JPH08113856A - 水 引 - Google Patents
水 引Info
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- JPH08113856A JPH08113856A JP27607394A JP27607394A JPH08113856A JP H08113856 A JPH08113856 A JP H08113856A JP 27607394 A JP27607394 A JP 27607394A JP 27607394 A JP27607394 A JP 27607394A JP H08113856 A JPH08113856 A JP H08113856A
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- JP
- Japan
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- film
- paper
- noble metal
- vapor deposition
- layer
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- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 紙撚芯に、厚さが6〜9μmのベースフイル
ムの裏面に貴金属(銀、金またはこれらを主成分とする
合金)蒸着層、保護層を順次形成した複合貴金属蒸着フ
イルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化。 【効果】 貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感
に富み、しかも空気中の湿気、酸素、硫化物ガスなどの
影響を受けないので変色したり光沢を失うことがなく、
表面が滑らかで、外観も品位に富み、これを用いた鶴
亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れることがな
い。
ムの裏面に貴金属(銀、金またはこれらを主成分とする
合金)蒸着層、保護層を順次形成した複合貴金属蒸着フ
イルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化。 【効果】 貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感
に富み、しかも空気中の湿気、酸素、硫化物ガスなどの
影響を受けないので変色したり光沢を失うことがなく、
表面が滑らかで、外観も品位に富み、これを用いた鶴
亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れることがな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水引に関し、更に詳しく
は、紙撚芯に、要すればベースフイルムの表面には着色
樹脂塗膜、ベースフイルムの裏面には貴金属(銀、金ま
たはこれらを主成分とする合金)蒸着層、保護層を順次
形成した複合貴金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接
着剤で一体化した、貴金属に固有の上品で見た目に明る
く高級感に富んだ水引に関する。
は、紙撚芯に、要すればベースフイルムの表面には着色
樹脂塗膜、ベースフイルムの裏面には貴金属(銀、金ま
たはこれらを主成分とする合金)蒸着層、保護層を順次
形成した複合貴金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接
着剤で一体化した、貴金属に固有の上品で見た目に明る
く高級感に富んだ水引に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙撚芯に、アルミニウムを蒸
着したプラスチックフイルムを細長片(巻付け糸といわ
れている)に裁断したものを巻付け、接着剤で一体化し
た水引が知られている。
着したプラスチックフイルムを細長片(巻付け糸といわ
れている)に裁断したものを巻付け、接着剤で一体化し
た水引が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の水引においては、金属蒸着層にアルミニウムを用
いているため、安価ではあるが、アルミニウムでは貴金
属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)に見られ
るような、貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感
に富んだものは得られていない。
従来の水引においては、金属蒸着層にアルミニウムを用
いているため、安価ではあるが、アルミニウムでは貴金
属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)に見られ
るような、貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感
に富んだものは得られていない。
【0004】更にまた、従来の水引においては、通常厚
さが12〜25μmのプラスチックフイルムをベースフ
イルムとしていた為に、フイルムの復元性が強く、水引
とする場合に紙撚芯の外周に巻き付ける撚り工程で紙撚
芯に添いにくく、できた水引の表面が粗雑なものとなり
やすく、外観も品位に欠けるものが多くできて歩留も悪
いものであった。更に鶴亀、松竹梅などの水引細工物が
フイルムの復元性の為に日時の経過と共に姿が崩れると
いう欠点もあった。
さが12〜25μmのプラスチックフイルムをベースフ
イルムとしていた為に、フイルムの復元性が強く、水引
とする場合に紙撚芯の外周に巻き付ける撚り工程で紙撚
芯に添いにくく、できた水引の表面が粗雑なものとなり
やすく、外観も品位に欠けるものが多くできて歩留も悪
いものであった。更に鶴亀、松竹梅などの水引細工物が
フイルムの復元性の為に日時の経過と共に姿が崩れると
いう欠点もあった。
【0005】従って、本発明の目的は、従来の金属蒸着
層にアルミニウムを用いた場合に抱えていた課題を解決
して、貴金属に見られるような、上品で見た目に明るく
高級感に富んだ水引を提供し、しかも、プラスチックフ
