JPH08111918A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH08111918A
JPH08111918A JP6243953A JP24395394A JPH08111918A JP H08111918 A JPH08111918 A JP H08111918A JP 6243953 A JP6243953 A JP 6243953A JP 24395394 A JP24395394 A JP 24395394A JP H08111918 A JPH08111918 A JP H08111918A
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Haruyuki Okano
治行 岡野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付完了後にタンク内に絶縁ガスを封入した
状態で変流器の1次試験を行えるようにして、変流器試
験の作業および組立作業を容易にする。 【構成】 変流器22cを貫通した導電部材からなる貫
通体82の断路器12b側を変流器22cを収納したタ
ンク81に接続し、貫通体82の断路器12bと反対側
をブッシング89を介してタンク81から外部に導出
し、接地装置42bの接地側を接地装置42bを収納し
たタンク76と絶縁したタンク78に接続し、端子51
およびブッシング89とを接地し、タンク78,81間
に電源装置88を接続する。これによって、接地バー8
6g,86h,86jを取り外し、接地線87d,87
eおよび電源装置88を接続することにより、変流器の
1次試験が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貫通形変流器の一次
試験を行うガス絶縁開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的なガス絶縁開閉装置の単線
結線図、図7は機器の構成図である。図6および図7に
おいて、1は母線、11a,11b,12a,12bは
断路器、21a,21b,21c,22a,22b,2
2cは変流器、31,32は遮断器、41a,41b,
42a,42bは接地装置である。断路器11a,11
b、変流器21a,21b,21c、遮断器31および
接地装置41a,41bで線路ユニット100が構成さ
れている。断路器12a,12b、変流器22a,22
b,22c、遮断器32および接地装置42a,42b
で線路ユニット200が構成されている。線路ユニット
100,200の一方がそれぞれ母線1に接続され、他
方がそれぞれ端子51,52に接続されている。そし
て、端子52には変圧器60が接続されている。
【0003】71は母線1を収納したタンクで、絶縁ガ
スが封入されている。72は断路器11a,11b、変
流器21a,21b、遮断器31および接地装置41
a,41bを収納しタンク71と絶縁スペーサ71aを
介して連結したタンクで、絶縁ガスが封入されている。
73は接地装置41aの接地側が接続され絶縁スペーサ
73aを介してタンク72と連結されたタンクで、絶縁
ガスが封入されている。74は接地装置41bの接地側
が接続され絶縁スペーサ74aを介してタンク72と連
結されたタンクで、絶縁ガスが封入されている。75は
変流器21cが収納され絶縁スペーサ75aを介してタ
ンク72と連結されたタンクで、絶縁ガスが封入されて
いる。なお、タンク75とブッシングからなる端子51
との間は絶縁スペーサ75bを介して連結されている。
【0004】76は断路器12a,12b、変流器22
a,22b、遮断器32および接地装置42a,42b
を収納しタンク71と絶縁スペーサ76aを介して連結
したタンクで、絶縁ガスが封入されている。77は接地
装置42aの接地側が接続され絶縁スペーサ77aを介
してタンク76と連結されたタンクで、絶縁ガスが封入
されている。78は接地装置42bの接地側が接続され
絶縁スペーサ78aを介してタンク76と連結されたタ
ンクで、絶縁ガスが封入されている。
【0005】79は断路器12bと変流器22cとを接
続した導体80を収納し、絶縁スペーサ79aを介して
タンク76と連結されたタンクで、絶縁ガスが封入され
ている。81は変流器22cを収納し絶縁スペーサ81
aを介してタンク79と連結されたタンクで、絶縁ガス
が封入されている。82は変流器22cを貫通した導電
部材からなる貫通体で、断路器12bに近い側がタンク
81に電気的に接続されている。83は変圧器60のブ
ッシング60aおよび端子52を収納し絶縁スペーサ8
3aを介してタンク81と連結されたタンクで、マンホ
ール84が端子52とブッシング60aとの接続部と対
