JPH08115663A - シャドウマスク組立装置 - Google Patents

シャドウマスク組立装置

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Publication number
JPH08115663A
JPH08115663A JP25321594A JP25321594A JPH08115663A JP H08115663 A JPH08115663 A JP H08115663A JP 25321594 A JP25321594 A JP 25321594A JP 25321594 A JP25321594 A JP 25321594A JP H08115663 A JPH08115663 A JP H08115663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow mask
mask
support frame
guide plate
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP25321594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Nakamura
利春 中村
Tatsuo Tanaka
達男 田中
Hiroyuki Ogura
裕之 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25321594A priority Critical patent/JPH08115663A/ja
Publication of JPH08115663A publication Critical patent/JPH08115663A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャドウマスク変形を発生させることなくサ
ポートフレームに挿入できる。 【構成】 サポートフレーム2を載置するフレーム載置
台3と、シャドウマスク1を支持するマスク受け4と、
マスク受け4に外周方向に摺動自在に設けられシャドウ
マスクの立上り部を拡開させる複数個の案内板5と、案
内板5を移動させる案内板駆動手段6、7、9と、フレ
ーム載置台3とマスク受け4とを相対的に上下動させて
シャドウマスク1とサポートフレーム2とを挿入させる
上下駆動手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスクとサポー
トフレームとを組立るシャドウマスク組立装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常のブラウン管用シャドウマスクは、
サポートフレームに溶接で固定される。この場合、事前
にシャドウマスクをサポートフレームに挿入する作業を
行なう。従来、この挿入作業は、シャドウマスクを手で
掴み、サポートフレームに挿入する方法と、シャドウマ
スクを下にしてサポートフレームを手作業で挿入する方
法の2通りの方法が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れも手作業であり、シャドウマスクを手で掴んだ時及び
サポートフレームに挿入する時にシャドウマスクに僅か
な変形を与えてしまう。シャドウマスクは板厚が0.1
2mm程度であり、プレス整形にて高精度な曲率を有し
ていることなどから、取り扱いには充分な注意を払う必
要がある。またシャドウマスクの立上り部内径とサポー
トフレーム外径との嵌合隙間もないので、手作業による
挿入は非常に困難で熟練を要する。このため、現在はあ
る一定でシャドウマスクの変形不良が発生している。
【0004】このように、手作業ではシャドウマスク変
形防止に対しては限度がある。またシャドウマスクの材
料費低減から板厚が0.12mmから更に薄くなること
も予想され、今まで以上にシャドウマスク変形が問題と
なる。また手作業はシャドウマスク製造工程の自動化の
大きなネックとなっていた。
【0005】本発明の第1の目的は、シャドウマスク変
形を発生させることなくサポートフレームに挿入できる
シャドウマスク組立装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、シャドウマスクと
サポートフレームとの挿入作業の自動化が図れるシャド
ウマスク組立装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の構成は、サポートフレームを載
置するフレーム載置台と、シャドウマスクを支持するマ
スク受けと、このマスク受けに外周方向に摺動自在に設
けられシャドウマスクの立上り部を拡開させる複数個の
案内板と、この案内板を移動させる案内板駆動手段と、
前記フレーム載置台と前記マスク受けとを相対的に上下
動させてシャドウマスクとサポートフレームとを挿入さ
せる上下駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】上記第1及び第2の目的を達成するための
本発明の第2の構成は、上記第1の構成において、前記
案内板には、該案内板でシャドウマスクの立上り部を拡
開させた時にサポートフレームの開口部に当接する位置
決め部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記第1の構成によれば、フレーム載置台にサ
ポートフレームが載置され、またマスク受けがフレーム
載置台の上方に位置した状態でマスク受けにシャドウマ
スクがセットされる。そして案内駆動手段が作動して案
内板を外周方向に移動させ、該案内板の外周でシャドウ
マスクの立上り部を拡開させる。その後、上下駆動手段
によってシャドウマスクとサポートフレームとが相対的
に移動してシャドウマスクはサポートフレームに挿入さ
れる。
【0010】上記第2の構成によれば、上記第1の構成
によるシャドウマスクの立上り部を拡開させる時に、案
内板に位置決め部でシャドウマスクとサポートフレーム
とを同時にセンタリングする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3によ
り説明する。図1及び図2に示すように、シャドウマス
ク1に組立られるサポートフレーム2を位置決め支持す
るフレーム載置台3の上方には、マスク受け4が配設さ
れている。マスク受け4は、上面がシャドウマスク1の
曲面に沿った形状を有し、下面には、中心軸部4aを残
りして外周方向に伸びた4個のガイド溝4bが形成され
ている。ここで、マスク受け4の外径は、サポートフレ
ーム2の開口部2aの内径より小さく形成されている。
【0012】4個のガイド溝4bにはそれぞれ案内板5
のスライド部5aが摺動可能に嵌挿され、案内板5の外
周はシャドウマスク1の立上り部の内周に沿った形状と
なっている。また案内板5には、サポートフレーム2の
開口部2aの内径に当接する位置決め部5bを有し、こ
の位置決め部5bから案内板5の外周の長さは、位置決
め部5bが開口部2aに当接した時にシャドウマスク1
を僅かに押し広げる長さとなっている。マスク受け4の
中心軸部4aの下面にはカム6が回転自在に軸支されて
おり、カム6には4個のレバー7の一端が回転自在に軸
