG画
像データの転送。図5の)。
【0089】また、DRAM1(102)から読み出す
画像が主副90dpiのRGB多値生画像ならば、CP
U1(100)は、それをDPCM圧縮して再び画像処
理部1(104)に転送し、画像処理部1(104)で
はこれをスルーで本体部B側に出力する(RGB−DP
CM画像データの転送。図5の)。
【0090】さらに、DRAM1(102)から読み出
す画像がモノクロ多値生画像ならば、CPU1(10
0)は、それを画像処理部1(104)に転送し、画像
処理部1(104)ではこれをモノクロ2値データに変
換して本体部B側に出力する(モノクロ2値画像データ
の転送。図5の)。
【0091】(9)本体部B側はHS部Aからの画像デ
ータを受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介
してDRAM2(115)に転送する(図5の)。
【0092】ここで、画像処理2からの出力はDRAM
2(115)に書き込まれ、既にCPU2(111)が
判定している相手ファクシミリとの通信モードに従っ
て、平行してCPU2(111)がDRAM2(11
5)から前記画像データをモデムに転送し、相手ファク
シミリに対して画像送信を実行する(図5の)。
【0093】ただし、モノクロ送信の場合については、
CPU2がDRAM2から読出したモノクロ2値データ
にMH符号化を施した後モデムに転送して相手ファクシ
ミリに対して画像送信を実行する(図5の)。
【0094】<相手ファクシミリからの画像受信>図6
は、相手ファクシミリからの画像受信の動作を示す。
【0095】(1)NCU121で着信を検出し、CP
U2(111)がモデムを制御して相手ファクシミリと
の交信を開始する。
【0096】(2)前記交信により、受信モード(モノ
クロG3受信かカラーG3受信、あるいはカラー独自モ
ード受信)が決定する。
【0097】(3)回線から受信した画像データをモデ
ムからDRAM2(115)にページ単位で蓄積する
(図6の)。
【0098】受信モードがモノクロ受信の場合は、CP
U2(111)は蓄積されたモノクロMH画像データを
MH解凍して画像処理部2(114)に送り、画像処理
部2(114)で解像度変換して主副360dpiのプ
リンタ用モノクロ2値データを生成する。CPU2(1
11)は該データをプリンタ部124に転送してモノク
ロ受信プリント処理を実行する(図6の)。
【0099】受信モードがカラーの場合は次のステップ
に進む。
【0100】(4)カラー独自モードで受信し、DRA
M2(115)にページ蓄積された場合は、CPU2
(111)がCPU1(100)に対してカラー独自モ
ードの受信であることを指示する(図6の)。
【0101】次にCPU2(111)はDRAM2(1
15)からデータを読み出してDPCM符号化を解凍
し、RGB90dpiの多値生データを得る。該生デー
タは、画像処理部2(114)をスルーで介してHS部
Aに転送される(図6の)。
【0102】HS部AのCPU1(100)は該データ
を画像処理部1(104)をスルーで介してDRAM1
(102)に蓄積し、その後順次DRAM1(102)
から読み出して再び画像処理1に転送する。画像処理部
1(104)ではRGB90dpiの多値生データを入
力してプリンタ用CMYK360dpiの2値データを
生成し本体部Bに転送する(図6の)。
【0103】本体部B側はHS部Aからの画像データを
受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介してD
RAM2(115)に転送する(図6の)。
【0104】次に、CPU2(111)は、DRAM2
(115)に画像データを書き込みながら、DRAM2
(115)から画像データをライン単位に読み出してプ
リンタ部124に転送し、受信プリントを実行する(図
6の)。
【0105】(5)カラーG3モードで受信し、DRA
M2(115)にページ蓄積された場合は、CPU2
(111)がCPU1(100)に対してカラーG3モ
ードの受信であることを指示する(図6の)。
【0106】次にCPU2(111)はDRAM2(1
15)からデータを読み出して画像処理部2(114)
をスルーで介してHS部Aに転送する(図6の)。
【0107】HS部AのCPU1(100)は該データ
を画像処理部1(104)をスルーで介してDRAM1
(102)に蓄積し、その後順次DRAM1(102)
から読み出してJPEG解凍およびLab−RGB色空
間変換を施してRGB200dpiの多値生データを生
成し、再び画像処理部1(104)に転送する。画像処
理部1(104)ではRGB 200dpiの多値生デ
ータを入力してプリンタ用CMYK360dpiの2値
データを生成し再び本体部Bに転送する(図6の)。
【0108】本体部B側はHS部Aからの画像データを
受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介してD
RAM2(115)に転送する(図6の)。
【0109】次に、CPU2(111)は、DRAM2
(115)に画像データを書き込みながら、DRAM2
(115)から画像データをライン単位に読み出してプ
リンタ部124に転送し、受信プリントを実行する(図
6の)。
【0110】<メモリカードプリント>図7は、HS部
Aに装着されたCFカード(メモリカード)内のJPE
G画像を読取り、プリントする、所謂、CFカードプリ
ントの動作を示す。
【0111】(1)HS部Aを本体部Bからはずして、
HS部AのCFカード用スロットにJPEG画像が記録
されたCFカードを装着する。
【0112】(2)HS部Aを本体部Bに装着する。物
理的に脱着コネクタが接続され、HS部Aバッテリー1
08への充電が開始され、同時に109/110の信号
インタフェースがアクティブとなる。
【0113】(3)本体部B側CPU2(111)とH
S部ACPU1(100)とのコマンドインタフェース
が自動的に実行される。
【0114】CPU1(100)がCFカードインタフ
ェース部103の出力を検出してCFカード装着の有無
を検知し、CFカードインタフェース部103を通して
CFカードに蓄積されている画像の情報を読取り、該情
報がコマンドインタフェースのパラメータとして本体部
B側CPU2(111)に転送される(図7の)。
【0115】(4)CPU2(111)は表示部118
のLCDにHS部AのCFカード内の画像情報の内容を
表示し、オペレーターはそれを選択し、該選択した画像
をプリントする操作を行う。CPU2(111)はCP
U1(100)へオペレータに指定された画像データの
転送要求を出力する(図7の)。
【0116】(5)CPU1(100)はCFカードイ
ンタフェース部103から、前記指定されたRGB−J
PEG画像データを読み出し、DRAM1(102)に
一旦転送する(図7の)。
【0117】その後再びDRAM1(102)からデー
タを読み出してJPEG解凍し、RGB多値生データを
生成して画像処理部1(104)に転送する。画像処理
部1(104)では、該RGB多値生データを、プリン
タ用360dpiCMYK2値データに変換して本体部
Bに転送する(図7の)。
【0118】(6)本体部B側はHS部Aからの画像デ
ータを受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介
してDRAM2(115)に転送する(図7の)。
【0119】転送されてきたCMYK各色ライン毎の2
値データはDRAM2(115)に書き込まれる。同時
にCPU2(111)はDRAM2(115)からCM
YK各色をライン単位に読み出してプリンタ部124に
転送し、カラープリントを実行する(図7の)。
【0120】<メモリカード送信>図8に、HS部Aに
装着されたCFカードの画像を読取り、該画像データを
アナログ電話回線を介して送信する、所謂、CFカード
送信の動作を示す。
【0121】(1)HS部Aを本体部Bからはずして、
HS部AのCFカード用スロットにJPEG画像が記録
されたCFカードを装着する。
【0122】(2)HS部Aを本体部Bに装着する。物
理的に脱着コネクタが接続され、HS部Aのバッテリー
108への充電が開始され、同時に109/110の信
号インタフェースがアクティブとなる。
【0123】(3)本体部BのCPU2(111)とH
S部AのCPU1(100)とのコマンドインタフェー
スが自動的に実行される。
【0124】CPU1(100)がCFカードインタフ
ェース部103の出力を検出してCFカード装着の有無
を検知し、CFカードインタフェース部103を通して
CFカードに蓄積されている画像の情報を読取り、該情
報がコマンドインタフェースのパラメータとして本体部
B側のCPU2(111)に転送される(図7の)。
【0125】(4)CPU2(111)は表示部118
のLCDにHS部AのCFカード内の画像情報を表示
し、オペレーターはそれを選択し、該選択した画像を宛
先に送信する操作を行う。
【0126】回線を通じて宛先ファクシミリと接続さ
れ、CPU2(111)が交信を開始する。
【0127】次にCPU2(111)はCPU1(10
0)へオペレータに指定された画像データの転送要求を
出力する(図8の)。
【0128】(5)CPU1(100)はCFカードイ
ンタフェース部103から、前記指定されたRGB−J
PEG画像データを読み出し、DRAM1(102)に
転送する(図8の)。
【0129】その後再びDRAM1(102)からデー
タを読み出してJPEG解凍し、RGB多値生データを
生成して画像処理部1(104)に送る。画像処理部1
(104)は入力画像を主副200dpiに解像度変換
し一旦DRAM1(102)に戻す。次にCPU1(1
00)が再びDRAM1(102)から200dpiの
RGB多値生データを読み出して、Labに色空間変換
し、JPEG符号化した後、再び画像処理部1(10
4)に転送する。
【0130】画像処理部1(104)では、該データが
そのまま本体部Bに転送される(図8の)。
【0131】(6)本体部B側はHS部Aからの画像デ
ータを受取ると、画像処理部2(114)をスルーで介
してDRAM2(115)に転送する(図8の)。
【0132】ここで、画像処理部2(114)からの出
力はDRAM2(115)に書き込まれながら、既にC
PU2(111)が判定している相手ファクシミリとの
カラーG3モードに従って、平行してCPU2(11
1)がDRAM2(115)から前記画像データをモデ
ムに転送し、相手ファクシミリに対して画像送信を実行
する(図8の)。
【0133】<装置概観>図9に本発明の実施例である
装置の概観図を示す。
【0134】図9において、201は用紙ガイドであ
り、記録紙の幅にあわせてセットするガイド機構を有す
る。
【0135】202は用紙入り口であり、ここから記録
紙が差し込まれる。203は原稿ガイドであり、原稿の
幅にあわせてセットされる。ガイドには位置センサーが
付加されておりセット位置によりCPU2(111)は
原稿サイズを検知する。
【0136】204は原稿入り口であり、ここから原稿
が差し込まれる。205は上カバーであり、搬送されて
装置内に滞留した原稿・記録紙を取り出す時や、プリン
タ部124のカートリッジを交換する時に上方に開ける
ことができる。上カバー部には操作パネルとハンドセッ
ト台が含まれる。
【0137】206はハンドセットであり、通話時に使
用される。207はコードレスハンドスキャナ部Aであ
り、上カバーを開けると本体部Bから取り出せる。20
8は操作パネルであり、 図10を用いて詳述する。
【0138】209は原稿排出口であり、本体でシート
読みされた原稿の排出する。210は用紙排出口であ
り、プリンタ部124で印画された記録紙の排出する。
【0139】図10に図9の操作パネル208の詳細を
示す。
【0140】図10において、301機能ボタンであ
り、設定や登録を始めるときに用いる。302は録音ボ
タンであり、音声メモを録音するときに用いる。303
は再生ボタンであり、留守録、音声メモを聞くときに用
いる。304は消去ボタンであり、留守録や音声メモ、
ファックスをメモリから消すときに用いる。305は電
話帳/セットボタンであり、電話帳でダイヤルすると
き、設定を確定するときに用いる。
【0141】306は左/右ボタンであり、機能項目を
選択するとき、文字を入れるときに用いる。307は上
/下ボタンであり、電話帳を検索するとき、機能項目を
表示するとき、音量を調整するときに用いる。
【0142】309はスピーカーホンボタンであり、受
話器を取らずに話すときに用いる。310はマイクであ
り、受話器を取らずに話すときにここに向かって話す。
311はストップボタンであり、ファックス送受信、コ
ピー、再生、設定などの動作を止めるとき、操作を途中
で止めるときに用いる。312はコピーボタンであり、
コピーを実行するときに用いる。313は画質ボタンで
あり、小さい文字や写真を送信するときに用いる。31
4は受信/プリントボタンであり、ファックスを受信し
たりプリントするときに用いる。315は送信ボタンで
あり、ファックスを送信するときに用いる。316はカ
ラー/白黒ボタンであり、コピーやファックスのカラー
モードを切り替えるときに用いる。
【0143】317はカラーランプであり、カラーモー
ドを選んだときに点灯する。318はディスプレイであ
り、装置の現在の状態や登録メニューなどが表示され
る。通常は日付、時刻、留守録の件数が表示される。
【0144】図11、図12に、本体からコードレスハ
ンドスキャナを取り出した概観図を示す。
【0145】図11はスキャナ上面図である(スキャナ
使用時上面、本体装着時は下面となる)。
【0146】図11を用いて、図1のHS部Aの操作部
1(107)を説明する。
【0147】図11において、401は「メモリ」ラン
プであり、図1のHS部AのDRAM1内に画像が蓄積
されていれば点灯する。402は「消去」ボタンであ
り、図1のHS部AのDRAM1(102)から、最新
に記憶された画像を消去するとき使用する。
【0148】403は「動作中」ランプであり、後述の
「スタート/ストップ」ボタン404の押下により、読
取りスタート状態になると点灯する。次に、原稿上でH
S部Aを移動させ図12のローラーが回転すると、本ラ
ンプは点滅状態となる。次に「スタート/ストップ」ボ
タン404の押下により、読取りストップ状態になると
消灯する。さらに、HS部Aのバッテリー108の電位
が低下したことを図1のCPU1(100)が検出する
と、本ランプは低速点滅状態に移行する。
【0149】404は「スタート/ストップ」ボタンで
あり、読取りを開始あるいは停止するときに使用する。
405は「モード」スイッチであり、読取る画像のモー
ドを選択するスライドスイッチである。モードにはカラ
ーモード、白黒文字モード、白黒写真モードの3種類が
選択可能である。406は「読取り幅」スイッチであ
り、読取る原稿の有効読取り幅を選択するスライドスイ
ッチである。
【0150】ここで、HS部Aが本体部Bから取り外さ
れた状態では、モードスイッチ405での選択により、
上述のモード選択がなされ、その選択に応じて、画像処
理部1(104)などによる画像処理が行われるが、H
S部Aが本体部Bに装着された状態では、モードスイッ
