JPH08112247A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH08112247A
JPH08112247A JP6249828A JP24982894A JPH08112247A JP H08112247 A JPH08112247 A JP H08112247A JP 6249828 A JP6249828 A JP 6249828A JP 24982894 A JP24982894 A JP 24982894A JP H08112247 A JPH08112247 A JP H08112247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
cleaning
endoscope
conduit
mouthpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6249828A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Kimura
英伸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6249828A priority Critical patent/JPH08112247A/ja
Publication of JPH08112247A publication Critical patent/JPH08112247A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄する管路の管路抵抗を小さくすることの
できる内視鏡を提供すること。 【構成】 吸引、送気、送水管路3,4,5の各中途に
設けた洗浄口金12から各管路の両開端までの長さは、
管路の全長よりは短くなるので、従来のものより管路抵
抗を減らすことができ洗浄し易くなる。また、洗浄口金
12に着脱自在な蓋13が設けられているので流体等が
外部に流出することが防げると共に、蓋13を取外すこ
とにより洗浄液を管路内に流入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送気、送水または吸引
のすくなとも一つがなされる管路を有する内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡には送気、送水及び吸引のための
管路が挿通されており、この管路に接続される装置に
は、送気、送水及び吸引のための装置が設けられてい
る。送気は、例えば体腔内を膨らませて内視鏡観察によ
る観察距離を確保するためのものであり、送水は、対物
光学系を洗浄して観察視野を確保するため等に用いられ
る。吸引は、切除部位等の吸引のために用いられる。
【0003】このような装置の従来例としては、特開平
1−192328号公報,特開平1−297037号公
報及び特開平5−228104号公報がある。
【0004】図27に示す特開平1−192328号公
報の内視鏡装置は、装置本体91から内視鏡スコープ9
2の先端部まで送気管93、送水管94、吸引管95を
配設している。そして、装置本体91には、制御中枢と
なる制御装置96の他に、送水ボトル97、貯溜ボトル
98、ポンプ99及びピンチバルブ100,101,1
02等を設けている。また、内視鏡スコープ102に
は、送気/送水スイッチ103,吸引スイッチ104、
スコープコントローラ105等を設けることにより処置
系全体を構成している。
【0005】制御装置96は、送気/送水スイッチ10
3、吸引スイッチ104による所定の入力操作に応答し
た信号をスコープコントローラ105より受けて送気・
送水・吸引等を行わせる通常指令等の一定動作を行わせ
ることができる。
【0006】ポンプ99からの送気は、送気管93を介
して内視鏡スコープ92の先端からなされる。送水は、
ポンプ99からの送気圧により、送水ボトル97の貯流
水が送水管94を介して押し出されてなされる。吸引
は、吸引管95を介してなされるようになっている。
【0007】以上の構成は、送気・送水・吸引のための
構成としては一般的な例である。そして、吸引管、送気
管及び送水管は、中継用の口金を設けて内視鏡と装置本
体とが着脱自在となっているのが一般的である。図28
に示すように、中継用の口金107は、内視鏡スコープ
92から延出するユニバーサルコード106の先端に、
突出するように設けてある。吸引口金107の段部に
は、図28に示すように装置本体91側の吸引管95b
が被覆されて接続され、吸引の経路が構成されている。
なお、中継用口金から内視鏡先端側までは、1本のチュ
ーブ状部材より構成されている。
【0008】従って、図29に示されるように、内視鏡
による検査が終了し吸引口金107より吸引管95bを
取り外した際に、吸引管95b内に残留する吸引汚物1
08が垂れて、環境または検査者を汚してしまう。
【0009】吸引管95b内に吸引汚物108が残留し
ていても、吸引口金14により吸引管95bを取り外し
た場合に、吸引管95bから吸引汚物108が垂れない
ようにすることが一つの改良すべき点となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−19232
8号公報、特開平1−297037号公報及び特開平5
−228104号公報等に示す従来例の欠点は、吸引管
路及び送気送水管路を洗浄する際に、例えば中継コネク
タを設けた構成としても、コネクタ側より内視鏡先端部
側までに一気に洗浄水を送らねばならなくなるというこ
とである。
【0011】一般に、管路を流れる流体にかかる管路摩
擦抵抗hf は、式(1)に示される。
【0012】 λ:摩擦係数 hf =λrV・V/2dg ……(1) r:管路長 d:管路内径 V:流速 g:重力加速度 よって、同様の流速、同様の管路径の場合、管路長rが