支され、レバー7の他端は前記案内板5のスライド部5
aに回転自在に軸支されている。前記カム6は、上下可
動板8に固定されたアクチュエータ9で回動させられ、
上下可動板8は図示しない駆動手段で上下動させられ
る。
【0013】次に作用を図3を参照しながら説明する。
案内板5が後退し(閉の状態)、かつ上下可動板8が下
降してマスク受け4がフレーム載置台3より下方に位置
した図3(a)に示す状態で、フレーム載置台3にサポ
ートフレーム2が供給されて位置決め支持される。次に
上下可動板8が上昇し、図3(b)に示すようにマスク
受け4はサポートフレーム2の上方に位置する。この状
態でマスク受け4にシャドウマスク1がセットされる。
次に図3(c)に示すように、シャドウマスク1がサポ
ートフレーム2に挿入される直前位置まで上下可動板8
が下降し、案内板5の位置決め部5bがサポートフレー
ム2の開口部2aの内側に位置する。
【0014】その後、アクチュエータ9が作動してカム
6が一定量回転する。これにより、レバー7がシャドウ
マスク1の外周方向に移動し、案内板5のスライド部5
aがマスク受け4のガイド溝4bに沿って移動し、図3
(d)に示すように案内板5の位置決め部5bがサポー
トフレーム2の開口部2aに当接する。これにより、案
内板5はシャドウマスク1とサポートフレーム2とを同
時にセンタリングを行なうと共に、案内板5の先端部が
シャドウマスク1の立上り部を押し、シャドウマスク1
の立上り部の下端の内径がサポートフレーム2の外径よ
り所定隙間ができるように広げる。
【0015】次に上下可動板8が下降し、図3(e)に
示すように、シャドウマスク1をサポートフレーム2に
挿入する。挿入完了後、アクチュエータ9が逆回転して
レバー7が中心方向に移動し、案内板5の外周はサポー
トフレーム2の開口部2aの内側に位置する。その後上
下可動板8が下降してマスク受け4はフレーム載置台3
の下方に位置し、図3(a)に示す元の状態となる。こ
れにより、一連の挿入工程が終了する。
【0016】このように、案内板5はシャドウマスク1
の立上り部を僅かに拡開させ、サポートフレーム2とシ
ャドウマスク1の立上り部先端とに嵌合隙間を持たせる
ので、挿入が容易である。即ち、案内板5はシャドウマ
スク1の立上り部のほぼ全周を支持するため、手でハン
ドリングする時のような局部的変形を与えることはな
い。また案内板5に位置決め部5bを設けることによ
り、シャドウマスク1とサポートフレーム2とを同時に
センタリングするので、挿入位置決め精度が向上する。
【0017】なお、上記実施例は、上下可動板8を下
降、即ちシャドウマスク1を下降させてサポートフレー
ム2に挿入したが、フレーム載置台3、即ちサポートフ
レーム2を上昇させてシャドウマスク1に挿入するよう
にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、サポートフレームを載
置するフレーム載置台と、シャドウマスクを支持するマ
スク受けと、このマスク受けに外周方向に摺動自在に設
けられシャドウマスクの立上り部を拡開させる複数個の
案内板と、この案内板を移動させる案内板駆動手段と、
前記フレーム載置台と前記マスク受けとを相対的に上下
動させてシャドウマスクとサポートフレームとを挿入さ
せる上下駆動手段とを備えた構成よりなるので、シャド
ウマスクを変形させずにサポートフレームに挿入でき
る。
【0019】また案内板には、該案内板でシャドウマス
クの立上り部を拡開させた時にサポートフレームの開口
部に当接する位置決め部を設けることにより、シャドウ
マスクとサポートフレームを同時にセンタリングできる
ため、挿入位置決め精度が向上し、自動化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャドウマスク組立装置の一実施例を
示す一部断面要部正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】(a)乃至(e)は動作説明図である。
【符号の説明】
1 シャドウマスク 2 サポートフレーム 2a 開口部 3 フレーム載置台 4 マスク受け 4b ガイド溝 5 案内板 5a スライド部 5b 位置決め部 6 カム 7 レバー 9 アクチュエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポートフレームを載置するフレーム載
    置台と、シャドウマスクを支持するマスク受けと、この
    マスク受けに外周方向に摺動自在に設けられシャドウマ
    スクの立上り部を拡開させる複数個の案内板と、この案
    内板を移動させる案内板駆動手段と、前記フレーム載置
    台と前記マスク受けとを相対的に上下動させてシャドウ
    マスクとサポートフレームとを挿入させる上下駆動手段
    とを備えたことを特徴とするシャドウマスク組立装置。
  2. 【請求項2】 前記案内板には、該案内板でシャドウマ
    スクの立上り部を拡開させた時にサポートフレームの開
    口部に当接する位置決め部が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のシャドウマスク組立装置。
  3. 【請求項3】 前記案内板の先端から該案内板の位置決
    め部までの長さは、前記位置決め部がサポートフレーム
    の開口部に当接した時に、案内板の先端によってシャド
    ウマスクの立上り部の先端を僅かに拡開させる長さであ
    ることを特徴とする請求項2記載のシャドウマスク組立
    装置。
JP25321594A 1994-10-19 1994-10-19 シャドウマスク組立装置 Pending JPH08115663A (ja)

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JP25321594A JPH08115663A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 シャドウマスク組立装置

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JP25321594A JPH08115663A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 シャドウマスク組立装置

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JPH08115663A true JPH08115663A (ja) 1996-05-07

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ID=17248167

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JP25321594A Pending JPH08115663A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 シャドウマスク組立装置

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