JPH08112577A - 容器に被嵌されたフィルムの除去方法及びその装置 - Google Patents
容器に被嵌されたフィルムの除去方法及びその装置Info
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- JPH08112577A JPH08112577A JP32774494A JP32774494A JPH08112577A JP H08112577 A JPH08112577 A JP H08112577A JP 32774494 A JP32774494 A JP 32774494A JP 32774494 A JP32774494 A JP 32774494A JP H08112577 A JPH08112577 A JP H08112577A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B17/00—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
- B29B17/02—Separating plastics from other materials
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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- B29L2031/7158—Bottles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/744—Labels, badges, e.g. marker sleeves
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂製等の軟質の容器であっても、該容
器を傷つけることなく、自己伸縮性を有するフィルムを
確実且つ容易に切断することができるようにする。 【構成】 容器1に被嵌された筒状の自己伸縮性を有す
るフィルム4の一端を、離間手段により容器1から離間
させ、離間したフィルム4の一端と容器1との間に、ガ
イド体14を差し込み、更に、ガイド体14と容器1とを容
器1の軸方向に相対移動させながら、ガイド体14に離間
させられたフィルム4を一端から他端の全長にわたって
切断手段により切断することにある。
器を傷つけることなく、自己伸縮性を有するフィルムを
確実且つ容易に切断することができるようにする。 【構成】 容器1に被嵌された筒状の自己伸縮性を有す
るフィルム4の一端を、離間手段により容器1から離間
させ、離間したフィルム4の一端と容器1との間に、ガ
イド体14を差し込み、更に、ガイド体14と容器1とを容
器1の軸方向に相対移動させながら、ガイド体14に離間
させられたフィルム4を一端から他端の全長にわたって
切断手段により切断することにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の表面に被着され
た筒状のフィルムの除去方法及びその装置に関する。
た筒状のフィルムの除去方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ガラス瓶やPETボトル
(ポリエチレンテレフタレート製のボトル)等のプラス
チック製の容器には、商標名等を表示する文字や絵柄が
印刷されたラベルとして、あるいは容器の保護用として
フィルムが被着されているのが一般的であり、フィルム
としては、自己伸縮性を有するストレッチフィルムから
なるものが多く使用されているのが現状である。
(ポリエチレンテレフタレート製のボトル)等のプラス
チック製の容器には、商標名等を表示する文字や絵柄が
印刷されたラベルとして、あるいは容器の保護用として
フィルムが被着されているのが一般的であり、フィルム
としては、自己伸縮性を有するストレッチフィルムから
なるものが多く使用されているのが現状である。
【0003】上記容器は、一旦使用された後に回収され
再び使用される場合がある。容器の再利用に際しては、
流通過程や使用過程においてフィルムに傷や汚れが付い
てしまうことから、古いフィルムを除去して新しいフィ
ルムを被着することとなる。そこで、従来では、上記フ
ィルムの除去手段として、作業者がカッターナイフを容
器の表面に押し当ててフィルムを切断する方法が用いら
れている。しかしながら、この方法では、作業が煩雑と
なり、自動化が困難で作業能率が悪いという欠点があ
る。
再び使用される場合がある。容器の再利用に際しては、
流通過程や使用過程においてフィルムに傷や汚れが付い
てしまうことから、古いフィルムを除去して新しいフィ
ルムを被着することとなる。そこで、従来では、上記フ
ィルムの除去手段として、作業者がカッターナイフを容
器の表面に押し当ててフィルムを切断する方法が用いら
れている。しかしながら、この方法では、作業が煩雑と
なり、自動化が困難で作業能率が悪いという欠点があ
る。
【0004】そこで、特公昭60−42115 号公報に記載さ
れているように、フィルムと容器との間に、高圧水ジェ
ットを噴出し、高圧水ジェットの噴出力によりフィルム
を破断させる手段が公知である。
れているように、フィルムと容器との間に、高圧水ジェ
ットを噴出し、高圧水ジェットの噴出力によりフィルム
を破断させる手段が公知である。
【0005】または、高圧水ジェット以外に、熱風を噴
出したり、ワイヤブラシを使用してフィルムを切断する
場合もある。
出したり、ワイヤブラシを使用してフィルムを切断する
場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
高圧水ジェットによりフィルムを破断する手段では、高
圧水ジェットでフィルムを破断するため、高圧水ジェッ
トの噴出圧が高く、容器がガラス瓶のように硬質の場合
は問題ないが、PETボトル等の合成樹脂製の比較的軟
質の容器である場合には、容器に傷を付けてしまうおそ
れがある。また、フィルムがシュリンクフィルムの場合
には、フィルムの緊張力を利用して該フィルムを破断さ
せることは可能であるが、フィルムが上記ストレッチフ
ィルムからなる場合には、フィルムが伸長してしまい破
断が困難となる。また、熱風を噴出したり、ワイヤブラ
シを使用してフィルムを切断する場合においても、上記
同様に容器を傷つける問題を有している。
高圧水ジェットによりフィルムを破断する手段では、高
