JPH0811542A - 自動車用トリム - Google Patents

自動車用トリム

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JPH0811542A
JPH0811542A JP6151044A JP15104494A JPH0811542A JP H0811542 A JPH0811542 A JP H0811542A JP 6151044 A JP6151044 A JP 6151044A JP 15104494 A JP15104494 A JP 15104494A JP H0811542 A JPH0811542 A JP H0811542A
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rib
trim
side wall
ribs
automobile
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Ichiji Yasue
一司 安江
Nobuhiko Takahashi
信彦 高橋
Akira Kawai
昭 河合
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Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝突エネルギ吸収用のリブを備えたトリム本
体の成形性の向上と、衝突エネルギ吸収効果の向上とを
図る。 【構成】 トリム本体1の裏面1aの所要部位に、矩形
筒状に形成した複数個の衝突エネルギ吸収用のリブを上
下方向に適宜の間隔をおいて一体成形し、リブ側壁4a
は先端が先細となる断面テーパ状に形成してあると共
に、リブ側壁4aに補助リブ片5を一体成形して、リブ
側壁4aから所定の部位にリブ4の座屈変形を誘起させ
る剛性変化部Pを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアインナパネ
ルやリヤサイドインナパネル等、車室側部のパネル面に
装着されて、該パネル面を装飾する自動車用トリムに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車用トリムの中には、例えば実開平
2−64422号公報に示されているように、車両の側
面衝突時対策としてトリム本体の裏面にハニカム構造の
エネルギ吸収部を設け、車両の側面衝突時等に乗員が車
室側部へ慣性移動した場合に、このハニカム状のエネル
ギ吸収部の座屈変形によって衝突エネルギを吸収させ
て、乗員を保護するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エネルギ吸収部がハカ
ム構造であるため、樹脂材で型成形する場合、該エネル
ギ吸収部をトリム本体と一体成形又は別体成形の如何に
かかわらず型抜きが困難で成形性が悪くなってしまうこ
とは否めない。
【0004】また、エネルギ吸収部がハニカム構造であ
るため、座屈変形時の初期反力が大きくなって理想的な
低反力の変形モードが得にくくなってしまう。
【0005】更に、前述のハニカム構造を樹脂材で形成
する場合、ハニカムの隔壁は成形上ある程度肉厚を大き
くする必要があることから、座屈変形時の初期反力を極
力低めるためには、トリム本体裏面からの突出高を大き
くする必要があり、車室内スペースを狭めてしまうのみ
ならず、トリムの重量が嵩んで車体の軽量化に逆行して
しまう不具合を生じる。
【0006】そこで、本発明は成形性がよく、しかも、
座屈変形時の初期反力が低く理想的な変形モードが得ら
れる衝突エネルギ吸収用のリブを備えた自動車用トリム
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、車
室側部のパネル面に装着されて、該パネル面を装飾する
トリム本体の裏面に、矩形筒状で、かつ、その各側壁を
先端が先細となる断面テーパ状に形成した衝突エネルギ
吸収用のリブを設けると共に、該リブの側壁にその先端
から所定の部位に、リブの座屈変形を誘起させる剛性変
化部を設けてある。
【0008】請求項2にあっては、剛性変化部をリブの
座屈波形の半波長となる部分に設定してある。
【0009】請求項3にあっては、剛性変化部をリブ側
壁にその成形基端部から所定高さ位置に亘って補助リブ
