JP3330711B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3330711B2
JP3330711B2 JP35456693A JP35456693A JP3330711B2 JP 3330711 B2 JP3330711 B2 JP 3330711B2 JP 35456693 A JP35456693 A JP 35456693A JP 35456693 A JP35456693 A JP 35456693A JP 3330711 B2 JP3330711 B2 JP 3330711B2
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秀雄 伊藤
努 石黒
貴之 横田
聡 中川西
孝治 中本
康人 倉
雅明 中沢
久雄 矢部
幸男 高橋
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    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/02Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
    • F21V21/04Recessed bases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor

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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿入部先端に開口する
鉗子チャンネルと、操作部に装備された吸引切換弁と前
記鉗子チャンネルとを連通させる吸引連絡管路とを具備
した内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡検査においては、観察像が良く見
えるようにするために、内視鏡の挿入部を体腔内に挿入
した状態で、該挿入部内に配設されたチャンネルを用い
て洗浄水を送ったり、色素散布を行って微小な凹凸にコ
ントラストをつける事が良く行なわれる。これを行うた
めに、専用の送液チャンネルを装備したものも開発され
たが、そのような構成にすると、その分、挿入部径が太
くなるという欠点があった。
【0003】これを解決するために、上記送液チャンネ
ルをなくして、吸引チャンネルを兼用する鉗子チャンネ
ルの鉗子栓から直接送液することが試みられている。と
ころが、このような対応では、送液のためのシリンジ等
を着脱する操作が繰り返されることで鉗子栓が傷みやす
く、鉗子栓の寿命が短くなるという問題が生じる。これ
を解決するためには、送液のためにシリンジ等を着脱す
る口金を鉗子栓とは別の位置に装備することが必要とな
る。
【0004】一方、実開昭62−82002号公報に
は、別の目的ではあるが、鉗子口部の側壁にブラシ挿入
用の口金を貫通させた構成が示されている。この場合の
内視鏡は、挿入部先端に開口する鉗子チャンネルと、操
作部に装備された吸引切換弁と前記鉗子チャンネルとを
連通させる吸引連絡管路とを具備した構成で、鉗子チャ
ンネルが吸引管路としても利用される。そして、前記ブ
ラシ挿入用の口金は、吸引切換弁側から鉗子チャンネル
に合流した吸引連絡通路と中心軸線がほぼ一致するよう
に設けられており、該口金によって、吸引連絡通路への
ブラシ挿入が可能にされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、鉗子口
部の側壁部に別の口金を貫通形成する構成とすれば、該
口金から送液することが可能になり、送液専用のチャネ
ルの装備を省いて挿入部の径の縮小を図ることが可能に
なるとともに、鉗子栓の寿命の短縮といった問題を解決
することもできる。
【0006】しかし、その口金の装備によって鉗子チャ
ンネル内に開口する部分が増え、例えば、カテーテルの
ような細くて軟かいチューブを鉗子口部の鉗子チャンネ
ル入口から挿入する時、その曲がり癖によっては、該鉗
子チャンネルに連通しているブラシ挿入用の口金にチュ
ーブが引っ掛かったり、あるいは、該口金側にチューブ
が進入してしまうという不都合が起こり、操作性が低下
するという問題が生じる。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、鉗子チャンネルを送液に利用することが
でき、しかも鉗子チャンネル内に余分な開口を増やさ
ず、鉗子等の処置具を鉗子チャンネルに挿入する際に、
処置具の引っ掛かりや別の開口への誤進入といった不都
合の発生を防止することができ、挿入部の径の縮小、処
置具挿入時等における操作性の向上、観察性能の向上等
を図ることのできる内視鏡を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、挿
入部先端に開口する鉗子チャンネルと、操作部に装備さ
れた吸引切換弁と前記鉗子チャンネルとを連通させる吸
引連絡管路とを具備した内視鏡において、前記吸引連絡
管路の途中に、注入口を設けたことを特徴とする内視鏡
により達成される。
【0009】
【作用】本発明の上記構成によれば、吸引連絡管路に装
備した注入口が、前記吸引連絡管路を介して鉗子チャン
ネルに連通するため、鉗子チャンネルを送液に利用する
ことができ、専用の送液チャネルを用意しなくても送液
や色素散布が可能になる。しかも、前記注入口からの送
液や色素散布は、鉗子を鉗子栓に挿入しているときでも
行うことができる。また、注入口自体は、鉗子チャンネ
ルに合流する吸引連絡管路上に装備されているため、鉗
子チャンネル内に余分な開口を増やさずに済み、鉗子等
の処置具を鉗子チャンネルに挿入する際に、処置具の引
っ掛かりや別の開口への誤進入といった不都合の発生を
防止することもできる。
【0010】
【実施例】
(第1実施例)図1は、本発明に係る内視鏡の第1実施
例の全体を示したものである。この内視鏡は、挿入部
1、操作部2、ユニバーサルコード部3、コネクター部
4より構成されている。
【0011】そして、前記挿入部1の先端には先端構成
部5が設けられ、この先端構成部5には、図示されない
観察光学系、撮像素子、照明光学系、ノズルが設けられ
ている。さらに先端構成部5には鉗子チャンネル出口6
が設けられている。また、この先端構成部5の基端側に
は、弾性体、例えばフッ素ゴムでおおわれた湾曲部7が
設けられ、後述の操作部2のアングルノブ操作で自由に
湾曲がかけられるようになっている。
【0012】前記操作部2は、スイッチ部10、操作部
