JPH08113411A - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

Info

Publication number
JPH08113411A
JPH08113411A JP6253909A JP25390994A JPH08113411A JP H08113411 A JPH08113411 A JP H08113411A JP 6253909 A JP6253909 A JP 6253909A JP 25390994 A JP25390994 A JP 25390994A JP H08113411 A JPH08113411 A JP H08113411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
guide
tray
guides
paper feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6253909A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nogami
豊 野上
Koichi Sato
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6253909A priority Critical patent/JPH08113411A/ja
Publication of JPH08113411A publication Critical patent/JPH08113411A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排紙された用紙の揃いを良くするため、排紙
トレイに用紙幅方向のガイドを設けた排紙装置におい
て、給紙する用紙サイズに応じて排紙トレイのガイド位
置を常に適切な位置に保持すること。 【構成】 給紙トレイ6の用紙載置面側に重ねて配置さ
れた排紙トレイ41と、給紙トレイ6に収容される用紙
の側縁をガイドする移動可能な給紙ガイド17b,19b
と、排紙トレイ41に排出される用紙の側縁をガイドす
る移動可能な排紙ガイド17a,19aとを有し、前記給
紙ガイド17b,19bと排紙ガイド17a,19aとは一
体的に移動可能に構成された排紙装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機、プ
リンタ等の画像形成装置で画像を記録された用紙が順次
排出される排紙装置に関し、特に、画像が記録された用
紙を重ねた状態で揃えて収容する排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のプリンタ等において、装置を小型
化するために、給紙トレイの用紙載置面側に近接して排
紙トレイを配置した画像形成装置が知られている。この
ような装置においては、給紙トレイに近接してその用紙
載置面側に排紙トレイが配置されているため、給紙トレ
イに用紙をセットする際等に排紙トレイを動かさなけれ
ばならないので、操作が面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置として、
従来次の技術が知られている。 (J01)特開昭64−59363号公報記載の技術 この公報に記載されたものは、排紙された用紙の揃いを
良くするため、排紙トレイに用紙幅方向のガイドを設け
ている。この場合、給紙する用紙サイズに応じて排紙ト
レイのガイド位置を常に適切な位置に保持する作業を行
う必要がある。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)排紙された用紙を揃えるために排紙トレイに用
紙幅方向のガイドを設けた排紙装置において、給紙する
用紙サイズに応じて排紙トレイのガイド位置を常に適切
な位置に保持すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の排紙装置は、下記の要件を備えたこ
とを特徴とする、(Y01) 給紙トレイ(6)の用紙載
置面側に重ねて配置された排紙トレイ(41)、(Y0
2) 給紙トレイ(6)に収容される用紙の側縁をガイド
する移動可能な給紙ガイド(17b,19b;59a,6
2a)、(Y03) 排紙トレイ(41)に排出される用紙
の側縁をガイドする移動可能な排紙ガイド(17a,1
9a;58a,61a)、(Y04) 前記給紙ガイド(17
b,19b;59a,62a)と排紙ガイド(17a,19
a;58a,61a)とは一体的に移動可能に構成された
こと。
【0007】(第2発明)また、本出願の第2発明の排
紙装置は、前記第1発明の排紙装置において、記の要件
を備えたことを特徴とする、(Y05)排紙トレイ(4
1)を回動可能に支持する排紙トレイ支持部材(4
4)。
【0008】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明の排紙装置では、排紙トレイ(41)は、給紙トレイ