長くなるとこれに比例して管路摩擦抵抗が増加する。
【0013】これらの理由により、管路長rが長くなる
と、洗浄するための内視鏡装置には、高圧で吐出量の大
きなポンプが必要となってしまう。
【0014】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、洗浄する管路の管路抵抗を小さくすることのできる
内視鏡を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、体内
に挿入される挿入部と、この挿入部に連結される操作部
とを有し、送気、送液または吸引の少なくとも一つがな
されかつ対応する送気、送水または吸引の少なくとも一
つを行う装置が接続される管路を挿通している内視鏡に
おいて、当該内視鏡の外部に通じる開口部を有しかつ前
記管路の中途と連通しており、前記管路内を洗浄する際
に液体の注入口となる洗浄口部材と、前記洗浄口部材に
着脱自在の閉塞部材、または前記管路から前記洗浄口部
材の開口部に向う連通路との間を開閉自在とする開閉装
置の少なくとも一方とを有している。
【0016】
【作用】本発明の構成において、洗浄口部材から両開口
端への管路の長さは、管路の全長よりは短くなるので、
従来のものより管路抵抗を減らすことができ洗浄し易く
なる。また、閉塞部材または開閉装置により、管路を流
れる流体等が外部に流出することが防げると共に、閉塞
部材を取外すことにより、または開閉装置を介して洗浄
用の流体を管路内に流入させる。
【0017】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1は本発明の第1実施例に係り、図1は
内視鏡装置の全体的な構成図である。
【0018】図1に示す内視鏡装置32は内視鏡1と流
体制御装置2とを有し、前記内視鏡1には、吸引管路
3、送気管路4及び送水管路5とが挿通されている。前
記内視鏡1は挿入部6とこの挿入部6に連結された操作
部7と、この操作部7の側部から延出されたユニバーサ
ルケーブル8とを有している。このユニバーサルケーブ
ル8は、先端にコネクタ8aが設けられている。
【0019】前記内視鏡1の送気管路4及び送水管路5
は、挿入部6の先端側で合流して送気・送水管路9とな
っており、この管路9の先端にノズル10が接続されて
いる。また、前記吸引管路3の中途から、鉗子口11に
連通する管路が分岐されている。
【0020】前記吸引管路3、送気管路4及び送水管路
5各々の途中には、各管路に連通し、かつ内視鏡外部に
開口する洗浄口部材としての洗浄口金12が設けてあ
る。この洗浄口金12には、金属または合成樹脂からな
る閉塞部材としての蓋13が螺合若しくは嵌合して取り
付けられている。
【0021】前記吸引管路3、送気管路4及び送水管路
5は、吸引口金14,送気口金15,送水口金16を介
して流体制御装置2内の吸引チューブ17、送気チュー
ブ18及び送水チューブ19にそれぞれ連通・接続され
ている。
【0022】吸引チューブ17は、電磁弁20(以下、
個別には吸引弁と記す)及び吸引タンク21を介して吸
引ポンプ22に連通・接続されている。送気チューブ1
8は、電磁弁(以下、個別には送気弁と記す)23を介
して送気ポンプ24に連通・接続されている。送水チュ
ーブ19は、電磁弁(以下、個別には送水弁と記す)2
5を介して水を貯留した貯水タンク26内に連通してい
る。これら電磁弁20,23,25は、CPU34によ
り開閉が制御されており、このCPU34には、内視鏡
1の操作部7に設けられた吸引ボタン27、及び送気送
水ボタン28が信号ケーブル29を介して電気的に接続
されている。
【0023】吸引、送気及び送水の各動作は、吸引ボタ
ン27、送気送水ボタン28の操作により、信号ケーブ
ル29を介してCPU34へ指示信号が送られ、電磁弁
20,23,25の各開閉制御により行われるようにな
っている。
【0024】前記流体制御装置2には、光源30が設け
られており、この光源30からの光が内視鏡1内に挿通
されたライトガイド31を介して挿入部6先端から出射
されるようになっている。
【0025】前記構成において、蓋13を取り外すと、
図示しない自動または手動の送液ポンプ等の送液機能を
備えた構成の洗浄具が洗浄口金12に取り付られるよう
になっている。洗浄具より洗浄液を注入すると、各管路
の先端側及びコネクタ側へ洗浄液が流れ込む。そして、
管路内を洗浄し終えた洗浄液は、挿入部6先端側及びコ
ネクタ8a側の各管路の開口部より流出する。
【0026】本実施例では、洗浄口金12から注入した
洗浄液が、挿入部6の先端側とコネクタ8a側の各管路
へ流入し、挿入部6先端及びコネクタ8a側の各管路の
開口部より流出する。これにより、コネクタ8a側より
注入し挿入部6先端側の各管路の開口部より流出する場
合よりも、洗浄する管路抵抗は小さくできる。すなわ
ち、洗浄液を供給する送液ポンプの吐出圧を小さくで
き、ポンプを含む洗浄装置の小型化を図ることができ
る。
【0027】次に、第2実施例について説明する。図2
は本発明の第2実施例に係る内視鏡の構成図である。
【0028】本実施例は、第1実施例の構成に加え、内
視鏡1は図2に示すように、挿入部6先端面から吸引管
路3の洗浄口金12までの距離をrA とし、ユニバーサ
ルケーブル8の先端部に設けたコネクタ8aからの洗浄
口金12までの距離をrB とすると、rA =rB となる
ように構成されている。その他、第1実施例と同様の構
成及び作用については、同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0029】前記構成において、洗浄口金12から挿入
部6先端までの管路抵抗と、コネクタ8a側までの管路
抵抗がほぼ等しくなる。従って、洗浄口金12より注入