本体11、把持部12、鉗子口部13で構成されてい
る。ここに、前記スイッチ部10には、リモートスイッ
チ14が複数個設けてあり、内視鏡の外部装置の動作を
制御できるようになっている。
【0013】前記操作部本体11には、着脱自在の吸引
切換弁8、送気送水切換弁9、第2のリモートスイッチ
15が設けられている。また、操作部本体11には、さ
らに先端の湾曲部7を操作するための合成樹脂製(例え
ば、変性ポニフェニレンオキサイド製)のアングルノブ
16が設けられている。そして、このアングルノブ16
は、通常時は回動自在に構成されているが、この回動を
止めるブレーキ機構も内蔵されており、上下方向のブレ
ーキのON/OFFを行うエンゲージレバー17、左右
方向のブレーキのON/OFFを行うエンゲージノブ1
8も設けられている。
【0014】前記把持部12は、やはり、合成樹脂製の
グリップ19で構成され、例えば変性ポニフェニレンオ
キサイドやポリサルフォンで構成されている。前記鉗子
口部13には、鉗子チャンネル入口20が設けられてお
り、鉗子やカテーテル等の処置具が挿入できるようにな
っており、前述の鉗子チャンネル出口6と連通してい
る。前記ユニバーサルコード部3は、主として、ポリウ
レタン樹脂でコーティングされたユニバーサルコード2
1で構成されている。
【0015】前記コネクター部4には、高周波処置時に
漏れ電流を回収するためのアース端子22、図2に示す
送水タンク23に連通する送水口金24、送気口金25
が設けられている。そして、この送気口金25のコネク
ター側にはコネクター内部に分岐26(図2)があり、
そのコネクター側には送気管27が設けられている。ま
た、このコネクター部4は、光源装置28のコネクター
受29に接続することで、上記送気管27が光源装置2
8のポンプと接続され送気可能となるとともに、コネク
ターのライトガイド接続部30とも接続される。そし
て、このコネクター部4の接続端側外周部には、光源装
置28との電気的接続を行う接点31が所定数設けられ
ている。さらに、前記コネクター部4には、中間部に電
気コネクター部32が備えられており、この電気コネク
ター部32が電気ケーブル33を介してビデオプロセッ
サー34に接続されている。このビデオプロセッサー3
4はモニター35と接続され、挿入部1の先端の撮像素
子で撮像された画像がモニター35に映し出されて、観
察可能となっている。
【0016】次に管路構成を、図2に基づいて説明す
る。吸引管路は、吸引切換弁8に対して挿入部1側に位
置した挿入部側吸引管路36と、吸引切換弁8に対して
ユニバーサルコード部3側に位置した手元側吸引管路3
7とを備えた構成とされている。ここに、手元側吸引管
路37は、塩化ビニル樹脂チューブやシリコンチューブ
等の軟性樹脂で構成されている。前記挿入部側吸引管路
36は、挿入部先端に開口する鉗子チャンネル38と、
操作部2側に開口した鉗子チャンネル38の鉗子チャン
ネル入口20に装着される鉗子栓39と、該鉗子栓39
を介して前記鉗子チャンネル38と吸引切換弁8とを連
通させる吸引連絡管路41とを備えた構成とされてい
る。そして、この吸引連絡管路41には前記手元側吸引
管路37と同様な材質の軟質チューブが使用されてお
り、また、この吸引連絡管路41の中間部には、後述す
るシリンジが接続できるような注入口金40が設けられ
ている。
【0017】送気管路は、送気送水切換弁9に対して挿
入部1側に位置した挿入部送気管路42と、送気送水切
換弁9に対してユニバーサルコード部3側に位置したユ
ニバーサルコード側送気管路43とを具備した構成とさ
れている。ここに、ユニバーサルコード側送気管路43
は、コネクター部4の分岐26の部分で送気管27側と
送気口金25側とに分かれている。
【0018】送水管路は、送気送水切換弁9に対して挿
入部1側に位置した挿入部側送水管路44と、送気送水
切換弁9に対してユニバーサルコード部3側に位置した
ユニバーサルコード側送水管路45とを備えた構成とさ
れている。ここに、ユニバーサルコード側送水管路45
は、そのコネクター側開口部に前記送水口金24が設け
られたものである。また、挿入部1の途中には挿入部送
気管路42と挿入部側送水管路44とを連通させる分岐
部46があり、その先端側は共通管47となり、さらに
その先にはノズル48が設けてある。これら共通管4
7、挿入部送気管路42、挿入部側送水管路44、ユニ
バーサルコード側送水管路45、ユニバーサルコード側
送気管路43は、四弗化エチレン樹脂(例えばテフロ
ン)等の撥水性の良い化学的に安定な樹脂で形成されて
いる。
【0019】上記コネクター部4の送水口金24、送気
口金25には、送水タンク23の接続口金49が設けら
れ、この接続口金49を介して、前記送水口金24には
送水チューブ50が、送気口金25には送気チューブ5
1が接続される。これらの送水チューブ50,送気チュ
ーブ51は、それぞれ、送水タンク23のキャップ52
を水密的に貫通している。
【0020】次に本発明の要部である挿入部側吸引管路
36の部分について詳しく説明する。先端構成部5に開
口した鉗子チャンネル38の鉗子口部13の付近は、図
3に示す如きである。即ち、鉗子チャンネル38の基端
側は、前記鉗子チャンネル入口20を提供する鉗子口部
材53の円筒部54に外嵌するとともにエポキシ系接着
剤により接着され、そのチューブの上を糸55により巻
かれ、その上をさらに接着剤56によりほつれ止めされ
ている。
【0021】そして、前記鉗子口部材53の外周の中間
部には、鍔状に回転規制部57が突設されており、この
回転規制部57を操作部本体の座ぐり部150に嵌め込
み、その上を操作部本体に螺合するネジ部材58で押え
ることで、鉗子口部材53の操作部本体(鉗子口部1
3)への固定がなされている。このような鉗子口部材5
3の操作部本体(グリップ19)から突出した端部の開
口が前述した鉗子チャンネル入口20となっている。な
お、前記回転規制部57は、図4に示すように、円形の
周縁部の一部を平坦に切断した形状を呈しており、この
平坦面が前記座ぐり部150の内周面に係合することに
よって、変性ポリフェニレンオキサイドやポリサルフォ
ンのような合成樹脂製のグリップ19や操作部本体11
に対する回転止めを果たしている。また、前記鉗子口部
材53の外部側に突出した端部は、鉗子栓39の嵌合部
となるが、この端部の外周部には、フランジ形状の抜け
止め部59が設けられており、この抜け止め部59が鉗
子栓39に係合するために、鉗子栓39は簡単には脱落
しない。
【0022】そして、この鉗子栓39は、シリコンゴム