(6)の用紙載置面側に重ねて配置される。前記給紙ガ
イド(17b,19b;59a,62a)と排紙ガイド(1
7a,19a;58a,61a)とは一体的に移動する。そ
して、給紙ガイド(17b,19b;59a,62a)は、
給紙トレイ(6)に収容される用紙の側縁をガイドし、
排紙ガイド(17a,19a;58a,61a)は、排紙ト
レイ(41)に排出される用紙の側縁をガイドする。前
述のように、給紙ガイド(17b,19b;59a,62
a)と排紙ガイド(17a,19a;58a,61a)とが
一体的に移動するため、排紙ガイド(17a,19a;5
8a,61a)を、給紙ガイド(17b,19b;59a,
62a)にセットされた用紙に対応した位置に保持する
ことができる。
【0009】(第2発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第2発明の排紙装置では、排紙トレイ支持部材
(44)は、排紙トレイ(41)を回動可能に支持す
る。前記排紙トレイ(41)を給紙トレイ(6)の用紙
載置面から離れる方向に回動させることにより、給紙ト
レイ(6)の用紙載置面に配置された要素の保守等を容
易に行うことができる。
【0010】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。こ
の場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向すなわち、
反X方向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向
すなわち、反Y方向)は右方、Z方向(上方)と逆向き
(−Z方向すなわち、反Z方向)は下方となる。また、
前方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向
又はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方
向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方
向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方
向ということにする。さらに図中、「○」の中に「・」
が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味
し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表か
ら裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0011】図1は本発明の排紙装置の実施例1を組み
込んだ画像形成装置の側断面構造の説明図で、用紙下部
押圧板が前方に突出した位置に保持された状態を示す図
である。図2は前記図1と同様に本発明の排紙装置の実
施例1を組み込んだ画像形成装置の側断面構造の説明図
で、用紙下部押圧板が後方に退避した位置に保持された
状態を示す図である。図3は前記図1のIII−III線断面
図である。図4は前記図1の矢印IVから見た図であ
る。図5は同実施例1における要部の斜視図である。
【0012】図1において、画像形成装置Uは、ケース
1を有している。ケース1は、上壁部材2、後壁部材
3、底壁部材4、および前壁部材5から構成されてい
る。給紙トレイ6は、前記上壁部材2の前端部から斜め
に前方且つ下方に延びる状態で配置された給紙トレイ本
体7と、この給紙トレー本体7の上端に配置された用紙
上部支持部材8とを有している。給紙トレー本体7の用
紙載置面側(矢印X側)には、用紙下部押圧板9がその
上端部において回動自在に支持されている。この用紙下
部押圧板9の後面と前記給紙トレイ本体7前面との間に
は、用紙下部押圧板9を前方に押し出す板バネ10が配
置されている。この板バネ10の前面側には、左右方向
(Y軸方向)に延びるロッド状の板バネ押圧部材11が
上下位置調節可能に配置されている。この板バネ押圧部
材11は、左右(Y軸方向)の両端部において、図示し
ない取っ手(操作部材)に連結されており、その操作部
材を上下動させることにより上下動するように構成され
ている。
【0013】図1は、前記板バネ押圧部材11が上方位
置に移動している状態であり、このとき、板バネ押圧部
材11の下部は、前方に突出している。そして、前記板
バネ押圧部材11により、前記用紙下部押圧板9の下部
は前方に突出した位置に保持されている。図2は、前記
板バネ押圧部材11が下方位置に移動している状態であ
り、このとき、板バネ10は、板バネ押圧部材11によ
り後方に押されている。このため、図2から分かるよう
に、板バネ10の下部は後方の退避位置に移動し、前記
用紙下部押圧板9は、上端部9aを中心にして重力によ
り後方に回動している。給紙トレイ6下部の左右両端部
には用紙取出し時に一番上の用紙を他の用紙と分離する