チ405での選択は無効となり、カラー白黒ボタン31
6による選択結果がコマンドI/Fを介してHS部Aに
送られ、この選択に応じて、画像処理部1(104)な
どによる画像処理が行われる。
【0151】次に図12について説明する。図12はス
キャナ下面図(使用時下面。本体装着時は上面となる)
である。
【0152】図12において、501はローラーであ
り、図示の面が原稿上を滑ってゆくと本ローラーが回転
し、図1のHS部Aのロータリーエンコーダ部106が
回転情報を検出する機構になっている。502はコンタ
クトセンサガラス面であり、ガラス面が原稿に密着し、
ガラス面裏に配置されたイメージセンサにより画像情報
を光学的に読取る機構である。
【0153】<HS部A動作説明>以下本実施例でのHS
部Aの読取り動作について詳述する。
【0154】図13は電源オン時の初期化動作のフロー
チャートであり、まず図1のCPU1などのハードウェ
アを初期化する(S1301)。次に図1のDRAM1
内のワークエリアの初期化を行う(S1302)。その
後OSが制御する各タスクの初期化をして(S130
3)、最後にDRAM1内の画像メモリを初期化して
(S1304)初期化動作を終了する。
【0155】図14を用いてバッテリ切れ警告表示につ
いて説明する。
【0156】図14は5msec毎に起動されるタスク
のフローチャートである。
【0157】バッテリ電圧検出回路よりバッテリ電圧を
読み出す(S1401)。読み出したバッテリ電圧が警
告開始電圧(この実施例では1.9V)以上であれば、
バッテリはまだ残っているのでバッテリ切れフラグをオ
フする(S1402、S1403)。反対にバッテリ電
圧が警告開始電圧より低ければ、バッテリはほとんど残
っていないのでバッテリ切れフラグをオンする(S14
04)。待機状態のときにバッテリ切れフラグがオンで
あれば、バッテリ切れ警告としてLED点滅すると同時
に警告音を鳴らしてユーザに知らせる(S1405、S
1406、S1407)。
【0158】図15、図16、図17、図18、図19
はそれぞれ、key_ctlタスク、read_ctl
タスク、read_encタスク、エンコーダ割り込み
ハンドラ、読み取り割り込みハンドラの動作を表すフロ
ーチャートである。
【0159】図15において、key_ctlタスクは
待機状態で読み取りボタンが押されると(S150
1)、バッテリ切れフラグがオンでなく(S150
2)、かつ画像メモリフルでない場合(S1503)、
read_ctlタスクを起動する(S1504)。そ
の後read_ctlタスクによって読み取りが終了さ
れるまで待つ(S1505)。読み取りが終了し、画像
メモリフルであった場合はエラー音を鳴らして終了する
(S1506、S1507)。読み取りボタン押下時
に、バッテリ切れフラグがオンであるか、画像メモリフ
ルである場合はエラー音を鳴らして終了する(S150
7)。
【0160】図16において、read_ctlタスク
は起動されると、read_encタスクを起動し(S
1511)、ハンドスキャナの移動量Mcntと読み取
りライン数Lcntを0、100dpiの解像度で読み
取るための係数STを511にセットし、読み取り終了
フラグをオフにする。また、タイマーT1をクリアし、
ハンドスキャナの動作状態を表す動作LEDを点灯さ
せ、割り込み処理を許可する(S1512)。
【0161】割り込み処理としてはロータリエンコーダ
が1/7.7mm回転する度に実行されるエンコーダ検
出処理と、5msecごとに実行される読み取り処理が
ある。
【0162】エンコーダ検出処理は割り込みが入ると、
ハンドスキャナの移動量Mcntに係数STとして設定
された511を加える(図18のS1531)。
【0163】読み取り処理は図19に示されるように、
ハンドスキャナの移動量Mcntが1000以上である
と、CS読取制御部105に対して読取トリガを発行
し、1ラインの読み取りを行い、読み取りライン数Lc
ntに1を加え、ハンドスキャナの移動量Mcntから
1000を引き、タイマーT1をクリアする(S154
2、S1543)。そしてハンドスキャナの移動量Mc
ntが2000以上であると、ハンドスキャナの移動ス
ピードが読取スピードよりも速すぎるため、動作LED
を点滅させるとともに警告音を鳴動させ、ユーザに知ら
せる(S1544、S1545)。読み取りライン数L
cntが1以上になった場合は、読み取りが行われてい
ることを表すために動作LEDの状態を点灯から点滅に
変える(S1546、S1547)。
【0164】ユーザによってスタート/ストップキーが
押下されると、読み取り終了フラグをオンにする(S1
541、S1549)。30秒間ハンドスキャナを動か
さない場合も読み取り終了フラグをオンにする(S15
48、S1549)。
【0165】図17において、read_encタスク
はラインバッファに画像データが書き込まれたかを監視
し(S1522)、書き込まれていた場合は画像データ
を符号化し(S1523)、画像メモリに転送する(S
1524)。
【0166】図16において、read_ctlタスク
は読み取り終了フラグがオンされると、割り込み処理を
禁止し読み取り処理を終了する(S1513、S151
4)。または画像メモリがフルになった場合は割り込み
処理を禁止し、その画像をクリアして読み取り処理を終
了する(S1515、S1516、S1517)。
【0167】図20はHS部Aにおけるタスク相関図で
ある。
【0168】key_ctlタスク2001は、ハンド
スキャナのキー押下による動作を制御する常駐タスク
で、スタート/ストップキー404押下時はハンドスキ
ャンを行うためにread_ctlタスク2002を起
動する。
【0169】read_ctlタスク2002は、読み
取り制御を行うタスクで、ハンドスキャン時はkey_
ctlタスク2001から、シートスキャン時はhsi
f_subタスク2004から起動される。MH、JP
EGなどの符号化を行う場合はread_encタスク
2003を起動する。
【0170】read_encタスク2003は、符号
化を行うタスクで、読み取り時はread_ctlタス
ク2002から、カラーハンド送信時JPEGに符号化
する場合はhsif_subタスク2005から起動さ
れる。
【0171】hsif_ctlタスク2004は、本体
部Bとコマンド通信を行う常駐タスクで、CFカード内
のファイル情報など画像データ以外のデータを読み出す
時はcf_ctlタスク2007を、シートコピー(送
信)やハンドコピー(送信)などを行う時はhsif_
subタスク2005を起動する。
【0172】hsif_subタスク2005は、本体
部Bと画像データ通信を行うタスクで、シートコピー
(送信)やハンド(HS)コピー(送信)、デジタルカ
メラプリントなどを行う時にhsif_ctlタスク2
004から起動される。
【0173】write_decタスク2006は、復
号化を行うタスクで、カラー受信画像記録時はhsif
_subタスク2005から、デジタルカメラプリント
を行う時はcf_ctlタスク2007から起動され
る。
【0174】cf_ctlタスク2007は、CFカー
ドを制御するタスクで、画像データを読み出す時はhs
if_subタスク2005から、ファイル情報など画
像データ以外のデータを読み出す時はhsif_ctl
タスク2004から起動される。
【0175】cd_ctlタスク2008は、記録時に
カラー画像データをRGBデータからCMYKデータに
変換(二値化)するタスクで、CFカード内の画像を変
換する時はcf_ctlタスク2007から、シートコ
ピー、ハンドコピー、カラー受信画像記録時はhsif
_subタスク2005から起動される。
【0176】<メモリカードに関する処理>次に、本実
施例の装置でのCFカードに関する処理動作について詳
細に説明する。
【0177】冒頭述べたように、本実施例による装置で
は、HS部Aにコンパクトフラッシュ(CF)カードス
ロットを設け、公知のデジタルカメラ等によりコンパク
トフラッシュカードに書き込んだ画像データをHS部A
で読み込んで本体プリント部124からプリントするこ
とができる。以下その処理フローについて説明する。
【0178】デジタルカメラがCFカードにどのような
形式(画像フォーマット、画像ファイル命名規則など)
で記録するかを規定する規格としてDCF(Desig
n−rule for Camera File sy
stem)規格が知られている。本実施形態による装置
では前記DCF規格にのっとってCFカードに書き込ま
れた画像データを処理対象とし、そのカードに書き込ま
れている画像データのIDを装置本体の操作パネル(図
10)で指定してプリントアウトを行うことができる。
【0179】また、デジタルカメラ側で、カメラの液晶
ディスプレイを見ながらどの画像データをプリントする
かを指定(プリントマーク)すると、その指定内容を示
す特殊ファイルがCFカードに書き込まれるものが知ら
れている。本実施形態の装置では、このファイルを解析
して、指定された画像を自動でプリントする構成を有し
ている。この特殊ファイルのフォーマットはDPOF
(Digital Print Order Form
at)規格で規定されていることが知られている。
【0180】(1)DCF規格におけるファイル管理方
法 DCF規格においては、MS−DOSシステムでアクセ
スできるようフォーマットされたCFカード内で、各画
像データを、100−0001、100−0002、
…、999−9999というように数字3桁−数字4桁
のファイルIDを振って管理している。3桁の数字はデ
ィレクトリ番号、4桁の数字はファイル番号を表し、実
際のCFカード内でディレクトリツリーを構成して管理
されている。
【0181】ファイルIDは撮影順に単純増加で割り当
てられるが、カメラ側で画像が消去されたり、同じカー
ドを複数のカメラ間で使い回した際にカメラが新しいデ
ィレクトリを作成したりすることがあるため、IDが飛
び飛びになっている場合もある。
【0182】(2)本装置におけるプリント処理 本装置におけるCFカード画像のプリント処理は、本体
での操作により、以下の3種類に分けられる。
【0183】(A)スタンダードプリント CFカード内の各画像データを各出力用紙に1枚ずつ大
きく印刷する。本体で画像IDの開始値と終了値を指定
すると、IDがその間にある画像データを連続でプリン
トする。
【0184】(B)インデックスプリント CF内の各画像データに対し、その縮小画像(サムネイ
ル画像)を複数まとめて1枚の出力用紙にプリントす
る。
【0185】(C)カメラ指定プリント デジタルカメラ側で前述プリントマークされたCFカー
ド内の画像データに関し、本装置側でこの内容を解析し
て自動でプリントアウトする。
【0186】(3)本装置におけるCFカード画像プリ
ント処理フロー 本体部BにおけるCFカード画像プリント処理フローは
以下のようになっている。 (i)ハンドスキャナが本体に装着されていることを検
出する。 (ii)CFカードがハンドスキャナに装着されている
ことを検出する。 (iii)CFカード内の全ディレクトリを検索し、画
像データの総枚数を検出する。これらの検出は、HS部A
とのコマンドI/Fを介してCPU1(100)からの情報を
受け取ることで行われる。 (iv)スタンダードプリント、インデックスプリン
ト、カメラ指定プリントのいずれでプリントするかを指
定する。
【0187】以下それぞれのプリントについて詳述す
る。
【0188】(A) スタンダードプリント スタンダードプリントにおいては、CFカード内の全画
像データに関してIDを調べ、そのIDを小さい順にソ
ート処理を行ってから、結果を本体操作パネルに表示
し、プリント開始IDと終了IDを入力させる必要があ
るが、CFカードには理論上数千枚の画像をおさめるこ
とができるため、すべての画像に関してこの処理を行う
ことは処理速度やメモリ量の関係から適切ではない。
【0189】そこで、画像IDに関する情報を一定数ま
で格納できるファイルリストを設定し、その範囲内でソ
ート処理などを行う。作成したファイルリストの範囲内
で処理ができなければ、順次前回の続きのファイルリス
トを作成する。本装置では1回のファイルリスト作成処
理で40枚までの画像のリストを作成する。
【0190】ファイルリストは以下のようにして作成す
る。
【0191】開始ID(初期値はディレクトリ番号0、
ファイル番号0。DCF規格ではディレクトリ番号の最
小値は100、ファイル番号の最小値は1であるため重
複はしない)を本体操作パネル(図10)より入力する
と、そのIDより大きく、かつDCF規格に合致するJ
PEGファイルを探してリストに加え、順次ソートす
る。ソートの結果リストのエントリ(40枚分)から外
れたファイルは無視する(以降のファイルリスト作成時
にまた有効となる)。これを繰り返すことにより、開始
IDからIDの小さい順に40枚分の画像ID(ファイ
ル番号・ディレクトリ番号)のリストを生成する。
【0192】最初に本体操作パネル(図10)で、スタ
ンダードプリントを選んだ時は、CFカード内最小ID
からファイルリストを作成し、40枚分のリストを本体
に送る(図7の)。本体ではそれを受け取り、最初に
カード内の最小IDを操作パネルのLCDに表示する。
ユーザはそこから図10の左右ボタン306でプリント
開始画像を選択する。左右ボタン306を押すごとにC
Fカード内にある画像のIDが順次表示される。40枚
目のIDが表示された後に左右ボタン306を押すと、
本体部BからHS部Aへ続きのリストを作成する命令が
発行され、HS部A側で続きのリストを作成する。ユー
ザがプリントしたいと思う画像のIDが表示された時に
図10のセットキーを押すと、プリント開始画像のID
が確定される。
【0193】または、ユーザは左右ボタン306でなく
図10のダイヤルボタン308で画像IDを直接入力す
ることもできる。この場合は、入力されたIDから始ま
る40枚分のリストを作成する。入力されたIDを持つ
画像が存在しなければ、それより大きい、カード内最小
のIDをプリント開始画像とする。
【0194】以上の処理でプリント開始画像のIDが確
定する。確定後にこれを変更したい場合はストップボタ
ン311を押すことにより、本装置は再びCFカード画
像のプリントの操作をやり直すことが出来る状態に移行
する。
【0195】プリント開始画像が本体部BからHS部A
に通知されると(図7の)、HS部A側でその画像の
IDを受け取り、その画像IDを開始値として再びファ
イルリストを作成する。以下同様にプリント終了画像の
IDもセットする。本装置のスタンダードプリント処理
では、1度にプリント可能な枚数は40枚であるため、
プリント開始画像のIDが確定すれば、ファイルリスト
の作成はそのあと1回ですむ。
【0196】以降、ファイルリスト内の画像をCFカー
ドから読み出しながら1枚ずつプリントする。スタンダ
ードプリントの内部処理のフローは後述する。
【0197】(B)インデックスプリント インデックスプリントは、1枚の出力用紙に複数のサム
ネイル画像を並べてプリントする処理である。DCF規
格に対応したデジタルカメラで撮影した画像には、JP
EGのデータのアプリケーションマーカー(コメント領
域)内にその画像自身のサムネイル画像が小サイズのJ
PEGデータとして格納されており、本装置でのインデ