圧水ジェットでフィルムを破断するため、高圧水ジェッ
トの噴出圧が高く、容器がガラス瓶のように硬質の場合
は問題ないが、PETボトル等の合成樹脂製の比較的軟
質の容器である場合には、容器に傷を付けてしまうおそ
れがある。また、フィルムがシュリンクフィルムの場合
には、フィルムの緊張力を利用して該フィルムを破断さ
せることは可能であるが、フィルムが上記ストレッチフ
ィルムからなる場合には、フィルムが伸長してしまい破
断が困難となる。また、熱風を噴出したり、ワイヤブラ
シを使用してフィルムを切断する場合においても、上記
同様に容器を傷つける問題を有している。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、合成樹脂製等の軟質の容器であっても、該
容器を傷つけることなく、自己伸縮性を有するフィルム
を確実且つ容易に切断することができる容器に被嵌され
たフィルムの除去方法及びの装置を提供することを課題
とする。
れたもので、合成樹脂製等の軟質の容器であっても、該
容器を傷つけることなく、自己伸縮性を有するフィルム
を確実且つ容易に切断することができる容器に被嵌され
たフィルムの除去方法及びの装置を提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために容器に被嵌されたフィルムの除去方法及び装
置としてなされたもので、容器1に被嵌された筒状の自
己伸縮性を有するフィルム4の一端を、離間手段により
容器1から離間させ、離間したフィルム4の一端と容器
1との間に、ガイド体14を差し込み、更に、ガイド体14
と容器1とを容器1の軸方向に相対移動させながら、ガ
イド体14に離間させられたフィルム4を一端から他端の
全長にわたって切断手段により切断することにある。
するために容器に被嵌されたフィルムの除去方法及び装
置としてなされたもので、容器1に被嵌された筒状の自
己伸縮性を有するフィルム4の一端を、離間手段により
容器1から離間させ、離間したフィルム4の一端と容器
1との間に、ガイド体14を差し込み、更に、ガイド体14
と容器1とを容器1の軸方向に相対移動させながら、ガ
イド体14に離間させられたフィルム4を一端から他端の
全長にわたって切断手段により切断することにある。
【0009】また、容器に被嵌されたフィルムの除去装
置としての特徴は、容器1に被嵌された筒状のフィルム
4を、切断装置により一端から他端の全長にわたって切
断する容器に被嵌されたフィルムの除去装置において、
前記フィルム4が自己伸縮性を有するフィルムからな
り、前記切断装置は、フィルム4の一端を容器1から離
間させる離間手段と、離間したフィルム4の一端と容器
1との間に差し込まれ且つフィルム4に対して容器1の
軸方向に相対移動自在に設けられたガイド体14と、ガイ
ド体14及び容器1の相対移動時に、ガイド体14により離
間させられたフィルム4を一端から他端の全長にわたっ
て切断するための切断手段とを備えたことにある。
置としての特徴は、容器1に被嵌された筒状のフィルム
4を、切断装置により一端から他端の全長にわたって切
断する容器に被嵌されたフィルムの除去装置において、
前記フィルム4が自己伸縮性を有するフィルムからな
り、前記切断装置は、フィルム4の一端を容器1から離
間させる離間手段と、離間したフィルム4の一端と容器
1との間に差し込まれ且つフィルム4に対して容器1の
軸方向に相対移動自在に設けられたガイド体14と、ガイ
ド体14及び容器1の相対移動時に、ガイド体14により離
間させられたフィルム4を一端から他端の全長にわたっ
て切断するための切断手段とを備えたことにある。
【0010】
【作用】本発明の容器に被嵌されたフィルムの除去方法
において、離間手段がフィルム4の一端を離間させる
と、離間するフィルム4の一端と容器1との間に、ガイ
ド体14が押し込まれ、フィルム4の離間した状態を維持
する。切断手段と容器1との相対移動により、切断手段
は容器1から離間しているフィルム4を一端から他端方
向に切断すると、フィルム4には弾性収縮による張力が
容器1の周方向に作用するため、容器1を傷つけること
なく、確実且つ容易に切断することができる。
において、離間手段がフィルム4の一端を離間させる
と、離間するフィルム4の一端と容器1との間に、ガイ
ド体14が押し込まれ、フィルム4の離間した状態を維持
する。切断手段と容器1との相対移動により、切断手段
は容器1から離間しているフィルム4を一端から他端方
向に切断すると、フィルム4には弾性収縮による張力が
容器1の周方向に作用するため、容器1を傷つけること
なく、確実且つ容易に切断することができる。
【0011】更に、離間手段をノズル9から構成したフ
ィルムの除去装置において、ノズル9から流体を噴出す
ると、流体の圧力により容器1に被着されたフィルム4
の一端は、自己収縮力に抗して容器1の表面から離間す
る。この流体の圧力はフィルム4を離間させる程度の圧
力で良く、容器1を傷つけることはない。
ィルムの除去装置において、ノズル9から流体を噴出す
ると、流体の圧力により容器1に被着されたフィルム4
の一端は、自己収縮力に抗して容器1の表面から離間す
る。この流体の圧力はフィルム4を離間させる程度の圧
力で良く、容器1を傷つけることはない。
【0012】また、離間手段を左右一対のベルト回転体
47,47から構成したフィルムの除去装置において、各ベ
ルト回転体47,47のベルト50がその回転によりフィルム
4を次第に容器1の軸心側に寄せるため、フィルム4の
ベルト50間の部分が弛み容器1から離間する。従って、
切断手段により容器1を傷つけることなく切断すること
か可能となる。
47,47から構成したフィルムの除去装置において、各ベ
ルト回転体47,47のベルト50がその回転によりフィルム
4を次第に容器1の軸心側に寄せるため、フィルム4の
ベルト50間の部分が弛み容器1から離間する。従って、
切断手段により容器1を傷つけることなく切断すること
か可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。第1実施例 図1乃至図5は本発明の第1実施例を示し、1は例えば
PETボトルからなる合成樹脂製の容器で、その口部1a
が前方となるように横倒しの状態で移送装置3に載置さ
れる。即ち、移送装置3には、図2及び図3に示す如く
複数の容器固定治具2が設けられ、該容器固定治具2に
容器1が嵌入され、所定間隔を有して矢印A方向に移送