ための小さな分離爪12が配置されている。なお、この
分離爪は従来周知である。
【0014】図1,2において、給紙トレイ本体7の上
下方向の中間部には、左右にそれぞれガイド部材貫通孔
13,14(図3,4参照)が設けられている。このガ
イド部材貫通孔13,14をそれぞれ貫通するガイド部
材15,16は、図5に示されている。図5において、
ガイド部材15は、用紙ガイド部17と、それに垂直な
スライド部18を有している。また、ガイド部材16
は、用紙ガイド部19と、それに垂直なスライド部20
を有している。前記スライド部18,20にはそれぞれ
ラック18a,20aが設けられている。
【0015】図1〜3から分かるように、前記スライド
部18,20は前記給紙トレイ本体7の後面に接して配
置される部分である。そして、前記ガイド部17,19
は、前記給紙トレイ本体7のガイド部材貫通孔13,1
4を後方から前方に貫通する状態で配置される部分であ
る。その際、前記スライド部18,20のラック18
a,20aは、図5に示すように、対向して配置される。
そして、それらのラック18a,20a間にはギヤGが配
置される。その状態で、図1,2,5から分かるよう
に、スライド部18の下縁およびスライド部20の上縁
はそれぞれ、ガイドレールR1,R2によって左右方向
(Y軸方向、すなわち、図1,2で紙面に垂直な方
向))にガイドされるように構成されている。
【0016】図1において、画像形成装置Uはレーザ走
査系U1を有している。このレーザ走査系U1はレーザ光
源としての半導体レーザ発振器21、この半導体レーザ
発振器21からのレーザビームLを集光してそれを平行
化するコリメートレンズ22、このコリメートレンズ2
2からのビームを走査方向に偏向させるポリゴンミラー
23、偏向したレーザビームLを感光体ドラム(すなわ
ち、潜像担持体)K上に結像照射させる凸レンズ24、
および前記ポリゴンミラー23の面倒れを補正するシリ
ンドリカルミラー25等から構成されている。また、前
記レーザ走査系U1は、前記半導体レーザ発振器21に
画像情報信号を送るためのコンピュータ等の画像処理装
置(図示せず)に接続されている。
【0017】感光体ドラムKの周囲には、感光体ドラム
Kの表面を帯電させるための帯電器(帯電ローラ)26
が配設されている。また前記各感光体ドラムKの周囲に
は、前記帯電器26からドラム回転方向に向けて順に、
現像ロール27aにより前記感光体ドラムKにトナーを
供給する現像器27、転写位置(前記感光体ドラムKと
転写器28との接触部)Bにおいて感光体ドラムK上の
トナー像を用紙(転写材)に転写させるための転写器
(転写ローラ)28、感光体ドラムK上の残留トナーを
除去するためのクリーナ29、および感光体ドラムK上
の残留電荷を除去するための除電器(除電ローラ)3
0、がそれぞれ配設されている。
【0018】前記給紙トレー6の下端部の前側には用紙
搬出部材としての給紙ローラ32が配置されている。給
紙ローラ32は、前記給紙トレー6に収容された用紙を
下方に搬出する機能を有している。給紙ローラ32の下
方にはガイド33が配置されている。ガイド33は、給
紙ローラ32により搬出された用紙を転写位置Bにガイ
ドする機能を有している。転写位置Bの下流側には、ガ
イド34が設けられおり、このガイド34は、前記転写
位置Bでトナー像が転写された用紙Sを定着ローラ35
にガイドする機能を有している。定着ローラ35の下流
側にはガイド36が設けられており、このガイド36は
前記定着ローラ35でトナー像が定着された用紙Sを排
出ローラ装置37にガイドする機能を有している。
【0019】排出ローラ装置37から順次排出される用
紙を積層状態で保持する排紙トレイ41は、前記排出ロ
ーラ装置37の後測且つ下測に配置された底部材42お
よび底部材42の後端から上方且つ後方に延びる用紙支
持部材43を有している。用紙支持部材43の下端は排
紙トレイ支持部材44により、画像形成装置Uのフレー
ム(図示せず)に、回転自在に支持されている。前記排
紙トレイ41の前記用紙支持部材43の上下方向の中間
部には、ガイド部材貫通孔46,47が左右に離れて設
けられている。この排紙トレイ41のガイド部材貫通孔
46,47は、前記給紙トレイ6のガイド部材貫通孔1
3,14に対応して設けられている。したがって、図1
〜3から分かるように、前記ガイド部17は、ガイド部
材貫通孔13,46(図3参照)を貫通している。ま
た、前記ガイド部19は、ガイド部材貫通孔14,47
(図3参照)を貫通している。
【0020】排紙トレイ41の前記ガイド部材貫通孔4
6,47を貫通して前方に延びる前記ガイド部17,1
9の先端側部分17a,19aが排紙トレイ41のガイド
(すなわち、排紙ガイド)を構成している。また、前記
ガイド部17,19の前記給紙トレイ本体7と排紙トレ
イ41の用紙支持部材43との間の部分17b,19bが
給紙トレイのガイド(すなわち、給紙ガイド)を構成し