ックスプリントはそのデータを伸長してプリントする。
【0198】本装置では、インデックスプリント時に
は、出力用紙のページ番号でプリント内容を指定するこ
とが出来る。開始ページ番号と終了ページ番号を本体操
作部から入力することにより、プリントを開始する。
【0199】上記フローの(iii)でCFカード内の
全画像を検索(検索処理は(A)スタンダードプリント
で説明したファイルリストを最初から最後まで作成する
ことにより行う)し、カード内画像の総枚数を得る。本
装置では出力用紙1枚にインデックスプリントを6枚×
10列で60枚プリントするので、カード内画像の総枚
数を60で割ることにより出力枚数が確定する。たとえ
ばカード内に画像が240枚あったとすれば出力枚数は
4枚となる。
【0200】その結果をHS部Aから本体部Bに送るこ
とで、本体側操作パネルのLCD318に開始ページと
終了ページが「1→→4」のように表示される。ユーザ
は図10のダイヤルボタン308でこのページを変更す
ることができる。
【0201】たとえば「2→→3」となるように変更し
たとすると、カード内の画像の61〜120番目と、1
21〜180番目のIDの画像のサムネイルが各1枚の
出力用紙にプリントされることになる。
【0202】インデックスプリント時の本装置の処理フ
ローは後述する。
【0203】(C)カメラ指定プリント DPOF規格に対応したカメラには、プリントマーク機
能があることが知られている。これは、カメラのユーザ
が、カメラで撮影した画像をカメラの液晶画面で見なが
ら、どの画像を何枚プリントアウトするかをカメラ側で
指定出来る機能である。プリントマーク機能で指定され
た内容は、CFカード内に特定名称のテキストファイル
として書き込まれる。DPOF規格は、このテキストフ
ァイルの書式を規定するものであり、カードを本装置に
装着すると、本装置はDPOF規格にしたがってこのテ
キストファイル(マークファイル)を解析し、カメラで
指定されたファイルを順次プリントすることが出来る。
【0204】スタンダード・インデックスのどちらのプ
リント方法もカメラ側で指定できることが知られている
が、本装置では、いずれの指定にも対応している。
【0205】DCF・DPOFの両規格に対応していな
いが、CIFF規格に対応したプリントマーク機能を有
するカメラも知られている。このようなカメラでプリン
ト指定されたCFカードでも、本装置ではマークファイ
ルが存在すれば同様に解析することで、自動プリントを
行う。ただし、DPOFとCIFFの両方のマークファ
イルが同一のCFカード内に存在する場合は、DPOF
のマークファイルを優先し、CIFFのマークファイル
を無視するよう構成してある。
【0206】カメラ指定プリント時の処理フローは以下
のようになる。上記フローの(iii)でCFカード内
画像を全検索したあとの処理である。
【0207】(31)DPOFのマークファイルの存在
を調べる。
【0208】(32)(31)で存在しなければ、CI
FFのマークファイルの存在を調べる。どちらも存在し
なければカメラ指定プリントは行わないこととし、FA
X本体側でユーザがカメラ指定プリントを指示してもは
ねる。
【0209】(33)どちらかのマークファイルが存在
すれば、その内容を解析し、出力総ページ数を得る。本
装置ではスタンダードプリントの枚数指定は無視するこ
ととする。インデックスプリントでは1ページに60枚
までプリント可能なため、出力枚数はそのジョブでのイ
ンデックスプリント指定画像数÷60+1となる。全ジ
ョブで出力枚数を合計する。
【0210】(34)オペレータが本装置操作パネル
(図10)から、カメラ指定プリントを選択する。
【0211】(35)1ページずつプリント処理を行
う。各ジョブのスタンダードプリントおよびインデック
スプリントの処理はそれぞれ後述のフローに従う。
【0212】(D) HS部Aでのスタンダードプリン
トの処理フロー 「(A)スタンダードプリント」で作成されたプリント
ファイルリストにあるディレクトリ番号・ファイル番号
の画像を順次プリントする。
【0213】(401)ファイルリストからプリント対
象画像のディレクトリ番号・ファイル番号を得る。
【0214】(402)CFカード内のファイルアロケ
ーションテーブルをもう一度サーチして、目的とするデ
ィレクトリ番号・ファイル番号を持つファイルのフルパ
スを得る。
【0215】(403)JPEGデータをロードするた
めのメモリとして、16kB×20ブロック(このブロ
ックの各々をJPEGブロックと呼ぶ)分をアロケート
し、その容量分JPEGデータを読み込んでゆく。最初
にある程度のサイズを読み込むのは、JPEGのヘッダ
を解析して画像の横サイズを知る必要があるためであ
る。デジタルカメラで作成されたJPEGデータにはJ
PEG画像サイズ格納領域の前にサムネイル画像データ
が格納されており、最初の数十バイトを読むだけだと画
像サイズ格納領域まで届かないため、この分を考慮して
多めに読み込む。
【0216】(404)メモリに読み込んだ分量のJP
EGデータを解析して画像の横サイズとサンプル比を得
る。
【0217】(405)画像の入力解像度を決定する。
デジタルカメラ画像に入力解像度という概念はないが、
本装置ではプリント出力の画像サイズを一定のサイズに
するため、入力解像度を変換して処理している。出力画
像が360dpiで2048画素(出力用紙がハガキの
時は1280 画素)になるように変倍率を計算する。
画像の横サイズがx画素の時は、入力解像度は360×
x÷2048(1280)になる。この倍率にしたがっ
て主走査・副走査変倍を行う。
【0218】(406)JPEGデコード処理を開始す
る。JPEGデコード処理そのものの処理フローは後述
する。
【0219】(407)図1のDRAM1上に、バッフ
ァをアロケートする。
【0220】(408)デジタルカメラプリント時用の
キャプションを作成する。キャプションとして使用する
データはJPEGファイルの属性の中の日付データと、
JPEG画像データのディレクトリ番号・ファイル番号
である。本体操作パネルからの指定により、番号と日付
データ、日付だけ、キャプション無しの選択ができる。
【0221】出力用紙のサイズが本体CPU2(11
1)からHS部CPU1(100)へ通知されるので、
(7図の)、これに対応してHS側CPU1(10
0)は、画像データ中へのキャプション合成位置を切り
替える。
【0222】(409)変倍&二値化処理(CDタス
ク)を開始する。この処理そのものの処理フローはJP
EGデコード処理とともに後述する。
【0223】(410)JPEGデコード処理・変倍&
二値化処理が終了するまで待つ。終了したらメモリを開
放して終了。
【0224】(411) 処理途中で本体操作部にてストップ
ボタンが押された場合は、JPEGデコードタスクと二
値化タスクを強制終了し、メモリを開放して終了する。
【0225】次に、JPEGデコード処理と変倍&二値
化処理のフローについて記す。この時には、以下の4つ
のタスクが、メモリの空き状態を監視しながら同時に動
作している。
【0226】(1)CFタスク JPEGデータが16kB×20=320kB以上であ
る場合、残りのデータをJPEGブロック単位で1ブロ
ックずつ読み込む。
【0227】(2)JPEGタスク JPEGデータを1MCUライン単位でデコードし、読
み取りバッファへ書き込む。
【0228】(3)CDタスク 読み取りバッファに書き込まれたJPEGデコード済み
RGBデータを主・副走査変倍し、二値化する。
【0229】(4)I/Fタスク CDタスクで生成した二値データを本体へ送信する。
【0230】HS部A内のメモリ(図1のDRAM1)
の画像用領域は以下の3つの領域に分けられており、各
領域の空き具合を各タスクで確認しながら処理を進め
る。 画像転送用バッファこ こには、二値化済みデータ(CDタスクの出力)が入力
され、本体プリンタ(I/Fタスクへの入力)に出力さ
れる。 読み取りバッファ ここにはJPEGデコード済みデータ(JPEGタスク
出力)が入力され、CDタスクへの入力として出力され
る。 JPEGバッファ ここにはCFカードからの読み取りが入力され、JPE
Gタスクへの入力として出力される。
【0231】(1)CFタスクの処理フロー (501)上記(403)でJPEGデータが20ブロ
ック分メモリに読み込まれている状態からスタートす
る。この時点でこのファイルのデータがすべて読み込ま
れていれば、CFタスクは何の処理もせず他のタスクの
終了を待つ。そして上記(410)に移る。
【0232】(502)JPEGバッファを1ブロック
分アロケートする。アロケートできなければ後述のJP
EGタスクの(604)でJPEGブロックが開放され
るまで待つ。
【0233】(503)上記(502)でアロケートし
たJPEGバッファに、JPEGブロック1つ分のサイ
ズのJPEGデータ((501)の続き)を読み込む。
【0234】(504)以下、ファイルを全て読み込む
まで(502)・(503)を繰り返す。
【0235】(2)JPEGタスクでの処理フロー (601)JPEGデータが20ブロック分メモリに読
み込まれている状態からスタートする。
【0236】(602)読み取りバッファを1MCUラ
イン分アロケートする。アロケートできなければCDタ
スクでそのバッファが開放されるまで待つ。
【0237】(603)1MCUライン分のJPEGデ
コード処理を開始する。処理結果は(602)でアロケ
ートした読み取りバッファへ書き込む。
【0238】(604)1JPEGブロック分のデータ
のデコード処理が終了すれば、そのJPEGブロックの
メモリを開放する。
【0239】(605)JPEGバッファにある分の全
JPEGブロックのデコード処理が終了していて、か
つ、まだ未処理のJPEGデータが残っている(CFカ
ードからそのJPEGファイル全部をまだ読み取ってい
ない)場合はCFタスク(503)でその分が読み込ま
れるまで待つ。
【0240】(606)そのJPEGファイルすべての
デコードが終了すれば、デコード終了フラグを立ててタ
スクを終了する。
【0241】(607)(603)〜(606)を繰り
返す。
【0242】(3)CDタスクでの処理フロー (701)1ライン分のRGBデータを得る。得られな
ければ、JPEGタスクで1MCUライン分のRGBデ
ータがデコードされるまで待つ。
【0243】(702)読み取りバッファから1ライン
分のRGBデータを取得する。
【0244】(703)副走査倍率から副走査変倍を行
う。(702)で得た1ライン分のデータを複数回処理
することで変倍処理を行うので、その回数を算出する。
【0245】(704)画像転送用バッファを1ライン
(CMYK)分アロケートする。アロケートできなけれ
ばI/Fタスクでその分のバッファが開放されるまで待
つ。
【0246】(705)そのラインの主走査変倍を行
う。変倍アルゴリズムは単純変倍である。
【0247】(706)変倍した画像データに対して
(図1の画像処理1を使って)二値化処理を行う。
【0248】(707)(704)〜(706)を(7
03)で算出した回数だけ繰り返す。
【0249】(708)(701)〜(707)を繰り
返す。JPEGタスク(606)でデコード終了フラグ
が立ち、その箇所の二値化処理が終了すれば(709)
へ移る。
【0250】(709)キャプションのデータを生成す
る。(408)で作成した文字列データを二値画像デー
タに変換して画像転送用バッファ(K)に書き込む。
【0251】(710)CD処理終了フラグを立ててタ
スクを終了する。
【0252】(E)HS部Aでのインデックスプリント
の処理フロー デジタルカメラで撮影されたJPEGデータ(主画像)
には、そのデータ自身のサムネイル画像が別のJPEG
データとして埋め込まれているので、まず、全JPEG
データをメモリに読み込んでからそのデータを解析し
て、サムネイル画像データを取り出し、処理を行う。フ
ローを以下に示す。
【0253】(801)本体操作でインデックスプリン
トを指示し、ページナンバーを入力する。
【0254】(802) 本体からHS部Aに通知されたペー
ジナンバー情報を基に、プリントすべきサムネイル画像
のリストを作成する。リストはディレクトリ番号とファ
イル番号からなる。
【0255】(803)JPEG主画像データ及びサム
ネイル画像データを格納するためのメモリをアロケート
する。主画像は16kB×20ブロック(No.0〜1
9)、サムネイルJPEG画像は4ブロック(No.2
0〜23)、サムネイルJPEG画像デコード後のRG
B無圧縮画像を4ブロック×6枚(インデックス画像出
力1列分)(No.24〜27,…,44〜47)で計
48ブロックアロケートする。
【0256】(804)JPEG主画像をCFカードか
らロードする。(401)〜(404)までと同じであ
る。
【0257】(805)メモリに読み込んだJPEG主
画像データからサムネイルJPEG画像を取り出し、N
o.20〜23のブロックにコピーする。サムネイルが
検出できなければその旨をフラグとして記憶しておく。
【0258】(806)サムネイルJPEG画像をデコ
ードしてRGB無圧縮画像をNo.24以降のブロック
へ書き込む。
【0259】(807)(804)〜(806)を6回
繰り返して、6枚分のインデックスRGB無圧縮画像を
得る。
【0260】(808)読み取りバッファ(RGB)を
1ライン分アロケートする。アロケートできなければ変
倍&二値化タスクでそのメモリが開放されるまで待つ。
【0261】(809)1ライン分の出力RGB画像デ
ータを作成する。サムネイル画像と白領域のレイアウト
を図23のように作成する。サムネイルが存在しなけれ
ば白で埋める。
【0262】(810)(808),(809)を繰り
返し、120ライン分(サムネイルの縦ライン数)のR
GBデータを作成したら、キャプションを付ける。キャ
プションは図23のように各画像のディレクトリ番号−
ファイル番号。スタンダードプリント時と異なり、キャ
プションはRGBデータで作成する。
【0263】(811)変倍&二値化タスク(CDタス
ク)を起動する。このタスクの動作はスタンダードプリ
ント時と同じ。ただしCDタスク内ではキャプションの
付加はしない。入力解像度は、本体から通知された出力
用紙サイズがハガキの時は360dpi(=変倍率1
倍)、それ以外の時は180dpi(=変倍率2倍)と
する。
【0264】(812)(803)〜(810)で1列
分のインデックスプリントデータができる。これを10
回繰り返すことで1ページ分のインデックスプリント出
力データができる。
【0265】(813) 途中、本体操作部でSTOPキーが
押されるか、本体部BからHS部Aが分離されれば、C
Dタスクを強制終了し、メモリを開放して終了する。
【0266】(814)60枚分の画像を本体に転送
し、本体プリンタ部でプリントが終われば処理終了す
る。
【0267】図21、図22、図23に、前記CFカー
ドプリント動作の説明を補足する図を示す。
【0268】図21はフォントと画像の合成を説明する
図である。この合成処理は、HS部Aで行われ、デジタ
ルカメラプリント時には、出力画像にキャプションをつ
けて出力する。
【0269】キャプションはフォントデータを画像に変
換して合成されるが、出力用紙の大きさ及びインデクス
・スタンダードの両プリント時で処理が異なる。