イルムをベースフイルムとして用いても、できた水引の
表面が滑らかで、外観も品位に富んだ水引を提供できる
ように、前述の課題を解決しようとするものである。
層にアルミニウムを用いた場合に抱えていた課題を解決
して、貴金属に見られるような、上品で見た目に明るく
高級感に富んだ水引を提供し、しかも、プラスチックフ
イルムをベースフイルムとして用いても、できた水引の
表面が滑らかで、外観も品位に富んだ水引を提供できる
ように、前述の課題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水引は、従来の
アルミニウム蒸着プラスチックフイルムの有していた前
記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、紙撚芯
に、6〜9μmという特定の厚さを有するベースフイル
ムの裏面に、貴金属(銀、金またはこれらを主成分とす
る合金)蒸着層という特定の蒸着層、保護層を順次形成
した複合貴金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接着剤
で一体化した構成を採用することにより、前記課題を解
決し、貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富
んだ、しかも表面が滑らかで、外観も品位に富み、これ
を用いた鶴亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れ
ない水引を提供することを可能とした。
アルミニウム蒸着プラスチックフイルムの有していた前
記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、紙撚芯
に、6〜9μmという特定の厚さを有するベースフイル
ムの裏面に、貴金属(銀、金またはこれらを主成分とす
る合金)蒸着層という特定の蒸着層、保護層を順次形成
した複合貴金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接着剤
で一体化した構成を採用することにより、前記課題を解
決し、貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富
んだ、しかも表面が滑らかで、外観も品位に富み、これ
を用いた鶴亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れ
ない水引を提供することを可能とした。
【0007】
【作用】本発明の水引で紙撚芯に用いる紙としては特に
制限はなく、例えばクラフト紙、ロール紙、インデイア
ンぺーパー、和紙などを用いる。用いる紙は通常坪量2
0〜100g/m2 の範囲のものが好ましい。坪量が2
0g/m2 未満では出来上がった水引の腰が弱くなり、
一方100g/m2 を超えると厚すぎて撚りにくく、か
つ均一な太さの紙撚芯が得られ難い。かかる紙を通常5
〜50mm幅に裁断し、このものを1〜数枚撚ることに
よって紙撚芯が得られる。紙の幅が5mm未満では得ら
れる紙撚芯の強度が弱く、しかも撚り上りが悪く、得ら
れる紙撚芯の表面の凹凸むらがひどくなる。一方幅が5
0mmを超えると得られる紙撚芯が太くなりすぎ、水引
用の芯として用いずらくなり、特別な場合を除き細工加
工も困難となる。
制限はなく、例えばクラフト紙、ロール紙、インデイア
ンぺーパー、和紙などを用いる。用いる紙は通常坪量2
0〜100g/m2 の範囲のものが好ましい。坪量が2
0g/m2 未満では出来上がった水引の腰が弱くなり、
一方100g/m2 を超えると厚すぎて撚りにくく、か
つ均一な太さの紙撚芯が得られ難い。かかる紙を通常5
〜50mm幅に裁断し、このものを1〜数枚撚ることに
よって紙撚芯が得られる。紙の幅が5mm未満では得ら
れる紙撚芯の強度が弱く、しかも撚り上りが悪く、得ら
れる紙撚芯の表面の凹凸むらがひどくなる。一方幅が5
0mmを超えると得られる紙撚芯が太くなりすぎ、水引
用の芯として用いずらくなり、特別な場合を除き細工加
工も困難となる。
【0008】本発明の水引でベースフイルムに用いるフ
イルムの種類としては特に制限はなく、例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリアリレート、ポリカーボネート、
ビニロン、トリアセテート、セロハンなどのプラスチッ
クフイルムや人造フイルム(以下まとめて、フイルムと
いう)などを用いる。真空蒸着の容易な点からポリエチ
レンテレフタレートフイルムが特に好ましい。またフイ
ルムは無延伸フィルム、一軸延伸フイルム、二軸延伸フ
イルムのいずれもが使用できるが、延伸フィルムが取り
扱い性および機械加工適性の点から好ましい。フイルム
の厚さとしては6〜9μmの範囲のものが好ましい。厚
さが6μm程度未満では皺になり易く品位のある金属蒸
着光沢が得られず、しかも強度が小さすぎる為に得られ
る細長片を紙撚芯に巻付ける作業が困難となる。一方厚
さが9μm程度を超えると厚すぎ、かつ強度が大きすぎ
る為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて巻付けること
が困難となり、水引の表面が粗雑となり、品位の高いも
のが得られ難い。更に鶴亀、松竹梅などの水引細工物が
フイルムの復元性の為に日時の経過と共に姿が崩れるの
で好ましくない。
イルムの種類としては特に制限はなく、例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリアリレート、ポリカーボネート、
ビニロン、トリアセテート、セロハンなどのプラスチッ
クフイルムや人造フイルム(以下まとめて、フイルムと
いう)などを用いる。真空蒸着の容易な点からポリエチ
レンテレフタレートフイルムが特に好ましい。またフイ
ルムは無延伸フィルム、一軸延伸フイルム、二軸延伸フ
イルムのいずれもが使用できるが、延伸フィルムが取り
扱い性および機械加工適性の点から好ましい。フイルム
の厚さとしては6〜9μmの範囲のものが好ましい。厚
さが6μm程度未満では皺になり易く品位のある金属蒸
着光沢が得られず、しかも強度が小さすぎる為に得られ
る細長片を紙撚芯に巻付ける作業が困難となる。一方厚
さが9μm程度を超えると厚すぎ、かつ強度が大きすぎ
る為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて巻付けること