応して設けられている。85はマンホール84を閉寒し
たふたである。なお、タンク83は絶縁スペーサ83b
を介して変圧器60のタンクと連結され、内部に絶縁ガ
スが封入されている。
【0006】タンク72とタンク73,74との間はそ
れぞれ絶縁スペーサ73a,74aで、タンク76とタ
ンク77,78間はそれぞれ絶縁スペーサ77a,78
aで絶縁して固着されている。さらに、タンク76とタ
ンク79との間は絶縁スペーサ79aで、タンク79と
タンク81との間は絶縁スペーサ81aで、タンク81
とタンク83との間は絶縁スペーサ83aで、それぞれ
絶縁して固着されている。86a〜86lは接地バー
で、それぞれタンク71,72間、タンク72,73
間、タンク72,74間、タンク75と端子51との
間、タンク71,76間、タンク76,77間、タンク
76,78間、タンク76,79間、タンク79,81
間、タンク81,83間およびタンク83と変圧器60
のタンクとの間を電気的に接続している。
【0007】以上のように構成された発電所、変電所の
新設や増設の場合に行われる峻工試験は、各機器を現地
の所定の場所に据え付けた後に、使用開始に先立って各
種の試験が行われる。電力系統保護回路の試験として、
単体試験(通称:2次試験)と、組合試験(通称:1次
試験)がある。1次試験では変流器の1次側に試験電流
を通電して2次側が正常に機能するか否かの総合的な性
能試験が行われる。
【0008】図8は変流器22a,22bの貫通1次導
体に電流を流して1次試験を行う場合の一般的な構成図
である。図8において、タンク77は接地線87aで接
地してある。88は一方の端子をタンク78に接続し他
端を接地線87bで接地した電源装置で、変流器22
a,22bの1次導体に所定の電流を通電する。
【0009】上記構成において変流器22a,22bの
1次試験を行う場合は、接地バー86f,86gを取り
外して、断路器12a,12bを開いておく。そして、
接地装置42a,42bおよび遮断器32を閉じること
によって、電源装置88―タンク78―接地装置42b
―遮断器32―接地装置42a―タンク77―接地線8
7a,87bの回路で、電源装置88から変流器22
a,22bの1次電流が流れるので、変流器22a,2
2bの1次試験を行うことができる。
【0010】図7に示す変流器21a,21bの試験も
変流器22a,22bと同様に、接地バー86b,86
cを取り外して、断路器11a,11bを開いておく。
そして、接地装置41a,41bおよび遮断器31を閉
じることによって、両タンク73,74間に電源装置8
8を接続すれば、変流器21a,21bの1次試験を行
うことができる。
【0011】図7に示す変流器21cの試験は、接地バ
ー86gを取り外して、断路器12bおよび接地装置4
1a,41b,42aを開いておく。そして、接地装置
42b、遮断器31,32および断路器11a,11
b,12aを閉じて、端子51を接地することによっ
て、タンク78と接地との間に接続した電源装置88か
ら電流を流すことができる。
【0012】図9は変流器22cの1次試験を行う場合
の構成図である。図9において、接地バー86gを取り
外しておく。タンク83の絶縁ガスを回収してからふた
85を開いて、端子52を外して変圧器60を切り離し
てから接地線87cで接地する。上記構成において、遮
断器32を開いて、接地装置42bおよび断路器12b
を閉じる。これによって、電源装置88―タンク78―
接地装置42b―断路器12b―導体80―接地線87
cの回路で電流を流すことができるので、変流器22c
の1次試験ができる。
【0013】また、変流器21c,22cを組み合わせ
て、その出力である電流により電流継電器または電圧差
動継電器を作動させ、変電所の母線保護をする突き合わ
せ1次試験を行う場合は、図10の回路で行う。
【0014】図10において、接地バー86f,86g
を取り外してブッシングからなる端子51を接地線87
dで接地する。さらに、端子52を取り外して接地線8
7cで導体80を接地する。そして、タンク77,78
間に電源装置88を接続する。ここで、遮断器32およ
び接地装置41a,41bを開いて、断路器11a,1
1b,12a,12b、遮断器31および接地装置42
a,42bを閉じることによって、電源装置88―タン
ク77―接地装置42a―断路器12a―母線1―断路
器11a―遮断器31―断路器11b―端子51―接地
線87d,87c―導体80―断路器12b―接地装置
42b―タンク78―電源装置88の回路が構成され
る。上記回路構成において、電源装置88から両変流器
21c,22cに電流を流して1次試験を行うことがで
きる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は以上のように構成されているので、変流器の試験を