【0270】(1)スタンダードプリント時 図22に示されるように、出力用紙がハガキかそれ以外
かで画像部分の出力のサイズを変えているが、キャプシ
ョンの文字の大きさは変わらないようにするため、キャ
プションは二値化後のデータを記憶するプリンタバッフ
ァに書き込んでいる。変倍は二値化処理と同時に行うた
め、二値化後に作成したデータは変倍されないからであ
る。ハガキ時とそれ以外の用紙時で書き込みの開始位置
を変えることで、どちらの場合にも画像データの右下に
印字されるようにしている。
【0271】本体部Bのプリンタ部124に給紙されて
いる記録紙のサイズ情報は、コマンドインターフェース
を介して、HS部AのCPU1(100)に送られる。
このサイズ情報に応じて、CPU1(100)が画像処
理部1(104)に対して、キャプションの位置を指示
し、変倍及び合成処理を実行させる。
【0272】(2)インデクスプリント時 図23に示されるように、キャプションはRGBデータ
として作成し、画像と同じように二値化処理時に変倍す
る。これによりインデクスプリント時はキャプション
は、出力用紙サイズに応じてサイズが変化する。
【0273】なお、上述の例では、プリンタ部124の
記録媒体のサイズに応じた変倍、合成を行ったが、例え
ば、プリンタ部124に装着されたインクカートリッジ
の種類(カラー、ブラックなど)に応じて、キャプショ
ンの色を変えるなどしてもよい。この場合も、本体部B
よりかかるプリンタ部の状態に関する情報がHS部Aに
送られるものとする。
【0274】また、CFカードの画像を送信する場合に
は、送信先のファクシミリの機能に応じて、画像処理
(変倍など)や圧縮方式、2値化方式などをHS部Aで
変更して処理し、本体部Bに処理後の画像情報を供給す
るようにしてもよい。
【0275】以上のように、本実施例では本体部Bの操
作部2で操作者がCFカードのファイルリストを見る際
に、所定枚数のファイルを本体部Bでキャッシュして順
次検索できるようにしたので、次の画像への表示の切り
替え毎に、HS部Aとの間でファイル情報をやり取りす
るという煩雑さを回避することができる。また、CFカ
ードに上記所定枚数より多い画像が記憶されている場合
には、HS部Aに対して後続の所定枚数のファイルリス
トを要求し、操作者の指示に応じてつづくファイル名を
表示部118に表示することができる。
【0276】次に、本実施形態における本体部BとHS
部Aとのコマンドインタフェースについて説明する。図
24乃至図37は、各動作モードでのインタフェースの
フローを説明する図である。
【0277】図24は、本体部BとHS部Aとのインタ
ーフェースコマンドの構成を示す図である。本装置のイ
ンターフェースコマンドは、ヘッダー部とパラメータ部
とに分かれている。ヘッダ部はコマンドに必要な最低限
の情報で、コマンドの必要に応じてパラメータ部があっ
たりなかったりする。VERは本装置のROMバージョ
ンを表す。IDはコマンドの名称である。PARAM_
LENGTHはパラメータの長さ(バイト長)を表す。
このパラメータ無しの時は0(ゼロ)となる。STAT
USはコマンドの状態を示す。正常な結果が得られたら
OK、異常な値を受け取ったらNGとなる。
【0278】図25は初期化インターフェースチャート
であり、HS部Aの処理、本体部Bの処理などの関係を
表す。
【0279】(21−1)において、本体部Bより状態
問い合わせ要求コマンドがHS部Aに送られる。状態を
問い合わせるコマンドを発信するついでに、本体Tas
kで設定されているプリント動作に関する「濃さ調整」
「色調整」を(ウスク)または(フツウ)または(コ
ク)の3段階でHS−Taskへ転送しておく。したが
って、本体部B側機能メニューで濃さ調整や色調整が行
われた場合も、このインターフェースは発生する。コマ
ンドの構造を図26(21−1)に示す。
【0280】なお、このようなHS部A側の画像処理を制
御するためのパラメータとして本体部B側から送るの
は、上述の濃度調整、色調整に限らず、例えば、カラー
バランス、エッジ強調の度合い、2値化処理の種類な
ど、HS部Aで調整可能な処理のパラメータであればよ
い。
【0281】(21−2)において、状態問い合わせ確
認レスポンスが本体部Bに返ることにより、本体部Bは
HS部Aが正常に接続されたことを確認する。この際
に、HS部AのROMバージョンとCPUバージョンを
発行する(アスキー文字コード)。レスポンスの構造を
図26(21−2)に示す。
【0282】(21−3)において、プリスキャン要求
コマンドがHS部Aに送られる。プリスキャンを要求す
る際に、電源投入時(リセット時含む)に要求するプリ
スキャンか、シートコピー動作時に要求するプリスキャ
ンなのかを通知する。DES原稿がある時にはシートコ
ピーと判断できる。コマンドの構造を図26(21−
3)に示す。
【0283】(21−4)において、プリスキャン確認
レスポンスを返す。これはヘッダのみで、正常にプリス
キャンが行えたらOK,失敗したらNGをヘッダに記
す。
【0284】(21−5)において、HS内画像枚数通
知要求コマンドがHS部Aに送られる。これも要求のヘ
ッダのみで行われる。
【0285】(21−6)において、HS内画像枚数通
知確認レスポンスが本体部Bに送られる。読取画像種別
は「モノクロ画像(RAW)」「モノクロ画像(MH圧
縮)」「カラー画像(RAW)」「カラー画像(JPE
G圧縮)」の四種類である。レスポンスの構造を図26
(21−6)に示す。
【0286】図27はシートカラーコピー時のインター
フェースチャートであり、HS部Aの処理、本体部Bの
処理などの関係を表す。
【0287】(22−1)において、本体部Bよりライ
ン読取起動要求コマンドがHS部Aに送られる。このコ
マンドはシートに関するすべての動作に共通して使用さ
れる。コマンドの種類は、「読取開始(コピー)」、
「読取開始(送信)(モノクロ)」、「読取開始(送
信)(JPEGカラー)」、「読取開始(送信)(フォ
トメール)」、「読取終了(コピー)(送信)」の5つ
である。その他、原稿幅、読取幅、読取解像度、画像種
別、本体時計データ、電話番号、ユーザ略称等の情報が
がコマンドに含まれる。また、本体部Bの時計データと
しては、年・月・日・時・分が送信される。
【0288】コマンドの構造を図28(22−1)に示
す。
【0289】(22−2)において、ライン読取確認レ
スポンスが本体部Bに送信される。このレスポンスは、
シートに関するすべての動作に共通して使用され、ヘッ
ダーにOK/NGを記す。
【0290】(22−3)において、ライン読取中止要
求コマンドがHS部Aに送られる。これは、操作部2の
ストップボタン311が押された場合にライン読取を中
止させるものであり、ヘッダーのみが伝送される。
【0291】(22−4)において、ライン読取中止確
認レスポンスを返す。これもヘッダーのみで、中止を受
け付けたらOKを返し、失敗したらNGを返す。
【0292】(22−5)において、ライン読取終了要
求コマンドがHS部Aに送られる。ライン読取起動要求
コマンドのコマンド種別を「終了」に変更したもので、
原稿幅などのデータは送らない。
【0293】(22−6)において、ライン読取終了確
認レスポンスが本体部Bに送られる。これもヘッダーの
みで、終了を確認したら、OKを返す。コマンドの構造
を図28(22−5)に示す。
【0294】図29はHSカラーコピー時のインターフ
ェースチャートであり、HS部Aの処理、本体部Bの処
理などの関係を表す。
【0295】(23−1)において、本体部BよりHS
内画像詳細通知要求コマンドがHS部Aに送られる。コ
マンドの構造は図30(23−1)に示す通りであり、
画像番号はユーザーオペレーションで範囲指定されたペ
ージ番号と同一の数字である。
【0296】(23−2)において、HS内画像詳細転
送レスポンスが本体部B に返される。画像番号は(2
3−1)でのHS内画像詳細通知要求コマンドで指定さ
れた画像番号と同じ数字であり、画像IDはHS−Ta
sk内での処理で使用される画像のIDナンバーであ
る。その他、符号化方式、主走査・副走査解像度、原稿
幅などの情報が添付される(図30(23−2))。
【0297】(23−3)において、本体部Bよりファ
イル転送要求コマンドがHS部Aに送られる。コマンド
の構造は図30(23−3)に示す通りであり、コマン
ドの種別は、「ハンドコピー(モノクロ)」、「ハンド
コピー(カラー)」、「ハンド送信(モノクロ)」、
「ハンド送信(JPEGカラー)」、「ハンド送信(フ
ォトメール)」の5つである。その他、画像ID、本体
時計データ、電話番号、ユーザー略称などが添付され
る。また、本体部Bの時計データとしては、年・月・日
・時・分が送信される。
【0298】(23−4)において、ファイル転送確認
レスポンスを返す。ヘッダーのみで、OKかNGを返
す。
【0299】(23−5)において、ファイル転送中止
要求コマンドがHS部Aに送られる。これは、操作部2
のストップボタン311が押された場合にファイル転送
を中止させるものであり、ヘッダーのみが伝送される。
【0300】(23−6)において、ファイル転送中止
確認レスポンスを返す。これもヘッダーのみで、中止を
受け付けたらOKを返し、失敗したらNGを返す。
【0301】(23−7)において、ファイル転送終了
要求コマンドがHS部Aに送られる。ヘッダーのみで、
正常終了したらOKを送る。
【0302】(23−8)において、ファイル転送終了
確認レスポンスが本体部Bに送られる。これもヘッダー
のみで、終了を確認したら、OKを返す。
【0303】図31はシートカラー送信時のインターフ
ェースチャートであり、HS部Aの処理、本体部Bの処
理などの関係を表す。
【0304】(24−1)において、本体部Bよりライ
ン読取起動要求コマンドがHS部Aに送られる。このコ
マンドはシートに関するすべての動作に共通して使用さ
れる。コマンドの種類は、「読取開始(コピー)」、
「読取開始(送信)(モノクロ)」、「読取開始(送
信)(JPEGカラー)」、「読取開始(送信)(フォ
トメール)」、「読取終了(コピー)(送信)」の5つ
である。その他、原稿幅、読取幅、読取解像度、画像種
別、本体時計データ、電話番号、ユーザ略称等の情報が
がコマンドに含まれる。また、本体部Bの時計データと
しては、年・月・日・時・分が送信される。これらの情
報のうち、例えば、時計データとしては、年・月・日・
時・分のうちの少なくとも一部、あるいは、ユーザ略称
などは、ユーザの設定に応じて、画像圧縮前の画像情報
に対して、合成される。
【0305】このように、本体部Bから情報をうけとる
こtにより、HS部A側に時計やユーザ情報のメモリを
もつ必要がなくなり、HS部Aの構成を簡素化すること
ができる。
【0306】コマンドの構造を図32(24−1)に示
す。
【0307】(24−2)において、ライン読取確認レ
スポンスが本体部Bに送信される。このレスポンスは、
シートに関するすべての動作に共通して使用され、ヘッ
ダーにOK/NGを記す。
【0308】(24−3)において、ライン読取中止要
求コマンドがHS部Aに送られる。これは、操作部2の
ストップボタン311が押された場合にライン読取を中
止させるものであり、ヘッダーのみが伝送される。
【0309】(24−4)において、ライン読取中止確
認レスポンスを返す。これもヘッダーのみで、中止を受
け付けたらOKを返し、失敗したらNGを返す。
【0310】(24−5)において、ライン読取終了要
求コマンドがHS部Aに送られる。ライン読取起動要求
コマンドのコマンド種別を「終了」に変更したもので、
原稿幅などのデータは送らない。
【0311】(24−6)において、ライン読取終了確
認レスポンスが本体部Bに送られる。これもヘッダーの
みで、終了を確認したら、OKを返す。コマンドの構造
を図32(24−5)に示す。
【0312】図33はHSカラー送信時のインターフェ
ースチャートであり、HS部Aの処理、本体部Bの処理
などの関係を表す。
【0313】(25−1)において、本体部BよりHS
内画像詳細通知要求コマンドがHS部Aに送られる。コ
マンドの構造は図34(25−1)に示す通りであり、
画像番号はユーザーオペレーションで範囲指定されたペ
ージ番号と同一の数字である。
【0314】(25−2)において、HS内画像詳細転
送レスポンスが本体部B に返される。画像番号は(2
5−1)でのHS内画像詳細通知要求コマンドで指定さ
れた画像番号と同じ数字であり、画像IDはHS−Ta
sk内での処理で使用される画像のIDナンバーであ
る。その他、符号化方式、主走査・副走査解像度、原稿
幅などの情報が添付される(図34(25−2))。
【0315】(25−3)において、本体部Bよりファ
イル転送要求コマンドがHS部Aに送られる。コマンド
の構造は図34(25−3)に示す通りであり、コマン
ドの種別は、「ハンドコピー(モノクロ)」、「ハンド
コピー(カラー)」、「ハンド送信(モノクロ)」、
「ハンド送信(JPEGカラー)」、「ハンド送信(フ
ォトメール)」の5つである。その他、画像ID、本体
時計データ、電話番号、ユーザー略称などが添付され
る。また、本体部Bの時計データとしては、年・月・日
・時・分が送信される。
【0316】(25−4)において、ファイル転送確認
レスポンスを返す。ヘッダーのみで、OKかNGを返
す。
【0317】(25−5)において、ファイル転送中止
要求コマンドがHS部Aに送られる。これは、操作部2
のストップボタン311が押された場合にファイル転送
を中止させるものであり、ヘッダーのみが伝送される。
【0318】(25−6)において、ファイル転送中止
確認レスポンスを返す。これもヘッダーのみで、中止を
受け付けたらOKを返し、失敗したらNGを返す。
【0319】(25−7)において、ファイル転送終了
要求コマンドがHS部Aに送られる。ヘッダーのみで、
正常終了したらOKを送る。
【0320】(25−8)において、ファイル転送終了
確認レスポンスが本体部Bに送られる。これもヘッダー
のみで、終了を確認したら、OKを返す。
【0321】図35はCFカード印刷時のインターフェ
ースフローを説明する図である。
【0322】・(26−1)と(26−2)ステータス
要求コマンドと転送レスポンス CFカード内の情報を得ることが目的。後述の図38乃
至図40のフローチャートで、(インターフェース)
と書かれたところで発生する。
【0323】(26−1)においてはインターフェース
ヘッダーのみ本体部Bより送信される。これに対してH
S部Aは図36の(26−2)に示される構造のステー
タスを返信する。
【0324】・ (26−3)と(26−4)リスト要
求コマンドと転送レスポンス これはスタンダードプリント(ココデシテイ)のみで発
生する。オペレーションでユーザーがCFカードの番号
を範囲指定するので、どの番号が存在するのかを本体部
Bで認識する必要がある。しかし、本体部B側のメモリ
領域は限られているので、リストの最大は限定される。
CFカード内には1000枚以上の画像が入っているこ
とも考えられるが、それに対応するためにはそれ相応の
メモリ領域が必要となる。しかし、それほどの領域をレ
アケースのために使ってしまうのは効率が悪い。
【0325】(26−3)においてはインターフェース
ヘッダーのみ本体部Bより送信される。これに対してH