等の弾性部材で形成されており、前記抜け止め部59に
係合する端部の弾性変形により、前記鉗子口部材53と
は着脱自在となっている。また、鉗子栓39の先端側に
は、鉗子チャンネル38に臨む小孔60を塞ぐためのキ
ャップ体61が取り付けられている。このキャップ体6
1は、鉗子栓39に係合する大径部62を備えることで
抜け止めされているが、鉗子栓39と同様にシリコンゴ
ム等の弾性部材で形成されているので、着脱自在であ
る。また、上記キャップ体61には、鉗子等の処置具の
挿入を許容するとともに挿入された処置具の周囲に不必
要に隙間が開口することを防止するスリット63が設け
られ、その直下の小孔60とともに汚物の飛散防止、吸
引時のもれ防止を果たす。
【0023】さらに、上記鉗子栓39には、前述の注入
口金40と鉗子チャンネル38とを連通させる第1の接
続管64が一体的に形成してある。この第1の接続管6
4は、前記吸引連絡管路41の一部を構成するもので、
この実施例では鉗子栓39に一体的に形成しているが、
特に一体でなくてもよく、別体である軟性チューブを上
記鉗子栓39に水密的に接着した構成としてもよい。
【0024】前記吸引連絡管路41は、図5に示すよう
に、上記第1の接続管64と、注入口金40と吸引切換
弁8とを連通させる第2の接続管151とから構成され
ており、注入口金40を介して、第1の接続管64と第
2の接続管151とが互いに接続されている。ここに、
注入口金40は、第1乃至第3の3つの管接続部68,
69,70を有した三方活栓で、図6に示すように、内
蔵の切換弁65によって、第1の管接続部68と第3の
管接続部70とを連通状態にしたり、第1の管接続部6
8と第2の管接続部69とを連通状態にしたり、第2の
管接続部69と第3の管接続部70とを連通状態にする
など、連通相手を選択的に切り換える。
【0025】この実施例では、図6に示すように、管接
続部68に第1の接続管64を接続、第2の管接続部
69に第2の接続管151を接続し、第3の管接続部7
0にシリンジ66を接続している。ただし、シリンジ6
6の第3の管接続部70への接続は、図5に示すように
直接的にして接続してもよいし、また、図6に示すよう
に、接続チューブ体67を介して接続するようにしても
よい。接続チューブ体67を介在させた場合には、該接
続チューブ体67の長さを適当に設定しておくことによ
って、シリンジ操作をする人と内視鏡の術者との距離を
とることができて、術者と補助者のような分業制におけ
る検査では操作性が大変良くなる。
【0026】また、この実施例の注入口金40の場合、
第1および第2の管接続部68,69はいずれも外周に
テーパ部71,72が備えられ、第3の管接続部70に
おいては内周にテーパ部73が備えられ、いずれも、テ
ーパ部への嵌合によって管路を着脱自在に固定する。こ
のように、テーパ部への嵌合によって管路を固定させる
構造は、症例間の洗浄時間を短縮するためのもので、1
例毎に新品もしくは清潔なものと簡単に交換可能となっ
ている。
【0027】なお、シリンジ66を第3の管接続部70
に接続する前記接続チューブ体67は、軟性チューブ等
で形成された中継チューブ75の一端に先端口金74を
連結するとともに他端に手元口金76を連結したもので
ある。そして、先端口金74は先端側外周にテーパ部が
設けられ、また、手元口金76は基端側外周および先端
側内周にそれぞれテーパ部77,78が設けられてい
る。そして、テーパ部同士の嵌合により、先端口金74
は第3の管接続部70に着脱自在かつ水密に固定され、
手元口金76はシリンジ66に着脱自在かつ水密に固定
されている。なお、中継チューブ75の他端とこれに嵌
合する手元口金76の端部とは、接着固定されている。
【0028】このような注入口金40による管路相互の
接続において、シリンジ66が装着されていない時は、
吸引もれを防ぐため、通常、第2の接続管151と第1
の接続管64とを連通させた状態としておくことは言う
までもない。
【0029】上記グリップ19には、図7に示すよう
に、管路固定部79が設けられている。これは、吸引連
絡管路41が操作部の外側に配設される内視鏡におい
て、管路が固定されずにいて把持しにくくなることのな
いように操作性の向上を狙ったものである。これによ
り、管路が固定されるので、操作時に把持した手にまと
わりつくという違和感もなく、操作性も維持できる効果
がある。
【0030】ここに、前記管路固定部79は、図7にも
示すように、吸引連絡管路41を収容する溝部80と、
収容された吸引連絡管路41を溝部80に押え込むオー
バーハング部81とからなる。吸引連絡管路41を溝部
80に押込めれば、オーバーハング部81が吸引連絡管
路41を押える役割を果たして、吸引連絡管路41の固
定がなされる。なお、この管路固定部79は、グリップ
19上のどこにあってもよく、複数あってもよい。また
理想的には、鉗子口部材53の反対側に設ける方が、前
記第1の接続管64の曲率が大きくなるので、望まし
い。操作性の点から言えば、グリップ19の中心からで
きるだけ距離が離れた4隅のいずれかに配設するのがよ
い。これは、手で把持した時、実質的に支える大きな平
面もしくは曲面の変化する場所が4隅であるため、ここ
に装備すれば、管路固定部79の装備によって多少の凹
凸が生じても、違和感が一番生じにくいからである。
【0031】前記管路固定部79は、操作部本体11お
よび把持部12等の外周部に布設される管路の固定にも
有効である。また、グリップ19における管路固定部7
9では、図7にも示したように、溝部80の両側にオー
バーハング部81を設けるようにしたが、溝部80の片
側だけにオーバーハング部81を設けた構成としても、
管路固定の効果を得ることができる。図8は、操作部本
体11上の管路の布設状態を示している。図8のC−C
断面の位置に設けられた管路固定部79は、図9に示す
ように、オーバーハング部81が吸引連絡管路41に対
して片側にしかないため、矢印(イ)方向に対してし
か、十分な固定効果がえられない。
【0032】一方、図8のD−D断面の位置に設けられ
た管路固定部79は、図10に示すように、操作部ケー
シング82(グリップ19と同様の合成樹脂で形成され
ている)と操作部カバー83との突き合せ部に形成され
たもので、この場合は、C−C断面の場合とは角度が9
0°ずれた方向にオーバーハング部81が存在し、その
結果、前述の矢印(イ)とは直交する矢印(ロ)方向に
対してしか、十分な固定効果が得られない。
【0033】しかし、C−C断面で示したような管路固
定部79と、D−D断面で示したような管路固定部79