した洗浄液は挿入部6先端側とコネクタ8a側の双方に
ほぼ均等に流入する。
【0030】本実施例では、第1実施例の効果に加え
て、洗浄口金12より挿入部6先端側及びコネクタ8a
側の双方の管路の洗浄効果を等しくすることができる。
【0031】図3及び図4は本発明の第3実施例に係
り、図3は洗浄口金及び開閉装置の断面図、図4は開閉
装置の動作説明図である。
【0032】本第3実施例は第1及び第2実施例の洗浄
口金12に加えて、開閉可能な弁配置された開閉装置が
設けられおり、また蓋13が除かれた構成となってい
る。
【0033】図3に示すように、送気管路4は、その中
途に図3に示す洗浄口金12を固定した開閉装置33が
介装・接続されている。このため、二つの送気管路4
は、各端部にパイプ状部材からなる接続パイプ35がそ
れぞれ水密に接着等で連結されている。
【0034】前記開閉装置33を構成する接続ブロック
36には、水密に半田またはロー付け等で前記接続パイ
プ35が接続され固定されている。この接続ブロック3
6は内部に、接続パイプ35を接続する孔に加えて、外
部に連通する空間を備えている。また、接続ブロック3
6には、前記外部に連通する空間の開口面に、弾性部材
からなる逆止弁37が設けてある。逆止弁37は、接続
ブロック36と洗浄口金12に挟まれており、洗浄口金
12上部より口金押え38が接続ブロック36に螺着さ
れることで、洗浄口金12と接続ブロック36との間で
圧接され固定される。
【0035】逆止弁37は一部が切り欠かれており、そ
の大きさ(径)dB は洗浄口金12の内径dA よりも大
きく、接続ブロック36の開口部径dC よりも小さく形
成されている。
【0036】前記構成は、送気管路4のみの構造ではな
く、吸引管路3や送水管路5等他の管路に設けてもよ
い。
【0037】前記構成で、第1及び第2実施例の作用に
加え、図4に示すように、洗浄液を注入した場合、接続
ブロック36の開口部径dC が逆止弁37の切り欠き径
dBより大きいため、逆止弁37は接続ブロック36内
空間に開き、送気管路4内に矢印のように流れ込む。
【0038】一方、内視鏡検査等において送気管路4内
のみを液体または気体が流れる場合、接続ブロック36
内の空間に流入してきた液体または気体には、その圧力
により逆止弁37を洗浄口金12に押し付けるようにな
る。押し付けられた逆止弁37は、切り欠き径dB が、
洗浄口金12内径dA より大きいため、洗浄口金12の
開口部側に付勢され、開口部より気体等が流出すること
がない。
【0039】前記作用は、送気管路4以外の管路におい
ても同様である。
【0040】本実施例では、第1及び第2実施例の効果
に加え、通常の送気または送液動作時に、蓋13等を無
しに、洗浄口金12から気体及び液体の漏れを防止する
ことができる。その他の構成及び作用効果は、第1実施
例と同様で、説明を省略する。
【0041】図5及び図6は本発明の第4実施例に係
り、図5は開閉装置の断面図、図6は開閉装置の作用を
示す断面図である。
【0042】本第4実施例は、図5に示す開閉装置33
Bが吸引管路3の中途に介装・接続されており、第1及
び第2実施例の構成に加え、洗浄口金12Bが図5に示
すように構成されている。すなわち、洗浄口金12B
は、ほぼ筒状の本体と、その上部近傍に突設されるフラ
ンジ部と、本体下部に設けられかつ本体内部にあって外
部と通じる中空と連通する開口部とを有している。この
洗浄口金12Bは、そのフランジ部側が軸方向に開口
し、開口部は、径方向にのみ数カ所設けられている。
【0043】図5に示すように、二つの吸引管路3は、
接続ブロック36に水密に半田またはロー付け等で接続
されたパイプ状部材からなる接続パイプ35に各水密に
接着等で接続されている。
【0044】前記接続ブロック36は内部に、接続パイ
プ35を接続する孔以外に外部に連通する空間を備えて
いる。この接続ブロック36には、その上部に、図5に
示す洗浄口金12Bのフランジ部が配置されており、一
端にフランジを有し円筒状に形成された逆止部37Bの
フランジ部を挟み込んで、固定ビス31等によって固定
されている。
【0045】前記逆止部37Bは合成ゴム等の弾性部材
からなり、内周面に洗浄口金12Bを嵌挿し、洗浄口金
12Bの半径方向に開口した開口部を覆うよう配置され
ている。
【0046】前記構造は、吸引管路3のみの構造ではな
く、送気管路4及び送水管路5等他の管路に構成しても
よい。
【0047】前記構成において、第1及び第2実施例の
作用に加え、図6に示すように、洗浄液を注入した場
合、洗浄口金12B内が洗浄液によって加圧され、逆止
部37Bを図6のように径方向外側に向けて押し広げ
る。この後、洗浄液は接続ブロック36を通り、吸引管
路3に流れ込む。
【0048】吸引管路3内のみを液体または気体が流れ
る場合、接続ブロック36内の空間が負圧になっても、
洗浄口金12Bの外周面が逆止部37Bによって覆わ
れ、逆止部37Bの弾性力によって洗浄口金12Bの半
径方向に設けれた開口部を蓋することになる。このた
め、洗浄口金12B内より外気を吸引すること無く、吸
引管路3内を液体及び気体が吸引されることとなる。な
お、前記作用は、吸引管路3以外の管路においても同様
である。
【0049】従来のものとして吸引管路3等の接続ブロ
ック内が負圧になる構成では、逆止部が接続ブロック内
の空間へ開いてしまい、通常の吸引動作時に洗浄口金よ
り外気を吸引してしまうという不具合があった。
【0050】本実施例は、第1、第2実施例の効果に加
え、実使用時に吸引管路3においても洗浄口金12Bか
ら気体及び液体の漏れを防止することができる。
【0051】図7ないし図12は本発明の第5実施例に
係り、図7は洗浄口金及び開閉装置の断面図、図8は流
通経路の説明図、図9は流通経路の選択を示す説明図、
図10は洗浄口金の上面図、図11は開閉装置内におけ