される。
ら説明する。第1実施例 図1乃至図5は本発明の第1実施例を示し、1は例えば
PETボトルからなる合成樹脂製の容器で、その口部1a
が前方となるように横倒しの状態で移送装置3に載置さ
れる。即ち、移送装置3には、図2及び図3に示す如く
複数の容器固定治具2が設けられ、該容器固定治具2に
容器1が嵌入され、所定間隔を有して矢印A方向に移送
される。
【0014】容器1の円筒状の同部の表面には、商標名
等が印刷されたラベルとしての筒状のフィルム4が被着
されている。該フィルム4は、自己伸縮性を有するポリ
エチレン系の厚さ30μm〜100 μm程度のストレッチフ
ィルムからなり、容器1に緊張状態で被着されている。
等が印刷されたラベルとしての筒状のフィルム4が被着
されている。該フィルム4は、自己伸縮性を有するポリ
エチレン系の厚さ30μm〜100 μm程度のストレッチフ
ィルムからなり、容器1に緊張状態で被着されている。
【0015】6は前記フィルム4を切断するための切断
装置で、離間手段としてのエアーノズル9とガイド体14
と切断手段としてのカッター21とからなる。エアーノズ
ル9は移送される容器1とフィルム4の一端4a(容器1
の口部1a側)との間にエアーを噴出し、フィルム4の一
端を上方に浮かせて容器1から離間させるもので、その
ノズル口10は斜め下方向きとなるように、移送装置3に
固定された支柱12に取付けられている。
装置で、離間手段としてのエアーノズル9とガイド体14
と切断手段としてのカッター21とからなる。エアーノズ
ル9は移送される容器1とフィルム4の一端4a(容器1
の口部1a側)との間にエアーを噴出し、フィルム4の一
端を上方に浮かせて容器1から離間させるもので、その
ノズル口10は斜め下方向きとなるように、移送装置3に
固定された支柱12に取付けられている。
【0016】ガイド体14は合成樹脂からなり、且つ前記
エアーノズル9の下方に位置し、その基部は前記支柱12
から突出する取付け部16に枢支軸17を介して上下方向回
動自在に設けられている。また、ガイド体14は前記容器
1の移送方向Aと反対方向を向き、その先端部は下方に
屈曲すると共に球状部15が一体的に設けられている。
尚、上記エアーノズル9及びガイド体14は、容器1の上
方で且つ容器1の軸中心位置に設けられている。
エアーノズル9の下方に位置し、その基部は前記支柱12
から突出する取付け部16に枢支軸17を介して上下方向回
動自在に設けられている。また、ガイド体14は前記容器
1の移送方向Aと反対方向を向き、その先端部は下方に
屈曲すると共に球状部15が一体的に設けられている。
尚、上記エアーノズル9及びガイド体14は、容器1の上
方で且つ容器1の軸中心位置に設けられている。
【0017】20は図2に示す如く前記取付け部16とガイ
ド体14の基部との間に設けられたスプリングで、該スプ
リング20によりガイド体14はその球状部15が容器1の表
面に接触するように下方向に付勢されている。
ド体14の基部との間に設けられたスプリングで、該スプ
リング20によりガイド体14はその球状部15が容器1の表
面に接触するように下方向に付勢されている。
【0018】ガイド体14の先端部14aの上面は基部側に
向けて高くなるように傾斜し、該先端部の後方に前記カ
ッター21が設けられ、カッター21は前方から後方に向け
て次第に高くなる三角形状を呈し、上縁の刃部21aはガ
イド体14の先端部14a と略同様の傾斜角度を有してい
る。
向けて高くなるように傾斜し、該先端部の後方に前記カ
ッター21が設けられ、カッター21は前方から後方に向け
て次第に高くなる三角形状を呈し、上縁の刃部21aはガ
イド体14の先端部14a と略同様の傾斜角度を有してい
る。
【0019】25は図1に示す如く前記カッター21に切断
されたフィルム4を吸引して回収するためのバキューム
装置で、前記切断装置6よりも下流位置で且つ移送装置
3の側方に設けられている。
されたフィルム4を吸引して回収するためのバキューム
装置で、前記切断装置6よりも下流位置で且つ移送装置
3の側方に設けられている。
【0020】27は上記バキューム装置25で除去できなか
ったフィルム4にエアーと水を混合して噴出する噴出装
置で、容器1の上方に設けられ且つ噴出口28を複数有す
る噴出手段29と、該噴出手段29から噴出された水が貯留
されるタンク30とを備え、該タンク30に貯留された水
は、配管31を介して噴出手段29に供給されるようになっ
ている。尚、上記バキューム装置25及び噴出装置27によ
りフィルム回収手段が構成されている。
ったフィルム4にエアーと水を混合して噴出する噴出装
置で、容器1の上方に設けられ且つ噴出口28を複数有す
る噴出手段29と、該噴出手段29から噴出された水が貯留
されるタンク30とを備え、該タンク30に貯留された水
は、配管31を介して噴出手段29に供給されるようになっ
ている。尚、上記バキューム装置25及び噴出装置27によ
りフィルム回収手段が構成されている。
【0021】本実施例は以上の構成からなり、次に容器
1に被着されたフィルム4を除去する場合について説明
する。先ず、容器1をその口部1aが前方となるように容
器固定治具2に嵌入し、所定間隔を有して移送させる。
一方、エアーノズル9からエアーが噴出すると、エアー
は容器1とフィルム4の一端の間に入り込み、フィルム
4の一端4aを上方に浮かせて離間させる(図5(イ)参
照)。尚、フィルム4は自己伸縮性を有することから、
エアーはフィルム4を容易且つ確実に浮かせることがで
きる。
1に被着されたフィルム4を除去する場合について説明
する。先ず、容器1をその口部1aが前方となるように容
器固定治具2に嵌入し、所定間隔を有して移送させる。
一方、エアーノズル9からエアーが噴出すると、エアー
は容器1とフィルム4の一端の間に入り込み、フィルム
4の一端4aを上方に浮かせて離間させる(図5(イ)参
照)。尚、フィルム4は自己伸縮性を有することから、
エアーはフィルム4を容易且つ確実に浮かせることがで
きる。
【0022】ガイド体14の球状部15が容器1のテーパ状
の肩部1bに当接し、更に、容器1が移送されると、スプ
リング20がガイド体14を下方に付勢させているため、ガ
イド体14は球状部15が容器1の肩部1bから同部表面上を
摺動し、ガイド体14の先端部14aは離間したフィルム4
と容器1との間に入り込む(図4(ロ)及び図5(ロ)
参照)。