が困難となり、水引の表面が粗雑となり、品位の高いも
のが得られ難い。更に鶴亀、松竹梅などの水引細工物が
フイルムの復元性の為に日時の経過と共に姿が崩れるの
で好ましくない。
【0009】本発明の水引に用いる貴金属蒸着層として
は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーテイン
グ法などの通常の薄膜形成法によって形成されたものが
いずれも使用できる。蒸着物質としては、例えば銀、金
などの貴金属の単体金属、それら相互の合金、それらを
主成分とする合金などを用いる。貴金属蒸着層の厚さと
しては通常30〜100nmの範囲が好ましい。厚さが
通常30nm未満では反射率が低く貴金属に固有の上品
で見た目に明るく高級感に富んだ金属光沢が得られな
い。一方厚さが100nmを超える場合は、フイルムの
種類によっては蒸着加工時に収縮や変形を生じるものも
あり、品質の優れた蒸着フイルムが得られ難く、また1
00nmよりも厚くしても金属光沢は100nmのもの
とそれほど顕著な差はなく省資源的見地およびコスト的
見地からも好ましくない。なお貴金属蒸着層とフイルム
の密着性が悪い場合にはフイルムをあらかじめコロナ放
電処理、プラズマ処理を施したり、アンダーコート層を
設けておき、その上に貴金属蒸着層を設けるようにすれ
ばよい。なお、アンダーコート層に適宜着色料を添加し
ておくこともでき、この場合には貴金属蒸着層に固有の
金属光沢に限定されない種々の色彩の金属光沢を有する
水引が得られる。
は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーテイン
グ法などの通常の薄膜形成法によって形成されたものが
いずれも使用できる。蒸着物質としては、例えば銀、金
などの貴金属の単体金属、それら相互の合金、それらを
主成分とする合金などを用いる。貴金属蒸着層の厚さと
しては通常30〜100nmの範囲が好ましい。厚さが
通常30nm未満では反射率が低く貴金属に固有の上品
で見た目に明るく高級感に富んだ金属光沢が得られな
い。一方厚さが100nmを超える場合は、フイルムの
種類によっては蒸着加工時に収縮や変形を生じるものも
あり、品質の優れた蒸着フイルムが得られ難く、また1
00nmよりも厚くしても金属光沢は100nmのもの
とそれほど顕著な差はなく省資源的見地およびコスト的
見地からも好ましくない。なお貴金属蒸着層とフイルム
の密着性が悪い場合にはフイルムをあらかじめコロナ放
電処理、プラズマ処理を施したり、アンダーコート層を
設けておき、その上に貴金属蒸着層を設けるようにすれ
ばよい。なお、アンダーコート層に適宜着色料を添加し
ておくこともでき、この場合には貴金属蒸着層に固有の
金属光沢に限定されない種々の色彩の金属光沢を有する
水引が得られる。
【0010】本発明の水引に用いる保護層としては、例
えば貴金属蒸着層の上に塗布形成した樹脂塗膜層、貴金
属蒸着層の上に接着剤層を介して貼合したアルミニウム
箔、貴金属蒸着層の上に接着剤層を介して貼合した紙や
不織布などを用いる。また保護層は塗布形成した樹脂塗
膜層と接着剤層を介して貼合したアルミニウム箔、紙や
不織布を併用しても差し支えない。
えば貴金属蒸着層の上に塗布形成した樹脂塗膜層、貴金
属蒸着層の上に接着剤層を介して貼合したアルミニウム
箔、貴金属蒸着層の上に接着剤層を介して貼合した紙や
不織布などを用いる。また保護層は塗布形成した樹脂塗
膜層と接着剤層を介して貼合したアルミニウム箔、紙や
不織布を併用しても差し支えない。
【0011】保護層として用いる樹脂塗膜層を形成する
樹脂としては特に制限はなく、例えば熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂のい
ずれもが用いられ、例えばアクリル系樹脂、スチレン系
樹脂、アクリル−スチレン共重合体、塩化ビニル系樹
脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ニトロ
セルロース系樹脂、セルロースアセテート系樹脂、ウレ
タン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、尿素−メラ
ミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹脂、アミ
ノアルキッド系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂などの
単独または混合物を用いる。
樹脂としては特に制限はなく、例えば熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂のい
ずれもが用いられ、例えばアクリル系樹脂、スチレン系
樹脂、アクリル−スチレン共重合体、塩化ビニル系樹
脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ニトロ
セルロース系樹脂、セルロースアセテート系樹脂、ウレ
タン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、尿素−メラ
ミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹脂、アミ
ノアルキッド系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂などの
単独または混合物を用いる。
【0012】保護層の形成は、前記樹脂塗膜層を形成す
る為の樹脂の有機溶剤溶液、水溶液などをロールコーテ
ィング法、グラビアコーティング法、リバースコーティ
ング法、スプレイコーティング法などの通常のコーティ
ング法により塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子線硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)すること
によって行う。保護層の厚さは特に制限はなく、通常
0.5〜2μmの範囲から適宜選択実施する。また保護
層は染料、顔料などの着色料で着色してもよく、不透明
であってもよい。
る為の樹脂の有機溶剤溶液、水溶液などをロールコーテ
ィング法、グラビアコーティング法、リバースコーティ
ング法、スプレイコーティング法などの通常のコーティ
