JPH08113930A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JPH08113930A
JPH08113930A JP27572394A JP27572394A JPH08113930A JP H08113930 A JPH08113930 A JP H08113930A JP 27572394 A JP27572394 A JP 27572394A JP 27572394 A JP27572394 A JP 27572394A JP H08113930 A JPH08113930 A JP H08113930A
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JP
Japan
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dust
screen
scraping
fishes
water absorption
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Pending
Application number
JP27572394A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Takashima
道雄 高嶋
Kiyoshi Kobayashi
清 小林
Shigeo Takita
茂雄 滝田
Kenji Yamazaki
賢二 山崎
Yasunobu Nishimura
泰延 西村
Mitsuya Higashikura
三哉 東倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Koki KK
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Koki KK
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Publication date
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Priority to JP27572394A priority Critical patent/JPH08113930A/ja
Publication of JPH08113930A publication Critical patent/JPH08113930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚類が吸水槽に侵入するのを阻止する機能を
具備する除塵装置を提供すること。 【構成】 エンドレスチェーン5等のエンドレス牽引体
に両端を支持され且つ上下方向に所定の間隔で設置され
たレーキ3等の塵芥掻き上げ部を有する塵芥掻き上げ機
構を具備し、水路を遮蔽するように設置され、該水路に
流入する塵芥を捕捉し、塵芥掻き上げ機構の掻き上げ部
で掻き上げ排除する除塵装置であって、塵芥掻き上げ機
構は、エンドレス牽引体に所定の間隔で設置された塵芥
掻き上げ部と塵芥掻き上げ部の間に魚類が通過できない
メッシュのネットスクリーン4を設けた可動スクリーン
2である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水路に流れ込む塵芥を除
去する除塵装置に係り、特に該除塵装置を通って魚類が
侵入するのを阻止する機能を具備する除塵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】図5は、従来の除塵装置を設置する吸水設
備の構成例を示す図である。吸水設備は図示するよう
に、構造壁30で囲まれた吸水槽Sに連通して吸水路W
が設けられ、該吸水槽Sに隣接して同じく構造壁30で
囲まれた吐出槽Dが設けられている。吸水ポンプ20の
吸水口21は吸水槽S内に配置され、その吐出口22が
吐出槽D内に配置されている。吸水路Wと吸水槽Sの間
に除塵装置Aが配置されている。
【0003】上記構成の吸水設備において、吸水路W及
び除塵装置Aを通って吸水槽Sに流れ込む水は、吸水ポ
ンプ20によりその吸水口21から吸い込まれ、吐出口
22を通って吐出槽Dへ吐出される。一方、除塵装置A
のバ−スクリ−ン11で捕捉されたゴミや粗大な固形物
等の塵芥はレーキ3で掻き上げられ機械的に除去され
る。該除塵装置Aは吸水路Wに流入する種々雑多で比較
的形状寸法を類型化した塵芥を対象とし、該塵芥の回収
をしている(例えば本件出願人による特許第14156
45号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除塵装置Aのバースクリーン11は比較的形状寸法を類
型化した塵芥を対象としているので、吸水路Wに侵入し
た魚類は該バ−スクリ−ン11の目開き部を通り吸水槽
Sへ侵入する事は阻止できなかった。そのため、除塵装
置Aを通って吸水槽Sへ侵入した魚類は、吸水ポンプ2
0に吸い込まれ吸水ポンプ20の羽根車で傷つき死に、
その死骸が吐出槽Dに流入し、水質汚濁や悪臭の原因に
なると云う問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