の肩部1bに当接し、更に、容器1が移送されると、スプ
リング20がガイド体14を下方に付勢させているため、ガ
イド体14は球状部15が容器1の肩部1bから同部表面上を
摺動し、ガイド体14の先端部14aは離間したフィルム4
と容器1との間に入り込む(図4(ロ)及び図5(ロ)
参照)。
【0023】更に、容器1が移送されると、フィルム4
の弾性収縮力に抗してガイド体14の先端部14aがフィル
ム4を離間させ、カッター21が容器1との相対移動によ
り、ガイド体14の先端部14aをフィルム4が摺動し、ガ
イド体14はフィルム4をカッター21まで案内する。カッ
ター21はガイド体14と一体的に移動するため、フィルム
4を一端4aから他端の全長にわたって切断する(図4
(ハ)、図5(ハ)及び(ニ)参照)。
の弾性収縮力に抗してガイド体14の先端部14aがフィル
ム4を離間させ、カッター21が容器1との相対移動によ
り、ガイド体14の先端部14aをフィルム4が摺動し、ガ
イド体14はフィルム4をカッター21まで案内する。カッ
ター21はガイド体14と一体的に移動するため、フィルム
4を一端4aから他端の全長にわたって切断する(図4
(ハ)、図5(ハ)及び(ニ)参照)。
【0024】このフィルム4の切断に際してエアーはフ
ィルム4を離間させる程度の圧力を有するだけなので、
合成樹脂製の容器1を傷つけたりするおそれはない。し
かも、ガイド体14の先端部14aは、球状部15が容器1の
表面上を摺動するため、先端部14aを確実にフィルム4
内に挿入させることかでき、しかも、球状部15が容器1
の表面を傷つけることもない。
ィルム4を離間させる程度の圧力を有するだけなので、
合成樹脂製の容器1を傷つけたりするおそれはない。し
かも、ガイド体14の先端部14aは、球状部15が容器1の
表面上を摺動するため、先端部14aを確実にフィルム4
内に挿入させることかでき、しかも、球状部15が容器1
の表面を傷つけることもない。
【0025】次に、切断されたフィルム4が該バキュー
ム装置25に吸引され所定の箇所に回収される。仮に、容
器1とフィルム4との間に水分や飲料等の内容物が入り
込んでいるために、その粘着力によりフィルム4が付着
していて吸引できなかった場合であっても、容器1は噴
出装置27まで移送された際に、噴出手段29からエアー及
び水がフィルム4に向けて噴出されることから、フィル
ム4を確実に除去することができるのである。フィルム
4の除去された容器1は更に次工程に移送され回収され
る。
ム装置25に吸引され所定の箇所に回収される。仮に、容
器1とフィルム4との間に水分や飲料等の内容物が入り
込んでいるために、その粘着力によりフィルム4が付着
していて吸引できなかった場合であっても、容器1は噴
出装置27まで移送された際に、噴出手段29からエアー及
び水がフィルム4に向けて噴出されることから、フィル
ム4を確実に除去することができるのである。フィルム
4の除去された容器1は更に次工程に移送され回収され
る。
【0026】尚、上記実施例では、フィルム4を確実に
除去する目的から、フィルム回収手段としてバキューム
装置25及び噴出装置27を設けたが、何れか一方設けるだ
けでも、あるいは、噴出装置27をバキューム装置25の上
流側に設けることも可能である。
除去する目的から、フィルム回収手段としてバキューム
装置25及び噴出装置27を設けたが、何れか一方設けるだ
けでも、あるいは、噴出装置27をバキューム装置25の上
流側に設けることも可能である。
【0027】第2実施例 図6〜図10は本発明の第2実施例を示し、図6において
46は冷水又は温水を上記フィルム4と容器1との間に向
けて噴出するためのノズルで、容器1の上方に単体又は
複数設けられている。従って、該ノズル46に噴出された
水により、仮にジュースやコーラ等の内容物等が容器1
とフィルム4との間に入り込んで乾燥してフィルム4が
容器1に付着している場合でも、フィルム4と容器1と
の間に噴出された水がその付着力を弱めることができ
る。
46は冷水又は温水を上記フィルム4と容器1との間に向
けて噴出するためのノズルで、容器1の上方に単体又は
複数設けられている。従って、該ノズル46に噴出された
水により、仮にジュースやコーラ等の内容物等が容器1
とフィルム4との間に入り込んで乾燥してフィルム4が
容器1に付着している場合でも、フィルム4と容器1と
の間に噴出された水がその付着力を弱めることができ
る。
【0028】47,47は離間手段を構成する左右一対のベ
ルト回転体47,47で、前記ノズル46の下流位置に設けら
れている。各ベルト回転体47,47は、図7に示す如く容
器1の移送方向Aに配置された一対のプーリー49a,49
b と、両プーリー49a,49bに巻き掛けられ且つ表面に
複数の凸部50bが形成されたた無端体ゴムベルト50とか
らなる。各ベルト回転体47,47は、下流方向に向けて次
第に互いの間隔が狭くなり、且つ、図8に示す如く容器
1の略中心方向に向けて傾斜して設けられている。前記
両上流側のプーリー49aの回転軸52は、それぞれ自在接
手53で連動連結されており、無端体ゴムベルト50は、そ
のフィルム4を押圧する下部50a が、フィルム4の移送
方向Aと同じ方向に移動するように、循環回転する。
尚、この無端体ゴムベルト50の回転速度はフィルム4の
移送速度と略同等に設定されているのが好ましい。
ルト回転体47,47で、前記ノズル46の下流位置に設けら
れている。各ベルト回転体47,47は、図7に示す如く容
器1の移送方向Aに配置された一対のプーリー49a,49
b と、両プーリー49a,49bに巻き掛けられ且つ表面に
複数の凸部50bが形成されたた無端体ゴムベルト50とか
らなる。各ベルト回転体47,47は、下流方向に向けて次
第に互いの間隔が狭くなり、且つ、図8に示す如く容器
1の略中心方向に向けて傾斜して設けられている。前記
両上流側のプーリー49aの回転軸52は、それぞれ自在接
手53で連動連結されており、無端体ゴムベルト50は、そ
のフィルム4を押圧する下部50a が、フィルム4の移送
方向Aと同じ方向に移動するように、循環回転する。
尚、この無端体ゴムベルト50の回転速度はフィルム4の
移送速度と略同等に設定されているのが好ましい。
【0029】上記ガイド体14は、容器1の外周を覆い且
つ下方が開放する略半円形を呈し、その突出する先端部
14aが前記無端体ゴムベルト50の下流端部のプーリー49