行う際にマンホール84のふた85を開いた状態で端子
52を取り外した上で、接地線87cを導体80に接続
しなければならない。したがって、現地で据え付けが完
了してタンク83内に絶縁ガスが封入されている場合に
は、タンク83内の絶縁ガスをいったん回収してマンホ
ール84のふた85を開けてから、接地線87cを接続
する。また、タンク83に絶縁ガスが封入されていない
で、端子52で導体80と変圧器60のブッシング60
aとを接続する前であったとしても、導体80と接地線
87cとを接続する。そして、試験が完了した時点で接
地線87cを取り外して、端子52で導体80と変圧器
60のブッシング60aとを接続する。さらに、マンホ
ール84のふた85を閉めてからタンク内83内に絶縁
ガスを封入する作業が必要であるため、変流器試験の作
業および組立作業の手順が面倒であるという問題点があ
った。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、タンク内の絶縁ガスを封入した
状態で変流器の1次試験が行えるガス絶縁開閉装置を提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の遮断
器の一方の端子から第1の断路器を介して母線に接続
し、第1の遮断器の他方の端子から第2の断路器と第1
の変流器とを介して第1の端子に接続し、第1の遮断器
の一方の端子に第1の接地装置を他方の端子に第2の接
地装置を接続し、第2の遮断器の一方の端子から第3の
断路器を介して母線に接続し、第2の遮断器の他方の端
子から第4の断路器と第2の変流器とを介して第2の端
子に接続し、第2の遮断器の一方の端子に第3の接地装
置を他方の端子に第4の接地装置を接続し、電源装置か
ら両変流器に試験電流を通電して両変流器の1次試験を
行うようにしたガス絶縁開閉装置に関するものである。
【0018】請求項1は、第2の変流器を貫通した導電
部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2の変流器を
収納した第1のタンクに接続し、貫通体の第4の断路器
と反対側をブッシングを介して第1のタンクから外部に
導出し、第4の接地装置の接地側を第4の接地装置を収
納した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに接続し、
第1の端子とブッシングとを接地し、第1のタンクと第
3のタンクとの間に電源装置を接続できるようにしたも
のである。
【0019】請求項2は、第2の変流器を貫通した導電
部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2の変流器を
収納した第1のタンクに接続し、貫通体の第4の断路器
と反対側をブッシングを介して第1のタンクから外部に
導出し、第4の接地装置の接地側を第4の接地装置を収
納した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに接続し、
第1の端子を接地し、第1のタンクと第2のタンクとを
接続し、ブッシングと第1の端子との間に接地を介して
電源装置を接続できるようにしたものである。
【0020】請求項3は、第2の変流器の第4の断路器
側を第2の変流器の第1のタンクから第1のブッシング
を介して外部に導出し、第2の変流器の第4の断路器と
反対側を第1のタンクから第2のブッシングを介して外
部に導出し、両ブッシング間を第2の変流器を貫通した
接続線で接続し、第4の接地装置の接地側を第4の接地
装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに
接続し、第1の端子と第2のブッシングとを接地し、第
1のブッシングと第3のタンクとの間に電源装置を接続
できるようにしたものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明においては、第2の変流器を貫
通した導電部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2
の変流器を収納した第1のタンクに接続し、貫通体の第
4の断路器と反対側をブッシングを介して第1のタンク
から外部に導出し、第4の接地装置の接地側を第4の接
地装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタンク
に接続し、第1の端子とブッシングとを接地し、第1の
タンクと第3のタンクとの間に電源装置を接続できるよ
うにしたので、電源装置から第1の変流器および第2の
変流器の1次側に電流を流して1次試験ができる。