ている。すなわち、この実施例では、給紙トレイ6のガ
イド17b,19bと、排紙トレイ41のガイド17a,
19aとは、それぞれ一体に構成されている。また、図
1,2から分かるように、前記排紙トレイ41のガイド
部材貫通孔46,47の上端縁は、後側下方に曲げられ
ている。これは、下方から排紙トレイ41に進入して来
る排出用紙の先端(上端)が引っ掛からないようにガイ
ドするためである。
【0021】(実施例1の作用)次に、前述の構成を備
えた実施例1の作用を説明する。図2に示すように、板
バネ押圧部材11を下方に移動させて、用紙下部押圧部
材9を後方に回動させた状態で、給紙トレイ6に用紙S
をセットする。そして、排紙ガイド17aまたは19aを
左右方向に移動させることにより、給紙ガイド17bお
よび19bを移動させて、給紙トレイ6上の用紙の位置
を調節する。画像形成動作が開始されると、感光体ドラ
ムK表面は、帯電器26により一様に帯電される。この
帯電された感光体ドラムKの表面にレーザ走査系U1に
よって静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は現像器
27によりトナー像に顕像化される。この感光体ドラム
K表面のトナー像は感光体ドラムKの回転に伴いトナー
転写位置Bに移動する。
【0022】一方、前記レーザ走査系U1の静電潜像の
書込時刻に対して所定のタイミングで給紙トレー6に収
容された用紙Sの搬出が行われる。給紙トレー6から搬
出された用紙Sはトナー転写位置Bにおいて、トナー像
が転写される。このトナー像が転写された用紙は、ガイ
ド34によってガイドされ、定着ローラ35に搬送され
る。定着ローラ35でトナー像が定着された用紙Sは前
記排出ローラ装置37から排紙トレー41に排出され
る。
【0023】排紙トレイ41に設けられた排紙ガイド1
7a,19aは、搬送される用紙の幅方向おいて、前記給
紙ガイド17b,19bと常に同じ位置に配置されるの
で、排紙トレイ41に排出されるシートは、排紙ガイド
17a,19aに沿って搬入される。このため、排紙トレ
イ41に排出されるシートは常に同じ位置に重ねて収容
されることになる。
【0024】(実施例2)次に、図6〜9により本発明
の排紙装置の実施例2について説明する。図6は本発明
の排紙装置の実施例1を組み込んだ画像形成装置の側断
面構造の説明図で、前記実施例1の図1に相当する図で
ある。図7は前記図6のVII−VII線断面図で、前記実
施例1の図3に相当する図である。図8は前記図6の矢
印VIIIから見た図である。図9は同実施例2における
要部の斜視図であり、前記実施例1の図5に相当する図
である。なお、この実施例2の説明において、前記実施
例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、主
として下記の点で前記実施例1と相違している。 (S01)前記実施例1のガイド部材15,16の代わり
に、ガイド部材51,52を用いた点。 (S02)前記実施例1のガイド部材15 ,16が給紙
トレイに支持されていたのに対し、ガイド部材51,5
2は排紙トレイ41に支持された点。
【0025】次に前記相違点について詳細に説明する。
図6〜8において、給紙トレイ6の給紙トレイ本体7に
は、前記実施例1のガイド部材貫通溝の代わりに、前面
側に凹溝53,54が形成されている。この凹溝53,
54は、前記ガイド部材51,52の後端部を収容する
溝である。この凹溝53,54の下端縁は、前方かつ下
方に向かう滑らかな傾斜面に形成されて、用紙をセット
する際に用紙下端が前記凹溝53,54の下端縁に引っ
掛からないようになっている。排紙トレイ41の用紙支
持部材43には、前記実施例1のガイド部材貫通孔4
6,47に比べて上下方向の幅の狭いガイド溝56,5
7が形成されている。次に、図9により、前記ガイド溝
56,57に沿って左右方向に移動する前記ガイド部材
51,52について説明する。
【0026】図9において、ガイド部材51は、排紙ガ
イド部材58および給紙ガイド部材59により構成され
ている。排紙ガイド部材58はL字型の排紙ガイド58
aおよび連結部58bから構成されている。給紙ガイド部
材59は、給紙ガイド59a、前記ガイド溝56に嵌合
して移動するスライダ59bおよびラック59c等を有し
ている。ガイド部材52は前記ガイド部材51とほぼ同
様に構成されており、排紙ガイド部材61および給紙ガ
イド部材62により構成されている。排紙ガイド部材6
1はL字型の排紙ガイド61aおよび連結部61bから構
成されている。給紙ガイド部材62は、給紙ガイド62
a、前記ガイド溝57に嵌合して移動するスライダ62b
およびラック62cを有している。
【0027】前記ガイド部材51の給紙ガイド部材のス
ライダ59bは、前記排紙トレイ41の用紙支持部材4
3に形成されたガイド溝56に、後方から嵌合される。
このスライダ59bの前面は、前記用紙支持部材43の
前面よりわずかに前方へ突出している。このスライダ5