片を一体成形して形成してある。
【0010】請求項4にあっては、補助リブ片をリブ側
壁の内側面に一体成形してある。
【0011】請求項5にあっては、剛性変化部をリブ側
壁に開孔を設けて形成してある。
【0012】請求項6にあっては、リブ側壁の成形基端
部の近傍にスリットを形成してある。
【0013】請求項7にあっては、リブを樹脂製のトリ
ム本体の裏面に一体成形してある。
【0014】請求項8にあっては、リブを樹脂材により
ベースプレートと一体成形し、該ベースプレートを介し
てトリム本体の裏面に固着してある。
【0015】請求項9にあっては、リブをトリム本体の
裏面の所要部位に適宜の間隔をおいて複数個列設配置し
てある。
【0016】請求項10にあっては、リブを一対の対向
する側壁間に仕切り用の側壁を一体成形して、トリム本
体の裏面の所要部位に複数個連設してある。
【0017】請求項11にあっては、リブを各対向する
側壁間に仕切り用の側壁を交叉して一体成形して、トリ
ム本体の裏面の所要部位に複数個連設してある。
【0018】請求項12にあっては、リブの矩形の縦辺
寸法をa、横辺寸法をbとした場合、縦,横辺寸法比を
a/b=0.2〜1.0としてある。
【0019】請求項13にあっては、リブの矩形の縦辺
寸法aと横辺寸法bの最大値をa,b≦70mmとしてあ
る。
【0020】
【作用】請求項1によれば、車両の側面衝突時等に乗員
が車室側部へ慣性移動してトリム本体に干渉すると、ト
リム本体と車体パネルとの間で矩形筒状のリブが座屈変
形して衝突エネルギを吸収するが、この座屈変形はリブ
側壁に形成した剛性変化部から誘起されて蛇腹状にスム
ーズに行われ、座屈変形時の初期反力を小さく抑えるこ
とができると共に、座屈変形特性を安定化させることが
できる。
【0021】また、このような衝突エネルギ吸収特性上
の利点とは別に、リブは矩形筒状で、しかも、その各側
壁を先端が先細となる断面テーパ状に形成してあるた
め、樹脂材で型成形する場合に成形型の型抜きを容易に
行え、成形性を向上することができる。
【0022】更に、リブは座屈変形がスムーズに行われ
て変形有効ストロークを十分に確保できることから、ト
リム本体裏面からの突出高を比較的小さく抑えることが
でき、車室内スペースを狭めることはない。
【0023】請求項2によれば、リブ側壁の剛性変化部
を矩形筒状のリブの座屈波形の半波長となる部分に設定
してあるから、リブの座屈変形開始と全体的な蛇腹状の
座屈変形とがスムーズに行われ、衝突エネルギ吸収効果
をより一層向上することができる。
【0024】請求項3によれば、補助リブ片によってリ
ブ側壁の剛性変化部を明確に設定できて、座屈変形を該
剛性変化部から確実に誘起させることができる。
【0025】また、リブの座屈変形時には該補助リブ片
も座屈変形するため、衝突エネルギ吸収量を増大するこ
とができる。
【0026】請求項4によれば、補助リブ片がリブ側壁
の内側面に一体成形されることにより、リブをトリム本
体裏面に設ける場合補助リブ片が邪魔になることがな
く、スペース効率がよくレイアウト上有利となる。
【0027】請求項5によれば、リブ側壁に開孔を設け
て剛性変化部を形成するため、成形が簡単でコスト的に
有利に得ることができる。
【0028】請求項6によれば、成形性を考慮してリブ
側壁を断面テーパ状に形成してあるが、肉厚の大きなリ
ブ側壁の成形基端部の近傍がスリットの形成により剛性
が低下されるから、リブ全体をより一層スムーズに座屈
変形させることができる。
【0029】請求項7によれば、矩形筒状のリブを樹脂
製のトリム本体の裏面に一体成形してあるため、部品点
数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0030】しかも、リブは矩形筒状に形成してあるの
で形状的に型抜きが容易であり、かつ、各リブ側壁を先
端が先細の断面テーパ状に形成してあるから成形型の抜
き勾配が得られ、トリム本体の成形性に些かも悪影響を
及ぼすことはない。
【0031】請求項8によれば、矩形筒状のリブをトリ
ム本体と別体に形成してあるから、トリム本体をリブ付
き仕様とリブ無し仕様とに共用化することができる。
【0032】請求項9によれば、矩形筒状のリブをトリ
ム本体裏面の所要部位、即ち、車両の側面衝突時等によ
り乗員が側方へ慣性移動した際に最も荷重を受け易い部