b 間に望んでおり、先端部14aに三角上のカッター21が
設けられている。従って、無端体ゴムベルト50により浮
き上げられたフィルム4と容器1との間に、該先端部14
aが容易に挿入し、更にカッター21により、フィルム4
が確実に切断されていく。このフィルム4の切断に際し
ては、切断されたフィルム4内にガイド体14が入り込む
こととなることから、フィルム4は仮に容器1の表面に
付着している部分があっても、ガイド体14の表面に沿っ
て強制的に剥離される。尚、上記ノズル9がカッター21
の上方に設けられているのは、上記第1実施例と同様で
ある。
つ下方が開放する略半円形を呈し、その突出する先端部
14aが前記無端体ゴムベルト50の下流端部のプーリー49
b 間に望んでおり、先端部14aに三角上のカッター21が
設けられている。従って、無端体ゴムベルト50により浮
き上げられたフィルム4と容器1との間に、該先端部14
aが容易に挿入し、更にカッター21により、フィルム4
が確実に切断されていく。このフィルム4の切断に際し
ては、切断されたフィルム4内にガイド体14が入り込む
こととなることから、フィルム4は仮に容器1の表面に
付着している部分があっても、ガイド体14の表面に沿っ
て強制的に剥離される。尚、上記ノズル9がカッター21
の上方に設けられているのは、上記第1実施例と同様で
ある。
【0030】図9及び図10に示す如く容器1の側方に配
置されるはぎ取りベルト体55と、切断されたフィルム4
の一片4bを該はぎ取り手段55側に屈曲すべく、容器1に
対してはぎ取りベルト体55と反対側に設けられエアーを
噴出するエアーノズル56とからフィルム回収手段が構成
されている。はぎ取り手段55は複数のプーリー54に循環
回転自在に支持され且つ、下流に向けて次第に下方に傾
斜する上下一対の無端体の上下ベルト体58,59とからな
り、下ベルト体59は更に上流側に突出する水平な受け部
58a を有し、該受け部58a に上記フィルム4の一片4bが
載置できるように、受け部58a の上面は容器1の略軸中
心高さに位置している。
置されるはぎ取りベルト体55と、切断されたフィルム4
の一片4bを該はぎ取り手段55側に屈曲すべく、容器1に
対してはぎ取りベルト体55と反対側に設けられエアーを
噴出するエアーノズル56とからフィルム回収手段が構成
されている。はぎ取り手段55は複数のプーリー54に循環
回転自在に支持され且つ、下流に向けて次第に下方に傾
斜する上下一対の無端体の上下ベルト体58,59とからな
り、下ベルト体59は更に上流側に突出する水平な受け部
58a を有し、該受け部58a に上記フィルム4の一片4bが
載置できるように、受け部58a の上面は容器1の略軸中
心高さに位置している。
【0031】60は前記上下ベルト体58,59の下流側の下
方に設けられた回収バケット60で、上下ベルト体58,59
によりはぎ取られたフィルム4を集積するためのもので
ある。
方に設けられた回収バケット60で、上下ベルト体58,59
によりはぎ取られたフィルム4を集積するためのもので
ある。
【0032】本発明の第2実施例は上記構成からなり、
次にその使用例について説明する。容器1を前記第1実
施例と同様に移送すると、先ず、ノズル46から冷水又は
温水がフィルム1に向けて噴出される。この水は、仮に
フィルム1と容器1とが内容物等の乾燥により付着して
いても、フィルム4と容器1との間に入り込んで内容物
等を溶かし、フィルム1を剥離し易くする効果がある。
次にその使用例について説明する。容器1を前記第1実
施例と同様に移送すると、先ず、ノズル46から冷水又は
温水がフィルム1に向けて噴出される。この水は、仮に
フィルム1と容器1とが内容物等の乾燥により付着して
いても、フィルム4と容器1との間に入り込んで内容物
等を溶かし、フィルム1を剥離し易くする効果がある。
【0033】更に、循環回転するベルト回転体47,47が
フィルム1を押圧しながら次第に中央に寄せるため、フ
ィルム1上部を浮き上がらせる。尚、上記ノズル46によ
る水の噴出工程からこのベルト回転体47,47によるフィ
ルム4の浮き上がり工程までの時間は、フィルム4と容
器1内に水が浸入してフィルム4の付着力が弱められる
ように、適宜設定される。
フィルム1を押圧しながら次第に中央に寄せるため、フ
ィルム1上部を浮き上がらせる。尚、上記ノズル46によ
る水の噴出工程からこのベルト回転体47,47によるフィ
ルム4の浮き上がり工程までの時間は、フィルム4と容
器1内に水が浸入してフィルム4の付着力が弱められる
ように、適宜設定される。
【0034】更に、容器1が移送されると、エアーノズ
ル9からエアーが噴出されベルト回転体47,47により浮
き上げられた状態にあるフィルム1の浮き上がりを確実
なものとし、その浮き上がったフィルム1と容器1との
間に前記ガイド体14の先端部14aが挿入され、カッター
21はフィルム4を一端から他端の全長にわたって切断す
る。尚、このエアーノズル9は回転体47,47によりフィ
ルム4を浮き上がらせる限り、必ずしも設ける必要はな
い。
ル9からエアーが噴出されベルト回転体47,47により浮
き上げられた状態にあるフィルム1の浮き上がりを確実
なものとし、その浮き上がったフィルム1と容器1との
間に前記ガイド体14の先端部14aが挿入され、カッター
21はフィルム4を一端から他端の全長にわたって切断す
る。尚、このエアーノズル9は回転体47,47によりフィ
ルム4を浮き上がらせる限り、必ずしも設ける必要はな
い。
【0035】次に、切断されたフィルム4の一片4bはエ
アーノズル56から噴出されるエアーにより、はぎ取り手
段55の受け部58a に供給されることとなり、その状態で
フィルム1は容器1と共に移送され、フィルム4の一片
4bは上下ベルト体58,59に挟持される。回転する上下ベ
ルト体58,59が、容器1の移送に連動してフィルム1を
強制的に下方に引き出すため、フィルム1は容器1から
除去され、下方の回収バケット60に落下して回収され、
また、フィルム4の除去された容器1は更に次工程に移
送され回収される。
アーノズル56から噴出されるエアーにより、はぎ取り手
段55の受け部58a に供給されることとなり、その状態で
フィルム1は容器1と共に移送され、フィルム4の一片
4bは上下ベルト体58,59に挟持される。回転する上下ベ
ルト体58,59が、容器1の移送に連動してフィルム1を
強制的に下方に引き出すため、フィルム1は容器1から
