JPH0811256B2 - 曲げ加工用素材供給装置 - Google Patents

曲げ加工用素材供給装置

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JPH0811256B2
JPH0811256B2 JP62314595A JP31459587A JPH0811256B2 JP H0811256 B2 JPH0811256 B2 JP H0811256B2 JP 62314595 A JP62314595 A JP 62314595A JP 31459587 A JP31459587 A JP 31459587A JP H0811256 B2 JPH0811256 B2 JP H0811256B2
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moving
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groove
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、長尺状の素材を曲げ機構に供給する曲げ加
工用供給装置に関する。
[従来の技術] 従来より、長尺状の素材を曲げ機構に供給する装置と
して、種々の装置が知られている。例えば、機枠の前後
に受けローラを回転自在に支承し、この受けローラの上
方に素材を挟持するように各々送りローラを設けて、こ
の前後の送りローラを共にモータより同速ので回転駆動
して、素材を曲げ機構に供給するものが知られている
(特公昭58-43165)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、こうした従来の装置には、受けローラ
及び送りローラにより素材を曲げ機構に供給すると、曲
げ加工の際の曲げ抵抗等により、素材と各ローラとの間
に滑りが生し、素材の供給が円滑に行われない場合があ
るという問題があった。
そこで本発明は上記の問題点を解決することを目的と
し、素材の供給が円滑に行われる曲げ加工用供給装置を
提供することにある。
発明の構成 [問題点を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本発明は問題点を解決する
ための手段として次の構成を取った。即ち、 長尺状の素材がその長手方向に挿通される隙間が形成
され固定された位置決め治具を有し、該位置決め治具か
らの素材供給先に、前記素材が挿通する隙間を形成した
曲げ治具を配置すると共に、前記素材が前記位置決め治
具を挿通する方向に垂直な面内を移動可能な移動台上に
前記曲げ治具を搭載し、該移動台を前記面内で所定位置
に移動させて、供給される前記素材を所定形状に曲げ加
工する曲げ機構に前記素材を供給する曲げ加工用素材供
給装置において、 対となって前記素材の座屈を防止可能な前記素材の断
面形状に応じた溝が形成されて前記素材を把持する固定
ガイド及び移動ガイドを前記素材の供給方向に沿って複
数組設け、 前記移動ガイドを前記固定ガイドに密着・離間する方
向に移動可能に支承すると共に、前記移動ガイドを移動
させて、前記離間時には前記素材を前記固定ガイドの溝
に投入可能に前記両ガイド間を離間させ、前記密着時に
は前記素材を把持させる移動機構を前記固定ガイドと前
記移動ガイドとの各組毎に設け、 前記素材の断面形状に応じた押し具を、前記固定ガイ
ド及び前記移動ガイドの溝内に設け、かつ前記複数組の
前記固定ガイド及び前記移動ガイドの各溝にわたって移
動可能に支承すると共に、前記押し具を前記溝に沿って
移動させて前記素材を前記溝から押し出して、前記位置
決め治具及び曲げ治具を挿通させる供給機構を備えたこ
とを特徴とする曲げ加工用素材供給装置の構成がそれで
ある。
また、前記移動機構による前記移動ガイドの移動方向
は、上下方向とした構成であってもよい。
[作用] 前記構成を有する曲げ加工用素材供給装置は、移動台
が、素材が位置決め治具を挿通する方向に垂直な面内を
移動して、曲げ治具を所定位置に移動する。また、各移
動機構が、各移動ガイドを移動して、離間時には素材を
固定ガイドの溝に投入可能に両ガイド間を離間させ、密
着時には素材の座屈を防止可能な素材の断面形状に応じ
た固定ガイド及び移動ガイドの溝により素材を把持す
る。そして、供給機構が、押し具を各溝にわたって移動
して素材を押し、素材を位置決め治具を挿通させた後、
曲げ治具を挿通させる。位置決め治具と曲げ治具とが、
挿通される素材を所定形状に曲げ加工する。よって、押
し具による押し力が素材の後端に、そして、曲げ治具に
よる曲げ加工に伴う曲げ力が素材の先端に加わっても、