位に、適宜の間隔をおいて複数個列設して集合配置して
あるため、衝突エネルギ吸収効果を高めることができ
る。
【0033】また、複数個のリブは適宜の間隔をおいて
設けられているから、蛇腹状の座屈変形時に相互干渉が
なく、個々の座屈変形がスムーズに行われて変形有効ス
トロークを十分に確保することができる。
【0034】しかも、個々のリブの座屈変形モードを変
えることができるから、最適な衝突エネルギ吸収特性を
得る場合に調整を容易に行うことができる。
【0035】請求項10によれば、矩形筒状のリブを一
対の対向する側壁間に仕切り用の側壁を一体成形して複
数個連設するため、トリム本体裏面の所要部位に複数個
のリブを集合配置する場合に、成形上有利に得ることが
できる。
【0036】請求項11によれば、矩形筒状のリブを各
対向する側壁間に仕切り用の側壁を交叉して一体成形し
て複数個連設するため、トリム本体裏面の所要部位に上
下方向および前後方向に複数個のリブを隣接して集合配
置する場合に、成形上有利に得ることができる。
【0037】請求項12によれば、リブの矩形の縦辺寸
法aと横辺寸法bの寸法比を、十分な衝突エネルギ吸収
量が得られ、かつ、初期反力を低く抑えられる最適な範
囲として実験結果より得られたa/b=0.2〜1.0
として設定してあるから、乗員を安全に保護することが
できる。
【0038】請求項13によれば、リブの矩形の縦辺寸
法aと横辺寸法bの最大値を、衝突エネルギ吸収特性
と、リブを複数個集合配置する際のレイアウト性とを勘
案した場合に最適値として実験結果より得られたa,b
≦70mmとして設定してあるから、乗員を安全に保護す
ることができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例をドアトリムを例にと
って図面と共に詳述する。
【0040】図1〜4において、1はドア本体Dのドア
インナパネルDa 面に図外のクリップ等によって装着さ
れた樹脂製のトリム本体で、その略中央部分にはアーム
レスト2を車室側に向けて膨出成形してあると共に、下
側部にポケット部3を設けてある。
【0041】そして、このトリム本体1の裏面1aに矩
形筒状に形成した衝突エネルギ吸収用のリブ4を設けて
ある。
【0042】リブ4は前後方向に横長の長方形の筒状に
形成してあり、本実施例にあっては車両の側面衝突等に
より図外の座席に着座した乗員が側方へ慣性移動した際
に最も荷重を受け易い部位、具体的には座席に着座した
乗員の着座重心となる腰部の側方に相当する部位に複数
個、例えば3個のリブ4を上下方向に適宜の間隔をおい
てトリム本体1の裏面1aに一体成形してある。
【0043】リブ4の各リブ側壁4aは先端が先細とな
る断面テーパ状に形成して、該リブ4の内,外周面に図
外の成形型の抜き勾配αが得られるようにしてある。
【0044】また、リブ4の各リブ側壁4aにその先端
から所定の部位に、リブ4の座屈変形を誘起させる剛性
変化部Pを設けてある。
【0045】矩形筒状のリブ4の座屈波形は図4の点線
で示すようになり、リブ4の矩形の縦辺寸法をa,横辺
寸法をbとすると、該リブ4の座屈波形の半波長は、
(a+b)/4±(a+b)/8となるので、座屈変形
を誘起させるためには前述の剛性変化部Pをこの座屈波
形の半波長の位置に設定することが最も望ましい。
【0046】そこで、本実施例にあっては、剛性変化部
Pはリブ4の各リブ側壁4aの座屈波形の半波長の位
置、つまり、波形の節となる各リブ側壁4aの先端から
(a+b)/4±(a+b)/8の位置に設定してあ
る。
【0047】剛性変化部Pの形成は種々考えられるが、
本実施例ではリブ4の各リブ側壁4aの外側面の中央部
分に、その成形基端部から前記座屈波形の半波長の位置
に亘る高さで側面三角形状に補助リブ片5を一体成形し
て形成してある。
【0048】一方、リブ4単体の衝突エネルギ吸収特性
は、リブ4の矩形の縦辺寸法aと横辺寸法bとの寸法比
によって異なり、本発明者等の実験によれば図5に示す
ように、トリム本体板厚と同等の最大肉厚2mmとしたリ
ブ4の矩形の縦,横辺寸法比a/bを0.2,0.4,
0.6,0.8,1.0とした場合、それぞれSa ,S
b ,Sc ,Sd ,Se 線の特性を示すことが判明し、
縦,横辺寸法比a/bが0.2よりも小さいと期待する
衝突エネルギ吸収量が得られず、また、縦,横辺寸法比