除去され、下方の回収バケット60に落下して回収され、
また、フィルム4の除去された容器1は更に次工程に移
送され回収される。
【0036】尚、上記離間手段は、図11(イ)及び
(ロ)に示す如く、外周にゴム環62が嵌合された回転ロ
ーラ63を容器1の上方で且つ容器1の軸中心位置に回転
駆動自在に設けたものであっても良い。該回転ローラ63
は矢印に示すように容器1の移送方向Aとは反対方向に
回転し、ゴム環62がフィルム4の一端4aを押圧した際
に、その一端を浮き上がらせるのである。
(ロ)に示す如く、外周にゴム環62が嵌合された回転ロ
ーラ63を容器1の上方で且つ容器1の軸中心位置に回転
駆動自在に設けたものであっても良い。該回転ローラ63
は矢印に示すように容器1の移送方向Aとは反対方向に
回転し、ゴム環62がフィルム4の一端4aを押圧した際
に、その一端を浮き上がらせるのである。
【0037】更に、同図(ハ)に示す離間手段は、上記
回転ローラ63が単体であったのに対して、回転ローラ63
を左右に一対配した構成である。
回転ローラ63が単体であったのに対して、回転ローラ63
を左右に一対配した構成である。
【0038】また、図12に示す離間手段は、一対の挟持
アーム65,65の上端を枢支軸66にて枢支連結して、両挟
持アーム65,65を図示省略のシリンダー又は電動モータ
により開閉動作させることにより、フィルム1の一端を
挟持し、浮き上がらせるようにした構成である。
アーム65,65の上端を枢支軸66にて枢支連結して、両挟
持アーム65,65を図示省略のシリンダー又は電動モータ
により開閉動作させることにより、フィルム1の一端を
挟持し、浮き上がらせるようにした構成である。
【0039】更に、図13(イ)及び(ロ)に示す実施例
は、ガイド体14の長手方向に、上面に開口する溝部35が
形成され、該溝部35に下部が挿入される円形の回転刃36
がステー37に回転自在に枢支されている。
は、ガイド体14の長手方向に、上面に開口する溝部35が
形成され、該溝部35に下部が挿入される円形の回転刃36
がステー37に回転自在に枢支されている。
【0040】従って、フィルム4はガイド体14との相対
移動により、回転刃36を回転させることにより切断され
る。尚、回転刃36は上記の如くフィルム4の移動により
回転させる以外に、モータにより回転駆動させる構成で
あっても良い。
移動により、回転刃36を回転させることにより切断され
る。尚、回転刃36は上記の如くフィルム4の移動により
回転させる以外に、モータにより回転駆動させる構成で
あっても良い。
【0041】更に、同図(ハ)はガイド体14の上方にレ
ーザー照射装置39が設けられ、該レーザー照射装置39か
ら放射されるレーザ39a によりフィルム4を切断する構
成のものであり、レーザーにより容器1に傷を付けるこ
となくフィルム4を切断することが可能である。本実施
例では、エアーノズル9からのエアーの噴出と、レーザ
ー照射装置39からのレーザーの照射を制御装置により制
御し、レーザーの照射時に、エアーを停止させておくこ
とが可能となる。
ーザー照射装置39が設けられ、該レーザー照射装置39か
ら放射されるレーザ39a によりフィルム4を切断する構
成のものであり、レーザーにより容器1に傷を付けるこ
となくフィルム4を切断することが可能である。本実施
例では、エアーノズル9からのエアーの噴出と、レーザ
ー照射装置39からのレーザーの照射を制御装置により制
御し、レーザーの照射時に、エアーを停止させておくこ
とが可能となる。
【0042】また、図14に示す実施例は、ガイド体14が
容器1を挿入可能な開口41を有し、且つ、先端部14aが
突出する筒状を呈し、該先端部14aに三角上のカッター
21が設けられている。また、容器1はその底面1cがプッ
シャー44により押出し可能となっている。
容器1を挿入可能な開口41を有し、且つ、先端部14aが
突出する筒状を呈し、該先端部14aに三角上のカッター
21が設けられている。また、容器1はその底面1cがプッ
シャー44により押出し可能となっている。
【0043】従って、プッシャー44により容器1が押し
出されると、先ず、エアーノズル9からのエアーにより
離間するフィルム4と容器1との間に、先端部14aが挿
入され、更にカッター21により、フィルム4が切断され
ていく。このフィルム4の切断に際しては、切断された
フィルム4内にガイド体14が入り込むこととなることか
ら、フィルム4はガイド体14に強制的に剥離されるた
め、確実に除去することができ、上記バキューム装置25
及び噴出装置27等が不要となる利点がある。
出されると、先ず、エアーノズル9からのエアーにより
離間するフィルム4と容器1との間に、先端部14aが挿
入され、更にカッター21により、フィルム4が切断され
ていく。このフィルム4の切断に際しては、切断された
フィルム4内にガイド体14が入り込むこととなることか
ら、フィルム4はガイド体14に強制的に剥離されるた
め、確実に除去することができ、上記バキューム装置25
及び噴出装置27等が不要となる利点がある。
【0044】更に、上記実施例では、ガイド体14を容器
1に当接させる構成であったが、ガイド体14は必ずしも
容器1の表面に当接させる必要はなく、両者を離間させ
た状態で相対移動させることも可能である。
1に当接させる構成であったが、ガイド体14は必ずしも
容器1の表面に当接させる必要はなく、両者を離間させ
た状態で相対移動させることも可能である。
【0045】また、容器1と切断装置6との相対移動
は、容器1を固定させ切断装置6を移動させても、ある
いは、両者を互いに移動させても良く、また、容器1を
上方向きに立てておいて、ガイド体14及びエアーノズル
9を昇降させることにより、フィルム4を除去すること
も可能である。
は、容器1を固定させ切断装置6を移動させても、ある
いは、両者を互いに移動させても良く、また、容器1を
上方向きに立てておいて、ガイド体14及びエアーノズル
9を昇降させることにより、フィルム4を除去すること
も可能である。
【0046】しかも、容器16の形状は上記実施例のもの
に限定されない。また、フィルム4を離間させる流体と
して、エアーを例示したが、その他の気体であっても良
く、或いは、水等の液体をノズルから噴出することも可
能である。
に限定されない。また、フィルム4を離間させる流体と
して、エアーを例示したが、その他の気体であっても良