ング法により塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子線硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)すること
によって行う。保護層の厚さは特に制限はなく、通常
0.5〜2μmの範囲から適宜選択実施する。また保護
層は染料、顔料などの着色料で着色してもよく、不透明
であってもよい。
【0013】更にまた保護層は防錆剤を混合分散してお
くことができる。特に貴金属蒸着層を銀または銀合金で
構成する場合には、貴金属蒸着層の銀または銀合金が硫
化、酸化などによる光沢の低下や黄変などを防止できる
効果があり好ましい。防錆剤としては特に制限はなく、
例えば銀または銀合金からなる貴金属蒸着層の場合には
ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ベンゾト
リアゾールやアルキルイミダゾールおよびその誘導体な
どを使用できる。
くことができる。特に貴金属蒸着層を銀または銀合金で
構成する場合には、貴金属蒸着層の銀または銀合金が硫
化、酸化などによる光沢の低下や黄変などを防止できる
効果があり好ましい。防錆剤としては特に制限はなく、
例えば銀または銀合金からなる貴金属蒸着層の場合には
ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ベンゾト
リアゾールやアルキルイミダゾールおよびその誘導体な
どを使用できる。
【0014】前記保護層として、貴金属蒸着層の上に接
着剤層を介して貼合したアルミニウム箔、紙や不織布な
どを用いる場合の接着剤層を形成する為の接着剤として
は特に制限はなく、前記貴金属蒸着層と保護層(例えば
アルミニウム箔、紙、不織布)に対して密着性に優れて
いるものであればよい。かかる接着剤としては、例えば
アクリル系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系、ポリエチレ
ン系、スチレン−ブタジエン系などのエマルジョン型接
着剤の単独またはブレンド物、エチレン−酢酸ビニル
系、塩素化ポリプロピレン系、塩化ビニル−酢酸ビニル
系、アクリル系、アクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル系
などの溶剤型接着剤の単独またはブレンド物を用いる。
着剤層を介して貼合したアルミニウム箔、紙や不織布な
どを用いる場合の接着剤層を形成する為の接着剤として
は特に制限はなく、前記貴金属蒸着層と保護層(例えば
アルミニウム箔、紙、不織布)に対して密着性に優れて
いるものであればよい。かかる接着剤としては、例えば
アクリル系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系、ポリエチレ
ン系、スチレン−ブタジエン系などのエマルジョン型接
着剤の単独またはブレンド物、エチレン−酢酸ビニル
系、塩素化ポリプロピレン系、塩化ビニル−酢酸ビニル
系、アクリル系、アクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル系
などの溶剤型接着剤の単独またはブレンド物を用いる。
【0015】接着剤層の形成は前記エマルジョン型接着
剤あるいは前記溶剤型接着剤の溶液などをロールコーテ
ィング法、グラビアコーティング法、リバースコーティ
ング法、スプレイコーティング法などの通常のコーティ
ングにより貴金属蒸着層、保護層のいずれか一方あるい
は両方に塗布し、乾燥することによって行う。接着剤層
の厚さは通常0.5〜3μmの範囲、より好ましくは
0.8〜2μmの範囲から適宜選択実施される。溶剤型
接着剤の厚さが0.5μm未満では充分な密着性が得ら
れず好ましくない。一方3μmを超えても密着性は3μ
mのものとそれほど顕著な差はなく、その上、溶剤等が
残留しやすく、また省資源的見地およびコスト的見地か
らも好ましくない。
剤あるいは前記溶剤型接着剤の溶液などをロールコーテ
ィング法、グラビアコーティング法、リバースコーティ
ング法、スプレイコーティング法などの通常のコーティ
ングにより貴金属蒸着層、保護層のいずれか一方あるい
は両方に塗布し、乾燥することによって行う。接着剤層
の厚さは通常0.5〜3μmの範囲、より好ましくは
0.8〜2μmの範囲から適宜選択実施される。溶剤型
接着剤の厚さが0.5μm未満では充分な密着性が得ら
れず好ましくない。一方3μmを超えても密着性は3μ
mのものとそれほど顕著な差はなく、その上、溶剤等が
残留しやすく、また省資源的見地およびコスト的見地か
らも好ましくない。
【0016】なお、前記接着剤には防錆剤を混合分散し
ておくことができる。特に貴金属蒸着層を銀または銀合
金で構成する場合には貴金属蒸着層の銀または銀合金が
硫化、酸化などによる光沢の低下や黄変などを防止でき
る効果があり好ましい。防錆剤に特に制限はなく、例え
ば銀または銀合金からなる貴金属蒸着層の場合にはジシ
クロヘキシルアンモニウムナイトライト、ベンゾトリア
ゾールやアルキルイミダゾールおよびその誘導体などを
使用できる。
ておくことができる。特に貴金属蒸着層を銀または銀合
金で構成する場合には貴金属蒸着層の銀または銀合金が
硫化、酸化などによる光沢の低下や黄変などを防止でき
る効果があり好ましい。防錆剤に特に制限はなく、例え
ば銀または銀合金からなる貴金属蒸着層の場合にはジシ
クロヘキシルアンモニウムナイトライト、ベンゾトリア
ゾールやアルキルイミダゾールおよびその誘導体などを
使用できる。
【0017】前記保護層として用いるアルミニウム箔に
は特に制限はなく、箔の厚さとしては6〜12μmの範
囲、より好ましくは6〜9μmの範囲から選ばれる。厚
さが6μm未満では皺がよりやすく貴金属蒸着層を形成
したベースフイルムとの貼り合せが困難となる。更に水
引は鶴亀や松竹梅などの細工ものに見られるように、腰
が強く、細工加工性がよく、かつ細工によってある形に
した後にその形を保持する性質、いわゆる形保持性に優
れていることが要求されるが、アルミニウム箔の厚さが
6μm未満では、かかる水引に必須の性質、特に形保持
性が満足され難くなる。一方厚さが12μmを超えると
厚すぎぎ、かつ強度が大きすぎる為に得られる細長片を
紙撚芯に添わせて巻付けることが困難となり、水引の表
面が粗雑となり、品位の高いものが得られ難い。しかも
強度が大きすぎる為に細工加工の際に水引を指先でしご