a/bが1.0よりも大きいと初期反力が大きくなって
好ましくない結果が得られた。
【0049】そこで、本実施例では、リブ4単体の矩形
の縦,横辺寸法比a/bを0.2〜1.0の範囲に設定
してある。リブ4のトリム本体1よりの突出高は50m
m、先端は1〜1.2mmで設定してある。
【0050】また、リブ4の矩形の縦辺寸法aと横辺寸
法bは、その最大値が70mmを越えると衝突エネルギ吸
収効果がそれ程向上しない割には占有スペースが大きく
なり、特に図1,2に示すようにリブ4の複数個を上下
方向に適宜の間隔をおいて列設配置する場合に、所要の
最適配設領域からはみ出て有効性が損なわれることか
ら、これらリブ4の矩形の縦辺寸法aと横辺寸法bの最
大値を70mm以下に設定してある。
【0051】以上の実施例構造によれば、車両の側面衝
突時等に乗員が車室側部へ慣性移動して、乗員の腰部が
トリム本体1に干渉し、リブ4に軸方向に荷重が作用す
ると、該トリム本体1とドアインナパネルDa との間で
リブ4が座屈変形し、このリブ4の座屈変形によって衝
突エネルギが吸収される。
【0052】リブ4の座屈変形は各リブ側壁4aに形成
した剛性変形部Pから誘起されるが、この剛性変化部P
を座屈波形の半波長位置に設定してあるため、リブ4は
蛇腹状にスムーズに座屈変形し、座屈変形時の初期反力
を小さく抑えて、かつ、座屈変形特性にバラツキを生じ
ることなく安定化して、理想的な非線形の特性が得ら
れ、衝突エネルギ吸収効果を向上することができる。
【0053】とりわけ、本実施例ではリブ4を矩形筒状
に形成して、乗員の腰部が干渉する領域に複数個のリブ
4を上下方向に適宜の間隔をおいて列設配置してあるた
め、個々のリブ4が蛇腹状に座屈変形した場合に相互干
渉がなくスムーズに座屈変形して、変形時の初期反力を
小さく抑えることができ、衝突エネルギを効率よく吸収
することができる。
【0054】また、剛性変化部Pの形成手段として、リ
ブ4の各リブ側壁4aにその成形基端部から所定高さ位
置に亘って補助リブ片5を一体成形して該剛性変化部P
を形成しているので、リブ4の座屈変形時にはこれら補
助リブ片5も座屈変形して、衝突エネルギ吸収量を増大
することができる。
【0055】一方、このような衝突エネルギ吸収特性上
の利点とは別に、リブ4は矩形筒状であるから樹脂材で
型成形する場合に形状的に図外の成形型の型抜きが容易
であり、しかも、各リブ側壁4aを先端が先細となる断
面テーパ状に形成してあるので、リブ4の内,外周面に
成形型の抜き勾配αが得られて、成形型の型抜きがより
一層容易となり、成形性を向上できてコストダウンに大
きく寄与することができる。
【0056】また、リブ4は前述のようにその座屈変形
がスムーズに行われて変形有効ストロークを十分に確保
できることから、トリム本体1の裏面1aからの突出高
を比較的小さく抑えることができ、従って、車室内スペ
ースを狭めることはない。
【0057】前記実施例では補助リブ片5を側面三角形
状に形成しているが、図6に示すように該補助リブ片5
を側面台形状に形成すれば、剛性変化部Pが明確となっ
てリブ4の座屈変化を該剛性変化部Pからより一層確実
に誘起させることができる。
【0058】この側面台形状の補助リブ片5の変形例と
して、図7に示すように補助リブ片5をリブ側壁4aの
成形基端部から先端に亘って、先端側がリブ幅の狭い段
付き形状に一体成形して、段部を剛性変化部Pとして形
成すれば、構造的にリブ4全体の剛性を高めることがで
きる。
【0059】また、補助リブ片5はリブ側壁4aの外側
面に一体成形しているが、場合によってリブ側壁4aの
内側面に一体成形するようにしてもよい。
【0060】図8に示す実施例では、リブ4の前後方向
の対向するリブ側壁4aにはその外側面に図6に示した
ものと同様の側面台形状の補助リブ片5を一体成形し、
リブ4の上下方向に対向するリブ側壁4aにはその内側
面に図7に示したものと同様の段付き形状の補助リブ片
5を一体成形してある。
【0061】このように、リブ4の上下方向に対向する
リブ側壁4aの内側面に補助リブ片5を設ければ、特に
図1,2に示すように複数個のリブ4を上下方向に適宜
の間隔をおいて列設配置する場合に、上下に隣接するリ
ブ4,4間で補助リブ片5が邪魔になることがなく、リ
ブ4のレイアウトをスペース的に有利に行うことができ
る。
【0062】前記実施例では複数個のリブ4をトリム本