く、或いは、水等の液体をノズルから噴出することも可
能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、容器に被嵌された筒状の自己
伸縮性を有するフィルムの一端を、離間手段により容器
から離間させ、離間したフィルムの一端と容器との間
に、ガイド体を差し込み、更に、ガイド体と容器とを容
器の軸方向に相対移動させながら、ガイド体に離間させ
られたフィルムを一端から他端の全長にわたって切断手
段により切断するので、従来のように高圧ジェットで直
接フィルムを切断する場合等と異なり、容器がPETボ
トル等の合成樹脂性の軟質容器であっても、該容器を傷
つけることなくフィルムを確実且つ容易に剥離して除去
でき、作業能率の向上を図ることが可能となる。
伸縮性を有するフィルムの一端を、離間手段により容器
から離間させ、離間したフィルムの一端と容器との間
に、ガイド体を差し込み、更に、ガイド体と容器とを容
器の軸方向に相対移動させながら、ガイド体に離間させ
られたフィルムを一端から他端の全長にわたって切断手
段により切断するので、従来のように高圧ジェットで直
接フィルムを切断する場合等と異なり、容器がPETボ
トル等の合成樹脂性の軟質容器であっても、該容器を傷
つけることなくフィルムを確実且つ容易に剥離して除去
でき、作業能率の向上を図ることが可能となる。
【0048】本発明の容器に被嵌されたフィルムの除去
装置においては、前記フィルムが自己伸縮性を有するフ
ィルムからなり、前記切断装置は、フィルムの一端を容
器から離間させる離間手段と、離間したフィルムの一端
と容器との間に差し込まれ且つフィルムに対して容器の
軸方向に相対移動自在に設けられたガイド体と、ガイド
体及び容器の相対移動時に、ガイド体により離間させら
れたフィルムを一端から他端の全長にわたって切断する
ための切断手段とを備えているので、フィルムを確実に
切断できると共に、上記方法による切断作業を高速で且
つ自動的に行える利点がある。
装置においては、前記フィルムが自己伸縮性を有するフ
ィルムからなり、前記切断装置は、フィルムの一端を容
器から離間させる離間手段と、離間したフィルムの一端
と容器との間に差し込まれ且つフィルムに対して容器の
軸方向に相対移動自在に設けられたガイド体と、ガイド
体及び容器の相対移動時に、ガイド体により離間させら
れたフィルムを一端から他端の全長にわたって切断する
ための切断手段とを備えているので、フィルムを確実に
切断できると共に、上記方法による切断作業を高速で且
つ自動的に行える利点がある。
【0049】前記離間手段が、容器とフィルムとの間に
流体を噴出するノズルから構成されていたり、左右一対
のベルト回転体から構成されている場合には、簡単な構
成によりフィルムを容易に離間させることができる。
流体を噴出するノズルから構成されていたり、左右一対
のベルト回転体から構成されている場合には、簡単な構
成によりフィルムを容易に離間させることができる。
【0050】更に、上記ノズルとベルト回転体とを備え
ることにより、フィルムを容器から確実に離間させるこ
とができる。
ることにより、フィルムを容器から確実に離間させるこ
とができる。
【0051】前記切断手段が、ガイド体の上面に設けら
れたカッターからなる場合には、簡単な構成により、上
記効果を達成できる利点がある。
れたカッターからなる場合には、簡単な構成により、上
記効果を達成できる利点がある。
【0052】前記切断手段が、ガイド体の上面に形成さ
れた溝部に一部が挿入され且つ回転自在な回転刃からな
る場合には、簡単な構造で且つフィルムを確実に切断で
きる効果がある。
れた溝部に一部が挿入され且つ回転自在な回転刃からな
る場合には、簡単な構造で且つフィルムを確実に切断で
きる効果がある。
【0053】前記切断手段が、ガイド体の上方に設けら
れ且つフィルムにレーザーを照射するレーザー照射装置
からなる場合には、ノズルからの流体の噴出と、レーザ
ー照射を制御して行うことが可能となる。
れ且つフィルムにレーザーを照射するレーザー照射装置
からなる場合には、ノズルからの流体の噴出と、レーザ
ー照射を制御して行うことが可能となる。
【0054】前記前記カッターに切断されたフィルムを
回収するための回収手段を設けることにより、フィルム
の廃棄を効率良く確実に行うことができ、連続作業に最
適である。
回収するための回収手段を設けることにより、フィルム
の廃棄を効率良く確実に行うことができ、連続作業に最
適である。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体正面図。
【図2】同要部を示す正面図。
【図3】同要部を示す一部断面を含む平面図。
【図4】(イ)はガイド体及びカッターの斜視図、
(ロ)はノズルのエアーによりフィルムの一端が離間さ
せられた状態を示す断面図、(ハ)はカッターにてフィ
ルムを切断する状態の断面図。
(ロ)はノズルのエアーによりフィルムの一端が離間さ
せられた状態を示す断面図、(ハ)はカッターにてフィ
ルムを切断する状態の断面図。
【図5】切断装置でフィルムを切断する工程を示し、
(イ)はノズルによりフィルムの一端を離間させた状態
の正面図、(ロ)はガイド体の先端部がフィルム内に挿
入された状態の正面図、(ハ)はカッターでフィルムを
切断する状態の正面図、(ニ)はフィルムの切断が終了
した状態の正面図。
(イ)はノズルによりフィルムの一端を離間させた状態
の正面図、(ロ)はガイド体の先端部がフィルム内に挿
入された状態の正面図、(ハ)はカッターでフィルムを
切断する状態の正面図、(ニ)はフィルムの切断が終了
した状態の正面図。
【図6】本発明の第2実施例を示す全体正面図。
【図7】同離間手段を示し、(イ)は平面図、(ロ)は
一部断面を含む正面図。
一部断面を含む正面図。
【図8】同切断装置の断面側面図。
【図9】同回収手段を示す概略正面図。
【図10】同回収手段を示す概略平面図。
【図11】離間手段の他の実施例を示し、(イ)は要部を
示す断面正面図、(ロ)は同側面図、(ハ)は要部を示
す側面図。
示す断面正面図、(ロ)は同側面図、(ハ)は要部を示
す側面図。
【図12】離間手段の他の実施例を示し、(イ)は要部を
示す側面図、(ロ)は同正面図。
示す側面図、(ロ)は同正面図。
【図13】切断手段の他の実施例を示し、(イ)は要部を
示す正面図、(ロ)は同断面側面図、(ハ)は要部を示
す正面図。
示す正面図、(ロ)は同断面側面図、(ハ)は要部を示