る洗浄口金の動作説明図、図12は開閉装置の動作説明
のための断面図である。
【0052】本実施例では、図7に示す洗浄口金12C
が設けられた開閉装置33Cを送気管路4の中途に介装
・接続しており、第1及び第2実施例の構成に加え、洗
浄口金12Cを図7に示すように構成する。
【0053】二つ送気管路4は、接続ブロック36に水
密に半田またはロー付け等で接続されたパイプ状部材か
らなる接続パイプ35に各水密に接着等で接続されてい
る。接続ブロック36は内部に、接続パイプ35を接続
する孔以外に、外部に連通する円柱状の空間を備えてい
る。
【0054】接続ブロック36には、前記外部に連通す
る空間に、一端にフランジ部を有する円筒状の洗浄口金
12Cが回動自在に嵌挿されている。
【0055】洗浄口金12Cのフランジ部には、図10
に示すように切り欠き部40が1つ以上設けてある。
【0056】接続ブロック36には、上面の洗浄口金1
2Cのフランジ部と当接する部位に、図11に示すよう
に、洗浄口金12Cのフランジ部に設けてある切り欠き
部40と係合する様に凸部41が設けてある。
【0057】洗浄口金12Cと接続ブロック36の回動
面には、少なくとも1個のシールリング42が設けてあ
る。
【0058】洗浄口金12Cには、図8に示すように円
筒状で軸方向に一部突起を有する選択部材としての塞ぎ
筒43が螺合されており、洗浄口金12Cと塞ぎ筒43
の間に逆止弁37が挟まれて固定されている。
【0059】逆止弁37はその一部が切り欠かれてお
り、その大きさ(径)dB は洗浄口金12Cの内径dA
よりも大きく、塞ぎ筒43の内径dC よりも小さく形成
されている。洗浄口金12Cのフランジ部と接続ブロッ
ク36の間には、付勢部材であるスプリング44が設け
てある。
【0060】付勢してある洗浄口金12Cのフランジ部
の上方向からは、このフランジ部を突き当てるための係
止部を有する口金押え38が、接続ブロック36に螺合
されている。
【0061】口金押え38には、図12に示すように、
洗浄アダプタ口金45を洗浄口金12Cに接続する際
に、接続リング46を螺合させるネジ部を外周面に設け
てある。洗浄アダプタ口金45の先端は、先端に向って
テーパー状に形成されており、洗浄口金12Cのテーパ
ー状の開口部と密着できるようになっている。
【0062】前記構造は、送気管路4のみの構造ではな
く、送水管路5等他の管路に構成してもよい。
【0063】前記構成において、第1及び第2実施例の
作用に加え、図12に示すように、洗浄液を注入する場
合は、図示されない洗浄液送液ポンプより導かれ、先端
に洗浄アダプタ口金45とこれを洗浄口金12Cに接続
するための接続リング46を備えた洗浄注入装置を口金
押え38に螺合し接続する。
【0064】接続時には、洗浄アダプタ口金45は洗浄
口金12Cを、塞ぎ筒43の突起部が接続ブロック36
内円柱状空間の底面に突き当たるまで押し込む。
【0065】この時、図11に示されるように、洗浄口
金12Cのフランジ部に設けてある切り欠き部40が、
接続ブロック36の凸部41と係合する。
【0066】洗浄口金12Cの切り欠き部40と塞ぎ筒
43の突起部には決められた位置関係があり、図8,図
9に示されるように塞ぎ筒43の突起部は、接続ブロッ
ク36に設けられかつ送気管路4に接続する接続パイプ
35ヘの開口部のいずれか一方を塞ぐことになる。
【0067】洗浄口金12Cを任意に回転させること
で、塞ぎ筒43の突起部をも任意に動かすことができ、
先端側の接続パイプ35か、コネクタ側の接続パイプ3
5かのいずれか一方を選び、開口部を塞ぐことができ
る。
【0068】洗浄液の注入時には、図12に示すよう
に、塞ぎ筒43の内径dC が逆止弁37の切り欠き径d
B より大きいため、逆止弁37が塞ぎ筒43側に開き、
送気管路4内の一方のみに矢印のように流れ込む。
【0069】送気管路4内のみを液体または気体が流れ
る場合、塞ぎ筒43はスプリング44によって上方向に
押し上げられ、接続パイプ35への開口部を塞ぐことは
無く、塞ぎ筒43内に流入してきた液体または気体によ
り圧が加わり、逆止弁37は洗浄口金12Cに押し付け
られるようになる。
【0070】押し付けられた逆止弁37は、切り欠き径
dB が洗浄口金12Cの内径dA より大きいため、洗浄
口金12Cの開口部に蓋をすることになる。
【0071】前記作用は、送気管路4以外の管路におい
ても同様である。
【0072】本実施例では、第1、2、3実施例の効果
に加え、管路内の汚染のひどい側に選択的に洗浄液を送
ることができ、洗浄効果を高めることができる。
【0073】次に、第6実施例について説明する。図1
3ないし図16は第6実施例に係り、図13は内視鏡の
全体的な外観図、図14は吸引チューブの先端側断面
図、図15は吸引チューブに吸引口金を接続した状態の
断面図、図16は吸引チューブから吸引口金を取外した
ときの断面図である。
【0074】図13に示す内視鏡1′は、その外観及び
内部構成は、第1の実施例とほぼ同様の構成であり、同
じ符号を付して説明及び図1に示す流体制御装置2の構
成について省略すると共に、異なる点につてのみ説明す
る。
【0075】図14に示す吸引チューブ17はチューブ
体からなり、先端から液体及び気体を吸引できるように
なっている。この吸引チューブ17を介して接続された
吸引ポンプ22によって吸引がなされる。
【0076】吸引チューブ17の内面には、弾性部材に
て逆止部48が一体に形成されている。前記逆止部48
は、吸引チューブ17の吸引口金14との接続端近傍に
形成されている。この逆止部48は断面を半月状に形成
されており、先端を吸引口金14との接続端とは逆方向
に向けて形成されている。
【0077】前記構成で、吸引口金14に接続して通常
の吸引動作を行う場合は、図15に示されるように、逆
止部48の先端が矢印の方向(吸引方向)を向いている