溝内での素材の座屈が防止される。更に、移動機構が、
移動ガイドを固定ガイドから離間する方向に移動して、
素材の着脱を容易にする。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である曲げ加工用素材供給
装置を用いた曲げ加工装置の正面図である。この曲げ加
工装置は、曲げ加工用素材供給装置1と、曲げ機構とし
ての曲げ装置2とを備え、共にベース4上に載置されて
いる。曲げ加工用素材供給装置1は、ベース4上に載置
された機枠6と、供給用モータ8とを備え、また、機枠
6上には、支持枠10が配置されており、この支持枠10に
移動機構としての3台のガイド移動装置12が設けられて
いる。このガイド移動装置12には、第2図及び第3図に
示す如く、支持枠10の上面にボルト13による固定された
固定ガイド14と、支持枠10に上下方向に摺動可能に支承
された2本のガイドバー16の先端に張り渡された固定部
材17に固定された移動ガイド18とが設けられている。ま
た、2本のガイドバー16の後端には、固定部材19が張り
渡されており、この固定部材19には、支持枠10に固定さ
れたシリンダ20のロッド21の先端が取り付けられてい
る。これら前記固定ガイド14と、移動ガイド18とには、
固定ガイド14と移動ガイド18とを密着させたときに、対
となって素材Wの断面形状に応じた溝22が固定ガイド14
及び移動ガイド18の長手方向に形成されている。また、
ガイドバー16は、上下方向への摺動に限らず、素材の断
面形状に応じて、素材の把持の解放及び把持が可能な方
向に摺動可能に設ければよい。
また、機枠6の上面には、支持枠10に平行に支持台23
が配設されており、この機枠6、支持枠10には、供給機
構としての供給装置24が設けられている。この供給装置
24は、機枠6の上面及び支持台23に、溝22に沿って敷設
されたガイドレール25、26を備えている。このガイドレ
ール25、26に嵌合したリニアモーションベアリング28、
30には、移動台32が固定されており、移動台32の上端に
は、押し具34の一端がボルト35により固着されている。
この押し具34の他端は、素材Wの断面形状と同じ外形形
状を有し、固定された一端から延出されて、前記固定ガ
イド14と移動ガイド18とにより形成された隙間36を挿通
して溝22内に設けられている。更に、ガイドレール25、
26に平行にボールねじ37が支持台23に回動可能に支承さ
れており、このボールねじ37に螺合されたボールナット
41が移動台32に取り付けられている。一方、ボールねじ
36の一端には、プーリ38,39が固定されており、この一
方のプーリ38と、供給用モータ8の回転軸に固定された
プーリ40との間には、タイミングベルト42が張設されて
いる。また、他方のプーリ39と、支持台23に取り付けら
れたエンコーダ43の回転軸に嵌着されたプーリ44との間
には、タイミングベルト45が張設されている。
また、曲げ加工用素材供給装置1の一端には、素材W
の上面に当接するローラ46が回転軸に固定されたエンコ
ーダ47が設けられている。更に、第1図に示すように、
曲げ加工用素材供給装置1の溝22の延長上に素材Wの断
面形状に応じた形状の隙間48が形成された位置決め治具
50が、ブラケット51により、機枠6及び支持枠10の端面
に固設されている。
更に、第4図、第5図に示すように、曲げ加工用素材
供給装置1に併設して設けられた曲げ装置2は、ベース
4上に設けられたスライド装置52を備えている。このス
ライド装置52は、ベース4上に、溝22の長手方向と直交
する方向に敷設された2本のガイドレール54を備え、こ
の2本のガイドレール54には、各々複数のリニアモーシ
ョンベアリング56が嵌合されており、このリニアモーシ
ョンベアリング56は、左右移動台58に固定されている。
この左右移動台58の垂直面には、複数のリニアモーショ
ンベアリング60が固着されており、リニアモーションベ
アリング60には、溝22及びガイドレール54と直交する方
向に延出された2本のガイドバー62が嵌合されている。
このガイドバー62は、その両端が上下移動台64に嵌着さ
れている。
前記左右移動台58の側面はに、回動自在にボールねじ
66が設けられており、ボールねじ66の先端には、プーリ
68が嵌着されている。このプーリ68と、左右移動台58の
側面に取り付けられた左右用モータ70の回転軸に嵌着さ
れたプーリ72との間には、タイミングベルト74が張設さ
れている。また、ボールねじ66に螺合されたボールナッ
ト76が、ブラケット78によりベース4上面に固定されて
いる。また、ボールねじ66には、別のプーリ80が嵌着さ