体1の裏面1aに一体成形してあるが、図9に示すよう
に、樹脂材をもってベースプレート6に複数個のリブ4
Aを一体成形して、リブ4Aをトリム本体1と別成形
し、ベースプレート6を介してトリム本体1の裏面1a
の所要部位に例えばビス7等により固着するようにして
もよい。
【0063】この実施例によれば、トリム本体1とリブ
4Aとが別体であるため、トリム本体1をリブ付き仕様
とリブ無し仕様とに共用化できる利点がある。
【0064】図10,11に示す実施例は何れも複数個
の矩形筒状のリブ4Bを一体に連設した場合を示し、何
れのものも図3に示した実施例と同様にリブ4Bの縦,
横辺寸法比、および縦,横辺寸法の最大値は前記所定範
囲に設定される。
【0065】ここで、図10に示す実施例にあっては、
一対の対向する側壁間に仕切り用の側壁8,8を一体成
形して、3個のリブ4Bを上下方向に連設してある。
【0066】この実施例の場合、中間部のリブ4Bとそ
の上下部のリブ4B,4Bが仕切り用の側壁8,8を共
用しているため、図1,2に示した実施例に較べて衝突
エネルギ吸収量が低くなるが、トリム本体1の裏面1a
の前記所定の部位にリブ4の複数個を集合配置する場合
に、成形型の型設計が容易で、かつ、型抜きも容易で成
形上有利となる利点がある。
【0067】図11に示す実施例は、各対向する側壁間
に仕切り用の側壁8,8を直交状態に交叉して一体成形
して、4個のリブ4Bを丁度田の字状に集合配置してあ
る。
【0068】また、前記仕切り用の側壁8,8の交点に
は円形のボス8aを形成して、成形型の型抜きを容易に
行えるようにしてある。
【0069】従って、この実施例の場合も上下および前
後に隣接するリブ4Bは仕切り用の側壁8,8を共有し
ているため、図1,2に示した実施例に較べて衝突エネ
ルギ吸収量が低くなっているが、トリム本体1の裏面1
aの前記所定部位に複数個のリブ4Bを上下方向および
前後方向に隣接して集合配置する場合に、成形上有利に
得ることができる。
【0070】図12は、剛性変化部Pの形成手段の異な
る例を示すもので、本実施例にあってはリブ4の各リブ
側壁4aに、前記図3に示した実施例と同様に各リブ側
壁4aの先端から所定の位置に1つの開孔9を設けて剛
性変化部pを形成してある。
【0071】従って、この実施例の場合も車両の側面衝
突時等に乗員が車室側部へ慣性移動してトリム本体1に
干渉し、リブ4に軸方向に荷重が作用すると、リブ4の
剛性変化部Pから座屈変形が誘起されて、該リブ4が蛇
腹状にスムーズに座屈変形し、衝突エネルギを吸収して
乗員を安全に保護することができる。
【0072】特に、本実施例では剛性変化部Pを、リブ
4の各リブ側壁4aの所定位置に開孔9を設けることに
よって設定できるので、補助リブ片5を一体成形するも
のと較べて成形が簡単で更にコスト的に有利に得ること
ができる。
【0073】図13,14に示す実施例は、リブ4の各
リブ側壁4aの所定位置に開孔9を設けて剛性変化部P
を形成することと併せて、各側壁4aの成形基端部の近
傍にスリット10を形成してある。
【0074】この実施例によれば、リブ4はその成形性
を考慮してリブ側壁4aを断面テーパ状に形成してある
が、肉厚の大きなリブ側壁4aの成形基端部の近傍がス
リット10の形成により剛性が低下されるから、リブ4
を全体的により一層スムーズに座屈変形させることがで
きて、座屈変形時の初期反力を低くすることができる。
【0075】なお、このスリット10は前記図1〜11
に示した実施例に適用して同等の効果を奏せられること
は云うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
【0077】(1) トリム本体の裏面に設けたリブを矩形
筒状に形成して、その各リブ側壁の所定位置にリブの座
屈変形を誘起させる剛性変形部を設けてあるため、車両
の側面衝突時等にリブが軸方向に衝突荷重を受けた場合
に、前記剛性変化部から座屈変形が誘起されてリブを蛇
腹状にスムーズに座屈変形させることができ、座屈変形
時の初期反力を小さく抑え、かつ、座屈変形特性にバラ
ツキを生じることなく安定化して、理想的な非線形の特
性が得られ、衝突エネルギ吸収効果を向上して乗員を安
全に保護することができる。
【0078】(2) リブは形状的に成形が容易な矩形筒状
に形成し、しかも、その各リブ側壁を先端が先細となる