ため容易に開く。
【0078】一方、吸引チューブ17を吸引口金14よ
り取り外した場合、図16に示されるように、逆止部4
8が閉じて、吸引チューブ17内に残留した吸引汚物4
9が吸引チューブ17内にとどめられる。
【0079】本実施例では、吸引チューブ17を吸引口
金14より取り外した場合、吸引されてきた汚物49
が、吸引チューブ17より外に垂れることが無く、環境
及び検査者を汚物による汚染より守ることができる。
【0080】図17ないし図19は第7実施例に係り、
図17は吸引チューブの先端側断面図、図18は吸引口
金に吸引チューブを接続した状態の断面図、図19は吸
引口金から吸引チューブを抜去した状態の断面図であ
る。
【0081】図17に示されるように、本実施例の吸引
チューブ17は、軟性の弾性部材より構成されており、
その端部が内面側に折り返されて逆止部48Dが形成さ
れている。この逆止部48Dは、少なくとも吸引チュー
ブ17の吸引口金14との接続端において形成されてい
る。そして、逆止部48Dは、吸引チューブ17の端面
より先端を細く、円錐状に形成されている。
【0082】前記構成において、吸引口金14に接続し
た場合は、図18に示されるように、逆止部48Dを押
し開き、逆止部48Dの内部に吸引口金14が入り込む
ように接続される。
【0083】吸引チューブ17を吸引口金14より取り
外した場合、図19に示されるように、逆止部48Dが
閉じて、吸引チューブ17内に残留した吸引汚物49を
吸引チューブ17内にとどめる。
【0084】本実施例では、吸引チューブ17を吸引口
金14より取り外した場合、吸引してきた汚物49が吸
引チューブ17より垂れることが無く、環境及び検査者
を汚物による汚染より守ることができる。
【0085】図20ないし図23は第8実施例に係り、
図20は内視鏡の全体的な外観図、図21は内視鏡操作
部の斜視図、図22は内視鏡操作部の上面図、図23は
チューブを含むユニバーサルコードの断面図である。
【0086】図20に示す内視鏡1Eは、図13に示す
内視鏡1′とほぼ同様の構成であり、吸引管路等の挿通
経路が一部異なっている。その他、第1,第6実施例と
同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明
を省略する。
【0087】図20に示すように、操作部7の一部に吸
引管路3に接続された吸引口金14が操作ノブ50側に
突出して設けられている。同様に、送気管路4に接続さ
れた送気口金15、送水管路5に接続された送水口金1
6も設けられている。
【0088】操作部7の操作グリップ7a上において、
前記各口金が設けられた位置から、ユニバーサルコード
8ヘ至る部位に、図22に示されるように溝状に形成さ
れたチューブ挿入溝部51が設けられている。
【0089】図23に示されるように、ユニバーサルコ
ード8にも操作部グリップ7a上と同様に、操作部グリ
ップ7aに設けられたチューブ挿入溝部51と連続する
ような溝状のチューブ挿入溝部51が設けてある。
【0090】ユニバーサルコード8には、図21、図2
3に示すように着脱自在のテープよりなる結束ベルト5
2が少なくとも1ケ所設けてある。
【0091】前記構成で、図21に示すように、吸引口
金14、送気口金15、送水口金16に接続された吸引
チューブ17、送気チューブ18、送水チューブ19
は、図22に示すように操作部グリップ7aに設けられ
たチューブ挿入溝部51に収められる。
【0092】操作部グリップ7aのチューブ挿入溝部5
1に収められた前記チューブ類は、操作者の手によっ
て、操作部グリップ7aに一体に保持される。操作部グ
リップ7aのチューブ挿入溝部51より導かれた各チュ
ーブ類は、ユニバーサルコード8に設けられたチューブ
挿入溝部51に収められる。そして、前記各チューブ類
は、図23に示されるようにユニバーサルコード8にお
いて、拘束ベルト52により一体に保持される。
【0093】本実施例では、内視鏡操作部の一部より外
部に引き出された送気送水及び吸引チューブは、内視鏡
と一体的に保持され、取り扱いが容易となる。
【0094】図24は第9実施例に係り、図24(a)
は操作部の断面図、図24(b)はチューブの保持に関
する説明図である。
【0095】本実施例の内視鏡は、第8実施例の結束ベ
ルトに代えて、操作部にチューブを保持する係止部材が
設けられている。その他、第8実施例と同様の構成及び
作用については、同じ符号を付して説明を省略すると共
に、異なる点についてのみ説明する。
【0096】図24(a)に示すように、操作グリップ
7a上のチューブ挿入溝51に係止部材としての管路カ
バー53を設けている。管路カバー53は、一部を操作
グリップ7aに対して開閉自在とする開閉関節54によ
って連結されている。管路カバー53は、操作部グリッ
プ7aと当接する部位に、係止凸部55が設けてある。
また、操作グリップ7aにも、管路カバー53と当接す
る部位に係止凸部55と干渉し合うように係止溝部56
が設けてある。
【0097】前記構成では、操作部グリップ7aに設け
てあるチューブ挿入溝部51に吸引チューブ17、送水
チューブ19及び送気チューブ18を収めた後、管路カ
バー53を閉じる。
【0098】管路カバー53は係止凸部55が係止溝部
56と係合し、前記各チューブ類をチューブ挿入溝部5
1内に一体に保持する。
【0099】本実施例では、図24(a)に示すよう
に、操作者が操作部グリップ7aを把持したとき、操作
者の手やその他の外部の圧迫より送気、送水及び吸引チ
ューブを潰れないように保護し、管路の機能を確保する
ことができる。
【0100】図25及び図26は第10実施例に係り、
図25は内視鏡操作部の先端側の斜視図、図26は内視
鏡装置の全体的な構成図である。
【0101】本実施例の内視鏡は、先端から液体及び気