上記問題点を除去し、魚類が吸水槽に侵入するのを阻止
する機能を具備する除塵装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、エンドレスチェーン5等のエンドレス牽引体
に両端を支持され且つ上下方向に所定の間隔で設置され
たレーキ3等の塵芥掻き上げ部を有する塵芥掻き上げ機
構を具備し、水路を遮蔽するように設置され、該水路に
流入する塵芥を捕捉し、塵芥掻き上げ機構の掻き上げ部
で掻き上げ排除する除塵装置において、塵芥掻き上げ機
構は、エンドレス牽引体に所定の間隔で設置された塵芥
掻き上げ部と塵芥掻き上げ部の間に魚類が通過できない
メッシュのネットスクリーン4を設けた構造の可動スク
リーン2であることを特徴とする。
【0007】また、可動スクリーン2の下部で水路上流
側に接近してスクリーン片1aを所定の等間隔で櫛歯状
に立設した構造の前衛スクリーン1を設置したことを特
徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば上記のように、塵芥掻き上げ機
構をエンドレスチェーン5等のエンドレス牽引体に所定
の間隔で設置されたレーキ3等の塵芥掻き上げ部と塵芥
掻き上げ部の間に魚類が通過できないメッシュのネット
スクリーン4を設けた構造の可動スクリーン2とするの
で、可動スクリーン2は従来の塵芥掻き上げ機構と同
様、塵芥掻き上げ作用を奏すると同時に、ネットスクリ
ーン4は魚類が除塵装置を通って、吸吸ポンプ側に侵入
するのを阻止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の除塵装置の構造を示す斜
視図である。本除塵装置Aは図示するように、前衛スク
リ−ン1と可動スクリーン2とから構成される。前衛ス
クリ−ン1は支持板台1bにスクリーン片1aを所定の
等間隔で櫛歯状に立設した構造で、可動スクリーン2の
下部の前側(上流側)に吸水路Wの幅一杯に設けられて
いる。
【0010】可動スクリーン2はスプロケット6、6に
懸架された一対のエンドレスチェーン5、5により上下
方向にエンドレスで走行するようになっている。複数の
レーキ3の両端が該一対のエンドレスチェーン5、5に
支持され、且つ等間隔で配置されている。該レーキ3と
レーキ3の間に魚類の通過を阻止する程度のメッシュの
ネットからなるネットスクリ−ン4が張られている。ス
プロケット6、6は駆動軸13に固定され、該駆動軸1
3の端部に固定されたスプロケット11に駆動チェーン
7が懸架され、駆動装置8を起動することにより、駆動
チェーン7及びスプロケット11を介して該駆動軸13
に駆動力が伝達されるようになっている。
【0011】レーキ3は前方に多数の歯3aが所定の等
間隔で配列された掻き上げ板3bを有し、該掻き上げ板
3bは後に詳述するように幅方向に長尺な支持部材3c
に固定された構造であり、該レーキ3が前衛スクリ−ン
1を通過するときは各歯3aがスクリーン片1aと1a
の間を通るようになっている。
【0012】図2は上記可動スクリーン2の概略構成を
示す側面図である。図3は図2の”B”部拡大図であ
り、図4は図3のC−C断面図である。図示するよう
に、レーキ3はその支持部材3cの両端がエンドレスチ
ェーン5に固定されている。各ネットスクリーン4は等
間隔(魚類が通過できない間隔)に配列された横棒材と
縦棒材からなり、上下方向がレーキ3とレーキ3の間隔
と略同じ寸法のネット材4aを具備し、その幅方向両側
をエンドレスチェーン5に固定したプレート14に取り
付けられる。
【0013】なお、図3及び図4において、9はネット
シュで、ネットスクリーン4の上下方向に延び、幅方向
に所定の間隔で設けられる。また、10は前記ネットシ
ュ9を案内するガイドレールで上下方向に延び且つ幅方
向に所定の間隔で固定されている。また、12は係合金
具で、可動スクリーン2が上下部で折り返した場合、ネ
ット4aの上下端部が跳ね返るのを抑える作用を奏する
ものである。また、15は固定レールであり、エンドレ
スチェーン5は該固定レール15に沿って走行する。
【0014】上記構成の除塵装置Aを図5に示すような
構成の吸水設備の吸水路Wと吸水槽Sとの間に配置し、
駆動装置8を起動し、駆動チェーン7及びスプロケット
11を介して駆動軸13を回転させると、可動スクリー
ン2はスプロケット6及びエンドレスチェーン5を介し
てエンドレスに走行する。吸水路Wに流れ込んだゴミ類
等の塵芥は前衛スクリ−ン1のスクリーン片1aで阻止
捕捉され、吸水槽S内に流れこまない。
【0015】上記前衛スクリ−ン1のスクリーン片1a
で阻止捕捉された塵芥はレーキ3に掻き上げられ排除さ
れる。また、吸水路Wの水位が高く、前衛スクリ−ン1
の上部を通り流れ込む塵芥は可動スクリーン2のレ−キ
3とレ−キ3の間に設けられたネットスクリ−ン4に阻
止され、同じくレーキ3に掻き上げられる。
【0016】また、前衛スクリ−ン1のスクリーン片1
aとスクリーン片1aの間及び前衛スクリ−ン1を上部
を流れる水に紛れ込んで侵入する魚類はネットスクリ−
ン4によりその行く手を阻止されるから、吸水槽Sへ侵
入することなく、従来のように魚類が吸水槽Sに紛れ込
