JP2001061775A - 内視鏡用送液具 - Google Patents

内視鏡用送液具

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JP2001061775A
JP2001061775A JP23868699A JP23868699A JP2001061775A JP 2001061775 A JP2001061775 A JP 2001061775A JP 23868699 A JP23868699 A JP 23868699A JP 23868699 A JP23868699 A JP 23868699A JP 2001061775 A JP2001061775 A JP 2001061775A
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JP
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tube
liquid
endoscope
forceps
water supply
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JP23868699A
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English (en)
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Takashi Otawara
崇 大田原
Takeshi Yokoi
武司 横井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00137End pieces at either end of the endoscope, e.g. caps, seals or forceps plugs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の処置具挿通チャンネルの手元側開口部
に容易に着脱でき、処置具挿通チャンネルの手元側開口
部から不用意に外れたり、液漏れを生じさせたりするこ
とがない内視鏡用送液具の提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、内視鏡のチャンネル21の手元
側開口部37に取り付けられる鉗子栓34と、鉗子栓3
4に着脱自在に接続されてチャンネル21内に液体を送
液する送液チューブ131とからなる内視鏡用送液具に
おいて、鉗子栓34は、外端部に位置され且つ弾性を有
する第1の弁体111と、内部に設けられ且つ弾性を有
する第2の弁体108とによって構成される鉗子挿入口
を有し、送液チューブ131は、前記鉗子挿入口からチ
ャンネル21の手元側開口部37に挿入される先端硬質
部133を有し、先端硬質部133は、第1の弁体と第
2の弁体との間の距離よりも長く設定されるとともに、
第1および第2の弁体を弾性的に押し開いてこれらの弁
体とシール状態で密着し得るようにその外径が設定され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の処置具挿
通チャンネルの手元側開口部に取り付けられ、処置具挿
通チャンネル内に液体を送液するための内視鏡用送液具
に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を用いた医療検査および手術等に
おいては、出血部位の洗滌や汚物除去等の目的で、内視
鏡の鉗子チャンネルを通じて患者の体内に清浄水あるい
は薬液等を注入することが行なわれている。このような
液体注入(送液操作)は、通常、術者あるいはすぐ側に
ついている補助者が処置具挿通チャンネルの手元側開口
部に設けられた鉗子栓(特開平2−200234号公報
等参照)にシリンジを直接に差し込むことによって行な
われる。
【0003】また、術者が直接にシリンジによる送液操
作をせず、離れた補助者が送液を行なうこともあり、こ
の場合には、送液チューブが使用される。この送液チュ
ーブは、軟性チューブによってその本体が構成されてお
り、先端が鋭角に尖った硬質部材を先端に有している。
このような送液チューブを用いて送液操作を行なう場合
には、前記硬質部材を鉗子栓の開口部に差し込むととも
に、送液チューブの手元側にシリンジや送液ポンプ等の
送液手段を接続する。これにより、送液手段からの液体
を送液チューブを介して処置具挿通チャンネル内に送液
することが可能となる。なお、送液チューブは、離れた
補助者が送液を行なうために使用されるだけでなく、送
液ポンプによって送液を行なう場合に汚物が逆流してポ
ンプ内に入り込むことを防止するためにも使用される。
すなわち、送液ポンプと鉗子栓との間に送液チューブを
介することにより、逆流した汚物が送液ポンプ内に流れ
込むことが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉗子栓に直
接にシリンジが差し込まれている場合、術者や補助者等
は、シリンジをしっかりと把持しながら送液を行なうこ