体を吸引する吸引管路と、先端に気体及び液体を送り込
む送気送水管路と、吸引ポンプ、送気送水用のポンプと
の接続部を内視鏡操作部の一部に設けた構成のものであ
る。その他、第1実施例と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略すると共に、異なる点
についてのみ説明する。
【0102】図26に示されるように、内視鏡1″の吸
引管路3、送気管路4、送水管路5は、図25に示す操
作部7に設けれた吸引口金14、送気口金15、送水口
金16に各接続され、内視鏡外部に開口している。
【0103】吸引口金14、送気口金15、送水口金1
6はそれぞれ、吸引チューブ17、送気チューブ18、
送水チューブ19に接続されるようになっている。これ
ら吸引チューブ17、送気チューブ18、送水チューブ
19は更に、ランプ30を内装した流体制御装置2に内
蔵または外部に設けられた、吸引ポンプ22、送気ポン
プ24に吸引タンク21、送水タンク26、及び吸引弁
20、送気弁23、送水弁25を介して接続されてい
る。
【0104】前記吸引口金14、送気口金15、送水口
金16は、図25に示されるように操作部グリップ7a
の下部、鉗子口11近傍に設けられている。
【0105】前記構成で、内視鏡洗浄時には、図25に
示すように、吸引チューブ17、送気チューブ18、送
水チューブ19を鉗子口11近傍に設けた吸引口金1
4、送気口金15、送水口金16より取り外し、吸引口
金14、送気口金15、送水口金16の各口金より洗浄
液を図示しない洗浄具により注入する。
【0106】吸引管路3、送気管路4、送水管路5の各
管路は、接続用コネクタ近傍に吸引及び送気送水装置と
の接続部を有していた構成の管路より管路長が短くなっ
ている。これにより、管路抵抗が小さくなり、管路内に
流す洗浄液の流量を多くすることができる。
【0107】本実施例では、内視鏡内部に設けられた吸
引及び送気送水の各管路は、ユニバーサルコード8先端
のコネクタ8aに口金があるものより短い管路長であ
り、洗浄する場合に高い圧力を発生させ得るポンプ等が
不要となり、また内視鏡に内装された各管路の洗浄効果
を向上させることができる。
【0108】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1)体内に挿入される挿入部と、この挿入部に連結さ
れる操作部とを有し、送気、送液または吸引の少なくと
も一つがなされかつ対応する送気、送水または吸引の少
なくとも一つを行う装置が接続される管路を挿通してい
る内視鏡において、当該内視鏡の外部に開口部を有し、
かつ前記管路の中途と連通しており、前記管路内を洗浄
する際に液体の注入口となる洗浄口部材と、前記洗浄口
部材に着脱自在の閉塞部材、または前記管路から前記洗
浄口部材の開口部に向う連通路との間を開閉自在とする
開閉装置の少なくとも一方とを有している。
【0109】付記1記載の構成では、洗浄口部材から両
開口端への管路の長さは、管路全長よりも短くなるの
で、従来のものより管路抵抗が減り洗浄し易くなる。従
って、洗浄液送液ポンプを簡易なものにできる。
【0110】(2)前記洗浄口部材の開口部は、前記管
路の全長の中間点に位置するように設けられている付記
1に記載の内視鏡。
【0111】付記2に記載の構成では、管路のほぼ中間
位置に洗浄口部材を設けることで、注入口である開口部
から、一方の開口端(挿入部先端)までの長さと、他方
の開口端(コネクタ側開口端)までの長さとが同じなの
で、管路抵抗がほぼ等しくなり、注入口より注入された
洗浄液が、先端側管路とコネクタ側管路とに均等に流れ
込む。
【0112】(3)前記開閉装置は、前記管路内に流体
を流した場合に、前記管路内を流れる流体が外部に流出
することなく前記洗浄口部材の開口部に向う流路を閉塞
する一方、前記洗浄口部材の開口部から液体を流入させ
た場合に、前記流路を解放するように動作する弁体を有
している付記1に記載の内視鏡。
【0113】(4)前記弁体は、合成樹脂からなる付記
3に記載の内視鏡。
【0114】(5)前記弁体は、ゴムからなる付記3に
記載の内視鏡。
【0115】付記3、4、5の構成では、洗浄口部材か
ら洗浄液を注入するべく外部から圧がかかった場合に弁
体が開き、管路内に洗浄液が注入できる。逆に、通常の
送気送水及び吸引動作時に管路内部から圧が加わった場
合には弁体が閉じ、管路内から流体が流出しない。すな
わち、付記3,4,5の構成では、送気、送液及び吸引
の動作時に、開口部からの流体の漏れをなくすことがで
きる。
【0116】(6)前記開閉装置は、前記管路の一方の
開口端と他方の開口端とのいずれか一方と前記洗浄口部
材の開口部とを選択的に連通させ、かつ選択しない開口
端側の管路を閉塞させよう移動自在に配置された選択部
材を内装し、前記洗浄口部材と組合わされる構成になっ
ている付記1に記載の内視鏡。
【0117】(7)前記開閉装置は、前記弁体が配置さ
れている付記6に記載の内視鏡。
【0118】付記6,7に記載の構成では、選択部材を
動かすことで、管路の先端側またはコネクタ側のいずれ
か一方の管路を選択的に塞ぎ、洗浄液を先端側またはコ
ネクタ側へ選択的に注入できるので、汚染のひどい部位
を選択的に洗浄することができる。
【0119】(8)吸引がなされる吸引管路を挿通して
いる内視鏡と、前記吸引管路に連通・接続される吸引装
置とを有する内視鏡装置において、前記内視鏡の吸引管
路と前記吸引装置を接続し、かつ内視鏡側の接続端に、
弁体を設けている吸引チューブを有する内視鏡装置。
【0120】付記8に記載の構成では、吸引装置より内
視鏡に接続される吸引チューブの接続端に、弁体を設け
たことにより、吸引した吸引物等の逆流を防止すること
ができる。
【0121】(9)体内に挿入される挿入部と、この挿
入部に連結される操作部とを有し、送気、送液または吸