【0022】請求項2の発明においては、第2の変流器
を貫通した導電部材からなる貫通体の第4の断路器側を
第2の変流器を収納した第1のタンクに接続し、貫通体
の第4の断路器と反対側をブッシングを介して第1のタ
ンクから外部に導出し、第4の接地装置の接地側を第4
の接地装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタ
ンクに接続し、第1の端子を接地し、第1のタンクと第
2のタンクとを接続し、ブッシングと第1の端子との間
に接地を介して電源装置を接続できるようにしたので、
電源装置から第1の変流器および第2の変流器の1次側
に電流を流して1次試験ができる。
【0023】請求項3の発明は、第2の変流器の第4の
断路器側を第2の変流器の第1のタンクから第1のブッ
シングを介して外部に導出し、第2の変流器の第4の断
路器と反対側を第1のタンクから第2のブッシングを介
して外部に導出し、両ブッシング間を第2の変流器を貫
通した接続線で接続し、第4の接地装置の接地側を第4
の接地装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタ
ンクに接続し、第1の端子と第2のブッシングとを接地
し、第1のブッシングと第3のタンクとの間に電源装置
を接続できるようにしたので、電源装置から第1の変流
器および第2の変流器の1次側に電流を流して1次試験
ができる。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は変流器21c,22cの突き合わせ1
次試験を行う実施例1の構成図、図2は図1の要部の構
成図である。図1および図2において、従来と同一符号
のものは、従来と同様のものである。89はタンク81
を貫通したブッシングで、一方が接地線87eで接地さ
れ、他方が変流器22cを貫通した貫通体82の第4の
断路器12bとは反対側に接続されている。そして、電
源装置88はタンク78,79間に接続されている。
【0025】上記構成において、接地バー86g,86
h,86jを取り外して、タンク71,72,75,7
6,79,81と大地との間の接地線(図示せず)を取
り外す。断路器12bおよび接地装置41a,41b,
42aは開いておく。そして、端子51を接地線87d
で接地して断路器11a,11b,12a、遮断器3
1,32および接地装置42bを閉じる。これによっ
て、電源装置88―タンク78―接地装置42b―遮断
器32―断路器12a―母線1―断路器11a―遮断器
31―断路器11b―端子51―接地線87d,87e
―ブッシング89―貫通体82―タンク81―接地バー
86i―タンク79―電源装置88の回路が構成され
て、電源装置88から変流器21c,22cの1次側に
電流が流れる。
【0026】以上のように実施例1の構成によれば、マ
ンホール84のふた85を開ける必要がなく、各タンク
の外部で接地バー86g,86h,86jを取り外し、
接地線87d,87eおよび電源装置88を接続するこ
とにより、変流器21c,22cの突き合わせ1次試験
ができる。
【0027】実施例2.図3は変流器21c,22cの
突き合わせ1次試験を行う実施例2の構成図である。図
3において、電源装置88はブッシング89と端子51
との間に接地線87d,87eを介して接続されてい
る。そして、タンク78,79間は接続線90で接続さ
れている。これによって、電源装置88―ブッシング8
9―貫通体82―タンク81―接地バー86i―タンク
79―接続線90―タンク78―接地装置42b―遮断
器32―断路器12a―母線1―断路器11a―遮断器
31―断路器11b―端子51―接地線87d,87e
―電源装置88の回路が構成されて、電源装置88から
変流器21c,22cの一次側に電流が流れる。
【0028】以上のように実施例2の構成によれば、マ
ンホール84のふた85を開ける必要がなく、各タンク
の外部で接地バー86g,86h,86jを取り外し、
さらに接地線87d,87eおよび電源装置88を接続
することにより、変流器21c,22cの突き合わせ1
次試験ができる。
【0029】実施例3.図4は変流器21c,22cの
突き合わせ1次試験を行う実施例3の構成図、図5は図
4の要部の構成図である。図4および図5において、9
1は変流器22cの断路器12b側でタンク81から外
部に導出したブッシング、92は変流器22cを貫通し
た接続線で、両ブッシング89,91間を接続してい
る。93はブッシング91とタンク79とを接続した接
続線である。そして、電源装置88はタンク78,79
間に接続されている。
【0030】上記構成において、接地バー86g,86
h,86i,86jを取り外し、断路器12bおよび接