とができる。そのため、シリンジが鉗子栓から不用意に
外れてしまうことはない。
【0005】しかし、送液チューブが使用される場合、
補助者等は、送液チューブの硬質部材と鉗子栓との接続
部から離れた位置でシリンジ等の送液手段を操作しなけ
ればならないため、硬質部材を把持することができな
い。そのため、送液時の圧力によって硬質部材が鉗子栓
から不用意に外れたり緩んだりして、液体が漏れてしま
う虞がある。
【0006】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、内視鏡の処置具挿通
チャンネルの手元側開口部に容易に着脱でき、処置具挿
通チャンネルの手元側開口部から不用意に外れたり、液
漏れを生じさせたりすることがない内視鏡用送液具を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、内視鏡の処置具挿通チャンネルの手元側
開口部に取り付けられる鉗子栓と、前記鉗子栓に着脱自
在に接続されて処置具挿通チャンネル内に液体を送液す
る送液チューブとからなる内視鏡用送液具において、前
記鉗子栓は、外端部に位置され且つ弾性を有する第1の
弁体と、内部に設けられ且つ弾性を有する第2の弁体と
によって構成される鉗子挿入口を有し、前記送液チュー
ブは、前記鉗子挿入口から前記処置具挿通チャンネルの
手元側開口部に挿入される先端硬質部を有し、前記先端
硬質部は、前記第1の弁体と前記第2の弁体との間の距
離よりも長く設定されるとともに、第1および第2の弁
体を弾性的に押し開いてこれらの弁体とシール状態で密
着し得るようにその外径が設定されていることを特徴と
する。
【0008】この構成によれば、鉗子挿入口から処置具
挿通チャンネルの手元側開口部にわたって先端硬質部を
挿通すると、第1および第2の弁体の2個所で先端硬質
部が弾性的に固定される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態について説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態に係る内視鏡用
送液具が適用される内視鏡システム1を示している。図
示のように、内視鏡システム1は、電子式の内視鏡2
と、内視鏡周辺装置としての付帯設備3とからなる。付
帯設備3は、光源装置4と、カメラコントロールユニッ
ト(CCU)を含む画像処理装置5と、モニタ6と、吸
引装置7と、入出力操作用キーボード8と、送水タンク
9とからなり、単一の架台10に設置されている。
【0011】内視鏡2は、操作部11と、挿入部12
と、ユニバーサルコード13とを有している。操作部1
1は、操作者の手によって把持される把持部38を有し
ている。また、操作部11には、把持部38よりも挿入
部12側に位置して、隆起部39が形成されている。ユ
ニバーサルコード13の先端には、光源装置4や画像処
理装置5等に接続されるコネクタ部14が設けられてい
る。挿入部12は、可撓管部15と、可撓管部15の先
端に接続された湾曲管部16と、湾曲管部16の先端に
接続された先端部17とからなる。また、挿入部12の
基端部は、操作部11との接続部で折れてしまわないよ
うに、折止め部36として形成されている先端部17の
先端面には、照明光学系を構成する照明レンズ18と、
観察光学系を構成する対物レンズ19と、内視鏡2の内
部に形成された送気管路と送水管路とに通じる送気送水
ノズル20とが設けられている。なお、前記照明光学系
は、照明レンズ18の他に、内視鏡2の内部に組み込ま
れたライトガイドファイババンドル等を有し、また、前
記観察光学系は、対物レンズ19の他に、固体撮像素子
や信号ケーブル等を有している。
【0012】図1および図2に示されるように、ユニバ
ーサルコード13の先端に設けられたコネクタ部14に
は、前記送気管路の端部を構成する送気口金23と、吸
引口金24と、前記送水管路の端部を構成する送水口金
(図示せず)と、電気接続口金(図示せず)と、前記ラ
イトガイドファイババンドルに光学的に接続され且つ光
源装置4に接続されるライトガイド口金25とが配設さ
れている。送水口金には送水チューブ26が接続され、
吸引口金24には吸引チューブ27が接続され、電気接
続口金には画像処理装置5に通じる電気ケーブル28が
接続されている。
【0013】操作部11には、湾曲操作ノブ31と、送
気送水操作ボタン32と、吸引操作ボタン33と、各種
の操作スイッチ35とが設けられている。湾曲操作ノブ
31は、湾曲管部16を上下/左右方向に湾曲させるた
めに操作される。また、送気送水操作ボタン32は、送
気送水ノズル20から対物レンズ19の外表面に水や空
気等の流体を噴き付けて対物レンズ19の外表面を洗浄
する際に操作される。また、吸引操作ボタン33は、体
腔内の粘液等を回収するための吸引動作を行なう際に操
作される。
【0014】図2に詳しく示されているように、内視鏡
2の内部には、操作部11から挿入部12の先端にわた
って、処置具挿通チャンネル21が形成されている。処
置具挿通チャンネル21の先端側開口部22は、先端部
17の先端面に位置して開口している。また、処置具挿
