JPH08112013A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH08112013A
JPH08112013A JP25167294A JP25167294A JPH08112013A JP H08112013 A JPH08112013 A JP H08112013A JP 25167294 A JP25167294 A JP 25167294A JP 25167294 A JP25167294 A JP 25167294A JP H08112013 A JPH08112013 A JP H08112013A
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seedling planting
around
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗植付装置を分割して姿勢変更で格納する際
に、分割した苗載せ台同士の接触を回避する。 【構成】 苗植付装置の分割物AL,ARを回動作動に
よって分割物AL,AR夫々の横方向の外端部を走行機
体3の前方側に向かわせ、かつ、分割物AL,AR夫々
を走行機体3の左右方向での中央位置側へ移動させて分
割苗載せ台13L,13Rの上端縁同士が近接状態で平
行する格納姿勢への切換えを可能に構成し、又、この格
納姿勢への切換え前に分割苗載せ台13L,13R同士
の間に隙間を形成するよう夫々を摺動レール28上にお
ける左右外端位置への移動を許す移動許容機構を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横長姿勢の摺動レール
の長手方向に往復移動する苗載せ台に載置された苗を植
付機構で切り出して圃場に植付ける作動を行う苗植付装
置を走行機体の後端に昇降自在に連結してある田植機に
関し、詳しくは、非作業時に苗植付装置の横方向での寸
法を小さくする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のように苗植付装置の横方向への寸
法を小さくする技術として実開平4‐113523号公
報に示されるものが存在し、この従来例では苗載せ台の
両端部を折り畳み自在に構成することにより、非作業時
には苗載せ台の両端部の折り畳み操作で苗載せ台の横方
向への寸法を小さくできるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乗用型田植機の苗植付
装置は横方向への寸法が大きいため、路上走行時に障害
物との接触を回避する目的、あるいは、トラックに田植
機を積載して運搬する際に荷台の横幅内に収める目的か
ら8条植え等の多条植えの苗植付装置では横方向への寸
法を小さくするよう、従来例のような田植機も考えれら
れていた。しかし、この従来例の構成では苗載せ台の両
側部だけを折り畳む構成であるので、例えば、10条植
え以上の多条植え用の苗植付装置を格納する際には横方
向への寸法をあまり小さくできず改善の余地があった。
【0004】そこで、苗植付装置全体を左右に2分割自
在に構成し、縦向き姿勢の適当な軸芯周りでの回動によ
って苗植付装置の横方向を前後方向に向かう姿勢に変更
することで格納時の苗植付装置の横方向への寸法を小さ
くすることも考えれる、しかし、このように分割物の回
動によって格納を行う場合に、単純に軸芯周りでの回動
させただけでは分割された苗載せ台の分割面の内端同士
の接触によって回動を行いないものとなり無理のない回
動を可能にする技術が望まれている。そこで、リンク機
構等を介して苗植付装置の分割物を左右方向に分離でき
るよう支持し、分離した状態で分割物を回転させ、分割
された苗載せ台の内端同士の接触を回避し乍ら、その左
右方向が前後方向になる姿勢変更を可能にすると共に、
この後、リンク機構等の動作によって分割物同士を接近
させて左右方向の寸法の縮小化を可能にすることも考え
られる。しかし、このような動作を可能にするリンク機
構等の部材は大型になりやすく、又、構造も動作も複雑
になりやすいことから改善の余地がある。
【0005】本発明の目的は、苗植付装置を分割して左