S部Aは図36の(26−4)に示される構造のステー
タスを返信する。
【0326】(26−4)ではリストをを転送するが、
その最大数はリストを作成できる本体部Bのメモリ量に
依存する。本装置では、画像40枚までのリストを作成
可能とする。
【0327】・ (26−5)と(26−6)プリント
要求コマンドと転送レスポンス 選択された画像(スタンダード時)、ページ画像(イン
デックス時)、ジョブ画像(DPOF時)をプリントさ
せるための処理である。概念はハンドスキャナの読み取
りデータを印字するのに似ている。1コマンドに1画像
が対応するので、例えば範囲指定で10枚選択された画
像を印字する時は、これらのコマンドが10回発行され
る。
【0328】(26−5)におけるコマンドには、図3
6(26−5)に示されるように、プリント属性とし
て、スタンダード、インデクス、DPOFの3種類が選
択できる。その他、記録用紙幅、オプションの印字をす
るかいなか、プリントする画像情報が含まれる。また、
オプションとしては、日付と画像番号の印字、日付のみ
の印字、特に付加しない、の3種類を選択できる。
【0329】(26−6)においては、Okを確認する
インターフェースヘッダーのみが返信される。
【0330】なお、(26−1)〜(26−6)のコマ
ンドが発行される前に、必ず用紙やスキャナ装着の確認
を行っている。
【0331】図37は異常時とリカバリーの処理の例を
説明する図である。
【0332】(例1)HS部Aの状態問い合わせ ・ (27−1)と(27−2)状態問い合わせ要求コ
マンドと確認レスポンス このコマンドが本体から発生してから確認レスポンスが
来なかったり、OKではなくNGが返ってきたりする
と、その状況に応じて本体部Bの表示部118ではスキ
ャナカクニンA、スキャナカクニンBなどのメッセージ
がディスプレイに表示される。ここで、状態問い合わせ
要求コマンドと確認レスポンスの形式は、上述の初期化
インターフェースフローのものと同様である。
【0333】(例2)レスポンスが返らなかった時 ・ (27−3)と(27−4)コマンド再送要求コマ
ンドと確認レスポンス コマンドが正常かどうかヘッダーのIDやVERをチェ
ックするが、ノイズなどの原因により、1つでも異常な
項目がヘッダーにあると、異常コマンドと判断される。
その際にコマンド再送要求を出す。
【0334】(例3)HSのリカバリー ・ (27−5)と(27−6)ソフトリセット要求コ
マンドと確認レスポンス コピー中、送信中などに、HS部Aが取り外されたり何
らかの物理的、電気的なエラーが発生した時にHS部A
のタスクが起動中のままになってしまう。そこで、ソフ
トリセット要求を適時(コピーや転送、CFカードプリ
ントなどで)本体部Bが発行する。インターフェースタ
スクは、ソフトリセット要求が出された時、HSが動作
中かを調べ、動作していなければそのままOKを返し、
動作していればHSを停止させOKを返す。
【0335】図38乃至図40にCFカードプリント時
の本体操作パネル120での操作フローを示す。
【0336】この操作フローは、機能メニューからデジ
タルカメラプリントのモードを指定することで実行され
る。
【0337】[1]カメラシテイプリント(DPOFプ
リント) カメラシテイプリントは、DPOFで指定された画像の
みをプリントするモードである。DPOF自体の指定
は、本実施例のファクシミリ装置の側の操作では設定で
きない。なお、カメラが指定することから「カメラシテ
イプリント」と命名した。
【0338】[2]ココデシテイプリント(STAND
ARDプリント、INDEXプリント) ・ INDEXプリント インデックスプリントをするモードである。1ページに
つき60枚までの画像を縮小してプリントする。画像下
に「100−0001」といったファイル番号がつくの
で、これを見ながらSTANDARDプリントすると便
利である。ページは1ページから最大9ページまで設定
可能である。10ページ以上の画像(60*9=540
枚まではOK)はプリントできない。
【0339】・ STANDARDプリント ユーザーが、本体部Bを操作することによって好きな画
像をプリントするモードである。
【0340】カイシとオワリを入力すると、最後に「プ
リント スル?」と聞いてくる。その際に、「*オプシ
ョンプリント」を「*」キー押下により選択すると「オ
プションプリント」設定モードに移行する。デジタルカ
メラ画像ファイルは、日付とファイル番号の2つの情報
を持っているが、ユーザーの必要に応じて、(1)日付
とファイル番号、(2)日付のみ、(3)何もなし、の
いずれかの設定をここで決めることができる。セットキ
ー押下により「プリント スル?」の画面に戻るが、こ
の時の設定は電源OFF/ONされない限り次回のプリ
ントでも有効である。
【0341】[3]デジタルカメラプリントするための
チェックポイントについて セットキーなどで動作が確定する毎に、デジタルカメラ
プリントの必要条件を満たしているか内部でチェックし
ている。「記録用紙あり」、「カラーカートリッジあ
り」、「HS部内画像なし」、「HS部接続状態」、
「カードあり」、「カード画像あり」などが、その必要
条件である。基本的にカラーコピーモードなどと同じ条
件である。操作の途中にどれかの必要条件が満たされな
くなった場合には警告が行われる。
【0342】「ココデシテイ」モードの「ハンイシテ
イ」選択中の操作としくみについて説明する。
【0343】<ハード的な制約>CFカードを本体部B
に接続する仕様であれば比較的処理が簡単であるが、本
実施例ではHS部AにCFカードを接続するようになっ
ている。したがって、本体・HS間でCFカード内の画
像情報(ファイル番号)をシリアルインターフェースで
やりとりする必要がある。本体部Bが貯えるメモリの量
には制限があるので、理論上無限に存在するCFカード
内画像情報をすべて本体が吸い上げるわけにはいかな
い。そこで、本体が吸い上げる画像の情報の上限を40
枚と定めた。その結果、以下のような操作とルールが必
要となった。「ハンイシテイ」で選択可能な範囲も1〜
40個までである。従って、「ハンイシテイ」で一度に
印刷できる枚数は1〜40枚までとなる。
【0344】これから説明する操作は、上の条件から生
じる制約をいかにユーザーに感じさせずに操作させる
か、を工夫して考えられたものである。
【0345】<インターフェース発生のしくみ>本体の
メモリが持てる最大画像情報は40枚までなので、例え
ば41枚目の情報が欲しい時に本体・HS間のインター
フェースが発生する。図にもあるように、リスト選択可
能範囲を超えるユーザー入力があった際に、インターフ
ェースが発生する。なお、このインターフェースが起こ
る回数は少ないほうが良い。多いとそれだけ不確定障害
が発生する率が上がる。
【0346】<カイシ入力とオワリ入力を別の画面に分
離>カイシ入力とオワリ入力は別画面になっており、カ
イシ入力中にセットキー押下により、カイシ番号が確定
され、オワリ入力画面へ移行する。確定したカイシ番号
をキャンセルすることはできない。やり直す場合はST
OPキーでいったん抜ける。このしくみは、ユーザーに
とって必ずしも便利ではないが、できる限りインターフ
ェースが発生する回数を減らす(情報のやり取りは最小
限にした方が安全)こととのバランスをとるためであ
る。
【0347】<存在しない番号を入力された際の処理
(カイシ入力)>CFカード内の画像番号は、必ずしも
順番に並んでいるとは限らず欠番もある。上下カーソル
キーで一つずつ番号を進めたり戻したりする時は、本体
のメモリに存在する番号の情報が40個まであるので問
題ない(41個目、またはマイナス1個目に行ったらイ
ンターフェースが発生する)。しかし、テンキー入力
で、本体が持っているリスト外のファイル番号が入力さ
れた場合、そのファイル番号が存在するかを本体部Bが
知る手段がない。その場合は、CF内画像の最小、最大
のファイル番号情報を本体は持っているので、まずそれ
を参照する。もし入力されたファイル番号が、最大、最
小値(図ではcf−card内minとcf−card
内max)を超えていれば、存在しないことが分かるの
でエラー音が鳴り、選択不可となる。
【0348】キー入力されたファイル番号が、cf−c
ard内minとcf−card内maxの間にある番
号なら、インターフェースが発生する。もしその番号が
存在すれば、その番号から40個先の番号までが「オワ
リ」で選択できる。もし存在しなければ、それに最も近
くてその番号より大きい存在する番号が選択されたとみ
なされる。
【0349】図38において、まず、デジタルカメラプ
リントのモード選択を選択させ(S3801)、選択さ
れているのがカメラシテイの場合には(S3802)、
「カードカクニンチュウ」の表示を行い、インターフェ
ースを行う(S3803)。デジタルカメラプリント
を行うための上述のチェックポイントを確認し(S38
04)、OKの場合には、カメラシテイプリントする/
シナイを選択させ(S3805)、選択が「シナイ」の
場合には(S3806)、待機とする(S3807)。
また「スル」が選択された場合には(S3806)、プ
リントを行う(S3808)。
【0350】一方、「ココデシテイ」が選択されてた場
合には(S3802)、「カードカクニンチュウ」の表
示を行い、インターフェースを行う(S3809)。
デジタルカメラプリントを行うための上述のチェックポ
イントを確認し(S3810)、OKの場合には、「イ
ンデックス」または「ハンイシテイ」を選択させる(S
3811)。選択が「インデックス」の場合には、図3
9のAに移り、「ハンイシテイ」の場合には、図39の
Bに移る(S3812)。
【0351】図39のAは「インデックス」選択が行わ
れた場合であり、まず、インデックスプリントのページ
指定を行わせ(S3914)、セットキーの押し下げに
より、入力数値のチェックを行う(S3915)。チェ
ックでOKの場合には、インデックスプリントの実行を
問い合わせ(S3916)、「スル」が選択された場合
には、(S3917)、プリントを実行し(S391
8)、「シナイ」が選択された場合には、待機となる
(S3919)。
【0352】図39のBは「ハンイシテイ」選択が行わ
れた場合であり、「カードカクニンチュウ」の表示を行
い、インターフェースを行う(S3901)。S39
02からS3906で、範囲指定を行い、S3907
で、デジタルカメラプリント「スル」/「シナイ」/
「オプション設定」の選択を行わせる。選択が、「ス
ル」の場合はプリントを行い(S3912)、「シナ
イ」が選択された場合には、待機となる(S391
9)。また、オプション設定では、画像の付加情報の印
字の種類を設定できる(S3909からS3911)。
【0353】図40は、デジタルカメラプリントとする
ためのチェックポイントを示すフローである。
【0354】まず、スキャナ接続をチェックし(S40
02)、接続されていない場合には「スキャナヲモドシ
テクダサイ」の表示を行い(S4003)、待機とする
(S4004)。OKの場合には、次にCFカードの有
無をチェックし(S4005)、ない場合には「カード
ガアリマセン」の表示を行い(S4006)、待機とす
る(S4007)。OKの場合には、次に、スキャナ画
像の有無のチェックを行い(S4008)、ない場合に
は、「シキャナガゾウアリ、ショウキョスル/シナイ
?」の表示を行い選択させる(S4010)。選択が
「する」であった場合には、(S4011)、「ショウ
キョシマシタ」の表示を行い(S4012)、チェック
ポイントを通過する(S4013)。「しない」選択し
た場合には、「デジタルカメラプリントハスキャナガゾ
ウノナイトキニ」の表示を行い(S4014)、待機と
する(S4015)。
【0355】また、図41はプリントを選択する際のC
Fカード内の画像と操作パネル上で選択可能な範囲の関
係を示す説明図である。
【0356】DCF規格では、デジタルカメラで生成さ
れた各画像ファイルは、数値3桁のディレクトリ番号と
数値4桁のファイル番号によって管理される。
【0357】以下この二つの番号をまとめて画像ナンバ
ーと呼ぶこととし、「3桁−4桁」の数値で表記する
(例:100−0001, 100−0002,
... 100−9999, 101−0001,
101−0002, ... 999−9999)。
【0358】CFカード画像のプリント処理は、プリン
トしたい画像を本体側操作パネル(図10)で指定する
ものとカメラ側で指定するものの2種類に分けられる。
また、その各々の場合において、プリントしたい画像を
大きいサイズで1枚印字する(スタンダードプリント)
か、あるいは複数のサムネイル画像をまとめて印字する
(インデックスプリント)かを選択することができる。
その組み合わせである以下の3通りの場合について、前
記本体操作パネルでの操作方法を説明する。
【0359】(1)ハンイシテイプリント 本体操作パネルのボタンでプリントしたい画像データを
指定し、スタンダードプリントする。
【0360】(2)インデックスプリント 本体操作パネルのボタンでプリントしたいページを指定
し、インデックスプリントする。
【0361】(3)カメラシテイプリント プリントしたい画像データをカメラ側の操作で指定する
(プリントマーク)と、その指定内容がCFカードに書
き込まれる。本装置はCFカードに書き込まれたその指
定内容を自動認識してプリント処理を行う。
【0362】この場合、スタンダードプリントかインデ
ックスプリントかはカメラ側で指定する。
【0363】[1] ハンイシテイプリント(スタンダ
ードプリント)の操作方法 プリントしたい画像ナンバーの最小値と最大値を指定し
て、その間の画像を1枚ずつ大きいサイズでプリントす
る。一度に指定できる画像は最大40枚までである。
【0364】「カイシの入力方法」としては、「ガゾウ
バンゴウセンタク」のあとに、例えば「カイシ[105
−0004]」を入力する。ここで、105はディレク
トリ番号、0004はファイル番号である。デフォルト
表示は、カード内で最小ナンバーを持つ画像のナンバー
である。また、操作パネル上では、ダイヤルボタン30
8または、左右ボタン306で開始を入力する。
【0365】<ダイヤルボタン308で直接キー入力す
る場合>カード内に存在する画像の最小のナンバー未
満、または最大のナンバーより上のナンバーを指定する
とデフォルト表示(最小ナンバー)に戻る。
【0366】セットキーでカイシの設定を確定し、オワ
リの入力画面へ移行する。
【0367】カード内に存在しないナンバーを入力して
セットキーを押した場合、そのナンバーにもっとも近
く、かつそのナンバーより大きいナンバーを「カイシ」
として選択したとみなす。
【0368】<左右ボタン306で入力する場合>カー
ソルキーで入力した場合は、カード内に存在する画像の
ナンバーを順に表示する。右ボタンでナンバーを進め、
左ボタンでナンバーを戻す。
【0369】「オワリの入力方法」としては、「カイシ
105−0004」の後に、「オワリ[105−00
05]」を入力する。基本的にカイシの入力方法と同じ
である。
【0370】カイシで選択されたナンバー以上で、カー
ド内に存在するナンバーが入力された場合のみ、セット
キーで受け付ける。
【0371】最大印刷可能な40枚を越えてしまうナン
バーの入力は受け付けない。受け付けなかった場合はエ
ラー音が鳴りデフォルト表示に戻る。