通チャンネル21の手元側開口部37は、僅かに先広が
りに形成されており、操作部11に設けられた隆起部3
9の突出端面にこれと略同じ向きで突設されている。な
お、隆起部39から突出する手元側開口部37には、後
述する鉗子栓34が着脱自在に装着される(図2は、鉗
子栓34が装着された状態で示されている)。また、手
元側開口部37の外周には鉗子栓係止用のフランジ40
が形成されている。
【0015】また、内視鏡2の内部には吸引管路29が
配設されている。この吸引管路29の一端側は、ユニバ
ーサルコード13の先端に設けられたコネクタ部14の
吸引口金24で終端している。また、吸引管路29の他
端側は、ユニバーサルコード13を通じて操作部11内
に導かれるとともに、処置具挿通チャンネル21の途中
部分に接続されてこの処置具挿通チャンネル21に連通
している。吸引管路29の途中には、吸引操作ボタン3
3により操作される吸引制御弁30が介挿されている。
なお、吸引制御弁30は、吸引管路29を処置具挿通チ
ャンネル21側に連通せしめて吸引口金24に接続され
る吸引ポンプの吸引力を処置具挿通チャンネル21に作
用させる閉位置(通常はこの位置にセットされる)と、
吸引管路29を外気に連通せしめる開位置との間で切り
換えられるようになっている。吸引制御弁30が前記閉
位置に位置されて処置具挿通チャンネル21に吸引力が
作用すると、処置具挿通チャンネル21の先端側開口部
22を通じて体内の汚物や体液等を吸引することができ
るようになり、また、吸引制御弁30が前記開位置に位
置されると、外気が吸引され、吸引ポンプの負荷が軽減
されるようになっている。
【0016】図3には鉗子栓34の構造が示されてい
る。鉗子栓34は、本実施形態に係る内視鏡用送液具の
一方側を構成しており、鉗子栓本体101と、蓋体10
2と、これら両者101,102を連結する連結アーム
103とからなる。鉗子栓本体101と蓋体102と連
結アーム103は、シリコンゴム等の弾性材料によって
一体に形成されている。
【0017】鉗子栓本体101は略筒状に形成されてい
る。鉗子栓本体101の一端側には、内視鏡2側の手元
側開口部37に嵌合して係着される取付け端部104が
形成されている。また、鉗子栓本体101の他端側に
は、蓋体102が着脱自在に嵌着される上面開口端部1
05が形成されている。
【0018】上面開口端部105の内周面には周回溝1
06が形成されている。この周回溝106には、蓋体1
02の嵌合部外周面に突出形成された突縁部107が弾
性的に嵌まり込んで係着するようになっている。
【0019】蓋体102の中央部には、第1の仕切り膜
(第1の弁体)111が形成されている。この第1の仕
切り膜111は第1のスリット110を有している。ま
た、鉗子栓本体101の内側には、取り付け端部104
と上面開口端部105とを仕切るように、第2の仕切り
膜(第2の弁体)108が設けられている。この第2の
仕切り膜108は第2のスリット109を有している。
【0020】第1のスリット110は、略閉じられた状
態に常時保持されており(鉗子栓34の内側を略シール
状態に維持できる範囲で僅かに開口している)、鉗子等
の処置具が差し込まれた時にのみ弾性的に押し開かれる
ようになっている。一方、第2のスリット109は、常
時開口されているが、第2のスリット109の口径より
も大きい外径の処置具が第1のスリット110を通じて
第2のスリット109に通された時には、処置具によっ
て弾性的に押し広げられるようになっている。すなわ
ち、処置具挿通チャンネル21の手元側開口部37に鉗
子栓34を装着し、鉗子栓34に処置具を通さない時に
は、第1の仕切り膜111によって処置具挿通チャンネ
ル21内を外部に対してシールすることができる。ま
た、鉗子栓34に処置具が通された際には、第1および
第2の仕切り膜111,108によって処置具挿通チャ
ンネル21内が外部に対してシールされる。
【0021】図4には、本実施形態に係る内視鏡用送液
具の他方側を構成するとともに鉗子栓34に取り付けら
れる送液チューブ131の構造が示されている。図示の
ように、送液チューブ131は軟性チューブ132によ
ってその本体が形成されている。軟性チューブ132の
一端には先端硬質部133が設けられている。また、軟
性チューブ132の他端には口金部136が設けられて
いる。
【0022】軟性チューブ132は、膨張・収縮しない
ように、SUS材等がチューブ内に埋め込まれて補強さ
れている。また、軟性チューブ132は、処置具挿通チ
ャンネル21の手元側開口部37からの逆流量を考慮し
てその長さが設定されている。また、先端硬質部133
は、テーパ状に先細っており、一段径が大きいストッパ
部134をその基端側に有している。また、口金部13
6は、ルアー形状を成しており、シリンジ202が着脱
自在に接続されるようになっている。
【0023】なお、先端硬質部133と軟性チューブ1
32との接続部および軟性チューブ132と口金部13
6との接続部には、熱収縮チューブ等の補強部材135
が設けられている。
【0024】ところで、本実施形態では、図3〜図5に
示されるように、第1の仕切り膜111の上端と第2の