右方向への寸法を小さくする格納姿勢への切換えを複雑
な構造を採用することなく行える田植機を合理的に構成
する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は冒頭に記
したように摺動レールに沿って移動する苗載せ台の苗を
植付機構で切り出して圃場に植付ける作動を行う苗植付
装置を走行機体の後端に昇降自在に連結してある田植機
において、前記苗植付装置を左右方向の中間位置で分割
自在に構成すると共に、夫々の分割物をフレーム部材に
対して縦向き姿勢の第1軸芯周りで回動自在に支持し、
このフレーム部材を第2軸芯周りで回動自在に走行機体
側の部材に支持することで、第1軸芯周りでの回動で分
割物の横方向の外端部を走行機体の前方側に向かわせ、
第2軸芯周りでのフレーム部材の回動で分割物を走行機
体の左右方向での中央位置側へ移動させて夫々の分割苗
載せ台の上端縁同士が近接状態で平行する格納姿勢への
切換えを可能に構成し、又、この格納姿勢への切換え前
に分割苗載せ台の一方を前記摺動レールの一方の移動端
に位置させた状態で、分割苗載せ台の他方を摺動レール
の他方の移動端への移動を許す移動許容機構を備えてい
る、点にあり、その作用、及び、効果は次の通りであ
る。
【0007】
【作用】上記特徴によると、苗植付装置を格納する場合
には、分割苗載せ台の一方を摺動レール上において一方
の移動端位置させた状態で、移動許容機構によって他方
の分割苗載せ台を他方の摺動レール上において他方の移
動端位置まで移動させ、この状態で第1軸芯周りで分割
物を回動させると同時に、第2軸芯周りでフレーム部材
を回動させることによって分割物の横方向の外端部が走
行機体の前方方向に向かうと共に、分割物の内端同士が
機体の左右方向の中央位置に向かう方向に移動が行われ
るものとなり、この動作時において夫々の分割苗載せ台
が最外方に偏位しているので、回動時に分割苗載せ台の
内端同士の接触を回避し乍ら回動を行え、この後、分割
苗載せ台の上端縁同士が近接状態で平行する格納姿勢に
設定できる。
【0008】具体的には図8に示す如く、摺動レール2
8における摺動ストロークを最大に利用して分割苗載せ
台13L,13Rを外方に移動させ夫々の間隔を最も大
きくした状態で分割物AL,ARを回動させることによ
り、図9に示す如く、分割苗載せ台13L,13Rの内
端同士の間に大きい間隙を形成した状態での回動を可能
にするものであり、左右の分割物AL,ARを左右に変
位させるための特別の構造、部品を備えずに済む。
【0009】
【発明の効果】従って、苗植付装置を分割して左右方向
への寸法を小さくする格納姿勢への切換えを複雑な構造
を採用することなく行える田植機が合理的に構成された
のである。特に、本発明では格納姿勢の苗植付装置の苗
載せ台が機体側に変位するので、田植機全体の前後方向
のバランスを向上させ得るという効果も奏する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4を搭載すると共に、この走行機
体3の前部にエンジン4からの動力が伝えられる無段変
速装置5、及び、変速ケース6を配置し、又、走行機体
3の中央部に運転座席7を配置し、走行機体3の後端部
に対し油圧シリンダ8で駆動昇降するリンク機構9を介
して苗植付装置Aを連結して乗用型の田植機を構成す
る。
【0011】前記運転座席7の右側部に苗植付装置Aの
昇降制御と植付クラッチCの入り切り操作とを行う昇降
レバー10を備え、又、運転座席7の左側部には前記無
段変速装置5を操作する変速レバー11を備えている。
尚、前記植付クラッチCは、前記変速ケース6に内蔵さ
れ、この変速ケース6から苗植付装置Aに対して動力を
伝える伝動軸12が決まった回転位相にある場合にのみ
切り操作を許容して苗植付装置Aの植付アーム(後述す
る)が圃場との接触を回避した姿勢で停止するよう構成
されている。
【0012】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置し、か
つ、その上端側が走行機体3の前方側に傾斜する姿勢の
苗載せ台13、前記伝動軸12からの動力が伝えられる
左右一対の伝動ケース14,14、この伝動ケース14