引の少なくとも一つがなされかつ対応する送気、送水ま
たは吸引の少なくとも一つを行う装置が接続される管路
を挿通している内視鏡において、前記装置と接続される
前記管路の接続部を前記操作部の一部に設けている内視
鏡。
【0122】付記9に記載の構成では、送気、送水また
は吸引の一つまたは複数の管路と、前記装置としての吸
引装置または送気、送水装置との接続部を前記操作部に
設けることで、内視鏡内部に設けられた管路の長さを短
くし、管路抵抗を小さくできる。
【0123】(10)体内に挿入される挿入部と、この
挿入部に連結される操作部とを有し、送気、送液または
吸引の少なくとも一つがなされかつ対応する送気、送水
または吸引の少なくとも一つを行う装置が接続される管
路を挿通している内視鏡において、前記管路に一体また
は別体で前記装置との接続をするたの管路を保持するた
めの溝部を有する内視鏡。
【0124】付記10に記載の構成で、内視鏡操作部の
一部より外部に引き出された管路が、例えば操作部に設
けられた溝部に沿い内視鏡と一体的に保持され。
【0125】(11)前記管路を溝部に保持した状態で
当該内視鏡に係止する手段を有する付記10に記載の内
視鏡。
【0126】付記11に記載の構成で、内視鏡操作部の
一部より外部に引き出された管路が、内視鏡の操作部あ
るいはユニバーサルコードにおいて固定され内視鏡に一
体的に保持される。
【0127】付記10,11に記載の構成では、管路の
取扱が容易にできる。
【0128】(12)前記溝部の少なくとも一部を覆う
と共に開閉自在で、前管路を保持する蓋部を有する付記
10に記載の内視鏡。
【0129】付記12に記載の構成で、溝部に沿って配
置された管路を圧迫することなく蓋部が係合するので、
操作者の手や外部の圧迫より管路の潰れを防止でき、機
能を確保できる。
【0130】
【発明の効果】以上説明説明したように、本発明の内視
鏡によれば、洗浄する管路の管路抵抗を小さくでき、洗
浄用の装置の負担を軽減できるという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る内視鏡装置の全体的な
構成図。
【図2】図2は内視鏡の内部構成図。
【図3】図3及び図4は第3実施例に係り、図3は洗浄
口金及び開閉装置の断面図。
【図4】図4は開閉装置の動作説明図。
【図5】図5及び図6は第4実施例に係り、図5は開閉
装置の断面図。
【図6】図6は開閉装置の作用を示す断面図。
【図7】図7ないし図12は第5実施例に係り、図7は
洗浄口金及び開閉装置の断面図。
【図8】図8は流通経路の説明図。
【図9】図9は流通経路の選択を示す説明図。
【図10】図10は洗浄口金の上面図。
【図11】図11は開閉装置内における洗浄口金の動作
説明図。
【図12】図12は開閉装置の動作説明のための断面
図。
【図13】図13ないし図16は第6実施例に係り、図
13は内視鏡の全体的な外観図。
【図14】図14は吸引チューブの先端側断面図。
【図15】図15は吸引チューブに吸引口金を接続した
状態の断面図。
【図16】図16は吸引チューブから吸引口金を取外し
たときの断面図。
【図17】図17ないし図19は第7実施例に係り、図
17は吸引チューブの先端側断面図。
【図18】図18は吸引口金に吸引チューブを接続した
状態の断面図。
【図19】図19は吸引口金から吸引チューブを抜去し
た状態の断面図。
【図20】図20ないし図23は第8実施例に係り、図
20は内視鏡の全体的な外観図。
【図21】図21は内視鏡操作部の斜視図。
【図22】図22は内視鏡操作部の上面図。
【図23】図23はチューブを含むユニバーサルコード
の断面図。
【図24】図24は第9実施例に係り、図24(a)は
操作部の断面図、図24(b)はチューブの保持に関す
る説明図。
【図25】図25及び図26は第10実施例に係り、図
25は内視鏡操作部の先端側の斜視図。
【図26】図26は内視鏡装置の全体的な構成図。
【図27】図27は従来例に係る内視鏡装置の全体的な
構成図。
【図28】図28はチューブと接続口金の断面図。
【図29】図29はチューブから漏れを示す説明図。
【符号の説明】
32…内視鏡装置 1…内視鏡 3…吸引管路 4…送気管路 5…送水管路 12…洗浄口金 13…蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される挿入部と、この挿入部
    に連結される操作部とを有し、送気、送液または吸引の
    少なくとも一つがなされかつ対応する送気、送水または
    吸引の少なくとも一つを行う装置が接続される管路を挿
    通している内視鏡において、 当該内視鏡の外部に通じる開口部を有しかつ前記管路の
    中途と連通しており、前記管路内を洗浄する際に液体の
    注入口となる洗浄口部材と、 前記洗浄口部材に着脱自在の閉塞部材、または前記管路
    から前記洗浄口部材の開口部に向う連通路との間を開閉
    自在とする開閉装置の少なくとも一方とを有している、 ことを特徴としている内視鏡。
JP6249828A 1994-10-14 1994-10-14 内視鏡 Withdrawn JPH08112247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249828A JPH08112247A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249828A JPH08112247A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08112247A true JPH08112247A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17198798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6249828A Withdrawn JPH08112247A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08112247A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505209A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ルーク ファールチョイグ−ヒドラウリク ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー ロータリベーンポンプ