【0372】カイシで選択したナンバーの修正は、スト
ップキー311を押して装置を待機状態に戻し、CFカ
ードプリントの最初から行うことができる。
【0373】<オプションの設定>ハンイシテイプリン
ト時は、撮影日時および画像ナンバーを画像データと共
にプリントすることができる。
【0374】オワリを選択後、CFカードプリントをス
ル/シナイの選択をするが、そのとき*ボタンを押すか
左右ボタン306でオプションを選択すると、オプショ
ンプリントの設定画面に移行する。
【0375】内容は以下の通りである。 ・ヒヅケ&バンゴウ・・・撮影日時とディレクトリ番
号、ファイル番号を印字 ・ヒヅケ・・・撮影日時のみプリント ・ナシ・・・なし(画像のみ) 初期設定は、ヒヅケ&バンゴウに設定されている。設定
内容は図1のSRAM113にて保存される。
【0376】なお、オプションプリントの設定が有効な
のは、ハンイシテイによるスタンダードプリントのみで
あり、カメラシテイでのスタンダードプリント時は、カ
メラ側で指定された文字列をそのまま使用してプリント
するよう切り替える。
【0377】[2]インデックスプリントの操作方法 CFカード内に存在する複数の画像に関して、小さい画
像(サムネイル画像)をその画像のナンバーとともに並
べて1枚の出力用紙にプリントする。
【0378】1枚の出力用紙に印字されるサムネイル画
像は最大60枚まで。カード内画像総数が例えば240
枚だった場合、インデックスプリントの出力は4ページ
になる。この場合、「インデックス」を選択後、LCD
には1→→4と表示される。このままセットキーを押す
と240枚のサムネイル画像が60枚ずつ、4枚の出力
用紙に出力される。
【0379】テンキーで印字ページを指定することがで
きる。3→→4と指定すると3ページ目と4ページ目を
出力する。つまり、CFカードにある画像のうちナンバ
ーの小さい方から121枚目〜180枚目、181枚目
〜240枚目を各1枚の出力用紙にプリントする。
【0380】[3]カメラ指定プリントの操作方法とル
ール カメラシテイプリントは、デジタルカメラ側でプリント
マーク指定された画像をプリントする。
【0381】本体操作パネル(図10)の左右ボタン3
06で「カメラシテイ」を選択するだけでプリントを開
始する。
【0382】また、記録紙としてハガキサイズをセット
した場合、上記全ての場合において、画像をハガキサイ
ズに収まるように縮小してプリントを行う。
【0383】図44はカラーシートコピー時の操作と表
示を説明する図である。
【0384】本装置では、シート原稿を本体にセットし
て白黒コピーとカラーコピーをとることができる(シー
トコピー)。この時の、操作と表示について説明する。
【0385】まず、本装置の待機中では本体部Bの表示
部118の表示は4401のようになっている。
【0386】これに対して、本体部Bの記録用紙入り口
に用紙をセットすると、4402のような表示となる。
次に、本体部Bの原稿入り口に原稿を裏向きにセットす
る。この時表示は4403のようになる。そして、本体
部Bのカラー/白黒ボタン317を押す。すると本体操
作部2(120)のカラーランプ316が点灯し、表示
は4404のようになる。次に本体部Bのコピーボタン
312を押すとカラーシートコピーがスタートする。
【0387】図45はハンドカラーコピー時の操作と表
示を説明する図である。
【0388】本装置では、HS部A単体で予めカラー原
稿を読取った後、本体部Bに装着して前記読取った原稿
をカラープリントすることができる(ハンドカラーコピ
ー)。この時の、操作と表示について説明する。
【0389】(1)本体部BからHS部Aを取り外す。
【0390】(2)HS部Aのモード切り替えスイッチ
405で「カラー」を選択する。
【0391】(3)HS部Aの読取幅切り替えスイッチ
406で読取り幅を選択する。
【0392】(4)HS部Aのスタート/ストップボタ
ン404を押す。動作中ランプ403が点灯し、読取り
可能であることを表示する。
【0393】(5)HS部Aを原稿上で移動させること
により、原稿を読取る。動作中ランプ403がゆっくり
点滅する。
【0394】(6)読取りが終わったら、再びスタート
ストップボタン404を押す。動作中ランプ403が消
灯する。
【0395】(7)HS部Aを本体部Bに装着する。H
S部Aと本体部Bとの間で、前述のインタフェースコマ
ンド(図29)が実行される。この時本体部Bの表示部
118の表示は4501のようになっている。インタフ
ェースコマンドが終了し、本体部BがHS部Aを認識す
ると表示が、4502のようにかわる。
【0396】(8)本体部Bの記録用紙入り口に用紙を
セットし、コピーボタン312を押すと、表示は450
3のようになる。
【0397】HS部Aのメモリに記憶されている画像の
ページ番号がコピーハンイの右に表示される。左/右ボ
タン306を押してプリントしたいページをテンキー3
08で入力すると、表示は4504のようになる。上下
ボタン307で部数指定を選択し、テンキー308から
コピー部数を入力する。
【0398】(9)セットボタン305を押すと、表示
は4505のようになる。次に本体部Bのコピーボタン
312を押すとハンドカラーコピーがスタートする。
【0399】図46はカラーシートコピー時の操作と表
示を説明する図である。
【0400】本装置では、シート原稿を本体にセットし
て白黒送信とカラー送信をすることができる(シート送
信)。この時の、操作と表示について説明する。
【0401】まず、本装置の待機中では本体部Bの表示
部118の表示は4601のようになっている。
【0402】これに対して、本体部Bの原稿入り口に原
稿を裏向きにセットする。この時表示は4602のよう
になる。そして、本体部Bのカラー/白黒ボタン317
を押す。すると本体操作部2(120)のカラーランプ
316が点灯し、表示は4603のようになる。次に本
体部Bの送信ボタン315を押すとカラーシート送信が
スタートする。
【0403】カラー独自モードで通信するか、ITU−
T勧告でのカラーモードで通信するかは、相手機との通
信手順で自動的に決定するため、操作上での指定は特に
行う必要がなくなる。
【0404】上のように、ハンドコピー時は、カラー/
白黒の選択は、HS部Aのスイッチ405で行われ、本体
部Bのスイッチ316による選択は無効となる。一方、
シートコピー時は、カラー/白黒の選択は、本体部Bの
スイッチ316により行われ、HS部Aのスイッチ405
による選択は無効となる。
【0405】図47はハンドカラー送信時の操作と表示
を説明する図である。
【0406】本装置では、HS部A単体で予めカラー原
稿を読取った後、本体部Bに装着して前記読取った原稿
をカラー送信することが できる(ハンドカラー送
信)。この時の、操作と表示について説明する。
【0407】(1)本体部BからHS部Aを取り外す。
【0408】(2)HS部Aのモード切り替えスイッチ
405で「カラー」を選択する。
【0409】(3)HS部Aの読取幅切り替えスイッチ
406で読取り幅を選択する。
【0410】(4)HS部Aのスタート/ストップボタ
ン404を押す。動作中ランプ403が点灯し、読取り
可能であることを表示する。
【0411】(5)HS部Aを原稿上で移動させること
により、原稿を読取る。動作中ランプ403がゆっくり
点滅する。
【0412】(6)読取りが終わったら、再びスタート
ストップボタン404を押す。動作中ランプ403が消
灯する。
【0413】(7)HS部Aを本体部Bに装着する。H
S部Aと本体部Bとの間で、前述のインタフェースコマ
ンド(図33)が実行される。この時本体部Bの表示部
118の表示は4701のようになっている。インタフ
ェースコマンドが終了し、本体部BがHS部Aを認識す
ると表示が、4702のようにかわる。
【0414】(8)本体部Bの送信ボタン315を押す
と、表示は4703のようになる。
【0415】HS部Aのメモリに記憶されている画像の
ページ番号が下段に表示される。左/右ボタン306を
押して送信したいページをテンキー308で入力する。
【0416】(9)セットボタン305を押すと、表示
は4704のようになる。読取った原稿を確認したい場
合には、記録用紙をセットして、セットボタン305を
押せばそう送信前のプリントを実行する。プリントさせ
ない場合は、左/右ボタン306でシナイを選択しセッ
トボタン305を押す。
【0417】(10)テンキーからダイヤルする。この
時の表示は4705のようになる。ダイヤルセット後セ
ットボタン305を押すと、送信が開始される。
【0418】図48はカラーファクシミリを受信する場
合のフローチャートである。
【0419】本装置の場合も、通常のファックスと同様
にFAX/TELモードとFAXモードのときは自動受
信可能である。また、TELモードのときは受信/プリ
ントボタン314を押して受信を開始する。独自方式の
フォトメールを受信すると、図49(1)のようにディ
スプレイに「フォトメールヲ・・ケンジュシン」と表示
され、標準のカラーファックスの場合は、図49(2)
のようにディスプレイに「ファックスヲ・・ケンジュシ
ン」と表示される。
【0420】ファックスの受信がスタートすると、まず
カラー受信をするか否かが判断され(S4801)、本
体部Bのモード設定により、受信「シナイ」の設定とな
っている場合には、通信エラーとなり、「アイテサキカ
クニン」の表示がでる(S4802)。
【0421】受信「スル」の設定の場合には、受信がI
TU−Tカラー通信であるか、フォトカラーメール通信
であるかが判断され(S4803)、それぞれ、ITU
−Tカラー受信(S4804)、フォトメール受信(S
4805)を行う。通信終了後(S4806)、用紙の
有無(S4807)及びカラーカートリッジの有無(S
4808)の判断を行い、用紙またはカラーカートリッ
ジのいずれか一方がない場合には、メモリ受信(S48
10)、双方ある場合には受信画像を印刷する(S48
09)。
【0422】図50は、本体部Bの初期化フローチャー
トである。
【0423】電源を立ち上げると以下の手順で電源立ち
上げ動作を行う。
【0424】主電源をオン(S5001)すると、周辺
ハードを初期化し(S5002)、DRAMバックアッ
プ電源のチェックを行う(S5003)。そして、ワー
クRAMを初期化し(S5004)、SRAMバックア
ップデータのチェック(S5005)、画像メモリ、音
声メモリのチェックを行う(S5006)。LEDを初
期化し(S5007)、ハンドスキャナ部Aのチェック
・プリスキャンを行い(S5008)、待機状態とな
る。
【0425】<ハンドスキャナ部Aのチェックについて
>ハンドスキャナ部Aが本体部Bに装着されている場
合、本体部BよりHS部Aが正常状態であるかどうかの
チェックを行う(図25)。本体部Bより状態問い合わ
せ要求を発し、正常確認の返答以外の返答である場合及
び一定時間内に返答がない場合、本体部BからHS部A
をハードリセットする。このシーケンスを2回行っても
正常状態にならない場合にはHSエラーとして本体待機
状態になる。また、HS部Aが装着されていない場合、
このチェックをおこなわない。
【0426】<メモリ管理構造について>図51はメモ
リ管理の構造を説明するための図である。
【0427】本体部BのDRAM2(115)は、トー
タルで1472Kバイトの容量をもち、1ブロックあた
り 4Kバイト(4096 bytes)のメモリブロ
ックに分割されて管理される。メモリブロックの総数は
368個である。メモリブロックはブロック管理テーブ
ルで管理される。これは、368ワードからなるテーブ
ルで、メモリが使用されていない場合は、管理テーブル
の該当する部分にFFFFHがかきこまれていて、未使
用を表している。メモリを使用する場合は、FFFFH
が書き込まれている空きブロックを探し出して使用す
る。
【0428】1ブロックに入らない画像を蓄積する場合
は、ブロック管理テーブルに次のブロックの番号を書き
込む事により、連続使用を表す。そして、ページの最終
ブロックには、8000Hを書き込み、次ブロックがな
い事を示す。
【0429】同様に、各ページの管理のためにはページ
管理テーブルがあり、ページ管理テーブル内には、画像
の先頭ブロックの番号と画像のステータス、次のページ
の番号、符号化モードが書き込まれている。符合化モー
ドとしては、受信した画像の符合化モード(MH、JP
EG、DPCMなど)の属性を格納する。
【0430】ページ管理テーブルは75ページ分のレコ
ードを持ち75ページまで管理できる。ステータスに
は、そのページがビジー状態かどうかが書き込まれ、ペ
ージの作成中はビジー、作成後はレディを示す。次ペー
ジ番号には次ページがあればその番号、最終ページなら
ば8000Hが書き込まれる。
【0431】さらに、各ファイルを管理するためにファ
イル管理テーブルがあり、ファイル管理テーブルには、
先頭のページのテーブル番号と送信の場合は相手先電話
番号ならびに画像属性が書き込まれている。
【0432】ある一つの受信画像(1ファイル)が2ペ
ージの画像を有する場合、一つのファイルレコードに2
つのページレコードが所属し、さらにそれぞれのページ
レコードに画像の実体を格納するブロックメモリが関連
付けられる。
【0433】図52では、1ページ目にMH、2ページ
目にJPEGが受信格納されおり、1ぺージ目のMH符
合はブロック番号0と1の2メモリブロックを使用し、
2ページ目のJPEG符合はブロック番号2、3、4の
3つのメモリブロックを使用し画像の符合を格納してい
る場合を示している。
【0434】次に図53を用いて、受信時のメモリ管理
に関しての説明を行う。
【0435】受信時には、まず受信画像を納めるファイ
ルの管理情報をファイル管理テーブルの1つとして作成
し、次にページの管理情報をページ管理テーブルの1つ
として作成する(S5301)。
【0436】そして、ページ管理テーブルのステータス
をビジーとして、1ページの受信を開始する(S530
2,5303)。
【0437】受信を開始すると、まずメモリブロックを
1個確保する(S5304)。ブロック管理テーブル内
で、FFFFHの書き込まれている空きブロックを探し
て使用する。ここで空きブロックが存在しなかった場合
は(S5305)、メモリが一杯で受信不能なのでエラ
ー終了する(S5306)。ブロックが見つかった場合
は、1ブロック分の受信をおこない(S5307)、1
ページの終了かどうかの判定を行う(S5307)。
【0438】MH符合受信時は受信データにRTC(6
回連続のEOLパターン)があるかどうかでページ終了
の判定を行う。RTCがない場合は、メモリブロックを
さらに確保し先頭のメモリブロックにチェン連結して受
信を続ける。RTCを検出した場合は、ページ管理レコ
ードのステータスをレディとし(S5308)、1ペー
ジの受信を終了する。JPEG符合受信時はECM受信
を行っているので最終フレームであるRCPフレームの
受信をもって最終データの判断を行い同様に1ページの
受信終了処理を行う。
【0439】さらに、次ページが続く場合は通信を続行
し(S5309)、新たなページの管理情報をページ管
理テーブルの1つとして同様にメモリ格納を繰り返す。
最終ページならば通信を終了する(S5310)。
【0440】図54はHS部Aに関する情報を本体部B