からチェーンケース15を介して伝えられる動力で回転
するロータリケース16、このロータリケース16に一
対ずつ備えられた植付アーム17、複数の整地フロート
18夫々を備えて8条植え用に構成されると共に、ホッ
パー、繰出し機構、作溝器等を有した施肥装置19を備
え、作業時には苗載せ台13に載置されたマット状苗W
の下端から苗を植付アーム17が1株ずつ切出して圃場
面に植え付けると同時に、植付けた苗の近傍の圃場面に
施肥装置19で肥料を供給する。尚、ロータリケース1
6、植付アーム17、及び、これらを駆動する系で植付
機構が構成されている。
【0013】図2、図3及び図5に示すように、この田
植機では苗植付装置Aの左右方向での中央位置で4条ず
つに2分割自在に構成してあり、夫々の分割物AL,A
Rを、その分割物AL,ARを構成するフレーム部材2
0に対して縦向き姿勢の第1軸芯X1周りで回動自在に
支持し、更に、前記リンク機構9の後端に備えた主フレ
ーム21に対して、このフレーム部材20を縦向き姿勢
の第2軸芯X2周りで回動自在に支持してあり、又、図
6に示すように、苗植付装置Aを作業姿勢に設定した状
態において、鉛直方向を基準に前記第1軸芯X1、第2
軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方側に向かう方
向に傾斜させてある。
【0014】リンク機構9の縦フレーム9Aの下端部に
連結するローリングボス22に対して前後向き姿勢のロ
ーリング軸芯Y周りでローリング自在に連結プレート2
3を支持し、この連結プレート23に対して上部プレー
ト21Aと下部パイプ21Bとで成る前記主フレーム2
1を固設すると共に、この主フレーム21の左右両端部
に前記第2軸芯X2と同軸芯に配置した第2軸24に回
動自在に外嵌するボス部材20Aに対して丸パイプ状の
前記フレーム部材20を固設して該フレーム部材20を
第2軸芯X2周りで回動自在に支持し、又、夫々のフレ
ーム部材20,20の外端部に前記第1軸芯X1と同軸
芯に配置した第1軸25に対してチャンネル状のブラケ
ット26を介して角パイプ状の支持フレーム27を該第
1軸芯X1周りで回動自在に支持し、この支持フレーム
27に対して前記左右の伝動ケース14、及び、前記チ
ェーンケース15を固設し、更に、分割物AL,AR夫
々の一対のチェーンケース15,15の上面に対して前
記苗載せ台13を支持する左右の摺動レール28,28
を設けてある。
【0015】左側の伝動ケース14の動力で回転駆動さ
れる螺軸29を、該伝動ケース14と、この側の支持フ
レーム27の端部の軸受部材30との間に亘って備えて
あり、この螺軸29の螺旋溝に係入するコマ(図示せ
ず)の移動力を左側の分割苗載せ台13Lに伝える移動
部材31を備えて、苗載せ台13の横送り機構を構成し
てある。尚、苗載せ台13は左右の分割苗載せ台13
L,13R夫々が連結部材D(図7、図8を参照)で連
結されることで、この横送り機構からの動力で摺動レー
ル28,28上を一体的に横方向に往復移動する。
【0016】前記ローリングボス22に対して、前記伝
動軸12からの動力が伝えられる出力軸32を前記ロー
リング軸芯Yと同軸芯に遊転支承してあり、この出力軸
32の動力を、クラッチ機構33、ベベルケース34、
中間軸35夫々を介して左右の伝動ケース14,14に
伝える伝動系を形成してある。又、クラッチ機構33は
特定の回転位相でのみ咬合する2部材33A,33Bを
ローリング軸芯Y方向への移動によって分離及び連結自
在に構成してあり、ベベルケース34は出力軸32から
の動力を2系統に分岐して出力するようベベルギヤ(図
示せず)を有した伝動系を内装し、中間軸35は両端に
ユニバーサルジョイントを備えて屈折自在に構成される
と共にスプライン嵌合型の伸縮部を備えて伸縮自在に構
成されている。
【0017】図4(イ),(ロ)、図5に示すように、
第2軸24を主フレーム21に対して回転不能に設け、
第1軸25をフレーム部材20に回転不能に設けてあ
る。第2軸24の上部位置に第2軸芯X2と同軸芯に主
スプロケット36を固設すると共に、この第2軸24の
上端位置に第2軸芯X2周りで回動自在にプレート状の
回動部材37を備えている。又、第1軸25に対して回