れており、このプーリ80には、左右移動台58に固定され
た回転に応じたパルス信号を発生する左右用エンコーダ
82の回転軸に嵌着されたプーリ84との間に、タイミング
ベルト86が張設されている。前記左右移動台58の垂直面
には、ガイドバー62と平行に、2本のボールねじ88が回
動自在に支承されており、2本のボールねじ88の一端に
は、各々左右移動台58に載置された減速機90の出力軸が
連結されている。両減速機90の入力軸は、互いに連結軸
92により連結されており、連結軸92には、別のプーリ94
が嵌着されている。このプーリ94と、左右移動台58に載
置された上下用モータ96の回転軸に嵌着されたプーリ98
との間には、タイミングベルト100が張設されている。
また、連結軸92には、別のプーリ102が嵌着されてお
り、このプーリ102と、左右移動台58に固定された回転
に応じたパルス信号を発生する上下用エンコーダ104の
回転軸に嵌着されたプーリ106との間には、タイミング
ベルト108が張設されている。一方、ボールねじ88の各
々螺合されたボールナット110が上下移動台64の下端に
固着されている。
この上下移動台64上には、回動装置112が配設されて
おり、この回動装置112は、上下移動台64に溝22の長手
方向の廻りに回動自在に支持された3個の溝付ローラ11
4と、この溝付ローラ114の溝に嵌合する断面を有する回
動板116とを備えている。回動板116は、リング状の一部
が切り欠かれた形状であり、また、回動板116の外周に
は、歯形116aが形成されており、この歯形116aには、上
下移動台64に回転自在に支承された回動軸118に形成さ
れた歯車120が歯合されている。この回動軸118の一端に
は、プーリ122が固着されており、このプーリ122と、上
下移動台64に取り付けられた回動用モータ124の回転軸
に嵌合されたプーリ126との間には、タイミングベルト1
28が張設されている。一方、上下移動台64に取り付けら
れた、回転に応じてパルス信号を発生する回動用エンコ
ーダ130の回転軸には、歯車132が嵌着されており、この
歯車132は、回動板116の歯形116aと歯合されている。
回動板116の中央部には、回動板116の中心に向かう方
向に、即ち、溝22の長手方向と直交する方向に第1軸13
4が植設されている。この第1軸134の一端には、L字状
の第1揺動部材136の一端が、ベアリング138を介して、
揺動自在に支承されている。第1揺動部材136の他端に
は、回動板116の中心に向かう方向及び第1軸134と直交
する方向に、即ち溝22の長手方向及び第1軸134と直交
する方向に延出された第2軸140が、ベアリング142を介
して、揺動自在に支承されている。この第2軸140の一
端には、第2揺動部材144の一端が取り付けられてお
り、この片持ち支持された第2揺動部材144の他端に
は、素材Wが挿通する隙間146aが形成された曲げ治具14
6が固着されている。
一方、回動板116の一端には、第1揺動駆動装置148が
取り付けられており、この第1揺動駆動装置148は、回
動板116の一端に固定されたブラケット150に固着された
第1軸用モータ152と、図示しない伝達装置とを備え、
第1軸用モータ152を駆動することにより、伝達装置を
介して、第1揺動部材136を第1軸134の廻りに揺動させ
ることができる構成となっている。また、この揺動角度
を第1軸用エンコーダ154により検出することができ
る。
更に、第1揺動部材136には、第2揺動駆動装置156が
取り付けられており、この第2揺動駆動装置156は、ブ
ラケット158に固定された第2軸用モータ160を備えてい
る。また、第2軸用モータ160を駆動することにより、
伝達装置162を介して、第2揺動部材144を第2軸140の
廻りに揺動させることができる構成となっている。ま
た、この揺動角度を第2軸用エンコーダ164により検出
することができる。
次に、本実施例の曲げ加工装置の作動について説明す
る。
まず、シリンダ20が駆動され、ガイドバー16により案
内されて、固定部材17,19、移動ガイド18が、第2図に
2点鎖線で示す如く、図上方に移動され、移動ガイド18
と固定ガイド14とが離間される。次に、固定ガイド14の
溝22に素材Wが、図示しないローダ装置等により投入さ
れて、シリンダ20が駆動され、ガイドバー16により案内
されて、図下方に移動され、移動ガイド18と固定ガイド
14とが密着されて、素材Wを把持する。
続いて、供給用モータ8が駆動され、プーリ38,40、
タイミングベルト42を介して、ボールねじ37が回転され
る。このボールねじ37の回転により、ボールナット41を
介して、移動台32が、ガイドレール25,26、リニアモー