JP2012505034A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 エシコン・インコーポレイテッド 内視鏡再処理システムのための流体コネクタ
EP2859834A1 (en) 2013-09-06 2015-04-15 Fujifilm Corporation Endoscope system having connector
US9433771B2 (en) 2008-10-13 2016-09-06 Ethicon, Inc. Quick disconnect fluid connector
US10582984B2 (en) 2008-10-13 2020-03-10 Asp Global Manufacturing Gmbh Endoscope channel separator

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505209A (ja) * 2000-07-27 2004-02-19 ルーク ファールチョイグ−ヒドラウリク ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー ロータリベーンポンプ
JP4859329B2 (ja) * 2000-07-27 2012-01-25 ルーク ファールチョイグ−ヒドラウリク ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー ロータリベーンポンプ
JP2012505034A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 エシコン・インコーポレイテッド 内視鏡再処理システムのための流体コネクタ
US9433771B2 (en) 2008-10-13 2016-09-06 Ethicon, Inc. Quick disconnect fluid connector
US9592373B2 (en) 2008-10-13 2017-03-14 Ethicon, Inc. Fluid connector for endoscope reprocessing system
US10561307B2 (en) 2008-10-13 2020-02-18 Asp Global Manufacturing Gmbh Fluid connector for endoscope reprocessing system
US10582984B2 (en) 2008-10-13 2020-03-10 Asp Global Manufacturing Gmbh Endoscope channel separator
EP2859834A1 (en) 2013-09-06 2015-04-15 Fujifilm Corporation Endoscope system having connector
US9795280B2 (en) 2013-09-06 2017-10-24 Fujifilm Corporation Endoscope system having connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0235567B2 (ja)
JP4139920B2 (ja) 内視鏡の管路構造
JPH0343892B2 (ja)
JP2005007001A (ja) 内視鏡の送液装置
JP3015277B2 (ja) 内視鏡装置
JPH08112247A (ja) 内視鏡
JPH07313442A (ja) 内視鏡
JP4528051B2 (ja) 内視鏡
JP4100019B2 (ja) 内視鏡の観察窓洗浄用流体供給機構
JPH06319699A (ja) 内視鏡の吸引制御装置
JP2001061773A (ja) 内視鏡用弁装置及び弁付送水チューブ並びに内視鏡システム
JPS6340536B2 (ja)
JP5606815B2 (ja) 内視鏡
JPH11104076A (ja) 内視鏡洗浄用アダプタ
JP2001061775A (ja) 内視鏡用送液具
JPS6317446Y2 (ja)
JP2000245696A (ja) 内視鏡の管路洗浄方法及びその装置
JPH0433451B2 (ja)
JP3818688B2 (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ
JP4199534B2 (ja) 副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法及び洗浄用アダプタ
JP2006175221A (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ
JPS62277935A (ja) 内視鏡用送水装置
JP3825541B2 (ja) 内視鏡
JP3653148B2 (ja) 内視鏡の管路洗浄装置
JPH0433452B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115