の表示部118のディスプレイ318に表示するために
CPU2(111)の手順を説明する図である。
【0441】まず、HS部AのDRAM1(102)に
画像があるかどうかを調べ(S5401)、ない場合に
はS5405に移る。画像がある場合には、カラー画像
であるか否かを確認し(S5402)、カラー画像の場
合には、例えば「10月10日12:00 スキヤナカ
ラーMマイ」という表示を行う。一方、モノクロ他像の
場合には、例えば「10月10日12:00 スキヤナ
モノクロNマイ」という表示を行う。
【0442】次に、CFカードがHS部Aに装着されて
いるかどうかを確認し(S5405)、装着されている
場合には、例えば「10月10日12:00 スキヤナ
ニCFカードアリ」という表示を行い、S5401に戻
る。
【0443】これらの処理を例えば、3秒毎に繰り返す
ことにより、HS部Aの内部の情報を、本体部B側の簡
単な構成で確認することができる。
【0444】なお、本実施例では、HS部Aにはカラー
画像とモノクロ画像が混在しないことを前提としたが、
混在を可能にする場合には、S5403,S5404の
表示を順次行うようにすればよい。
【0445】また、ディスプレイ318には、受信FA
X画像があれば、それらの内容を表示する処理も、交互
におおなわれる。
【0446】また、表示としては、CFカードの有無の
みでなく、CFカードに格納された画像の枚数、サイ
ズ、カラーモノクロなどの種別などのCFカードの内容
の表示を行ってもよい。
【0447】また、上述のフローはHS部Aが本体部B
に装着されたときに実行され、CPU1からCPU2に
対して情報が転送される。
【0448】図55は、ITU−Tカラー送受信におけ
る、ハガキサイズ原稿、記録紙の取扱いを説明するため
のずである。
【0449】ITU−Tカラー送信を行う場合に、原稿
がハガキサイズのときは図55(1)のように、斜線部
分に白データを付加してA4サイズに変換して、送信を
行う。これは、ITU−Tカラー送受信においては、通
信画像サイズがA4以上なので、それより小さい画像を
送信する場合には、サイズを合わせる必要が生じるため
である。本実施例では、ハガキサイズの原稿をA4サイ
ズの中心として、周囲に白データを付加する。
【0450】またITU−Tカラー受信を行う場合に、
記録紙がハガキサイズのときは図55(2)のように受
信したデータのうち、斜線の中央の部分のみをトリミン
グし、等倍で記録する。
【0451】このように、ハガキサイズの処理を行う際
に、A4の中央におくことにより、受信側で記録すると
きに仮に受信した原稿がもともとA4であった場合で
も、画像の中央が記録され画像の内容をとりあえず把握
できる可能性が高くなる。
【0452】図56乃至図59はシートスキャン時のH
S部Aの動作を示すフローチャートである。
【0453】図56は、hsif_ctlタスクに関す
るフローである。
【0454】まず、シートスキャンコマンド(ライン読
取り起動要求コマンド)が本体部Bからくると(S56
01)、コマンドの正常受信を確認するACK(ライン
読取り確認レスポンス)送出する(S5602)。そし
て、実際の読取り動作のためのread_ctlタスク
を起動し(S5603)、読取り終了コマンド(ライン
読取り終了要求コマンド)が本体部Bから送られてくる
のを待つ(S5604)。読取り終了コマンドが送られ
てくると、読取り終了要求フラグをオンし(S560
5)、読取り動作が実際に終了したかどうかを確認する
(S5605)。読取り動作の終了を確認できると、読
取りの正常終了を示すACK(ライン読取り終了確認レ
スポンス)を本体部Bに送出する(S5607)。
【0455】図57は、read_ctlタスクに関す
るフローである。
【0456】まず、このタスクが起動されると、割り込
み処理を許可し(S5701)、ライン読取り終了フラ
グがオンされるのを待ち(S5702)、オンされると
割り込み処理を禁止する(S5703)。
【0457】図58は、割り込み処理として実行され
る、LST処理を示す図である。LST処理はラインス
キャントリガを発生する処理であり、ロータリーエンコ
ーダー105の出力に同期して、コンタクトセンサによ
る読取りトリガを発行する(S5801)。
【0458】図59は、実際の読取り処理を説明するフ
ローである。
【0459】まず、読取り終了要求フラグがオンしてい
るかどうかみて(S5901)、オンされていない場合
にラインバッファに読取りデータがあるかどうかを確認
し(S5902)、ある場合には読取りデータを本体部
Bに転送する。読取り終了要求フラグがオンの場合には
読取り終了フラクをオンする(S5904)。この読取
り処理を、読取り終了要求フラグがオンするまで、継続
する。
【0460】図60乃至図62は、受信データのプリン
ト時のHS部Aの動作を示すフローチャートである。
【0461】図60は、hsif_ctlタスクに関す
るフローである。
【0462】まず、受信プリントコマンド(画像転送開
始要求コマンドA)が本体部Bから送られると(S60
01)、画像データを格納するDRAM1(102)に
空きがあるかどうかを確認し(S6002)、空きがな
ければ、受信プリントコマンドのエラーを示すNACK
を本体部Bに送出して(S6011)終了する。
【0463】空きメモリがある場合には、受信プリント
コマンドの正常受信を示すACKを送出する(S600
3)。そして画像データの受信を開始し(S600
4)、データ受信が終了したかをウオッチし(S600
5)、画像転送終了確認コマンド(LASTデータコマ
ンド)により、データの受信終了が指示されるまで継続
する(S6006)。このLASTコマンドを受信する
と、データの正常受信の終了がS6005で確認されて
いる場合には、正常受信終了を示すACK(画像転送終
了確認レスポンス)を本体部Bに送出する(S600
7)。
【0464】次に、データ要求コマンド(画像転送開始
要求コマンド)が本体部Bから送られるのを待ち(S6
008)、画像終了フラグをオフにする(S600
9)。そして、write_decタスク、cd_ct
lタスクを起動し(S6010)、ACK(画像転送開
始確認レスポンス)を本体部Bに送出する(S601
2)。
【0465】HS部Aの処理の結果生じるプリントデー
タが生成されるのを待ち(S6013)、プリントデー
タを本体部Bに転送する(S6014)。この処理を最
終データに関する処理が終了するまで繰り返し(S60
15)、正常に終了した場合には、これを示すACK
(画像転送終了要求コマンド)を本体部Bに送出する
(S6016)。
【0466】図60は、write_decタスクに関
するフローである。
【0467】まず、デコードすべき受信データがあるか
どうかを確認し(S6101)、デコードを開始する
(S6102)。エンドコードが検出されたかどうかを
確認し(S6103)、エンドコードが検出されない
と、ラインバッファがフルの状態でなくなるまで待ち
(S6106)、1ブロック分の受信データをデコード
し(S6107)、これをエンドコードが検出されるま
で繰り返す(S6103)。
【0468】エンドコードが確認されると、デコードを
終了し(S6104)、画像終了フラグをオンして(S
6105)終了する。
【0469】図62は、cd_ctlタスクに関するフ
ローである。
【0470】まず、ラインバッファに画像処理の対象と
なるべきデータがあるかどうかを確認し(S620
1)、データがある場合には、プリントバッファがフル
でなくなるまで待ち(S6203)、画像処理を行いプ
リントデータを作成する(S6204)。ラインバッフ
ァにデータがない場合には、画像終了フラグをオンされ
るまで待ち(S6202)、終了する。
【0471】図63乃至図65は、送信処理に関するフ
ローチャートである。
【0472】図63を用いて、本実施例の装置の特長で
あるカラー送信の手順を説明する。
【0473】まず、送信に先立ち初期識別を行い(S6
301)、DISの受信を確認する(S6302)。次
にDISビットをチェックし(S6303)、後述の所
定の条件を満たさなければ、他のタスクに処理の中断を
通知し(S6305)、DCNを送信し(S630
6)、「相手機能確認」の表示をディスプレイ318に
行って(S6307)、終了する。一方、DISビット
が所定の条件を満たす場合にはDCSを送信する(S6
308)。
【0474】通信相手先の機能に応じて、ITU−Tカ
ラー送信を行う場合には(S6309)、JPEG符号
化でのコード化要請を行い(S6310)、TCF送信
を行う(S6311)。CFRが相手より返送されれば
(S6312)、画像データの送信のフローに移り、返
送のない場合にはフォールバック(S6313)でS6
308に戻る。
【0475】また、ITU−Tカラー送信を行わない場
合には、BFTノードのカラー独自モード送信へ移る。
【0476】画像データの送信においては、まずページ
ナンバーをUPし(S6314)、画像データを送信す
る(S6315)。1ページのデータが終了するまでは
PPS−NULLを送信し(S6326、S631
6)、終了するとPPS−EOPを送信する(S632
6、S6317)。PPRが返送されない場合には(S
6318)、データの再送を行い(S6319)、PP
Rが返送されると、MCFの返送を確認する(S632
0)。MCFが返送されない場合には、S6326に戻
り、返送されると、1ページデータが終了したかを確認
し(S6321)、終了していない場合にはブロックナ
ンバーをUPしてS6315に戻る。一方、1ページの
データが終了した場合には、DCNを送信し(S632
2)、回線を切断する(S6323)。なお、本実施例
では、カラー画像の場合は、1頁の送信としているが、
複数ページを送信する場合には、ステップS6321の
あとに、S6314まで戻るフローに変更すればよい。
【0477】図64は、BFTノードによるカラー独自
モードの送信手順を説明する図である。
【0478】まず、ヘッダを作成し(S6401)、ヘ
ッダとPPS−MPSを送信する(S6402、S64
03)。PPRが返送されたことを確認し(S640
4)、返送されない場合には再送を行う(S640
5)。PPRが返送されると、MCFの返送を確認し
(S6406)、返送されない場合にはFDMが返送さ
れたかどうかを確認し、されていない場合にはS640
3に戻る(S6407)。FDMが返送された場合には
ファイル変更が可能かどうかを判断し(S6408)、
可能でなければ再送して(S6411)終了し、変更可
能な場合には、ヘッダを作成し(S6409)、ページ
ナンバーをUPして(S6410)、S6402に戻
る。
【0479】一方、MCFが返送された場合にはmペー
ジナンバーをUPし(S6412)、画像データを送信
する(S6413)。1ページのデータの送信を終了す
ると、PPS−EOPを送信し(S6414,S641
5)、終了しない場合には、PPS−MPSを送信する
(S6414、S6416)。これに対して、PPRが
返送されない場合は再送する(S6418).PPRが
返送された場合はMCFが返送されたかどうかを判断し
(S6419)、返送されない場合は、FDMが返送さ
れたかを確認し(S6420)、FDMが返送されない
場合には、S6414に戻り、FDMが返送された場合
には、DCNを送信し(S6421)、回線を切断する
(S6422)。
【0480】他方、MCFが返送された場合には、1頁
分のデータが終了されたかを確認し(S6423)、終
了の場合はS6421に移り、DCNを送信する。1頁
データが終了していない場合には、ブロックナンバーを
UPし(S6424)、S6413に戻る。
【0481】図65は、DISビットチェック及びDC
S作成のフローチャートである。
【0482】DISビットチェックにおいては、ECM
ビットがオンであるかどうかを判断し(S6501)、
オンでない場合には、NGとなる(S6506)。EC
Mビットがオンの場合には、ITU−Tカラーの通信が
可能かどうかの判断のフローを実行する。相手方にDI
SにJPEG受信機能がある場合には(S6502)、
相手方DISにカラー受信能力があるかどうかを判断し
(S6503)、カラー受信能力がある場合には、IT
U−Tカラー通信を実行する(S6507)。原稿サイ
ズがL判である場合には(S6508)、A4サイズと
なるように、白データをつめてA4サイズに変換するよ
うにHS部Aに要請する(S6510)。また、原稿サ
イズがL判でない場合はA4サイズとして処理され(S
6509)、DCS宣言で、A4サイズが宣言される。
【0483】一方、相手方DISにJPEG受信能力が
ない場合及びカラー受信能力がない場合には、BFTビ
ットをオンであり(S6504)、シンプルBTFビッ
トがオンの場合には(S6505)、BFTモードでの
通信の可能性があり(S6506)、通信を続行する。
【0484】DCSを作成する際には、まずITU−T
カラー送信であるかどうかを判断し(S6551)、そ
うでない場合にはBFTビットオン、シンプルBFTビ
ットオン、ECMビットオンとする(S6552)。
【0485】ITU−Tカラー送信が可能な場合には、
JPEGビットオン、フルカラービットオン、ECMビ
ットオンとし(S6553)、原稿サイズをA4とする
(S6554)。
【0486】図66乃至図69は、受信処理に関するフ
ローチャートである。
【0487】図66を用いて、本実施例の装置の受信の
手順を説明する。
【0488】まず、初期識別し(S6601)、DCS
受信を確認する(S6602)。DCSを受信すると、
この内容をチェックし、内部モードをセットする(S6
603)。このチェックの結果がイリーガルの場合に
は、図63のCに移り、最終的には「相手機能確認」を
表示し終了する(S6604)。次にTCFがOKかど
うかを確認し(S6605)、OKでない場合にはFT
Tを送出し(S6606)、S6602に戻る。TCF
がOKの場合には、CFRを送出し(S6607)、高
速信号でない場合にはコマンド受信を行う(S660
9)。高速信号の場合には(S6608)、BFTであ
るかどうかを確認し(S6610)、BFTの場合に
は、後述のBFTモードに移る。
【0489】BFTでない場合には、通常またはITU
−Tカラー受信を行う。高速受信(S6611)、コマ
ンド受信(S6612)を行い、エラーフレームがある
場合には(S6613)、PPRを送出し(S661
4)、高速受信に戻る。
【0490】エラーフレームがない場合には、MCF送
信を行い(S6615)、コマンドがPPS−MPSで
あるか(S6616)、PPS−NULLであるか(S
6617)をチェックし、いずれも場合もS6611に
戻る。コマンドがPPS−EOMの場合は、S6601
に戻り(S6618)、コマンドがPPS−EOPでな
ければ、図63のCに移り(S6619)、PPS−E
OPの場合はDCN待ち(S6620)して回線切断、
終了する。
【0491】図67は、BFTモードによる受信を説明
するフローチャートである。
【0492】高速受信(S6701)、コマンド受信
(S6702)を行い、エラーフレームがある場合には
(S6703)、PPRを送出し(S6704)、高速
受信に戻る。
【0493】エラーフレームがない場合には、高速デー
タ解析を行い(S6705)、その結果カラー独自モー