す正面図。
【図14】ガイド体の他の実施例を示し、(イ)は斜視
図、(ロ)は正面図、(ハ)は平面図。
図、(ロ)は正面図、(ハ)は平面図。
1…容器、4…フィルム、9…ノズル、14…ガイド体、
21…カッター、36…回転刃、39…レーザー照射装置、47
…ベルト回転体、50…ベルト、A…移送方向
21…カッター、36…回転刃、39…レーザー照射装置、47
…ベルト回転体、50…ベルト、A…移送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸川 寿義 大阪市鶴見区今津北5丁目3番18号 株式 会社フジシール内 (72)発明者 永野 暁 大阪市鶴見区今津北5丁目3番16号 株式 会社フジアステック内
Claims (9)
- 【請求項1】 容器(1)に被嵌された筒状の自己伸縮
性を有するフィルム(4)の一端を、離間手段により容
器(1)から離間させ、離間したフィルム(4)の一端
と容器(1)との間に、ガイド体(14)を差し込み、更
に、ガイド体(14)と容器(1)とを容器(1)の軸方
向に相対移動させながら、ガイド体(14)に離間させら
れたフィルム(4)を一端から他端の全長にわたって切
断手段により切断することを特徴とする容器に被嵌され
たフィルムの除去方法。 - 【請求項2】 容器(1)に被嵌された筒状のフィルム
(4)を、切断装置により一端から他端の全長にわたっ
て切断する容器に被嵌されたフィルムの除去装置におい
て、前記フィルム(4)が自己伸縮性を有するフィルム
からなり、前記切断装置は、フィルム(4)の一端を容
器(1)から離間させる離間手段と、離間したフィルム
(4)の一端と容器(1)との間に差し込まれ且つフィ
ルム(4)に対して容器(1)の軸方向に相対移動自在
に設けられたガイド体(14)と、ガイド体(14)及び容
器(1)の相対移動時に、ガイド体(14)により離間さ
せられたフィルム(4)を一端から他端の全長にわたっ
て切断するための切断手段とを備えたことを特徴とする
容器に被嵌されたフィルムの除去装置。 - 【請求項3】 前記離間手段が、容器(1)とフィルム
(4)との間に流体を噴出するノズル(9)から構成さ
れている請求項2に記載の容器に被嵌されたフィルムの
除去装置。 - 【請求項4】 前記離間手段が、左右一対のベルト回転
体(47),(47)から構成され、各ベルト回転体(4
7),(47)は、容器(1)の移送方向(A)下流に向
けて互いの間隔が狭くなるように配置され、且つ、フィ
ルム(4)を押圧しながら回転するベルト(50)を備え
る請求項2に記載の容器に被嵌されたフィルムの除去装
置。 - 【請求項5】 前記離間手段が、容器(1)とフィルム
(4)との間に流体を噴出するノズル(9)と、左右一
対のベルト回転体(47),(47)とから構成され、各ベ
ルト回転体(47),(47)は、容器(1)の移送方向
(A)下流に向けて互いの間隔が狭くなるように配置さ
れ、且つ、フィルム(4)を押圧しながら回転するベル
ト(50)を備える請求項2に記載の容器に被嵌されたフ
ィルムの除去装置。 - 【請求項6】 前記切断手段が、ガイド体(14)の上面
に設けられたカッター(21)からなる請求項2に記載の
容器に被嵌されたフィルムの除去装置。 - 【請求項7】 前記切断手段が、ガイド体(14)の上面
に形成された溝部(35)に一部が挿入され且つ回転自在
な回転刃(36)からなる請求項2に記載の容器に被嵌さ
れたフィルムの除去装置。 - 【請求項8】 前記切断手段が、ガイド体(14)の上方
に設けられ且つフィルム(4)にレーザーを照射するレ
ーザー照射装置(39)からなる請求項3に記載の容器に
被嵌されたフィルムの除去装置。 - 【請求項9】 前記カッター21に切断されたフィルム4
を回収するための回収手段が設けられてなる請求項2乃
至8の何れかに記載の容器に被嵌されたフィルムの除去
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32774494A JPH08112577A (ja) | 1994-08-24 | 1994-12-28 | 容器に被嵌されたフィルムの除去方法及びその装置 |
EP95250203A EP0698424A1 (en) | 1994-08-24 | 1995-08-18 | Method and apparatus for removing a film from a container |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-199781 | 1994-08-24 | ||
JP19978194 | 1994-08-24 | ||
JP32774494A JPH08112577A (ja) | 1994-08-24 | 1994-12-28 | 容器に被嵌されたフィルムの除去方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112577A true JPH08112577A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=26511749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32774494A Pending JPH08112577A (ja) | 1994-08-24 | 1994-12-28 | 容器に被嵌されたフィルムの除去方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08112577A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009048227A1 (en) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Shinsung Innotek Co., Ltd. | Method of recycling bottles |
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1994
- 1994-12-28 JP JP32774494A patent/JPH08112577A/ja active Pending
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