いて作業する時に指先を傷めやすくなり細工加工用に適
さない。
は特に制限はなく、箔の厚さとしては6〜12μmの範
囲、より好ましくは6〜9μmの範囲から選ばれる。厚
さが6μm未満では皺がよりやすく貴金属蒸着層を形成
したベースフイルムとの貼り合せが困難となる。更に水
引は鶴亀や松竹梅などの細工ものに見られるように、腰
が強く、細工加工性がよく、かつ細工によってある形に
した後にその形を保持する性質、いわゆる形保持性に優
れていることが要求されるが、アルミニウム箔の厚さが
6μm未満では、かかる水引に必須の性質、特に形保持
性が満足され難くなる。一方厚さが12μmを超えると
厚すぎぎ、かつ強度が大きすぎる為に得られる細長片を
紙撚芯に添わせて巻付けることが困難となり、水引の表
面が粗雑となり、品位の高いものが得られ難い。しかも
強度が大きすぎる為に細工加工の際に水引を指先でしご
いて作業する時に指先を傷めやすくなり細工加工用に適
さない。
【0018】前記保護層として用いる紙または不織布に
は特に制限はなく、紙または不織布の坪量または目付け
(以下、坪量という)としては5〜200g/m2 の範
囲、より好ましくは10〜100g/m2 の範囲から選
ばれる。厚さが5g/m2 未満では皺がよりやすく貴金
属蒸着層を形成したベースフイルムとの貼り合せが困難
となる。更に水引は鶴亀や松竹梅などの細工ものに見ら
れるように、腰が強く、細工加工性がよく、かつ細工に
よってある形にした後にその形を保持する性質、いわゆ
る形保持性に優れていることが要求されるが、紙または
不織布の坪量が5g/m2 未満では、かかる水引に必須
の性質、特に形保持性が満足され難くなる。一方坪量が
200g/m2 を超えると厚すぎて、かつ強度が大きす
ぎる為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて巻付けるこ
とが困難となり、水引の表面が粗雑となり、品位の高い
ものが得られ難い。しかも強度が大きすぎる為に細工加
工の際に水引を指先でしごいて作業しにくく細工加工用
に適さない。
は特に制限はなく、紙または不織布の坪量または目付け
(以下、坪量という)としては5〜200g/m2 の範
囲、より好ましくは10〜100g/m2 の範囲から選
ばれる。厚さが5g/m2 未満では皺がよりやすく貴金
属蒸着層を形成したベースフイルムとの貼り合せが困難
となる。更に水引は鶴亀や松竹梅などの細工ものに見ら
れるように、腰が強く、細工加工性がよく、かつ細工に
よってある形にした後にその形を保持する性質、いわゆ
る形保持性に優れていることが要求されるが、紙または
不織布の坪量が5g/m2 未満では、かかる水引に必須
の性質、特に形保持性が満足され難くなる。一方坪量が
200g/m2 を超えると厚すぎて、かつ強度が大きす
ぎる為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて巻付けるこ
とが困難となり、水引の表面が粗雑となり、品位の高い
ものが得られ難い。しかも強度が大きすぎる為に細工加
工の際に水引を指先でしごいて作業しにくく細工加工用
に適さない。
【0019】本発明の水引に用いる着色樹脂塗膜は貴金
属蒸着層に固有の金属光沢に限定されない種々の色彩の
金属光沢を必要とする場合に有用である。着色樹脂塗膜
としては特に制限はなく、通常の着色樹脂の塗布膜であ
る。着色樹脂塗膜を形成する樹脂としては、例えば塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ニトロセルロース系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの熱可塑性
樹脂、エポキシ系樹脂、アミノ系樹脂、アルキッド系樹
脂、ウレタン系樹脂、熱硬化性アクリル系樹脂などの熱
硬化性樹脂、カゼイン、ニカワ、トラガントゴム、アラ
ビアゴム、ロジンなどの天然樹脂、これらの単独または
ブレンド物を用いる。
属蒸着層に固有の金属光沢に限定されない種々の色彩の
金属光沢を必要とする場合に有用である。着色樹脂塗膜
としては特に制限はなく、通常の着色樹脂の塗布膜であ
る。着色樹脂塗膜を形成する樹脂としては、例えば塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ニトロセルロース系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの熱可塑性
樹脂、エポキシ系樹脂、アミノ系樹脂、アルキッド系樹
脂、ウレタン系樹脂、熱硬化性アクリル系樹脂などの熱
硬化性樹脂、カゼイン、ニカワ、トラガントゴム、アラ
ビアゴム、ロジンなどの天然樹脂、これらの単独または
ブレンド物を用いる。
【0020】本発明の水引に採用する着色樹脂塗膜を着
色する為の着色料としては特に制限はなく、通常の樹脂
着色に使用されている染料類のほか、蛍光性蓄光性の染
顔料、シアニン系、キナクリドン系、アゾレーキ系、ポ
リアゾ系などの透明性有機顔料類が用いられる(特に顔
料の使用の方が耐候性の点で好ましい)。更にまた、酸
化チタン、炭酸マグネシウムなどの艶消剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤なども適宜添加しても差し支えない。
着色樹脂塗膜の厚さとしては特に制限はなく、通常0.
5〜3μmの範囲、より好ましくは1〜2μmの範囲か
ら適宜選択実施される。着色樹脂塗膜の厚さが0.5μ
m未満では充分な量の着色料を混合分散することが難し
く好ましくない。一方3μmを超えると厚すぎ、かつ強
度が大きすぎる為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて
巻付けることが困難となり、水引の表面が粗雑となり、
品位の高いものが得られ難いので好ましくない。
色する為の着色料としては特に制限はなく、通常の樹脂
着色に使用されている染料類のほか、蛍光性蓄光性の染
顔料、シアニン系、キナクリドン系、アゾレーキ系、ポ
リアゾ系などの透明性有機顔料類が用いられる(特に顔
料の使用の方が耐候性の点で好ましい)。更にまた、酸
化チタン、炭酸マグネシウムなどの艶消剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤なども適宜添加しても差し支えない。
着色樹脂塗膜の厚さとしては特に制限はなく、通常0.