とのそれぞれの固定作用が、互いに他方に欠如している
固定効果を補い合うため、吸引連絡管路41をしっかり
と固定することが可能になる。なお、固定効果をより高
めるには、図9に示した管路固定部79と図10に示し
た管路固定部79との離間距離を小さく設定することが
好ましい。このように、別々の部位に、オーバーハング
部81の突出方向を互いに違えて管路固定部79を形成
すると、オーバーハング部81が溝部80の片側だけで
あっても、良好に吸引連絡管路41を固定できるように
なる。そして、その場合には、それぞれの部材を成形型
で作る際、アンダーカット部がなくなり部品成形コスト
が下がるというメリットが得られる。
【0034】また、吸引連絡管路41が軟性チューブな
ので、その可撓性を利用して、固定方向の違う部分に納
まりよく押込むことができる。なお、図10に示した構
造では、溝部80を操作部カバー83側に形成し、該操
作部カバー83に突き合わせられる操作部ケーシング8
2と操作部カバー83との間にはOリング84を介在さ
せることによって、操作部ケーシング82と操作部カバ
ー83との間の水密性を確保している。また、前記Oリ
ング84の脱落防止のために、Oリング押え85が装備
されている。
【0035】上記吸引連絡管路41は図8、図11に示
すようにアングルノブ16とユニバーサルコード21の
間に配設されており、ユニバーサルコード21側に寄っ
ている。これは、操作性を向上させる目的であり、図1
2に示すように、把持した時にアングルノブ16を操作
する親指のつけ根側に寄せた事となるため、親指操作に
おいては支障が最も少なくて済むものである。さらに、
図8にも示したように、吸引連絡管路41は、グリップ
19に対応する部分と操作部ケーシング82に対応する
部分の角度がθ異っている。これは管路を固定する部品
の形状に合わせて管路をできるだけ飛び出さないように
するための工夫である。
【0036】そしてさらに、図13に示すように、溝部
80はユニバーサルコード21を結合するために操作部
カバー83に設けた凸部86の部分まで来ると、該凸部
86の一部がチューブの固定のための壁88として機能
し、チューブを固定する方向もさらに増え、チューブで
ある吸引連絡管路41がさらに動きにくくなるように規
制される。図10でも述べたが、上記操作部ケーシング
82と操作部カバー83とは、Oリング84により水密
固定されており、両者の係合部は、上記操作部カバー8
3とOリング84とによって押えられた状態で操作部ケ
ーシング82に挿入されるので、その際にOリング84
が破損しないように斜面89により係合している。
【0037】図14は、上記図13に示した溝部80を
別の方向から見た図である。溝部80の深さは、グリッ
プ19側(図14では、左側)からスイッチ部10側に
行くに従って浅くなっていき、最後には消失する。これ
はグリップ側に近い部分は、図12に示すように、アン
グル操作をする親指が動く部分に対応するので、できる
だけ操作性を良くするために吸引連絡管路41を深く操
作部カバー83の溝部80に入れる事が望ましい。とこ
ろが、スイッチ部10側へ行くに従っては、上記親指は
アングル操作中は触りにくくなるので溝部80は浅くて
もかまわない。この溝部80を浅くすると操作部ケーシ
ング82内の空間が広く使えるために、リード線等の内
蔵物の収容時には組立性が向上する。また、操作部カバ
ー83は合成樹脂製なので、図14のように操作部カバ
ー83の上面90と溝部80の形成する面が略平行であ
る方が、型成型時には成形全体作業が短縮されるので、
部品のコストをおさえることができる。
【0038】また、上記吸引連絡管路41は、前記溝部
80に沿って配設され、溝部80が消失した後に操作部
カバー83の凸部86のスイッチ部寄りを通り、第2の
リモートスイッチ15のアングルノブ16寄りを通過し
て、吸引切換弁8に接続される。そして、吸引切換弁8
は、手元側吸引管路37と接続し、ユニバーサルコード
部3を介して吸引チューブ113を通り、その基端側は
図示しない吸引ビンを経由して吸引ポンプに至る。この
手元側吸引管路37も上記凸部86のスイッチ部10寄
りを通過し、ほぼユニバーサルコード21に沿って配設
され、チューブ固定具(図1)87にてユニバーサルコ
ード21に固定され、手元側吸引管路37が操作中に邪
魔にならないようになっている。
【0039】上記吸引切換弁8は、図15の(a)およ
び(b)に示すようになっている。この図15の(a)
は通常状態を示し、(b)は押し込んで吸引動作をした
時の状態を示す。即ち、吸引切換弁8は、シリンダ91
と、ピストン92と、弾性体93と、規制ピン94とで
構成されている。ここに、シリンダ91は、変性ポリフ
ェニレンエーテルあるいはポリサルフォン等の合成樹脂
製で、挿入部側管路口金部95とポンプ側管路口金部9
6とが設けられている。そして、挿入部側管路口金部9
5は、吸引連絡管路41のチューブの弾性力によって、
吸引連絡管路41に着脱自在に連結されている。また、
ポンプ側管路口金部96は、手元側吸引管路37と同様
にチューブの弾性力で連結されている。そして、前記シ
リンダ91は、有底筒状形状をしており、内筒部97が
形成されている。そして、この内筒部97に嵌合するよ
うにピストン92の摺動筒部98が設けられている。
【0040】上記摺動筒部98には、第1の連通孔99
と、第2の連通孔100とが設けられている。これらの
連通孔99、100は、連通管路105により連通して
いる。さらに、前記ピストン92には、弾性体93(例
えば金属コイルバネ)を収容するための弾性体収容部1
01が設けてあり、ここに前記弾性体93が収容され、
シリンダ91の弾性体固定部102に固定されている。
一方、ピストン92には、回転止めとストロークを規制
するための規制ピン94がシリンダ91にエポキシ接着
剤のような強固な接着剤により固定されている。そし
て、以上のような構成をなす吸引切換弁8は、操作部本
体11に対して着脱自在に構成されている。
【0041】次に、この吸引切換弁8の組立方法を述べ
る。シリンダ91の弾性体固定部102に弾性体93の
一端側を装着し、ピストン92の摺動筒部98をシリン
ダ91の内筒部97に挿嵌する。そして、図15の
(b)に示すように、ピストン92の第1の連通孔99
が挿入部側管路口金部95の内筒部103に連通し、か
つピストン92の第2の連通孔100がポンプ側管路口
金部96の内筒部104に連通する位置まで押込んだ状
態にして、前記規制ピン94をシリンダ91の所定位置
に接着固定することで完了する。
【0042】次に、前記吸引切換弁8の動作について説