ドである場合には(S6706)、MCF送信を行い
(S6712)、コマンドがPPS−MPSであるか
(S6713)、PPS−NULLであるか(S671
4)をチェックし、いずれも場合もS6714に戻る。
コマンドがPPS−EOMの場合は、図66のS660
1に戻り(S6715)、コマンドがPPS−EOPで
なければ、図63のCに移り(S6716)、PPS−
EOPの場合はDCN待ち(S6717)して回線切
断、終了する。
【0494】一方、高速データ解析の結果、カラー独自
モード画像でない場合には、受信データを破棄し(S6
707)、高速データ解析の結果がFDMの送出を示す
場合には(S6708)、FDMが10回以上送出され
ているかを確認して(S6709)、FDMを送出して
(S6711)、S6713に移る。高速データ解析の
結果、FDM送出を示さない場合及び、FDMを既に1
0回以上送出済みの場合にはDCNを送出し(S671
0)、回線を切断する。
【0495】図68は、S6603におけるDCSチェ
ックのフロー及び、通常及びカラーのFAXモードのフ
ローを説明する図である。
【0496】DCSのチェックにおいては、BFTの宣
言をDISで行ったかをチェックし(S6801)、行
った場合には、BFT(ビット99)がオンかどうか調
べ(S6802)、オンの場合にはBFT通信モードに
移る(S6805)。またBFT(ビット99)がオン
でない場合には、BFT(ビット53)がオンかどうか
を調べ(S6803)、オンの場合にはBFT通信モー
ドに移る(S6805)。またBFT(ビット53)が
オンでない場合には、通常のFAXモードに移る(S6
804)。
【0497】また、DCSのチェックにおいては、BF
Tの宣言をDISで行っていない場合には、BFT(ビ
ット99)がオンかどうか調べ(S6806)、オンの
場合にはエラーとし(S6809)、DCNで回線切断
とする。またBFT(ビット99)がオンでない場合に
は、BFT(ビット53)がオンかどうかを調べ(S6
807)、オンの場合にはエラーとし(S6809)、
DCNで回線切断とする。またBFT(ビット53)が
オンでない場合には、通常またはカラーFAXモードチ
ェックに移る(S6808)。
【0498】通常またはカラーFAXモードにおいて
は、DCSでJPEG宣言がされたいるかを調べ(S6
851)、されている場合には、DCSでカラー宣言を
行っているかを調べ(S6852)、されている場合に
は、JPEGカラーモードを設定して(S6853)、
page_recod用(図51ページ管理テーブル
用)にモードを格納する(S6854)。DCSでJP
EG宣言がされていない場合には、MHモードを設定し
(S6855)、page_recod用にモードを格
納する(S6854)。S6852で、DCSでカラー
宣言を行っているかを調べたとき、カラー宣言されてい
ない場合には、JPEGグレースケールモードを設定し
(S6856)、page_recod用にモードを格
納する(S6854)。
【0499】図69は、高速受信のフローである。
【0500】高速信号を受信した場合には(S690
1)、page_recodが確保されたかを調べ(S
6902)、されている場合には、メモリブロック確
保、page_recodとリンクが行われてるかを調
べ(S6903)、行われている場合には、正常受信フ
レームがメモリブロックへ転送されたかを調べる(S6
904)。
【0501】S6902、S6903、S6904のい
ずれかが否定的な場合には、図63のCに移る。
【0502】(変形例)本発明は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても達成できる。
【0503】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えばフロッピーディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD―ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROM等を用いることができる。
【0504】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0505】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張ボードや
機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される。
【0506】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0507】なお、上述の実施例では、コードレスハン
ディスキャナに着脱可能に接続されるメモリカードとし
て、コンパクトフラッシュ(CF)カードを用いたが、
書換が可能なメモリカードであれば、他のタイプのメモ
リカードであってもよい。
【0508】また、カラー独自モード通信の方法として
は、BFTを用いるDPCM圧縮画像の通信に限らず、
例えば、中継局によるファクス/電子メールのフォーマ
ット変換を伴う、E−Mailによる添付カラー画像フ
ァイル送信などであってもよい。
【0509】また、画像処理部1(104)、画像処理
部2(114)は、ゲートアレイなどのハードウエアで
構成しても良く、CPUやDSPなどのソフトウエアに基づく
演算を行うプロセッサで構成してもよい。後者の場合に
は、HS部A側で、特定の処理(例えばJPEGなどのデ
ータ圧縮処理や誤差拡散などの2値化処理など)に対し
て演算性能が高いプロセッサを使用する。例えば、ビッ
ト数の大きいCPUを用いたり、同じビット数のCPUを
用いる場合には、よりクロック周波数の高いCPUを用
いるなどである。また、このようなソフト的な画像処理
を行う場合には、CPU1,CPU2にそれぞれの処理
を行わせるようにしてもよい。例えば、CPU1(10
0)に32ビットのRISCチップを用い、CPU2
(111)に16ビットのSISCチップを用いるなど
である。
【0510】このように、HS部A側に高機能のプロセ
ッサを用いているので、上述の実施例では、少なくとも
入力画像情報に対して比較的処理が複雑なカラー画像圧
縮処理(例えばJPEG圧縮処理)を行う場合には、本
体部B側を用いることなく、HS部A側のプロセッサを
用いると効率よく圧縮処理を行うことができる。一方、
MH圧縮などモノクロ用の圧縮処理については、本体部
B側で行ってもよく、双方で行ってもよい。
【0511】また、受信した画像情報の伸長処理につい
ても同様に、少なくとも入力画像に対して比較的処理が
複雑なカラー画像伸長処理(例えばJPEG伸長処理)
を行う場合には、本体部B側を用いることなく、HS部
A側のプロセッサを用いると効率よく伸長処理を行うこ
とができる。一方、MH伸長などモノクロ用の伸長処理
については、HS部Aで行うことなく、本体部B側で行
うことにより、本体部Bのプロセッサの能力を利用し
て、転送の時間を節約することができる。
【0512】同様に、演算の負荷が高い、色空間変換処
理(例えばRGBからLabの色空間変換)、誤差拡散
などの2値化処理などその他の処理についてもHS部A
のプロセッサを用いることができる。
【0513】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1に
よれば、通信相手先の通信機能に応じて、柔軟に通信手
順を選択可能なカラー画像通信装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における基本ブロック図
【図2】ハンドスキャンコピーの処理手順とデータの流
れを示す図
【図3】ハンドスキャンコピー時のスキャナ装着時の処
理手順とデータの流れを示す図
【図4】ハンドスキャン送信の処理手順とデータの流れ
を示す図
【図5】ハンドスキャン送信時のスキャナ装着時の処理
手順とデータの流れを示す図
【図6】カラー受信の処理手順とデータの流れを示す図
【図7】メモリカードプリントの処理手順とデータの流
れを示す図
【図8】メモリカード送信の処理手順とデータの流れを
示す図
【図9】装置の概観を示す図
【図10】本体部操作パネルを示す図
【図11】HS部上面の概観を示す図
【図12】HS部下面の概観を示す図
【図13】HS部初期化処理の手順を示すプローチャー
【図14】バッテリ切れ検出処理の手順を示すプローチ
ャート
【図15】ハンドスキャン処理の手順を示すプローチャ
ート
【図16】ハンドスキャン処理の手順を示すプローチャ
ート
【図17】ハンドスキャン処理の手順を示すプローチャ
ート
【図18】ハンドスキャン処理の手順を示すプローチャ
ート
【図19】ハンドスキャン処理の手順を示すプローチャ
ート
【図20】HS部タスク相関を示す図
【図21】HS部でのフォント合成を示す図
【図22】HS部でのキャプション位置を示す図
【図23】インデックスプリントの画像サイズを示す図
【図24】インターフェースコマンドの構成を示す図
【図25】ハンドスキャナ装着時の初期化インターフェ
ースフローを示す図
【図26】ハンドスキャナ装着時の初期化インターフェ
ースフローにおけるコマンドの構成を示す図
【図27】シートカラーコピー時のインターフェースフ
ローを示す図
【図28】シートカラーコピー時のインターフェースフ
ローにおけるコマンドの構成を示す図
【図29】HSカラーコピー時のインターフェースフロ
ーを示す図
【図30】HSカラーコピー時のインターフェースフロ
ーにおけるコマンドの構成を示す図
【図31】シートカラー送信時のインターフェースフロ
ーを示す図
【図32】シートカラー送信時のインターフェースフロ
ーにおけるコマンドの構成を示す図
【図33】HSカラー送信時のインターフェースフロー
を示す図
【図34】HSカラー送信時のインターフェースフロー
におけるコマンドの構成を示す図
【図35】メモリカード印刷時のインターフェースフロ
ーを示す図
【図36】メモリカード印刷時のインターフェースフロ
ーにおけるコマンドの構成を示す図
【図37】異常時とリカバリー時のインターフェースフ
ローを示す図
【図38】メモリカード印刷処理の手順(操作と表示)
を示すプローチャート
【図39】メモリカード印刷処理の手順(操作と表示)
を示すプローチャート
【図40】メモリカード印刷処理の手順(操作と表示)
を示すプローチャート
【図41】メモリカード印刷処理の手順(操作と表示)
を説明する図
【図42】カラー受信プリント時のインターフェースフ
ローを示す図
【図43】カラー受信プリント時のインターフェースフ
ローのコマンドの構成を示す図
【図44】シートカラーコピーの操作と表示を示す図
【図45】HSカラーコピーの操作と表示を示す図
【図46】シートカラー送信の操作と表示を示す図
【図47】HSカラー送信の操作と表示を示す図
【図48】カラー受信時の処理を示すフローチャート
【図49】カラー受信時の表示を示す図
【図50】本体部初期化フローチャート
【図51】画像管理テーブルの構成を示す図
【図52】画像管理テーブルの構成を示す図
【図53】画像記憶の手順を示すフローチャート
【図54】スキャナの情報を本体表示部で確認するため
の処理を示す図
【図55】ハガキサイズの送受信を説明する図
【図56】シートスキャン時の動作フローチャート
【図57】シートスキャン時の動作フローチャート
【図58】シートスキャン時の動作フローチャート
【図59】シートスキャン時の動作フローチャート
【図60】受信プリント時の動作フローチャート
【図61】受信プリント時の動作フローチャート
【図62】受信プリント時の動作フローチャート
【図63】送信時の処理手順を示すフローチャート
【図64】送信時の処理手順を示すフローチャート
【図65】送信時の処理手順を示すフローチャート
【図66】受信時の処理手順を示すフローチャート
【図67】受信時の処理手順を示すフローチャート
【図68】受信時の処理手順を示すフローチャート
【図69】受信時の処理手順を示すフローチャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 尚樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松崎 進 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 平井 佳行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 吉谷 明洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB38 AC24 AC38 AC67 AE03 AE07 5C075 AA02 CA01 CA03 CA05 CA08 CD21 5C079 HA02 HB01 HB08 LA27 LA31 LA36 PA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに送信可能な画像の最小サイズが異
    なる複数の通信手順によりカラー画像通信を実行可能な
    画像通信手段と、 通信相手先の機能に応じて、前記複数の通信手順のうち
    の一つを選択して実行する制御手段とを有することを特
    徴とするカラー画像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記画像通信手段は、第1の通信手順に
    おいては、通信可能な画像の最小サイズが第1のサイズ
    であり、第2の通信手順においては、通信可能な画像の
    最小サイズが第1のサイズより小さい第2のサイズであ
    り、前記第1の通信手順により前記第2のサイズの画像
    を通信する場合には、該画像にダミーデータを付加し
    て、前記第1のサイズに変更することを特徴とする請求
    項1に記載のカラー画像通信装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記画像通信装置に対して着脱可
    能に接続され、該画像通信装置と双方向に情報の通信が
    可能であり、前記画像通信装置との間で双方向の情報の
    通信が物理的に不可能な状態で対象物の画像情報を入力
    可能な画像処理装置を有することを特徴とする請求項1
    に記載のカラー画像通信装置。
  4. 【請求項4】 互いに送信可能な画像の最小サイズが異
    なる複数の通信手順によりカラー画像通信を実行可能な
    画像通信工程と、 通信相手先の機能に応じて、前記複数の通信手順のうち
    の一つを選択して実行する制御工程とを有することを特
    徴とするカラー画像通信方法。
  5. 【請求項5】 互いに送信可能な画像の最小サイズが異
    なる複数の通信手順によりカラー画像通信を実行可能な
    画像通信工程を実行するためのコードと、 通信相手先の機能に応じて、前記複数の通信手順のうち
    の一つを選択して実行する制御工程を実行するためのコ
    ードとを有することを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
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