み、吸水ポンプ20の羽根車で死傷した魚類により吐出
槽D内の水質汚濁及び悪臭の発生することを防止でき
る。
【0017】なお、上記例では複数のレーキ3及びネッ
トスクリーン4の両端を支持するのに、一対のエンドレ
スチェーン5、5を用いる例を示したが、エンドレスチ
ェーン5、5に限定されるものではなく、エンドレスの
牽引体であれば良い。また、前衛スクリーン1は必ずし
も必要なものではなく、場合によっては省略してもよ
い。塵芥を掻き上げる手段としてレーキ3を用いたが、
エンドレスに移動し、捕捉した塵芥を掻き上げる作用を
奏するものであれば、これに限定されるものではない。
【0018】また、上記実施例では除塵装置を、吸水路
Wと吸吸槽Sの間に設置する例を説明したが、本発明の
除塵装置はこれに限定されるものではなく、塵芥や魚類
の侵入が不都合な各種設備に水を導く水路に設置するこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、塵芥掻き上げ機構をエンドレス牽引体に所定の間
隔で設置された塵芥掻き上げ部と塵芥掻き上げ部の間に
魚類が通過できないメッシュのネットスクリーンを設け
た可動スクリーンとするので、可動スクリーンは従来の
塵芥掻き上げ機構と同様、塵芥掻き上げ作用を奏すると
同時に、ネットスクリーンは魚類が除塵装置を通って侵
入するのを防止するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除塵装置の構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の除塵装置の可動スクリーンを示す側面
図である。
【図3】図2の”B”部拡大図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【図5】除塵装置を設置する吸水設備の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
A 除塵装置 D 吐出槽 W 吸水路 S 吸水槽 1 前衛スクリ−ン 2 可動スクリーン 3 レ−キ 4 ネットスクリ−ン 5 エンドレスチェーン 6 スプロケット 7 駆動チェン 8 駆動装置 9 ネットシュ 10 ガイドレ−ル 11 スプロケット 12 係合金具 13 駆動軸 14 プレート 15 固定レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝田 茂雄 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 山崎 賢二 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 西村 泰延 三重県鈴鹿市高岡町2470番地 荏原工機株 式会社内 (72)発明者 東倉 三哉 三重県鈴鹿市高岡町2470番地 荏原工機株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレス牽引体に両端を支持され且つ
    上下方向に所定の間隔で設置された塵芥掻き上げ部を有
    する塵芥掻き上げ機構を具備し、水路を遮蔽するように
    設置され、該水路に流入する塵芥を捕捉し、前記塵芥掻
    き上げ機構の掻き上げ部で掻き上げ排除する除塵装置に
    おいて、 前記塵芥掻き上げ機構は、前記エンドレス牽引体に所定
    の間隔で設置された前記塵芥掻き上げ部と塵芥掻き上げ
    部の間に魚類が通過できないメッシュのネットスクリー
    ンを設けた構造の可動スクリーンであることを特徴とす
    る除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記可動スクリーンの下部で水路上流側
    に接近して、スクリーン片を所定の等間隔で櫛歯状に立
    設した構造の前衛スクリーンを設置したことを特徴とす
    る請求項1記載の除塵装置。
JP27572394A 1994-10-14 1994-10-14 除塵装置 Pending JPH08113930A (ja)

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JP27572394A JPH08113930A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 除塵装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101322884B1 (ko) * 2013-07-05 2013-10-29 (유)신일 제진기 하부 이물질 유입방지장치
CN110318374A (zh) * 2019-08-12 2019-10-11 湖北拓宇水电科技股份有限公司 一种泵站移动回转式格栅清污机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101322884B1 (ko) * 2013-07-05 2013-10-29 (유)신일 제진기 하부 이물질 유입방지장치
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