5〜3μmの範囲、より好ましくは1〜2μmの範囲か
ら適宜選択実施される。着色樹脂塗膜の厚さが0.5μ
m未満では充分な量の着色料を混合分散することが難し
く好ましくない。一方3μmを超えると厚すぎ、かつ強
度が大きすぎる為に得られる細長片を紙撚芯に添わせて
巻付けることが困難となり、水引の表面が粗雑となり、
品位の高いものが得られ難いので好ましくない。
【0021】かくして得られた複合貴金属蒸着フイルム
はマイクロスリッターで所望の幅(通常は0.5〜3m
m幅)に裁断して細長片(巻付け糸)を得る。
はマイクロスリッターで所望の幅(通常は0.5〜3m
m幅)に裁断して細長片(巻付け糸)を得る。
【0022】前記段落番号0007で得られた紙撚芯に
接着剤(前記段落番号0014の接着剤層を形成する為
の接着剤と同じものであっても異なったものであっても
よい)を塗布し、その上に前記段落番号0021で得ら
れた細長片(巻付け糸)を密着巻付ける。その際接着剤
の塗布量は通常3〜20g/m2 (固形分として)の範
囲、より好ましくは5〜15g/m2 の範囲から適宜選
択実施される。塗布量が3g/m2 未満では紙撚芯の表
面の凹に吸い込まれ充分な密着力が得られず鶴亀や松竹
梅などの細工加工中の指先でのしごきなどで、紙撚芯と
細長片が分離するなどして好ましくない。一方20g/
m2 を超えると接着剤がはみ出してブロッキングを生じ
やすくなり、また硬くなりすぎて細工加工性が悪くな
る。細長片(巻付け糸)を巻付けたのち常温乾燥または
加熱乾燥硬化して、目的の水引を得る。
接着剤(前記段落番号0014の接着剤層を形成する為
の接着剤と同じものであっても異なったものであっても
よい)を塗布し、その上に前記段落番号0021で得ら
れた細長片(巻付け糸)を密着巻付ける。その際接着剤
の塗布量は通常3〜20g/m2 (固形分として)の範
囲、より好ましくは5〜15g/m2 の範囲から適宜選
択実施される。塗布量が3g/m2 未満では紙撚芯の表
面の凹に吸い込まれ充分な密着力が得られず鶴亀や松竹
梅などの細工加工中の指先でのしごきなどで、紙撚芯と
細長片が分離するなどして好ましくない。一方20g/
m2 を超えると接着剤がはみ出してブロッキングを生じ
やすくなり、また硬くなりすぎて細工加工性が悪くな
る。細長片(巻付け糸)を巻付けたのち常温乾燥または
加熱乾燥硬化して、目的の水引を得る。
【0023】かくして得られた水引は、紙撚芯に、6〜
9μmという特定の厚さを有するベースフイルムの裏面
に貴金属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)蒸
着層という特定の蒸着層、保護層を順次形成した複合貴
金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化し
た構成を採用することにより、前記課題を解決し、貴金
属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ、しか
も表面が滑らかで、外観も品位に富み、細工加工性、形
保持性に優れ、寿命を飛躍的に向上させたものとなっ
た。
9μmという特定の厚さを有するベースフイルムの裏面
に貴金属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)蒸
着層という特定の蒸着層、保護層を順次形成した複合貴
金属蒸着フイルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化し
た構成を採用することにより、前記課題を解決し、貴金
属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ、しか
も表面が滑らかで、外観も品位に富み、細工加工性、形
保持性に優れ、寿命を飛躍的に向上させたものとなっ
た。
【0024】以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明
するが、これらの実施例により限定されるものではな
い。
するが、これらの実施例により限定されるものではな
い。
【0025】
実施例1 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約40nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側にポリア
ミド樹脂30部(重量部、以下同様)、ニトロセルロー
ス10部およびベンゾトリアゾール系防錆剤3部を酢酸
エチル10部、トルエン50部およびイソプロピルアル
コール40部からなる混合溶剤に溶解した塗料を塗布、
乾燥して厚さ約1μmの防錆性樹脂塗膜を形成して複合
貴金属蒸着フイルムを得た。得られた複合貴金属蒸着フ
イルムをマイクロスリッターで2.6mm幅に裁断して
細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約40nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側にポリア
ミド樹脂30部(重量部、以下同様)、ニトロセルロー
ス10部およびベンゾトリアゾール系防錆剤3部を酢酸
エチル10部、トルエン50部およびイソプロピルアル
コール40部からなる混合溶剤に溶解した塗料を塗布、
乾燥して厚さ約1μmの防錆性樹脂塗膜を形成して複合
貴金属蒸着フイルムを得た。得られた複合貴金属蒸着フ
イルムをマイクロスリッターで2.6mm幅に裁断して
細長片を得た。
【0026】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0027】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
【0028】かくして銀色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
銀色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
銀色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0029】実施例2 厚さ9μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で金を約80nmの厚
さに真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にポリア
ミド樹脂30部およびニトロセルロース10部を酢酸エ
チル10部、トルエン50部およびイソプロピルアルコ
ール40部からなる混合溶剤に溶解した塗料を塗布、乾
燥して厚さ約1μmの樹脂塗膜(保護層)を形成して複
合貴金属蒸着フイルムを得た。得られた複合貴金属蒸着
フイルムをマイクロスリッターで2.6mm幅に裁断し
て細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で金を約80nmの厚
さに真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にポリア
ミド樹脂30部およびニトロセルロース10部を酢酸エ
チル10部、トルエン50部およびイソプロピルアルコ
ール40部からなる混合溶剤に溶解した塗料を塗布、乾
燥して厚さ約1μmの樹脂塗膜(保護層)を形成して複
合貴金属蒸着フイルムを得た。得られた複合貴金属蒸着
フイルムをマイクロスリッターで2.6mm幅に裁断し
て細長片を得た。
【0030】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0031】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
【0032】かくして金色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0033】実施例3 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約50nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側にウレタ
ン系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート
5部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、