断面テーパ状に形成してあるから、樹脂材で型成形する
場合に成形型の型抜きを容易に行え、成形性を向上でき
てコストダウンを図ることができる。
【0079】(3) リブの座屈変形をスムーズに行わせる
ことができて、リブの変形有効ストロークを十分に確保
できることから、リブのトリム本体裏面からの突出高を
比較的小さく抑えることができ、車室内スペースを狭め
ることがない。
【0080】(4) リブ側壁の剛性変化部を矩形筒状のリ
ブの座屈波形の半波長となる部分に設定することによ
り、リブの座屈変形開始と全体的な蛇腹状の座屈変形と
がスムーズに行われ、衝突エネルギ吸収効果をより一層
向上することができる。
【0081】(5) 剛性変化部をリブ側壁に補助リブ片を
一体成形して形成してあるため、剛性変化部を明確に設
定することができ、リブの座屈変形を該剛性変化部から
確実に誘起させることができる。
【0082】(6) リブの座屈変形時に補助リブ片も座屈
変形するため、衝突エネルギ吸収量を増大させることが
できる。
【0083】(7) 補助リブ片をリブ側壁の内側面に一体
成形することにより、リブをトリム本体裏面に設ける場
合補助リブ片が邪魔になることがなく、スペース効率が
よくレイアウトの自由度を拡大できる。
【0084】(8) リブ側壁に開孔を設けて剛性変化部を
形成することにより、成形性をより向上することができ
てコストダウンに大きく寄与することができる。
【0085】(9) リブはその成形性を考慮してリブ側壁
を先端が先細となる断面テーパ状に形成してあるが、肉
厚の大きなリブ側壁の成形基端部の近傍にスリットを設
けることにより、その部分の剛性を低下させてリブを全
体的により一層スムーズに座屈変形させることができ
て、座屈変形時の初期反力を低くすることができる。
【0086】(10) リブを樹脂製のトリム本体の裏面に
一体成形してあるため、部品点数および部品管理工数を
削減してコストダウンに大きく寄与することができる。
【0087】(11) リブをトリム本体の裏面に一体成形
した場合、該リブは矩形筒状に形成して成形型の型抜き
が容易であるから、トリム本体の成形性に些かも悪影響
を及ぼすことがない。
【0088】(12) リブをベースプレートと一体成形
し、該ベースプレートを介してトリム本体の裏面に固着
するようにして、リブをトリム本体と別体に形成するこ
とにより、トリム本体をリブ付き仕様とリブ無し仕様と
に共用化できてコストダウンを図ることができる。
【0089】(13) リブをトリム本体裏面の所要部位に
適宜の間隔をおいて複数個列設して集合配置することに
より、個々のリブの衝突エネルギ吸収作用の相乗によっ
て衝突エネルギ吸収効果を高めることができる。
【0090】(14) 複数個のリブは適宜の間隔をおいて
集合配置してあるから、各リブの蛇腹状の座屈変形時に
相互干渉をなくし、個々の座屈変形をスムーズに行わせ
ることができて、変形有効ストロークを十分に確保する
ことができ、以て、衝突エネルギ吸収効果を向上するこ
とができる。
【0091】(15) 前記複数個のリブは適宜の間隔をお
いて設けてあるから、個々のリブの座屈変形モードを変
えることができて、最適な衝突エネルギ吸収特性を得る
場合に調整を容易に行うことができる。
【0092】(16) 矩形筒状のリブを一対の対向する側
壁間に仕切り用の側壁を一体成形して複数個連設するこ
とによって、トリム本体裏面の所要部位に複数個のリブ
を集合配置する場合に成形上有利に得ることができる。
【0093】(17) 矩形筒状のリブを各対向する側壁間
に仕切り用の側壁を交叉して一体成形して複数個連設す
ることによって、トリム本体裏面の所要部位に上下方向
および前後方向に複数個のリブを隣接して集合配置する
場合に成形上有利に得ることができる。
【0094】(18) リブの矩形の縦辺寸法aと横辺寸法
bの寸法比を、十分な衝突エネルギ吸収量が得られ、か
つ、初期反力を低く抑えられる最適な範囲として実験結
果より得られたa/b=0.2〜1.0として設定して
あるから、乗員を安全に保護することができる。
【0095】(19) リブの矩形の縦辺寸法aと横辺寸法
bの最大値を、衝突エネルギ吸収特性と、リブを複数個
集合配置する際のレイアウト性とを勘案した場合に最適
値として実験結果より得られたa,b≦70mmとして設