明する。通常は、手元側吸引管路37を介してポンプか
らの負圧がかかり、ピストン92に設けられたリーク部
106より大気の空気を吸っている。この時の経路はリ
ーク部106から第1の連通孔99、連通管路105を
通って内筒部104に至りポンプへと続く。吸引動作を
したい時は、指でピストン92を押し込んで、図15の
(b)の状態にする。そうすると、第1の連通孔99お
よび第2の連通孔100を介して内筒部103と内筒部
104とが連通状態となり、吸引連絡管路41を介して
先端側から吸引することができる。このピストン92を
押込んだ時の吸引切換弁8の高さは、第2のリモートス
イッチ15の高さよりも高くなっている。これは吸引切
換弁8の押し込み時に第2のリモートスイッチ15にふ
れても、第2のリモートスイッチ15がONとならない
ようする誤動作防止策のためである。
【0043】次に第2のリモートスイッチ15について
説明する。第2のリモートスイッチ15の位置は、図8
において、術者が把持部12を左手でもった時の凸部8
6上の人差指当接面107の延長上よりも、第2のリモ
ートスイッチ15の頭部108が吸引切換弁8寄りにな
るように付設されている。これは、スイッチ動作が支障
なく行えるようにするためのもので、これにより第2の
リモートスイッチ15のスイッチ操作は、さらに押し易
くなる。
【0044】ここで吸引動作の補足をする。吸引切換弁
8に対して、挿入部側の管路吸引連絡管路41を軟性チ
ューブで形成しているので、指で吸引連絡管路41をつ
ぶした状態にして、吸引切換弁8のピストン92を押し
込むと、ポンプの負圧が指でつぶしたチューブの近傍ま
できていることになる。ここで一気に指をはなすと負圧
が一気にかかることとなり、一気に吸引できるようにな
り吸引性能が向上する。通常はリークしているところか
ら管路を切換えて別管路に連通させるために、このタイ
ムラグによりポンプ負荷が変動し、どうしても過渡現象
がおきるので、上記指でつぶして一気に離す場合より
は、初期性能は落ちることとなるので上記効果は絶大で
ある。また、図14のように、溝部80が途中で消失し
ているので、その消失している境界部あたりで吸引連絡
管路41を押すことができるので押しやすい。
【0045】次に、前記吸引連絡管路41を操作部2や
ユニバーサルコード部3などに固定する固定手段の別の
実施例をあげる。本実施例は、安価で確実な固定を行う
ためのもので、粘着テープを用いたものである。図16
に示すように、粘着テープ109を用いて管路を固定し
ている。上記粘着テープ109は、ここでは、把持部1
2のグリップ19および鉗子口部13に対する吸引連絡
管路41の固定、ユニバーサルコード21に対する手元
側吸引管路37の固定に、複数用いられている。図16
におけるグリップ19と吸引連絡管路41との固定部の
断面を図17に示す。グリップ19の溝部80の上に吸
引連絡管路41を載せ、その上から粘着テープ109で
固定している。この時、粘着テープ109と吸引連絡管
路41との間には空間110が生じている。この空間1
10は、洗浄時テープをはがす際に引っかけ部となり、
ここより粘着テープ109を浮かせて簡単に取り外すこ
とができるようになっている。また、上記粘着テープ1
09は、外観を美しく見せるためには、グリップ19と
同じ色、例えば黒にしても良い。そして、これら粘着テ
ープ109は、着脱可能であり、外した時に該粘着テー
プ109の粘着層が残らないものが選定されている。こ
れは洗浄時の粘着層の洗い落とし時間の短縮を狙ったも
のである。このような粘着テープ109として、病院に
置いてある一般的なセロハンテープや、ビニールテープ
も利用可能である。
【0046】別のテープの実施例としては、図18に示
すように、粘着テープ109の中の一部(例えば、一端
部)に非粘着部111を形成しているものがある。これ
は、はがす時に、この非粘着部111を持てば簡単には
がす事ができて、着脱が極めて容易となる。以上の粘着
テープ109は、例えば、図19に示すように、複数の
粘着テープ109を一枚の台紙112にはって供給され
る。この台紙112に貼ってあるテープ109の数は、
少なくとも1症例に使用する数以上となっており、一検
査当たり1枚の台紙112に貼りついたテープを用意す
れば良くなっている。また、上記粘着テープ109の形
状は、実施例の形状(長方形)に限定するものではな
く、また、幅や長さの異なった粘着テープ109を混在
させて一枚の台紙に貼った状態で供給するようにしても
良い。
【0047】これによりいろいろなところへ物を貼るこ
とができる。例えば透明なテープを用いれば病院内での
管理番号を書き込んだ上に、消えるのを防止するために
貼りつけても良い。また、固定されるものとしては予備
の鉗子栓39を粘着テープ109によってコネクター部
4等に貼っておいても良い。その他付属品類をなくさな
いためにも粘着テープ109を用いて操作のじゃまにな
らないところに貼っても良い。上記テープの実施例は前
述のような形態で構成しても良いが、これらを組み合わ
せて構成しても良い。
【0048】次に、吸引連絡管路41の固定等にも利用
することのできるチューブ固定手段として、図1に示し
たチューブ固定具87について説明する。図20は該チ
ューブ固定具87の正面図であり、図21は図20のH
−H断面図、図22は図21のI−I断面図である。こ
のチューブ固定具87は、シリコンゴム等のゴム弾性体
製固定部材114と、該固定部材114をユニバーサル
コード21に固定するための円筒ピン115と、ポリサ
ルフォンあるいは変性ポリフェニレンエーテル等の合成
樹脂で形成された中継部材116とで構成されている。
【0049】上記固定部材114は、図23に示すよう
に、平坦なベルト状をなした巻き付け部152を有して
おり、この巻き付け部152の一端側には単一の係合片
124が連設されるとともに、他端側には一端側の係合
片124を挟む間隔をあけて二つの係合片124が連設
されている。それぞれの係合片124には、前記円筒ピ
ン115を挿通するための貫通孔117が設けられてい
る。このような構造をなした固定部材114は、巻き付
け部152の弾性力を利用してユニバーサルコード21
に巻き付けて、該固定部材114の両端部の係合片12
4を互いに嵌合させた状態にし、重なり合った係合片1
24相互の貫通孔117の位置を一致させて、その貫通
孔117に前記円筒ピン115を挿通させることによっ
て、図20に示すように、ユニバーサルコード21へ固
定する。
【0050】前記円筒ピン115は、感電防止のため
に、ポリサルフォンや変性ポリフェニレンエーテル等の