地装置41a,41b,42aを開いておく。そして、
断路器11a,11b,12a、遮断器31,32およ
び接地装置42bを閉じる。これによって、電源装置8
8―タンク78―接地装置42b―遮断器32―断路器
12a―母線1―断路器11a―遮断器31―断路器1
1b―端子51―接地線87d,87e―ブッシング8
9―接続線92―ブッシング91―接続線93―タンク
79―電源装置88の回路が構成されて、電源装置88
から変流器21c,22cに電流が流れる。
【0031】上記において、電源装置88を実施例2と
同様にブッシング89と大地との間に接続してもよい。
以上のように実施例3の構成によれば、マンホール84
のふた85を開ける必要がなく、各タンクの外部で接地
バー86g,86h,86i,86jを取り外し、接地
線87d,87eおよび電源装置88を接続することに
より、変流器21c,22cの突き合わせ1次試験がで
きる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明では、第2の変流器を貫
通した導電部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2
の変流器を収納した第1のタンクに接続し、貫通体の第
4の断路器と反対側をブッシングを介して第1のタンク
から外部に導出し、第4の接地装置の接地側を第4の接
地装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタンク
に接続し、第1の端子とブッシングとを接地し、第1の
タンクと第3のタンクとの間に電源装置を接続できるよ
うにしたので、各機器類のタンクの外部での作業のみで
よいため、据付手順を阻害することなく変流器試験が容
易にできる。
【0033】請求項2の発明では、第2の変流器を貫通
した導電部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2の
変流器を収納した第1のタンクに接続し、貫通体の第4
の断路器と反対側をブッシングを介して第1のタンクか
ら外部に導出し、第4の接地装置の接地側を第4の接地
装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに
接続し、第1の端子を接地し、第1のタンクと第2のタ
ンクとを接続し、ブッシングと第1の端子との間に接地
を介して電源装置を接続できるようにしたので、各機器
類のタンクの外部での作業のみでよいため、据付手順を
阻害することなく変流器試験を容易にできる。
【0034】請求項3の発明では、第2の変流器を貫通
した導電部材からなる貫通体の第4の断路器側を第2の
変流器の第1のタンクから第1のブッシングを介して外
部に導出し、第2の変流器の第4の断路器と反対側を第
1のタンクから第2のブッシングを介して外部に導出
し、両ブッシング間を第2の変流器を貫通した接続線で
接続し、第4の接地装置の接地側を第4の接地装置を収
納した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに接続し、
第1の端子と第2のブッシングとを接地し、第1のブッ
シングと第3のタンクとの間に電源装置を接続できるよ
うにしたので、各機器類のタンクの外部での作業のみで
よいため、据付作業の手順を阻害することなく変流器試
験が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】 図1の要部を示す構成図である。
【図3】 発明の実施例2を示す構成図である。
【図4】 発明の実施例3を示す構成図である。
【図5】 図4の要部を示す構成図である。
【図6】 一般的なガス絶縁開閉装置の単線結線図であ
る。
【図7】 従来のガス絶縁開閉装置の構成図である。
【図8】 変流器の試験回路を示す構成図である。
【図9】 変流器の試験回路を示す構成図である。
【図10】 変流器の突き合わせ試験回路を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 母線、11a,11b,12a,12b 断路器、
21c,22c 変流器、31,32 遮断器、41
a,41b,42a,42b 接地装置、51,52
端子、76,78,81 タンク、82 貫通体、88
電源装置、89,91 ブッシング、92 接続線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の遮断器の一方の端子から第1の断
    路器を介して母線に接続し、上記第1の遮断器の他方の
    端子から第2の断路器と第1の変流器とを介して第1の
    端子に接続し、上記第1の遮断器の一方の端子に第1の
    接地装置を他方の端子に第2の接地装置を接続し、第2