9bの前面には、前記排紙ガイド部材58の連結部58b
の後面が連結される。前記連結は図示しないネジにより
行われる。なお、連結方法としては従来公知の他の種々
の連結方法を採用することができる。ガイド部材52も
前記ガイド部材51と同様にして排紙トレイ41の用紙
支持部材43に支持される。そして図9から分かるよう
に、ガイド部材51のラック59cとガイド部材52の
ラック62cとの間にはギヤGが配置されている。そし
て、ガイド部材51のラック59cが形成されている部
分と反対側の側縁すなわち上縁は、ガイドレールR1に
よって左右方向にスライド自在に支持されている。ま
た、ガイド部材52のラック62cが形成されている部
分と反対側の側縁すなわち下縁は、ガイドレールR2に
よって左右方向にスライド自在に支持されている。
【0028】(実施例2の作用)この実施例2において
も前記実施例1と同様に、排紙トレイ41に設けられた
排紙ガイド58a,61aは、搬送される用紙の幅方向お
いて、前記給紙ガイド59a,62aと常に同じ位置に配
置されるので、排紙トレイ41に排出されるシートは、
排紙ガイド58a,61aに沿って搬入される。このた
め、排紙トレイ41に排出されるシートは常に同じ位置
に重ねて収容されることになる。
【0029】(実施例3)次に、図10により本発明の
排紙装置の実施例3について説明する。図10は実施例
3の要部の平断面図で、前記実施例2の図7に相当する
図である。なお、この実施例3の説明において、前記実
施例2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、
主として下記の点で前記実施例2と相違している。その
他の構成は前記実施例2と同様である。 (S03)前記実施例2ではガイド部材51を構成する排
紙ガイド部材58および給紙ガイド部材59を連結する
際、排紙ガイド58aおよび給紙ガイド59aの左右方向
(Y軸方向)の位置が同一となるように連結されている
のに対し、この実施例3では、排紙ガイド58aが給紙
ガイド59aよりも外側に配置されるように連結されて
いる。前記ガイド部材51と同様に、この実施例3のガ
イド部材52は、排紙ガイド61aが給紙ガイド62aよ
りも外側に配置されるように連結されている。
【0030】(実施例3の作用)この実施例3は、排紙
ガイド58aおよび61aの間隔が、給紙ガイド59aお
よび62aの間隔よりも少し大きくなっているので、給
紙トレイ6から搬送されて画像が形成されてから排紙ト
レイ41に排出される用紙Sが、搬送途中で幅方向(Y
軸方向)にずれたとしても、確実に排紙ガイド58aお
よび61a間に排出される。
【0031】(実施例4)次に、図11により本発明の
排紙装置の実施例4について説明する。図11は実施例
4の要部の平断面図で、前記実施例3の図10に相当す
る図である。なお、この実施例4の説明において、前記
実施例3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4
は、主として下記の点で前記実施例3と相違している。
その他の構成は前記実施例3と同様である。 (S04)前記実施例3ではガイド部材51,52を構成
する排紙ガイド部材58,61をそれぞれ給紙ガイド部
材59,52に連結する際、排紙ガイド58a,61aが
給紙ガイド59a,62aよりも外側に配置されるように
連結されているのに対し、この実施例4では、それらは
同じ位置に連結されているが、排紙ガイド58a,61a
が前方に行くに従って、外側に開くように構成された
点。
【0032】(実施例4の作用)この実施例4は、排紙
ガイド58aおよび61aの間隔が、前方に行くに従って
広くなっている。この実施例4の排紙トレイ41に排出
される用紙Sは、下方から上方へ、かつ前方から後方へ
移動しながら排紙トレイ41に収容される。このため、
排出される用紙Sは排紙ガイド58aおよび61a間の幅
の広い前方部分に進入してから、排紙ガイド58aおよ
び61aによって後方にガイドされる。このため、給紙
トレイ6から搬送されて画像が形成されてから排紙トレ
イ41に排出される用紙Sが、搬送途中で幅方向(Y軸
方向)にずれたとしても、確実に排紙ガイド58aおよ
び61a間に排出される。
【0033】(実施例5)次に、図12により本発明の
排紙装置の実施例5について説明する。図12は実施例
5の要部の正面図で、前記実施例2の図8に相当する図
である。なお、この実施例5の説明において、前記実施
例2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例5は、主
として下記の点で前記実施例2と相違している。その他
の構成は前記実施例2と同様である。 (S05)前記実施例5ではガイド部材51,52をそれ
ぞさ構成する排紙ガイド部材58,61の排紙ガイド5
8a,61aが下方に行くに従って開くように構成された
点。
【0034】(実施例5の作用)この実施例5は、排紙