絶縁性の合成樹脂でできている。この円筒ピン115
は、両端にフランジ118(図22)が設けてあり、重
なり合った3つの係合片124の貫通孔117に嵌入さ
せたとき、図22に示すように、該フランジ118が重
なり合った3つの係合片124を挟み付けるように、係
合片124の外表面に係合して、容易には抜け落ちない
ようになっている。また、この円筒ピン115の内周面
は、図22に示すように、テーパ面119となってい
る。
【0051】また、前記中継部材116は、略円筒状の
中継路122と、該中継路122の外周部からかぎ型に
突出したベント部120とを備えた構成となっている。
ここに、前記ベント部120は、前記円筒ピン115の
内周のテーパ面119に対応したテーパ状を成した先端
部が図22に示す如く円筒ピン115に緊密嵌合し、こ
のテーパ部同士の嵌合によって、中継部材116は着脱
可能に円筒ピン115に連結固定される。即ち、前記中
継部材116は、前記円筒ピン115および固定部材1
14を介してユニバーサルコード21に連結固定され
る。前記中継部材116の中継路122の両端部は、外
周がテーパ面である口金部123となっており、これら
の口金部123には、手元側吸引管路37と吸引チュー
ブ113とがそれぞれ嵌合により連結されている。
【0052】このチューブ固定具87は、予めユニバー
サルコード21の所定位置に取り付けた状態としておけ
ば、ユニバーサルコード21からぶら下がった状態にあ
る中継部材116に対応する手元側吸引管路37や吸引
チューブ113を差し込むだけで、簡単にチューブをユ
ニバーサルコード21に固定することができる。
【0053】また、吸引チューブ113は予め中継部材
116に連結した状態で保存しておき、検査毎に内視鏡
側の手元側吸引管路37を中継部材116に連結すると
いう利用もでき、その場合には、予め固定部材114の
みをユニバーサルコード21の所定位置に固定してお
き、その後、中継部材116と吸引チューブ113とが
一体化したものを円筒ピン115によって固定し、その
後に手元側吸引管路37を接続するようにしてもよい。
【0054】また、前記固定部材114は、ディスポー
ザブルとして内視鏡には毎回取りつけるようにしても良
い。このようにすると、片手でポンプ側のチューブも固
定でき、内視鏡側のチューブも固定でき、非常に操作性
が良い。そしてこのような場合、手元側吸引管路37を
取り付ける方向に力を加えても、上記中継部材116は
抜ける方向ではないので、固定は確実に力を入れて行え
る。即ち、力の入れる方向を考えて、選択的に中継部材
116の挿入方向を変えるように取り扱えばよい。
【0055】なお、本実施例ではユニバーサルコード2
1にチューブを固定する場合として説明したが、この中
継部材116を用いてコネクター側のオレドメ125
(図1参照)や、操作部側のオレドメ126(図1参
照)に固定しても良く、固定箇所を限定するものではな
い。また、本実施例のチューブ固定具87では、軟性チ
ューブを固定することを前提としているため、中継部材
116は、円筒状の中継路122とこの中継路122に
突設されたベント部120とを備えた構造とした。しか
し、図24に示すように、中継部材116を、軸線に沿
って周壁の一部を切り離したすり割127とベント部1
20との連結構造に改造して利用することも可能であ
る。このように、すり割127を装備した中継部材11
6の場合には、例えばファイバースコープに用いられる
外部TVカメラのコードを固定して操作性を向上させる
こともできる。なお、図24の(a)は中継部材116
の正面図、(b)は側面図である。
【0056】また、図25に示すように、チューブ固定
具87に使用する円筒ピン115の内周部に、前記テー
パ面119とは傾斜が逆の第2のテーパ128を設け
て、中継部材116がどちらからでも入れられるように
しても良い。また、前述のチューブ固定具87の場合、
図21に示すように、円筒ピン115が挿入される係合
片124の外縁が前記貫通孔117を中心とした円弧状
に設定されており、円筒ピン115にベント部120を
嵌合させた中継部材116は、前記円筒ピン115を中
心に係合片124の回りを旋回して固定位置を変えるこ
とができ、チューブ等の布設位置の調整や変更に柔軟に
対応することができる。
【0057】さらに、固定部材114自体は、巻き付け
部152の部分の長さをユニバーサルコード21の外径
に合せて適正に設定すれば、ガタ等の要因となす隙間が
生じないように緊密にユニバーサルコード21に巻き付
けることができ、ユニバーサルコード21に対して確実
な固定がなし得る。次に、図26乃至図28に、チュー
ブ固定具87の別の実施例を挙げる。本実施例は、ユニ
バーサルコード部3と直交する方向から中継部材116
を装着し得るようにしたもので、固定部材114に装備
される貫通孔117の貫通方向が、図20乃至図23に
示したものとは、90°変更されている。なお、図20
乃至図23に示したものに対応する部位には、同じ番号
を付している。
【0058】ただし、図26乃至図28に示したものの
場合、固定部材114は、図28に示すように、ユニバ
ーサルコード21に巻き付ける巻き付け部152に、ゴ
ム弾性が良く発揮されるように、細幅部129を設けて
いる。この細幅部129は、巻き付け部152を伸び易
くし、少し伸ばした状態でユニバーサルコード21に巻
き付ける操作が簡単になり、この伸ばした状態で位置を
合せた貫通孔117相互に中継部材116のベント部1
20を挿通させれば、挿通後に巻き付け部152の伸び
が戻ったときに、より緊密に巻き付け部152がユニバ
ーサルコード21に巻き付き、ユニバーサルコード21
への固定がよりしっかりとしたものになる。また、装着
状態から取り外す場合にも、前記細幅部129があれ
ば、巻き付け部152が伸び易いため、取り外しも容易
になる。
【0059】そして、本実施例では中継部材116の装
着方向をユニバーサルコード21と略直角方向としてお
り、装置の使用中に、中継部材116に接続された手元
側吸引管路37や吸引チューブ113などに張力が作用
しても、中継部材116の固定部材114への着脱方向
がチューブ等への張力の作用方向とは異なるため、中継
部材116の抜け落ち等の不都合が起こらず、固定具と
しての信頼性が高い。また、中継部材116の口金部
は、図27に示すように挿入部側口金部130の外径d
よりもポンプ側口金部131の外径Dの方が大きく設定
されている。これは、吸引チューブ113の径を大きく
することで、管路損失をできるだけなくすための配慮で
ある。従って、内径もテーパ132が設けてあり、漸次
内径も小さくなっている。