仕切り膜108の下端との間の距離をL、第1のスリッ
ト110の径をD 、第2のスリット109の径をD
、手元側開口部37の内径をD、先端硬質部133
の先端からストッパ部134までの距離をl、先端硬質
部133の先端の外径をd 、ストッパ部134の外
径をd とすると、これらは以下の2つの関係式
(1)(2)を同時に満たす値に設定されている。
【0025】 D ,D <d ≦d<D …(1) l>L …(2) 次に、上記構成の作用について説明する。送液チューブ
131の先端硬質部133を鉗子栓34の第1のスリッ
ト110に挿入していくと、ストッパ部134が第1の
スリット110の上端面に突き当たった時点で先端硬質
部133のそれ以上の挿入が規制される。その状態が図
5に示されている。この時、関係式(2)により、先端
硬質部133の先端からストッパ部134までの距離l
は第1の仕切り膜111の上端と第2の仕切り膜108
の下端との間の距離Lよりも大きく設定されているた
め、先端硬質部133は第1のスリット110と第2の
スリット109とを貫通した状態で配置される。また、
関係式(1)により、先端硬質部133の先端およびス
トッパ部134の外径d ,d が第1および第2の
スリット110,109の径D ,D よりも大きく
設定されているため、先端硬質部133は、鉗子栓34
の弾性力によって2ケ所で強固に固定されるとともに、
鉗子栓34との間の水密が確保される。また、関係式
(1)により、先端硬質部133の先端の外径dが処
置具挿通チャンネル21の手元側開口部37の内径D
よりも小さく設定されているため、先端硬質部133は
手元側開口部37に干渉することなく挿入される。
【0026】このようなセット状態で、送液チューブ1
31の口金部136に液体の入ったシリンジ202を取
り付けて、シリンジ202のピストンを押し込み操作す
ると、シリンジ202内の液体は、送液チューブ131
と鉗子栓34と手元側開口部37とを介して、処置具挿
通チャンネル21内に送られ、処置具挿通チャンネル2
1の先端開口部22から送出される。
【0027】以上説明したように、本実施形態の内視鏡
用送液具は、内視鏡2の処置具挿通チャンネル21の手
元側開口部37に取り付ける鉗子栓34と、鉗子栓34
に着脱自在に接続されて処置具挿通チャンネル21内に
液体を送液する送液チューブ131とからなる。この場
合、鉗子栓34は、弾性体によって形成され、外端部に
位置される第1の仕切り膜(第1の弁体)111と、内
側に設けられた第2の仕切り膜(第2の弁体)108と
によって鉗子挿入口が構成されるとともに、送液チュー
ブ131は、前記鉗子挿入口から処置具挿通チャンネル
21の手元側開口部37に挿入される先端硬質部133
を有し、先端硬質部133の長さが第1の仕切り膜11
1の上端と第2の仕切り膜108の下端との間の距離よ
りも長く設定されるとともに、先端硬質部133の外径
が第1および第2の仕切り膜111,108のスリット
110,109の径よりも大きく設定されている。した
がって、先端硬質部133は、鉗子栓34の弾性力によ
って2ケ所で強固に固定されるとともに、鉗子栓34と
の間の水密が確保される。そのため、処置具挿通チャン
ネル21の手元側開口部37から先端硬質部133が不
用意に外れたり、液漏れが生じたりすることがない。
【0028】また、本実施形態の内視鏡用送液具では、
先端硬質部133の先端の外径dが処置具挿通チャン
ネル21の手元側開口部37の内径Dよりも小さく設
定されている。そのため、先端硬質部133は、手元側
開口部37に干渉することなく挿入され、確実でスムー
ズな送液を可能にする。
【0029】また、本実施形態の内視鏡用送液具では、
先端硬質部133がテーパ状に形成されるとともに弾性
力のみで鉗子栓34に固定される。そのため、鉗子栓3
4を損傷させることなく、先端硬質部133を鉗子栓3
4に容易に着脱することができる。
【0030】なお、本実施形態において、図6に示され
るように、先端硬質部133のテーパ面に突起部137
を設けると、先端硬質部133を第2の仕切り膜108
に確実に係止させることができるため、鉗子栓34から
の送液チューブ131の外れを確実に防止することがで
きる。
【0031】図7は、図1に示される内視鏡2の湾曲管
部16の断面を示している。図示のように、湾曲管部1
6は、複数の関節駒158を長手方向に並べて枢着する
ことによって構成される筒状体から成る。筒状体の内部
には、撮像ケーブル151と、1対のライトガイド15
2,153と、処置具挿通チャンネル21と、送気送水
チューブ155といった内蔵物が挿通されている。ま
た、関節駒158の内面には、略上下左右の4個所に、
図示しないアングルワイヤをガイドする筒状のワイヤガ
イド156が固着されている。前記アングルワイヤは、
その先端が最先端に位置する関節駒158に固定された
状態でワイヤガイド156内に挿通され、その基端が操
作部11の対応する湾曲操作ノブ31に連結されてい
る。そのため、湾曲操作ノブ31を回動操作すると、そ
の湾曲操作ノブ31に連結されているアングルワイヤが
牽引され、牽引されるアングルワイヤが位置している方