ガイド58aおよび61aの間隔が、下方に行くに従って
広くなっている。この実施例5の排紙トレイ41に排出
される用紙Sは、下方から上方へ、かつ前方から後方へ
移動しながら排紙トレイ41に収容される。このため、
排出される用紙Sは排紙ガイド58aおよび61a間の幅
の広い下方部分に進入してから、排紙ガイド58aおよ
び61aによって上方にガイドされる。このため、給紙
トレイ6から搬送されて画像が形成されてから排紙トレ
イ41に排出される用紙Sが、搬送途中で幅方向(Y軸
方向)にずれたとしても、確実に排紙ガイド58aおよ
び61a間に排出される。
【0035】(実施例6)次に、図13〜14により本
発明の排紙装置の実施例6について説明する。図13は
本発明の排紙装置の実施例6を組み込んだ画像形成装置
の側断面構造の説明図で、前記実施例2の図6に相当す
る図である。図14は前記図13のXIV−XIV線断面
図で、前記実施例2の図7に相当する図である。なお、
この実施例6の説明において、前記実施例2の構成要素
に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例6は、主として下記の点
で前記実施例2と相違している。その他の構成は前記実
施例2と同様である。 (S06)前記実施例2では、給紙トレイ6の給紙トレイ
本体7の前面側に凹溝53,54が形成されているのに
対し、この実施例6では、凹溝53,54の代わりにガ
イド部材貫通溝63,64が形成されている点。そし
て、前記ガイド部材貫通溝63,64の下縁63a,6
4aは、後方且つ上方に折り曲げられている。前記ガイ
ド部材貫通溝63,64の下縁63a,64aを、後方且
つ上方に折り曲げることにより、用紙を給紙トレイ6に
セットする際に、用紙下端が前記下縁63a,64aに引
っ掛かることがなくなる。この実施例6も、前記実施例
2と同様の作用を奏する。
【0036】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0037】(H01)本発明はレーザ書込式のプリンタ
以外のプリンタ、例えば、インクジェットプリンタ、ワ
イヤドットプリンタ、熱転写プリンタ等にも適用可能で
あり、また、プリンタ以外の画像形成装置、例えば複写
機にも適用可能である。 (H02)給紙トレイおよび排紙トレイの姿勢は、水平と
することが可能である。 (H03)左右一対の排紙ガイドは下記の技術を適宜組み
合わせて構成することが可能である。 (1)前方に行くに従って間隔が広がるように形成するこ
と。 (2)下方に行くに従って広がるように形成すること。 (3)給紙ガイドよりも幅を広くすること。
【0038】
【発明の効果】前述の本発明の排紙装置は、下記の効果
を奏することができる。(E01)排紙された用紙を揃え
るために排紙トレイに用紙幅方向のガイドを設けた排紙
装置において、給紙する用紙サイズに応じて排紙トレイ
のガイド位置を常に適切な位置に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の排紙装置の実施例1を組み込
んだ画像形成装置の側断面構造の説明図で、用紙下部押
圧板が前方に突出した位置に保持された状態を示す図で
ある。
【図2】 図2は前記図1と同様に本発明の排紙装置の
実施例1を組み込んだ画像形成装置の側断面構造の説明
図で、用紙下部押圧板が後方に退避した位置に保持され
た状態を示す図である。
【図3】 図3は前記図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図4前記図1の矢印IVから見た図である。
【図5】 図5は同実施例1における要部の斜視図であ
る。
【図6】 図6は本発明の排紙装置の実施例1を組み込
んだ画像形成装置の側断面構造の説明図で、前記実施例
1の図1に相当する図である。
【図7】 図7は前記図6のVII−VII線断面図で、前
記実施例1の図3に相当する図である。
【図8】 図8は前記図6の矢印VIIIから見た図であ
る。
【図9】 図9は同実施例2における要部の斜視図であ
り、前記実施例1の図5に相当する図である。
【図10】 図10は実施例3の要部の平断面図で、前
記実施例2の図7に相当する図である。
【図11】 図11は実施例4の要部の平断面図で、前
記実施例3の図10に相当する図である。
【図12】 図12は実施例5の要部の正面図で、前記
実施例2の図8に相当する図である。
【図13】 図13は本発明の排紙装置の実施例6を組
み込んだ画像形成装置の側断面構造の説明図で、前記実
施例2の図6に相当する図である。
【図14】 図14は前記図13のXIV−XIV線断面
図で、前記実施例2の図7に相当する図である。
【符号の説明】 6…給紙トレイ、41…排紙トレイ、(17b,19b;
59a,62a)…給紙ガイド、(17a,19a;58
a,61a)…排紙ガイド、44…排紙トレイ支持部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする排