ションベアリング28,30により案内されて、曲げ装置2
の方向に移動される。また、このときにプーリ39,44、
タイミングベルト45を介して、供給用エンコーダ43の回
転軸が回転され、移動台32の移動量に応じたパルス信号
が発生されて、移動台32の移動位置を検出することがで
きる。
移動台32の移動と共に、押し具34も移動し、溝22内の
素材Wの後端を押し、固定ガイド14と移動ガイド18との
溝22により把持された素材Wは、この溝22から押し出さ
れ、素材Wの先端は、位置決め治具50の隙間48を挿通す
る。位置決め治具50を挿通した素材Wは、曲げ治具146
の隙間146aを挿通される。このとき、ローラ46を介し
て、供給用エンコーダ47の回転軸が回転され、素材Wの
供給量に応じたパルス信号が発生されて、素材Wの供給
量を検出することができる。
次に、例えば、第5図に示す如く、素材Wが供給量a
だけ供給されたときに、左右用モータ70を駆動すると、
プーリ68,72、タイミングベルト74を介して、ボールね
じ66が回転される。このボールねじ66の回転により、ボ
ールナット76を介して左右移動台58が左右方向に移動す
る。また、プーリ80,84、タイミングベルト86を介し
て、左右用エンコーダ82により移動位置が検出される。
これにより、左右移動台58を所定の左右位置に移動する
ことができる。
また、上下用モータ96を駆動すると、プーリ94,98、
タイミングベルト100、連結軸92、減速機90を介してボ
ールねじ88が回転される。このボールねじ88の回転によ
り、両ボールナット110を介して、上下移動台64が上下
方向に移動する。このとき、プーリ102,106、タイミン
グベルト108を介して、上下用エンコーダ104により上下
移動位置が検出される。これにより、上下移動台64を所
定の上下位置に移動することができる。即ち、左右用モ
ータ70及び上下用モータ96を駆動することにより、曲げ
治具146を、素材Wの供給方向に垂直な面内において、
所定の位置に移動することができる。
一方、回動用モータ124を駆動することにより、プー
リ122,126、タイミングベルト128、歯車120を介して、
回動板116が回転される。このとき、歯車132を介して、
回動用エンコーダ130により回動角度が検出される。こ
れにより、回動板116をある角度だけ回転することがで
きる。この回動板116の回動により、曲げ治具146も回転
し、よって、素材Wをねじることができる。例えば、素
材Wが非対称な断面形状を有する場合には、ねじり歪を
ともなって曲がる傾向を示すが、このねじり歪を逆方向
にねじることにより、矯正しつつ曲げ加工を行うことが
できる。
また、第1軸用モータ152を駆動すると、図示しない
伝達装置を介して、第1揺動部材136を、第1軸134の廻
りに揺動する。このとき、第1軸用エンコーダ154によ
り揺動角度が検出され、第1揺動部材136を揺動するこ
とができる。更に、第2軸用モータ160を駆動すると、
伝達装置162を介して、第2揺動部材144を第2軸140の
廻りに揺動する。このとき、第2軸用エンコーダ164に
より揺動角度が検出され、第2揺動部材144を揺動する
ことができる。即ち、第1軸用モータ152及び第2軸用
モータ160を駆動することにより、第1揺動部材136及び
第2揺動部材144を揺動して、曲げ治具146を強制的に素
材Wが挿通する方向に向かせ、精度のよい曲げ加工を行
うことができる。
このように、素材Wが供給量aだけ供給されたとき
に、曲げ治具146を第5図に示す位置から、素材Wの供
給方向と垂直な面内において所定位置に移動し、素材W
を曲げ加工用素材供給装置1の押し具34により、素材W
を曲げ治具146による曲げ抵抗に抗して連続して供給
し、位置決め治具50の隙間48及び曲げ治具146の隙間146
aを挿通させる。続いて、素材Wが供給量bだけ供給さ
れたときに、曲げ治具146を第5図に示す位置に強制的
に戻し、素材Wを所定形状に曲げ加工する。
前述した如く、本実施例の曲げ加工用素材供給装置1
は、シリンダ20を駆動して、素材Wの断面形状に応じた
固定ガイド14及び移動ガイド18の溝22により素材Wを把
持し、供給用モータ8を駆動して、押し具34を溝22に沿
って移動して素材Wを押し、曲げ装置2の位置決め治具
50、曲げ治具146を挿通させ、また、曲げ治具146を素材
Wの供給方向に垂直な面内を移動して、曲げ抵抗に抗し
て素材Wを押し、素材Wの曲げ加工を行う。
従って、本実施例の曲げ加工用素材供給装置1による
と、曲げ装置2の曲げ抵抗に抗して、素材を押し具34に
より滑ることなく押して、素材Wの供給を円滑に行い、