向に湾曲管部16が湾曲動作される。
【0032】また、図7において右側に位置するワイヤ
ガイド156の断面中心Oと湾曲管部16の断面中心
Oとを通る直線をS、左側に位置するワイヤガイド1
56の断面中心Oと湾曲管部16の断面中心Oとを通
る直線をS、湾曲管部16の断面中心Oを通る水平な
直線をS、直線Sと直線Sとがなす角度をθ、直線
Sと直線S2とがなす角度をθ、各ワイヤガイド15
6間の距離(各ワイヤガイド15間に形成される隙間の
幅)をH ,H ,H ,H 、ワイヤガイド15
6間に挟まれる虞がある隣接した複数の内蔵物21,1
51,152,153,155の直径の最小値をL
,L ,L ,L,Lとすると、θ,θ
は以下の関係式(3)〜(6)が満たされるように設定
される。
【0033】(L +L )>H …(3) (L +L )>H …(4) (L +L )>H …(5) (L +L )>H …(6) このような寸法設定によれば、ガイドワイヤ156間に
内蔵物が嵌まり込まなくなる。すなわち、ガイドワイヤ
156間に内蔵物が嵌まり込んで、内蔵物の動きが妨げ
らることがなくなる。また、内蔵物ヘの負荷も軽減され
る。また、新たな移動規制部材等を設けていないため、
湾曲管部16内の充填率を上げることなく、湾曲管部1
6の細経化を図ることができる。なお、前記寸法設定が
維持されれば、内蔵物の種類や配列等は図7に限定され
ない。
【0034】図8には湾曲管部16の変形例が示されて
いる。本変形例では、内蔵物の外側に保護チューブを被
せることにより内蔵物の外径を大きくして、内蔵物がガ
イドワイヤ156間に嵌まり込みんでしまうことを防止
している。すなわち、例えば送気送水チューブ155
(送気送水チューブ155に限らず、他のチューブであ
っても良い)は、可撓性チューブ(テフロンチューブ)
161からなり、その外周に可撓性の保護チューブ16
2が被覆されている。この場合、保護チューブ162は
少なくとも湾曲管部16内において設けられる。なお、
そ例外の構成や寸法設定等は図7と同様である。
【0035】このような構成によれば、図7の構成と同
様の作用効果を得ることができるとともに、少なくとも
湾曲部内においてのみ内蔵物の外径を太く設定でき(可
撓管部15においては細い径のまま維持させておくこと
も可能)、湾曲管部16内における内蔵物の暴れを抑え
ることができる。また、保護チューブ162を被せるこ
とにより、外からの圧迫に対して強くなるとともに、可
撓性チューブ161の耐性が良くなり、座屈に対して強
くなる。すなわち、保護チューブ162の作用によっ
て、外力が加わった際の可撓性チューブ161の変形が
抑えられる。これにより、ガイドワイヤ156間に内蔵
物が嵌まり込むことが防止される。
【0036】図9〜図11には、送液チューブ131の
口金部136に接続されるマニュアル送水具201のシ
ステムが示されている。
【0037】図9に示されるように、マニュアル送水具
201は、シリンジ202が接続される2連弁剛体容器
203を有している。2連弁剛体容器203には、シリ
ンジ202が接続される第1の口金204と、吸引チュ
ーブ205が接続される第2の口金206と、送水用チ
ューブ207が接続される第3の口金208とが設けら
れている。また、シリンジ202は、図10に拡大して
示されるように、筒213と、ピストン214とからな
る。
【0038】2連弁剛体容器203内には、図11の
(a)に示されるような弁機構が組み込まれている。す
なわち、この弁機構は、第1の逆止弁209と、第2の
逆止弁210とによって構成されている。第1の逆止弁
209は、第2の口金206に設けられた2枚の弾性ゴ
ム弁体211からなり、吸引チューブ205から流入す
る流体の逆流を阻止する。また、第2の逆止弁210
は、第3の口金208に設けられた2枚の弾性ゴム弁体
212からなり、送水用チューブ207に流出する流体
の逆流を阻止する。なお、2連弁剛体容器203には、
フックや処置具ハンガー等に引掛けられる引掛け用リン
グ215が設けられている。
【0039】また、送水用チューブ207には、その中
間部、好ましくは先端付近に、チューブクランプ217
が装着されている。送水用チューブ207の先端には、
送液チューブ131に接続される接続口金216が設け
られている。また、吸引チューブ205の先端には、ル
アー等の接続口金226を介して、注射針228が設け
られている。
【0040】次に、上記構成のマニュアル送水具201
の作用について説明する。
【0041】まず、マニュアル送水具201の接続口金
216に送液チューブ131の口金部136(図4参
照)を接続し、第1の口金204にシリンジ202を接
続する。次に、吸引チューブ205の端部に配された注
射針228をパック227(図9参照)に差し込み、引
掛け用リング215を処置具ハンガー等に引掛けて固定
する。これにより、セッティングが完了する。なお、こ
の時、チューブクランプ217は閉じておき、送水用チ
ューブ207から送液チューブ131に流体が流れ込ま
ないようにしておく。
【0042】送水を行なう際には、送液チューブ131
を鉗子栓34に接続して(図5参照)、チューブクラン