    紙装置、(Y01) 給紙トレイの用紙載置面側に重ねて
    配置された排紙トレイ、(Y02) 給紙トレイに収容さ
    れる用紙の側縁をガイドする移動可能な給紙ガイド、
    (Y03) 排紙トレイに排出される用紙の側縁をガイド
    する移動可能な排紙ガイド、(Y04) 前記給紙ガイド
    と排紙ガイドとは一体的に移動可能に構成されたこと。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の排紙装置、(Y05)排紙トレイを回動可能
    に支持する排紙トレイ支持部材。
JP6253909A 1994-10-19 1994-10-19 排紙装置 Pending JPH08113411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6253909A JPH08113411A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 排紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6253909A JPH08113411A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 排紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113411A true JPH08113411A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17257746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6253909A Pending JPH08113411A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 排紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08113411A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140796B2 (en) 2001-10-24 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7140796B2 (en) 2001-10-24 2006-11-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording apparatus
US7195411B2 (en) 2001-10-24 2007-03-27 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. Recording apparatus with mechanism for ejecting recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006003649A (ja) 画像形成装置
JPH04338034A (ja) 可撓の紙トレイ
US5085419A (en) Paper feeder insert tray
US5232215A (en) Sheet feed cassette for image forming apparatus
JP3314529B2 (ja) シート排出装置
JPH08113411A (ja) 排紙装置
JP2001187642A (ja) 給紙カセット
JP3320187B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
US5113228A (en) Sheet separating mechanism
JP2003040513A (ja) 排紙トレイ装置及び画像形成装置
JP2609550B2 (ja) 給紙カセット
JPH06135615A (ja) 画像形成装置
JP2523578B2 (ja) 搬送装置
JP3329051B2 (ja) 画像形成装置
JPH0569957A (ja) 画像形成装置
JP3899240B2 (ja) 画像形成装置
GB2239426A (en) Sheet separating mechanism
JP2603685B2 (ja) 画像形成装置
JP3501900B2 (ja) 画像形成装置
JPH0485264A (ja) 画像形成装置におけるシート積載量検知装置
JPH0644935Y2 (ja) 画像形成装置の排紙装置
JP3859621B2 (ja) 画像形成装置
JP2000072260A (ja) 画像形成装置
JPH04217530A (ja) 給紙カセット
JP2019034807A (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置