【0060】一方、吸引量が大きすぎるのを好まない場
合は、D<dとしてもよい。その場合、D<dのもの
と、D>dのものとを簡単に判別可能にするために、固
定部材114は共通部品とし、円筒ピン115の内径
(即ち、テーパ面119の径)のみを個別にして、誤使
用を避けることも考えれる。以上の実施例では、図5お
よび図6に示した注入口金40は、通常は、第1の接続
管64と第2の接続管151とを連通させる状態として
いる。これにより自由に吸引切換弁8の操作により吸引
動作ができる。また、切換弁65を切換えることによっ
て、吸引連絡管路41の一部である前記第1の接続管6
4を介して注入口金40の第3の管接続部70を鉗子チ
ャンネル38に連通させることができ、鉗子チャンネル
38を送液に利用することが可能になる。
【0061】従って、例えば、視野が体腔内の泡等で見
にくくなった時には、前記切換弁65を切換えてから、
注入口金40の第3の管接続部70に接続したシリンジ
66によって、直ちに、消泡剤等の散布を行うことがで
きる。その他、微小な陥凹病変、平坦型病変の表面構造
をコントラストをつけて観察したい時も色素をシリンジ
66に入れて前記第3の管接続部70から送ることがで
き、また、鉗子を鉗子栓39から挿入している状態でも
上記の色素散布等ができるので、観察性能の向上を図る
ことができる。
【0062】しかも、注入口金40自体は、鉗子チャン
ネル38に合流する吸引連絡管路41上に装備されてい
るため、鉗子チャンネル38内に余分な開口を増やさず
に済み、鉗子等の処置具を鉗子チャンネル38に挿入す
る際に、処置具の引っ掛かりや別の開口への誤進入とい
った不都合の発生を防止することもできる。従って、挿
入部の径の縮小、処置具挿入時等における操作性の向
上、観測性能の向上等を同時に達成することができる。
【0063】(第2実施例)図29は、本発明に係る内
視鏡の第2実施例の要部を示したものである。この第2
実施例の内視鏡は、注入口金40の構造が第1実施例と
は異なっている。即ち、この第2実施例における注入口
金40には、シリンジ66と接続するためのシリンジテ
ーパ133が設けられており、外径側にはルアーロック
口金134が設けられている。この注入口金40は、軽
量化のために、ポリエチレンあるいはポリプロピレン等
の安価な汎用プラスチック樹脂製とされている。また、
ルアーロック口金134の外側には、連通した管路から
の漏れを防ぐためのシリコンゴム、フッ素ゴム、ニトリ
ルブチルゴム等のゴム弾性体からなるキャップ135が
着脱自在に設けられている。さらに、このキャップ13
5には、図30に示すように、キャップ135を使用時
に外さなくてもシリンジ66をそのまま差し込めば使用
できるスリット142が設けられており、通常はゴム弾
性により水密となっている。
【0064】また、上記スリット142がない場合は、
キャップ135をルアーロック口金134と同様な合成
樹脂で形成し、ルアーロック口金134で係合させても
良い。また、上記シリンジテーパ133には、図31に
示すように、管路の連通方向を変更するための接続部材
143を設けてもよい。この方向は、いろいろなものが
あり、使用者の都合で選択可能となっている。この接続
部材143にもシリンジテーパ133と係合するテーパ
面144が設けられており、水密的に接続される。反対
の端面には、ルアーロック口金134が設けられて、キ
ャップ135、シリンジ66が取りつくようになってい
る。これにより、接続部材143は使用者の使い易い位
置に自由に固定できる。
【0065】また、上記接続部材143は。前述のよう
にアナログ的に位置を換えられるものでも良いが、図3
2のように接続部材143と注入口金40の接続部に凸
部145と円周上に複数設けた凹部146により、デジ
タル式に、例えば20°おきに固定できるようにしても
良い。こうすると係合部があるので、脱落しにくくなる
という効果が得られる。以上の第2実施例においても、
第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。し
かも、この第2実施例の場合は、注入口金40の部分に
切換弁を設けていないため、換え操作が必要なく、適時
送液操作等を行うことができ、操作が楽になる。
【0066】また、注入口金40全体がプラスチック製
なので軽量で操作時支障をきたさない。さらに、図31
に示したように、接続部材143で管路の接続方向が使
用者の思いのまま変えることができるので、使用時の手
技に応じて、最適の方向に配置する事ができるので、操
作性が大変良い。また、シリンジ66を注入口金40に
取り付ける時、ゴム栓を外さなくても良いので操作性が
良い。そして、全ての部品が着脱可能に構成されるの
で、洗浄の手間を極力減らそうとするとディスポーザブ
ルにもできるので洗浄の手間が省ける。
【0067】(第3実施例)図33は、本発明に係る内
視鏡の第3実施例の管路図を示したものである。本実施
例の内視鏡は、吸引管路が内視鏡内に内装されるタイプ
のものである。即ち、鉗子チャンネル38と吸引切換弁
8とを連通させる吸引連絡管路41は、操作部内吸引管
路として、操作部内を挿通している。また、手元側吸引
管路37は、吸引切換弁8より出て、ユニバーサルコー
ド21内を通り、コネクター部4の吸引口金137に連
通している。
【0068】上記吸引連絡管路41の途中には、接続管
路138が設けられ、その先に注入口金40が設けられ
ている。この注入口金40の付近を、図34に示してい
る。即ち、この第3実施例の場合は、鉗子チャンネル3
8と接続管路138と吸引連絡管路41とは、シリコン
樹脂や四フッ化エチレン樹脂製のチューブで形成され、
一体的に成形されている。そして、接続管路138は、
注入口金40の円筒部139に接着剤で接着されてい
る。そして、この注入口金40は、さらにフランジ14
0の部分でグリップ19に接着固定されている。また、
注入口金40には、シリンジ66と接続するシリンジテ
ーパ141を設けてある。そして前実施例と同じく、キ
ャップ135が設けてある。なお、鉗子口部13に装着
されている鉗子口部材53は、第1実施例に示したもの
(即ち、図3に示したもの)と同一のものであり、図4
に示した断面形状の回転規制部57を有している。
【0069】この第3実施例の場合は、吸引切換弁8を
ONにすると、鉗子チャンネル出口6から、鉗子チャン
ネル38、吸引連絡管路41を通り、吸引切換弁8を経
由して手元側吸引管路37を通って吸引口金137に繋
がり、その先は図示しない吸引ポンプに繋がり、吸引可
能になる。このような吸引状態の時、注入口金40には