プ217を開く。この状態で、ピストン214を引く
と、吸引チューブ205を介してパック227から流体
が吸引される。吸引された流体は、ピストン214を押
し込むことにより、送水用チューブ207を介して送液
チューブに供給され、処置具挿通チャンネル21の先端
側開口部22から送出される。この時、流体は、図11
の(a)に示された弁構造により、吸引チューブ205
側に逆流することはない。
【0043】以上説明したように、上記構成のマニュア
ル送水具201によれば、シリンジ202を着脱するこ
となく、連続的な送水が可能となり、特に大量な送液を
行なう際の作業が簡略化され、作業効率が上がる。ま
た、新たに容器を用意する必要がなく、パック227を
任意の位置に配することができるため、スペースを有効
に利用できる。また、チューブクランプ217により送
水用チューブ207の内孔を閉止することができるた
め、接続口金216を送液チューブ131から外した時
に、送水用チューブ207の内部に残留した水が周囲に
飛び散ることを防止できる。
【0044】なお、2連弁剛体容器203に組み込まれ
る弁機構は、図11の(b)または図11の(c)に示
されるような方式のものであっても良い。すなわち、図
11の(b)に示される弁機構は、シリコンゴム等から
なるフラッター逆止弁221である。また、図11の
(c)に示される弁機構は、ステンレス等の錆びない金
属製の硬球222を用いて構成されている。鋼球222
は、水密斜面223と連通用切欠き部224の間で移動
でき、逆流を止めることができる。
【0045】図12〜図14には足踏み式ポンプ241
が示されている。
【0046】図12に示されるように、足踏み式ポンプ
241は、上部側の板材242と下側の逆止弁付き管路
243との間にばね材244を介挿することによって構
成されている。この場合、板材242と逆止弁付き管路
243は、ばね材244に固定されている。また、逆止
弁付き管路243内には逆止弁247が組み込まれてい
る。
【0047】逆止弁付き管路243の吸引側には吸引側
チューブ245が接続されている。また、逆止弁付き管
路243の送水側には送水側チューブ246が接続され
ている。送水側チューブ246は、その端部が送液チュ
ーブ131の口金部136に着脱可能に接続される。ま
た、吸引側チューブ245は、容器322に設けられた
チューブ固定部材321に固定される。
【0048】図14の(a)に示されるように、チュー
ブ固定部材321は、容器322の開口の周縁部に着脱
自在に嵌着される環状の容器取付部321aと、吸引側
チューブ245が着脱自在に固定されるCリング状のチ
ューブ取付部321bとを有している。チューブ固定部
材321の容器取付部321aを容器322に取り付け
且つチューブ固定部材321のチューブ取付部321b
に吸引側チューブ245を固定した状態が図14の
(b)に示されている。
【0049】次に、上記構成の足踏み式ポンプ241の
作用について説明する。
【0050】まず、吸引側チューブ245を容器322
の固定部材321に固定する。これにより、吸引側チュ
ーブ245は安定した位置に配される。この状態で、板
材242に鉛直下向きの力を加えて板材242を押し下
げた後、その力を解除すると、ばね材244の弾性復元
力によって板材242が鉛直上向きに移動し、容器32
2内の清浄水等の液体が吸引側チューブ245を介して
ポンプ241内に吸引される。その状態が図13の
(b)に示されている。
【0051】次に、再び、板材242に鉛直下向きの力
を加えて板材242を押し下げると、ポンプ241内に
吸引された液体が、送水側チューブ246側に押し出さ
れる。その状態が図13の(a)に示されている。以上
の動作を繰り返すことにより、連続した送水が可能とな
る。なお、この場合、逆止弁付き管路243には逆止弁
247が組み込まれているため、逆流等の不具合が生じ
ることがなく、常に吸引側からの清浄水が送水側チュー
ブ246に供給されることになる。
【0052】以上説明したように、上記構成の足踏み式
ポンプ241によれば、送水の際にシリンジの押し引き
作業が不要となるため、送水作業が容易となり、また、
送水を行なう際にシリンジを把持する必要もないため、
他の作業と並行して送水を行なえ、検査効率が向上す
る。
【0053】図15の(a)はチューブ固定部材の変形
例を示している。図15に示されるチューブ固定部材3
21Aは、容器322の開口の周縁部に引掛けられるL
字型の容器取付部321dと、吸引側チューブ245が
着脱自在に固定されるCリング状のチューブ取付部32
1cとを有している。チューブ固定部材321の容器取
付部321dを容器322に引掛け且つチューブ固定部
材321のチューブ取付部321cに吸引側チューブ2
45を固定した状態が図15の(b)に示されている。
【0054】図16および図17には、水道の蛇口を利
用した送水具が示されている。
【0055】図16に示されるように、吸引側チューブ
245の一端部には水道の蛇口251が直接に取り付け
られている。また、吸引側チューブ245の他端部には
弁体252を介して送水側チューブ246の一端部が接