動自在に前記ブラケット26を支持すると共に、このブ
ラケット26と一体回転し、かつ、前記主スプロケット
36の歯数の1/2の歯数の従動スプロケット38を第
1軸芯X1と同軸芯に配置し、主スプロケット36と従
動スプロケット38とに亘ってチェーン39を巻回して
ある。
【0018】左右の回動部材37,37夫々を左右のフ
レーム部材20,20より高レベルに配置すると共に、
このフレーム部材20,20の回動力に連動して回動す
るよう吊り下げ姿勢のロッド40,40を介して連結固
定し、又、左右の回動部材37,37を互いに逆方向に
回転させるよう、夫々の間に交差姿勢で一対のワイヤ4
4,44を張設してある。又、左側の第2軸芯X2と同
軸芯に配置したセクタギヤ41をフレーム部材20の側
に固設し、このセクタギヤ41に咬合するピニオンギヤ
42を主フレーム21の側に備えると共に、このピニオ
ンギヤ42を駆動する電動モータ43を備えている。
【0019】前記ロッド40は中間部にターンバックル
40Aが介装されると共に、一方の端部が回動部材37
に溶接固定され、他方の端部がフレーム部材20に固設
された支持部材45を介してネジ式に連結され、又、ロ
ッド40は傾斜姿勢で直線的に回動部材37とフレーム
部材20との間に傾斜姿勢で結ぶことによって、回動部
材37に対してフレーム部材20吊り下げる形態として
強度を向上させている。又、第2軸24に外嵌するボス
部材20Aとフレーム部材20の下面との間には圧縮バ
ネ46を配置してフレーム部材20外端の下方への垂れ
下がりを抑制している。尚、前記ワイヤ44の中間部に
はネジ式に長さを調節する長さ調節部44Aを備えてい
る。
【0020】このような構成から、苗植付装置Aを格納
する場合には、地面から離間するレベルまで苗植付装置
Aを上昇させた状態で、図7に示す如く、先ず横送り機
構の駆動力によって苗載せ台13を左側の端部位置に送
って停止し、次に、移動許容機構としての連結部材Dの
連結を解除して右側の分割苗載せ台13Rを人為的に右
側の移動端まで移動させて該分割苗載せ台13Rの摺動
レール28上での移動をロック機構(図示せず)で阻止
する(この状態で図8の姿勢に達し、左右の分割苗載せ
台13R,13L夫々の間隔は約30センチメートルに
達する)。
【0021】次に、前記クラッチ機構33を人為的に分
離し、所定の操作で電動モータ43を駆動することで、
左右の回動部材37,37、一対のワイヤ44,44か
らの力によって夫々のフレーム部材20,20が連動し
て第2軸芯X2,X2周りで、その外端側が後方側に向
かう側に回動すると共に、この回動と同時に第1軸芯X
1,X1周りでブラケット26,26に支持された系が
主スプロケット36、従動スプロケット38、チェーン
39からの力によってフレーム部材20,20の回動速
度の2倍の速度でフレーム部材20,20の回動方向と
逆方向、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方に向
かう側に回動する。
【0022】尚、この格納姿勢への回動時には図9に示
す如く、左右の分割苗載せ台13L,13Rの内端上部
の角部13E,13Eが接近するものの、平面視で分割
苗載せ台13L,13Rが互いに離間する位置で回動す
るので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避した回
動が可能となっており、又、クラッチ機構33の分離と
中間軸35の伸縮とでこの回動が許容される。
【0023】そして、分割物AL,ARが格納姿勢に達
すると電動モータ43の駆動を停止して(制御動作は詳
述せず)格納が完了する。この状態では図10に示す如
く、左右夫々の分割苗載せ台13L,13Rが摺動レー
ル28,28上で走行機体3の側に近接する位置で、そ
の上端縁同士が近接状態で平行する姿勢に達するので苗
植付装置A全体の重量を走行機体3の側に寄せて田植機
全体の重量バランスを向上させると共に、苗植付装置A
の横方向への寸法を縮小するものとなる。
【0024】更に、この格納姿勢では前述のように傾斜
姿勢の第1軸芯X1周りでの回動によって分割苗載せ台
13L,13Rが図11に示す如く、起立姿勢に向かう