また、固定ガイド14及び移動ガイド18の溝22により素材
Wを把持しているので、曲げ抵抗により素材Wが座屈す
ることもない。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
の様な実施例に何等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように本発明の曲げ加工用素材供給装置
は、曲げ抵抗に抗して、素材を押し具により滑ることな
く押して、素材の供給を円滑に行い、また、押し具によ
る押し力が素材の後端に、そして、曲げ治具による曲げ
加工に伴う曲げ抵抗が素材の先端に加わっても、溝によ
り座屈が防止されて素材が座屈することもない。更に、
固定ガイド及び移動ガイドは複数組で構成されるので、
長尺状の素材であっても、容易に形成できる。しかも、
素材の長さに合わせて移動機構により必要な移動ガイド
のみを移動させることができるので、省エネになる。ま
た、曲げ不良等が発生して溝内に素材が取り残された場
合でも、移動ガイドを移動させて素材を取り出すことが
でき、不具合対策を容易に行うことができる。更に、離
間時に固定ガイドの溝に素材が投入できるので、各移動
ガイドを同期させずに移動させても素材を曲げたりする
ことがなく、制御装置は簡単なもので構成できる。一
方、移動ガイドを上下方向に移動させる構成とすると、
素材は固定ガイドで保持されるので、素材を保持してい
なくても落下することはないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての曲げ加工用素材供給
装置を用いた曲げ加工装置の正面図、第2図は本曲げ加
工装置の部分側面図、第3図は第1図のAA拡大断面図、
第4図は第1図のBB拡大断面図、第5図は第4図のCC拡
大断面図である。 W……素材、2……曲げ装置 12……ガイド移動装置、14……固定ガイド 18……移動ガイド、22……溝 24……供給装置、34……押し具 50……位置決め治具、146……曲げ治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の素材がその長手方向に挿通される
    隙間が形成され固定された位置決め治具を有し、該位置
    決め治具からの素材供給先に、前記素材が挿通する隙間
    を形成した曲げ治具を配置すると共に、前記素材が前記
    位置決め治具を挿通する方向に垂直な面内を移動可能な
    移動台上に前記曲げ治具を搭載し、該移動台を前記面内
    で所定位置に移動させて、供給される前記素材を所定形
    状に曲げ加工する曲げ機構に前記素材を供給する曲げ加
    工用素材供給装置において、 対となって前記素材の座屈を防止可能な前記素材の断面
    形状に応じた溝が形成されて前記素材を把持する固定ガ
    イド及び移動ガイドを前記素材の供給方向に沿って複数
    組設け、 前記移動ガイドを前記固定ガイドに密着・離間する方向
    に移動可能に支承すると共に、前記移動ガイドを移動さ
    せて、前記離間時には前記素材を前記固定ガイドの溝に
    投入可能に前記両ガイド間を離間させ、前記密着時には
    前記素材を把持させる移動機構を前記固定ガイドと前記
    移動ガイドとの各組毎に設け、 前記素材の断面形状に応じた押し具を、前記固定ガイド
    及び前記移動ガイドの溝内に設け、かつ前記複数組の前
    記固定ガイド及び前記移動ガイドの各溝にわたって移動
    可能に支承すると共に、前記押し具を前記溝に沿って移
    動させて前記素材を前記溝から押し出して、前記位置決
    め治具及び曲げ治具を挿通させる供給機構を備えたこと
    を特徴とする曲げ加工用素材供給装置。
  2. 【請求項2】前記移動機構による前記移動ガイドの移動
    方向は、上下方向であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の曲げ加工用素材供給装置。
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JPS56102319A (en) * 1980-01-21 1981-08-15 Inoue Mtp Co Ltd Method and apparatus for bending long sized material
JPS62199230A (ja) * 1986-02-27 1987-09-02 Hashimoto Forming Co Ltd 定尺な被加工材の曲げ加工装置

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