酢酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ約
2μmの接着剤層を形成した上に厚さ6μmのアルミニ
ウム箔を重ね合せて熱圧着して複合貴金属蒸着フイルム
を得た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロス
リッターで2.6mm幅に裁断して細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約50nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側にウレタ
ン系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート
5部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、
酢酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ約
2μmの接着剤層を形成した上に厚さ6μmのアルミニ
ウム箔を重ね合せて熱圧着して複合貴金属蒸着フイルム
を得た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロス
リッターで2.6mm幅に裁断して細長片を得た。
【0034】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0035】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片をアルミニウム箔側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片をアルミニウム箔側を内側にしてすき間なく巻付
けた。
【0036】かくして銀色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
銀色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
銀色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0037】実施例4 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で金を約80nmの厚
さに真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にウレタ
ン系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート
5部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、
酢酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ2
μmの接着剤層を形成した上に坪量約20g/m2 和紙
を重ね合せて熱圧着して複合貴金属蒸着フイルムを得
た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロスリッ
ターで2.6mm幅に裁断して細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で金を約80nmの厚
さに真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にウレタ
ン系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート
5部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、
酢酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ2
μmの接着剤層を形成した上に坪量約20g/m2 和紙
を重ね合せて熱圧着して複合貴金属蒸着フイルムを得
た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロスリッ
ターで2.6mm幅に裁断して細長片を得た。
【0038】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0039】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を和紙側を内側にしてすき間なく巻付けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を約13g
/m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記
細長片を和紙側を内側にしてすき間なく巻付けた。
【0040】かくして金色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0041】実施例5 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で金を80nmの厚さ
に真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にウレタン
系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート5
部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、酢
酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ2μ
mの接着剤層を形成した上に坪量約50g/m2 不織布
を重ね合せて熱圧着して複合金蒸着フイルムを得た。得
られた複合金蒸着フイルムをマイクロスリッターで2.
6mm幅に裁断して細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で金を80nmの厚さ
に真空蒸着した金蒸着フイルムの金蒸着層側にウレタン
系接着剤(ウレタン系接着剤50部、イソシアネート5
部)、トルエン15部、メチルエチルケトン15部、酢
酸ブチル15部からなるものを塗布、乾燥して厚さ2μ
mの接着剤層を形成した上に坪量約50g/m2 不織布
を重ね合せて熱圧着して複合金蒸着フイルムを得た。得
られた複合金蒸着フイルムをマイクロスリッターで2.
6mm幅に裁断して細長片を得た。
【0042】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0043】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を13g/
m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記細
長片を不織布側を内側にしてすき間なく巻付けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を13g/
m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記細
長片を不織布側を内側にしてすき間なく巻付けた。
【0044】かくして金色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0045】実施例6 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約40nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側に実施例
1と同様に厚さ1μmの防錆性樹脂塗膜を形成して複合
貴金属蒸着フイルムを得た。更にこの複合貴金属蒸着フ
イルムの表面にpH(水素イオン指数)を12〜13に
調整した温水200部にカゼイン16部、オレンジ色染
料1部を溶解し適宜アルコール類を消泡剤および粘度調
整剤として配合した塗料を塗布、乾燥して厚さ1μmの
着色樹脂塗膜を形成した後、フォルマリン処理をして着
色樹脂塗膜を水不溶化して金色の複合貴金属蒸着フイル
ムを得た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロ
スリッターで2mm幅に裁断して細長片を得た。
面に5×10-5Torrの真空下で銀を約40nmの厚
さに真空蒸着した銀蒸着フイルムの銀蒸着層側に実施例
1と同様に厚さ1μmの防錆性樹脂塗膜を形成して複合
貴金属蒸着フイルムを得た。更にこの複合貴金属蒸着フ