姿勢に切換えられて苗植付装置Aの横方向の寸法を更に
縮小し、又、前述のように傾斜姿勢の第2軸芯X2周り
でのフレーム部材20の回動によって図12に示す如
く、分割物AL,ARの走行機体3の後方側を上方に変
位させる結果、田植機全体の重心を更に前方に移動させ
て重量バランスを向上させると同時に、走行時に格納姿
勢の苗植付装置Aの後端を地面に接触させないものにな
っている。
【0025】尚、この格納姿勢で伝動系は図3に示すよ
うに、ベベルケース34、中間軸35、伝動ケース12
の伝動系は分離されることがなく、クラッチ機構33の
みが分離される。
【0026】そして、この格納姿勢の苗植付装置Aを作
業姿勢に復元する際には電動モータ43を逆回転させる
ことで分割物AL,ARが前述と逆方向に回動する結
果、前述とは逆の動作によって格納姿勢の苗植付装置A
が作業姿勢に向かう姿勢変更が行われ、この姿勢変更で
苗植付装置Aが図8に示す姿勢に達すると電動モータ4
3の駆動を停止し(制御動作は詳述せず)、クラッチ機
構33を連結し、右側の分割苗載せ台13Rを左側の分
割苗載せ台13Lの側に寄せて夫々13L,13Rを連
結部材Dで連結することで作業可能な状態に達する。
【0027】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
例えば、苗植付装置の格納姿勢への切換えを手動で行う
よう構成することが可能であり、又、10条植え以上の
苗植付装置に適用することも可能である。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】苗植付装置の伝動系の平面図
【図3】格納姿勢の苗植付装置の伝動系の平面図
【図4】(イ)は格納の操作系の平面図 (ロ)は格納姿勢での操作系の平面図
【図5】主フレーム、フレーム部材の一部切欠き後面図
【図6】第1軸芯、第2軸芯の姿勢を表す側面図
【図7】苗載せ台を摺動レールの端部に位置させた状態
の田植機の平面図
【図8】苗載せ台を分割した状態の田植機の平面図
【図9】苗植付装置を分割して旋回させた田植機の平面
【図10】苗植付装置を格納姿勢に設定した田植機の平
面図
【図11】格納状態の苗植付装置の後面図
【図12】格納状態の苗植付装置の側面図
【符号の説明】
3 走行機体 13 苗載せ台 13L,13R 分割苗載せ台 20 フレーム部材 28 摺動レール A 苗植付装置 AR,AL 分割物 W マット状苗 X1 第1軸芯 X2 第2軸芯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長姿勢の摺動レール(28)の長手方
    向に往復移動する苗載せ台(13)に載置された苗
    (W)を植付機構で切り出して圃場に植付ける作動を行
    う苗植付装置(A)を走行機体(3)の後端に昇降自在
    に連結してある田植機であって、 前記苗植付装置(A)を左右方向の中間位置で分割自在
    に構成すると共に、夫々の分割物(AL),(AR)を
    フレーム部材(20),(20)に対して縦向き姿勢の
    第1軸芯(X1),(X1)周りで回動自在に支持し、
    このフレーム部材(20),(20)を第2軸芯(X
    2),(X2)周りで回動自在に走行機体側の部材に支
    持することで、第1軸芯(X1),(X1)周りでの回
    動で分割物(AL),(AR)の横方向の外端部を走行
    機体(3)の前方側に向かわせ、第2軸芯(X2),
    (X2)周りでのフレーム部材(20),(20)の回
    動で分割物(AL),(AR)を走行機体(3)の左右
    方向での中央位置側へ移動させて夫々の分割苗載せ台
    (13L),(13R)の上端縁同士が近接状態で平行
    する格納姿勢への切換えを可能に構成し、又、この格納
    姿勢への切換え前に分割苗載せ台の一方を前記摺動レー
    ル(28)の一方の移動端に位置させた状態で、分割苗
    載せ台の他方を摺動レール(28)の他方の移動端への
    移動を許す移動許容機構を備えている田植機。
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