キャップ135があり、鉗子チャンネル入口20には鉗
子栓39が係合しているため、漏れがない。そして、キ
ャップ135を外して、シリンジ66をシリンジテーパ
141に接続して、清浄水、消泡剤、色素を散布でき
る。
【0070】従って、前述の第1および第2実施例と同
様に、専用の送液チャネルを用意しなくても送液や色素
散布が可能になる。しかも、前記注入口金40からの送
液や色素散布は、鉗子を鉗子栓39に挿入しているとき
でも行うことができる。また、注入口金40自体は、鉗
子チャンネル38に合流する吸引連絡管路41上に装備
されているため、鉗子チャンネル38内に余分な開口を
増やさずに済み、鉗子等の処置具を鉗子チャンネル38
に挿入する際に、処置具の引っ掛かりや別の開口への誤
進入といった不都合の発生を防止することもできる。
【0071】従って、挿入部1の径の縮小、処置具挿入
時等における操作性の向上、観測性能の向上を同時に達
成することができる。また、さらに、接続管路138の
管路が斜めに付設されているので、吸引切換弁8側から
のブラシ洗浄時、接続管路138側の管路への誤進入が
発生しにくくなり、管路内を確実に洗うことができる。
【発明の効果】本発明の内視鏡によれば、吸引連絡管路
に装備した注入口が、前記吸引連絡管路を介して鉗子チ
ャンネルに連通するため、鉗子チャンネルを送液に利用
することができ、専用の送液チャネルを用意しなくても
送液や色素散布が可能になる。しかも、前記注入口から
の送液や色素散布は、鉗子を鉗子栓39に挿入している
ときでも行うことができる。また、注入口自体は、鉗子
チャンネルに合流する吸引連絡管路上に装備されている
ため、鉗子チャンネル内に余分な開口を増やさずに済
み、鉗子等の処置具を鉗子チャンネルに挿入する際に、
処置具の引っ掛かりや別の開口への誤進入といった不都
合の発生を防止することもできる。従って、挿入部の径
の縮小、処置具挿入時等における操作性の向上、観測性
能の向上を同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡の第1実施例の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】第1実施例における管路構成を示す概略図であ
る。
【図3】第1実施例における鉗子口部の縦断面図であ
る。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】第1実施例における注入口金および吸引連絡管
路の構成説明図である。
【図6】第1実施例における注入口金へのシリンジ接続
構造の変形例を示す断面図である。
【図7】図5のBーB断面図である。
【図8】第1実施例の操作部本体上の管路の布設状態を
示している。
【図9】図8のC−C断面図である。
【図10】図8のD−D断面図である。
【図11】図8のF矢視図である。
【図12】第1実施例の操作状態の説明図である。
【図13】図8のE−E断面図である。
【図14】第1実施例の凸部周辺の溝部の説明図であ
る。
【図15】第1実施例の吸引切換弁の動作説明図であ
る。
【図16】吸引連絡管路を操作部等に固定する固定手段
の他の実施例を示す説明図である。
【図17】図16のG−G断面図である。
【図18】チューブ固定手段としての粘着テープの説明
図である。
【図19】チューブ固定手段としての粘着テープの説明
図である。
【図20】図1に示したチューブ固定具の正面図であ
る。
【図21】図20のH−H断面図である。
【図22】図21のI−I断面図である。
【図23】図1に示した手元側吸引管路における固定部
材の構造説明図である。
【図24】本発明の内視鏡に使用するチューブ固定具の
チューブ固定具の具体例の説明図である。
【図25】本発明の内視鏡に使用するチューブ固定具の
円筒ピンの説明図である。
【図26】本発明の内視鏡に使用するチューブ固定具の
別の実施例を示す断面図である。
【図27】図26に示したチューブ固定具の正面図であ
る。
【図28】図26に示したチューブ固定具の固定部材を
示す斜視図である。
【図29】本発明の第2実施例の要部の縦断面図であ
る。
【図30】図29のJ矢視図である。
【図31】本発明の第2実施例における要部の別の例の
縦断面図である。
【図32】本発明の第2実施例における要部のさらに別
の例の縦断面図である。
【図33】本発明の第3実施例における管路図である。
【図34】本発明の第3実施例の要部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 挿入部 2 操作部 3 ユニバーサルコード部 4 コネクター部 5 先端構成部 6 鉗子チャンネル出口 7 湾曲部 8 吸引切換弁 10 スイッチ部 11 操作部本体 12 把持部 13 鉗子口部 14 リモートスイッチ 16 アングルノブ 19 グリップ 20 鉗子チャンネル入口 21 ユニバーサルコード 28 光源装置 34 ビデオプロセッサー 35 モニター 36 挿入部側吸引管路 37 手元側吸引管路 38 鉗子チャンネル 39 鉗子栓 40 注入口金 41 吸引連絡管路 53 鉗子口部材 61 キャップ体 64 第1の接続管 65 切換弁 66 シリンジ 79 管路固定部 80 溝部 81 オーバーハング部 87 チューブ固定具 109 粘着テープ 133 シリンジテーパ 134 ルアーロック口金 135 キャップ 144 テーパ面 151 第2の接続管
フロントページの続き (72)発明者 中本 孝治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 倉 康人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 幸男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 審査官 門田 宏 (56)参考文献 特開 昭63−35226(JP,A) 特開 平3−231624(JP,A) 特開 平5−49595(JP,A) 実開 昭62−82002(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部先端に開口する鉗子チャンネル
    と、操作部に装備された吸引切換弁と前記鉗子チャンネ
    ルとを連通させる吸引連絡管路とを具備した内視鏡にお
    いて、 前記吸引連絡管路の途中に、注入口を設けたことを特徴
    とする内視鏡。
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