定してあるから、乗員を安全に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例のトリム本体を裏側から見た斜視図。
【図3】同実施例のトリム本体裏面のリブの単体を示す
斜視図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】同実施例のリブ単体の衝突エネルギ吸収特性
図。
【図6】本発明の第2実施例のリブ単体を示す斜視図。
【図7】本発明の第3実施例のリブ単体を示す斜視図。
【図8】本発明の第4実施例のリブ単体を示す斜視図。
【図9】本発明の第5実施例を示す斜視図。
【図10】本発明の第6実施例を示す斜視図。
【図11】本発明の第7実施例を示す斜視図。
【図12】本発明の第8実施例のリブ単体を示す斜視
図。
【図13】本発明の第9実施例のリブ単体を示す斜視
図。
【図14】図13のB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 トリム本体 4 リブ 4a リブ側壁 P 剛性変化部 Da パネル面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室側部のパネル面に装着されて、該パ
    ネル面を装飾するトリム本体の裏面に、矩形筒状で、か
    つ、その各側壁を先端が先細となる断面テーパ状に形成
    した衝突エネルギ吸収用のリブを設けると共に、該リブ
    の側壁にその先端から所定の部位に、リブの座屈変形を
    誘起させる剛性変化部を設けたことを特徴とする自動車
    用トリム。
  2. 【請求項2】 剛性変化部をリブの座屈波形の半波長と
    なる部分に設定したことを特徴とする請求項1記載の自
    動車用トリム。
  3. 【請求項3】 剛性変化部をリブ側壁にその成形基端部
    から所定高さ位置に亘って補助リブ片を一体成形して形
    成したことを特徴とする請求項1,2記載の自動車用ト
    リム。
  4. 【請求項4】 補助リブ片をリブ側壁の内側面に一体形
    成したことを特徴とする請求項3記載の自動車用トリ
    ム。
  5. 【請求項5】 剛性変化部をリブ側壁に開孔を設けて形
    成したことを特徴とする請求項1,2記載の自動車用ト
    リム。
  6. 【請求項6】 リブ側壁の成形基端部の近傍にスリット
    を形成したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記
    載の自動車用トリム。
  7. 【請求項7】 リブを樹脂製のトリム本体の裏面に一体
    成形したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    の自動車用トリム。
  8. 【請求項8】 リブを樹脂材によりベースプレートと一
    体成形し、該ベースプレートを介してトリム本体の裏面
    に固着したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記
    載の自動車用トリム。
  9. 【請求項9】 リブをトリム本体の裏面の所要部位に適
    宜の間隔をおいて複数個列設配置したことを特徴とする
    請求項1〜8の何れかに記載の自動車用トリム。
  10. 【請求項10】 リブを一対の対向する側壁間に仕切り
    用の側壁を一体成形して、トリム本体の裏面の所要部位
    に複数個連設したことを特徴とする請求項1〜8の何れ
    かに記載の自動車用トリム。
  11. 【請求項11】 リブを各対向する側壁間に仕切り用の
    側壁を交叉して一体成形して、トリム本体の裏面の所要
    部位に複数個連設したことを特徴とする請求項1〜8の
    何れかに記載の自動車用トリム。
  12. 【請求項12】 リブの矩形の縦辺寸法をa、横辺寸法
    をbとした場合、縦,横辺寸法比をa/b=0.2〜
    1.0としたことを特徴とする請求項1〜11の何れか
    に記載の自動車用トリム。
  13. 【請求項13】 リブの矩形の縦辺寸法aと横辺寸法b
    の最大値をa,b≦70mmとしたことを特徴とする請求
    項1〜12の何れかに記載の自動車用トリム。
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