続されている。送水側チューブ246の他端部には送水
側チューブ246と連通する接続口金216が設けられ
ており、この接続口金216は送液チューブ131の口
金部136に着脱可能に接続される。
【0056】図17に示されるように、弁体252は、
筒状のシリンダ部254と、シリンダ部254内にスラ
イド可能に挿通されたピストン部253と、ピストン部
253とシリンダ部254との間に介装されたバネ材2
55とからなる。ピストン部253の側壁には通孔25
6が形成されている。また、シリンダ部254には、吸
引側チューブ245に連通して接続される吸引側口金2
57と、送水側チューブ246に連通して接続される送
水側口金258とが設けられている。
【0057】次に、上記構成の送水具の作用について説
明する。
【0058】図17の(a)に示されるように、ピスト
ン部253に負荷が加えられていない状態では、バネ材
255の弾性力によりピストン部253が押し上げら
れ、通孔256と吸引側口金257とが連通されない。
そのため、吸引側チューブ245から送水側チューブ2
46に水道水が送液されることはない。
【0059】一方、図17の(b)に示されるように、
ピストン部253を押し下げると、通孔256と吸引側
口金257とが連通し、水道の圧力により送水側口金2
58へと送液が行なわれる。
【0060】以上説明したように、上記構成の送水具に
よれば、図11に示されるような弁剛体容器203を使
う必要がない。そのため、構造が単純になり、また、必
要なタイミングで送水を行うことが可能になる。また、
送水時、作業者の両手が空いた状態で容易に連続送水が
可能となる。
【0061】図18および図19には、送液チューブ1
31の代わりに鉗子栓34に取付け可能なマニュアル送
水具276が示されている。
【0062】マニュアル送水具276は、送水口金27
9を有する弁剛体容器277と、弁剛体容器277に接
続される吸引チューブ278とからなる。弁剛体容器2
77には、シリンジ202が着脱自在に接続される接続
口280が設けられている。また、送水口金279は、
送液チューブ131の先端硬質部133と同様、テーパ
形状に形成されている。
【0063】次に、上記構成のマニュアル送水具276
の作用について説明する。
【0064】弁剛体容器277の送水口金279を鉗子
栓34の第2のスリット109(図3参照)から挿入す
ると、送液チューブ131の先端硬質部133の場合と
同様、弁剛体容器277は鉗子栓34に2点で強固に固
定される。次に、シリンジ202を接続口280に取付
け、吸引チューブ278を液中に浸漬する。この状態で
シリンジ202を押し引き操作すると、液体が吸引チュ
ーブ278から弁剛体容器277を介して鉗子栓34に
流れ、処置具挿通チャンネル21へと導入される。
【0065】以上説明したように、上記構成のマニュア
ル送水具276によれば、図9に示されるマニュアル送
水具201に備えられるような送水用チューブ207や
接続口金216をなくすことが可能となるため、装置が
簡略化され、また、着脱も容易に行なえる。また、送水
用チューブ207が不要となるため、送水抵抗が減少
し、送水の際のシリンジ202の押し引きの力量が大幅
に軽減される。また、図19に示されるように、術者一
人での送水が可能となり、術者が自分のタイミングで補
助者なしに送水を行なうことが可能になる。
【0066】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示すような各種の構成が得られる。
【0067】1.内視鏡の処置具挿通チャンネルの手元
側開口部に取り付ける鉗子栓と、前記鉗子栓に着脱自在
に接続されて処置具挿通チャンネル内に液体を送液する
送液チューブとからなる内視鏡用送液具において、前記
鉗子栓は、外端部に位置され且つ弾性を有する第1の弁
体と、内部に設けられ且つ弾性を有する第2の弁体とに
よって構成される鉗子挿入口を有し、前記送液チューブ
は、前記鉗子挿入口から前記処置具挿通チャンネルの手
元側開口部に挿入される先端硬質部を一端部に有し、前
記先端硬質部は、前記第1の弁体と前記第2の弁体との
間の距離よりも長く設定されるとともに、第1および第
2の弁体を弾性的に押し開いてこれらの弁体とシール状
態で密着し得るようにその外径が設定されていることを
特徴とする内視鏡用送液具。
【0068】2.前記先端硬質部の外径は、前記処置具
挿通チャンネルの手元側開口部の内径よりも小さく設定
されていることを特徴とする第1項に記載の内視鏡用送
液具。 3.前記先端硬性部がテーパ状に形成されていることを
特徴とする第1項または第2項に記載の内視鏡用送液
具。
【0069】4.前記先端硬性部には、鉗子栓への挿入
長を規制するためのストッパ部が設けられていることを
特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の
内視鏡用送液具。 5.前記送液チューブの他端部がルアー形状を成してい
ることを特徴とする第1項ないし第4項のいずれか1項
に記載の内視鏡用送液具。
【0070】6.湾曲可能に構成された筒状体内に内蔵