イルムの表面にpH(水素イオン指数)を12〜13に
調整した温水200部にカゼイン16部、オレンジ色染
料1部を溶解し適宜アルコール類を消泡剤および粘度調
整剤として配合した塗料を塗布、乾燥して厚さ1μmの
着色樹脂塗膜を形成した後、フォルマリン処理をして着
色樹脂塗膜を水不溶化して金色の複合貴金属蒸着フイル
ムを得た。得られた複合貴金属蒸着フイルムをマイクロ
スリッターで2mm幅に裁断して細長片を得た。
【0046】一方坪量30g/m2 の和紙を45mm幅
に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
に裁断し、この裁断片1枚を撚って紙撚芯を得た。
【0047】この紙撚芯に実施例1に用いたのと同様の
接着剤を8g/m2 (固形分として)の塗布量で塗布し
ながら、前記細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてす
き間なく巻付けた。
接着剤を8g/m2 (固形分として)の塗布量で塗布し
ながら、前記細長片を防錆性樹脂塗膜側を内側にしてす
き間なく巻付けた。
【0048】かくして金色の水引が得られた。このもの
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
は貴金属に固有の上品で見た目に明るく高級感に富んだ
金色を呈し、しかも表面が平滑で、外観も品位に富み、
かつ腰があり、細工加工性、形保持性に優れ細工物の寿
命が飛躍的に向上したものであった。
【0049】比較例1 厚さ18μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの
裏面に5×10-5Torrの真空下でアルミニウムを8
0nmの厚さに真空蒸着したアルミニウム蒸着フイルム
のアルミニウム蒸着層を形成してアルミニウム蒸着フイ
ルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フイルムをマイ
クロスリッターで2.6mm幅に裁断して細長片を得
た。
裏面に5×10-5Torrの真空下でアルミニウムを8
0nmの厚さに真空蒸着したアルミニウム蒸着フイルム
のアルミニウム蒸着層を形成してアルミニウム蒸着フイ
ルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フイルムをマイ
クロスリッターで2.6mm幅に裁断して細長片を得
た。
【0050】一方坪量80g/m2 のクラフト紙を8m
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って実施例1と同じ
紙撚芯を得た。
m幅に裁断し、この裁断片1枚を撚って実施例1と同じ
紙撚芯を得た。
【0051】この紙撚芯にポリビニルアルコールの10
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を13g/
m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記細
長片をアルミニウム蒸着層側を内側にしてすき間なく巻
付けた。
%水溶液225部、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重
合体(6:4重量比)の水性エマルジョン(固形分40
%)50部および尿素−ホルムアルデヒド樹脂初期縮合
物(固形分40%)10部を混合した接着剤を13g/
m2 (固形分として)の塗布量で塗布しながら、前記細
長片をアルミニウム蒸着層側を内側にしてすき間なく巻
付けた。
【0052】かくして銀色の水引が得られた。このもの
は一見銀色を呈していたが貴金属、特に本銀に固有の上
品で見た目に明るく高級感に富んだ銀色とはいい難く、
暗い金属色で品位も低く、見た目にも表面が粗雑で、細
工加工性が悪いものであった。更にこれを用いて得られ
た鶴亀、松竹梅などの水引細工物がフイルムの復元性の
為に日時の経過と共に姿が崩れ、またアルミニウム蒸着
層が次第に金属光沢を失った。
は一見銀色を呈していたが貴金属、特に本銀に固有の上
品で見た目に明るく高級感に富んだ銀色とはいい難く、
暗い金属色で品位も低く、見た目にも表面が粗雑で、細
工加工性が悪いものであった。更にこれを用いて得られ
た鶴亀、松竹梅などの水引細工物がフイルムの復元性の
為に日時の経過と共に姿が崩れ、またアルミニウム蒸着
層が次第に金属光沢を失った。
【0053】
【発明の効果】本発明の水引は、紙撚芯に、6〜9μm
という特定の厚さを有するベースフイルムの裏面に貴金
属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)蒸着層と
いう特定の蒸着層、保護層を順次形成した複合貴金属蒸
着フイルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化した構成
を採用したので、貴金属に固有の上品で見た目に明るく
高級感に富み、しかも空気中の湿気、酸素、硫化物ガス
などの影響を受けないので変色したり光沢を失うことが
なく、表面が滑らかで、外観も品位に富み、これを用い
た鶴亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れること
がない。
という特定の厚さを有するベースフイルムの裏面に貴金
属(銀、金またはこれらを主成分とする合金)蒸着層と
いう特定の蒸着層、保護層を順次形成した複合貴金属蒸
着フイルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化した構成
を採用したので、貴金属に固有の上品で見た目に明るく
高級感に富み、しかも空気中の湿気、酸素、硫化物ガス
などの影響を受けないので変色したり光沢を失うことが
なく、表面が滑らかで、外観も品位に富み、これを用い
た鶴亀、松竹梅などの水引細工物が永く姿が崩れること
がない。
Claims (5)
- 【請求項1】 紙撚芯に、厚さが6〜9μmのベースフ
イルムの裏面に貴金属(銀、金またはこれらを主成分と
する合金)蒸着層、保護層を順次形成した複合貴金属蒸
着フイルムの細長片を巻付け、接着剤で一体化した構成
の水引。 - 【請求項2】 ベースフイルムの表面に着色樹脂塗膜を
形成した請求項1記載の水引。 - 【請求項3】 保護層が、貴金属蒸着層の上に形成した
防錆性樹脂塗膜である請求項1または請求項2記載の水
引。 - 【請求項4】 保護層が、貴金属蒸着層の上に接着剤層
を介して貼合したアルミニウム箔である請求項1、請求
項2または請求項3記載の水引。 - 【請求項5】 保護層が、貴金属蒸着層の上に接着剤層
を介して貼合した紙または不織布である請求項1、請求
項2または請求項3記載の水引。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27607394A JPH08113856A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 水 引 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27607394A JPH08113856A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 水 引 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08113856A true JPH08113856A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17564428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27607394A Pending JPH08113856A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 水 引 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08113856A (ja) |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP27607394A patent/JPH08113856A/ja active Pending
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