    の遮断器の一方の端子から第3の断路器を介して上記母
    線に接続し、上記第2の遮断器の他方の端子から第4の
    断路器と第2の変流器とを介して第2の端子に接続し、
    上記第2の遮断器の一方の端子に第3の接地装置を他方
    の端子に第4の接地装置を接続し、電源装置から上記両
    変流器に試験電流を通電して上記両変流器の1次試験を
    行うようにしたガス絶縁開閉装置において、上記第2の
    変流器を貫通した導電部材からなる貫通体の上記第4の
    断路器側を上記第2の変流器を収納した第1のタンクに
    接続し、上記貫通体の上記第4の断路器と反対側をブッ
    シングを介して上記第1のタンクから外部に導出し、上
    記第4の接地装置の接地側を上記第4の接地装置を収納
    した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに接続し、上
    記第1の端子と上記ブッシングとを接地し、上記第1の
    タンクと上記第3のタンクとの間に上記電源装置を接続
    できるようにしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 第1の遮断器の一方の端子から第1の断
    路器を介して母線に接続し、上記第1の遮断器の他方の
    端子から第2の断路器と第1の変流器とを介して第1の
    端子に接続し、上記第1の遮断器の一方の端子に第1の
    接地装置を他方の端子に第2の接地装置を接続し、第2
    の遮断器の一方の端子から第3の断路器を介して上記母
    線に接続し、上記第2の遮断器の他方の端子から第4の
    断路器と第2の変流器とを介して第2の端子に接続し、
    上記第2の遮断器の一方の端子に第3の接地装置を他方
    の端子に第4の接地装置を接続し、電源装置から上記両
    変流器に試験電流を通電して上記両変流器の1次試験を
    行うようにしたガス絶縁開閉装置において、上記第2の
    変流器を貫通した導電部材からなる貫通体の上記第4の
    断路器側を上記第2の変流器を収納した第1のタンクに
    接続し、上記貫通体の上記第4の断路器と反対側をブッ
    シングを介して上記第1のタンクから外部に導出し、上
    記第4の接地装置の接地側を上記第4の接地装置を収納
    した第2のタンクと絶縁した第3のタンクに接続し、上
    記第1の端子を接地し、上記第1のタンクと上記第2の
    タンクとを接続し、上記ブッシングと上記第1の端子と
    の間に接地を介して上記電源装置を接続できるようにし
    たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 第1の遮断器の一方の端子から第1の断
    路器を介して母線に接続し、上記第1の遮断器の他方の
    端子から第2の断路器と第1の変流器とを介して第1の
    端子に接続し、上記第1の遮断器の一方の端子に第1の
    接地装置を他方の端子に第2の接地装置を接続し、第2
    の遮断器の一方の端子から第3の断路器を介して上記母
    線に接続し、上記第2の遮断器の他方の端子から第4の
    断路器と第2の変流器とを介して第2の端子に接続し、
    上記第2の遮断器の一方の端子に第3の接地装置を他方
    の端子に第4の接地装置を接続し、電源装置から上記両
    変流器に試験電流を通電して上記両変流器の1次試験を
    行うようにしたガス絶縁開閉装置において、上記第2の
    変流器の上記第4の断路器側を上記第2の変流器の第1
    のタンクから第1のブッシングを介して外部に導出し、
    上記第2の変流器の上記第4の断路器と反対側を上記第
    1のタンクから第2のブッシングを介して外部に導出
    し、上記両ブッシング間を上記第2の変流器を貫通した
    接続線で接続し、上記第4の接地装置の接地側を上記第
    4の接地装置を収納した第2のタンクと絶縁した第3の
    タンクに接続し、上記第1の端子と上記第2のブッシン
    グとを接地し、上記第1のブッシングと上記第3のタン
    クとの間に上記電源装置を接続できるようにしたことを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529053A (ja) * 2010-06-17 2013-07-11 中国電力科学研究院 ガス絶縁開閉装置(gis)変電所内の非常に高速な過渡過電圧の発生をシミュレートする方法およびこの試験回路

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