物を挿通するととも、前記筒状体の内周の挿入軸中心に
対して、略上、下、左右4方向に固定したワイヤガイド
を有する内視鏡において、隣り合うワイヤガイドの間隔
を前記ワイヤガイド間に嵌まり込む虞のある隣接した複
数の内蔵物の最小値の和よりも狭くしたことを特徴とす
る内視鏡。
【0071】(第6項の従来技術における問題点)特開
平2−109537号公報に開示されている技術では、
湾曲管内に移動規制部材を設けることで、内蔵物のはま
り込みは防げるものの、湾曲管内の充填率が上がってし
まい、しかも内蔵物の軸方向の動きを悪くしてしまい内
蔵物に負荷がかかる可能性があり、かつ細経化に対して
妨げになるという問題があった。
【0072】(第6項の効果)隣り合うワイヤガイドの
間隔を前記ワイヤガイド間に嵌まり込む虞のある隣接し
た複数の内蔵物の最小値の和よりも狭くしたことで、内
蔵物が前記ワイヤガイド間に嵌まり込まなくなり、内蔵
物の動きを悪くすることがなく、内蔵物の負荷が減ると
同時に、新たな移動規制部材を設けていないため、充填
率が上がらずに嵌まり込みを防止でき、結果的に細経化
が図れる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡の処置具挿通チャンネルの手元側開口部に容易に
着脱でき、処置具挿通チャンネルの手元側開口部から不
用意に外れたり、液漏れを生じさせたりすることがない
内視鏡用送液具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡用送液具が適
用される内視鏡システムの斜視図である。
【図2】図1の内視鏡システムを構成する内視鏡の内部
管路の概略図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る内視鏡送液具を構成
する鉗子栓の断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る内視鏡送液具を構成
する送液チューブの斜視図である。
【図5】図4の送液チューブを図3の鉗子栓に接続した
状態を示す断面図である。
【図6】図4の送液チューブの先端硬質部の変形例を示
す図である。
【図7】図2の内視鏡の湾曲部の断面図である。
【図8】図7の構成の変形例に係る断面図である。
【図9】マニュアル送水具の構成図である。
【図10】図9の送水具の詳細図である。
【図11】図9の送水具の2連弁剛体容器の断面図であ
る。
【図12】足踏み式ポンプの構成図である。
【図13】図12の足踏み式ポンプの作動状態図であ
る。
【図14】(a)はチューブ固定部材の斜視図、(b)
は(a)のチューブ固定部材の容器取付部を容器に嵌着
し且つ(a)のチューブ固定部材のチューブ取付部に吸
引側チューブを固定した状態を示す斜視図である。
【図15】(a)は図14の変形例に係るチューブ固定
部材の斜視図、(b)は(a)のチューブ固定部材の容
器取付部を容器に嵌着し且つ(a)のチューブ固定部材
のチューブ取付部に吸引側チューブを固定した状態を示
す斜視図である。
【図16】水道の蛇口を利用した送水具の斜視図であ
る。
【図17】図16の送水具の弁体の断面図である。
【図18】マニュアル送水具の概略構成図である。
【図19】図18の送水具を鉗子栓に取付けた状態を示
す図である。
【符号の説明】
2…内視鏡 21…処置具挿通チャンネル 34…鉗子栓 37…手元側開口部 108…第2の仕切り膜(第2の弁体) 111…第1の仕切り膜(第1の弁体) 131…送液チューブ 133…先端硬質部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA00 DA03 DA14 DA21 DA56 DA57 GA02 GA11 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF42 FF43 HH04 HH23 HH56 JJ11 JJ13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の処置具挿通チャンネルの手元側
    開口部に取り付けられる鉗子栓と、前記鉗子栓に着脱自
    在に接続されて処置具挿通チャンネル内に液体を送液す
    る送液チューブとからなる内視鏡用送液具において、 前記鉗子栓は、外端部に位置され且つ弾性を有する第1
    の弁体と、内部に設けられ且つ弾性を有する第2の弁体
    とによって構成される鉗子挿入口を有し、 前記送液チューブは、前記鉗子挿入口から前記処置具挿
    通チャンネルの手元側開口部に挿入される先端硬質部を
    有し、 前記先端硬質部は、前記第1の弁体と前記第2の弁体と
    の間の距離よりも長く設定されるとともに、第1および
    第2の弁体を弾性的に押し開いてこれらの弁体とシール
    状態で密着し得るようにその外径が設定されていること
    を特徴とする内視鏡用送液具。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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